JPH05451A - 連続ラミネート機 - Google Patents

連続ラミネート機

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JPH05451A
JPH05451A JP3178845A JP17884591A JPH05451A JP H05451 A JPH05451 A JP H05451A JP 3178845 A JP3178845 A JP 3178845A JP 17884591 A JP17884591 A JP 17884591A JP H05451 A JPH05451 A JP H05451A
Authority
JP
Japan
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core material
laminating machine
roller
decorative sheet
hollow roller
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JP3178845A
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English (en)
Inventor
Bunzo Okabe
文三 岡部
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TATESHINA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TATESHINA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面形状が種々異なる長尺の芯材表面に化粧
シートを手数を掛けずに容易かつ迅速に連続して貼着で
きる連続ラミネート機を得る。 【構成】 化粧シート20を載置した芯材30を搬送す
る、複数本の搬送ローラ12を並設してなる搬送路10
を設ける。搬送路10上には、硬質ローラ54周囲を弾
性体56で覆った複合ローラ50を回転自在に配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺の芯材表面に化粧
シートを連続して貼着する連続ラミネート機(以下、ラ
ミネート機という)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特公昭61−5895号公報
に記載されたような、木材などからなる長尺の芯材表面
に合成樹脂シートや突板等の化粧シートを連続して貼着
するラミネート機がある。
【0003】このラミネート機によれば、化粧シートを
載置した芯材を搬送路上を搬送しながら、搬送路側部に
多数個並べて備えた種々の形状をした押圧ローラで、化
粧シートをそれを載置した芯材表面に押接させて、化粧
シートを、その裏面に塗布した接着剤を用いて、芯材表
面に連続して貼着できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ラ
ミネート機では、化粧シートを載置した芯材を搬送する
搬送路側部に多数個並べて備えた種々の形状をした押圧
ローラの取付け位置やその取付け方向を、芯材の表面形
状が変わる度毎に、それぞれ多大な手数と時間を掛けて
いちいち調整しなければならなかった。
【0005】なお、従来より、実公昭59−194号公
報に記載されたような、上記のような調整をしなくと
も、表面形状が種々異なる芯材表面に化粧シートを自在
に貼着できる、いわゆる真空プレス機と呼ばれるラミネ
ート機がある。
【0006】このラミネート機によれば、化粧シートを
載置した芯材を作業盤上に搭載して、その作業盤上に圧
縮空気の入ったゴム袋を押し付けながら、作業盤上の空
気を作業盤内側に吸引、排除し続けることにより、大気
圧とゴム袋の押圧力とを利用して、化粧シートをそれを
載置した芯材表面に隙間なく押接させて、化粧シート
を、その裏面に塗布した接着剤を用いて、芯材表面に貼
着できる。
【0007】しかしながら、このラミネート機では、化
粧シートを貼着する芯材の大きさが、作業盤やゴム袋の
大きさに限定されてしまって、作業盤上やゴム袋下面か
らはみ出してしまう長尺の芯材表面には、化粧シートを
連続して貼着することができなかった。
【0008】本発明は、このような課題を解消するため
になされたもので、表面形状が種々異なる長尺の芯材表
面に化粧シートを手数を掛けずに容易かつ迅速に連続し
て貼着できるラミネート機を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1のラミネート機は、芯材を搬送する搬
送路を設けて、その搬送路上に、硬質ローラ周囲を弾性
体で覆った複合ローラを回転自在に配設してなることを
