JPH0535525Y2 - - Google Patents

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JPH0535525Y2
JPH0535525Y2 JP11893088U JP11893088U JPH0535525Y2 JP H0535525 Y2 JPH0535525 Y2 JP H0535525Y2 JP 11893088 U JP11893088 U JP 11893088U JP 11893088 U JP11893088 U JP 11893088U JP H0535525 Y2 JPH0535525 Y2 JP H0535525Y2
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motor
shaft
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rotating shaft
hollow support
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、救急車等の緊急自動車や工場の警光
灯として、或はガソリンスタンドや喫茶店等の各
種広告灯または装飾灯等として使用される回転灯
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種用途に使用される回転灯において
は、例えば実公昭62−84号公報に開示されている
ように、シヤーシ(基台)の中央部にソケツト支
持ボスを垂直状態で配設して、この支持ボス上に
電球取付用ソケツトを固着すると共に、該支持ボ
スに水平円板状の反射板支持ロータの筒軸部を回
転自在に挿嵌支持させる一方、前記シヤーシの中
央部から偏つた位置にモータを配設して、モータ
軸端を前記反射板支持ロータの外周縁に装着した
ゴムリングに転動自在に摺接させることにより、
モータ軸とゴムリングとの摩擦作用によつてモー
タの駆動回転を反射板支持ローラに伝達して、ロ
ータ上の回転反射板をソケツトに装着した電球を
中心として回転させるようにし、また、これらソ
ケツトと反射板を赤色や橙色等に着色された透明
なグローブにより被覆してなるものが知られてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような先行技術によると
きは、モータと、これによつて駆動される反射板
間に反射板支持ローラ等の摩擦伝達機構を要する
ため、部品点数が増大して構造が複雑化する上、
ロータのゴムリングとモータ軸端との摺接回転に
よりゴムリングが短期間のうちに摩損して、モー
タの回転をロータに伝達できなくなり、その都度
ゴムリングの交換等の補修を行わなければならな
い。
また、モータはモータ軸がロータの外周縁部に
摺接させなければならないため、必然的にシヤー
シ上の中央部から偏つて位置することになり、こ
のため回転灯本体の重心位置が偏在して運搬や保
管の際に取扱いにくい。
一方、反射板の下方にモータと連結した減速機
を配設してその回転軸を反射板の下端に直結させ
ると共に、モータの一側方に支柱を立設してその
上端部を反射板の上方側に屈折させ、該先端に取
付けたソケツトに反射板と対向させて電球を装着
してなる回転灯も知られているが、モータや減速
機および支柱を個別に配置しなければならないた
めに構造が複雑化するばかりでなく、電球の接続
配線も支柱に沿つて取付けなければならず、その
作業に手間を要するという問題点があつた。
本考案は、このような問題点を解決するために
なされたもので、構造が簡単で故障がしにくい回
転灯の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の回転灯
は、基台1の中央部に回転軸6が筒状に形成され
た低速回転モータ5を該回転軸6を垂直状態にし
て配設すると共に、この回転軸6の上端を反射鏡
12の下端に一体に設けたボス部16に直結し、
さらに、反射鏡12に対向して配設した電球8を
取り外し自在に装着してなるソケツト体7の下端
に中空支軸10を一体に垂設し、この中空支軸1
0を上記ボス部16の中央を貫通して上記モータ
5の筒状回転軸6内に挿通する共に該筒状回転軸
6から突出した下端を基台1の下面中央部に固定
し、上記ソケツト体7に接続した配線11,11
を中空支軸10内を通じて基台1の下面から延出
させて外部接続可能とした構造を有しているもの
である。
〔作用〕
垂直状態に配設している低回転モータ5の筒状
回転軸6の上端に反射鏡12を直結しているの
て、何等の回転駆動伝達機構を要することなく構
造が簡略化されると共に故障も生じ難くなり、そ
の上、モータ5の回転軸6と一体的に反射鏡12
の円滑な回転が可能となる。
さらに、ソケツト体7にはその下端に中空支軸
10を一体に垂設してあり、この中空支軸10を
モータ5の筒状回転軸6に挿通してその下端を基
台1の下面中央部に固定しているので、ソケツト
体7を筒状回転軸6の上方の所定位置に確実に固
定することができて該ソケツト体7に取付ける電
球8を反射鏡12の反射面に対して正確な位置に
対向させることができるものである。
