JPH0546952A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0546952A
JPH0546952A JP20708091A JP20708091A JPH0546952A JP H0546952 A JPH0546952 A JP H0546952A JP 20708091 A JP20708091 A JP 20708091A JP 20708091 A JP20708091 A JP 20708091A JP H0546952 A JPH0546952 A JP H0546952A
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rotary
amplifier
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cylinder
magnetic recording
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Tetsuya Okana
哲也 岡那
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気記録再生装置の回転ヘッドシリンダの回転
シリンダ内の増幅器の電源供給手段として専用の回転ト
ランスなどを必要としない。 【構成】回転ヘッドシリンダの回転シリンダ内に充電可
能な蓄電池15と、その蓄電池15に供給する電流と増幅器
13に供給する記録信号との切り替え回路17を備え、ヘッ
ド12がテープに接触していない時間中に録画再生信号を
伝達するための回転トランス14を介して低周波電流を供
給し、この低周波電流を検出するローパスフィルタ18に
より切り替え回路17を充電側に切り替えるとともにこの
低周波電流により蓄電池15を充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッドシリンダを有
する磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置は多機能化、高
性能化され、とくにVTR分野においては高画質へのニ
ーズは高まっている。このような中で最近では回転ヘッ
ドシリンダ内に再生信号を増幅するための増幅器を搭載
するタイプが増えてきている。
【0003】以下に従来の磁気記録再生装置について説
明する。図3は従来の磁気記録再生装置の回転ヘッドシ
リンダの一例を示す断面図である。図3において、21は
回転シリンダ、22はヘッド、23は再生信号を増幅する増
幅器、24は録画再生信号を伝達するための回転トラン
ス、25は固定シリンダ、26は増幅器23に電力を供給する
ための回転トランスである。
【0004】図4は従来の磁気記録装置の回転ヘッドシ
リンダの他の例を示す断面図である。図3において、31
から35は図2の21から25と同じものである。36はブラ
シ、37はスリップリングで、増幅器33に電力を供給する
ためのものである。
【0005】このように構成された磁気記録再生装置に
ついて以下その動作について説明する。テープからヘッ
ド22によって再生された再生信号は増幅器23によって増
幅される。この増幅された信号は回転トランス24によっ
て固定シリンダ25の側に伝達されさらに電気回路部へ送
られていく。回転シリンダ21に搭載された増幅器23への
電力供給手段としては、回転トランス26を用いて回転側
と固定側との電力供給線の接点部分を非接触にする方
法、あるいはブラシ36とスリップリング37を用いて回転
側と固定側との電力供給線の接点部分を接触させる方法
などが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、回転トランスを用いる方法では電力供給チ
ャンネルからの録画再生チャンネルへのクロストークが
大きすぎて、1つの回転トランスで録画再生信号チャン
ネルと電力供給チャンネルとを混在させることができ
ず、回転トランスを図3に示すように録画再生信号用回
転トランス24と電力供給用回転トランス26とに分けても
用いなければならないという問題を有していた。また回
転側と固定側との電力供給線の接点部分を接触させる方
法では、図4に示すようにブラシ36、スリップリング37
などの部品が必要になること、あるいは接点部分の摩耗
による信頼性の低下することなどの問題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、増幅器23への電力供給手段としての専用の回転トラ
ンス26や、ブラシ36、スリップリング37などを必要とし
ない回転ヘッドシリンダを有する磁気記録再生装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の磁気記録再生装置は、再生信号を増幅する増
幅器と、この増幅器の電源となる充電可能な蓄電池と、
この蓄電池に供給する電流と前記増幅器に供給する記録
信号との切り替え回路とを、回転体内に備えた回転ヘッ
ドシリンダを有する構成にしたものである。
【0009】
【作用】この構成によって、記録再生時において回転ヘ
ッドシリンダのヘッドがテープなど記録媒体に接触して
ない時間に、この時間機能していない録画再生用のたと
えば回転トランスのチャンネルを介して蓄電池充電用の
電流を流し、この電流によって切り替え回路を充電側に
切り替えるとともに、この電流により蓄電池を充電す
る。この蓄電池を増幅器の電源として電力供給用に用い
ることによって、増幅器への電力供給手段のための専用
の回転トランスや、ブラシ、スリップリングを必要とし
ない回転ヘッドシリンダが得られる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における磁
気記録装置の回転ヘッドシリンダを示す断面図である。
図1において、11は回転シリンダ、12はヘッド、13は再
生信号を増幅する増幅器、14は録画再生信号を伝達する
ための回転トランス、15は回転シリンダ11に搭載されて
増幅器13の電源となる充電可能な蓄電池、16は固定シリ
ンダである。
【0011】図2は回転ヘッドシリンダの1つのヘッド
におけるブロック回路図である。図2において、17は蓄
電池15に供給する電流と増幅器13に供給する記録電流と
の切り替え回路、18は切り替え回路17を制御するローパ
