JPH0563410U - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

Info

Publication number
JPH0563410U
JPH0563410U JP485892U JP485892U JPH0563410U JP H0563410 U JPH0563410 U JP H0563410U JP 485892 U JP485892 U JP 485892U JP 485892 U JP485892 U JP 485892U JP H0563410 U JPH0563410 U JP H0563410U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
recess
lid
elastic
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP485892U
Other languages
English (en)
Inventor
聰一郎 山下
Original Assignee
龍宝堂製薬株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 龍宝堂製薬株式会社 filed Critical 龍宝堂製薬株式会社
Priority to JP485892U priority Critical patent/JPH0563410U/ja
Publication of JPH0563410U publication Critical patent/JPH0563410U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧料を充填した中皿4の上縁と、蓋体2の
内面の弾性パッキン11との密着性を向上させると共
に、蓋体2のはね上げ用弾性体18の組込みを容易にす
る。 【構成】 中皿4の下面に弾性板14を挿入し、この弾
性板14に、蓋体2のはね上げ用弾性体18を一体に形
成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、中皿に充填した化粧料の飛散や揮発、乾燥固化等の変質を防止す ることができる密閉式のコンパクト容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術と課題】
コンパクト容器は、中皿を収容する中皿収容凹部を有する容器本体と、この容 器本体の上面を覆う蓋体とからなり、蓋体の後方下面に連結部を形成し、この連 結部が嵌まる連結用凹部を容器本体の周壁に形成し、蓋体の連結部を容器本体の 連結用凹部に嵌め入れて蓋体を容器本体に開閉自在にヒンジ結合した構造になっ ている。
【0003】 そして、密閉式のものでは、さらに、蓋体の内面に、容器本体の中皿収容凹部 に収容した中皿の上縁に密着する弾性パッキンを取付けているが、この弾性パッ キンだけでは、密閉性がいまだ不十分である。
【0004】 また、コンパクト容器は、蓋体を開ける際に、蓋体を容器本体に対してロック しているロック部材を解除すると、蓋体が上方へ少しはね上がるようにしておく ことが使用上便利であるが、そのためには、蓋体と容器本体との間に、上記密閉 用の弾性パッキンと別に、はね上げ用弾性体を組込む必要があり、その組立てに 手間がかかるという問題がある。
【0005】 そこで、この考案は、はね上げ用弾性体の組込みが容易で、しかも密閉性がさ らに向上したコンパクト容器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、上記のような密閉式のコンパクト 容器において、連結用凹部を形成した容器本体の周壁に、容器本体の中皿収容凹 部と連結用凹部とを連通する連通部を形成し、この連通部の前面に対向するよう にストッパー壁を容器本体の中皿収容凹部の底面に一体に形成し、中皿の下面と 容器本体の中皿収容凹部の底面との間に弾性板を挿入し、この弾性板にストッパ ー壁を挿し入れる挿入孔を形成し、上記ストッパー壁と容器本体の周壁の内面と の間に挿入される立上り部と、上記連通部に挿し入れられ、後端が蓋体の連結部 の内面を押圧する押圧部とからなるはね上げ用弾性体を、前記弾性板に一体に形 成したのである。
【0007】 また、上記のような密閉式のコンパクト容器において、連結用凹部を形成した 容器本体の周壁に、容器本体の中皿収容凹部と連結用凹部とを連通する連通部を 形成し、中皿の下面と容器本体の中皿収容凹部の底面との間に弾性板を挿入し、 この弾性板に、連結用凹部を形成した容器本体の周壁の内面に沿って立上がる立 上り部と、上記連通部に挿し入れられ、後端が蓋体の連結部の内面を押圧する押 圧部とからなるはね上げ用弾性体を一体に形成し、この蓋はね上げ用弾性体の立 上り部の内面を、容器本体の中皿収容凹部と中皿との間に挿入する中枠によって 係止してもよい。
【0008】
【作用】
