JPH0551716A - ガスワイピングノズル - Google Patents
ガスワイピングノズルInfo
- Publication number
- JPH0551716A JPH0551716A JP21085591A JP21085591A JPH0551716A JP H0551716 A JPH0551716 A JP H0551716A JP 21085591 A JP21085591 A JP 21085591A JP 21085591 A JP21085591 A JP 21085591A JP H0551716 A JPH0551716 A JP H0551716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- width direction
- plate
- wiping nozzle
- gas wiping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】エッジオーバーコートなど鋼板幅方向のめっき
付着量の不均一を防止する。 【構成】ワイピングノズル１の幅方向に１列に複数のし
ゃへい板２を設け、各しゃへい板２は独立に、ノズル１
の間隙方向のノズル内気道の開口を調節可能とした。図
１（ｂ）は各しゃへい板２のヘッド内の挿入位置を同一
にした基本パターンである。
付着量の不均一を防止する。 【構成】ワイピングノズル１の幅方向に１列に複数のし
ゃへい板２を設け、各しゃへい板２は独立に、ノズル１
の間隙方向のノズル内気道の開口を調節可能とした。図
１（ｂ）は各しゃへい板２のヘッド内の挿入位置を同一
にした基本パターンである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続溶融金属めっきに
おけるガスワイピングノズルに関する。
おけるガスワイピングノズルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のガスワイピング装置では、平行ス
リットのワイピングノズルを用いると鋼板エッジ部がオ
ーバーコートとなるため、ノズルのスリットギャップに
テーパをつけるなどワイピング力の幅方向均一化の努力
が払われている。
リットのワイピングノズルを用いると鋼板エッジ部がオ
ーバーコートとなるため、ノズルのスリットギャップに
テーパをつけるなどワイピング力の幅方向均一化の努力
が払われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のガスワイピング装置では、１本のノズルで処理で
きる板幅に制限があり、板幅によってノズル数を増減し
ようとすると、そのノズルの製造費用、或はノズルの取
替え時間を必要とするのでその損失が大きかった。
従来のガスワイピング装置では、１本のノズルで処理で
きる板幅に制限があり、板幅によってノズル数を増減し
ようとすると、そのノズルの製造費用、或はノズルの取
替え時間を必要とするのでその損失が大きかった。
【０００４】更に、このような装置において、幅方向の
開口部の形状を調整する手段として、特公昭５１−３６
７０９号、特公昭５１−４００１７号、特公昭５２−３
２３３０号、特公昭５４−２４９６９号などにその技術
が開示されており、特に特公昭５４−２４９６９号には
金属帯両端部付近でノズル先端と金属帯との距離が漸次
近接するような形状のノズルを用いる手段が開示されて
いる。
開口部の形状を調整する手段として、特公昭５１−３６
７０９号、特公昭５１−４００１７号、特公昭５２−３
２３３０号、特公昭５４−２４９６９号などにその技術
が開示されており、特に特公昭５４−２４９６９号には
金属帯両端部付近でノズル先端と金属帯との距離が漸次
近接するような形状のノズルを用いる手段が開示されて
いる。
【０００５】しかしながら、ノズルの開口部の形状にテ
ーパをつける技術手段は、気体を噴射して金属帯に付着
している過剰の溶融めっき金属を吹拭する位置での金属
帯の形状が平坦であることを前提としたものであり、金
属帯が湾曲している場合には、その効果が十分に発揮さ
れないという問題があった。本発明は上述の問題を解決
するガスワイピングノズルを提供することを課題とする
ものである。
ーパをつける技術手段は、気体を噴射して金属帯に付着
している過剰の溶融めっき金属を吹拭する位置での金属
帯の形状が平坦であることを前提としたものであり、金
属帯が湾曲している場合には、その効果が十分に発揮さ
れないという問題があった。本発明は上述の問題を解決
するガスワイピングノズルを提供することを課題とする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
を解決するものであり、ガスワイピングノズルに適用さ
れ次の技術手段を採った。すなわち、ノズルの幅方向
に、それぞれ独立してノズルの間隙方向のノズル内の気
道の開口を調節するしゃへい板を複数連設したことを特
徴とするガスワイピングノズルである。
を解決するものであり、ガスワイピングノズルに適用さ
れ次の技術手段を採った。すなわち、ノズルの幅方向
に、それぞれ独立してノズルの間隙方向のノズル内の気
道の開口を調節するしゃへい板を複数連設したことを特
徴とするガスワイピングノズルである。
【０００７】
【作用】本発明によれば、ワイピングノズル内幅方向１
列にそれぞれ独立にノズルの間隙方向のノズル内気道の
開口を調節するしゃへい板を備え、しゃへい板により、
ノズル先端に通じる気道の１部をしゃへいし、各しゃへ
い板の位置を移動することによりしゃへいのパターンを
変化できるようにしたから、エッジオーバーコート等の
ノズルの幅方向のめっき付着量の不均一を１組のノズル
によってあらゆる板幅に対して防止することができる。
列にそれぞれ独立にノズルの間隙方向のノズル内気道の
開口を調節するしゃへい板を備え、しゃへい板により、
ノズル先端に通じる気道の１部をしゃへいし、各しゃへ
い板の位置を移動することによりしゃへいのパターンを
変化できるようにしたから、エッジオーバーコート等の
ノズルの幅方向のめっき付着量の不均一を１組のノズル
によってあらゆる板幅に対して防止することができる。
【０００８】
【実施例】図１（ａ）は、本発明のワイピングノズル１
の１例を示す斜視図である。ノズル幅は２０００ｍｍ、
先端はギャップ１．５ｍｍの平行スリットとした。ノズ
ル先端に通じる気道３のしゃへい板２は幅方向に１７分
割して備え、図１（ｂ）を基本パターンとして、幅方向
亜鉛付着量分布に応じ、図２、図３に示すように各しゃ
へい板２の上下方向の位置を手動で調節できるようにし
た。
の１例を示す斜視図である。ノズル幅は２０００ｍｍ、
先端はギャップ１．５ｍｍの平行スリットとした。ノズ
ル先端に通じる気道３のしゃへい板２は幅方向に１７分
割して備え、図１（ｂ）を基本パターンとして、幅方向