特徴としている。
【0010】本発明の第1のラミネート機においては、
搬送路を、複数本の搬送ローラを並設して形成したり、
無限軌道帯で形成したりすることを好適としている。
【0011】本発明の第2のラミネート機は、芯材を搬
送する搬送路を設けて、その搬送路上に、周壁を弾性体
で形成した中空ローラであって、その内部に気体、液
体、粉体、粒体のいずれか1つまたは2つ以上を充填し
た中空ローラを回転自在に配設してなることを特徴とし
ている。
【0012】本発明の第2のラミネート機においては、
中空ローラ両脇を支持壁でそれぞれ支持したり、中空ロ
ーラに、その内部に充填する気体、液体、粉体または粒
体の充填量を調整する調整弁を設けたりすることを好適
としている。
【0013】それと共に、搬送路を、複数本の搬送ロー
ラを並設して形成したり、無限軌道帯で形成したりする
ことを好適としている。
【0014】
【作用】上記構成の第1のラミネート機において、搬送
路上に、芯材をその表面に化粧シートを載置した状態で
搭載して、それらの芯材と化粧シートとを共に搬送路上
を搬送する。そして、搬送路上に回転自在に配設した複
合ローラとその直下の搬送路との間を、化粧シートを載
置した芯材を通過させる。化粧シート裏面には、接着剤
を塗布しておく。
【0015】すると、複合ローラと搬送路との間を化粧
シートを載置した芯材が通過する際に、複合ローラ周囲
を覆う弾性体が、化粧シートを載置した芯材の厚さ分内
側に窪んだ状態となって、その弾性体の弾発力で、化粧
シートがそれを載置した芯材表面に隙間なく押接され
る。それと共に、化粧シートを載置した芯材を搬送路上
を搬送するのに伴って、複合ローラが、芯材の搬送方向
に回転する。言い換えれば、複合ローラ周囲の弾性体の
弾発力で、化粧シートが芯材表面に隙間なく押接されな
がら、芯材が化粧シートと共に、回転する複合ローラと
搬送路との間を通過する。そして、化粧シートが、その
裏面に塗布された接着剤により、芯材表面に連続して貼
着される。
【0016】上記構成の第2のラミネート機において、
搬送路上に、芯材をその表面に化粧シートを載置した状
態で搭載して、それらの芯材と化粧シートとを共に搬送
路上を搬送する。そして、搬送路上に回転自在に配設し
た中空ローラとその直下の搬送路との間を、化粧シート
を載置した芯材を通過させる。化粧シート裏面には、接
着剤を塗布しておく。
【0017】すると、中空ローラと搬送路との間を化粧
シートを載置した芯材が通過する際に、弾性体からなる
中空ローラ周壁が、化粧シートを載置した芯材の厚さ分
内側に窪んだ状態となって、中空ローラ内部に充填した
気体、液体、粉体または粒体から中空ローラ周壁を通し
て化粧シート表面に加わる弾発力で、化粧シートがそれ
を載置した芯材表面に隙間なく押接される。それと共
に、化粧シートを載置した芯材を搬送路上を搬送するの
に伴って、中空ローラが、芯材の搬送方向に回転する。
言い換えれば、中空ローラで化粧シートが芯材表面に隙
間なく押接されながら、芯材が化粧シートと共に、回転
する中空ローラと搬送路との間を通過する。そして、化
粧シートが、その裏面に塗布された接着剤により、芯材
表面に連続して貼着される。
【0018】また、搬送路を、複数本の搬送ローラを並
設して形成したり、無限軌道帯で形成したりした第1、
第2のラミネート機にあっては、それらの搬送ローラや
無限軌道帯を芯材の搬送方向に回転させたり巡回させた
りすることにより、化粧シートを載置した芯材を、それ
らの搬送ローラ上や無限軌道帯上を円滑かつ確実に搬送
できる。
【0019】また、中空ローラ両脇を支持壁でそれぞれ
支持した第2のラミネート機にあっては、それらの支持
壁で、軟弱の中空ローラの両脇腰部をそれぞれ補強し
て、中空ローラと搬送路との間を通過させる芯材表面に
化粧シートを、中空ローラで確実に隙間なく押接させる
ことができる。
【0020】また、中空ローラに、その内部に充填する
気体、液体、粉体または粒体の充填量を調整する調整弁
を設けた第2のラミネート機にあっては、調整弁を通し
て中空ローラ内部に充填する気体、液体、粉体、粒体の
いずれか1つまたは2つ以上の充填量を調整して、中空
ローラ周壁の弾発力を大小自在に調整できる。そして、
中空ローラ周壁の弾発力を用いて、芯材表面に押接させ
る化粧シートの押接力を、芯材表面の凹凸の粗密さやそ
の高低差の大小等に合わせて、大小自在に調整できる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。図1と図2は本発明の第1のラミネート機の好適な
実施例を示し、図1はその概略構造を示す正面図、図2
はその複合ローラ周辺の拡大断面図である。以下、この
図中のラミネート機を説明する。
【0022】図において、10は、化粧シート20を載
