JPH0546328Y2 - - Google Patents

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JPH0546328Y2
JPH0546328Y2 JP5002887U JP5002887U JPH0546328Y2 JP H0546328 Y2 JPH0546328 Y2 JP H0546328Y2 JP 5002887 U JP5002887 U JP 5002887U JP 5002887 U JP5002887 U JP 5002887U JP H0546328 Y2 JPH0546328 Y2 JP H0546328Y2
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hot
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insulator
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ロツドアンテナのネツクモールド部
を成形する装置に関し、特に金型および芯金の構
造の改良に関する。
[従来の技術] 第5図は自動車用ロツドアンテナのネツクモー
ルド部を示す側面図である。第5図に示すように
このネツクモールド部は、ロツドアンテナと電気
的に接触するホツト側導電管1と車体等の接地側
導体と接触するアース側導電管2とが同軸的に配
設され、かつ同軸給電ケーブル3の中心導体3a
がホツト側導電管1と接続され、同軸給電ケーブ
ル3の外部導体3bがアース側導電管2と接続さ
れた状態で、合成樹脂等の成形材料4を用いて一
体成形されている。このような構成のネツクモー
ルド部についての絶縁・導通テストを、従来は第
5図に示すような完成品の状態において行なつて
いた。
[考案が解決しようとする課題] 上記の従来技術では、成形工程と検査工程とが
別工程となつていたため、成形中に接触不良や短
絡事故が発生したような場合であつても、全て完
成した後でなければ不良品を選別できなかつた。
このため、時間的にも、また材料費の点でも損失
が大きかつた。
そこで本考案は、ネツクモールド部の絶縁・導
通テストを成形開始前、成形中、成形終了後等に
おいて随時行なうことができ、経済性に優れた利
点を有するロツドアンテナのネツクモールド部成
形装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決し目的を達成するため
に次のような手段を講じた。すなわち、本考案の
ネツクモールド部成形装置は、 ロツドアンテナのネツクモールド部を成形する
如く、外周面に同軸給電ケーブル13の中心導体
13aを接続されたホツト側導電管11と、外周
面に上記給電ケーブル13の外部導体13bを接
続されたアース側導電管12とを、同軸的にセツ
ト可能な中空部を有する金型10と、 この金型10のホツト側導電管支持部に配設さ
れ、前記ホツト側導電管11を前記金型10から
絶縁して保持する如く設けられた耐熱性の第1の
インシユレータ15と、 前記ホツト側導電管11の内部に挿入される小
径部21と、前記アース側導電管12の内部に挿
入される大径部22との二部分が、耐熱性の第2
のインシユレータ23を介して一体的に結合され
た芯金20と、 前記金型10の中空部内にセツトされた前記ホ
ツト側導電管11およびアース側導電管12、前
記給電ケーブル13の中心導体13aおよび外部
導体13bに対し、それぞれ電気的な接続がはか
られた試験用端子16および17、試験用端子1
8および19と、 を具備し、上記試験用端子16〜19を用いて前
記ネツクモールド部の絶縁・導通テストを実行可
能としたことを特徴としている。
[作用] この様な手段を講じたことにより、次のような
作用が生じる。すなわち、金型10とホツト側導
電管11との間に介在させた第1のインシユレー
タ15と、芯金20の小径部21と大径部22と
の間に介在させた第2のインシユレータ23とに
より、アンテナのホツト側導電管11や給電ケー
ブル13の中心導体13aを含むホツト側導電部
が電気的に略完全に浮いた状態になる。このため
各導電部に接続された試験用端子16〜19を用
いて、成形開始前、成形中、成形終了後において
随時絶縁・導通ステトを行なうことができる。し
たがつて成形工程中において不良品を選別するこ
とが可能となる。
[実施例] 第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
図で、第1図は金型10にアンテナのホツト側導
電管11及びアース側導電管12をセツトし、か
つ芯金20を破線で示す如く挿着した状態を示す
