JPH0553704B2 - - Google Patents
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- JPH0553704B2 JPH0553704B2 JP19420786A JP19420786A JPH0553704B2 JP H0553704 B2 JPH0553704 B2 JP H0553704B2 JP 19420786 A JP19420786 A JP 19420786A JP 19420786 A JP19420786 A JP 19420786A JP H0553704 B2 JPH0553704 B2 JP H0553704B2
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、帯状材料(ストリツプ)に連続的
に焼鈍等の処理を施す鉄鋼プロセスライなどに用
いて好適の張力制御装置に関し、特に、上記帯状
材料の張力を一定に保つための張力制御装置に関
するものである。
に焼鈍等の処理を施す鉄鋼プロセスライなどに用
いて好適の張力制御装置に関し、特に、上記帯状
材料の張力を一定に保つための張力制御装置に関
するものである。
[従来の技術]
第4図はこの種の従来の張力制御装置を示す構
成図であり、図において、A,B,C,Dは帯状
材料1を連続的に処理するプロセスラインを単位
ごとに分割した処理設備内の中央処理セクシヨン
である。
成図であり、図において、A,B,C,Dは帯状
材料1を連続的に処理するプロセスラインを単位
ごとに分割した処理設備内の中央処理セクシヨン
である。
これらの各セクシヨンA,B,C,D内には、
帯状材料1を搬送する複数の帯状材料搬送用ロー
ル(ヘルパロール)2と、各ロール2をそれぞれ
駆動する電動機(M)3と、セクシヨンA,B,C,
D内のこれら電動機3をグループごとに一括制御
する駆動電源装置4と、モータ速度の制御機能を
有する速度調整器5とがそなえられており、帯状
材料1はセクシヨンAからセクシヨンD方向に搬
送される。なお、第4図中において、セクシヨン
B,C,Dにも、図示しないがセクシヨAと同様
に、ロール2、電動機3および駆動電源装置4が
そなえられている。
帯状材料1を搬送する複数の帯状材料搬送用ロー
ル(ヘルパロール)2と、各ロール2をそれぞれ
駆動する電動機(M)3と、セクシヨンA,B,C,
D内のこれら電動機3をグループごとに一括制御
する駆動電源装置4と、モータ速度の制御機能を
有する速度調整器5とがそなえられており、帯状
材料1はセクシヨンAからセクシヨンD方向に搬
送される。なお、第4図中において、セクシヨン
B,C,Dにも、図示しないがセクシヨAと同様
に、ロール2、電動機3および駆動電源装置4が
そなえられている。
また、セクシヨンA,B,C,Dからなるプロ
スラインの入口側および出口側にも、それぞれ、
帯状材料用ロールとして入口側ブライドルロール
2Aおよび出口側ブライドルロール2Bと、同ロ
ール2A,2Bをそれぞれ駆動する電動機(M)3
A,3Bと、同電動機3A,3Bをそれぞれ制御
する駆動電源装置4A,4Bと、モータ速度の制
御機能を有する速度調整器5A,5Bとがそなえ
られている。
スラインの入口側および出口側にも、それぞれ、
帯状材料用ロールとして入口側ブライドルロール
2Aおよび出口側ブライドルロール2Bと、同ロ
ール2A,2Bをそれぞれ駆動する電動機(M)3
A,3Bと、同電動機3A,3Bをそれぞれ制御
する駆動電源装置4A,4Bと、モータ速度の制
御機能を有する速度調整器5A,5Bとがそなえ
られている。
さらに、上記の速度調整器5,5A,5Bに
は、速度基準信号発生器8が接続され、この速度
基準信号発生器8からの速度基準信号を受けて、
速度調整器5,5A,5Bにより、ロール2,2
A,2Bの回転速度が制御されるようになつてい
る。
は、速度基準信号発生器8が接続され、この速度
基準信号発生器8からの速度基準信号を受けて、
速度調整器5,5A,5Bにより、ロール2,2
A,2Bの回転速度が制御されるようになつてい
る。
一方、各セクシヨンA,B,C,Dには、それ
ぞれ対応する符号を付して示すように、出口側の
適所に張力検出器6a,6b,6c,6dと、張
力設定器7a,7b,7c,7dとが配設されて
いる。
ぞれ対応する符号を付して示すように、出口側の
適所に張力検出器6a,6b,6c,6dと、張
力設定器7a,7b,7c,7dとが配設されて
いる。
上述の構成により、各セクシヨンA,B,C,
Dごとに、例えばセクシヨンAにおいて、張力検
出器6aで検出された張力検出地信号Taは、張
力設定器7aの設定値と比較されて、その偏差信
号が、速度基準信号発生器8からのプロセスライ
ン全体の速度基準信号に加算され、この加算後に