置した芯材30を搬送する、搬送路である。
【0023】図では、この搬送路10を、搬送ローラ1
2を複数本回転自在に並べて形成している。
【0024】搬送ローラ12は、図2に示したように、
回転軸14周囲に一対の円盤16を摺動自在に嵌挿して
形成している。それと共に、それらの円盤16の一部に
それぞれ螺挿した止めねじ18を用いて、それらの円盤
16をそれらを嵌挿した回転軸14の所定部位にそれぞ
れ固定できるようにしている。
【0025】50は、複合ローラである。複合ローラ5
0は、図2に示したように、両端にフランジ52を備え
た硬質ローラ54周囲に、スポンジ等の厚手の弾性体5
6を巻回して形成している。
【0026】この複合ローラ50を、図1に示したよう
に、搬送路10上に、回転軸58を介して、搬送路10
を横切るようにして複数個回転自在に並べて設けてい
る。
【0027】図1と図2に示したラミネート機は、以上
のように構成している。
【0028】次に、このラミネート機の使用例を説明す
る。
【0029】図2に示したように、搬送路10を構成し
ている一対の円盤16を回転軸14周囲をその左右にそ
れぞれ移動させて、それらの円盤16の回転軸14に対
する嵌挿位置をそれぞれ調整した後、それらの円盤16
を回転軸14周囲に止めねじ18を用いてそれぞれ固定
し、それらの一対の円盤16上に芯材30を架け渡して
搭載可能な状態とする。
【0030】次に、搬送路10上に沿って、化粧シート
20を載置した芯材30を搭載する。化粧シート20裏
面には、接着剤(図示せず)を塗布しておく。
【0031】次に、円盤16を嵌挿した回転軸14を回
転させて、回転軸14と共に回転する一対の円盤16を
並べてなる搬送路10上を化粧シート20を搭載した芯
材30を円盤16の回転方向に搬送する。その際には、
図2に示したように、芯材30下面に突設した突条32
を搬送路10を構成している一対の円盤16間に嵌入さ
せて、芯材30を、搬送路10外方にそらせずに、搬送
路10を構成している一対の円盤16上を的確に搬送す
る。そして、搬送路10上に回転自在に配設した複数個
の複合ローラ50とその直下の搬送路10との間を、化
粧シート20を載置した芯材30を通過させる。
【0032】すると、図2に示したように、複合ローラ
50と搬送路10との間を化粧シート20を載置した芯
材30が通過した際に、複合ローラ50周囲を覆う弾性
体56が、化粧シート20を載置した芯材30の厚さ分
内側に窪んだ状態となって、その弾性体56の弾発力
で、化粧シート20がそれを載置した芯材30表面に隙
間なく押接される。それと共に、化粧シート20を載置
した芯材30を搬送路10上を搬送するのに伴って、複
合ローラ50が、芯材30の搬送方向に回転する。
【0033】そして、複合ローラ50周囲の弾性体56
から化粧シート20表面に加わる弾発力で、化粧シート
20が芯材30表面に隙間なく押接されながら、化粧シ
ート20が、その裏面に塗布した接着剤により、芯材3
0表面に連続して貼着される。
【0034】図3と図4は本発明の第1のラミネート機
の他の好適な実施例を示し、図3はその概略構造を示す
正面図、図4はその複合ローラ周辺の拡大断面図であ
る。以下、この図中のラミネート機を説明する。
【0035】図のラミネート機では、搬送路10を、無
限軌道帯40で形成している。
【0036】無限軌道帯40は、複数本並べて設けた小
径ローラ42周囲にゴム等からなるフレキシブルな帯材
44をループ状に巻回して形成している。帯材44裏面
中央には、係止条45を連続して突設して、その係止条
45を、小径ローラ42周囲中央に刻設した係止溝48
に嵌入している。そして、小径ローラ42を回転させる
ことにより、帯材44を小径ローラ42周囲をその外方
にそらせずに巡回させることができるようにしている。
【0037】帯材44表面中央には、溝46を連続して
刻設している。そして、その溝46に芯材30底面に設
けた突条32を嵌入させることにより、芯材30をそれ
を搭載した帯材44表面中央をその外方にそらせずに無
限軌道帯40の巡回方向に搬送できるようにしている。
【0038】その他は、前述図1と図2に示したラミネ
ート機と同様に構成していて、その使用例も、図4に示
したように、化粧シート20を載置した芯材30を、そ
の底面の突条32を帯材44表面中央の溝46に嵌入さ
せて、帯材44上に搭載し、小径ローラ42を回転させ
て、芯材30を帯材44の巡回方向に搬送する以外は、
前述図1と図2示したラミネート機と同様であり、その
同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0039】図5と図6は、本発明の第2のラミネート
機の好適な実施例を示し、図5はその概略構造を示す正
面図、図6はその中空ローラ周辺の拡大断面図である。
