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外部共振器型波長可変半導体レーザ装置
JPH0548200A
Japan
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Kiyohiko Sano 清彦 佐野 Haruo Nakayama 晴雄 中山 Hiroshi Okamoto 紘 岡本 - Current Assignee
- Furukawa Electric Co Ltd
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Description
translated from
を行う光通信分野に用いられ、広帯域の波長変化が可能
な外部共振器型波長可変半導体レーザ装置に関するもの
である。
ト多重通信の要求が高い。このような分野で用いられる
光源としては、広い波長可変幅を有し、且つ発振スペク
トルが単一で、しかもスペクトル半値幅が狭いことが要
求される。このような要求に合致した半導体レーザ装置
としては、回折格子を用いた外部共振器型波長可変半導
体レーザ装置が一般的である。
半導体レーザ装置29を図6に示すと、積層断面の一端
に無反射コーティング(ARコーティング:アンチ,リ
フレクティブ,コーティング)が施されて無反射コーテ
ィング膜26が形成されたファブリペロー共振器型半導
体レーザ素子23と、このファブリペロー共振器型半導
体レーザ素子23とは別に設けられたレンズ24と、回
転軸27を中心に回転自在な回折格子25とから構成さ
れ、ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子23から
の出射光をレンズ24を用いて平行にすると共に、この
光を回折格子25を用いて共振させ、さらに回折格子2
5の回転角を変えて波長を変化させるものである。尚、
28は回折格子25の格子軸である。
ピィーディに行う必要があるため、回折格子25の回転
軸27や格子軸28の煽り角の微調にステッピングモー
ターやピエゾ素子が用いられている。
W(多重量子井戸)等の半導体レーザ素子の研究によっ
て、外部共振器型波長可変半導体レーザ装置の波長可変
幅が大幅に改善され、100〜250ナノメートル幅で
波長変化が可能になっている。しかし、このように波長
可変幅が増大すると、回折格子25の煽り角の微小なず
れ等によって生じる光路のずれが波長可変幅の中心部分
を除いて大きくなるので、回折格子25からの反射光が
ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子23の出射点
(活性層30)に戻らない確率が高くなり、その結果、
光路調整に手間がかかると共に、回折格子25を自動制
御するアリゴリズムが用いられなくなってしまう。
でその目的とするところは、短時間で、且つ精度良く波
長変化が行える外部共振器型波長可変半導体レーザ装置
を提供することにある。
の本発明の構成は、積層断面の一端が無反射コーティン
グ(ARコーティング)されたファブリペロー共振器型
半導体レーザ素子と、レンズと、回折格子とから構成さ
れ、且つ該ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子が
前記レンズを介して前記回折格子と共振しうるように配
置されて成る外部共振器型波長可変半導体レーザ装置に
おいて、前記ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子
は、膜厚が一定で、且つ他面から前記積層断面に向かっ
て均一なストライプ幅からテーパー状に開口した形状、
又は、テーパー状に開口した後、再び均一のストライプ
幅に戻る形状の活性層を備え、しかも前記ファブリペロ
ー共振器型半導体レーザ素子のp−n接合面と前記回折
格子の格子軸とが平行になるように配置されていること
を特徴とする。
の一端が無反射コーティング(ARコーティング)され
たファブリペロー共振器型半導体レーザ素子2の活性層
12が、膜厚は一定で、且つ他面から無反射コーティン
グ面に向かって均一なストライプ幅からテーパー状に開
口した形状、又はテーパー状に開口した後、再び均一の
ストライプ幅に戻る形状で形成され、しかもファブリペ
ロー共振器型半導体レーザ素子2のp−n接合面と回折
格子4の格子軸5とが平行になるように配置されている
ので、大幅に波長を変化させた場合に仮に光路にずれが
生じても、回折格子4からファブリペロー共振器型半導
体レーザ素子2の活性層12に何らかの戻り光が存在す
るため、光路調整に要する時間を著じるしく短縮するこ
とが可能となる。さらに、回折格子4の格子軸5と回転
軸6とを平行に、且つ回転軸6を活性層12のp−n接
合面と同一平面上に位置させる(図1においては点線で
示している。)ことにより、より精度良く、しかも短時
間で光路調整を行うことが可能となる。
する。
半導体レーザ装置1を示す正面図、図1(b) はその平面
図で、この外部共振器型波長可変半導体レーザ装置1
は、ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子2と、コ
リメートレンズ3と、回折格子4とで構成されており、
ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子2からの発振
光をコリメートレンズ3を用いて平行にすると共に、こ
の光を回折格子4で共振させ、さらに回折格子4の回転
角を変えて波長を変化させるものである。
振器型半導体レーザ素子2のp−n接合面(本発明で
は、後述するファブリペロー共振器型半導体レーザ素子
2の活性層12のストライプ方向(積層方向に対して垂
直)に対して平行に形成された面をいう。以下同じ。)
と回折格子4の格子軸5とが平行に配置されており、さ
らに、本実施例では回折格子4の回転軸6とp−n接合
面とが点線7で示すように同一平面上に位置し、且つ図
1(b) に示すように、回折格子4の格子軸5と回転軸6
とが平行に形成されている。
2は図2に示すように、n型のInPから成る半導体基
板8と、n型のInPから成るクラッド層9と、禁制帯
幅が階段状に変化するノンドープのGaInAsPから
成る光閉じ込め層11(例えば、バンドギャップ波長に
換算して、1.3、1.2、1.1、1.05マイクロ
メートル;厚さはそれぞれ300オングストローム)
と、活性層12と、禁制帯幅が階段状に変化するノンド
ープのGaInAsPから成る光閉じ込め層10(例え
ば、バンドギャップ波長に換算して、1.3、1.2、
1.1、1.05マイクロメートル;厚さはそれぞれ3
00オングストローム)と、p型のInPから成るクラ
ッド層13,14と、p型のGaInAsPから成るコ
ンタクト層15と、p型のInP、およびn型のInP
から成る埋め込み層16,17とで構成されている。
ノンドープのGaInAsから成る量子井戸層18(例
えば、バンドギャップ波長1.67マイクロメートル;
厚さ90オングストローム)と、ノンドープのGaIn
AsPから成る障壁層19,20(例えば、バンドギャ
ップ波長1.3マイクロメートル;厚さ150オングス
トローム)とで構成された量子井戸構造で、量子井戸層
18は障壁層19に囲まれた状態で設けられている。こ
のように、量子井戸構造にすることにより波長可変幅を
広くすることが可能となるので有益である。
「岡本紘著、フォトニクスシリーズ4,超格子構造の光
物性と応用、第4章(昭和62年10月コロナ社発
行)」等に記載されているキャリアと光の閉じ込めを行
うための単独、もしくは複数の厚さ20ナノメートル以
下の量子井戸層と、それを囲む障壁層から成る半導体の
層状構造をいう。また、発振波長の広帯域化のために
は、超格子の空間的量子サイズ効果によって生じるキャ
リアの量子準位間の複数の遷移が可能であるような量子
井戸構造であることが望ましい。また、量子井戸構造の
他の具体例としては、1.3,1.6マイクロメートル
帯のInGaAs、InGaAsP−InP系、あるい
はInGaAs−AlInAs系、又は、0.9マイク
ロメートル帯のGaAs−AlGaAs系、および可視
光領域のAlGaAs、GaInPAs、およびAlG
aInP系等が適用可能である。
2の一端面(AR端面)には無反射コーティングが施さ
れて、例えばシリコン窒化膜、又は、シリコン酸化膜等
より成る無反射コーティング膜21が形成されており、
さらに活性層12は図4に示すように、この一端面に向
かって均一なストライプ幅からテーパー状に開口した形
状で形成されている。尚、本実施例の活性層12はテー
パー状に開口した後、再び均一なストライプ幅に戻る形
状で形成されている。
で、l1 〜l5 は活性層12のそれぞれの寸法を示して
いる。l1 はテーパー状に開口した後の均一なストライ
プ幅(以下、テーパ状の開口幅という。以下同じ。)、
l2 はテーパー状に開口した後の均一なストライプの長
手方向の長さ、l3 はテーパー状に開口したテーパー部
の長手方向の長さ、l4 は均一なストライプの長手方向
の長さ、l5 は均一なストライプ幅を示しており、均一
なストライプ幅 (=l5)は1〜5マイクロメートル、テ
ーパ状の開口幅(=l1)は10〜100マイクロメー
トル、活性層12の共振器長(=l2 +l3 +l4)は
200〜2000マイクロメートルに形成される。
ロメートルよりも狭くするとエッチングの精度上、均一
な特性が得にくくなり、また5マイクロメートルよりも
大きくすると、出射光の横モードが単一にならなくな
る。また、テーパ状の開口幅(=l1)を10マイクロ
メートルよりも狭くすると活性層12への戻り光が少な
くなるので、光路調整時間の短縮効果が薄れてしまい、
100マイクロメートルよりも広くすると発振しきい値
電流が著しく増大してしまう。さらに共振器長(=l2
+l3 +l4)を200マイクロメートルよりも短く、
あるいは2000マイクロメートルよりも長くすると、
発振しきい値電流が著しく増大して発振駆動に支障をき
たしてしまう。
ザ素子2の製造方法を説明する。
上に、n型のInPから成るクラッド層9と、GaIn
AsPから成る光閉じ込め層11と、量子井戸構造の活
性層12と、GaInAsPから成る光閉じ込め層10
と、p型のInPから成るクラッド層13,14と、p
型のGaInAsPから成るコンタクト層15とをMO
CVD法(有機金属気相成長法)、MBE法(分子線気
相成長法)等のエピタキシャル成長法により順次積層す
る。
チングを用いて、テーパ状に活性層12の垂直メサを形
