JPH0549745U - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0549745U
JPH0549745U JP10155091U JP10155091U JPH0549745U JP H0549745 U JPH0549745 U JP H0549745U JP 10155091 U JP10155091 U JP 10155091U JP 10155091 U JP10155091 U JP 10155091U JP H0549745 U JPH0549745 U JP H0549745U
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康一朗 北爪
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ダイワ精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】用紙分離位置で発生するスキューを確実に取り
去り、かつ構造が簡単な給紙装置を提供する。 【構成】給紙装置1に、給紙ローラ20によって用紙が
繰り出される位置とプリンタ70の印字部80との間に
繰り出された用紙のスキューを除去するためのレジスト
ローラ対32a,32bを設ける。さらに、給紙装置1
に駆動モータを取付け、前記給紙ローラ20の駆動を行
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリンタ、タイプライタ等の各種印字装置に取り付けられ、この 印字装置の印字部に用紙を自動供給する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、給紙カセットに積み重ねられて収納された用紙を1枚ずつ繰り出し て印字部に供給する、印字装置に着脱可能な給紙装置が知られている。一般的に このような給紙装置には、用紙が給紙カセットからスキューした状態(用紙の先 端縁がプラテン軸の軸線と平行でない状態)で繰り出されることによって発生す る印字不具合を防止するため、印字部においてスキューを除去するための機構が 設けられている。印字部においてスキューを除去するための機構を備えた給紙装 置としては、例えば特開昭57−1780号公報に開示されているものが知られ ている。以下、図6を参照して、この給紙装置に用いられているスキューを除去 する機構について簡単に説明する。
【0003】 給紙カセット100に収容された用紙は、矢印Bで示すように1枚ずつ給紙ロ ーラ101によってプラテン102に向けて供給される。この際、プラテン10 2は、反時計方向に回転しているため、プラテン102とこれに当接する第1フ ィードローラ103との間の接触部Cに到達した用紙は、符号105で示すよう にたるみができる。そして、用紙にたるみが形成された後、クラッチ機構によっ て給紙ローラ101の駆動をOFF、かつプラテン102を時計方向に回転させ て用紙を印字部Aに向け搬送する。このように、用紙は、その先端縁が給紙ロー ラ101によって強制的に接触部Cに押さえ付けられた後、印字部Aに搬送され るため、印字部Aでは、用紙が分離された位置で発生した用紙のスキューが除去 された状態になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記従来技術では、以下に述べる問題点を有する。
【0005】 印字装置の形状、構造等あるいは種々の要求機能を付加すること等により、給 紙カセットの用紙が分離される位置から印字部のプラテンまでの距離が長くなっ てしまう場合がある。上記従来技術のように、プラテンとこれに当接するピンチ ローラとの間の接触部でスキュー取りをする構造にあっては、用紙分離位置から プラテンまでの距離が大きくなれば、それに比例して接触部でのスキュー量も増 大してしまう。このスキュー量が大きくなると、プラテンとこれに当接するピン チローラとの間の接触部でスキュー取りをすることが困難になってしまう。
【0006】 また、短い用紙をプラテンに供給しようとする場合、用紙分離位置からプラテ ンまでの距離が大きくなれば用紙にたるみを形成することができなくなり、この 結果、用紙分離位置で発生したスキューを取ることができなくなってしまう。
【0007】 さらに、上記従来技術では、その図面から明らかなように、用紙を繰り出す給 紙ローラは、印字装置の本体側の駆動源によって駆動されるようになっている。 このため、印字装置の本体側の駆動源が用紙の分離、整合、搬送のすべての負荷 を担う必要があり、駆動源が大型化してしまう。また、用紙の分離、整合、搬送 を実際に実行するには、クラッチ部品およびこれに関連する部品等を用いる必要 があり、給紙装置の構造が複雑化してしまう。
