JPH0545889Y2 - - Google Patents

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JPH0545889Y2
JPH0545889Y2 JP2660986U JP2660986U JPH0545889Y2 JP H0545889 Y2 JPH0545889 Y2 JP H0545889Y2 JP 2660986 U JP2660986 U JP 2660986U JP 2660986 U JP2660986 U JP 2660986U JP H0545889 Y2 JPH0545889 Y2 JP H0545889Y2
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JP
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switch
shift
actuator
control device
opening
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両の走行状態を検出して自動的に
変速作業を行う自動変速装置の安全装置に関す
る。
[従来技術] 車両の走行状態を検出して自動的に変速作業を
行う自動変速装置は種々知られており、エンジン
負荷又はアクセル開度と、エンジンの回転数、車
速、また必要に応じてその他の走行状態を検出す
るセンサから信号に基づいて制御装置が判断し、
シフトアクチユエータ、セレクトアクチユエータ
等のアクチユエータを作動させて自動的に変速作
業を行うようになつている。
第1図は本考案を実施した自動変速装置を備え
た車両の説明図であるが、本考案をよく理解する
ために、まず第1図を参照してその公知の部分を
説明する。
第1図の実施例において、燃料噴射ポンプ11
を備えたデイーゼルエンジン10には機械式デイ
スククラツチ20を介して機械式自動変速機30
が連結されている。
エンジン10にはエンジン回転数を検出するエ
ンジン回転数センサ12が、また燃料噴射ポンプ
11にはその燃料噴射量を制御するガバナ制御装
置13が設けられている。
クラツチ20にはクラツチの断続位置を検出す
るクラツチ位置センサ21およびクラツチを断続
制御するクラツチ断続制御装置22が設けられて
いる。
変速機30にはメインシヤフトの回転数従つて
車速を検出する車速センサ31と、ギヤのシフト
位置を検出するシフトギヤ位置センサ32と、シ
フトすべきギヤをセツトするシフトチエンジ用の
アクチユエータ33(後述のシフトアクチユエー
タおよびセレクトアクチユエータが用いられてい
るが、第1図では両者を代表して符号33で示
す)とが設けられている。
セレクタ装置50は手動操作されるセレクタレ
バー51を有し、このセレクタレバー51により
電気接点52aないし52fがオン・オフされ
る。電気接点52aないし52fはそれぞれパー
キングP、リバースR、ニユートラルN、ドライ
ブD、2速固定2,1速固定1にセレクトされた
ことを検知する電気接点で、各電気接点52aな
いし52fはそれぞれ後述の制御ユニツト40に
接続されている。
そして制御装置40は、セレクタ装置50から
の信号により、また各種のセンサからの信号に応
じて判断し、アクチユエータ33を作動させるよ
うになつている。変速機30の一例は第2図に示
されているように、変速機ハウジング1内を長手
方向すなわち軸線方向に延びるシフトシヤフト3
を備え、そのシフトシヤフトはシフトアクチユエ
ータ2の作動によつて軸線方向に移動できるよう
になつている。このシフトシヤフト3にはシフト
フオーク7a,7b,7cがそれぞれセレクトア
クチユエータ6a,6b,6cの作動によつて嵌
脱自在に設けられ、セレクトアクチユエータで選
択したシフトフオークがシフトシヤフトと共に移
動して、歯車トレインGのうちの選択した歯車を
係合させるようになつている。シフトアクチユエ
ータ2はそれ自体公知のものを実施でき、シフト
シヤフトを3位置すなわち中立位置と図面で左右
の係合位置とに位置させるものである。図示の例
には、シフトアクチユエータ2の室Aに流体圧力
(例えば圧縮空気)、が印加されると、シフトシヤ
フト3は図面で右方に動き、室Bに流体圧力が印
加されると左方に動き、両室A,Bの圧力がバラ
ンスすると中間の中立位置に動くようになつてい
る。この各位置はシフトポジシヨンセンサ34に
よつて検知できる。室AおよびBに流体圧をを印
加し、また排出するにはそれぞれ電磁弁V1,V
2が用いられ、制御装置40からの信号によつて
開閉作動が行われるのである。
[従来技術の欠点] かかる変速装置において制御装置は各センサか
らの信号によつて好適に種々のアクチユエータに
制御信号を出力し、自動変速を行うようになつて
いるけれども、例えば入力信号に強磁界の電波等
のノイズが混入した場合、誤作動をする可能性が
ある。そのとき運転者が乗つていば、たとえ誤差
動が生じても、ブレーキペダルを踏んだり或いは
セレクタ装置でニユートラルを指定することによ
つて対応できる。しかしながら、車両のエンジン
をかけたまま、運転者が車両から離れた場合、例
えば制御装置が6aないし6cのセレクトアクチ
ユエータとともに電磁弁V1に開信号を誤つて出
力すると、車両は走行してしまう。
[考案の目的] したがつて本考案の目的は、車両の停止中にノ
イズにより制御装置が御作動してもシフトチエン
ジアクチユエータが作動することがない自動変速
装置の安全装置を提供するにある。
[考案の構成] 本考案によれば、車両の走行状態を検知するセ
ンサからの信号およびセレクタ装置からの指定信
号によつてシフトアクチユエータを作動して自動
変速を行う制御装置を備えた自動変速装置の安全
装置において、制御装置からシフトアクチユエー
タを作動する電磁弁に至る信号線に開閉手段を設
け、その開閉手段の作動回路にパーキングブレー
キランプがオンのときに開く第1のスイツチと、
クラツチペダルを踏むと閉じる第2のスイツチと
を並列に接続してある。
[考案の作用効果] 従つて運転者がクラツチペダルを操作せず、か
つパーキングレバーを引けば、開閉手段の作動回
路の作動電流が遮断されて開閉手段を開く。この
ようになると制御装置と電磁弁との間の信号線は
遮断されるので、制御装置がノイズによつて誤作
動してもシフトアクチユエータは作動しない。車
両を運転する場合は、通常パーキングブレーキを
引いていないためシフトアクチユエータは正常に
作動し、またパーキングブレーキを引けば停車中
であるから、シフト作動の必要はない。さらに登
坂発進のようにパーキングブレーキを併用して発
進ギヤセツトを行う場合もあるが、この時はパー
キングブレーキが引かれていてもクラツチペダル
を操作するため、シフトアクチユエータは正常に
作動する。それ故に本考案によれば、運転に全く
支障がなく、誤作動があつても停車中にはパーキ
ングブレーキを引いているので、発射の危険が全
くない。
[好ましい実施の態様] 本考案の実施に際して、開閉手段としては、リ
レー接点を用いるのが好ましく、パーキングブレ
ーキランプおよびクラツチペダルとそれぞれ連動
するスイツチはそのリレーの作動回路に並列に設
けるのがよい。またさらにパーキングレバーボタ
ンを連動するスイツチをさらに並列に設けるとな
お好適である。
[実施例] 再び第1図を参照し、かつ第3図を参照して本
考案の実施例を説明する。第1図および第3図に
おいて、制御装置40からのラインL1は開閉手
段41を介してシフトアクチユエータを作動する
電磁弁V1,V2に接続されており、その開閉手
段41のリレー接点42はリレーコイル43で作
動され、その作動回路を構成するラインL2に
は、パーキングランプと連動してパーキングラン
プがオンのときに開く第1のスイツチSW1と、
クラツチペダルスイツチと連動してクラツチペダ
ルを踏み込んだときに閉じる第2のスイツチSW
2と、パーキングレバーボタンと連動してそのボ
タンを押したときに閉じる第3のスイツチSW3
とが並列に接続されている。
第4図は第1のスイツチSW1の取付けの態様
を示し、パーキングレバー60は矢印A方向に動
かすと、ブレーキ力が生じ、反対に矢印B方向に
動かすとブレーキ力が解除されるものであり、こ
のパーキングブレーキレバー60にはブラケツト
61が固着され、そのブラケツト61は、レバー
60を、矢印A方向に動かすと、パーキングラン
プ用スイツチSW4の作動子62を解放してスイ
ツチSW4を閉じるようになつている。本考案で
はこのスイツチSW4に連動する作動子63を設
け、第1のスイツチSW1をその連動する作動子
63に取付けてある。したがつてパーキングラン
プがオンのときは第1のスイツチSW1が開く。
第5図は第2のスイツチSW2の取付けの態様
を示し、クラツチペダル65には通常例えばエキ
ゾーストブレーキスイツチ又はクラツチペダルセ
ンサスイツチ等のスイツチSW5が設けられてお
り、クラツチペダル65を踏むと(矢印A方向に
動かすと)そのスイツチSW5が開くようになつ
ている。そのスイツチSW5と連動する作動子6
7を有する第2のスイツチSW2は、逆にクラツ
チペダル65を踏むと閉じるようになつている。
第6図は第3のスイツチSW3の取付けの態様を
示し、パーキングブレーキレバー60を矢印A方
向に動かすと、ブレーキ力が作用する点は第4図
と同様であるが、レバーボタン70を押すと、爪
71が爪車72から離脱するようになつている。
この爪71に作動子72を設け、その作動子72
によつて、第3のスイツチSW3はレバーボタン
70を押すと閉じるようになつている。
[まとめ] 以上の如く本考案によれば、パーキングランプ
と連動するスイツチとクラツチペダルスイツチと
連動するスイツチとを並列に開閉手段の作動回路
に設けたので、ノイズによつて制御装置が誤作動
しても、停車中はたとえばドライバが乗車してい
なくてもパーキングレバーを引いているので、ア
クチユエータは作動せず安全であり、また登坂道
等でのパーキングブレーキを引いた状態でのギヤ
セツト時も、クラツチを踏めばよいので実用上の
支障は発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施された自動変速機の全体
説明図、第2図は本考案を実施するシフトチエン
ジアクチユエータの作動を示す変速機の側面断面
図、第3図は本考案の一実施例を示す回路図、第
4図、第5図および第6図はそれぞれ本考案を実
施するスイツチの取付の態様を示す側面図であ
る。 1……シフトシヤフト、2……シフトアクチユ
エータ、40……制御装置、41……開閉手段、
V1,V2……電磁弁、42……リレー接点、4
3……リレーコイル、SW1,SW2……スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の走行状態を検知するセンサからの信号お
    よびセレクタ装置からの指定信号によつてシフト
    チエンジアクチユエータを作動して自動変速を行
    う制御装置を備えた自動変速装置の安全装置にお
    いて、制御装置からシフトチエンジアクチユエー
    タを作動する電磁弁に至る信号線に開閉手段を設
    け、その開閉手段の作動回路にパーキングブレー
    キランプがオンのときに開く第1のスイツチと、
    クラツチペダルを踏んだときに閉じる第2のスイ
    ツチとを並列に接続したことを特徴とする自動変
    速装置の安全装置。
JP2660986U 1986-02-27 1986-02-27 Expired - Lifetime JPH0545889Y2 (ja)

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JPS62140251U JPS62140251U (ja) 1987-09-04
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