JPH0547143A - テープカセツト - Google Patents
テープカセツトInfo
- Publication number
- JPH0547143A JPH0547143A JP20286991A JP20286991A JPH0547143A JP H0547143 A JPH0547143 A JP H0547143A JP 20286991 A JP20286991 A JP 20286991A JP 20286991 A JP20286991 A JP 20286991A JP H0547143 A JPH0547143 A JP H0547143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- shutter
- housing
- case body
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャッタのスプリング機構を改善し、低コス
ト、高信頼性、高寿命、高音質、高画質なテープカセッ
トを提供する。 【構成】 テ−プ状記録媒体が収納された筐体１と、断
面コ字状で筐体の窓を一対のリ−ル挿入孔の中心を結ぶ
方向へ開閉するよう摺動可能なシャッタ７と、筐体１と
シャッタ７との間に狭持され、常時筐体の窓を閉じるよ
う張架されたスプリング１０とよりなり、スプリングに
コイルスプリングを用い、前記コイルスプリングの少な
くともコイル部１０ａを、前記リ−ル台挿入孔の中心を
結ぶ線とヘッド挿入位置方向へ２９ｍｍ隔てた平行線と
で囲まれた範囲内に配置する。
ト、高信頼性、高寿命、高音質、高画質なテープカセッ
トを提供する。 【構成】 テ−プ状記録媒体が収納された筐体１と、断
面コ字状で筐体の窓を一対のリ−ル挿入孔の中心を結ぶ
方向へ開閉するよう摺動可能なシャッタ７と、筐体１と
シャッタ７との間に狭持され、常時筐体の窓を閉じるよ
う張架されたスプリング１０とよりなり、スプリングに
コイルスプリングを用い、前記コイルスプリングの少な
くともコイル部１０ａを、前記リ−ル台挿入孔の中心を
結ぶ線とヘッド挿入位置方向へ２９ｍｍ隔てた平行線と
で囲まれた範囲内に配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽や映像などの情報
を記録、再生可能なテ−プを収納するテ−プカセットに
関し、特にテ−プカセットのシャッタを閉じるためのス
プリング機構に関するものである。
を記録、再生可能なテ−プを収納するテ−プカセットに
関し、特にテ−プカセットのシャッタを閉じるためのス
プリング機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、特願平１−３２１７１５号にて
提案されている（図４）および（図５）に示されるテ−
プ状記録媒体（以下テ−プと略す）を収納してなるテー
プカセットにおいては、磁気ヘッド及びピンチロ−ラ挿
入用の窓２ａ、２ｂ、２ｃが開閉自在なシャッタ７で覆
われている。これは上記挿入窓から塵挨等が進入してテ
ープの記録再生面に付着することによるドロップアウト
を抑制したり、手等がテープの記録再生面に触れてこれ
を損傷するのを防止するためのものである。
提案されている（図４）および（図５）に示されるテ−
プ状記録媒体（以下テ−プと略す）を収納してなるテー
プカセットにおいては、磁気ヘッド及びピンチロ−ラ挿
入用の窓２ａ、２ｂ、２ｃが開閉自在なシャッタ７で覆
われている。これは上記挿入窓から塵挨等が進入してテ
ープの記録再生面に付着することによるドロップアウト
を抑制したり、手等がテープの記録再生面に触れてこれ
を損傷するのを防止するためのものである。
【０００３】このシャッタ７はガイド８ａ、８ｂが筐体
１に設けられたガイド溝９ａ、９ｂに沿って摺動可能
で、スプリング１０の張架力によりシャッタ７に設けて
あるスプリング係合部１１が押され上記磁気ヘッドおよ
びピンチロ−ラ挿入用の窓２ａ、２ｂ、２ｃを常に閉じ
るような機構になっている。
１に設けられたガイド溝９ａ、９ｂに沿って摺動可能
で、スプリング１０の張架力によりシャッタ７に設けて
あるスプリング係合部１１が押され上記磁気ヘッドおよ
びピンチロ−ラ挿入用の窓２ａ、２ｂ、２ｃを常に閉じ
るような機構になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】例えばデジタル・オ−
ディオ・テ−プでは、テープの記録再生の保護と塵挨の
進入防止のために回動シャッタを用い、テープを巻き取
っているハブ部の筐体隙間から塵挨等の進入を防止する
ために摺動シャッタを用いるが、構成部品も多く、製造
コストもかかるという問題があった。