【0008】 この考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、用紙分離 位置と印字部との間の距離が長くなっても、用紙分離位置で発生するスキューを 確実にとることが可能で、かつ構造が簡単な給紙装置を提供することを目的とす る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案の給紙装置は、印字部を備えた印字装置に着 脱可能な給紙装置において、用紙を収納するホッパと、このホッパに収納された 用紙を1枚づつ分離して前記印字装置の印字部へ向けて搬送する給紙ローラと、 この給紙ローラを駆動する駆動手段と、前記用紙が分離される位置と前記印字部 との間に配置され、用紙分離位置で発生したスキューを除去するスキュー除去手 段と、を有することを特徴としている。
【0010】
【作用】
用紙分離位置と印字部との間にスキュー除去手段を設けて、用紙分離位置で発 生したスキューを直ちに取去ると共に、用紙の分離を行う給紙ローラの駆動源を 給紙装置側に設ける。
【0011】
【実施例】
上述した従来技術のように、プラテン巻付け方式の印字では、厚紙、感圧複写 の綴り紙への印字は不可能である。この場合、水平搬送方式のプリンタであれば 印字が可能となるが、プラテンの前後で搬送ローラ対を設けて用紙を押さえ付け る必要があり、また、プラテンに用紙を水平に送るための水平テーブルを設ける 必要がある。このような構造的要求から、用紙分離位置と印字部との間の距離が 長くなってしまう。この実施例では、用紙分離位置と印字部との間の距離が長く なってしまうものの一例として、フラットプリンタに本考案の給紙装置を取り付 けた場合について説明する。
【0012】 図1は、本考案に係る給紙装置1をフラットプリンタ70に取り付けた状態の 概略を示す図であり、図2は、この給紙装置において、駆動力を伝達する構造を 示す図である。以下、これらの図を参照して本考案に係る給紙装置の実施例を説 明する。
【0013】 給紙装置1は、そのフレーム5に形成された切欠部をフラットプリンタ70側 に設けられた係合ピン71a,71bに係合させることによってフラットプリン タに装着されている。
【0014】 フレーム5は用紙を積層して収納するホッパ10を備えており、このホッパ1 0内には用紙が積層載置されるプレッシャープレート11が設けられている。こ のプレッシャープレート11は、積層紙17が繰り出される前側部において、ホ ッパ10の下面14に設けられた付勢ばね15によって上方に付勢されている。 ホッパ10の前端縁部の両側には1対の分離爪13(片側のみ図示)が設けられ ている。
【0015】 フレーム5には紙送り軸21が回転可能に支持されており、この紙送り軸21 にはゴム製の給紙ローラ20が取り付けられている。なお、給紙ローラ20には 付勢ばね15の付勢力により積層紙17の最上の用紙の前側部が当接している。 紙送り軸21には給紙ローラ歯車28が取り付けられており、この給紙ローラ歯 車28には、給紙装置駆動歯車列27が噛合している。一方、フレーム5には、 給紙装置用の駆動モータ25が取り付けられている。そして、駆動モータ25の モータギヤ25aは前記駆動歯車列27に噛合しており、駆動モータ25の駆動 力を給紙ローラ歯車28へ伝達している。すなわち、前記給紙ローラ20は駆動 歯車列27を介してこの駆動モータ25によって駆動されるようになっている。 かくして、1対の分離爪13によって保持されている積層紙17は、給紙ローラ 20の回転によって、1枚づつ分離して繰り出される(なお、スキューは、最上 の用紙が分離爪13で左右同時に分離されない時に発生する)。この1枚づつ分 離して繰り出された用紙は、フレーム5内に設けられた搬送ガイド29によって 、後述する印字部へ向けて搬送される。
【0016】 搬送ガイド29によって構成される用紙搬送経路の途中(好ましくは、用紙分 離位置の近傍)には、用紙分離位置で発生したスキューを取り除く、スキュー除 去手段30が配置されている。本実施例では、スキュー除去手段30はフレーム 5に支持されたレジストローラ対32a,32bによって構成されている。そし て、レジストローラ32bのレジストローラ軸33には、レジストローラ歯車3 4が設けられており、このレジストローラ歯車34はフレーム5に設けられたプ リンタ本体側からの駆動力を伝達する駆動受歯車35と噛合している。また、レ ジストローラ対32a,32bの近傍にはセンサ45が配置されており、用紙が レジストローラ対32a,32bに送られることを検出するようになっている。
