JPH0549590U - 自転車駆動装置 - Google Patents

自転車駆動装置

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JPH0549590U
JPH0549590U JP10081791U JP10081791U JPH0549590U JP H0549590 U JPH0549590 U JP H0549590U JP 10081791 U JP10081791 U JP 10081791U JP 10081791 U JP10081791 U JP 10081791U JP H0549590 U JPH0549590 U JP H0549590U
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JP
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gear
shaft
attached
drive shaft
tubular shaft
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Application number
JP10081791U
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English (en)
Inventor
登 輝 陸
Original Assignee
陸 登輝
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 チェーンを用いない自転車駆動装置を提供
し、チェーンに伴う種々の不都合、欠点を除去する。 【構成】 フレーム7、8、9の後輪取り付け部に設け
られるギヤボックス1を貫通し、両端部が側方に突出
し、かつ、回転自在に支持された駆動軸2上に同軸かつ
相対回転自在に設けられ、その外側に後輪が取り付けら
れる管状軸3、それぞれ一端にペダルを有し、互いに反
対方向に向けて取り付けられるペダルアーム10、11
1、駆動軸2に取り付けられた第一ギヤ4、中間軸5に
取り付けられ、噛み合わせられる第二ギヤ56、同軸に
取り付けられる第三ギヤ57、管状軸3に同軸に取り付
けられ、噛み合わせられる第四ギヤ32、駆動軸2から
管状軸3に到る歯車列の何れかの軸と歯車の間に設けら
れ、自転車を前進させるときのみ、動力を伝達するワン
ウェイクラッチを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自転車駆動装置に関し、特にペダルアームの回転を後輪に伝達する ための伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の伝動装置は、チェーンを用いてペダルアームの回転を後輪に伝達するも のである。このチェーン駆動方法は次のような欠点を有する。 (1) 従来の自転車のチェーンは、外側に露出していて風雨にさらされ、潤滑 油の供給がなく、錆が生じて伝動が難しくなる。 (2) チェーンが外れ易い。 (3) 取り付け取り外しが厄介である。現在のチェーンには外側に保護カバー が設けられ、雨水が直接に当たるのを防いでいるが、潤滑油を注油するにはこの カバーを外さなければならず、不便である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、従来のチェーン伝動方式の代わりに直接伝動方式を採用する ことにより、上述の従来技術の欠点を克服した自転車駆動装置を提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題は、下記の構成要素から成る自転車駆動装置によって解決される。 (a) フレーム(7、8、9)の後輪取付部に設けられるギヤボックス(1) 。 (b) ギヤボックス(1)を貫通し、両端部がフレーム(7、8、9)の側方 に突出し、かつ、回転自在に支持された駆動軸(2)。 (c) 駆動軸(2)上に同軸かつ相対回転自在に設けられ、その外側に後輪が 取り付けられる管状軸(3)。 (d) それぞれ一端にペダルを有し、駆動軸(2)の両端に互いに反対方向に 向けて取り付けられるペダルアーム(10、111)。 (e) ギヤボックス(1)内に回転自在に設けられる中間軸。 (f) 駆動軸(2)に取り付けられた第一ギヤ(4)。 (g) 中間軸(5)に取り付けられ、第一ギヤ(4)と噛み合わせられる第二 ギヤ(56)。 (h) 中間軸(5)に同軸に取り付けられる第三ギヤ(57)。 (i) 管状軸(3)に同軸に取り付けられ、第三ギヤ(57)と噛み合わせら れる第四ギヤ(32)。 (j) 駆動軸(2)から管状軸(3)に到る歯車列の何れかの軸と歯車の間に 設けられ、自転車を前進させるときのみ、管状軸(3)に動力を伝達するワンウ ェイクラッチ(23)。
【0005】
【本考案を実施するための最良の形態】
添付図面に示す実施例について説明する。 図1は本考案を組み込んだ自転車の概略図であり、参照数字(7、8、9)は フレームである。(1)は板状のギヤボックスであり、このギヤボックス(1) はフレーム(7、8、9)により吊り下げ支持されている。図2、図3に示すよ うに、駆動軸(2)がギヤボックス(1)の円形孔(12)を貫通し、駆動軸( 2)の両端にペタルアーム(10、111)が固定されている。駆動軸(2)上 に同軸にかつ相対回転自在に管状軸(3)が設けられている。管状軸(3)の外 周に後輪が固定されるようになっている。ギヤボックス(1)のもう1つの円形 孔(11)に中間軸(5)が貫通されている。駆動軸(2)に第一ギヤ(4)が 取り付けられ、これと噛み合う第二ギヤ(56)が中間軸(5)に固定されてい る。中間軸(5)に同軸の第三ギヤ(57)が固定され、これと噛み合う第四ギ ヤ(32)が管状軸(3)に取り付けられている。駆動軸(2)から管状軸(3 )に到る歯車列の何れかの軸と歯車との間にワンウェイクラッチ(23)が設け られ、自転車を前進させるときにのみ管状軸(3)に動力を伝達する。従って、 ペタルアーム(10、111)を逆回転させたときは空回りする。管状軸(3) の外周には後輪が嵌められている。図の実施例では、ワンウェイクラッチ(23 )は管状軸(3)と第四ギヤ(32)との間に設けられている。