ディオ・テ−プでは、テープの記録再生の保護と塵挨の
進入防止のために回動シャッタを用い、テープを巻き取
っているハブ部の筐体隙間から塵挨等の進入を防止する
ために摺動シャッタを用いるが、構成部品も多く、製造
コストもかかるという問題があった。
【０００５】そのため摺動シャッタのみを用いるテ−プ
カセットが特願平１−３２１７１５号等で提案されてい
る。シャッタはスプリングにより磁気ヘッドおよびピン
チロ−ラ挿入用の窓を閉じるような機構になっている
が、スプリングはシャッタと筐体の凹部との間に挟持さ
れており、テ−プカセット全厚を小さくしコンパクト化
を図った場合、磁気テ−プ配置部上に特に厚みの大きい
コイルスプリングのコイル部等を配置すると十分なスペ
−スがないためコイルスプリングの大きさ、巻数、線径
等に限界ができ適切なスプリングの使用が困難なため、
スプリングの寿命が短くなったり、また筐体凹部の底部
の肉厚が小さくなり筐体を樹脂成形で作るのが困難、ま
た前述の肉厚の薄い部分のために筐体の強度が著しく低
下するという問題点があった。
カセットが特願平１−３２１７１５号等で提案されてい
る。シャッタはスプリングにより磁気ヘッドおよびピン
チロ−ラ挿入用の窓を閉じるような機構になっている
が、スプリングはシャッタと筐体の凹部との間に挟持さ
れており、テ−プカセット全厚を小さくしコンパクト化
を図った場合、磁気テ−プ配置部上に特に厚みの大きい
コイルスプリングのコイル部等を配置すると十分なスペ
−スがないためコイルスプリングの大きさ、巻数、線径
等に限界ができ適切なスプリングの使用が困難なため、
スプリングの寿命が短くなったり、また筐体凹部の底部
の肉厚が小さくなり筐体を樹脂成形で作るのが困難、ま
た前述の肉厚の薄い部分のために筐体の強度が著しく低
下するという問題点があった。
【０００６】またスプリングに用いる金属（ステンレス
鋼、炭素鋼、ピアノ線等）は磁性を帯び易く、スプリン
グを記録、再生等に用いる磁気ヘッド付近に配置すると
磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等の劣下を起こ
すため脱磁を行うことがあるが、スプリングの完全な脱
磁はコストがかかる上に、完全な脱磁を行っても記録、
再生を行った際に磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部磁界
により再び帯磁してしまうため再び音質、画質の劣下を
起こすという問題があった。
鋼、炭素鋼、ピアノ線等）は磁性を帯び易く、スプリン
グを記録、再生等に用いる磁気ヘッド付近に配置すると
磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等の劣下を起こ
すため脱磁を行うことがあるが、スプリングの完全な脱
磁はコストがかかる上に、完全な脱磁を行っても記録、
再生を行った際に磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部磁界
により再び帯磁してしまうため再び音質、画質の劣下を
起こすという問題があった。
【０００７】本発明は、このような従来の問題点を解決
し、簡単な構成で製造コストもかからず、さらに適切な
スプリングの使用ができ、筐体の強度を落とさず、樹脂
成形も容易で、音質、画質等の劣下の少ないテープカセ
ットのシャッタ機構を提供することにある。
し、簡単な構成で製造コストもかからず、さらに適切な
スプリングの使用ができ、筐体の強度を落とさず、樹脂
成形も容易で、音質、画質等の劣下の少ないテープカセ
ットのシャッタ機構を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のテ−プカセットは、テ−プ状記録媒体が収納
された筐体と、断面コ字状で前記筐体の窓を一対のリ−
ル台挿入孔の中心を結ぶ方向へ開閉するよう摺動可能な
シャッタと、前記筐体と前記シャッタとの間に常時前記
筐体の窓を閉じるよう張架されたスプリングとよりな
り、前記スプリングが、前記筐体と前記シャッタとで挟
持され、前記リ−ル台挿入孔の中心を結ぶ線とヘッド挿
入位置方向へ２９ｍｍ隔てた平行線とで囲まれた範囲内
の前記筐体に設けた凹部に納められてなるテ−プカセッ
ト。またスプリングがコイルスプリングであり、前記コ
イルスプリングの少なくともコイル部が、リ−ル台挿入
孔の中心を結ぶ線とヘッド挿入位置方向へ２９ｍｍ隔て
た平行線とで囲まれた範囲内に配置されてなる請求項１
記載のテ−プカセットである。
に本発明のテ−プカセットは、テ−プ状記録媒体が収納
された筐体と、断面コ字状で前記筐体の窓を一対のリ−