【0017】 さらに、フレーム5には、プリンタ側の印字部で印字された用紙を案内する案 内ガイド50、この案内ガイド50によって案内された用紙を排出する排出ロー ラ対52a,52bおよび排出ローラ対によって排出された用紙を受けるスタッ カ55が設けられている。排出ローラ52bの駆動軸には、排出ローラ歯車37 が設けられており、この排出ローラ歯車37は、前記駆動受歯車35と噛合って いるアイドル歯車36と噛合している。
【0018】 プリンタ本体70には、印字ヘッド81およびプラテン82を具備する印字部 80が設けられており、プラテン82にはプリンタ駆動歯車83が設けられてい る。このプラテン82はプリンタ本体70側に設けられた図示していない駆動源 (以下、プリンタ駆動モータ)によって、プリンタ駆動歯車83を介して駆動さ れる。また、プリンタ本体70には給紙装置1から送られてきた用紙を印字部8 0へ搬送する搬送ローラ対72a,72bが設けられている。搬送ローラ72b には、搬送ローラ歯車84が設けられており、プリンタ駆動モータからの駆動力 を前記駆動受歯車35に伝達する駆動歯車列90の一部を構成している。
【0019】 以上説明したように、ホッパ10に積層された用紙を繰り出すための給紙ロー ラ20は、給紙装置側に設けられた駆動モータ25によって駆動され、用紙給紙 位置で発生したスキューを取り除くレジストローラ対32a,32bおよび印字 された用紙をスタッカ55に排出する排出ローラ対52a,52bは、前記駆動 受歯車35を介してプリンタ駆動モータによって駆動されるようになっている。 また、ホッパ10に収納された用紙の繰出し、スキュー除去、印字、印字された 用紙のスタッカ55への排出の一連の工程を果たす制御は、プリンタ本体に設け られた図示されていない制御手段によって行われる。 以下、本考案に係る給紙装置の一連の動作について説明する。
【0020】 まず、給紙ローラ20およびレジストローラ対32a,32bが、それぞれ駆 動モータ25およびプリンタ駆動モータによって、用紙搬送方向に回転すること により、ホッパ10に収納された最上の用紙は、図1の符号Aで示すように、レ ジストローラ対32a,32bの位置まで搬送される。次に、搬送された用紙を センサ45が検出し、一定時間後に用紙がレジストローラ対32a,32bに一 定量噛み込まれたところで、信号に基づいて駆動モータ25の駆動は停止、プリ ンタ駆動モータの駆動方向は逆転する(レジストローラ対32a,32bは用紙 搬送方向とは逆向きに回転する)。この結果、用紙には符号Bで示すように、た るみが形成され、このたるみによって用紙分離位置で発生したスキューが除去( 用紙の先端縁がレジストローラ対の接線軸と平行になる)される。
【0021】 用紙のスキューが除去されると、プリンタ駆動モータは再び正転し、レジスト ローラ対32a,32bのところに位置していた用紙は、搬送ローラ対72a, 72bを経由して印字部80へ搬送されて印字工程に入る。そして、用紙への印 字終了後、プラテン82はプリンタ駆動モータによって時計方向に回転され、印 字された用紙を逆方向へ搬送する。このとき搬送ローラ対72a,72bおよび 排出ローラ対52a,52bは、プリンタ駆動モータによって、駆動歯車列90 および駆動受歯車35等を介して用紙をスタッカ55に排出する方向に回転され ており、印字された用紙は符号Dで示されるように搬送され、スタッカ55に収 容される。これによって、1サイクルが終了する。
【0022】 なお、用紙のスキューを除去する工程は、上述したものの他に、例えばレジス トローラ対32a,32bを停止させ、給紙ローラ20を回転させることにより 、用紙の先端縁をレジストローラ対32a,32bの接触部に押し当てることに よっても行うことができる。もちろん、この場合のスキュー除去の工程もプリン タ本体側の制御手段によって行われる。
【0023】 このように、給紙ローラ20を駆動する駆動源を給紙装置側に設けたために、 プリンタ本体のシーケンスを行うための複雑なクラッチ機構等を設ける必要がな くなり、構造が簡単で低コストの給紙装置を得ることができる。
【0024】 図3および図4は、前述した給紙装置1に、さらに別のホッパ10aを取り付 けた場合の構成を示す図である。なお、これらの図において、前述した構成と同 一の部分については同一の参照符号を付し、その説明は省略する。さらに、ホッ パ10aの構成については、前述したホッパ10の構成と同一であるため、その 詳細については省略する。