上記の手段によると、蓋体のはね上げ用弾性体が、中皿の下面と容器本体の中 皿収容凹部の底面との間に挿入する弾性板に一体に形成されているため、組立て が容易である。
【0009】 また、中皿は、その下面の弾性板によって上方に付勢されるため、中皿の上縁 と蓋体の内面の弾性パッキンとの密着性がより向上する。
【0010】
【実施例】
図1〜図3は、この考案の第1の実施例を示している。
【0011】 このコンパクト容器は、容器本体1と、この容器本体1の上面を覆う蓋体2と からなる。
【0012】 上記容器本体1には、化粧料3を充填した中皿4を収容する中皿収容凹部5が 形成されている。
【0013】 上記蓋体2の後方下面には、連結部6が形成され、容器本体1の後方の周壁に は、連結部6が嵌まる連結用凹部7が形成されている。そして、蓋体2と容器本 体1とは、蓋体2の連結部6を容器本体1の連結用凹部7に嵌め入れ、ピン8に よって開閉自在にヒンジ結合されている。
【0014】 また、蓋体2の前方下面には、ロック用のロック爪9が形成され、容器本体1 に、上記ロック爪9と係合するロック部材10を設け、ロック部材10を押すと 、ロック爪9との係合が解除するようになっている。
【0015】 上記蓋体2の内面には、容器本体1の中皿収容凹部5に収容した中皿4の上縁 に密着する弾性パッキン11が取付けられている。
【0016】 上記連結用凹部7を形成した容器本体1の周壁には、中皿収容凹部5と連結用 凹部7とを連通する連通部12が形成され、中皿収容凹部5の底面には、連通部 12の前面に対向するようにストッパー壁13が一体に形成されている。
【0017】 そして、中皿4の下面と容器本体1の中皿収容凹部5の底面との間には、合成 ゴム等の弾性材料によって形成された弾性板14が挿入されている。
【0018】 上記弾性板14には、中皿収容凹部5に形成したストッパー壁13を挿し入れ る挿入孔15が形成されている。また、上記弾性板14には、上記ストッパー壁 13と容器本体1の周壁の内面との間に挿入される立上り部16と、上記連通部 12に挿し入れられ、後端が蓋体2の連結部6の内面を押圧する押圧部17とか らなるはね上げ用弾性体18が一体に形成されている。さらに、弾性板14の上 面には、同心円状に膨出部19が複数形成されている。
【0019】 上記のように構成されたコンパクト容器は、図2に示すように、蓋体2を閉じ た状態において、はね上げ用弾性体18の押圧部17が、蓋体2の連結部6の内 面を押圧しているので、図3に示すように、ロック部材10を押して蓋体2のロ ック爪9との係合を解除すると、蓋体2が上方にはね上がる。
【0020】 また、中皿4は、下面の弾性板14によって上方に付勢されるため、中皿4の 上縁と蓋体2の内面の弾性パッキン11との密着性が向上する。
【0021】 次に、図4〜図6に示すこの考案の第2の実施例について説明する。
【0022】 この実施例は、容器本体1の中皿収容凹部5の内側に、中枠20を嵌め入れ、 この中枠20によって中皿4を保持するようになっている。そして、この中枠2 0によって、はね上げ用弾性体18の立上り部16の前面を支持するようになっ ており、第1の実施例のように、容器本体1にはストッパー壁13が設けられて いない。
【0023】 その他の構成は、第1の実施例と同一であり、対応するものについては同一の 符号を付している。
【0024】
【考案の効果】
この考案によれば、以上のように、組立てが容易で、密閉性に富むコンパクト 容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例を示す分解斜視図
【図2】蓋体を閉じた状態を示す同上の縦断面図
【図3】蓋体のロックを解除した状態を示す同上の縦断
面図
【図4】この考案の第2の実施例を示す分解斜視図
【図5】蓋体を閉じた状態を示す同上の縦断面図
【図6】蓋体のロックを解除した状態を示す同上の縦断
面図
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 化粧料 4 中皿 5 中皿収容凹部 6 連結部 7 連結用凹部 8 ピン 9 ロック爪 10 ロック部材 11 弾性パッキン 12 連通部 13 ストッパー壁 14 弾性板 15 挿入孔 16 立上り部 17 押圧部 18 はね上げ用弾性体 19 膨出部 20 中枠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中皿を収容する中皿収容凹部を有する容
    器本体と、この容器本体の上面を覆う蓋体とからなり、
    蓋体の後方下面に連結部を形成し、この連結部が嵌まる
    連結用凹部を容器本体の周壁に形成し、蓋体の連結部を
    容器本体の連結用凹部に嵌め入れて蓋体を容器本体に開
    閉自在にヒンジ結合し、蓋体の内面に、容器本体の中皿
    収容凹部に収容した中皿の上縁に密着する弾性パッキン
    を取付けた密閉式のコンパクト容器において、連結用凹
    部を形成した容器本体の周壁に、容器本体の中皿収容凹
    部と連結用凹部とを連通する連通部を形成し、この連通
