JPH05402U - 釘打機のステイツク釘プツシヤ - Google Patents

釘打機のステイツク釘プツシヤ

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Publication number
JPH05402U
JPH05402U JP2571691U JP2571691U JPH05402U JP H05402 U JPH05402 U JP H05402U JP 2571691 U JP2571691 U JP 2571691U JP 2571691 U JP2571691 U JP 2571691U JP H05402 U JPH05402 U JP H05402U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nail
stick
pusher
nose
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP2571691U
Other languages
English (en)
Inventor
雅広 相上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2571691U priority Critical patent/JPH05402U/ja
Publication of JPH05402U publication Critical patent/JPH05402U/ja
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 釘長が異なる2種類以上のスティック釘を使
用できる汎用型釘打機において、ドライバによって打撃
された釘がノーズの釘送り込み開口部から作業者の方へ
飛び出すことのないスティック釘プッシャを提供する。 【構成】 スティック釘プッシャは、釘長の短い第1ス
ティック釘及び釘長の長い第2スティック釘頭部に当接
する釘頭当り部と、第1スティック釘の足先側に当接し
第2スティック釘に接触しない中間凸部と、第2スティ
ック釘の足先側に当接し第1スティック釘に接触しない
下側凸部とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同一長さの多数本の釘を連結材によって並列状、かつ、スティック 状に連結したスティック釘を釘プッシャによって円筒状ノーズ内へ送り込み、該 スティック釘を、ノーズ内を往復動するロッド状ドライバによって1本づつ切り 離し釘打込材に打込む釘打機のスティック釘プッシャに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
ノーズ内へ釘を連続的に供給するために連結釘としてスティック釘を使用する 釘打機のロッド状ドライバによって、ノーズ内に供給されたスティック釘の前端 位置の釘を打撃した時に、打撃された釘が、マガジンとノーズとの接続開口部と なる、ノーズ後面に設けられた釘送り込み開口部から後方(すなわち、釘打機を 保持した作業者の方)へ飛び出すことのないようにするためには、打撃された釘 は、その中心軸が打撃の瞬間にノーズの中心軸に対して後傾姿勢でノーズ内に配 置されていなければならない。
【0003】 一方、スティック釘を使用する釘打機のスティック釘プッシャは、マガジン内 をスムースに摺動できるように、また、ドライバによる釘の打撃時の反動により 損傷しないように、若干の回転、すなわち、ガタを許容する状態でマガジンに内 装されている。このガタは、スティック釘プッシャが釘の拡径頭部に当接するス ティック釘プッシャの頭当り部を中心とする回転である。
【0004】 他方、釘長65mm〜90mmの範囲にあって、釘長が異なる2種類以上のス ティック釘を使用できる汎用型釘打機のスティック釘プッシャには、釘の拡径頭 部に当接する頭当り部と、65mm釘の足先近傍に当接する下側凸部とが設けら れている。このようなプッシャの形状により、釘長65mm〜90mmの範囲の 釘において、特に問題となる90mm釘の場合には、プッシャは、スティック釘 の後端位置の釘の頭部と釘長中央部よりも足先側とに当接し、しかも、該足先側 をより強く押す状態となり、スティック釘の前端位置の釘に安定して上記後傾姿 勢を与えることができる。