【0025】 フレーム5には、前記ホッパ10(以下、第1ホッパとする)の後方に第2ホ ッパ10aを保持するフレーム5dを取り付け可能にする係合ピン5a,5bが 設けられている。また、フレーム5dには、前記係合ピン5a,5bに係合する 連結部材5cが設けられている。そして、この連結部材5cを係合ピン5a,5 bに取り付けることにより、図に示すように、第2ホッパ10bが第1ホッパ1 0に平行配置される。
【0026】 フレーム5dには、それに収納された用紙を繰り出す給紙ローラ20a,給紙 ローラ20aが取り付けられた紙送り軸21a,紙送り軸21aに取り付けられ た給紙ローラ歯車28a,給紙ローラ歯車28aに噛合するアイドル歯車67, アイドル歯車67に噛合し、フレーム5に取り付けられた駆動モータ25の駆動 力を受ける第2ホッパ駆動受歯車66が設けられている。一方、第1ホッパ側の フレーム5には、駆動モータ25の駆動力を、第1ホッパ10の給紙ローラ歯車 28あるいは第2ホッパの給紙ローラ歯車28aのいずれかに伝達するための切 換手段60が設けられている。すなわち、この切換手段60は、プリンタ本体の シーケンスにより、第1ホッパの給紙ローラ20または第2ホッパの給紙ローラ 20aのいずれかを駆動させるようになっている。
【0027】 以下、この切換手段60の構成を図4および図5を参照して説明する。 フレーム5には、駆動モータ25のモータギヤ25aに噛合する太陽歯車61 が取り付けられており、この太陽歯車61には、太陽歯車の回転と共に回転する 歯車61aが取り付けられている。また歯車61aには、これと共に回転する遊 星アーム62が取り付けられている。この遊星アーム62の一端には、前記給紙 ローラ歯車28に噛合可能な歯車63aを有する第1遊星歯車63が取り付けら れており、他端には、第2ホッパ用の歯車65aに噛合可能な歯車64aを有す る第2遊星歯車64が取り付けられている。そして、歯車63aおよび64aは 、太陽歯車61とそれぞれ噛合している。
【0028】 上記構成において、モータギヤ25aが、図5(a)で示すように、反時計方 向に回転すると、太陽歯車61(歯車61a)は時計方向に回転されるため、第 1遊星歯車63の歯車63aは、トルクリミッタ手段(図示せず)を有する遊星 アーム62を介して給紙ローラ歯車28に噛合する。この結果、駆動モータから の駆動力は、太陽歯車61,歯車63aを介して給紙ローラ歯車28に伝達され 給紙ローラ歯車28は時計方向に回転する。これに対し、モータギヤ25aが、 図5(b)で示すように、時計方向に回転すると、太陽歯車61(歯車61a) は反時計方向に回転されるため、第2遊星歯車64の歯車64aは、遊星アーム 62を介して第2ホッパ用の歯車65aに噛合する。この結果、駆動モータから の駆動力は、太陽歯車61,歯車64aを介して第2ホッパ用の歯車65aに伝 達される。
【0029】 第2ホッパ用の歯車65aに伝達された駆動力は、フレーム5に取り付けられ たアイドル歯車列65b,65cを介して、前述した第2ホッパ駆動受歯車66 に伝達される。この結果、モータギヤ25aが時計方向に回転すると、その駆動 力は切換機構60および歯車列を介して第2ホッパの給紙ローラ歯車28aに伝 達され、給紙ローラ歯車28aは時計方向に回転する。このように、駆動モータ 25の正転、逆転信号のみで第1ホッパ10または第2ホッパ10aのいずれか の用紙を繰り出すことができ、構造、シーケンス共簡単になる。
【0030】 フレーム5およびフレーム5dには、第2ホッパ10aから繰出された用紙を 前述したスキュー除去機構30まで案内するガイド29aが取付けられており、 第2ホッパ10aから繰出された用紙は、前述した工程と同様な工程によってス キューが除去される。以上述べた駆動モータ25の駆動方向を変えることによる ホッパの選択工程、スキュー除去工程、その後の印字工程等については、プリン タ本体側の制御手段によって行われる。
【0031】 上記実施例においては、第2ホッパ10aに収納された用紙を繰り出すローラ は、第1のフレームに取り付けられた駆動モータ25によって駆動されるように 構成されているが、第2ホッパ10a側のフレーム5dに別の駆動モータを取り 付けて、第2ホッパ10aに収容された用紙を繰り出すよう構成しても良い。こ うすれば、駆動モータ25からの駆動力を伝達するための切換機構等を設ける必 要が無くなり構成がより簡単になる。さらに、図示されていないが、ホッパにつ いては、第3ホッパ、第4ホッパ…と付加することも可能である。この場合、切 換機構60の構成を、例えば駆動モータ25のモータギヤ25aの正転、逆転の 組み合わせによって、いずれかのホッパの用紙搬送歯車が駆動されるように設計 変更すれば良い。あるいは、各ホッパに対応して独自の駆動モータを取り付け、 プリンタ側の制御手段によって所望の駆動モータを駆動して、それに対応するホ ッパの用紙を繰り出すように構成しても良い。
