JPH0539090Y2 - - Google Patents

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JPH0539090Y2
JPH0539090Y2 JP1988162949U JP16294988U JPH0539090Y2 JP H0539090 Y2 JPH0539090 Y2 JP H0539090Y2 JP 1988162949 U JP1988162949 U JP 1988162949U JP 16294988 U JP16294988 U JP 16294988U JP H0539090 Y2 JPH0539090 Y2 JP H0539090Y2
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opening
container
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circular
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は収納容器に係り、殊に棒状の器物の収
納に有利な容器の構造に関する。
(従来の技術) 例えばボールペンやサインペンなどの棒状の器
物の収納容器は、一般には単なる箱形である。ま
た近年、デザイン性等を考慮して、棒状器物に合
致した形状の収納容器が出現しているが、これら
の容器は上部に開設された開口部からこれらの器
物を出し入れするようになつている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の収納容器は、これに収
納された器物を有効に固定する手段を有していな
かつたため、携帯の際や容器が転倒した際などに
器物が不要に飛び出しやすく、また殊に携帯の際
には器物ががたついて雑音を出したり、あるいは
器物を傷めやすい等の問題があつた。
したがつて本考案は、器物を手軽に出し入れす
ることができ、かつ収納状態において、器物がが
たついたり中から飛び出したりしないように、適
度の力で器物を有効に固定することができる収納
容器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、容器1の上部に複数個の
円口5aを形成するとともに、これらの円口5a
同士をその開口巾D1よりも小さい開口巾D2の
矩形口5bにより連通させて横長の開口部5と
し、かつこれらの円口5aと矩形口5bのそれぞ
れの内縁部から下方へ可撓性延出部7〜11を垂
設し、かつこの延出部7〜11の下部に、この容
器1に収納された器物20の壁面に弾接する弾接
部7a〜11aを設けたものである。
(作用) 上記構成によれば、器物20を容器1に収納し
た状態で、器物20の壁面には可撓性延出部7〜
11の下部の弾接部7a〜11aが弾接し、適度
の力で器物20を固定する。この場合、開口巾D
1,D2の異る円口5aと矩形口5bを連通させ
た横長の開口部5を形成したことにより、様々な
形状を有する雑多な器物20を収納することが可
能となり、器物20の収納の自由度が大きくな
る。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説
明する。
第1図および第2図において、1は収納容器、
20はこの収納容器1に収納される電気接点の清
掃用クリーニングキツトである。容器1は箱形で
あつて、本体ケース2の上部にこれと別体形成さ
れたアタツチメント3を装着して形成されてい
る。アタツチメント3には、クリーニングキツト
20の出し入れ用開口部4,5が形成されてい
る。一方の開口部4は長形であり、また他方の開
口部5は、開口巾D1,D2の異る円口5aと矩
形口5bを交互に互いに連通させて連設されてい
る。すなわちこのものは、横並びに形成された開
口巾D1の円口5a同士を、その開口巾D1より
も開口巾D2の小さい矩形口5bにより連通させ
て横長の開口部5を形成しており、このように開
口することにより、様々な形状を有する雑多なク
リーニングキツト20の収納の自由度を大きくし
ている。また開口部4と開口部5の間には、アタ
ツチメント3の補強を兼ねた間仕切部15が形成
されている。6〜11は、各開口部4,5a,5
bの内縁部から下方へ垂設された延出部であつ
て、各延出部6〜11は長さや横巾が異つてい
る。これらの延出部6〜11は、合成樹脂などの
可撓性を有する素材にてアタツチメント3と一体
的に成形されており、したがつて各延出部6〜1
1はその上端部を支点として若干の可撓性を有し
ている。6a〜11aは各延出部6〜11の下端
部から内方にリブ状に突設された弾接部であつ
て、上記キツト20を収納した状態で、キツト2
0の壁面に弾接し、これを適度の力で固定する。
クリーニングキツト20は、クリーニング液容
器21、収納部22,23,24から成つてい
る。各収納部22〜24には、それぞれブラシピ
ース25,ピンジヤツククリーナピース26,ピ
ンプラグクリーナピース27が収納されており、
各ピース25〜27の収納状態において、これら
のキツト21〜24は細長の棒状となつている。
28はクリーナ27の収納用筒状部、29はその
蓋部である。また各キツト21〜24の胴部に
は、上記弾接部6a〜11aが嵌合する嵌合部2
1a〜24aが凹設されている。したがつてキツ
ト21〜24を容器1に収納すると、弾接部6a
〜11a延出部6〜11の弾性により嵌合部21
a〜24aに弾接し、キツト21〜24を適度の
力で固定する。この場合、開口巾D1,D2の異
る円口5aと矩形口5bを設けることにより、
様々な形状を有する雑多なクリーニングキツト2
0を挿入することが可能となり、クリーニングキ
ツト20の収納の自由度が大きくなる。すなわち
第2図において、開口部5は3個の円口5aと、
これらの円口5aを互いに連通させる矩形口5b
により全体として横長に開口されているが、各々
の円口5aには第1図に示す円棒状のキツト2
2,23,24をそれぞれ独立して収納できるだ
けなく、巾広の断面長円状のキツト21も2つの
円口5aにまたがるようにして収納できる。この
場合、キツト21の壁面には矩形口5bの内縁部
に垂設された弾接部8a,10aのうちの何れか
1つ又は2つが当接する。勿論、このキツト21
が更に巾広であつた場合でも、3つの円口5aに
またがるようにして収納でき、その場合には2つ
の弾接部8a,10aが当接する。このように開
口巾D1,D2の異る円口5aと矩形口5bを連
通させて横長の開口部5とすることにより、形状
の異る様々なキツト21〜24を収納でき、それ
