JPH0545582A - 拡大投影レンズ - Google Patents

拡大投影レンズ

Info

Publication number
JPH0545582A
JPH0545582A JP22983191A JP22983191A JPH0545582A JP H0545582 A JPH0545582 A JP H0545582A JP 22983191 A JP22983191 A JP 22983191A JP 22983191 A JP22983191 A JP 22983191A JP H0545582 A JPH0545582 A JP H0545582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
focal length
projection lens
variable magnification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22983191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Iizuka
隆之 飯塚
Nobutaka Minefuji
延孝 峯藤
Yasunori Arai
保則 新井
Kazuji Yoshida
和司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP22983191A priority Critical patent/JPH0545582A/ja
Publication of JPH0545582A publication Critical patent/JPH0545582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/04Reversed telephoto objectives

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的安価で構成枚数が少なく、焦点距離と
比較してバックフォーカスを長くとることのできる拡大
投影レンズ、そして変倍拡大投影レンズを提供すること
を目的とする。 【構成】 拡大側から順に、負の第1レンズ群、正の第
2レンズ群、正の第3レンズ群を配列して構成し、以下
の条件を満たすことを特徴とする。 fb/f>1.7 ただし fb:全系のバックフォーカス f :全系の焦点距離

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、投影対象となる画像
が形成される被投影面からレンズまでの距離、すなわち
バックフォーカスを長くとる必要がある液晶プロジェク
ター等のプロジェクターに用いられる拡大投影レンズに
関する。
【0002】
【従来の技術】図54及び図55は、この種のプロジェ
クターの光学系を示している。
【0003】図54の光学系において、光源から発した
白色光Wは、ダイクロイックミラー2によってR、G、
Bの三色に分離され、ミラー3,3,…で反射されて
R、G、Bのそれぞれの色成分に対応して設けられた液
晶ライトバルブ4,4,…に入射する。それぞれの液晶
ライトバルブ4,4,…を透過したR、G、B成分の光
は、ダイクロイックプリズム5で合成され、投影レンズ
6を介してスクリーン7に投影される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このダイクロ
イックプリズムは、加工、貼合わせに高精度が要求され
るため、非常に高価である。そこで、一般にはダイクロ
イックミラーを用いた図55の方式が採用される。
【0005】この方式ではR、G、Bの3色の光を合成
するために、互いに離間する位置に少なくとも2枚のダ
イクロイックミラー8を配置する必要がある。したがっ
て、これらのダイクロイックミラー8を配置するスペー
スを確保するために液晶ライトバルブ4から投影レンズ
6までの距離が長くなり、長いバックフォーカスを有す
る投影レンズ6が要求される。
【0006】レンズのバックフォーカスを長くする最も
簡単な方法は、レンズの焦点距離を長くすることであ
る。しかし、単に焦点距離を長くするとレンズとスクリ
ーンとの距離も長くなり、特にスクリーンの背面から投
影するボックス型のプロジェクターに使用する場合には
光路を折り返しても装置の奥行きが大きくなり好ましく
ない。
【0007】焦点距離に比べて長いバックフォーカスを
得ることのできるレンズとしては、レトロフォーカスタ
イプのレンズがある。しかし、この種のレンズは構成枚
数が多く高価である。
【0008】
【発明の目的】この発明の目的は、比較的安価で構成枚
数が少なく、焦点距離と比較してバックフォーカスを長
くとることのできる拡大投影レンズ、そして変倍拡大投
影レンズを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる拡大投
影レンズは、上記の目的を達成させるため、拡大側から
順に、負の第1レンズ群、正の第2レンズ群、正の第3
レンズ群を配列して構成し、以下の条件を満たすことを
特徴とする。
【0010】fb/f>1.7 ただし fb:物体距離∞におけるバックフォーカス f :全系の焦点距離
【0011】また、この発明の変倍拡大投影レンズは、
拡大側より順に、負の第1レンズ群と、正の第2レンズ
群と、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負
レンズとから成る正の第3レンズ群とを配列して構成
し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔を変化させる
と共に全系を移動させることにより焦点距離を変化さ
せ、以下の条件を満たすことを特徴とする。
【0012】fbw/fw >1.7 但し、 fbw:物体距離∞におけるワイド端のバックフォーカ
ス fw:ワイド端における全系の焦点距離
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。実施例
1〜10は焦点距離が固定された拡大投影レンズの例で
あり、実施例11〜21は変倍可能な投影レンズの例で
ある。
【0014】まず、実施例1〜10に示される拡大投影
レンズについて説明する。これらの実施例のレンズは、
拡大側となるスクリーン側から順に、負の第1レンズ
群、正の第2レンズ群、正の第3レンズ群が配列して構
成され、以下の条件を満たす。
【0015】fb/f>1.7…(1) L/f<3.5…(2) D12/D23<1.0…(3) ただし fb:全系のバックフォーカス f :全系の焦点距離 L:全系の全長 D12:第1レンズ群と第2レンズ群との間隔 D23:第2レンズ群と第3レンズ群との間隔 である。
【0016】条件(1)は、バックフォーカスfbを投
影レンズの焦点距離fとの比率で規定する。この条件を
満たすことにより、長いバックフォーカスを確保するこ
