JPH0535263Y2 - - Google Patents

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JPH0535263Y2
JPH0535263Y2 JP1987175986U JP17598687U JPH0535263Y2 JP H0535263 Y2 JPH0535263 Y2 JP H0535263Y2 JP 1987175986 U JP1987175986 U JP 1987175986U JP 17598687 U JP17598687 U JP 17598687U JP H0535263 Y2 JPH0535263 Y2 JP H0535263Y2
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water
valve
solenoid valve
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pressure
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動撒水制御システムであつて、特
に弁の開閉状態を記録乃至表示し、弁の作動不良
による異常が発見できるものに関する。
(従来の技術) 従来、ゴルフ場、果実菜園等の比較的広大な面
積を占める場所に於いて使用される自動撒水制御
システムには、第5図に示すように多数の電磁弁
aが用いられている。即ち、同図に示す自動撒水
制御システムは、所定の場所にスプリンクラーb
を多数設置し、配水源からこれらスプリンクラー
b迄の間に配水管cを地中にあるいは地上に配管
すると共に、各スプリンクラーbの近辺における
配水管cに電磁弁aを組み込み、この電磁弁aと
管理室等に設置された制御盤dとの間にリード線
eを埋設してなるシステムで、一次側であるとこ
ろの配水源から給水され所定水圧を有する給水側
室と、二次側であるところのスプリンクラーの大
気圧側に通じる送水側室とを有する電磁弁aは、
該制御盤dからの電磁的指令にもとずき開閉操作
が行われ、スプリンクラーbへの水の通過、停止
がなされるものであり、自動撒水システムによる
撒水量、撒水時間等の管理は制御盤dから電磁弁
aへの通電のON・OFF状態を確認することによ
り行つていた。
(本考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の自動撒水制御システ
ムに用いられる電磁弁は、該制御盤からの電気的
指令にもとずき通電のON・OFFによりスプリン
クラーの撒水量、撒水時間の管理を行つていると
はいえ、長期使用において電磁弁の開閉機構に作
動不良が生じて、電気的指令の通り作動しない場
合があり、そのため、弁を閉じる信号を発しても
弁が閉じずに開いたまま撒水が行われたり、また
その逆に弁を開く信号を発しても弁が開かず閉じ
たままであつたりして、電磁弁の開閉信号を確認
するというだけでは、撒水量、撒水時間等の撒水
管理を充分に行うことができず、また弁の作動不
良を検知することができないので、保守、管理が
遅れるという問題があつた。
本考案の目的は上記の問題点を解消するために
なされたものであつて、電磁弁の開閉により薬
液、液体肥料等の水溶液や水を通過させるに際
し、弁開閉機構が確実に作動していることを確認
できる自動撒水制御システムを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の自動撒水制御システムは、一次側配水
管に連通し所定水圧を有する給水側室と、二次側
配水管に連通する送水側室とを有し、送水側室に
圧力センサが設けられている電磁弁を用いた自動
撒水制御システムであつて、前記圧力センサより
確認される液体の通過又は停止の検知信号を記録
乃至表示する制御装置を備えたことを特徴とする
ものである。
本考案における制御装置としては、圧力センサ
からの検知信号を入力する入力回路と、検知信号
の内容を記録乃至表示する記録部乃至表示部とを
備えたコンピユータ装置等が好適に用いられる。
本考案における電磁弁としては、薬液、液体肥
料等の水溶液や水の撒布のための自動撒水制御シ
ステムに用いられるので、一次側配水管と二次側
配水管を連結して用いるところの2ポート電磁
弁、3ポート電磁弁、電磁弁付きダイヤフラム弁
等の通常の電磁弁の他、配水管に水圧作動弁を用
いて該水圧作動弁を水圧により制御できるように
した水圧制御枝配水管に組み込まれるパイロツト
電磁弁等が採用される。
本考案における圧力センサとしては、小型にし
て弁本体への組み込みもしくは内蔵が可能である
構造のものが用いられ、例えば接着型金属歪ゲー
ジまたは蒸着型半導体歪ゲージを検出素子として
用いたものが採用される。該検出素子は圧力によ
り生じる歪の変化に対応して変化する電気抵抗を
検出するものでリード線に接続されている。
(作用) 本考案は上記した構成により、電磁弁の電磁コ
イルに接続されるリード線と共に、圧力センサの
リード線を一緒に制御盤まで配線することができ
る。また電磁弁に電気的信号を送信し開閉操作の
指令を発すると、弁の開閉機構は作動して、一次