得られる制御信号が速度調整器5に入力される。
Dごとに、例えばセクシヨンAにおいて、張力検
出器6aで検出された張力検出地信号Taは、張
力設定器7aの設定値と比較されて、その偏差信
号が、速度基準信号発生器8からのプロセスライ
ン全体の速度基準信号に加算され、この加算後に
得られる制御信号が速度調整器5に入力される。
これによつて、ロール2の速度が、基準速度の
近辺を上下に変化するように制御され、帯状材料
1の張力が変化して、最終的には、上述の検出値
信号Taと張力設定器7aの設定値とが一致する
ように制御されることになる。
近辺を上下に変化するように制御され、帯状材料
1の張力が変化して、最終的には、上述の検出値
信号Taと張力設定器7aの設定値とが一致する
ように制御されることになる。
このような制御ループが他のセクシヨンB,
C,Dにも形成されて、各セクシヨンA,B,
C,Dごとにそれぞれ独立した張力制御が行なわ
れるようになつている。
C,Dにも形成されて、各セクシヨンA,B,
C,Dごとにそれぞれ独立した張力制御が行なわ
れるようになつている。
なお、第4図中のTb,Tc,Tdはそれぞれセ
クシヨンB,C,Dにおいて張力検出器6b,6
c,6dで検出された張力検出値信号である。
クシヨンB,C,Dにおいて張力検出器6b,6
c,6dで検出された張力検出値信号である。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来の張力制御装置は以上のよ
うに構成されているので、一定速度で運転されて
いる場合には、所定の張力分布パターンに従つて
制御されるが、中央処理セクシヨンA,B,Cあ
るいはDの加減速中には、入口側ブライドルロー
ル2A、出口側ブライドルロール2Bやロール2
の揃速性のアンバランスにより、帯状材料1の張
力が急激に大きく変動し、これを適確に制御する
ことは困難である。
うに構成されているので、一定速度で運転されて
いる場合には、所定の張力分布パターンに従つて
制御されるが、中央処理セクシヨンA,B,Cあ
るいはDの加減速中には、入口側ブライドルロー
ル2A、出口側ブライドルロール2Bやロール2
の揃速性のアンバランスにより、帯状材料1の張
力が急激に大きく変動し、これを適確に制御する
ことは困難である。
また、一定速運転中の張力安定性を増すため、
各ロール2,2A,2Bを駆動する電動機3,3
A,3Bの垂下特性における垂下量(Droop量)
は大きく設定されており、これがさらに加減速中
の揃速性のアンバランスを増長させる結果となつ
ている。
各ロール2,2A,2Bを駆動する電動機3,3
A,3Bの垂下特性における垂下量(Droop量)
は大きく設定されており、これがさらに加減速中
の揃速性のアンバランスを増長させる結果となつ
ている。
このため、加減速中の張力変動を十分に抑える
ことは不可能であり、ロール2,2A,2Bと帯
状材料1との間でスリツプが生じて、製品の品質
が低下するなどの問題点があつた。
ことは不可能であり、ロール2,2A,2Bと帯
状材料1との間でスリツプが生じて、製品の品質
が低下するなどの問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、一定速運転中の安定性を損な
うことなく、加減速中の帯状材料搬送用ロールの
揃速性を高めることにより、帯状材料の張力変動
を低減できるようにした、張力制御装置を得るこ
とを目的とする。
になされたもので、一定速運転中の安定性を損な
うことなく、加減速中の帯状材料搬送用ロールの
揃速性を高めることにより、帯状材料の張力変動
を低減できるようにした、張力制御装置を得るこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る張力制御装置は、プロセスライ
ンの適所に配設された張力検出器と、上記電動機
の負荷による垂下特性設定器とが設けられるとと
もに、上記の張力検出器および垂下特性設定器か
らの信号を受けて帯状材料搬送用ロールを駆動す
る電動機へ張力制御信号を出力する制御器が設け
られて、上記垂下特性設定器が上記電動機の垂下
特性を所望の特性に変更しうるように構成された
ものである。
ンの適所に配設された張力検出器と、上記電動機
の負荷による垂下特性設定器とが設けられるとと
もに、上記の張力検出器および垂下特性設定器か
らの信号を受けて帯状材料搬送用ロールを駆動す
る電動機へ張力制御信号を出力する制御器が設け
られて、上記垂下特性設定器が上記電動機の垂下
特性を所望の特性に変更しうるように構成された
ものである。
[作用]
この発明における張力制御装置では、電動機
は、張力検出器および垂下特性設定器からの信号
に基づき制御器により制御される。このとき、上
記垂下特性設定器において、上記電動機の垂下特