とができる。fb/fが1.7より小さくなると、ダイ
クロイックミラー等を配置するための十分なスペースを
確保することが困難となる。
【0017】条件(2)は、投影レンズの物体距離∞に
おける全長Lと焦点距離fとの比を規定する。条件を満
たすことにより投影レンズの小型化を達成することがで
きる。L/fが3.5より大きくなると、全長が過大と
なり、配置スペースを大きく確保しなければならない。
【0018】条件(3)は、各レンズ群の群間隔の比率
を規定する。D12をD23より小さくすることによ
り、結像性能を良好に保ち、歪曲収差を抑えることがで
きる。D12がD23より大きくなると、第1レンズ群
後の光束の光軸からの距離が大きくなるため、倍率色収
差等の収差補正が困難となる。
【0019】また、実施例1〜6は、第1レンズ群が1
枚または2枚の負レンズから構成され、第2レンズ群が
1枚の正レンズから構成され、第3レンズ群が1枚の正
レンズと1枚の負レンズとから構成される。この構成
は、上記の(1)〜(3)の要件を最小のレンズ枚数で
満たすための条件である。条件を満たすことにより、投
影レンズをコンパクトにし、レンズ全体のコストを抑え
ることができる。
【0020】
【実施例1】図1は、この発明にかかる拡大投影レンズ
の実施例1を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は
表1に示されている。また、この構成による被投影面側
の諸収差は図2に示す通りである。なお、全実施例にお
ける表中の記号は、FNo.はFナンバー、fは焦点距
離、fbはバックフォーカス(レンズと被投影面の距
離)、mはスクリーン上の投影像に対する被投影面の倍
率、rはレンズ面の曲率半径、dはレンズ厚またはレン
ズ間隔、nはレンズの屈折率、νはレンズのアッベ数で
ある。
【0021】
【表1】
【0022】
【実施例2】図3は本発明の投影レンズ系の実施例2を
示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表2に示され
ている。また、この構成による縮小側の諸収差は図4に
示す通りである。
【0023】
【表2】
【0024】
【実施例3】図5は本発明の投影レンズ系の実施例3を
示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表3に示され
ている。また、この構成による縮小側の諸収差は図6に
示す通りである。
【0025】
【表3】
【0026】
【実施例4】図7は本発明の投影レンズ系の実施例4を
示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表4に示され
ている。また、この構成による縮小側の諸収差は図8に
示す通りである。
【0027】
【表4】
【0028】
【実施例5】図9は本発明の投影レンズ系の実施例5を
示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表5に示され
ている。また、この構成による縮小側の諸収差は図10
に示す通りである。
【0029】
【表5】
【0030】
【実施例6】図11本発明の投影レンズ系の実施例6を
示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表6に示され
ている。また、この構成による縮小側の諸収差は図12
に示す通りである。
【0031】
【表6】
【0032】
【実施例7】図13は本発明の投影レンズ系の実施例7
を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表7に示さ
れている。また、この構成による縮小側の諸収差は図1
4に示す通りである。
【0033】
【表7】
【0034】以下に示す実施例8〜10は、縮小側の結
像面近傍にコンデンサレンズを設けた例である。
【0035】縮小側に配置された被投影面からの光束を
投影レンズの瞳に効率よく入射させるためには、縮小側
の結像面の近傍に、強い凸面を拡大側に向けた正のコン
デンサレンズを配置することが好ましい。しかも、凸面
を拡大側、すなわち投影レンズ側に向けることにより、
不要な収差発生を防ぐと共に、投影レンズで発生した歪
曲収差を補正することができる。
【0036】投影レンズへの入射効率を高めるために
は、このコンデンサレンズが、 0.3<fc/fb<1.5 …(4) の条件を満たすことが望ましい。
【0037】条件(4)は、コンデンサレンズの焦点距
離fcと投影レンズのバックフォーカスfbとの比を規
定したものであり、条件を満たす場合には投影レンズの
瞳に光束を項率良く入射させることができる。
【0038】また、実施例のコンデンサレンズは、 0.3<rc/fc<1.0 …(5) の条件を満たしている。条件(5)は、凸面の曲率半径
rcとコンデンサレンズの焦点距離fcとの比を規定し
たものである。条件を満たすことにより、コンデンサレ
ンズ以外の投影レンズの残存収差を補正する効果を持た
せることができる。
【0039】更に、歪曲収差の発生をより良好に補正す
るためには、コンデンサレンズの少なくとも1面を非球
面とすることが好ましく、非球面加工を容易とするため
にはコンデンサレンズを樹脂により形成することが好ま
しい。コンデンサレンズを樹脂レンズとすれば、レンズ
のコストを下げることもできる。
【0040】
【実施例8】図15は本発明の投影レンズ系の実施例8
を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表8に示さ
れている。なお、実施例8〜10においては、表中の記
号f,fbはコンデンサレンズを除いた焦点距離、バッ
クフォーカスを示し、全系の値はfh,fbhで示され
ている。
【0041】このレンズは、第10面と第11面とで表
されるコンデンサレンズの両面が、下の式で表される非
球面である。非球面は、光軸からの高さがYとなる非球
面上の座標点の非球面頂点の接平面からの距離をX、非
球面頂点の曲率(1/r)をC、円錐係数をK、4次,
6次の非球面係数をA4,A6として、 で表される。これらの係数は、表9に示す通りである。
【0042】なお、第1表における非球面の曲率半径
は、非球面頂点の曲率半径であり、これらの面の円錐係
数、非球面係数は表9に示される。また、この構成によ
る縮小側の諸収差は図16に示す通りである。
【0043】
【表8】
【0044】
【表9】
【0045】
【実施例9】図17は本発明の投影レンズ系の実施例9
を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表10に示
されている。このレンズは、第10面と第11面とで表
されるコンデンサレンズが両面非球面のプラスチックレ
ンズである。これらの面の円錐係数、非球面係数は表1
1に示される。また、この構成による縮小側の諸収差は
図18に示す通りである。
【0046】
【表10】
【0047】
【表11】
【0048】
