JPH0537252Y2 - - Google Patents

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JPH0537252Y2
JPH0537252Y2 JP10480187U JP10480187U JPH0537252Y2 JP H0537252 Y2 JPH0537252 Y2 JP H0537252Y2 JP 10480187 U JP10480187 U JP 10480187U JP 10480187 U JP10480187 U JP 10480187U JP H0537252 Y2 JPH0537252 Y2 JP H0537252Y2
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thermochromic
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battery
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バツテリーチエツカーに関する。詳
細には、熱変色温度及び色調を互いに異にする複
数の熱変色材料を含む可逆熱変色性印刷層の少な
くとも一部と重なる位置に導電性印刷層が配設さ
れており、前記導電性印刷層の両端子にバツテリ
ー(乾電池等)の+−極を接続して通電すること
により、導電性印刷層を発熱させ熱変色層を多段
階的に色変化させ、バツテリーの寿命(消耗度合
い)を識別するバツテリーチエツカーに関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 従来のバツテリーチエツカーは、変色層に液晶
が使用され、黒又は濃紺等の濃色のベースである
上、熱変色層は帯状の導電性印刷層に沿つて、細
長い帯状の配列を余儀なくされていた。そのた
め、色変化の個所が集中しておらず、色変化も乏
しく、バツテリーの残存量が一目瞭然ではなく、
又、液晶の性状に依存してデザインが制約をうけ
る等の問題点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、以上の問題点を解決し、変色が鮮明
でバツテリーの寿命が一目瞭然で分かるバツテリ
ーチエツカーを提供するものである。
以下に本考案の構成を図面に基づいて説明す
る。
本考案バツテリーチエツカー1は、支持体2の
表面に設けた可逆熱変色性印刷層4の少なくとも
一部と重なる位置に導電性印刷層3が配置されて
おり、前期導電性印刷層3の露出された両端子3
1,32に通電することにより導電性印刷層3を
発熱させ、前期可逆熱変色性印刷層4を変色させ
ることにより、バツテリーの有効寿命を視認させ
るバツテリーチエツカー1であつて、可逆熱変色
性印刷層4は熱変色温度及び色調を互いに異にす
る複数の熱変色材料を含む層であり、バツテリー
の消耗度合いに応じて発熱する導電性印刷層3の
温度に対応して熱変色して、バツテリーの寿命の
度合いが色変化により段階的に識別できるように
構成したことを要件とする。
前記において、支持体2は、プラスチツクフイ
ルム、プラスチツク複合シート、紙、プラスチツ
クラミネート紙等の可撓性シート材が有効であ
る。
導電性印刷層は従来より公知の導電性を示す導
電塗料が好適であり、導電フイラーとして金粉、
銀粉、銅粉、ニツケル粉、アルミニウム粉等の金
属微粉末、導電性カーボンブラツク、炭素繊維等
が用いられ、バインダーとしては常乾形として熱
可塑性アクリル、ビニル、ゴム等が、焼付形とし
て熱硬化性エポキシ、フエノール、アルキド等、
二液形ポリウレタン等が用いられる。具体的に
は、銀粒子とアルキド、ニツケル粉とエポキシ、
ニツケル粉とポリエステル、銀粉とエポキシ、銀
粉とポリエステル、グラフアイトとエポキシ、銀
粉とポリビニルアセテート、銅粉とポリビニルア
セテート、アセチレンブラツクとポリビニルアセ
テート、ニツケル粉とユリアレジン、カーボンブ
ラツクとエポキシ・メラミン等の導電性フイラー
とバインダーの組合せが有効である。
可逆熱変色性印刷層4は熱変色性顔料を含む固
着層であり、可逆熱変色性印刷層4の形成に有効
な顔料としては、電子供与性呈色性有機化合物、
前記化合物の顕色材及び前記両者の呈色反応の生
起温度を決める変色温度調節剤の3成分からなる
熱変色性顔料等を例示でき、好適な一例として先
に本出願人が提案した、特公昭51−35414号公報、
特公昭51−44706号公報、特公昭52−7764号公報
等に開示の熱変色性材料を利用することができ
る。
前記は多様な温度において、鋭敏な熱変色性を
示し、有色から無色に、或いは一般の染料、顔
料、蛍光顔料等を添加、併用することにより有色
()から有色()へと変化を多様化できる。
前記印刷層3,4は従来公知のグラビア、スク
リーン、オフセツト、転写等の印刷技法により支
持体2に重ね刷りされる。この際、印刷の上下関
係は特定されない。
作 用 導電性印刷層3の両端子31,32にバツテリ
ーをつなぐことにより、バツテリーの寿命の度合
いに応じて発熱する導電性印刷層3の発熱温度に
対応して、可逆熱変色性印刷層4に含まれている
変色温度が異なる熱変色性顔料がそれぞれの変色
温度に対応して色変化するため、前記熱変色性印
刷層4が段階的に色乃至図柄が変化してバツテリ
ーの寿命が一目瞭然に視認させることができる。
実施例 1 不透明のポリエステルフイルム2(厚み
100μm)の裏面に銀系導電塗料(藤倉化成(株)製
ドータイトFA−303A)を用いて、8mm巾×100
mm長の導電層3を形成し、一方、前記導電層3の
位置に対応するポリエステルフイルム2の表面側
に、熱変色性インキ(熱変色性顔料A8部、熱変
色性顔料B6部、熱変色性顔料C1.5部がビヒクル
中に分散されてなる)を用いて可逆熱変色性層4
を形成し、バツテリーチエツカー1を作成した。
(前記において部は重量部である) 備考:熱変色性顔料Aは温度33℃未満でオレンジ
色に発色し、それ以上で消色するもの、Bは温
度45℃未満で青色に発色し、それ以上で消色す
るもの、Cは温度60℃未満でピンク色に発色
し、それ以上で消色するものであり、いずれも
可逆熱変色性を示す。
尚、前記において、前記導電層3の発熱平均温
度と乾電池の寿命との関係については予めテスト
されており、未使用の状態での発熱平均温度60
℃、一定期間使用した状態(使用可能)で37℃、
ほとんど使用不可能な状態では30℃の関係である
ことが求められている。これに基づき、熱変色層
4の組成を実施例の如く定めた。
前記実施例のバツテリーチエツカーを用いて電
池の両端に導電層3の端子部31,32により導
電させることにより、乾電池の使用状態(消耗程
度)に対応して段階的にブラウン、バイオレツ
ト、ピンク、無色と変色し、順次使用不可能電
池、使用可能ではあるが起電力が低下している電
池、少し使用してあるが起電力が充分な電池、未
使用の電池と判断できる。
実施例 2 前記実施例1における熱変色層3に替えて、ピ
ンクの一般顔料インキを用いて、ピンクの非変色
層5を形成した後、前記層上に熱変色性インキ
A、B、Cを順次塗布乾燥して熱変色層A、B、
Cの三層からなる熱変色層4を形成してバツテリ
ーチエツカー1を得た。
備考:熱変色性インキAは温度60℃未満でバイオ
レツト色に発色し、それ以上で消色するもの、
Bは温度45℃未満で緑色に発色し、それ以上で
消色するもの、Cは温度30℃未満でブラウンに
発色し、それ以上で消色するものであり、いず
れも可逆的変化を示す。
前記バツテリーチエツカー1を用いて実施例1
と同様に電池の両端部に端子部をつなぐことによ
り、実施例1と同様の多段階の色変化と電池の寿
命(消耗度合い)の関係を示す。
考案の効果 本考案バツテリーチエツカーはバツテリーの消
耗度合いに応じて発熱する導電性印刷層3の温度
に対応して熱変色する。変色温度及び色調を互い
に異にする複数種の熱変色材料を含む熱変色印刷
層4が配置されており、バツテリーの寿命(起電
力)に対応して熱変色性印刷層4が多段階に色変
化してバツテリーの消耗程度や寿命を一目で視認
させることができる上、従来の液晶使用の系にく
らべて、可逆熱変色性印刷層4は制限をうけるこ
とがなく、色調、デザイン等が制約されることが
なく、軽便なバツテリーチエツカーとして実用性
を満足できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案バツテリーチエツカーの実施例
の外観図、第2図、第3図は第1図の熱変色性層
が段階的に変色した状態を示す外観図、第4図は
第1図の要部横断面図、第5図は他の実施例の横
断面図、第6図は一部が透明なフイルムを使用し
た時の横断面図である。 1……バツテリーチエツカー、2……支持体、
3……導電性印刷層、31,32……端子、4…
…可逆熱変色性印刷層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体2の表面に設けた可逆熱変色性印刷層4
    の少なくとも一部と重なる位置に導電性印刷層3
    が配置されており、前記導電性印刷層3の露出さ
    れた両端子31,32に通電することにより導電
    性印刷層3を発熱させ、前記可逆熱変色性印刷層
    4を変色させることにより、バツテリーの有効寿
    命を視認させるバツテリーチエツカー1であつ
    て、可逆熱変色性印刷層4は熱変色温度及び色調
    を互いに異にする複数の熱変色材料を含む層であ
    り、バツテリーの消耗度合いに応じて発熱する導
    電性印刷層3の温度に対応して熱変色して、バツ
    テリーの寿命の度合いが色変化により段階的に識
    別できるように構成したバツテリーチエツカー
    1。
JP10480187U 1987-07-08 1987-07-08 Expired - Lifetime JPH0537252Y2 (ja)

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JP10480187U JPH0537252Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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JP10480187U JPH0537252Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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Publication Number Publication Date
JPS6410668U JPS6410668U (ja) 1989-01-20
JPH0537252Y2 true JPH0537252Y2 (ja) 1993-09-21

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