性は所望の特性に変更される。そして、上記電動
機により、帯状材料搬送用ロールの回転速度が調
整され、帯状材料の張力が制御される。
は、張力検出器および垂下特性設定器からの信号
に基づき制御器により制御される。このとき、上
記垂下特性設定器において、上記電動機の垂下特
性は所望の特性に変更される。そして、上記電動
機により、帯状材料搬送用ロールの回転速度が調
整され、帯状材料の張力が制御される。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例の図について説明す
る。第1図はこの発明の一実施例による張力制御
装置を示す構成図であり、図において、第4図と
同一部分は同一符号を付して示しており、その説
明は省略する。
る。第1図はこの発明の一実施例による張力制御
装置を示す構成図であり、図において、第4図と
同一部分は同一符号を付して示しており、その説
明は省略する。
9,9A,9Bは制御器としての速度制御装置
であり、これらの速度制御装置9,9A,9B
は、それぞれ電動機3,3A,3Bの負荷による
垂下特性を外部から設定・変更されるようになつ
ていて、従来装置における速度調整器5,5A,
5Bに対応するものである。
であり、これらの速度制御装置9,9A,9B
は、それぞれ電動機3,3A,3Bの負荷による
垂下特性を外部から設定・変更されるようになつ
ていて、従来装置における速度調整器5,5A,
5Bに対応するものである。
また、10は速度制御装置9,9A,9Bに接
続される垂下特性設定器であり、この垂下特性設
定器10は、中央処理セクシヨンA,B,C,D
の運転状態に応じ各電動機3,3A,3Bの最適
な垂下量(Droop量)を演算し、各速度制御装置
9,9A,9Bへ出力するものである。
続される垂下特性設定器であり、この垂下特性設
定器10は、中央処理セクシヨンA,B,C,D
の運転状態に応じ各電動機3,3A,3Bの最適
な垂下量(Droop量)を演算し、各速度制御装置
9,9A,9Bへ出力するものである。
そして、本実施例の垂下特性設定器10では、
速度基準信号発生器8からの信号を受け、動電機
3,3A,3Bによる一定速運転中は垂下特性の
垂下量が大きくなるように変更される一方、電動
機3,3A,3Bによる加減速中は上記一定速運
転中に比べ上記垂下特性の垂下量が小さくなるよ
うに変更される。
速度基準信号発生器8からの信号を受け、動電機
3,3A,3Bによる一定速運転中は垂下特性の
垂下量が大きくなるように変更される一方、電動
機3,3A,3Bによる加減速中は上記一定速運
転中に比べ上記垂下特性の垂下量が小さくなるよ
うに変更される。
さらに、速度制御装置9,9A,9Bは、それ
ぞれプロセスライン内のロール(ヘルパロール)
2、入口側ブライドルロール2Aおよび出口側ブ
ライドルロール2Bの回転速度を制御して、帯状
材料1(ストリツプ)の張力制御を行なうべく、
張力検出機6a,6b,6c,6dおよび垂下特
性設定機10からの信号を受けて、駆動電源装置
4へ張力制御信号を出力する。
ぞれプロセスライン内のロール(ヘルパロール)
2、入口側ブライドルロール2Aおよび出口側ブ
ライドルロール2Bの回転速度を制御して、帯状
材料1(ストリツプ)の張力制御を行なうべく、
張力検出機6a,6b,6c,6dおよび垂下特
性設定機10からの信号を受けて、駆動電源装置
4へ張力制御信号を出力する。
次に動作について第2図a,bにより説明す
る。中央処理セクシヨンA,B,C,Dが一定速
度で運転されている場合(第2図中の,,
の範囲)には、プロセスラインの張力安定性を増
すため、垂下特性の垂下量を大きな値に設定し、
外乱より張力変動が発生しても、従来と同様の張
力制御プールにより速やかに所定の張力設定値に
制御することができる。これによりロール2,2
A,2Bと帯状材料1との間においてスリツプが
発生するのを防止できる。
る。中央処理セクシヨンA,B,C,Dが一定速
度で運転されている場合(第2図中の,,
の範囲)には、プロセスラインの張力安定性を増
すため、垂下特性の垂下量を大きな値に設定し、
外乱より張力変動が発生しても、従来と同様の張
力制御プールにより速やかに所定の張力設定値に
制御することができる。これによりロール2,2
A,2Bと帯状材料1との間においてスリツプが
発生するのを防止できる。
一方、中央処理セクシヨンA,B,C,Dの電
動機3が加速中(第2図中のの範囲)または減
速中(第2図中のの範囲)には、負荷による加
減速遅れが生じないようにして揃速性を増すた
め、垂下特性の垂下量を一定速運転中に比べ小さ
な値に設定し、ブライドルロール2A,2Bおよ
びロール2の揃速性を高め、発生する張力変動を
抑えることができる。
動機3が加速中(第2図中のの範囲)または減
速中(第2図中のの範囲)には、負荷による加