    部の前面に対向するようにストッパー壁を容器本体の中
    皿収容凹部の底面に一体に形成し、中皿の下面と容器本
    体の中皿収容凹部の底面との間に弾性板を挿入し、この
    弾性板にストッパー壁を挿し入れる挿入孔を形成し、上
    記ストッパー壁と容器本体の周壁の内面との間に挿入さ
    れる立上り部と、上記連通部に挿し入れられ、後端が蓋
    体の連結部の内面を押圧する押圧部とからなるはね上げ
    用弾性体を、前記弾性板に一体に形成したことを特徴と
    するコンパクト容器。
  2. 【請求項2】 中皿を収容する中皿収容凹部を有する容
    器本体と、この容器本体の上面を覆う蓋体とからなり、
    蓋体の後方下面に連結部を形成し、この連結部が嵌まる
    連結用凹部を容器本体の周壁に形成し、蓋体の連結部を
    容器本体の連結用凹部に嵌め入れて蓋体を容器本体に開
    閉自在にヒンジ結合し、蓋体の内面に、容器本体の中皿
    収容凹部に収容した中皿の上縁に密着する弾性パッキン
    を取付けた密閉式のコンパクト容器において、連結用凹
    部を形成した容器本体の周壁に、容器本体の中皿収容凹
    部と連結用凹部とを連通する連通部を形成し、中皿の下
    面と容器本体の中皿収容凹部の底面との間に弾性板を挿
    入し、この弾性板に、連結用凹部を形成した容器本体の
    周壁の内面に沿って立上がる立上り部と、上記連通部に
    挿し入れられ、後端が蓋体の連結部の内面を押圧する押
    圧部とからなるはね上げ用弾性体を一体に形成し、この
    はね上げ用弾性体の立上り部の内面を、容器本体の中皿
    収容凹部と中皿との間に挿入する中枠によって係止した
    ことを特徴とするコンパクト容器。
JP485892U 1992-02-10 1992-02-10 コンパクト容器 Pending JPH0563410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP485892U JPH0563410U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 コンパクト容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP485892U JPH0563410U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 コンパクト容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0563410U true JPH0563410U (ja) 1993-08-24

Family

ID=11595378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP485892U Pending JPH0563410U (ja) 1992-02-10 1992-02-10 コンパクト容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0563410U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2274659A1 (en) Freely openable container
JPH0563410U (ja) コンパクト容器
JPH0625215Y2 (ja) コンパクト容器
JP3666726B2 (ja) 錠剤容器
KR20100004830U (ko) 플라스틱재 음식용기
JPH0625216Y2 (ja) コンパクト容器
JP3579183B2 (ja) 密閉性容器
JP2519997Y2 (ja) 注出キャップ
KR101961358B1 (ko) 밀폐 구조가 개선된 화장품 용기
CN219524816U (zh) 盖体启闭结构及盖组件
JPS6025929Y2 (ja) 化粧用コンパクト
JP3678030B2 (ja) 小蓋付キャップ
JPS62177406U (ja)
JPH0454125Y2 (ja)
JPH0414350Y2 (ja)
JPH0710660Y2 (ja) コンパクトケース
JP3708327B2 (ja) 気密性容器
JP2556980Y2 (ja) 化粧品充填皿収納用の簡易容器
JP2515204Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JPH0752647Y2 (ja) コンパクト容器
JP2561376Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JP2000139551A (ja) 気密化粧料容器
JPS5918992Y2 (ja) スプ−ンを保持する容器蓋
JPS5934705U (ja) 詰め替え可能なコンパクト容器
JPH0538669Y2 (ja)