【0005】 しかし、使用できる釘長の範囲が50mm〜90mmに拡大した汎用型釘打機 のプッシャは、50mm釘の足先近傍を押す下側凸部を有しており、該下側凸部 が90mm釘のほぼ釘長中央部を押すことになり、ドライバがスティック釘前端 位置の釘を打撃した時、スティック釘全体がスティック釘後端位置の釘の釘長中 央部とプッシャの下側凸部との接触点を中心としてプッシャと共に上記後傾姿勢 から前傾姿勢へと回転し、打撃された釘も前傾姿勢となって釘送り込み開口部か ら後方、すなわち、作業者の方へ飛び出す虞があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、釘長が異なる2種類以上のスティック釘を使用できる汎用型 釘打機において、ドライバによって打撃された釘がノーズの釘送り込み開口部か ら作業者の方へ飛び出すことのないスティック釘プッシャを提供することである 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、第1釘長を有する第1スティック釘と、第1釘長より長い第2釘長 を有する第2スティック釘とを使用可能な釘打機のノーズ内へスティック釘をほ ぼ直進的に送る釘送り装置内のプッシャであって、第1および第2スティック釘 の頭部に当接する釘頭当り部と、第1スティック釘の足先側に当接し第2スティ ック釘に接触しない中間凸部と、第2スティック釘の足先側に当接し第1スティ ック釘に接触しない下側凸部とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】
第1スティック釘の場合には、中間凸部が第1スティック釘の後端位置の釘に 当接して打撃された釘の過度の前傾を阻止し、第2スティック釘の場合には、下 側凸部が第2スティック釘の後端位置の釘に当接して打撃された釘の過度の前傾 を阻止することにより、打撃された釘の釘送り込み開口部からの飛び出しを防止 する。
【0009】
【実施例】
以下、図1および図2を参照して本考案の好適な実施例について説明する。圧 縮エアを動力源とする釘打機は、打撃ピストン・シリンダ機構(図示せず)を内 蔵する釘打機本体1を有する。釘打機本体1は、打撃ピストン・シリンダ機構を 内蔵するハウジング部2と、ハウジング部2から該ハウジング部2の横軸方向に 突出したグリップ部とから成る。ハウジング部2とグリップ部とは、内部で連続 しており、圧縮エアのアキュムレータとして機能するメインエアチャンバが釘打 機本体1内に形成されている。
【0010】 上記ハウジング部2の先端には、打撃ピストン・シリンダ機構と同軸にノーズ 3が突設されている。ノーズ3には、スティック釘4を収容する直線状マガジン 5がグリップ部と平面形状で重なるように取付けられている。ノーズ3がマガジ ン5の開口前端部と接続するノーズ後側部6には、釘送り込み開口部7がノーズ 3の上端近傍から下端まで延びている。ノーズ前側部8の上端外面部には、釘ホ ルダ9が設けられている。該釘ホルダ9は、ノーズ前側部8の上端近傍に設けら れた釘ホルダ挿入スロット10を経てノーズ3の内部に突入し、ばね(図示せず )により図1および図2中反時計方向に付勢され、ノーズ3内に供給された、ス ティック釘4の前端位置にある釘4aの上端近傍前面に当接する。ノーズ3には 、ノーズ3の先端面3aが釘打込材に接触する前に該釘打込材に接触し、トリガ バルブ(図示せず)の操作部材であるトリガ(図示せず)をトリガバルブと係合 可能位置にセットするコンタクトアームの釘打込材コンタクト部11が外装され ている。釘打込材コンタクト部11は、円環体を形成しており、ノーズ3の釘送 り込み開口部7の先端部を閉鎖する。しかし、図1に示されているように、ステ ィック釘4が90mm釘の場合にマガジン5からノーズ3の内部へ送り込まれる 長さが釘送り込み開口部7に確保されている。ノーズ3は、その内部にマガジン 5から送られて来るスティック釘4の前端位置の釘4aおよび次位置の釘4bを 同時に受け入れる。しかして、釘4aは、打撃ピストン・シリンダ機構の打撃ピ ストンと一体のロッド状ドライバ12による打撃の直前にノーズ3の中心軸に対 して後傾姿勢(ノーズ3の中心軸に対して2゜〜4゜)でノーズ3の内部に配置 される。上記ドライバ12は、釘4aの拡径頭部を打撃した時、釘4bの拡径頭 部を打撃しないように、後側部が三日月状に欠けた形状を有する。上記ドライバ 12がノーズ3の内部を往復動することにより、釘4aを釘打込材に打込む。
【0011】 上記マガジン5の上端部には、該マガジン5の前端から後端まで延びたネイル カバー13が設けられている。マガジン5には、スティック釘プッシャ14がマ ガジン5の長手方向に摺動自在に設けられている。プッシャ14の上端部には、 ネイルカバー13と摺動する釘頭当り部15が設けられている。プッシャ14は 、ゼンマイばね14aによってノーズ3の方へ常時付勢されている。プッシャ1 4は、マガジン5に対して図1および図2中時計方向および反時計方向に若干回 動し得るように、マガジン5に組付けられている。
【0012】 上記釘頭当り部15の先端部は、プッシャ本体よりも前方に突出し、先端部下 面は、釘頭当り部15の上面に対して傾斜した釘頭当り面16を形成する。プッ シャ14の前面部17のほぼ高さ中央部位には、該前面部17の前方に突出する 50mm釘足先側当接用の中間凸部18が設けられ、前面部17の下端には、該 前面部17の前方に突出する65mm釘足先当接用の下側凸部19が設けられて いる。ここで、中間凸部18の前面部17に対する突出量は、下側凸部19の前 面部17に対する突出量よりも小さくなるように設定されている。