【実施例10】図19は本発明の投影レンズ系の実施例
10を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表12
に示されている。このレンズは、第8面と第9面とで表
されるコンデンサレンズが両面非球面のプラスチックレ
ンズである。これらの面の円錐係数、非球面係数は表1
3に示される。また、この構成による縮小側の諸収差は
図20に示す通りである。
【0049】
【表12】
【0050】
【表13】
【0051】次に示す表14は、実施例1〜10におけ
る条件(1)〜(5)の値を示したものである。
【0052】
【表14】
【0053】次に、変倍拡大投影レンズの実施例を説明
する。
【0054】実施例11−21の変倍拡大投影レンズ
は、拡大側より順に、負の第1レンズ群と、正の第2レ
ンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚
の負レンズとから成る正の第3レンズ群とが配列して構
成され、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔を変化さ
せると共に全系を移動させることにより焦点距離を変化
させ、以下の条件を満たす。
【0055】 fbw/fw>1.7 …(6) Lw/fw<2.5 …(7) 0.7<|f12|/fw<(ft/fw)・
1.5 …(8) D12/D23<1.0 …(9) ただし、 fbw:物体距離∞における投影レンズのワイド端のバ
ックフォーカス fw:ワイド端における投影レンズの焦点距離 Lw:ワイド端における全系の全長 fw:ワイド端における全系の焦点距離 f12:第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離 fw,ft:全系のワイド端、テレ端における焦点距離 D12:第1レンズ群と第2レンズ群との間隔 D23:第2レンズ群と第3レンズ群との間隔 である。
【0056】条件(6)(7)(9)は、それぞれ固定
焦点距離の実施例で説明した条件(1)(2)(3)に
相当する。ズームレンズでは、焦点距離が変化するた
め、焦点距離、バックフォーカス等をバックフォーカス
が最も短くなるワイド端で規定しているが、条件の持つ
基本的な意味は固定焦点の場合と同様である。
【0057】条件(8)は、第1レンズ群と第2レンズ
群との合成焦点距離f12と投影レンズ全系の焦点距離
fwとの比を規定したものであり、条件を満足すること
により良好な性能をコンパクトな構成で確保することが
できる。|f12|/fwが0.7より小さい場合には
第1、第2レンズ群のパワーが過大となり、色収差、球
面収差、コマ収差が過大となる。また、|f12|/f
wが(ft/fw)・1.5より大きい場合には、全長
が長くなり、レンズ全体が大きくなる。
【0058】この種のズームレンズにおいては、第1,
2レンズ群の移動軌跡が変曲点を持つように往復移動さ
せると、その移動量を小さくできる。また、変曲点を境
に変倍範囲の移動軌跡を対称にした場合には、レンズ系
の全長を小さくでき、かつ変倍によるその変化を小さく
することができる。
【0059】実施例11−21のレンズは、第1レンズ
群の拡大側の端面の曲率半径が負の値である。変倍レン
ズの場合、第1面に負のパワーを持たせると、長いバッ
クフォーカスを確保するために有利である。
【0060】また、実施例11−15,17−21のレ
ンズは、ワイド端のFナンバーFwよりテレ端のFナン
バーFtを大きく設定している。
【0061】一般に、写真レンズ等は変倍時にFナンバ
ーを一定に保つことによりフィルム面の照度を一定とす
ることができる。これに対してプロジェクターのズーム
レンズは、投影されたスクリーン面上の照度をズーミン
グによって変化させないことが好ましい。
【0062】スクリーン面では、ほぼ投影倍率の2乗に
逆比例して照度が変化する。すなわち、ワイド側に比
べ、テレ側では投影倍率が小さくなるので照度が高くな
る。そこで、ワイド端のFナンバーFwよりテレ端のF
ナンバーFtを大きく設定することにより、ズーミング
に伴う照度の変化を抑えることができる。
【0063】Fナンバーを上記のように変化させるた
め、実施例11−15のレンズでは開口絞りが変倍時第
3レンズ群と共に移動するよう構成されている。これに
より、容易に照度変化を抑えることができる。
【0064】さらに、開口絞りを第3レンズ群中のでき
る限り拡大側に配置することにより、投影レンズの入射
瞳(縮小側の瞳)を被投影面から離すことができ、ダイ
クロイックミラーなどによる色ムラ、照度ムラを低減す
ることができる。
【0065】
【実施例11】図21は本発明の可変焦点距離レンズの
実施例11を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は
表15、表16に示されている。表中の記号d0は、第
3レンズ群の被投影面に最も近い面と開口絞りとの距離
である。
【0066】また、この構成によるレンズのワイド端に
おける諸収差は図22、テレ端における諸収差は図23
に示すとうりである。
【0067】第1レンズ群と第2レンズ群との群間距離
D6及びバックフォーカスfbは、焦点距離の変化に伴
って、下表のように変化する。なお、D6は、投影レン
ズから結像面までの距離Uにより異なる値をとるため、
U=4.25m,U=2.25mで代表させて示してい
る。
【0068】
【表15】
【0069】
【表16】
【0070】
【実施例12】図24は本発明の可変焦点距誰レンズの
実施例12を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は
表17、表18に示されている。また、この構成による
縮小側におけるワイド端の諸収差は図25、テレ端の諸
収差は図26に示すとうりである。
【0071】
【表17】
【0072】
【表18】
【0073】
【実施例13】図27は本発明の可変焦点距離レンズの
実施例13を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は
表19、表20に示されている。また、この構成による
縮小側におけるワイド端の諸収差は図28、テレ端の諸
収差は図29に示すとうりである。
【0074】
【表19】
【0075】
【表20】
【0076】
【実施例14】図30は本発明の可変焦点距離レンズの
実施例14を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は
表21、表22に示されている。また、この構成による
縮小側におけるワイド端の諸収差は図31、テレ端の諸
収差は図32に示すとうりである。
【0077】
【表21】
【0078】
【表22】
【0079】
【実施例15】図33は本発明の可変焦点距離レンズの
実施例15を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は
表23、表24に示されている。また、この構成による