減速遅れが生じないようにして揃速性を増すた
め、垂下特性の垂下量を一定速運転中に比べ小さ
な値に設定し、ブライドルロール2A,2Bおよ
びロール2の揃速性を高め、発生する張力変動を
抑えることができる。
なお、ブライドルロール2A,2Bとロール2
とにおいては、その加減速中に必要な加減速トル
クがそれぞれ異なるほか、定常負荷に対する加減
速負荷の場合がそれぞれ異なるため、垂下量の設
定値は、第2図bにそれぞれ鎖線と実線とで示す
ように、異なつた値となつている。
とにおいては、その加減速中に必要な加減速トル
クがそれぞれ異なるほか、定常負荷に対する加減
速負荷の場合がそれぞれ異なるため、垂下量の設
定値は、第2図bにそれぞれ鎖線と実線とで示す
ように、異なつた値となつている。
このように、垂下特性設定器10により、電動
機3,3A,3Bの垂下量が、プロセスラインの
運転状態に応じて最適の値に設定されるようにな
るため、帯状材料1の張力変動が確実に低減さ
れ、品質の優れた製品を製造できるようになるの
である。
機3,3A,3Bの垂下量が、プロセスラインの
運転状態に応じて最適の値に設定されるようにな
るため、帯状材料1の張力変動が確実に低減さ
れ、品質の優れた製品を製造できるようになるの
である。
なお、上記実施例では、複数のロール2,2
A,2Bを駆動する複数の電動機3,3A,3B
に対し、一括してグループ制御する駆動電源装置
4,4A,4Bおよび速度制御装置9,9A,9
Bをそなえているが、各ロール2の慣性能率の値
は個々に異なるため、垂下量も個々に設定するこ
とが望ましく、個々の電動機3,3A,3Bに1
対1の駆動電源装置4,4A,4Bおよび速度制
御装置9,9A,9Bをそなえて、各電動機3,
3A,3Bの垂下特性を別個独立に変更するよう
にしてもよい。
A,2Bを駆動する複数の電動機3,3A,3B
に対し、一括してグループ制御する駆動電源装置
4,4A,4Bおよび速度制御装置9,9A,9
Bをそなえているが、各ロール2の慣性能率の値
は個々に異なるため、垂下量も個々に設定するこ
とが望ましく、個々の電動機3,3A,3Bに1
対1の駆動電源装置4,4A,4Bおよび速度制
御装置9,9A,9Bをそなえて、各電動機3,
3A,3Bの垂下特性を別個独立に変更するよう
にしてもよい。
また、垂下量の変更は、第2図bに示すような
ステツプ状の変化以外に、第3図a,bに示すよ
うに、プロセスライン速度により、ランプ状に変
化させてもよく、この方が変更時の外乱が小さく
なり、より優れた張力制御が行なえるようにな
る。
ステツプ状の変化以外に、第3図a,bに示すよ
うに、プロセスライン速度により、ランプ状に変
化させてもよく、この方が変更時の外乱が小さく
なり、より優れた張力制御が行なえるようにな
る。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、張力検出
器、垂下特性設定器および制御器により、帯状材
料搬送用ロールを駆動する電動機の垂下特性にお
ける垂下量をプロセスラインの運転状態により最
適な値に設定するように構成したので、一定速運
転中には張力安定性を損なうことなく、また加減
速中には揃速性を高めて、張力変動を確実に抑制
することができ、品質の優れた製品を製造できる
効果がある。
器、垂下特性設定器および制御器により、帯状材
料搬送用ロールを駆動する電動機の垂下特性にお
ける垂下量をプロセスラインの運転状態により最
適な値に設定するように構成したので、一定速運
転中には張力安定性を損なうことなく、また加減
速中には揃速性を高めて、張力変動を確実に抑制
することができ、品質の優れた製品を製造できる
効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による張力制御装
置を示す構成図であり、第2図aはプロセスライ
ン速度を変更した場合の一例を示すグラフ、第2
図bは第2図aに対応して本実施例による垂下量
設定パターンを示すグラフであり、第3図aはプ
ロセスライン速度を変更した場合の一例[第2図
aに示す例と同じ]を示すグラフ、第3図bは第
3図aに対応して本実施例による他の垂下量設定
パターンを示すグラフ、第4図は従来の張力制御
装置を示す構成図である。 図において、1……帯状材料、2……帯状材料
搬送用ロール、2A……帯状材料搬送用ロールと
しての入口側ブライドルロール、2B……帯状材
料搬送用ロールとしての出口側ブライドルロー
ル、3,3A,3B……電動機、6a,6b,6
c,6d……張力検出器、9,9A,9B……制
御器としての速度制御装置、10……垂下特性設
定器。なお、図中、同一の符号は同一、又は相当
部分を示している。
置を示す構成図であり、第2図aはプロセスライ
ン速度を変更した場合の一例を示すグラフ、第2
