JPH0543676Y2 - - Google Patents

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JPH0543676Y2
JPH0543676Y2 JP1989130279U JP13027989U JPH0543676Y2 JP H0543676 Y2 JPH0543676 Y2 JP H0543676Y2 JP 1989130279 U JP1989130279 U JP 1989130279U JP 13027989 U JP13027989 U JP 13027989U JP H0543676 Y2 JPH0543676 Y2 JP H0543676Y2
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は灰皿を備えた煙草ケースに関する。
b 従来の技術と考案が解決しようとする課題 近年、健康上の理由から、喫煙に対する制約が
増え、禁煙ゾーンが各所に設けられるようになつ
た。また、禁煙ゾーンが設けられない場合でも、
従来設置されていた灰皿などが次第に消えてゆく
傾向にある。したがつて、灰皿のない場所で、喫
煙をした場合に灰の始末に困惑する場合がしばし
ばある。また従来から、携帯用の灰皿が多数考案
されているが実用に到つた例は少ない。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、前
記課題を解消してなる灰皿を備えた煙草ケースを
提供することを目的とする。
c 課題を解決するための手段 前記目的に添い、本考案は煙草を収容するケー
ス本体と、該ケース本体の開口部上縁に、開閉自
在に連設したキヤツプと、該キヤツプ上部に設け
た凹部と、該凹部の上縁に該キヤツプと同一方向
に開閉自在に連設した他のキヤツプと、ケース本
体の上部内面に貼着されて前記キヤツプを嵌着せ
しめる嵌合部とからなり、少なくとも前記凹部
と、これに対向する前記他のキヤツプの内面とが
耐火性を備えている煙草ケースを形成し、該煙草
ケースを、単一のシートによつて、ケース本体
と、2つのキヤツプと、凹部とを構成し、耐火性
シールを前記凹部とこれに対向する前記他のキヤ
ツプとに施し、他のシートによつて嵌合部を構成
した煙草ケースを要旨とすることによつて、前記
課題を解消した。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図および第2図において、101はケース
本体、102はケース本体101の上方開口部1
01aの後縁に揺動できるように連設したキヤツ
プ、103はさらにキヤツプ102の上部に設け
た灰皿用のキヤツプで、該キヤツプ103はキヤ
ツプ102に設けた開口部の上方後縁に連続して
設けてあり、揺動して開閉できるように構成して
ある。
ケース本体101の上方開口部101aは後方
を斜上方に傾斜させてあり、その開口部101a
からキヤツプ102が嵌着する嵌合部104を突
設してある。この嵌合部104は三角状の凹部1
04aを設けてあり、ケース本体101の表面よ
り、一段内側に引き込んだ面となつている。即
ち、本体101と嵌合部104とは、その境界が
段部を形成している。したがつて、この嵌合部1
04にキヤツプ102を嵌着した時に、キヤツプ
102の表面とケース本体101の表面とが面一
となるように構成してある(第1図参照)。
キヤツプ102の上部の開口部は、凹部105
(即ち、灰皿となる)を形成してあり、この凹部
105を覆うように前記キヤツプ103が開閉自
在に設けてあり、その側面(面21,22,2
3)が凹部105の内壁に嵌入するようになつて
いる。この凹部105の内壁面とキヤツプ103
の内壁面にはケース自体が耐火性材料で構成され
ていない場合には、その表面に耐火性の皮膜、シ
ール等々、たとえば耐火性塗料、金属箔(たとえ
ば銀紙)などを被覆もしくは貼着してある。な
お、キヤツプ103の内壁面への前記耐火性の付
与は、必要に応じて省略してもよい。
本考案の前記煙草ケースは、前記構成のように
樹脂成形によつて一体に成形してもよく、板金等
によつて接続部を溶接接合によつて形成してもよ
い。
また、本考案の煙草ケースを一枚のシート、た
とえば厚紙などによつて展開した状態で切り取
り、これを折曲げ、要部を接着して形成してもよ
い。この場合の実施例については以下、第3図及
び第4図によつて説明する。この図は前記嵌合部
104の部分を除いて、一枚のシートで、本考案
のケースを採取する場合で、図はその展開図を示
す。
図において外側輪郭を除く各実線は切込線を、
また各破線は折曲線をそれぞれ示す。符号1〜2
6は煙草ケースを構成する各面を示す。
すなわち面1〜5はケース本体101の側面
を、面6〜9はケース本体101の底面を、面1
0〜14はキヤツプ102の側面を、面15〜1
9はキヤツプ102の凹部105の各面を、面2
0〜25はキヤツプ103を夫々構成する。面2
6は内側に折曲げてキヤツプ103の端縁を補強
するもので、必ずしも設けなくともよい。またハ
ツチングを施した面は前記耐火性シール等を施す
面を示し、面15〜19は表側に、面20〜25
は裏側に夫々施す。前記各面の間の各折曲線から
各面を折り曲げて組立てればよい。組立てによつ