断面図である。又第2図は芯金20の断面図であ
り、第3図はモールド材料14を流し込んで成形
が終了した状態を示す断面図である。更に第4図
は異なる構造の導電接触子40を有するホツト側
導電管11の変形例を示す部分断面図である。
第1図において10は金型であり、その内部に
はホツト側導電管11とアース側導電管12とを
同軸的にセツト可能な中空部が設けられている。
すなわち成形特においては、図示の如く金型10
の中空部内に、ホツト側導電管11とアース側導
電管12とが同軸的にセツトされる。このときホ
ツト側導電管11の先端部は金型10の中空部内
のホツト側導電管支持部(図中右端部)に配設さ
れている第1のインシユレータ15の中心孔に嵌
挿される。このため上記ホツト側導電管11は、
第1のインシユレータ15によつて他の部分から
絶縁された状態で保持されることになる。なお第
1のインシユレータ15の材料としては、耐熱性
および耐摩耗性に富み、かつ機械的強度にすぐれ
たセラミツクスや樹脂等が用いられる。
ホツト側導電管11の外周面には、給電ケーブ
ル13の中心導体13aの先端部が予め半田付け
されている。またアース側導電管12の外周面の
切起こし舌片部12aには、給電ケーブル13の
外部導体(シールド用編組線)13bがやはり予
め半田付けされている。なお13cはケーブル被
覆から露出している前記中心導体13aの付根部
分が外力により断線するのを防ぐための保護キヤ
ツプである。
ホツト側導電管11は、側面形状が「略くの字
状」をなし、その接続固定部31がホツト側導電
管11にあけた穴を通して同管11の外部へ導か
れ、同管11の外周面に対して接続固定された導
電接触子30を有している。なお上記導電接触子
30は、一般には全体が略短冊状をなす弾性金属
部材からなり、その変位した先端部が、ホツト側
導電管11の内部に挿脱自在に挿入されるロツド
アンテナ(不図示)の外周面に対いて摺動自在に
圧接するものとなつている。かくしてロツドアン
テナ〜導電接触子30〜ホツト側導電管11〜給
電ケーブル13の中心導体13a、なる導電路が
安定に形成される事になる。なお導電接触子30
は、ホツト側導電管11の中にロツドアンテナが
挿入されたとき、あるいは後述する芯金20の小
径部21が挿入されたときは、図中矢印で示すよ
うに、ホツト側導電管11の内周面に密接して状
態となる。
ホツト側導電管11、金型10、給電ケーブル
13の中心導体13a、同じく外部導体13bに
は、それぞれ試験用端子16〜19が取付けられ
る。かくして金型10の中空部内にセツトされた
ホツト側導電管11およびアース側導電管12、
給電ケーブル13の中心導体13aおよび外部導
体13bは、試験用端子16および17、試験用
端子18および19とそれぞれ電気的に接続され
ることになる。
なお試験用端子16とホツト側導電管11とは
金型10および第1のインシユレータ15を貫通
させた絶縁管Iの中を通したリード線Rによつて
電気的な接続がはかられている。したがつて試験
用端子16を含む通電路が金型10と短絡する虞
はない。なお上記の接続は金型10が閉じられる
前の段階で行なわれる。
第2図に示すように、芯金20は、ホツト側導
電管11の内部に挿入される小径部21と、アー
ス側導電管12の内部に挿入される大径部22と
の二部分が、前記第1のインシユレータ15と同
一材料からなる第2のインシユレータ23を介し
て絶縁状態で一体的に結合されたものとなつてい
る。なお第2のインシユレータ23は、芯金20
の小径部21に嵌挿される突起部23aと、芯金
20の大径部21に嵌挿される突起部23bとを
円板部23cの両側に設けたものとなつている。
かくして第2のインシユレータ23により、芯金
20によるホツト側とアース側との短絡が防止さ
れる構造になつている。
この様な構造の芯金20を、第1図に破線で示
すように、小径部21をホツト側導電管11の内
部に挿入し、大径部22をアース側導電管12の
内部に挿入した状態となし、この状態において、
試験用端子16と17との間あるいは試験用端子
18と19との間にて絶縁試験を行なう。また、
試験用端子16と18との間および試験用端子1
7と19との間にて導通試験を行なう。
上記試験の結果、異常があればセツトし直す。
異常がなければ、溶融状態にした合成樹脂等のモ
ールド材料を、図示しない注入孔を通して金型1
0内に流し込んで成形を行なう。
第3図のように成形終了した状態において前述
と同様の試験を行なう。異常があれば不良品とし
て取扱い、異常のないものだけを良品として取扱
う。
なお必要に応じて、成形中においても絶縁・導
通テストないし監視を行なうようにしてもよい。
このように本実施例においては、成形工程の開
始前、成形中、成形終了後等において随時絶縁・