縮小側におけるワイド端の諸収差は図34、テレ端の諸
収差は図35に示すとうりである。
【0080】
【表23】
【0081】
【表24】
【0082】
【実施例16】図36は本発明の可変焦点距離レンズの
実施例16を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は
表25、表26に示されている。また、この構成による
縮小側におけるワイド端の諸収差は図37、テレ端の諸
収差は図38に示すとうりである。本実施例は開口絞り
が第3レンズ群とは独立して移動する。
【0083】
【表25】
【0084】
【表26】
【0085】以下に示す実施例17〜21は、全体を変
倍により群間隔が変化する前レンズ群、後レンズ群に分
けたときに、いずれも前レンズ群が1枚の負レンズと1
枚の正レンズとから構成されている。このように構成す
ることでレンズ枚数を抑え、レンズのバックフォーカス
を長く保ちつつ、低コストで製造することが可能とな
る。
【0086】また、開口絞りと後レンズ群の最終面と野
距離d0、全系のワイド端の焦点距離をfwとして、 d0/fw>0.2 …(10) の条件を満たしている。
【0087】条件式(10)は、開口絞りを後レンズ群
の前方(結像面側)に大きく突出させて設定することに
より、物体側の瞳を結像面寄りに位置させて、物体の周
辺部を透過した光束が瞳に入射する角度を小さくすると
ともに、変倍による瞳位置の移動を小さくするための条
件である。条件を満たさない場合には、液晶の透過率の
角度依存性による光量ムラ、ダイクロイックミラーの角
度特性による色シェーディング等が発生する。
【0088】実施例19,21は、上記の要件に加えて
後レンズ群も1枚の負レンズと1枚の正レンズとから構
成されており、更に低コストで製造することができる。
【0089】また、実施例20,21は、レンズの最も
縮小側に、コンデンサレンズが設けられている。これら
のコンデンサレンズは固定焦点レンズの実施例において
説明したものと同様である。
【0090】
【実施例17】図39は、この発明の変倍投影光学系の
実施例17を示すワイド端でのレンズ図であり、具体的
な数値構成は表27に示されている。また、この構成に
よるレンズのワイド端(縮小側の倍率−0.017倍,
拡大側の倍率約60倍に相当、以下同様)における諸収
差は図40、テレ端(縮小側の倍率−0.067倍,拡
大側の倍率約15倍に相当、以下同様)における諸収差
は図41に示す通りである。
【0091】第2レンズと第3レンズとの距離d4は、
焦点距離の変化に伴って、表28のように変化する。な
お、以下の実施例において、d4はレンズの倍率mによ
り異なる値をとるため、m=−0.017×,m=−
0.067×の場合に代表させて示している。
【0092】
【表27】
【0093】
【表28】
【0094】
【実施例18】図42はこの発明の変倍投影光学系の実
施例18を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表
29、表30に示されている。また、この構成によるレ
ンズのワイド端における諸収差は図43、テレ端におけ
る諸収差は図44に示す通りである。
【0095】
【表29】
【0096】
【表30】
【0097】
【実施例19】図45はこの発明の変倍投影光学系の実
施例19を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表
31、表32に示されている。また、この構成によるレ
ンズのワイド端における諸収差は図46、テレ端におけ
る諸収差は図47に示す通りである。
【0098】
【表31】
【0099】
【表32】
【0100】
【実施例20】図48はこの発明の変倍投影光学系の実
施例20を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表
33に示されている。表中の記号dcは、コンデンサレ
ンズの縮小側の面から被投影面までの距離を示してお
り、fh,fbhはコンデンサレンズを含む全系の焦点
距離とバックフォーカス、fw,fbwはコンデンサレ
ンズを除いた投影レンズのみのワイド側の焦点距離、バ
ックフォーカスを示している。バックフォーカスfbh
は、(d10+d11+dc)の値を表示している。
【0101】また、この構成によるレンズのワイド端に
おける諸収差は図49、テレ端における諸収差は図50
に示す通りである。
【0102】なお、この例では、図中r11,r12で
示されるコンデンサレンズが、r1〜r10で示される
投影レンズとは離れた位置に固定して設けられている。
プロジェクターとしての構成上、このコンデンサレンズ
は被投影面の近傍に設けられ、投影レンズとコンデンサ
レンズとの間にダイクロイックミラーが設けられる。
【0103】コンデンサレンズは、両面非球面のプラス
チックレンズであり、円錐係数、非球面係数は表34に
示されている。間隔d4,d10は、焦点距離の変化に
伴って、表35のように変化する。
【0104】
【表33】
【0105】
【表34】
【0106】
【表35】
【0107】
【実施例21】図51はこの発明の変倍投影光学系の実
施例21を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表
36に示されている。この構成によるレンズのワイド端
における諸収差は図52、テレ端における諸収差は図5
3に示す通りである。この例でも、第8面及び第9面で
表されるコンデンサレンズか、r1〜r7で示される投
影レンズから離れた位置に固定して設けられている。
【0108】コンデンサレンズは、両面非球面のプラス
チックレンズであり、その非球面係数は表37に示す通
りである。間隔d4,d7は、焦点距離の変化に伴っ
て、表38のように変化する。
【0109】
【表36】
【0110】
【表37】
【0111】
【表38】
【0112】次に示す表39は実施例11〜21におけ
る条件(6)〜(10)の値、表40は実施例20,2
1における条件(4)(5)の値を示したものである。
【0113】
【表39】
【0114】
【表40】
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、焦点距離と比較してバックフォーカスの長い拡大投
影レンズ、及び変倍拡大投影レンズを製造することがで
きる。したがって、被投影面と投影レンズとの間にダイ
クロイックミラーを挿入するスペースを十分に確保する
ことができ、安価なダイクロイックミラー方式のプロジ
ェクターに適した投影レンズを提供できる。
【0116】また、所定の条件を満たすことにより、レ
ンズをコンパクトにし、かつ、諸収差の発生、照度のバ
ラツキ等を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のレンズ断面図である。
【図2】 実施例1のレンズの諸収差図である。
【図3】 実施例2のレンズ断面図である。