だけ収納の自由度が大きくなる。第3図は、容器
21の収納状態での断面図であり、他の収納部2
2〜24も同様にして収納される。
第4図はキツト20の使用図を示すものであつ
て、同図aにおいて、上記ブラシピース25は、
装着体25aに長短の棒状ブラシ25b,25c
を装着して構成されており、装着体25aから突
出する角形挿着部25dを、上記収納部22に延
設された筒形装着部22bの挿着孔22cに挿着
することにより、各ブラシ25b,25cを選択
的に使用する。また同図bに示すように、ブラシ
ピース25に上記ピース26を嵌着すれば、ピン
ジヤツククリーナとなる。また同図cに示すよう
に、装着部22bにピース27を装着することに
より、ピンプラグクリーナとなる。すなわち装着
部22bが延設された収納部22は、各ピース2
5〜27のホルダーを兼務している。
(実施例 2) 第5図及び第6図は他の実施例を示すものであ
つて、この容器13も、本体ケース14の上部に
これと別体形成されたアタツチメント15を装着
して形成されている。このアタツチメント15に
は、開口巾D1,D2の異る円口16と矩形口1
7が連通して形成されている。また円口16と矩
形口17の内縁部には延出部18,19が垂設さ
れており、その下端部に弾接部18a,19aが
当接されている。したがつてこのものも、上記ク
リーニングキツト20のような器物を収納する
と、弾接部18a,19aがその壁面に弾接し、
過度の力でこれを固定する。なお第6図に示すよ
うに、断面円形の装着部22b,クリーナ26,
筒状部28はそれぞれ円口16に収納されるが、
横巾の大きいクリーニング液容器21は、2つの
円口16にまたがつて収納され、矩形口17の内
縁部から垂設された延出部19の弾接部19aに
より固定される。このように開口巾D1,D2の
異る複数個の円口16と矩形口17を互いに連通
させて連設することにより、キツト20の収納態
様の自由度を持たせることができる。
(実施例 3) 第7図はビデオやカメラなどのレンズのクリー
ナキツトを示すものである。このクリーナキツト
30は、クリーニングクロス35が収納されたケ
ース31,パフチツプ36が装着されたクリーニ
ングペン32,ブラシ37が装着されたクリーナ
33,クリーニング液容器34から成つており、
それぞれ嵌合部31a〜34aが凹設されてい
る。38はブラシ37のキヤツプであつて、ブラ
シ39に曲りぐせがつくのを防止する。
第8図はCDやLDなどの円盤状記録体のクリー
ニングキツトを示すものであつて、このクリーニ
ングキツト40は、クリーニング液容器41,パ
フチツプ44が装着されたクリーニングペン4
2,LDクリーナ43から成つている。クリーナ
43は、ホルダー43aと、装着体43bと、こ
の装着体43bに2つ折りにして装着されたクリ
ーニングシート43cから成つており、第9図に
示すように、ホルダー43aを装着体43bの背
部に装着して使用する。かかるクリーニングキツ
ト30,40も、上記容器1,13に収納するこ
とができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、容器1の上部に
複数個の円口5aを形成するとともに、これらの
円口5a同士をその開口巾D1よりも小さい開口
巾D2の矩形口5bにより連通させて横長の開口
部5とし、かつこれらの円口5aと矩形口5bの
それぞれの内縁部から下方へ可撓性延出部7〜1
1を垂設し、かつこの延出部7〜11の下部にこ
の容器1に収納された器物20の壁面に弾接する
弾接部7a〜11aを設けて成るので、器物20
を手軽に収納することができ、また収納状態にお
いて、器物20ががたつかないように適度の力で
固定することができ、したがつて蓋は必ずしもな
くとも器物20の飛び出しを防止でき、殊に棒状
の器物20を有利に収納できる。また開口巾D
1,D2の異る円口5aと矩形口5bを連通させ
て横長の開口部5としたことにより、器物20の
収納の自由度が大きくなり、様々な形状を有する
雑多な器物20を手軽に収納でき、使用勝手が著
しく向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は収納容器とクリーニングキツトの斜視図、第
2図は収納容器の平面図、第3図は収納状態の断
面図、第4図はクリーニングキツトの使用図、第
5図及び第6図は他の実施例の斜視図及び平面
図、第7図,第8図,第9図は他のクリーニング
キツトの斜視図である。 1,13……収納容器、5……開口部、5a,
16……円口、5b,17……矩形口、6〜1
1,18,19……延出部、6a〜11a,18
a,19a……弾接部、20,30,40……器
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の上部に、複数個の円口5aを形成する
    とともに、これらの円口5a同士をその開口巾D
    1よりも小さい開口巾D2の矩形口5bにより連
    通させて横長の開口部5とし、かつこれらの円口
    5aと矩形口5bのそれぞれの内縁部から下方へ
    可撓性延出部7〜11を垂設し、かつこの延出部
    7〜11の下部にこの容器に収納された器物20
    の壁面に弾接する弾接部7a〜11aを設けたこ
    とを特徴とする収納容器。
JP1988162949U 1988-12-15 1988-12-15 Expired - Lifetime JPH0539090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988162949U JPH0539090Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JP1988162949U JPH0539090Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JPH0283292U JPH0283292U (ja) 1990-06-27
JPH0539090Y2 true JPH0539090Y2 (ja) 1993-10-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0233693Y2 (ja) * 1984-10-19 1990-09-11

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JPH0283292U (ja) 1990-06-27

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