ル台挿入孔の中心を結ぶ方向へ開閉するよう摺動可能な
シャッタと、前記筐体と前記シャッタとの間に常時前記
筐体の窓を閉じるよう張架されたスプリングとよりな
り、前記スプリングが、前記筐体と前記シャッタとで挟
持され、前記リ−ル台挿入孔の中心を結ぶ線とヘッド挿
入位置方向へ２９ｍｍ隔てた平行線とで囲まれた範囲内
の前記筐体に設けた凹部に納められてなるテ−プカセッ
ト。またスプリングがコイルスプリングであり、前記コ
イルスプリングの少なくともコイル部が、リ−ル台挿入
孔の中心を結ぶ線とヘッド挿入位置方向へ２９ｍｍ隔て
た平行線とで囲まれた範囲内に配置されてなる請求項１
記載のテ−プカセットである。
【０００９】
【作用】上記構成によって、スプリングが筐体とシャッ
タとの間の筐体の凹部に納められ、テープが収納されて
いる筐体の内部のテープ収納部にスプリングが飛び出さ
ぬよう、またシャッタの外部に飛び出さぬよう挟持され
ているが、磁気テ−プ配置部上に特に厚みの大きいコイ
ルスプリングのコイル部等を配置しない構造のため十分
なスペ−スが確保でき、大きさ、巻数、線径等の適切な
コイルスプリングの使用が可能となる。また筐体凹部の
底部の肉厚を大きくでき、筐体の樹脂成形が容易とな
り、肉厚を大きくして筐体の強度を十分に保つことがで
きる。
タとの間の筐体の凹部に納められ、テープが収納されて
いる筐体の内部のテープ収納部にスプリングが飛び出さ
ぬよう、またシャッタの外部に飛び出さぬよう挟持され
ているが、磁気テ−プ配置部上に特に厚みの大きいコイ
ルスプリングのコイル部等を配置しない構造のため十分
なスペ−スが確保でき、大きさ、巻数、線径等の適切な
コイルスプリングの使用が可能となる。また筐体凹部の
底部の肉厚を大きくでき、筐体の樹脂成形が容易とな
り、肉厚を大きくして筐体の強度を十分に保つことがで
きる。
【００１０】またスプリングを記録、再生等に用いる磁
気ヘッド付近から遠ざけて配置することにより、スプリ
ングの帯磁が磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等
の劣下を起こすのを防止できる。またスプリングの脱磁
を行う必要がなくコストがかかるない上に、記録、再生
を行った際に、磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部磁界に
より再び帯磁してしまっても磁気ヘッドへの影響はない
ため音質、画質の劣下を起こしにくい。
気ヘッド付近から遠ざけて配置することにより、スプリ
ングの帯磁が磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等
の劣下を起こすのを防止できる。またスプリングの脱磁
を行う必要がなくコストがかかるない上に、記録、再生
を行った際に、磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部磁界に
より再び帯磁してしまっても磁気ヘッドへの影響はない
ため音質、画質の劣下を起こしにくい。
【００１１】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら具体的に説明する。
がら具体的に説明する。
【００１２】（図１）は本発明の実施例のテープカセッ
トを裏面より見た平面図、（図２）はこれを斜めより見
た裏面斜視図、（図３）は（図２）のテープカセットの
シャッタを開いたときの裏面平面図である。
トを裏面より見た平面図、（図２）はこれを斜めより見
た裏面斜視図、（図３）は（図２）のテープカセットの
シャッタを開いたときの裏面平面図である。
【００１３】（図１）、（図２）、（図３）において、
１はテープが収納された筐体、シャッタ７は断面コ字状
で筐体１の窓２ａ、２ｂ、２ｃを一対のリール台挿入孔
５ａ、５ｂの中心を結ぶ方向へ開閉可能であって、ガイ
ド８ａ、８ｂが筐体１に設けたガイド溝９ａ、９ｂに沿
って摺動可能となっており、スプリング１０は筐体１に
設けた凹部１２に配置され、一端がシャッタ７の内面に
設けたスプリング係合部１１に係合している。
１はテープが収納された筐体、シャッタ７は断面コ字状
で筐体１の窓２ａ、２ｂ、２ｃを一対のリール台挿入孔
５ａ、５ｂの中心を結ぶ方向へ開閉可能であって、ガイ
ド８ａ、８ｂが筐体１に設けたガイド溝９ａ、９ｂに沿
って摺動可能となっており、スプリング１０は筐体１に
設けた凹部１２に配置され、一端がシャッタ７の内面に
設けたスプリング係合部１１に係合している。
【００１４】スプリング１０のコイル部１０ａは凹部１
２に設けられたコイル部収納部１２ａにあるスプリング
固定軸１２ｂに挿入されシャッタ７と筐体１の間に挟持
されている。またスプリング１０のコイル部１０ａはリ