【図4】 実施例2のレンズの諸収差図である。
【図5】 実施例3のレンズ断面図である。
【図6】 実施例3のレンズの諸収差図である。
【図7】 実施例4のレンズ断面図である。
【図8】 実施例4のレンズの諸収差図である。
【図9】 実施例5のレンズ断面図である。
【図10】 実施例5のレンズの諸収差図である。
【図11】 実施例6のレンズ断面図である。
【図12】 実施例6のレンズの諸収差図である。
【図13】 実施例7のレンズ断面図である。
【図14】 実施例7のレンズの諸収差図である。
【図15】 実施例8のレンズ断面図である。
【図16】 実施例8のレンズの諸収差図である。
【図17】 実施例9のレンズ断面図である。
【図18】 実施例9のレンズの諸収差図である。
【図19】 実施例10のレンズ断面図である。
【図20】 実施例10レンズの諸収差図である。
【図21】 実施例11のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図22】 実施例11のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図23】 実施例11のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図24】 実施例12のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図25】 実施例12のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図26】 実施例12のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図27】 実施例13のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図28】 実施例13のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図29】 実施例13のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図30】 実施例14のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図31】 実施例14のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図32】 実施例14のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図33】 実施例15のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図34】 実施例15のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図35】 実施例15のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図36】 実施例16のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図37】 実施例16のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図38】 実施例16のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図39】 実施例17のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図40】 実施例17のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図41】 実施例17のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図42】 実施例18のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図43】 実施例18のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図44】 実施例18のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図45】 実施例19のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図46】 実施例19のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図47】 実施例19のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図48】 実施例20のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図49】 実施例20のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図50】 実施例20のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図51】 実施例21のワイド端におけるレンズ断面
図である。
【図52】 実施例21のレンズのワイド端における諸
収差図である。
【図53】 実施例21のレンズのテレ端における諸収
差図である。
【図54】 ダイクロイックプリズムを用いた色合成方
式のプロジェクターの概略構成図である。
【図55】 ダイクロイックミラーを用いた色合成方式
のプロジェクターの概略構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 和司 東京都板橋区前野町2丁目36番9号旭光学 工業株式会社内

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡大側から順に、負の第1レンズ群、正の
    第2レンズ群、正の第3レンズ群が配列して構成され、
    以下の条件を満たすことを特徴とする拡大投影レンズ。 fb/f >1.7 ただし fb:物体距離∞におけるバックフォーカス f :全系の焦点距離
  2. 【請求項2】以下の条件を満たすことを特徴とする請求
    項1に記載の拡大投影レンズ。 L/f<3.5 ただし L:全長 f:全系の焦点距離
  3. 【請求項3】以下の条件を満たすことを特徴とする請求
    項1に記載の拡大投影レンズ。 D12/D23<1.0 ただし D12:第1レンズ群と第2レンズ群との間隔 D23:第2レンズ群と第3レンズ群との間隔
  4. 【請求項4】前記第1レンズ群は、1枚または2枚の負
    レンズから構成され、前記第2レンズ群は1枚の正レン
    ズから構成され、前記第3レンズ群は1枚の正レンズと
    1枚の負レンズとから構成されることを特徴とする請求
    項1に記載の拡大投影レンズ。