て相接して重複する面は、必要に応じて接着剤に
よつて接着する。
一方、前記嵌合部104となる展開図は第4図
に示し、各面51,52,53は本体側の面1,
2,3に夫々貼着される。
前記展開図の各面と、組立てたあとのケースと
の対応を明らかにするため、第1図及び第2図上
でそれぞれ各面の符号を各面上に表示してある。
d 作用 本考案に係る煙草ケースは次の要領で使用す
る。ケース本体101の内部には巻煙草を多数本
収容し、喫煙する場合は、第2図のようにキヤツ
プ102を開き、内部の巻煙草を取り出せばよ
い。取り出したあとは、キヤツプ102を閉じて
おく。
喫煙中において灰皿が必要となつた場合には、
第1図に示すようにキヤツプ102上部のキヤツ
プ103を開き、その凹部105(灰皿)に灰を
落せばよい。喫煙済の吸がらも、こゝで火をもみ
消して、凹部105に入れ、キヤツプ103を閉
じておけばよい。以後は従来の煙草ケースの扱い
と同じように服のポケツトなどに収めておけばよ
い。凹部105及びキヤツプ103の裏面は耐火
性があるため、煙草の火によつて燃えたり焦げた
りすることはない。
e 考案の効果 以上のように本考案の煙草ケースによれば、灰
皿などが用意されていない場所においても、灰の
処分に不便を感ずることなく、喫煙ができ、周辺
を汚すこともない。また、灰の処分ができるよう
な複雑な構造の煙草ケースを、ほぼ一枚のシート
から形成できるようにしたので部品数が少なく、
製作費用も安くすることができる。そしてケース
からの煙草の取り出しと、灰の処理を同一方向に
開閉するキヤツプによつて処理するようにしたの
で使い勝手がよい。
また、本考案の煙草ケースは、煙草の製造元に
おいて煙草を詰めて出荷・販売するケースとして
利用できることは言うまでもないが、市販の煙草
を個人が詰め換えて利用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ本考案に係る煙
草ケースの構造と使用要領を説明する斜視説明
図、第3図は本考案の煙草ケースを1枚のシート
で製作する場合の展開説明図、第4図は同ケース
の嵌合部の展開説明図である。 101……ケース本体、102……キヤツプ、
103……キヤツプ、105……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 煙草を収容するケース本体101と、該ケース
    本体101の開口部上縁に、開閉自在に連設した
    キヤツプ102と、該キヤツプ102上部に設け
    た凹部105と、該凹部105の上縁に該キヤツ
    プ102と同一方向に開閉自在に連設した他のキ
    ヤツプ103と、ケース本体101の上部内面に
    貼着させて前記キヤツプ102を嵌着せしめる嵌
    合部104と、さらに前記凹部105とこれに対
    向する前記他のキヤツプ103の内面とが耐火性
    を備えている煙草ケースについて、前記ケース本
    体101を、面1〜5の側面と、この側面4に連
    続して設けた面6及び面3,5にそれぞれ連続し
    て設けた面7,8による底面と、面6に連続して
    設けた面9で、また前記キヤツプ102の側面
    を、面4から連続して設けた面13と、この面1
    3の両側から連続する面12,10,11と面1
    4とで、さらに該キヤツプ102の前記凹部10
    5を面10から連続して設けた面15〜17と、
    面16の両側に連続して設けた面18,19で、
    また前記キヤツプ103が面13から連続して設
    けた面20,21と、面20の両側に連続して設
    けた面22、面23と、面22に連続して設けた
    面24と、面23に連続して設けた面25とで、
    さらに凹部105を形成する面15〜19と、凹
    部105に対向する面20〜23とに耐火性シー
    ルが施してあり、面51〜53からなる嵌合部1
    04を他のシートで構成したことを特徴とする煙
    草ケース。
JP1989130279U 1989-11-08 1989-11-08 Expired - Lifetime JPH0543676Y2 (ja)

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JPH0371799U JPH0371799U (ja) 1991-07-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6238558U (ja) * 1985-08-28 1987-03-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459981U (ja) * 1977-09-27 1979-04-25
JPS608719Y2 (ja) * 1983-04-13 1985-03-28 澄夫 中武 喫煙用具収納ケ−ス

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6238558U (ja) * 1985-08-28 1987-03-07

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