導通テストを行ない、不良が検知された時点で直
ちに所定の対応操作を行なうことができるので、
時間的にも、また材料費の点でも極めて有利にな
る。勿論、従来のように検査工程を別に設ける必
要がなくなることから、工程削減となり、この点
でもコストダタウン等をはかれることになる。
なお本考案は前記実施例に限定されるものでは
ない。例えば前記実施例では、本考案を自動車用
ロツドアンテナのネツクモールド部に適用した例
を示したが、上記とは形状の異なる他のロツドア
ンテナのネツクモールド部にも広く適用可能であ
る。また前記実施例では、導電接触子付きのホツ
ト側導電管11として側面形状が「略くの字状」
をなす導電接触子30を有するものを示したが、
第4図に示すように、側面形状が「略L字状」を
なし、その接続固定部41がホツト側導電管11
の基端部に設けた穴ないし溝を屈曲経由して同管
11の外周面に接続固定された導電接触子40を
有するものであつても良い。このほか本考案の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるの
は勿論である。
[考案の効果] 本考案においては、ホツト側導電管11がネツ
クモールド部成形用の金型10のホツト側導電管
支持部に対して第1のインシユレータ15を介し
て絶縁状態で保持されるものとなつており、かつ
成形用の芯金20におけるホツト側導電管11の
内部に挿入される小径部21とアース側導電管1
2の内部に挿入される大径部22とが、第2のイ
ンシユレータ23を介して絶縁状態で結合されて
いる。従つてホツト側導電部を電気的に浮いた状
態となすことができ、各導電部に接続された試験
用端子16〜19を用いてネツクモールド部の絶
縁・導通テストを、成形開始前、成形中、成形終
了後等において随時行なうことができる。この結
果、時間的にも材料費の点でも損失が少なく極め
て経済性にすぐれた利点を有するロツドアンテナ
のネツクモールド部成形装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
図で、第1図は金型にホツト側およびアース側導
電管をセツトした状態を示す断面図、第2図は芯
金の断面図、第3図は成形終了時の断面図、第4
図は異なる構造の導電接触子を有するホツト側導
電管の変形例を示す部分断面図である。第5図は
従来技術を説明するためのネツクモールド部の構
成を示す側面図である。 10……金型、11……ホツト側導電管、12
……アース側導電管、13……給電ケーブル、1
4……モールド材料、15……第1のインシユレ
ータ、16〜19……試験用端子、20……芯
金、21……小径部、22……大径部、23……
第2のインシユレータ、30,40……導電接触
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロツドアンテナのネツクモールド部を成形する
    如く、外周面に同軸給電ケーブル13の中心導体
    13aを接続されたホツト側導電管11と、外周
    面に上記給電ケーブル13の外部導体13bを接
    続されたアース側導電管12とを、同軸的にセツ
    ト可能な中空部を有する金型10と、 この金型10のホツト側導電管支持部に配設さ
    れ、前記ホツト側導電管11を前記金型10から
    絶縁して保持する如く設けられた耐熱性の第1の
    インシユレータ15と、 前記ホツト側導電管11の内部に挿入される小
    径部21と、前記アース側導電管12の内部に挿
    入される大径部22との二部分が、耐熱性の第2
    のインシユレータ23を介して一体的に結合され
    た芯金20と、 前記金型10の中空部内にセツトされた前記ホ
    ツト側導電管11およびアース側導電管12、前
    記給電ケーブル13の中心導体13aおよび外部
    導体13bに対し、それぞれ電気的な接続がはか
    られた試験用端子16および17、試験用端子1
    8および19と、 を具備し、上記試験用端子16〜19を用いて前
    記ネツクモールド部の絶縁・導通テストを実行可
    能としたことを特徴とするロツドアンテナのネツ
    クモールド部成形装置。
JP5002887U 1987-04-02 1987-04-02 Expired - Lifetime JPH0546328Y2 (ja)

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JPS63158006U JPS63158006U (ja) 1988-10-17
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