  5. 【請求項5】更に縮小側の結像面の近傍に配置された正
    のコンデンサレンズを有し、以下の条件を満たすことを
    特徴とする請求項1に記載の拡大投影レンズ。 0.3<fc/fb<1.5 ただし fb:物体距離∞におけるコンデンサレンズを除いたバ
    ックフォーカス fc:コンデンサレンズの焦点距離
  6. 【請求項6】前記コンデンサレンズは、強い凸面を拡大
    側に向けて配置され、以下の条件を満たすことを特徴と
    する請求項5に記載の拡大投影レンズ。 0.3<rc/fc<1.0 ただし rc:凸面の曲率半径 fc:コンデンサレンズの焦点距離
  7. 【請求項7】前記コンデンサレンズの少なくとも1面が
    非球面であることを特徴とする請求項5に記載の拡大投
    影レンズ。
  8. 【請求項8】前記コンデンサレンズは樹脂により形成さ
    れることを特徴とする請求項5に記載の拡大投影レン
    ズ。
  9. 【請求項9】拡大側より順に、負の第1レンズ群と、正
    の第2レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと少なく
    とも1枚の負レンズとから成る正の第3レンズ群とが配
    列して構成され、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔
    を変化させると共に全系を移動させることにより焦点距
    離を変化させ、以下の条件を満たすことを特徴とする変
    倍拡大投影レンズ。 fbw/fw>1.7 但し、 fbw:物体距離∞におけるワイド端のバックフォーカ
    ス fw:ワイド端における焦点距離
  10. 【請求項10】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項9に記載の変倍拡大投影レンズ。 Lw/fw<3.0 Lw:ワイド端における全長 fw:ワイド端における全系の焦点距離
  11. 【請求項11】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項9に記載の変倍拡大投影レンズ。 0.7<|f12|/fw<(ft/fw)・1.5 ただし f12:第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離 fw,ft:全系のワイド端、テレ端における焦点距離
  12. 【請求項12】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項9に記載の変倍拡大投影レンズ。 D12/D23<1.0 ただし D12:第1レンズ群と第2レンズ群との間隔 D23:第2レンズ群と第3レンズ群との間隔
  13. 【請求項13】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項9に記載の変倍拡大投影レンズ。 r1<0 ただし r1:第1レンズ群の最も拡大側の面の曲率半径
  14. 【請求項14】前記第1レンズ群は、1枚の負レンズか
    ら構成され、前記第2レンズ群は、1枚の正レンズから
    構成されることを特徴とする請求項9に記載の変倍拡大
    投影レンズ。
  15. 【請求項15】前記第3レンズ群は、1枚の正レンズと
    1枚の負レンズとから構成されることを特徴とする請求
    項9に記載の変倍拡大投影レンズ。
  16. 【請求項16】更に縮小側の結像面の近傍に配置された
    正のコンデンサレンズを有し、以下の条件を満たすこと
    を特徴とする請求項9に記載の変倍拡大投影レンズ。 0.3<fc/fb<1.5 ただし fb:物体距離∞におけるコンデンサレンズを除いたバ
    ックフォーカス fc:コンデンサレンズの焦点距離
  17. 【請求項17】前記コンデンサレンズは、強い凸面を拡
    大側に向けて配置され、以下の条件を満たすことを特徴
    とする請求項16に記載の変倍拡大投影レンズ。 0.3<rc/fc<1.0 ただし rc:凸面の曲率半径 fc:コンデンサレンズの焦点距離
  18. 【請求項18】前記コンデンサレンズの少なくとも1面
    が非球面であることを特徴とする請求項16に記載の変
    倍拡大投影レンズ。
  19. 【請求項19】前記コンデンサレンズは樹脂により形成
    されることを特徴とする請求項16に記載の変倍拡大投
    影レンズ。
  20. 【請求項20】開口絞りが、前記第3レンズ群と一体に
    移動することを特徴とする請求項9に記載の変倍拡大投
    影レンズ。
  21. 【請求項21】開口紋と前記第3レンズ群との距離が、
    変倍に伴って変化することを特徴とする請求項9に記載
    の変倍拡大投影レンズ。
  22. 【請求項22】拡大側より順に、1枚の正レンズと1枚
    の負レンズとから構成される負の前レンズ群と、正の後
    レンズ群とが配列して構成され、前レンズ群と後レンズ
    群との間隔を変化させると共に、全系を移動させること
    により焦点距離を変化させることを特徴とする変倍拡大
    投影レンズ。
  23. 【請求項23】前記後レンズ群は、1枚の正レンズと1
    枚の負レンズとから構成されることを特徴とする請求項
    22に記載の変倍拡大投影レンズ。
  24. 【請求項24】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項22に記載の変倍拡大投影レンズ。 fbw/fw >1.7 Lw/fw<3.0 ただし fbw:物体距離∞におけるワイド端のバックフォーカ
    ス fw :ワイド端における全系の焦点距離 Lw :ワイド端における全長
  25. 【請求項25】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項22に記載の変倍拡大投影レンズ。 0.7<|f12|/fw<(ft/fw)・1.5 ただし f12:前レンズ群の焦点距離 fw,ft:全系のワイド端、テレ端における焦点距離
  26. 【請求項26】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項22に記載の変倍拡大投影レンズ。 Fw<Ft ただし Fw:短焦点距離端におけるFナンバー Ft:長焦点距離端におけるFナンバー
  27. 【請求項27】開口絞りが前記後レンズ群と一体に移動
    することを特徴とする請求項22に記載の変倍拡大投影
    レンズ。
  28. 【請求項28】拡大側より順に、負の前レンズ群と、1
    枚の正レンズと1枚の負レンズから成る正の後レンズ群
    とが配列して構成され、前レンズ群と後レンズ群との間
    隔を変化させると共に、全系を移動させることにより焦
    点距離を変化させることを特徴とする変倍拡大投影レン
    ズ。