【0013】 図1および図2に示されているように、上記釘頭当り面16は、スティック釘 4の後端位置の釘4cの拡径頭部上面とほぼ同一傾斜を有し、該拡径頭部上面に 当接する。この時、釘4cの拡径頭部の後端面がプッシャ14の前面部17に当 接する。
【0014】 図1に示されているように、スティック釘4が90mm釘のスティック釘であ る場合には、下側凸部19が90mm釘の中央部より下側で釘4cの足先側に当 接し、中間凸部18は、シャンク部に当接しない。他方、図2に示されているよ うに、スティック釘4が50mm釘のスティック釘である場合には、中間凸部1 8が50mm釘の中央部より下側で釘4cの足先側に当接し、下側凸部19は、 釘4cに当接しない。
【0015】 上記実施例によれば、釘長50mmのスティック釘の場合にも、釘長65mm 以上のスティック釘の場合にも、プッシャは、釘長中央部より釘の足先に近い側 でスティック釘を押すのでスティック釘の前端位置の釘がドライバに打撃された 場合に、該釘がノーズの中心軸に対して整列しようとするトルク、すなわち、後 傾姿勢を正そうとするトルクに対してプッシャがこれを打消す方向に力を与える ことになり、打撃された釘の前傾を阻止し、打撃された釘が釘送り込み開口部か ら後方へ飛び出すのを防止する。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、2種の釘長を有するスティック釘を使用できる汎用型釘打機 において、いずれのスティック釘の場合にも足先側を押すことができるので、打 撃によりノーズ内で前傾しようとする釘の過度の前傾姿勢を安定的に阻止するこ とができ、ノーズ後側部の釘送り込み開口部からの釘の飛出しを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるスティック釘プッシャ
を備えた釘送り装置の縦断面図であって、プッシャが釘
長90mmのスティック釘を押す場合を示す。
【図2】本考案の実施例にかかるスティック釘プッシャ
を備えた釘送り装置の縦断面図であって、プッシャが釘
長50mmのスティック釘を押す場合を示す。
【符号の説明】
3 ノーズ 4 スティック釘 5 マガジン 14 プッシャ 15 釘頭当り部 18 中間凸部 19 下側凸部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 第1釘長を有する第1スティック釘と、
    第1釘長より長い第2釘長を有する第2スティック釘と
    を使用可能な釘打機のノーズ内へスティック釘をほぼ直
    進的に送る釘送り装置内のプッシャであって、第1およ
    び第2スティック釘の頭部に当接する釘頭当り部と、第
    1スティック釘の足先側に当接し第2スティック釘に接
    触しない中間凸部と、第2スティック釘の足先側に当接
    し第1スティック釘に接触しない下側凸部とを有するこ
    とを特徴とする釘打機のスティック釘プッシャ。
JP2571691U 1991-03-25 1991-03-25 釘打機のステイツク釘プツシヤ Pending JPH05402U (ja)

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JP2571691U JPH05402U (ja) 1991-03-25 1991-03-25 釘打機のステイツク釘プツシヤ

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JP2571691U JPH05402U (ja) 1991-03-25 1991-03-25 釘打機のステイツク釘プツシヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05402U true JPH05402U (ja) 1993-01-08

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ID=12173520

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646213U (ja) * 1987-06-29 1989-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646213U (ja) * 1987-06-29 1989-01-13

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