以下、この図中のラミネート機を説明する。
【0040】図において、100は、化粧シート20を
載置した芯材30を所定方向に搬送する搬送路である。
【0041】搬送路100は、両端にフランジ140を
備えた搬送ローラ120を複数本回転自在に並べて形成
していて、搬送ローラ120中央周囲には、芯材30を
ガイドする、突条160を備えている。
【0042】200は、周壁220をゴム等の弾性体で
形成した中空ローラである。
【0043】中空ローラ200内部には、空気等の気
体、水等の液体、砂等の粉体、鋼球等の粒体のいずれか
1つまたは2つ以上(図では、水等の液体240として
いる)を充填している。
【0044】この中空ローラ200を、上記複数本の搬
送ローラ120を並べてなる搬送路100上に、回転軸
260を介して、搬送路100を横切るようにして複数
個回転自在に並べて設けている。
【0045】中空ローラ200両脇は、支持壁280で
それぞれ支持していて、それらの支持壁280で軟弱な
中空ローラ200の両脇腰部をそれぞれ補強している。
【0046】中空ローラの周壁220には、中空ローラ
200内部に充填する液体240等の充填量を調整する
調整弁300を備えている。そして、その調整弁300
を通して、中空ローラ200の内外に液体240等を自
在に注入、排出できるようにしている。
【0047】図の調整弁300は、中空ローラの周壁2
20に設けた貫通孔320と、その貫通孔320に離脱
可能に嵌着した栓体340とから形成している。
【0048】図5と図6に示したラミネート機は、以上
のように構成している。
【0049】次に、その使用例を説明する。
【0050】図6に示したように、搬送路100を構成
しているフランジ140内側の搬送ローラ120上に、
化粧シート20を載置した芯材30を搭載する。化粧シ
ート20裏面には、接着剤(図示せず)を塗布してお
く。
【0051】また、調整弁300を通して、中空ローラ
200内部に充填する液体240等の充填量を調整し
て、中空ローラ周壁220の弾発力を、芯材30表面の
凹凸の粗密さやその高低差の大小等に合わせて、大小に
調整しておく。
【0052】次に、搬送路100を構成している搬送ロ
ーラ120を回転させて、搬送ローラ120上に搭載し
た化粧シート20を載置した芯材30を搬送ローラ12
0の回転方向に搬送する。その際には、図6に示したよ
うに、芯材30底面に刻設した溝孔34に搬送ローラ周
囲の突条160を嵌入させて、芯材30を、搬送ローラ
120中央部からその外方にそらせずに、搬送ローラ1
20からなる搬送路100上を的確に搬送する。そし
て、搬送路100上に回転自在に配設した複数個の中空
ローラ200とその下方の搬送ローラ120との間を、
化粧シート20を載置した芯材30を通過させる。
【0053】すると、中空ローラ200と搬送ローラ1
20との間を化粧シート20を載置した芯材30を通過
させた際に、図6に示したように、中空ローラの周壁2
20が化粧シート20を載置した芯材30の厚さ分内側
に窪んだ状態となって、中空ローラ200内部に充填し
た液体240等から中空ローラの周壁220を通して化
粧シート20表面に加わる弾発力で、化粧シート20が
それを載置した芯材30表面に隙間なく押接される。そ
れと共に、化粧シート20を載置した芯材30を搬送ロ
ーラ120上を搬送するのに伴って、中空ローラ200
が、芯材30の搬送方向に回転する。
【0054】そして、中空ローラ200内部に充填した
液体240等から中空ローラの周壁220を通して化粧
シート20表面に加わる弾発力で、化粧シート20が芯
材30表面に隙間なく押接されながら、化粧シート20
が、その裏面に塗布した接着剤により、芯材30表面に
連続して貼着される。
【0055】図7と図8は本発明の第2のラミネート機
の他の好適な実施例を示し、図7はその概略構造を示す
正面図、図8はその中空ローラ周辺の拡大断面図であ
る。以下、この図中のラミネート機を説明する。
【0056】図のラミネート機では、搬送路100を、
無限軌道帯400で形成している。
【0057】無限軌道帯400は、複数本並べて設けた
小径ローラ420周囲にゴム等からなるフレキシブルな
帯材440をループ状に巻回して形成している。帯材4
40裏面中央には、係止条450を連続して突設して、
その係止条450を、小径ローラ420周囲中央に刻設
した係止溝480に嵌入している。そして、小径ローラ
420を回転させることにより、帯材440を小径ロー
ラ420周囲をその外方にそらせずに巡回させることが
できるようにしている。
【0058】帯材440表面中央には、ゴム等からなる
フレキシブルな突条460を連続して突設している。そ
して、その突条460を芯材30底面に設けた溝孔34
に嵌入させて、芯材30をそれを搭載した帯材440表