  29. 【請求項29】前記前レンズ群は、1枚の正レンズと1
    枚の負レンズとから構成されることを特徴とする請求項
    28に記載の変倍拡大投影レンズ。
  30. 【請求項30】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項28に記載の変倍拡大投影レンズ。 ただし fbw/fw >1.7 Lw/fw<3.0 fbw:物体距離∞におけるワイド端のバックフォーカ
    ス fw :ワイド端における全系の焦点距離 Lw:ワイド端における全長
  31. 【請求項31】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項28に記載の変倍拡大投影レンズ。 0.7<|f12|/fw<(ft/fw)・1.5 ただし f12:前レンズ群の焦点距離 fw,ft:全系のワイド端、テレ端における焦点距離
  32. 【請求項32】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項28に記載の変倍拡大投影レンズ。 Fw<Ft ただし Fw:短焦点距離端におけるFナンバー Ft:長焦点距離端におけるFナンバー
  33. 【請求項33】開口絞りが前記後レンズ群と一体に移動
    することを特徴とする請求項28に記載の変倍拡大投影
    レンズ。
  34. 【請求項34】拡大側から順に、少なくとも1枚の負レ
    ンズを含む負の前レンズ群と、少なくとも1枚の正レン
    ズと少なくとも1枚の負レンズから成る正の後レンズ群
    とが配列し、前レンズ群と後レンズ群との間隔を変化さ
    せることにより焦点距離を変化させる変倍レンズと、 縮小側の結像面の近傍に配置された正のコンデンサレン
    ズとから構成され、以下の条件を満たすことを特徴とす
    る変倍拡大投影レンズ。 0.3<fc/fb<1.5 ただし fb:変倍レンズのバックフォーカス fc:コンデンサレンズの焦点距離
  35. 【請求項35】前記コンデンサレンズは、強い凸面を拡
    大側に向けて配置され、以下の条件を満たすことを特徴
    とする請求項34に記載の変倍拡大投影レンズ。 0.3<rc/fc<1.0 ただし rc:凸面の曲率半径 fc:コンデンサレンズの焦点距離
  36. 【請求項36】前記コンデンサレンズの少なくとも1面
    が非球面であることを特徴とする請求項34に記載の変
    倍拡大投影レンズ。
  37. 【請求項37】前記コンデンサレンズは樹脂により形成
    されることを特徴とする請求項34に記載の変倍拡大投
    影レンズ。
  38. 【請求項38】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項34に記載の変倍拡大投影レンズ。 Fw<Ft ただし Fw:短焦点距離端におけるFナンバー Ft:長焦点距離端におけるFナンバー
  39. 【請求項39】開口絞りが前記後レンズ群と一体に移動
    することを特徴とする請求項34に記載の変倍拡大投影
    レンズ。
  40. 【請求項40】以下の条件を満たすことを特徴とする液
    晶プロジュクター用変倍拡大投影レンズ。 Fw<Ft ただし Fw:短焦点距離端におけるFナンバー Ft:長焦点距離端におけるFナンバー
  41. 【請求項41】拡大側から順に、負の前レンズ群、正の
    後レンズ群とが配列して構成され、前レンズ群と後レン
    ズ群との間隔を変化させると共に、全系を移動させて焦
    点距離を変化させ、開口絞りが前記後レンズ群と一体に
    移動することを特徴とする液晶プロジェクター用変倍拡
    大投影レンズ。
  42. 【請求項42】以下の条件を満たすことを特徴とする請
    求項42に記載の液晶プロジュクター用変倍拡大投影レ
    ンズ。 d0/fw>0.2 ただし d0:開口絞りと後レンズ群の最終面との距離 fw:全系のワイド端の焦点距離
JP22983191A 1990-07-06 1991-05-31 拡大投影レンズ Pending JPH0545582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22983191A JPH0545582A (ja) 1990-07-06 1991-05-31 拡大投影レンズ

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17865890 1990-07-06
JP2-178658 1990-07-06
JP25302690 1990-09-21
JP2-253026 1990-09-21
JP2-263651 1990-10-01
JP26365190 1990-10-01
JP22983191A JPH0545582A (ja) 1990-07-06 1991-05-31 拡大投影レンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0545582A true JPH0545582A (ja) 1993-02-23

Family

ID=27474846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22983191A Pending JPH0545582A (ja) 1990-07-06 1991-05-31 拡大投影レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0545582A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915498A (ja) * 1995-06-29 1997-01-17 Canon Inc ズームレンズ
US5822128A (en) * 1996-03-22 1998-10-13 Nikon Corporation Projection lenses for display elements and projection systems comprising same
US5822129A (en) * 1995-11-07 1998-10-13 Nikon Corporation Projection lens system
JP2006039182A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Konica Minolta Photo Imaging Inc 撮像装置
KR100965755B1 (ko) * 2008-04-29 2010-06-24 노명재 휴대형 디스플레이용 초소형 초광각 광학모듈
JP2010197604A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Fujifilm Corp 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP2010276645A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Fujifilm Corp 撮像レンズおよび撮像装置