成した後、コンタクト層15上にSiO2 膜を設け、し
かる後、2回目のMOCVD法(有機金属気相成長法)
等により埋め込み層16,17を選択成長する。
15を除去した後、平坦化のために3回目のMOCVD
法(有機金属気相成長法)等で、クラッド層13,1
4、およびコンタクト層15を成長し、さらにコンタク
ト層15上、および半導体基板8の下面に図示しない電
極を形成する。この電極を形成した後、予め予定してい
たファブリペロー共振器型半導体レーザ素子2の位置を
スクラブして壁開し、ファブリペロー共振器型半導体レ
ーザ素子2の一端面に、N2 ガスとSiH4 ガスとの混
合気体を用いると共に、プラズマCVD法(プラズマ気
相成長法)等にてシリコン窒化膜から成る無反射コーテ
ィング膜21を形成する。尚このシリコン窒化膜の反射
率は1%以下に設定されている。
ペロー共振器型半導体レーザ素子2の光励起スペクトル
は、1.40マイクロメートル、および1.54マイク
ロメートルでピーク値を持ち(これは、量子井戸構造に
よって発生したサブバンド間の2つの遷移を意味してい
る)、キャリアーを高注入した時に両波長間で光強度が
比較的高く、且つプラトーであるゲインスペクトルが得
られるため、外部共振器型波長可変半導体レーザ装置1
に用いた場合、160ナノメートル以上の長い波長範囲
での単一波長発振が可能である。
変半導体レーザ装置1を駆動させた時の発振しきい値
と、光路調整に要した時間とを従来例1、および比較例
1と共に表1に示す。
層12のぞれぞれの寸法を示し、Ithは波長1.50マ
イクロメートルで発振させた時の発振しきい値、t1 は
所定の波長から所望の波長に変化させた際に要した光路
調整時間である。
が行われた実施例1,2(本発明の外部共振器型半導体
レーザ装置1)の場合は、従来例1とほぼ同一のIth値
を示し、実際の使用時に不都合がないことが確認でき
た。尚、テーパー状の開口幅(=l1 )を異常に大きく
設定した比較例1では、非常に大きなIth値になってし
まい、これは、導波路構造が異形になったことによる共
振効率の低下によるものと考えられる。
メートルの発振状態から、1.40マイクロメートルに
至までに要した時間を測定した結果、従来例1に比べて
光路調整時間を著しく短縮できた。
ーザ装置1によれば、本装置を構成するファブリペロー
共振器型半導体レーザ素子2の活性層12が、膜厚は一
定で、且つ無反射コーティング面に向かって均一なスト
ライプ幅からテーパ状に開口した形状、又は、テーパ状
に開口した後また均一のストライプ幅に戻る形状で形成
され、しかもファブリペロー共振器型半導体レーザ素子
2のp−n接合面と回折格子4の格子軸5とが平行にな
るように配置されているので、大幅に波長を変化させた
場合に仮に光路にずれが生じても、図5に示すように回
折格子4からファブリペロー共振器型半導体レーザ素子
2の活性層12に点線で示す何らかの戻り光22が存在
するため、光路調整時間を著じるしく短縮することが可
能となる。さらに、本実施例のように、回折格子4の格
子軸5と回転軸6とを平行に、且つ回転軸6と活性層1
2のp−n接合面とを同一平面上に位置させておけば、
より精度良く、光路調整を行うことができる。
ーザ装置によれば、本装置を構成するファブリペロー共
振器型半導体レーザ素子の活性層が、膜厚は一定で、且
つ無反射コーティング面に向かって均一なストライプ幅
からテーパ状に開口した形状で形成され、しかもファブ
リペロー共振器型半導体レーザ素子のp−n接合面と回
折格子の格子軸とが平行になるように配置されているの
で、短時間で、且つ精度良く波長変化が行える外部共振
器型波長可変半導体レーザ装置を提供することができ
る。
る。 図1(b) は本発明の一実施例を示す平面図である。
Claims (3)
Hide Dependent
translated from
- 【請求項1】 積層断面の一端が無反射コーティング
(ARコーティング)されたファブリペロー共振器型半
導体レーザ素子と、レンズと、回折格子とから構成さ
れ、且つ該ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子が
前記レンズを介して前記回折格子と共振しうるように配
置されて成る外部共振器型波長可変半導体レーザ装置に
おいて、前記ファブリペロー共振器型半導体レーザ素子
は、膜厚が一定で、且つ他面から前記積層断面に向かっ
て均一なストライプ幅からテーパー状に開口した形状の
活性層を備え、しかも前記ファブリペロー共振器型半導
体レーザ素子のp−n接合面と前記回折格子の格子軸と
が平行になるように配置されていることを特徴とする外
部共振器型波長可変半導体レーザ装置。 - 【請求項2】 前記回折格子の格子軸と回転軸とが平行
で、且つ該回転軸が前記ファブリペロー共振器型半導体
レーザ素子のp−n接合面と同一平面上に位置すること
を特徴とする請求項1記載の外部共振器型波長可変半導
体レーザ装置。 - 【請求項3】 前記活性層が量子井戸構造で、且つ均一
なストライプ幅が1〜5マイクロメートル、テーパー状
の開口幅が10〜100マイクロメートル、しかも長手
方向(共振器長)の長さが200〜2000マイクロメ
ートルであることを特徴とする請求項1、又は2記載の
外部共振器型波長可変半導体レーザ装置。