−ル台挿入孔５ａ、５ｂの中心を中心とする半径２７．
７５ｍｍの２つの円弧とリ−ル台挿入孔の中心を結ぶ線
からヘッド挿入位置方向へ２９ｍｍ間隔の平行線とで囲
まれたコイル部収納領域３内に配置されている。
２に設けられたコイル部収納部１２ａにあるスプリング
固定軸１２ｂに挿入されシャッタ７と筐体１の間に挟持
されている。またスプリング１０のコイル部１０ａはリ
−ル台挿入孔５ａ、５ｂの中心を中心とする半径２７．
７５ｍｍの２つの円弧とリ−ル台挿入孔の中心を結ぶ線
からヘッド挿入位置方向へ２９ｍｍ間隔の平行線とで囲
まれたコイル部収納領域３内に配置されている。
【００１５】シャッタ７は弾力性に優れ、摩擦抵抗の少
ない熱可塑性樹脂であって、例えばポリアセタ−ル樹脂
やポリアミド樹脂等からなる。
ない熱可塑性樹脂であって、例えばポリアセタ−ル樹脂
やポリアミド樹脂等からなる。
【００１６】本実施例のテープカセットは、スプリング
１０の張架力により常時筐体１の窓２ａ、２ｂ、２ｃが
シャッタ７の遮閉部１３、１４、１５で閉じられてお
り、その状態が（図１）および（図２）である。このス
プリング１０の張架力に逆らってシャッタ７を筐体１に
設けた溝９ａ、９ｂに沿って開いたときの状態が（図
３）である。
１０の張架力により常時筐体１の窓２ａ、２ｂ、２ｃが
シャッタ７の遮閉部１３、１４、１５で閉じられてお
り、その状態が（図１）および（図２）である。このス
プリング１０の張架力に逆らってシャッタ７を筐体１に
設けた溝９ａ、９ｂに沿って開いたときの状態が（図
３）である。
【００１７】以上のように構成された本発明によるテ−
プカセットによれば、磁気テ−プ配置部上に特に厚みの
大きいコイルスプリングのコイル部等を配置しない構造
のため十分なスペ−スが確保でき、大きさ、巻数、線径
等の適切なコイルスプリングの使用が可能となり、スプ
リングの高寿命化、高信頼性化が図れる。また筐体凹部
の底部の肉厚を大きくでき、筐体を樹脂成形で作るのが
容易、また肉厚が大きくできるために筐体の強度を十分
に保つことができる。
プカセットによれば、磁気テ−プ配置部上に特に厚みの
大きいコイルスプリングのコイル部等を配置しない構造
のため十分なスペ−スが確保でき、大きさ、巻数、線径
等の適切なコイルスプリングの使用が可能となり、スプ
リングの高寿命化、高信頼性化が図れる。また筐体凹部
の底部の肉厚を大きくでき、筐体を樹脂成形で作るのが
容易、また肉厚が大きくできるために筐体の強度を十分
に保つことができる。
【００１８】またスプリングを記録、再生等に用いる磁
気ヘッドから遠ざけて配置することにより、スプリング
の帯磁が磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等の劣
下を起こすのを防止できる。またスプリングの脱磁を行
う必要がなくコストがかからない上に、記録、再生を行
った際に磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部磁界により再
び帯磁した場合でも磁気ヘッドへの影響は非常に少ない
ため音質、画質の劣下を防止することができる。なお本
実施例においては樹脂製のシャッタを用いているがステ
ンレス等の金属製シャッタを用いた場合でも同様の効果
が得られる。
気ヘッドから遠ざけて配置することにより、スプリング
の帯磁が磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等の劣
下を起こすのを防止できる。またスプリングの脱磁を行
う必要がなくコストがかからない上に、記録、再生を行
った際に磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部磁界により再
び帯磁した場合でも磁気ヘッドへの影響は非常に少ない
ため音質、画質の劣下を防止することができる。なお本
実施例においては樹脂製のシャッタを用いているがステ
ンレス等の金属製シャッタを用いた場合でも同様の効果
が得られる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁気テ−
プ配置部上に特に厚みの大きいコイルスプリングのコイ
ル部等を配置しないため十分なスペ−スが確保でき、適
切なコイルバネの使用が可能となりバネの長寿命化、高
信頼性化を図ることができる。
プ配置部上に特に厚みの大きいコイルスプリングのコイ
ル部等を配置しないため十分なスペ−スが確保でき、適
切なコイルバネの使用が可能となりバネの長寿命化、高
信頼性化を図ることができる。
【００２０】また筐体凹部の底部の肉厚を大きくでき、
筐体の樹脂成形が容易となり、肉厚が大きくできるため