WO2012086193A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP2017032969A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 中強光電股▲ふん▼有限公司 投影装置及び投影レンズ
JP2017161568A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US10942339B2 (en) 2011-06-20 2021-03-09 Largan Precision Co., Ltd. Optical imaging system for pickup
CN113448179A (zh) * 2021-07-02 2021-09-28 浙江大学 纳米激光直写物镜

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915498A (ja) * 1995-06-29 1997-01-17 Canon Inc ズームレンズ
US5822129A (en) * 1995-11-07 1998-10-13 Nikon Corporation Projection lens system
US5822128A (en) * 1996-03-22 1998-10-13 Nikon Corporation Projection lenses for display elements and projection systems comprising same
JP2006039182A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Konica Minolta Photo Imaging Inc 撮像装置
KR100965755B1 (ko) * 2008-04-29 2010-06-24 노명재 휴대형 디스플레이용 초소형 초광각 광학모듈
JP2010197604A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Fujifilm Corp 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP2010276645A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Fujifilm Corp 撮像レンズおよび撮像装置
US8670192B2 (en) 2010-12-21 2014-03-11 Fujifilm Corporation Imaging lens and imaging apparatus
WO2012086193A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP5657696B2 (ja) * 2010-12-21 2015-01-21 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
US10942339B2 (en) 2011-06-20 2021-03-09 Largan Precision Co., Ltd. Optical imaging system for pickup
US11726302B2 (en) 2011-06-20 2023-08-15 Largan Precision Co., Ltd. Optical imaging system for pickup
JP2017032969A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 中強光電股▲ふん▼有限公司 投影装置及び投影レンズ
US9798118B2 (en) 2015-08-04 2017-10-24 Coretronic Corporation Projection display apparatus and projection lens module thereof
JP2017161568A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
CN113448179A (zh) * 2021-07-02 2021-09-28 浙江大学 纳米激光直写物镜
CN113448179B (zh) * 2021-07-02 2022-05-24 浙江大学 纳米激光直写物镜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5278698A (en) Magnifying projecting lens
JP4919392B2 (ja) 投影用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP5069146B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP2801293B2 (ja) ズームレンズ
JP5513248B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP2011033737A (ja) 投写光学系およびこれを用いた投写型表示装置
JP2000009997A (ja) ズームレンズ
CN110531508A (zh) 光学成像系统
US6912095B2 (en) Projection lens system
JP6393906B2 (ja) 投写光学系および画像投写装置
JP2019035873A (ja) 投写用光学系及び投写型表示装置
JPH0545582A (ja) 拡大投影レンズ
KR100269441B1 (ko) 투영렌즈및투영장치
JP4689147B2 (ja) 投射用ズームレンズおよび拡大投射装置
JP4097957B2 (ja) 広角ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP7152372B2 (ja) 結像光学系、投写型表示装置、および撮像装置
JP3295027B2 (ja) レトロフォーカス型大口径比広角レンズ
JP4083856B2 (ja) 投射用ズームレンズ
JPH0682689A (ja) レトロフォーカス型レンズ
JP4773149B2 (ja) 投写光学系とそれを用いたビデオプロジェクター
CN110320641A (zh) 光学成像系统
JP6570493B2 (ja) ズームレンズ、投写型表示装置、および撮像装置
JPH06337348A (ja) ガウス型レンズ
JP2005257896A (ja) ズームレンズ、画像表示装置、撮像装置
JP2001350094A (ja) 光学系、投射光学系及びそれを有する画像投影装置、撮像装置