また、ソケツト体7に接続した配線11,11
はソケツト体7の中空支軸10を通じて外部接続
可能となつているため、中空支軸10をモータ5
の筒状回転軸6に挿通すると同時に配線も行わ
れ、能率のよい組立作業が可能となる。その上、
モータ5の回転軸6の回転にも拘わらず、中空支
軸10は固定しているために、その内部に挿通し
ている配線11,11には捩じれが生じない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。第1図及び第2図において、1は浅底円
筒容器状の基台で、底壁1aの下面に突設した脚
取付ボス2,2,2のそれぞれにボルトからなる
脚体3,3,3を高さ調節可能に螺装してある。
この基台底壁1aの中央部には、該基台1の上面
にほぼ達する高さのテーパ筒状支持壁1bを突設
してあり、この支持壁1b内に鉢状のモータ取付
用枠4が該支持壁1bの上端周縁部から一体に垂
設されている。このモータ取付用枠4は内周面複
数等分箇所の全高に亙つてモータ支持用リブ4
a,4a,4aを中心方向に向かつて突設すると
共に、内底面からボス部4bを上方に向かつて突
設したものである。
また、モータ5は百数十rpm程度の低速で駆動
回転する電動式のもので、やや偏平な円柱ブロツ
ク状に形成され、その回転軸6は貫通筒状に形成
され、モータ本体から突出する上端部に平坦な回
り止め面を有する係合部6aを形成したもので、
前記モータ取付用枠4内には、回転軸6を垂直状
態にして挿嵌固着されている。
7はソケツトで、電球8が取外し自在に装着さ
れるソケツト本体9の下端中心部に、下端部に雄
ねじ10aを刻設さしてある長尺の中空支軸10
を垂設すると共に、この中空支軸10中に外部電
源(図示せず)に接続される配線11,11を挿
通してなるものである。
また、12は回転反射鏡は両面反射鏡であつ
て、水平方向に拡開する一対のコーン状反射鏡本
体13,13を上下中心軸に関して対称となる状
態で一体に形成すると共に、該中心軸に一致する
両反射鏡本体13,13の接合下端部にソケツト
本体9が挿入される挿入孔14を穿設し、更に、
両反射鏡本体13,13の下面側に連設した支持
板15の中心部に、前記モータ回転軸6の上端係
合部6aに係合させる係合ボス部16を前記中心
軸と同心に形成してなるものである。
尚、回転反射鏡12は例えばポリカーボネイト
樹脂により形成されており、反射鏡本体13,1
3の内面に形成される鏡面は該ポリカーボネイト
樹脂に錫めつきを施したものが好適に使用される
ものである。
そして、前記ソケツト7は中空支軸10を回転
反射鏡12の挿入孔14を経て係合ボス部16に
挿通し、更に、基台1のモータ取付用枠4に固着
されたモータ5の筒状回転軸6に挿通した後、該
モータ取付用枠4のボス部4bに挿通し、このボ
ス部4b下面から突出するねじ部10aをナツト
17で締め付けることにより、ソケツト本体9の
下面が係合ボス部16上面周囲の支持板15部分
に受止されると共に、反射鏡12の係合ボス部1
6がモータ回転軸6の上端係合部6aに一体回転
可能に直結係合するものである。
また、ソケツト7の中空支軸10下端から外部
に引き出された配線11,11は、基台1の下面
から延出させて外部電源に接続されるものであ
る。
18は赤色や橙色等に着色された透明なグロー
ブで、透光性、耐熱性、防滴・防塵性に優れたア
クリル樹脂等からなり、電球8を装着したソケツ
ト7の上部及び回転反射鏡12の全体を被覆でき
る大きさの円筒状に形成されており、下端開口周
縁部が前記基台1の上端開口周縁部に着脱自在に
螺合されるもので、その上壁18aの中心部には
ねじ孔を有するボス部19を垂設してある。
20は着色グローブ18に装着される遮光カバ
ーで、第3図及び第4図に示すように、グローブ
18の上面を被覆する円形状の天板部21と、こ
の天板部21の外周一部から一体に垂設してグロ
ーブ18の周面の一部を全高に亙つて被覆する側
板部22とを一体に設けてなるもので、該側板部
22はグローブ18の周面の約1/3程度を被覆で
きる寸法に形成され、その両側には適宜幅を有し
側板部22とほぼ同高の一対の鰭状板部23,2
3が水平に張出す状態で形成されており、前記天
板部21の中心部に穿設したねじ挿通孔21aを
グローブ上壁18aのボス部19に位置合わせし
てボルト24で止着することにより、着色グロー
ブ18に水平回転自在に装着されるものである。
また、このようにボルト24で止着できるよう
にすることにより、遮光カバー20を取外そうと
するときは、必ずボルト24を螺解させなければ
ならず、多少の手間を要するので、不心得者によ
る遮光カバー20の盗難等に対する防止策として
も有効である。
更に、この遮光カバー20は、任意の樹脂材料
で形成することができるが、例えばポリプロピレ
ン樹脂とポリエチレン樹脂とをブレンドした材料
等が好適に使用できる。
尚、第1図において一点鎖線図で示す鰭状板部
23,23は実線図で示す遮光カバー20を90°
回転させたときの状態を示している。
このような構成において、配線11,11を外
部電源に接続して電球8を点灯すると共に、モー
タ5を駆動すると、該モータ5の回転軸6先端の