面中央をその外方にそらせずに帯材440の巡回方向に
搬送できるようにしている。
【0059】その他は、前述図5と図6に示したラミネ
ート機と同様に構成していて、その使用例も、図8に示
したように、化粧シート20を載置した芯材30を、そ
の底面の溝孔34に帯材440表面中央の突条460を
嵌入させて、帯材440上に搭載し、小径ローラ420
を回転させて、帯材440上に搭載した芯材30を帯材
440の巡回方向に搬送する以外は、前述図5と図6に
示したラミネート機と同様であり、その同一部材には同
一符号を付して、その説明を省略する。
【0060】なお、図5と図6、図7と図8に示した第
2のラミネート機においては、中空ローラ200両脇を
支持壁280でそれぞれ支持する代わりに、中空ローラ
200両脇の周壁220を厚く形成しても良い。そし
て、その中空ローラ200両脇の厚く形成した周壁22
0で、中空ローラ200両脇を容易に腰折れ状態となら
ないようにそれぞれ支持しても良い。
【0061】それと共に、凹凸の粗密さや高低差のあま
り違わない芯材30表面のみに化粧シート20を貼着す
る場合は、中空ローラ200に調整弁300を設けず
に、それらの平均的な芯材30表面の凹凸の粗密さや高
低差に合わせて、中空ローラ200内部に充填した液体
240等の充填量を一定量に保持し続けても良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1、第
2のラミネート機によれば、芯材の表面形状が種々異な
ったり、芯材表面の凹凸の粗密さやその高低差が大小種
々に異なったりしていても、化粧シートをそれらの芯材
表面に隙間なく押接させながら、化粧シートを、その裏
面に塗布した接着剤を用いて、それらの芯材表面に手数
を掛けずに自在かつ容易に連続して貼着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の連続ラミネート機の概略構造を
示す正面図である。
【図2】本発明の第1の連続ラミネート機の複合ローラ
周辺の拡大断面図である。
【図3】本発明の第1の連続ラミネート機の概略構造を
示す正面図である。
【図4】本発明の第1の連続ラミネート機の複合ローラ
周辺の拡大断面図である。
【図5】本発明の第2の連続ラミネート機の概略構造を
示す正面図である。
【図6】本発明の第2の連続ラミネート機の中空ローラ
周辺の拡大断面図である。
【図7】本発明の第2の連続ラミネート機の概略構造を
示す正面図である。
【図8】本発明の第2の連続ラミネート機の中空ローラ
周辺の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 搬送路 12 搬送ローラ 20 化粧シート 30 芯材 40 無限軌道帯 50 複合ローラ 54 硬質ローラ 56 弾性体 100 搬送路 120 搬送ローラ 200 中空ローラ 220 周壁 240 液体 300 調整弁 400 無限軌道帯

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材を搬送する搬送路を設けて、その搬
    送路上に、硬質ローラ周囲を弾性体で覆った複合ローラ
    を回転自在に配設してなる連続ラミネート機。
  2. 【請求項2】 搬送路を、複数本の搬送ローラを並設し
    て形成した請求項1記載の連続ラミネート機。
  3. 【請求項3】 搬送路を、無限軌道帯で形成した請求項
    1記載の連続ラミネート機。
  4. 【請求項4】 芯材を搬送する搬送路を設けて、その搬
    送路上に、周壁を弾性体で形成した中空ローラであっ
    て、その内部に気体、液体、粉体、粒体のいずれか1つ
    または2つ以上を充填した中空ローラを回転自在に配設
    してなる連続ラミネート機。
  5. 【請求項5】 中空ローラ両脇を支持壁でそれぞれ支持
    した請求項4記載の連続ラミネート機。
  6. 【請求項6】 中空ローラに、その内部に充填する気
    体、液体、粉体または粒体の充填量を調整する調整弁を
    設けた請求項4または5記載の連続ラミネート機。
  7. 【請求項7】 搬送路を、複数本の搬送ローラを並設し
    て形成した請求項4、5または6記載の連続ラミネート
    機。
  8. 【請求項8】 搬送路を、無限軌道帯で形成した請求項
    4、5または6記載の連続ラミネート機。
JP3178845A 1991-06-24 1991-06-24 連続ラミネート機 Pending JPH05451A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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