【0006】 図2を参照して、本装置の組み立てを説明する。 フレーム(9)の下端リングをギヤボックスの対向する耳部(15)の間に挿 入し、ボルト(154)を耳部のねじ孔(152)にねじ込み枢着する。同様に 、フレーム(7)の下端を耳部(14)の間に挿入し、ボルト(144)で枢着 する。同様に、フレーム(8)の下端を耳部(13)の間に挿入し、ボルト(1 34)で枢着する。かくしてギヤボックス(1)はフレーム(7、8、9)によ りしっかり支持される。ギヤボックス(1)の円形孔(12)に駆動軸(2)を 挿入し、駆動軸(2)の両端を円形孔(12)から両側へそれぞれ突出させる。 駆動軸(2)の一端のスプライン部(28)をペダルアーム(10)のスプライ ン孔(101)に挿入し、ボルト(103)を孔(102)に挿入し、ナット( 1031)で固定する。次に、ペダルアーム(10)の反対側で駆動軸(2)上 に第一ギヤ(4)を装着してキー止めする。次にCリング(25)、及び管状軸 (3)を装着する。管状軸(3)と駆動軸(2)との間にベアリング(26)を 設け、相対回転可能になっている。管状軸(3)の一方側に第四ギヤ(32)が 設けられ、第四ギヤ32の回転を管状軸(3)に伝達するため両者の間にワンウ ェイクラッチ(23)が設けられている。このクラッチ(23)は、第四ギヤ( 32)の回転が自転車を前進させる方向にあるときにのみ噛みあい、逆回転のと きは空回りする。管状軸(3)の胴部外周上に後輪が固定される。管状軸(3) の他端にブレーキ装置(6)が設けられその内側のブレーキシュー(61)が管 状軸(3)の外周部を必要に応じて押圧するようになっている。駆動軸(2)の 他端のスプライン(29)はペダルアーム(111)のスプライン孔(1111 )に挿入され、ボルト(1112)とナット(111121)で両者を固定して いる。ブレーキ装置(6)とペダルアーム(111)との間で、駆動軸(2)は 支持棒(81)により支持されている。ギヤボックス(1)のもう1つの円形孔 (11)には中間軸(5)が回転自在に挿入され、中間軸(5)上には、第一ギ ヤ(4)と噛み合う第二ギヤ(56)及び第四ギヤ(32)と噛み合う第三ギヤ (57)がそれぞれキー止め固定されている。
【0007】 図1及び図2に示すように支持棒(17)が座席部の下端から下方へ延び、そ の下端のねじ部(1712、1722)が鉄板(164)の孔(1643、16 44)に挿入固定されている。鉄板(164)は、ギヤボックス(1)から後方 に延びる出っ張り板(16)に枢着(161、C)され、枢着部(C)の下方で 鉄板(164)上に形成された凹み(1645)と、出っ張り板(16)の下側 凹み(162)との間にばね(165)が設けられている。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、上述のような構成と作用を有するので、伝動が容易であり、チェー ンの外れの心配がなく、組み立て分解が容易でかつ迅速になしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を組み込んだ自転車の概略全体図であ
る。
【図2】本考案の自転車駆動装置の分解斜視図である。
【図3】断面図である。
【図4】乗った人の体重の加わり方を示す線図である。
【符号の説明】
1・・・ギヤボックス 2・・・駆動軸 3・・・管状軸 7、8、9・・・フレーム 10、111・・・ペダルアーム 4・・第一ギヤ 5・・・中間軸 56・・・第二ギヤ 57・・・第三ギヤ 32・・・第四ギヤ 23・・・ワンウェイクラッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の構成要素から成る自転車駆動装
    置。 (a) フレーム(7、8、9)の後輪取付部に設けら
    れるギヤボックス(1)。 (b) ギヤボックス(1)を貫通し、両端部がフレー
    ム(7、8、9)の側方に突出し、かつ、回転自在に支
    持された駆動軸(2)。 (c) 駆動軸(2)上に同軸かつ相対回転自在に設け
    られ、その外側に後輪が取り付けられる管状軸(3)。 (d) それぞれ一端にペダルを有し、駆動軸(2)の
    両端に互いに反対方向に向けて取り付けられるペダルア
    ーム(10、111)。 (e) ギヤボックス(1)内に回転自在に設けられる
    中間軸。 (f) 駆動軸(2)に取り付けられた第一ギヤ
    (4)。 (g) 中間軸(5)に取り付けられ、第一ギヤ(4)
    と噛み合わせられる第二ギヤ(56)。 (h) 中間軸(5)に同軸に取り付けられる第三ギヤ
    (57)。 (i) 管状軸(3)に同軸に取り付けられ、第三ギヤ
    (57)と噛み合わせられる第四ギヤ(32)。 (j) 駆動軸(2)から管状軸(3)に到る歯車列の
    何れかの軸と歯車の間に設けられ、自転車を前進させる
    ときのみ、管状軸(3)に動力を伝達するワンウェイク
    ラッチ(23)。
  2. 【請求項2】 ワンウェイクラッチ(23)が管状軸
    (3)と第四ギヤ(32)の間に設けられる請求項1に
    記載の自転車駆動装置。
JP10081791U 1991-12-06 1991-12-06 自転車駆動装置 Pending JPH0549590U (ja)

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JP10081791U JPH0549590U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 自転車駆動装置

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JP10081791U JPH0549590U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 自転車駆動装置

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JPH0549590U true JPH0549590U (ja) 1993-06-29

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ID=14283901

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JP10081791U Pending JPH0549590U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 自転車駆動装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840289A (ja) * 1971-09-17 1973-06-13 Ici Ltd
JPS4886975A (ja) * 1972-02-23 1973-11-16
JPS5525936A (en) * 1978-08-12 1980-02-25 Sumitomo Electric Industries Method of manufacturing coaxial cable insulator

Patent Citations (3)

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