係合部6aに係合ボス16を介して直結された反
射鏡12がモータ回転軸6と一体に回転して、電
球8の反射光を水平方向に連続移動させ、回転灯
を離れた位置から見たときに、回転灯が一定周期
で間欠光を発するように視認されるものである。
この場合、前記配線11,11は、ソケツト7
の中空支軸10に挿通された状態でモータ5の筒
状回転軸6に挿通され、基台1のモータ取付用枠
4の底壁ボス部4bに固定されているので、前記
回転軸6の回転によつても、中空支軸10内で静
止状態を保持し、捩れが生じない。
また、着色グローブ18は遮光カバー20によ
り上面のほぼ全面と、周面の一部を全高に亙つて
被覆されるので、遮光カバー20を回転させて、
その側板部22の位置を任意に設定することによ
り、電球8及び反射鏡12から発する光の方向を
任意に調整することができ、また、遮光カバー2
0の天板部21によつて、本来不必要な上方への
光の投射を防止することができるものである。
この場合、側板部22の両側に鰭状板部23,
23が設けてあることにより、側板部22側から
見たときにグローブ18の周面が完全に覆われ、
斜め方向への回転光の漏れも防止することができ
るものである。
尚、前記実施例においては、モータ5と反射鏡
12間には、その他の別部材が介在しておらず、
円筒容器状の基台1に上下高さ方向に余裕のある
広い空間が確保され、この空間を利用して、第1
図の二点鎖線で示すような交換用電球8の保持部
25を設けることができる。
また、反射鏡12は対称な一対の鏡面を有する
ものとしているが、その他、電球8と対向する一
枚の凹面鏡からなる片面反射鏡等で構成してもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の回転灯によるとき
は、基台1の中央部に回転軸6が筒状に形成され
た低速回転モータ5を該回転軸6を垂直状態にし
て配設すると共に、この回転軸6の上端を反射鏡
12の下端に一体に設けたボス部16に直結して
いるので、低速回転モータ5の回転軸6と反射鏡
12との間に何等の回転駆動伝達機構を介在させ
ることなく、該モータ5の回転を反射鏡12に直
接且つ円滑に伝達することができ、構造が簡略化
されて故障も生じ難くなるものである。
さらに、反射鏡12に対向して配設した電球8
を取り外し自在に装着してなるソケツト体7の下
端に中空支軸10を一体に垂設し、この中空支軸
10を上記ボス部16の中央を貫通して上記モー
タ5の筒状回転軸6内に挿通する共に該筒状回転
軸6から突出した下端を基台1の下面中央部に固
定しているので、ソケツト体7を筒状回転軸6の
上方の所定位置に確実に固定することができて該
ソケツト体7に取付ける電球8を反射鏡12の反
射面に対して正確な位置に対向させることができ
ると共に、ソケツト体7の中空支軸10はモータ
5の筒状回転軸6内に挿通状態で配設しているか
ら、取付構造が簡単で全体をコンパクト化するこ
とができ、その上、モータ5の回転軸6の回転に
も拘わらず、中空支軸10は固定されているから
共回りすることはなく、従つて、該中空支軸10
に挿通している配線11,11に捩れが生じる虞
れもなくなくものである。
又、この配線11,11はソケツト体7の中空
支軸10を通じて外部接続可能となつているた
め、中空支軸10をモータ5の筒状回転軸6に挿
通することによつてその配線11,11を基台1
から外部に導出させることができ、能率のよい組
立作業と構造の簡略化を図ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は縦断正面図、第2図は要部拡大縦断
面図、第3図は遮光カバーの平面図、第4図は遮
光カバーの正面図である。 1……基台、5……モータ、6……回転軸、7
……ソケツト、8……電球、10……中空支軸、
11……配線、12……回転反射鏡、16……ボ
ス部、18……着色グローブ、20……遮光カバ
ー、21……天板部、22……側板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台1の中央部に回転軸6が筒状に形成された
    低速回転モータ5を該回転軸6を垂直状態にして
    配設すると共に、この回転軸6の上端を反射鏡1
    2の下端に一体に設けたボス部16に直結し、さ
    らに、反射鏡12に対向して配設した電球8を取
    り外し自在に装着してなるソケツト体7の下端に
    中空支軸10を一体に垂設し、この中空支軸10
    を上記ボス部16の中央を貫通して上記モータ5
    の筒状回転軸6内に挿通する共に該筒状回転軸6
    から突出した下端を基台1の下面中央部に固定
    し、上記電球8に通電するための配線11,11
    を中空支軸10内を通じて基台1の下面から延出
    させて外部接続可能にしていることを特徴とする
    回転灯。
JP11893088U 1988-09-10 1988-09-10 Expired - Lifetime JPH0535525Y2 (ja)

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