スフィルタ(LFP)である。
【0012】このように構成された磁気記録再生装置に
ついて、以下その動作を説明する。磁気記録再生装置の
回転ヘッドシリンダは通常テープが回転シリンダ11の全
周(360 °)巻き付けられているわけではないので、回
転シリンダ11が1回転するときヘッド12がテープに接触
していない時間つまりヘッドとして機能していない時間
が存在する。この時間中に録画再生信号を伝達するため
の回転トランス14のテープと接触していないヘッドのチ
ャンネルを介して、100KHz程度の低周波で回転シリンダ
11に搭載された充電可能な蓄電池15を充電するための電
流を供給する。また、蓄電池15に供給する電流と増幅器
13に供給する記録信号との切り替え回路17の前には低周
波信号のみを通すローパスフィルタ(LPF)18を設け
ておき、低周波電流が切り替え回路17に入力されたとき
のみ切り替え回路17を充電側に切り替え、通常の映像信
号が入力されたときは切り替え回路17をヘッド側に切り
替えるようにする。そしてこの低周波電流によって蓄電
池15を充電し、この蓄電池15を増幅器13の電力供給手段
として用いる。このようにすることでヘッド12がテープ
と接触していないときだけその回転トランス14のチャン
ネルを介して蓄電池15を充電することができ、その蓄電
池15を増幅器13の電源供給手段として用いることができ
る。
【0013】以上のように本実施例によれば、回転シリ
ンダ11に充電可能な蓄電池15と、その蓄電池15に供給す
る電流と増幅器13に供給する記録信号との切り替え回路
17を設けることにより、増幅器13への電力供給手段のた
めの専用の回転トランスなどをなくすことができる。
【0014】なお、本実施例において磁気記録再生装置
の停止中に回転シリンダ11に搭載された充電可能な蓄電
池15を充電する手段として録画再生信号を伝達するため
の回転トランス14を用いたが、回転トランス14の代わり
に増幅器13への電力供給用以外の用途で用いられている
ブラシ、スリップリングなどがあればこれらを用いても
良いことはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転ヘッ
ドシリンダの回転体内に、充電可能な蓄電池と、その蓄
電池に供給する電流と増幅器に供給する記録信号との切
り替え回路とを設けることにより、回転体内に搭載され
た再生信号を増幅する増幅器への電力供給の手段のため
の専用の回転トランスや、ブラシ、スリップリングを不
要にすることができる優れた回転ヘッドシリンダを備え
た磁気記録再生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置の回転ヘ
ッドシリンダの断面図である。
【図2】本発明の一実施例の磁気記録再生装置の回転ヘ
ッドシリンダにおける1つのヘッドのブロック回路図で
ある。
【図3】従来の磁気記録再生装置の回転ヘッドシリンダ
の一例を示す断面図である。
【図4】従来の磁気記録再生装置の回転ヘッドシリンダ
の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 回転シリンダ 12 ヘッド 13 再生信号を増幅する増幅器 14 録画再生信号を伝達するための回転トランス 15 回転シリンダに搭載された充電可能な蓄電池 16 固定シリンダ 17 蓄電池に供給する電流と増幅器に供給する記録電
流との切り替え回路 18 ローパスフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドシリンダの回転体内に、再生
    信号を増幅する増幅器と、この増幅器の電源となる充電
    可能な蓄電池と、この蓄電池に供給する電流と前記増幅
    器に供給する記録信号との切り替え回路とを備えた磁気
    記録再生装置。
JP20708091A 1991-08-20 1991-08-20 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3147936B2 (ja)

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JPH0546952A true JPH0546952A (ja) 1993-02-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0883111A2 (en) * 1997-06-02 1998-12-09 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Head drum with integrated power supply

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0883111A2 (en) * 1997-06-02 1998-12-09 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Head drum with integrated power supply
EP0883111A3 (en) * 1997-06-02 2000-06-28 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Head drum with integrated power supply
EP1111590A2 (en) * 1997-06-02 2001-06-27 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Head drum for a magnetic tape recorder
EP1111590A3 (en) * 1997-06-02 2001-09-12 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Head drum for a magnetic tape recorder

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JP3147936B2 (ja) 2001-03-19

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