【0032】 以上、本考案の実施例をフラットプリンタを例にとって説明したが、本考案は 上記実施例に限定されることはなく、用紙分離位置と印字部との間の距離が長く なった通常のプリンタ等においても同様に用いることができる。また、プリンタ 本体側からスキュー除去機構に駆動力を伝達するための機構等については種々変 形することが可能である。
【0033】
【考案の効果】
以上、本考案によれば以下の効果が得られる。ホッパの用紙が分離される位置 と印字部との間にスキュー除去手段を設けたために、用紙分離位置から印字部ま での距離が長くなっても、用紙分離位置で発生したスキューを確実に除去するこ とができる。また、短い用紙を印字部に供給しようとする場合においても、用紙 分離位置で発生したスキューを確実に取ることができる。
【0034】 用紙を繰り出す給紙ローラは、給紙装置に設けられた駆動源によって駆動され るようになっているため、印字装置の本体側の駆動源が用紙の分離、整合、搬送 のすべての負荷を担う必要がなくなり、印字装置の本体側の駆動源を小型、軽量 化することができる。また、クラッチ部品およびこれに関連する部品等を用いる 必要が無くなり、給紙装置の構造を簡単にすることができる。
【0035】 さらに、複数ホッパを有する給紙装置において、給紙装置に設けられた駆動源 への駆動信号のみで給紙するホッパを選択することができるため、シーケンスの 組み立てが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る給紙装置をフラットプリンタに取
付けた状態を示す図である。
【図2】図1における給紙装置において、駆動力伝達機
構の構成を示す図である。
【図3】図1における給紙装置において、ホッパを2つ
取付けた状態を示す図である。
【図4】図3における給紙装置において、駆動力伝達機
構の構成を示す図である。
【図5】(a)および(b)を含み、それぞれ図4に示
された給紙装置の切換機構の動作を示す図である。
【図6】従来の給紙装置の概略を示す図である。
【符号の説明】
1…給紙装置、10…ホッパ、20…給紙ローラ、25
…駆動モータ、30…スキュー除去手段、55…スタッ
カ、60…切換機構、70…プリンタ本体、80…印字
部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字部を備えた印字装置に着脱可能な給
    紙装置において、 用紙を収納するホッパと、 このホッパに収納された用紙を1枚づつ分離して前記印
    字装置の印字部へ向けて搬送する給紙ローラと、 この給紙ローラを駆動する駆動手段と、 前記用紙が分離される位置と前記印字部との間に配置さ
    れ、用紙分離位置で発生したスキューを除去するスキュ
    ー除去手段と、を有することを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 印字部を備えた印字装置に着脱可能な給
    紙装置において、 異なった用紙を収納可能にする複数のホッパと、 これらの複数のホッパにそれぞれ設けられ、ホッパに収
    納された用紙を1枚づつ分離して前記印字装置の印字部
    へ向けて搬送する給紙ローラと、 前記複数のホッパにそれぞれ設けられた給紙ローラの
    内、いずれか1つの給紙ローラの駆動を果たす駆動手段
    と、 前記駆動されたローラによって用紙が分離される位置と
    前記印字部との間に配置され、用紙分離位置で発生した
    スキューを除去するスキュー除去手段と、を有すること
    を特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は単一の駆動源であり、前
    記印字装置のシーケンスによって、前記単一の駆動源か
    らの駆動力を前記複数のホッパにそれぞれ設けられた給
    紙ローラの内、いずれか1つの給紙ローラに伝達する、
    駆動力伝達切換機構を設けたことを特徴とする請求項2
    に記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153937A (ja) * 1984-08-20 1986-03-18 高見 恭司 コンクリ−ト類製品の連結方法
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