亜鉛付着量分布に応じ、図２、図３に示すように各しゃ
へい板２の上下方向の位置を手動で調節できるようにし
た。
【０００９】０．９×１６０ｍｍの鋼板を速度１２０ｍ
／ｍｉｎ、めっき付着量目標４５ｇ／ｍ2 （片面）とし
て鉄・亜鉛合金めっき鋼板を製造した。しゃへい板２の
パターンを図２のようにしたところ図４のような幅方向
に均一なめっき付着量となった。続いて、鋼板の幅が
１，２００ｍｍに変更になったが、同一のしゃへい板の
パターンで操業したところ図６に示すような幅方向に不
均一なめっき付着量となったので、図３のようにしゃへ
い板２のパターンを変更したところ、図５のような幅方
向に均一なめっき付着量とすることができた。
／ｍｉｎ、めっき付着量目標４５ｇ／ｍ2 （片面）とし
て鉄・亜鉛合金めっき鋼板を製造した。しゃへい板２の
パターンを図２のようにしたところ図４のような幅方向
に均一なめっき付着量となった。続いて、鋼板の幅が
１，２００ｍｍに変更になったが、同一のしゃへい板の
パターンで操業したところ図６に示すような幅方向に不
均一なめっき付着量となったので、図３のようにしゃへ
い板２のパターンを変更したところ、図５のような幅方
向に均一なめっき付着量とすることができた。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、ワイピングノズル幅方向１列
にそれぞれ独立に上下動可能な複数のしゃへい板を備
え、該しゃへい板によりノズル先端に通じる気道の１部
をしゃへいし、各しゃへい板を上下することによりしゃ
へいのパターンを変えられるようにしたから、エッジオ
ーバーコート等の幅方向のめっき付着量不均一を１組の
ノズルを用いてあらゆる板幅に対して防止することがで
きる。
にそれぞれ独立に上下動可能な複数のしゃへい板を備
え、該しゃへい板によりノズル先端に通じる気道の１部
をしゃへいし、各しゃへい板を上下することによりしゃ
へいのパターンを変えられるようにしたから、エッジオ
ーバーコート等の幅方向のめっき付着量不均一を１組の
ノズルを用いてあらゆる板幅に対して防止することがで
きる。
【図１】本発明の一実施例を示し、図１（ａ）は斜視
図、図１（ｂ）はしゃへい板の正面の説明図であり、し
ゃへい板はすべてヘッドへの挿入位置を同一にした基本
パターンを示す。
図、図１（ｂ）はしゃへい板の正面の説明図であり、し
ゃへい板はすべてヘッドへの挿入位置を同一にした基本
パターンを示す。
【図２】エッジオーバーコート防止のしゃへい板のしゃ
へいパターンの１例を示す。
へいパターンの１例を示す。
【図３】エッジオーバーコート防止のしゃへい板のしゃ
へいパターンの他の１例を示す。
へいパターンの他の１例を示す。
【図４】鋼板幅方向のめっきは着量のプロフィール例で
ある。
ある。
【図５】鋼板幅方向のめっきは着量のプロフィール例で
ある。
ある。
【図６】鋼板幅方向のめっきは着量のプロフィール例で
ある。
ある。
１ ワイピングノズル ２ しゃへい板 ３ 気道 Ｏｐ 操作側 Ｃｅ 中央部 Ｄｒ 駆動側
Claims (1)
- 【請求項１】 ガスワイピングノズルにおいて、該ノズ
ルの幅方向に、それぞれ独立して該ノズルの間隙方向の
該ノズル内の気道の開口を調節するしゃへい板を複数連
設したことを特徴とするガスワイピングノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21085591A JPH0551716A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ガスワイピングノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21085591A JPH0551716A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ガスワイピングノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551716A true JPH0551716A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16596221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21085591A Withdrawn JPH0551716A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ガスワイピングノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0551716A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100530067B1 (ko) * | 2001-12-13 | 2005-11-22 | 주식회사 포스코 | 도금된 냉연코일의 빌드업 감지 및 방지장치 |
| KR100775226B1 (ko) * | 2006-06-05 | 2007-11-12 | 주식회사 포스코 | 강판 용융도금 라인의 에어 나이프 |
| JP2008255403A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 溶融金属めっきの付着量制御用ガスノズル |
| JP2009275242A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 溶融金属めっき鋼板の製造方法及び製造装置 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP21085591A patent/JPH0551716A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100530067B1 (ko) * | 2001-12-13 | 2005-11-22 | 주식회사 포스코 | 도금된 냉연코일의 빌드업 감지 및 방지장치 |
| KR100775226B1 (ko) * | 2006-06-05 | 2007-11-12 | 주식회사 포스코 | 강판 용융도금 라인의 에어 나이프 |
| JP2008255403A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 溶融金属めっきの付着量制御用ガスノズル |
| JP2009275242A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 溶融金属めっき鋼板の製造方法及び製造装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |