JPH0545776A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0545776A
JPH0545776A JP20820891A JP20820891A JPH0545776A JP H0545776 A JPH0545776 A JP H0545776A JP 20820891 A JP20820891 A JP 20820891A JP 20820891 A JP20820891 A JP 20820891A JP H0545776 A JPH0545776 A JP H0545776A
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JP20820891A
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Hiroshi Nakatsugawa
寛 中津川
Takaaki Kojima
高明 小島
Shigeo Tanaka
重雄 田中
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 迅速処理適性を有し、連続露光時の感度、階
調変化に対する安定性に優れた、赤外分光域に高い感度
を有するハロゲン化銀写真感光材料の提供。 【構成】 反射支持体上に、それぞれ分光感度分布が異
なる感光性ハロゲン化銀乳剤とイエロー、マゼンタ、シ
アンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料にお
いて、該ハロゲン化銀乳剤の90モル%以上が塩化銀から
成り、かつ該ハロゲン化銀乳剤の粒子がイリジウム化合
物及びイリジウム以外の周期律表第VIII族に属する金属
含有化合物の少なくとも1種を含有し、更に一般式
(I)又は(II)で示される増感色素により赤外増感さ
れているハロゲン化銀写真感光材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外増感されたハロゲン
化銀写真感光材料に関し、特に迅速処理適性を有し、連
続露光されても写真特性の変化が小さい、赤外分光域に
高い感度を有するハロゲン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【発明の背景】今日、エレクトロニクスの分野では、C
CD等の撮像素子及び磁気記録媒体の著しい進歩によ
り、これまでのハロゲン化銀を使った写真と同じ手軽さ
で写真撮影を行い、直ちにテレビに写し出して、これを
楽しむことを可能としてきた。
【0003】中でも装置の小型化や低価格化を考慮する
と半導体レーザーを用いることが好ましい。半導体レー
ザーとしては、720nm以上の波長に十分な強度を持って
いればどのようなものであってもよく、ガリウム・砒素
・燐、アルミニウム・ガリウム・砒素、インジウム・ガ
リウム・砒素・燐、アルミニウム・ガリウム・砒素・ア
ンチモン等を挙げることができる。中でも、750,780,
810,830,880nmの半導体レーザーが光強度、ハロゲン
化銀感光材料の取扱いなどの点から有利に用いられる。
【0004】こうしたシステムに適用可能と考えられる
レーザープリンター装置としては、例えば、特開昭55-4
071号、同59-11062号、同63-197947号、特開平2-74942
号、同2-236538号、特公昭56-14963号、同56-40822号、
欧州広域特許77410号、電子通信学会技術研究報告80巻2
44号、及び映画テレビ技術誌1984/6(382),34〜36頁な
どに記載されているものがある。
【0005】これらの半導体レーザー用感材としては、
迅速性処理適性を有し、赤外域の高照度光に対して高い
感光性を有し、かつ露光時の温度変化に対して安定性の
優れた赤外感光性感材が必要である。
【0006】これらの目的のために特開昭63-23148号、
同63-49752号、 同63-83719号、特開平2-18548号、同2-1
73630号、同3-20730号等には、ハロゲン組成、晶癖、イ
リジウム含有量、ドーパント技術が用いられ、又、米国
特許412,379号、同412,746号には特定の増感色素による
色濁りの改良が開示されている。
【0007】しかしながら、これらの特許に開示されて
いる技術では、上述したような目的に対して充分な効果
が得られていない。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、迅速処理適性を有し、
連続露光時の感度、階調変化に対する安定性の優れた、
赤外分光域に高い感度を有するハロゲン化銀写真感光材
料を提供することにある。
【0009】
【発明の構成】本発明の上記目的は、下記構成のハロゲ
ン化銀写真感光材料によって達成された。
【0010】(1)反射支持体上に、それぞれ分光感度分
布が異なる感光性ハロゲン化銀乳剤とイエロー、マゼン
タ、シアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材
料において、該ハロゲン化銀乳剤の90モル%以上が塩化
銀から成り、かつ該ハロゲン化銀乳剤の粒子がイリジウ
ム化合物及びイリジウム以外の周期律表第VIII族に属す
る金属含有化合物の少なくとも1種を含有し、更に一般
式(I)で示される増感色素により赤外増感されている
ハロゲン化銀写真感光材料。
【0011】
【化4】
【0012】式中、Z1及びZ2は各々、置換もしくは未
置換の5又は6員複素環を形成するに必要な原子群を表
し、該複素環は更に炭素環と縮合していてもよい。R1
及びR2は各々、置換もしくは未置換アルキル基又は置
換もしくは未置換アリール基を表し、R3,R4,R5及び
6は各々、水素原子、置換もしくは未置換アルキル基
又は置換もしくは未置換アリール基を表し、X1はカウ
ンターイオンを表す。
【0013】(2)反射支持体上に、それぞれ分光感度分
布が異なる感光性ハロゲン化銀乳剤とイエロー、マゼン
タ、シアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材
料において、該ハロゲン化銀乳剤の90モル%以上が塩化
銀から成り、かつ該ハロゲン化銀乳剤の粒子がイリジウ
ム化合物及びイリジウム以外の周期律表第VIII族に属す
る金属含有化合物の少なくとも1種を含有し、更に一般
式(II)で示される増感色素により赤外増感されている
ハロゲン化銀写真感光材料。
【0014】
【化5】
【0015】式中、Z11及びZ12は各々、置換もしくは
未置換のチアゾール核、置換もしくは未置換のオキサゾ
ール核、置換もしくは未置換のセレナゾール核、置換も
しくは未置換のキノリン核、置換もしくは未置換のテル
ラゾール核又は置換もしくは未置換のピリジン核を形成
するに必要な原子群を表し、該チアゾール核、オキサゾ
ール核、セレナゾール核、テルラゾール核は更に炭素環
と縮合していてもよい。Z13は5又は6員炭素環を形成
する原子群を表す。R11は置換もしくは未置換アルキル
基、置換もしくは未置換アリール基を表し、又、R14
共に環を形成してもよい。R12は置換もしくは未置換ア
ルキル基、置換もしくは未置換アリール基を表し、又、
15と共に環を形成してもよい。R13は水素原子、置換
もしくは未置換アルキル基、置換もしくは未置換アリー
ル基又は該増感色素のメチン鎖炭素原子に直結するヘテ
ロ原子を持たない置換もしくは未置換の複素環基を表
す。R14は水素原子を表すか、又はR11と共に環を形成
し、R15は水素原子を表すか、又はR12と共に環を形成
する。X11はカウンターイオンを表す。
【0016】(3)下記一般式(III),(IV)及び(V)
で示される増感色素の少なくとも1種を前記一般式
(I)又は(II)で示される赤外増感色素と併用する
(1)又は(2)記載のハロゲン化銀写真感光材料。
【0017】
【化6】
【0018】式中、R21,R22,R23,R24,R25及びR26
は各々アルキル基を表し、Z21及びZ22は各々ピロロピ
リジン、チエノピロール又はフロピロール環を形成する
に必要な非金属原子群を表す。Y1及びY2はピロロピリ
ジン環を形成するに必要な非金属原子群を表し、かつY
1の環内に=N+(R21)−結合を含み、Y2の環内に=N+(R
24)−結合を含むものとする。
【0019】一般式(III)におけるR21,R22,R23,R
24,R25,R26,Z21,Z22、一般式(IV)におけるR21,
22,R23,R24,R25,R26,Y1,Y2及び一般式(V)に
おけるR21,R22,R23,R24,R25,R26,Y1,Z22は各
々、色素分子が少なくとも2個の酸基を有する置換基を
有することを可能にする基又は−CH2CH2OR基を1個以上
有する置換基を少なくとも2個有することを可能にする
基を表す。Rは水素原子又はアルキル基を表す。
【0020】Lはメチン基を表し、該メチン基は置換基
を有していてもよい。又、該置換基は互いに結合して環
を形成してもよい。X-はアニオンを表す。mは4又は
5の整数を表し、nは1又は2の整数を表す。色素が分
子内塩を形成する時はnは1である。
【0021】以下に本発明を詳細に説明する。
【0022】本発明のハロゲン化銀写真感光材料(以
下、感光材料と略すこともある。)において、ハロゲン
化銀乳剤層の少なくとも1層に含まれるハロゲン化銀粒
子は、塩化銀含有率が90モル%以上の実質的に沃化銀を
含まない塩化銀又は塩臭化銀である。
【0023】本発明の効果を挙げるに好ましい塩化銀含
有率は95モル%以上、特に好ましくは98〜99.9モル%の
範囲にあり、本発明の効果及び迅速処理性を同時に満足
するものである。又、実質的に沃化銀を含まないとは、
沃化銀含有率が0.5モル%以下の塩沃臭化銀であり、沃
化銀を含まない塩臭化銀が好ましい。即ち、本発明にお
いては臭化銀含有率が0.1〜2モル%の塩臭化銀が好ま
しく用いられる。
【0024】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は、単一組
成の粒子から成っていてもよいし、或は組成の異なるハ
ロゲン化銀粒子の混合であってもよい。又、本発明の効
果が損なわれない範囲内で塩化銀含有率が90モル%以下
のハロゲン化銀粒子と混合して用いてもよい。
【0025】又、本発明の90モル%以上の塩化銀含有率
を有するハロゲン化銀粒子が含有されるハロゲン化銀乳
剤層においては、該乳剤層に含有される全ハロゲン化銀
粒子に占める塩化銀含有率90モル%以上のハロゲン化銀
粒子の割合は60wt%以上、好ましくは80wt%以上であ
る。
【0026】本発明のハロゲン化銀粒子の組成は、臭化
銀含有率の異なる相が局在しないものである。臭化銀局
在相が存在すると前述のような潜像安定性の問題があ
る。従ってハロゲン化銀粒子の組成は粒子の内部から外
部に至るまで均一なものが好ましい。
【0027】前記臭化銀局在相を有しないとは、ハロゲ
ン化銀粒子内でハロゲン化銀組成差が臭化銀含有率とし
て20モル%を超えないことである。
【0028】臭化銀が非局在の場合には、X線回折測定
においてハロゲンについて1個の回折ピークを与える。
【0029】本発明のハロゲン化銀粒子には、イリジウ
ム含有化合物及びイリジウム以外の周期律表第VIII族に
属する金属含有化合物の少なくとも1種とが含有され
る。
【0030】イリジウム以外の周期律表第VIII族に属す
る金属含有化合物は、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニ
ウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム及び白金夫々
の含有化合物であって、代表的化合物としては、赤血
塩、黄血塩、チオシアン酸第1鉄、チオシアン酸第2
鉄、塩化第1鉄、塩化第2鉄、塩化コバルト、硝酸コバ
ルト、ルーチオ塩、塩化ニッケル、硫酸ニッケル、塩化
ルテニウム、水酸化ルテニウム、塩化ロジウム、ヘキサ
クロロロジウム酸アンモニウム、塩化パラジウム、硝酸
パラジウム、ヘキサクロロパラジウム酸カリウム、塩化
オスミウム、ヘキサクロロ白金酸アンモニウム、ヘキサ
クロロ白金酸カリウムなどを挙げることができる。又、
特開平2-20852号記載のニトロシル又はチオニトロシル
配位子を含む錯塩も好ましく用いられる。
【0031】これらが併用されるイリジウム含有化合物
としては、3価又は4価の塩又は錯塩である。代表的な
化合物としては、塩化第1イリジウム、臭化第1イリジ
ウム、塩化第2イリジウム、ヘキサクロロイリジウム
(III)酸カリウム、ヘキサクロロイリジウム(IV)酸
カリウム、ヘキサアンミンイリジウム(III)塩、ヘキ
サアンミンイリジウム(IV)塩、トリオキザラトイリジ
ウム(III)塩、トリオキザラトイリジウム(IV)塩が
挙げられる。
【0032】イリジウム含有化合物の使用量は、銀1モ
ル当たり1×10-11〜5×10-5モル、好ましくは1×10
-9〜5×10-6モルである。
【0033】周期律表第VIII族の金属含有化合物の使用
量は1×10-9〜1×10-3モルが適当であり、更に1×10
-8〜1×10-4モルが本発明の効果が大きく、好ましい。
【0034】本発明において、イリジウム化合物及び第
VIII族金属含有化合物を粒子中に含有させるためには、
上記化合物をハロゲン化銀粒子形成時に存在させればよ
く、ラッシュ添加、連続添加又は分割添加でもよい。
【0035】尚、イリジウム化合物及び第VIII族金属含
有化合物がハロゲン化銀粒子形成時に同時に存在してい
ることが好ましい。
【0036】本発明においては、少なくとも金含有化合
物によって化学増感、いわゆる金増感される。
【0037】金増感の金増感剤(金含有化合物)として
は、金の酸化数が+1価でも+3価でもよく、金増感剤
として通常用いられる金化合物を用いることができる。
代表的な例としては塩化金酸塩、カリウムクロロオーレ
ート、オーリックトリクロライド、カリウムオーリック
チオシアナート、カリウムヨードオーレート、テトラシ
アノオーリックアシド、アンモニウムオーロチオシアナ
ート、ピリジルトリクロロゴールドなどが挙げられる。
【0038】金増感剤の添加量についても種々の条件に
より異なるが、金化合物の添加量はハロゲン化銀1モル
当たり5×10-7〜5×10-3モルが好ましく、2×10-6
1×10-4がより好ましく、2.6×10-6〜4×10-5モルが
更に好ましい。
【0039】本発明を実施する際の特に好ましい化学増
感手段は、カルコゲン増感及び金増感を併用することで
ある。これにより、顕著な増感効果を得ることができ
る。上記のうち特に硫黄増感と金増感の併用は、増感効
果のみならずカブリに対する抑制効果をも得られるの
で、更に有用である。
【0040】上記の硫黄増感には、硫黄増感剤として種
々のものを用いることができる。例えばチオ硫酸塩、ア
リルチオカルバミドチオ尿素、アリルイソチアシアナー
ト、シスチン、p-トルエンチオスルホン酸塩、ローダニ
ンなどが挙げられる。その他米国特許1,574,944号、同
3,656,955号、ドイツ特許1,422,869号、特公昭56-24937
号、特開昭55-45016号等に記載されている硫黄増感剤も
用いることができる。
【0041】硫黄増感剤の添加量は、乳剤の感度を効果
的に増大させるに十分な量でよい。この量は、pH、温
度、ハロゲン化銀粒子の大きさなど種々の条件の下で相
当の範囲に亘って変化するが、目安としては、ハロゲン
化銀1モル当たり10-7〜10-1モルが好ましい。
【0042】本発明における化学熟成の温度は所期の増
感が達成されれば任意であるが、90〜20℃であることが
好ましく、より好ましくは80〜30℃であり、特に好まし
くは70〜35℃である。
【0043】本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の粒
子径は特に制限はないが、迅速処理性及び感度等、他の
写真性能等を考慮すると、好ましくは0.2〜1.6μm、更
に好ましくは0.25〜1.2μmの範囲である。
【0044】ハロゲン化銀粒子の粒子径の分布は、多分
散であってもよいし、単分散であってもよい。好ましく
はハロゲン化銀粒子の粒径分布において、その変動係数
が0.22以下、更に好ましくは0.15以下の単分散ハロゲン
化銀粒子である。
【0045】尚、変動係数は、標準偏差(σ)と平均粒
子サイズ(rm)との比(σ/rm)である。
【0046】本発明において、乳剤に用いられるハロゲ
ン化銀粒子は酸性法、中性法、アンモニウム法のいずれ
で得られたものでもよい。該粒子は一時に成長させても
よいし、種粒子を造った後、成長させてもよい。
【0047】本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の形
状は任意のものを用いることができる。好ましい一つの
例は、{100}面を結晶表面として有する立方体であ
る。8面体、14面体、12面体等の形状を有する粒子を用
いることもできる。更に、双晶面を有する粒子を用いて
もよい。
【0048】次に本発明に用いられる一般式(I)で示
される増感色素について説明する。
【0049】一般式(I)において、Z1及びZ2で形成
される複素環核は、好ましくは置換もしくは未置換の、
チアゾール核、オキサゾール核、セレナゾール核、キノ
リン核、テルラゾール核、ピリジン核又はチアゾリン核
である。この核は、既知の置換基、例えば、ハロゲン原
子(例えば塩素、弗素、臭素)、アルコキシ基(例えば
メトキシ、エトキシ)、アルキル基、アリール基、アラ
ルキル基、スルホネート基及び当該技術分野で既知の他
の基によって置換されていてもよい。特に好ましくは、
置換もしくは未置換のチアゾール又はオキサゾール核で
ある。
【0050】Z1及びZ2について有用な好ましい核の具
体例は、特開平3-120535号の(3)頁左上欄6行〜右下
欄11行に記載されている。
【0051】R1及びR2は、置換もしくは未置換アリー
ル基(好ましくは炭素原子6〜15個)、より好ましくは
置換もしくは未置換アルキル基(好ましくは炭素原子1
〜6個)であってもよい。
【0052】アリール基の具体例としては、フェニル、
トリル、p-クロロフェニル及びp-メトキシフェニルが、
アルキル基の具体例としては、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、ヘキシル、シクロヘキシ
ル、デシル、ドデシル等が挙げられる。
【0053】そして置換アルキル基(好ましくは炭素原
子1〜6個の置換低級アルキル)としては、例えばヒド
ロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、カルボキシ
アルキル基、スルホアルキル基、スルフェートアルキル
基、アシロキシアルキル基、アルコキシカルボニルアル
キル基、アラルキル基などが挙げられ、このアルキル基
は、これらの置換基1個以上によって置換されていても
よい。
【0054】R3,R4,R5及びR6は各々、水素原子、置
換もしくは未置換アルキル基、置換もしくは未置換アリ
ール基を表すが、好ましくは水素原子又はメチル基であ
る。
【0055】R3及びR4として有用なアリール基の具体
例としては、フェニル、トリル、メトキシフェニル及び
クロロフェニルなどが挙げられる。
【0056】R3〜R6として有用な未置換アルキル基の
具体例としては、前記R1及びR2について記載した未置
換アルキル基が挙げられる。
【0057】X1は色素分子の電荷を均衡させるために
必要なカウンターイオンで、このカウンターイオンはそ
の分子とイオン的に複合されていてもよく、あるいは色
素分子それ自体の一部として分子内塩を形成してもよ
い。このようなカウンターイオンは、当該技術分野で周
知である。
【0058】例えばX1がアニオンである場合(例えば
1及びR2が未置換アルキル基であるとき)、X1の具
体例としては、クロライド、ブロマイド、ヨージド、p-
トルエンスルホネート、メタンスルホネート、メチルス
ルホネート、エチルスルホネート及びパークロレートな
どが挙げられる。
【0059】X1がカチオンである場合(例えばR1及び
2が同時にスルホアルキル又はカルボキシアルキル基
であるとき)、X1の具体例としては、ナトリウム、カ
リウム及びトリエチルアンモニウムなどが挙げられる。
【0060】一般式(I)で示される増感色素の具体例
を以下に示す。これらの色素類の多くは、赤外領域で深
く狭い増感の利点を示すのに加え、それらが緑色光に対
して低い感光度を有する点では良好な安全光性能をも示
す。
【0061】
【化7】
【0062】
【化8】
【0063】
【化9】
【0064】トリカルボシアニン色素及びそれらの合成
方法は当該技術分野で周知である。既知のトリカルボシ
アニン色素についての合成法は、例えば、Hamer, Cyani
ne Dyes and Related Compounds (John Wiley & Sons,
1964)に記載されており、これが応用できる。一般式
(I)の色素類の合成は、又、米国特許3,582,344号及び
A.I.Tolmachevら,Dokl.Akad.NaukSSSR, 177,869〜872
(1967)に記載されている。次に本発明に用いられる一般
式(II)で示される増感色素について説明する。
【0065】Z11及びZ12で表される各核は、既知の置
換基、例えばハロゲン原子(例えば塩素、弗素、臭
素)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ)、ア
ルキル基、アリール基、アラルキル基、スルホネート基
及び当該技術分野で既知の他の基によって置換されてい
てもよい。特に好ましいものは、置換もしくは未置換の
チアゾール核、オキサゾール核又はセレナゾール核であ
る。
【0066】Z11及びZ12に関して有用な核としては、
チアゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロベンゾチ
アゾール、ナフト[2,1-d]チアゾール、ナフト[1,2-
d]チアゾール;オキサゾール、ベンゾオキサゾール、
ナフト[2,1-d]オキサゾール、ナフト[1,2-d]オキサ
ゾール、;セレナゾール、ベンゾセレナゾール、テトラ
ヒドロベンゾセレナゾール、ナフト[2,1-d]セレナゾ
ール、ナフト[1,2-d]セレナゾール;ピリジン;キノ
リンならびにテルラゾール、ベンゾテルラゾール、ナフ
ト[1,2-d]テルラゾールなど特開平3-138642号の
(3)頁右上欄1行〜(4)頁左上欄5行に記載の核を
挙げることができる。
【0067】Z13で表される5又は6員炭素環(好まし
くは6員炭素環)は、当業者に知られているように置換
されていてもよい。置換基の具体例としては、置換もし
くは未置換アルキル基、置換もしくは未置換アリール
基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基等が
挙げられる。
【0068】R11及びR12で表される置換もしくは未置
換アリール基(好ましくは炭素原子6〜15個)、より好
ましくは置換もしくは未置換アルキル基(好ましくは炭
素原子1〜6個)のアリール基の具体例としては、フェ
ニル、トリル、p-クロロフェニル及びp-メトキシフェニ
ルが挙げられ、アルキル基の具体例としては、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ヘキシル、
シクロヘキシル、デシル、ドデシルなどが挙げられる。
そして置換アルキル基(好ましくは、炭素原子1〜6個
の置換低級アルキル)としては、ヒドロキシアルキル
基、アルコキシアルキル基、カルボキシアルキル基、ス
ルホアルキル基、スルフェートアルキル基、アシロキシ
アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アラル
キル基等が挙げられる。このアルキル基は、前述の置換
アルキル基の置換基1個以上によって置換されてもよ
い。
【0069】R13として有用なアリール基としては、フ
ェニル、トリル、ナフチル、メトキシフェニル及びクロ
ロフェニルなどが挙げられる。
【0070】R13として有用な、未置換アルキル基の具
体例としては、R11及びR12について前述した未置換ア
ルキル類が挙げられる。アルキル基の置換基の具体例は
当該技術分野で周知であり、例えばアルコキシ基及びハ
ロゲン原子が挙げられる。
【0071】R13として有用な置換もしくは未置換複素
環としては、4-ピリジル、3-ピリジル、2-チエニル及び
3-チエニルなどが挙げられる。
【0072】R14及びR15は、水素原子、あるいは、そ
れぞれR11及びR12と一緒になって環構造を形成するこ
とができる。R11及びR12と融合するこの環構造は5又
は6員環であることができるが、好ましくは6員環であ
る。
【0073】X11は色素分子の電荷を均衡させるために
必要なカウンターイオンを表すが、一般式(I)の所で
詳述したイオンと同義である。
【0074】一般式(II)で示される増感色素の具体例
を以下に示す。
【0075】
【化10】
【0076】
【化11】
【0077】
【化12】
【0078】
【化13】
【0079】
【化14】
【0080】
【化15】
【0081】これら色素類の多くは一般式(I)で示さ
れる色素と同様の好ましい性能を有している。
【0082】これら色素類の合成法は、Y.L.Slominskii
及びL.M.ShulezhkoのUKR.Khim.Zh.,40, 625〜629(197
4)ならびに U.L.SlominskiiらのZh.Org. Khim.,15,400
(1979)に記載されている。
【0083】次に一般式(III)〜(V)で示される増感
色素について説明する。
【0084】前記一般式(III)、(IV)及び(V)にお
ける酸基としては、スルホン酸基、カルボン酸基、ホス
ホン酸基等が挙げられ、これらの酸基は各々、その塩を
包含する。塩としては、ナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属塩、アンモニウム、トリエチルアミン、ピリジ
ン等の有機アンモニウム塩を挙げることができる。更に
21〜R26,Z21,Z22,Y1,Y2,L,X-の詳細
は、特開平1-280750号、7〜8頁記載のR1〜R6,Z1
2,Y1,Y2,L,X-と、それぞれ同義である。
【0085】本発明の増感色素の具体例を以下に示す
が、本発明はこれ等に限定されるものではない。
【0086】
【化16】
【0087】
【化17】
【0088】
【化18】
【0089】
【化19】
【0090】その他、本発明の増感色素としては、特開
平1-280750号の9〜16頁に記載の(4),(5),
(8),(10),(13),(15)〜(20),(22),(28)
〜(31),(33),(37),(38)の化合物も同等に使用
することができる。
【0091】これらの増感色素は、ジャーナル・オブ・
ザ・ケミカル・ソサイェティ(J.Chem.Soc.)189頁(19
33年)、米国特許2,895,955号、特開昭62-123454号等を
参考にして合成することができる。
【0092】本発明に用いられる赤外増感色素と一緒に
用いられる強色増感剤の具体的化合物(SS−1〜SS
−11)を以下に示す。
【0093】
【化20】
【0094】
【化21】
【0095】
【化22】
【0096】本発明の増感色素をハロゲン化銀乳剤層中
あるいは、その他の親水性コロイド層中に含有させるた
めには、通常の方法により容易に行うことができる。一
般には、増感色素又は、その有機・無機アルカリ塩を水
に溶解し、適当な濃度の染料水溶液とし、塗布液に添加
して、公知の方法で塗布を行い感光材料中に染料を含有
させることができる。これらの増感色素の含有量は、使
用目的によって異なるが、一般には写真感光材料1m2
たり1〜800mgになるよう塗布して用いる。
【0097】本発明に係る感光材料には、イラジェーシ
ョン防止やハレーション防止の目的で種々の波長域に吸
収を有する染料を用いることができる。この目的で、公
知の化合物をいずれも用いることができる。
【0098】赤外線吸収染料としては、特開平1-280750
号の2頁左下欄に記載の一般式(I)、(II)、(III)
で表される化合物が好ましい分光特性を有し、ハロゲン
化銀写真乳剤の写真特性への影響もなく、又、残色によ
る汚染もなく好ましい。好ましい化合物の具体例は、同
公報3頁左下欄〜5頁左下欄に挙げられた例示化合物
(1)〜(45)を挙げることができる。
【0099】本発明に係る感光材料に用いられるカプラ
ーとしては、発色現像主薬の酸化体とカップリング反応
して340nmより長波長域に分光吸収極大波長を有するカ
ップリング生成物を形成し得る如何なる化合物をも用い
ることができるが、特に代表的なものとしては、波長域
350〜500nmに分光吸収極大波長を有するイエローカプラ
ー、波長域500〜600nmに分光吸収極大波長を有するマゼ
ンタカプラー、波長域600〜750nmに分光吸収極大波長を
有するシアンカプラーが挙げられる。
【0100】好ましく用いることのできるイエローカプ
ラーとしては、特願平2−234208号8頁に記載の一般式
(Y−1)で表されるカプラーを挙げることができる。
具体的な化合物は、同明細書9〜11頁にYC−1〜YC
−9として記載されているものを挙げることができる。
これらの中でもYC−8、YC−9は好ましい色調の黄
色を再現でき好ましい。
【0101】好ましく用いることのできるマゼンタカプ
ラーとしては、特願平2−234208号12頁に記載の一般式
(M―I)、(M―II)で表されるマゼンタカプラーを
挙げることができる。具体的な化合物は、同明細書13〜
16頁にMC−1〜MC−11として記載されているものを
挙げることができる。これらの中でもMC−8〜MC−
11は青から紫、赤に到る色の再現に優れ、更にディテー
ルの描写力にも優れており好ましい。
【0102】好ましく用いることのできるシアンカプラ
ーとしては、特願平2−234208号17頁に記載の一般式
(C−I)、(C−II)で表されるカプラーを挙げること
ができる。具体的な化合物は、同明細書18〜21頁にCC
−1〜CC−14として記載されているものを挙げること
ができる。
【0103】感光材料にカプラーを添加するのには水中
油滴型乳化分散法を用いることができる。水中油滴型乳
化分散法は、通常、カプラーを沸点150℃以上の水不溶
性高沸点有機溶媒に、必要に応じて低沸点及び/又は水
溶性有機溶媒を併用して溶解し、撹拌機、ホモジナイザ
ー、コロイドミル、フロージェットミキサー、超音波分
散機等を用いて、界面活性剤を添加したゼラチン水溶液
などの親水性バインダー中に乳化分散することにより行
われる。分散後、又は、分散と同時に低沸点有機溶媒を
除去する工程を入れてもよい。カプラーを溶解して分散
するために用いることのできる高沸点有機溶媒として
は、ジオクチルフタレート等のフタル酸エステル、トリ
クレジルホスフェート等の燐酸エステル類が好ましい。
【0104】又、高沸点有機溶媒を用いる方法に代え
て、カプラーと水不溶性かつ有機溶媒可溶性のポリマー
化合物を、必要に応じて低沸点及び/又は水溶性有機溶
媒に溶解し、ゼラチン水溶液などの親水性バインダー中
に界面活性剤を用いて種々の分散手段により乳化分散す
る方法をとることもできる。この時用いられる水不溶性
で有機溶媒可溶性のポリマーとしては、ポリ(N-t-ブチ
ルアクリルアミド)等を挙げることができる。
【0105】発色色素の吸収波長をシフトさせる目的
で、特願平2-234208号33頁に記載の化合物(d−11)、
同明細書35頁に記載の化合物(A′−1)等の化合物を
用いることができる。又、これ以外にも米国特許4,774,
187号に記載の蛍光色素放出化合物を用いることもでき
る。
【0106】カプラーの塗布量としては、十分に高い濃
度を得ることができれば特に制限はないが、好ましくは
ハロゲン化銀1モル当たり1×10-3〜5モル、更に好ま
しくは1×10-2〜1モルの範囲で用いられる。
【0107】本発明に係る反射支持体としては、どのよ
うな材質を用いてもよく、白色顔料含有ポリエチレン被
覆紙、バライタ紙、塩化ビニルシート、白色顔料を含有
したポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート支持
体などを用いることができる。中でも白色顔料を含有す
るポリオレフィン樹脂層を表面に有する支持体が好まし
い。
【0108】反射支持体に用いられる白色顔料として
は、無機及び/又は有機の白色顔料を用いることがで
き、好ましくは無機の白色顔料が用いられる。例えば硫
酸バリウム等のアルカリ土類金属の硫酸塩、炭酸カルシ
ウム等のアルカリ土類金属の炭酸塩、微粉珪酸、合成珪
酸塩等のシリカ類、珪酸カルシウム、アルミナ、アルミ
ナ水和物、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、クレイ等が
挙げられる。中でも好ましくは硫酸バリウム、酸化チタ
ンである。
【0109】本発明に係る反射支持体の表面の耐水性樹
脂層中に含有される白色顔料の量は10重量%以上である
ことが好ましく、更には13重量%以上であることが好ま
しく、15重量%以上であることがより好ましい。
【0110】本発明に係る紙支持体の耐水性樹脂層中の
白色顔料の分散度は、特開平2-28640号に記載の方法で
測定することができる。この方法で測定した時に、白色
顔料の分散度が前記公報に記載の変動係数として0.20以
下であることが好ましく、0.15以下であることがより好
ましく、0.10以下であることが更に好ましい。
【0111】本発明に係る感光材料は、必要に応じて支
持体表面にコロナ放電、紫外線照射、火炎処理等を施し
た後、直接又は下塗層(支持体表面の接着性、帯電防止
性、寸度安定性、耐摩擦性、硬さ、ハレーション防止
性、摩擦特性及び/又はその他の特性を向上するための
1又は2以上の下塗層)を介して塗布されてもよい。
【0112】ハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の塗布
に際して、塗布性を向上させるために増粘剤を用いても
よい。塗布法としては2種以上の層を同時に塗布するこ
とのできるエクストルージョンコーティング及びカーテ
ンコーティングが特に有用である。
【0113】本発明に係る感光材料の現像処理において
発色現像液に使用される発色現像主薬は、種々のカラー
写真プロセスにおいて広範囲に使用されているアミノフ
ェノール系及びp-フェニレンジアミン系化合物が用いら
れる。特に、芳香族第1級アミン系発色現像主薬が好ま
しく用いられる。発色現像液には、前記の発色現像主薬
に加えて、既知の現像液成分化合物を添加することがで
きる。
【0114】本発明の感光材料は、発色現像後、漂白処
理及び定着処理を施される。漂白処理は定着処理と同時
に行ってもよい。定着処理の後は、通常は水洗処理が行
われる。又、水洗処理の代替として安定化処理を行って
もよいし、水洗処理と安定化処理を併用してもよい。現
像処理に用いる現像処理装置としては、処理槽に配置さ
れたローラーに感光材料を挟んで搬送するローラートラ
ンスポートタイプであっても、ベルトに感光材料を固定
して搬送するエンドレスベルト方式であってもよいが、
特に処理槽をスリット状に形成して、この処理槽に処理
液を供給すると共に感光材料を搬送する方式でもよい。
【0115】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明の実施態様はこれらに限定されない。
【0116】実施例1 坪量180g/m2の紙パルプの両面に高密度ポリエチレンを
ラミネートし、紙支持体を作製した。ただし、乳剤層を
塗布する側には、表面処理を施したアナターゼ型酸化チ
タンを13重量%分散した溶融ポリエチレンをラミネート
し、反射支持体を作製した。酸化チタンの分散度は、特
開平2-28640号に記載の方法で測定したところ0.19であ
った。この反射支持体上に以下に示す構成の各層を塗設
し、多層カラー感光材料試料101を作成した。塗布液は
下記の如く調製した。
【0117】イエローカプラー(Y−1)26.7g、色素
画像安定化剤(ST−1)10.0g、(ST−2)6.67g、
添加剤(HQ−1)0.67g 及び高沸点有機溶媒(DN
P)6.67gに酢酸エチル60mlを加え溶解し、この溶液を1
5%界面活性剤(SU−1)9.5mlを含有する10%ゼラチ
ン水溶液220mlに超音波ホモジナイザーを用いて乳化分
散させてイエローカプラー分散液を作製した。この分散
液を下記条件にて作製した赤外感光性ハロゲン化銀乳剤
(EmIR−1)(銀8.68g含有)と混合し、更にイラ
ジェーション防止染料AI−3 5%水溶液を6.7ml加
え、第1層塗布液を調製した。 第2層〜第7層塗布液も上記第1層塗布液と同様に調製
した。
【0118】又、硬膜剤として第2層及び第4層に(H
−1)を、第7層に(H−2)を添加した。塗布助剤と
しては、界面活性剤(SU−2)、(SU−3)を添加
し、表面張力を調整した。
【0119】SU−1:トリ-i-プロピルナフタレンス
ルホン酸ナトリウム SU−2:スルホナト琥珀酸ジ(2-エチルヘキシル)エ
ステル SU−3:スルホナト琥珀酸ジ(2,2,3,3,4,4,5,5-オク
タフルオロペンチル)エステル H−1:テトラ(ビニルスルホニルメチル)メタン H−2:2,4-ジクロロ-6-ヒドロキシトリアジン・ナト
リウム塩 なお、層構成は表1、表2の如くである。
【0120】
【表1】
【0121】
【表2】
【0122】
【化23】
【0123】
【化24】
【0124】
【化25】
【0125】
【化26】
【0126】(赤外感光性ハロゲン化銀乳剤Em A−1
の調製)40℃に保温した2%ゼラチン水溶液1000ml中に
下記(A液)及び(B液)をpAg=6.5、pH=3.0に制御
しつつ15分かけて同時添加し、更に下記(C液)及び
(D液)をpAg=7.3、pH=5.5に制御しつつ110分かけて
同時添加した。この時、pAgの制御は特開昭59―45437号
記載の方法により行い、pHの制御は硫酸又は水酸化ナト
リウムの水溶液を用いて行った。
【0127】 (A液) 塩化ナトリウム 3.42g 臭化カリウム 0.03g 水を加えて 200ml (B液) 硝酸銀 10g 水を加えて 200ml (C液) 塩化ナトリウム 102.7g 臭化カリウム 1.0g 水を加えて 600ml (D液) 硝酸銀 300g 水を加えて 600ml 添加終了後、花王アトラス社製デモールNの5%水溶液
と硫酸マグネシウムの20%水溶液を用い均て脱塩を行っ
た後、ゼラチン水溶液と混合して平粒径0.42μm、変動
係数0.07、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMAを得た。
【0128】(C液)にヘキサクロロイリジウム(IV)
酸カリウム0.019mgを加えた以外はEMAと同様にして
乳剤EMBを、更に(C液)にヘキサシアノ鉄(II)酸
カリウム3水塩3mgを加えた以外はEMAと同様にして
乳剤EMCを得た。
【0129】上記乳剤EMAに対し、下記化合物を用い
55℃にて化学熟成を行い、赤外感光性ハロゲン化銀乳剤
EmAー1を得た。
【0130】 チオ硫酸ナトリウム 1.5mg/モルAgX 塩化金酸 1.0mg/モルAgX 安 定 剤(STAB―1) 0.6×10-4モル/モルAgX 最適なセンシトメトリー性能が得られる時間でSTAB-1を
添加し、温度を低下させて化学熟成を停止させたが、ST
AB−1の添加の3分間前に赤外増感色素IRS−1を添
加し、更に強色増感剤SS−1を添加して分光増感を行
った。
【0131】(赤外感光性ハロゲン化銀乳剤EmA−2
の調製)赤外感光性ハロゲン化銀乳剤EmA−1の調製
において、増感色素IRS−1をI−9に変更した以外
は同様にして赤外感光性乳剤EmA−2を調製した。
又、増感色素IRS−1をI−11に変更した以外は同様
にしてEmA−3を調製した。
【0132】(赤感性ハロゲン化銀乳剤EmD−1の調
製)(A液)と(B液)の添加時間及び(C液)と(D
液)の添加時間を変更する以外はEMCと同様にして、
平均粒径0.50μm、変動係数0.08、 塩化銀含有率99.5モ
ル%の単分散立方体乳剤EMDを得た。
【0133】EMDに対し、赤感性増感色素RS−1を
用いて60℃で90分化学熟成を行い、赤感性ハロゲン化銀
乳剤(EmD−1)を得た。
【0134】
【化27】
【0135】A−1と同様の化学熟成法により、EmB
−1,C−1を得た。
【0136】EmB−1の調製において、増感色素をI
−9からI−11に変更し、EmB−2を得た。
【0137】EmC−1の調製において、増感色素をI
−9からI−11に変更し、EmC−2を得た。
【0138】EmC−1の調製において、増感色素をI
−9からI−9+IRS−7に変更し、EmC−3を得
た。
【0139】EmC−1の調製において、増感色素をI
−9からI−11+IRS−7に変更し、EmC−4を得
た。
【0140】EmC−1の調製において、増感色素をI
−9からIRS−7に変更し、EmC−5を得た。
【0141】(赤外感光性ハロゲン化銀乳剤EmD−2
の調製)EMDに対し、EmA−1の化学熟成条件の
中、チオ硫酸ナトリウム2.0mg/モルAgX、塩化金酸1.2m
g/モルAgXに変更し、増感色素としてIRS−11を用い
てEmD−2を調製した。
【0142】各乳剤を表3に示すようにシアン、マゼン
タ及びイエローカプラーと組み合わせてカラー感光材料
102〜110を作成した。 表 3 試料No. シアン マゼンタ イエロー ドープ金属 101 EmR−1 EmD−1 EmA−1 − 102 EmR−1 EmD−1 EmA−2 − 103 EmR−1 EmD−1 EmB−1 Ir 104 EmR−1 EmD−1 EmC−1 Fe 105 EmR−1 EmD−1 EmA−3 − 106 EmR−1 EmD−1 EmB−2 Ir 107 EmR−1 EmD−1 EmC−2 Fe 108 EmR−1 EmD−1 EmC−3 Fe 109 EmR−1 EmD−1 EmC−4 Fe 110 EmR−1 EmD−2 EmC−5 Fe 感光材料の露光装置として、アルミニウム・ガリウム・
インジウム・燐半導体レーザー(約670nm)、ガリウム
・アルミニウム・砒素半導体レーザー(約780nm)、ガ
リウム・アルミニウム・砒素半導体レーザー(約830n
m)を用意し、光学系を組み立てた。3本のレーザーを
発した光は、画像データに応じて変調された後1本のビ
ームに集束され、20mm/秒の速度で搬送される感光材料
に、その搬送方向に直角に160m/秒の主走査速度で走査
露光するようになっている。この時のビーム径は約80μ
mであり、1画素当たりの露光時間は500ナノ秒であっ
た。
【0143】変調はレーザーの出力時間を変化させる方
式で行い、感光材料に濃度0.3〜1.6までの階調露光を与
えた。これを下記の条件で現像処理して試料を得た。
【0144】処理工程 温 度 時 間 発色現像 35.0±0.3℃ 45秒 漂白定着 35.0±0.5℃ 45秒 安 定 化 30〜34℃ 90秒 乾 燥 60〜80℃ 60秒発色現像液 純水 800ml トリエタノールアミン 10g N,N-ジエチルヒドロキシルアミン 5g 臭化カリウム 0.02g 塩化カリウム 2g 亜硫酸カリウム 0.3g 1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸 1.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g カテコール‐3,5‐ジスルホン酸二ナトリウム塩 1.0g N-エチル-N-β-メタンスルホンアミドエチル-3 -メチル-4-アミノアニリン硫酸塩 4.5g 蛍光増白剤(4,4′-ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 1.0g 炭酸カリウム 27g 水を加えて全量を1000mlとし、pHを10.10に調整する。
【0145】漂白定着液 エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム2水塩 60g エチレンジアミン四酢酸 3g チオ硫酸アンモニウム (70%水溶液) 100ml 亜硫酸アンモニウム (40%水溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1000mlとし、炭酸カリウム又は氷酢酸でpHを5.7に調整する 。
【0146】安定化液 5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン 1.0g エチレングリコール 1.0g 1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸 2.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g 水酸化アンモニウム(20%水溶液) 3.0g 蛍光増白剤(4,4′-ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 1.5g 水を加えて全量を1000mlとし、硫酸又は水酸化カリウムでpHを7.0に調整する 。
【0147】得られた試料を、PDA−65濃度計(コニ
カ株式会社製)を用いて濃度測定を行った。
【0148】試料のイエロー、マゼンタ、シアンの各々
の濃度が0.8を与える点での露光量の逆数で感度を表
し、反射濃度0.5〜1.5の傾きで階調を表す。更に同一試
料上での動作開始時と連続動作時間が2時間経過した時
点での階調差をΔγで示す。
【0149】動作開始時の感度S(相対値)、階調γ
(絶対値)と、動作開始時から動作開始2時間後のイエ
ロー発色層の感度差(ΔS2)及び階調差(Δγ)を表
4に示す。
【0150】 表 4 試料No. S(%) γ ΔS2(%) Δγ 101(比 較) 100 2.50 80 0.25 102( 〃 ) 105 2.55 82 0.25 103(本発明) 110 2.52 90 0.12 104( 〃 ) 112 2.53 93 0.12 105(比 較) 103 2.52 80 0.23 106(本発明) 113 2.50 93 0.11 107( 〃 ) 111 2.55 93 0.12 108( 〃 ) 115 2.55 95 0.10 109( 〃 ) 115 2.55 95 0.10 110( 〃 ) 110 2.50 93 0.13 比較試料101、102、105に比べて、本発明の試料はいず
れも感度が高く、動作開始時〜2時間後の感度、階調変
化が少ないことが判る。
【0151】実施例2 実施例1に示した層構成を、第1層と第3層を入れ替え
た以外は同様にして試料201〜210を作成した。実施例1
と同様に走査露光、発色現像を施し、センシトメトリー
を行った結果を表5に示す。 表 5 試料No. S(%) γ ΔS2(%) Δγ1 201(比 較) 100 2.70 83 0.20 202( 〃 ) 103 2.65 83 0.22 203(本発明) 110 2.67 92 0.13 204( 〃 ) 112 2.70 93 0.12 205(比 較) 101 2.65 82 0.25 206(本発明) 110 2.67 93 0.12 207( 〃 ) 112 2.70 93 0.12 208( 〃 ) 116 2.70 95 0.10 209( 〃 ) 115 2.67 95 0.10 210( 〃 ) 112 2.67 93 0.12 表5より明らかなように、層構成を変化させても本発明
の効果は何ら変わらない。
【0152】実施例3 実施例1と全く同様にして同一の層構成にて感光材料試
料301〜310を作成した。ただし、化学熟成時に添加する
増感色素を以下のように変更した。(添加モル数は同
じ) EmA−2:増感色素としてII−1を使用 EmB−1:増感色素としてII−1を使用 EmB−2:増感色素としてII−2を使用 EmC−1:増感色素としてII−1を使用 EmC−2:増感色素としてII−2を使用 EmC−3:増感色素としてII−2+IRS−11を使用 EmC−4:増感色素としてII−1+IRS−11を使用 EmC−5:増感色素としてIRS−11を使用 EmD−1:増感色素としてIRS−7を使用 EmD−2:増感色素としてII−2を使用 各試料の内容は表6の如くである。
【0153】 表 6 試料No. イエロー マゼンタ シアン ドープ金属 301 EmA−1 EmD−1 EmR−1 − 302 EmA−2 EmD−1 EmR−1 − 303 EmB−1 EmD−1 EmR−1 Ir 304 EmC−1 EmD−1 EmR−1 Fe 305 EmA−3 EmD−1 EmR−1 − 306 EmB−2 EmD−1 EmR−1 Ir 307 EmC−2 EmD−1 EmR−1 Fe 308 EmC−3 EmD−1 EmR−1 Fe 309 EmC−4 EmD−1 EmR−1 Fe 310 EmC−5 EmD−2 EmR−1 Fe 各試料は、実施例1と同様に走査露光、現像処理を行い
写真性能を評価した。結果を表7に示す。
【0154】 表 7 試料No. S(%) γ ΔS2(%) Δγ 301(比 較) 100 2.50 80 0.25 302( 〃 ) 105 2.50 82 0.25 303(本発明) 112 2.42 90 0.15 304( 〃 ) 115 2.43 90 0.15 305(比 較) 102 2.52 83 0.25 306(本発明) 113 2.45 92 0.15 307( 〃 ) 113 2.45 92 0.13 308( 〃 ) 117 2.48 95 0.10 309( 〃 ) 117 2.47 95 0.12 310( 〃 ) 112 2.45 93 0.15 本発明の試料は比較試料に比べて高感度であり、連続露
光での感度、階調の変化が少ない。 実施例4 実施例3の層構成を、第1層と第3層を入れ替えた以外
は同様にして試料401〜410を作成した。
【0155】実施例3と同様にセンシトメトリーを行
い、表8に示す結果を得た。
【0156】 表 8 試料No. S(%) γ ΔS2(%) Δγ1 401(比 較) 100 2.70 82 0.20 402( 〃 ) 103 2.65 82 0.22 403(本発明) 110 2.60 92 0.12 404( 〃 ) 112 2.60 93 0.12 405(比 較) 101 2.62 80 0.20 406(本発明) 110 2.62 93 0.12 407( 〃 ) 112 2.60 93 0.12 408( 〃 ) 115 2.65 95 0.10 409( 〃 ) 115 2.65 95 0.10 410( 〃 ) 112 2.60 93 0.12 層構成を変化させても本発明の効果が得られる。
【0157】
【発明の効果】本発明により、迅速処理適性を有し、連
続露光されても感度、階調の変化が小さい、赤外分光域
に高い感度を有するハロゲン化銀写真感光材料が得られ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射支持体上に、それぞれ分光感度分布
    が異なる感光性ハロゲン化銀乳剤とイエロー、マゼン
    タ、シアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材
    料において、該ハロゲン化銀乳剤の90モル%以上が塩化
    銀から成り、かつ該ハロゲン化銀乳剤の粒子がイリジウ
    ム化合物及びイリジウム以外の周期律表第VIII族に属す
    る金属含有化合物の少なくとも1種を含有し、更に一般
    式(I)で示される増感色素により赤外増感されている
    ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化1】 〔式中、Z1及びZ2は各々、置換もしくは未置換の5又
    は6員複素環を形成するに必要な原子群を表し、該複素
    環は更に炭素環と縮合していてもよい。R1及びR2は各
    々、置換もしくは未置換アルキル基又は置換もしくは未
    置換アリール基を表し、R3,R4,R5及びR6は各々、水
    素原子、置換もしくは未置換アルキル基又は置換もしく
    は未置換アリール基を表し、X1はカウンターイオンを
    表す。〕
  2. 【請求項2】 反射支持体上に、それぞれ分光感度分布
    が異なる感光性ハロゲン化銀乳剤とイエロー、マゼン
    タ、シアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材
    料において、該ハロゲン化銀乳剤の90モル%以上が塩化
    銀から成り、かつ該ハロゲン化銀乳剤の粒子がイリジウ
    ム化合物及びイリジウム以外の周期律表第VIII族に属す
    る金属含有化合物の少なくとも1種を含有し、更に一般
    式(II)で示される増感色素により赤外増感されている
    ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化2】 〔式中、Z11及びZ12は各々、置換もしくは未置換のチ
    アゾール核、置換もしくは未置換のオキサゾール核、置
    換もしくは未置換のセレナゾール核、置換もしくは未置
    換のキノリン核、置換もしくは未置換のテルラゾール核
    又は置換もしくは未置換のピリジン核を形成するに必要
    な原子群を表し、該チアゾール核、オキサゾール核、セ
    レナゾール核、テルラゾール核は更に炭素環と縮合して
    いてもよい。Z13は5又は6員炭素環を形成する原子群
    を表す。R11は置換もしくは未置換アルキル基、置換も
    しくは未置換アリール基を表し、又、R14と共に環を形
    成してもよい。R12は置換もしくは未置換アルキル基、
    置換もしくは未置換アリール基を表し、又、R15と共に
    環を形成してもよい。R13は水素原子、置換もしくは未
    置換アルキル基、置換もしくは未置換アリール基又は該
    増感色素のメチン鎖炭素原子に直結するヘテロ原子を持
    たない置換もしくは未置換の複素環基を表す。R14は水
    素原子を表すか、又はR11と共に環を形成し、R15は水
    素原子を表すか、又はR12と共に環を形成する。X11
    カウンターイオンを表す。〕
  3. 【請求項3】 下記一般式(III),(IV)及び(V)で
    示される増感色素の少なくとも1種を前記一般式(I)
    又は(II)で示される赤外増感色素と併用することを特
    徴とする請求項1又は2記載のハロゲン化銀写真感光材
    料。 【化3】 〔式中、R21,R22,R23,R24,R25及びR26は各々アル
    キル基を表し、Z21及びZ22は各々ピロロピリジン、チ
    エノピロール又はフロピロール環を形成するに必要な非
    金属原子群を表す。Y1及びY2はピロロピリジン環を形
    成するに必要な非金属原子群を表し、かつY1の環内に
    =N+(R21)−結合を含み、Y2の環内に=N+(R24)−結合
    を含むものとする。一般式(III)におけるR21,R22,
    23,R24,R25,R26,Z21,Z22、一般式(IV)におけ
    るR21,R22,R23,R24,R25,R26,Y1,Y2及び一般式
    (V)におけるR21,R22,R23,R24,R25,R26,Y1,Z
    22は各々、色素分子が少なくとも2個の酸基を有する置
    換基を有することを可能にする基又は−CH2CH2OR基を1
    個以上有する置換基を少なくとも2個有することを可能
    にする基を表す。Rは水素原子又はアルキル基を表す。
    Lはメチン基を表し、該メチン基は置換基を有していて
    もよい。又、該置換基は互いに結合して環を形成しても
    よい。X-はアニオンを表す。mは4又は5の整数を表
    し、nは1又は2の整数を表す。色素が分子内塩を形成
    する時はnは1である。〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5441866A (en) * 1994-02-28 1995-08-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Sensitizers for photothermographic elements
EP0821811B2 (en) 1995-04-20 2006-01-25 EASTMAN KODAK COMPANY (a New Jersey corporation) Photothermographic elements with spectral sensitizing dyes

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US5441866A (en) * 1994-02-28 1995-08-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Sensitizers for photothermographic elements
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