図bは第2図aに対応して本実施例による垂下量
設定パターンを示すグラフであり、第3図aはプ
ロセスライン速度を変更した場合の一例[第2図
aに示す例と同じ]を示すグラフ、第3図bは第
3図aに対応して本実施例による他の垂下量設定
パターンを示すグラフ、第4図は従来の張力制御
装置を示す構成図である。 図において、1……帯状材料、2……帯状材料
搬送用ロール、2A……帯状材料搬送用ロールと
しての入口側ブライドルロール、2B……帯状材
料搬送用ロールとしての出口側ブライドルロー
ル、3,3A,3B……電動機、6a,6b,6
c,6d……張力検出器、9,9A,9B……制
御器としての速度制御装置、10……垂下特性設
定器。なお、図中、同一の符号は同一、又は相当
部分を示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 帯状材料を連続的に処理するプロセスライン
に複数個配設された帯状材料搬送用ロールと、こ
の各ロールを駆動する電動機とをそなえ、上記プ
ロセスラインの適所に配設された張力検出器と、
上記電動機の負荷による垂下特性設定器とが設け
られるとともに、上記の張力検出器および垂下特
性設定器からの信号を受けて上記の各電動機へ張
力制御信号を出力する制御器が設けられて、上記
垂下特性設定器が上記電動機の垂下特性の所望の
特性に変更しうるように構成されていることを特
徴とする張力制御装置。 2 上記垂下特性設定器による垂下特性の変更
が、上記電動機による一定速運転中は上記垂下特
性の垂下量が大きくなるように行なわれ、上記電
動機による加減速中は上記一定速運転中に比べ上
記垂下特性の垂下量が小さくなるように行なわれ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
張力制御装置。 3 上記垂下特性設定器が、上記の各電動機ごと
にその垂下特性を別個独立に変更しうるように構
成された特許請求の範囲第1項記載の張力制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19420786A JPS6351265A (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 張力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19420786A JPS6351265A (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 張力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6351265A JPS6351265A (ja) | 1988-03-04 |
JPH0553704B2 true JPH0553704B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=16320736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19420786A Granted JPS6351265A (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 張力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6351265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0850015A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-02-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 幅可変ロールのロール幅測定装置及びその方法 |
-
1986
- 1986-08-19 JP JP19420786A patent/JPS6351265A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0850015A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-02-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 幅可変ロールのロール幅測定装置及びその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351265A (ja) | 1988-03-04 |
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