に筐体の強度を上げることができるまたスプリングを磁
気ヘッドから遠ざけて配置することにより、スプリング
の帯磁が磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等の劣
下を起こすのを防止でき、高い信頼性の要求されるデジ
タル記録、再生をも行うことができる。またスプリング
の脱磁を行う必要がなくコストがかからない上に、記
録、再生を行った際に磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部
磁界により再び帯磁した場合も磁気ヘッドへの影響は少
ないため高音質、高画質な記録、再生が可能となる。
筐体の樹脂成形が容易となり、肉厚が大きくできるため
に筐体の強度を上げることができるまたスプリングを磁
気ヘッドから遠ざけて配置することにより、スプリング
の帯磁が磁気ヘッドに悪影響を及ぼし音質、画質等の劣
下を起こすのを防止でき、高い信頼性の要求されるデジ
タル記録、再生をも行うことができる。またスプリング
の脱磁を行う必要がなくコストがかからない上に、記
録、再生を行った際に磁気ヘッドからの漏れ磁束や外部
磁界により再び帯磁した場合も磁気ヘッドへの影響は少
ないため高音質、高画質な記録、再生が可能となる。
【図１】本発明の実施例のテープカセットを裏面より見
た平面図である。
た平面図である。
【図２】テ−プカセットを裏面斜めより見た裏面斜視図
である。
である。
【図３】テープカセットのシャッタを開いたときの裏面
平面図である。
平面図である。
【図４】従来のテ−プカセットのシャッタを閉じたとき
の裏面平面図である。
の裏面平面図である。
【図５】従来のテ−プカセットのシャッタを開いたとき
の裏面平面図である。
の裏面平面図である。
１ 筐体 ２ａ、２ｂ、２ｃ 窓 ３ コイル部収納領域 ５ａ、５ｂ リール台挿入孔 ７ シャッタ ８ａ、８ｂ ガイド ９ａ、９ｂ ガイド溝 １０ スプリング １０ａ コイル部 １１ スプリング係合部 １２ 凹部 １２ａ コイル部収納部 １２ｂ スプリング固定軸 １３、１４、１５ 遮蔽部
Claims (2)
- 【請求項１】 テ−プ状記録媒体が収納された筐体と、
断面コ字状で前記筐体の窓を一対のリ−ル台挿入孔の中
心を結ぶ方向へ開閉するよう摺動可能なシャッタと、前
記筐体と前記シャッタとの間に常時前記筐体の窓を閉じ
るよう張架されたスプリングとよりなり、前記スプリン
グが、前記筐体と前記シャッタとで挟持され、前記リ−
ル台挿入孔の中心を結ぶ線とヘッド挿入位置方向へ２９
ｍｍ隔てた平行線とで囲まれた範囲内の前記筐体に設け
た凹部に納められてなるテ−プカセット。 - 【請求項２】 スプリングがコイルスプリングであり、
前記コイルスプリングの少なくともコイル部が、リ−ル
台挿入孔の中心を結ぶ線とヘッド挿入位置方向へ２９ｍ
ｍ隔てた平行線とで囲まれた範囲内に配置されてなる請
求項１記載のテ−プカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20286991A JPH0547143A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | テープカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20286991A JPH0547143A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | テープカセツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0547143A true JPH0547143A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16464546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20286991A Pending JPH0547143A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | テープカセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0547143A (ja) |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP20286991A patent/JPH0547143A/ja active Pending
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