側から二次側へ薬液、液体肥料等の水溶液や水の
通過、停止がなされ、二次側に連通する送水側室
に設けられた圧力センサで、その都度送水側室内
の水圧の変化が検出され水等の液体の通過、停止
の確認がなされる。
このとき、弁の開閉機構が正常に作動していれ
ば、電磁弁に送信される弁の開閉指令の電気的信
号と、圧力センサにより確認された水等の液体の
通過、停止の信号の記録乃至表示とは略一致する
が、弁の開閉機構に異常があり作動不良となつた
とき上記信号は一致しないので電磁弁の作動不良
による異常が発見できる。
(実施例) 次に、本考案の自動撒水制御システムの一実施
例を図面を参照しながら説明する。
第3図は、2ポート型電磁弁を用いた自動撒水
制御システムであつて、以下の様に構成される。
Aは2ポート型電磁弁である。3は一次側であ
る配水源側の配水管であり、5は二次側であるス
プリンクラー24に連通する配水管であつて、電
磁弁Aを用いて接続されている。23は制御装置
であつて、図示しない電磁弁Aの圧力センサから
の検知信号を入力する入力回路と検知信号の内容
を記録乃至表示する記録部乃至表示部を備えてい
る。19は制御装置23と電磁弁Aの電磁機構1
2を接続するリード線である。22は制御装置2
3の入力回路と電磁弁Aの圧力センサ20を接続
するリード線であり、検知信号が圧力センサ20
より伝えられる。次に、第1図乃至第2図におい
て、Aは2ポート型電磁弁の構成を示す。1は弁
本体で、該弁本体1内は隔壁2を介して、一次側
の配水管3に連通し所定水圧を有する給水側室4
と、二次側の配水管5に連通する送水側室6とに
隔てられており、前記隔壁2には弁孔7が形成さ
れ、該弁孔7の弁座8に給水側室3から着脱可能
に圧接する弁9が設けられている。この弁9は図
示しないパツキンなどを介在させて前記弁座8に
密着し、前記弁孔7を閉塞して前記給水側室4と
前記送水側室6とを水密に遮断するようになつて
いる。
また、弁本体1の上部には筒状の開口部10を
形成してあり、該開口部10には蓋体11を施蓋
すると共に、該蓋体11の上部には電磁機構12
が固設されている。この電磁機構12は電磁コイ
ル13の中心内部に固定鉄心14と可動鉄心15
とをそれぞれ上下方向に配列し、この可動鉄心1
5の下方に前記弁9が取着られる弁棒16を突出
形成したいわゆる引き上げ形のものに構成され、
所定の送水開始の電気的信号を受けたとき電磁コ
イル13が励磁されて可動鉄心15を固定鉄心1
4側に吸着せしめるようになつている。そして、
これら固定鉄心14と可動鉄心15のストローク
間には圧縮状態のコイルばね17が嵌装され、こ
のコイルばね17によつて前記可動鉄心15には
常時固定鉄心14から離間する方向、つまり弁本
体1の給水側室4側に突出すべく押圧力が付勢さ
れている。
尚、18は電磁機構12の電磁コイル13の中
心内部に挿入されるガイドチユーブであり、該ガ
イドチユーブ18内を上下方向に可動鉄心15が
摺動するようになつている。
第2図において、20は圧力センサであり、弁
本体1の送水側室6内に検出素子21が臨むよう
うにして、送水側室6の側壁61に穿設された取
着孔62に螺設され取着されている。
次に、本考案の自動撒水制御システムの動作を
説明する。
先ず、電磁弁Aに所定の電気的信号指令を与え
て電磁機構12の電磁コイル13を励磁させ、可
動鉄心15をコイルばね17のばね力に抗して固
定鉄心14に吸着させると、可動鉄心15の弁棒
16に取着られた弁9が弁孔7から浮上して離脱
し、弁孔7は開放され、弁孔7を介して給水側室
4から送水側室6へ水を供給することができる。
送水側室6内の水圧が所定圧になるとスプリンク
ラー24から撒水が開始する。この撒水状態にあ
るとき、送水側室6内の水圧の変化を圧力センサ
20により検知し、検知信号として制御装置23
へリード線22を通して伝えられる。そして、所
定圧を越えると電磁弁Aからスプリンクラー24
に通水していることが制御装置23に記録乃至ラ
ンプ等で表示される。またその逆に弁9を閉じる
電気的信号指令を発して電磁機構12を消磁する
と、コイルばね17のばね力により可動鉄心15
は下方に押圧され弁9で弁孔7を閉塞することに
なり、給水側室6内の水圧が低下してスプリンク
ラー24からの撒水はストツプする。このとき、
送水側室6内の水圧の変化を圧力センサ20が検
知し、検知信号が制御装置23に伝わり、弁9が
閉じられていることが制御装置23に記録乃至表
示される。
このようにして、電磁弁Aが正常に作動してい
ると、電磁弁Aに送信される電気的信号と、圧力
センサ20により確認された水の通過、停止の検
出信号、すなわち制御装置23の記録乃至表示内
容とは略一致するのであるが、例えば、可動鉄心
15とガイドチユーブ18との間に異物等が引掛
り、可動鉄心15が摺動不能となつた場合のよう
に、弁の開閉機構に異常があり作動不良となつた
とき、電磁弁Aに開く信号を送信しても可動鉄心
15が上方に上昇せず、弁9が弁孔7を閉塞した
状態となつているので通水されず、圧力センサ2
0からの低水圧の検知信号に基づき電磁弁Aが閉
じている信号として制御装置23に記録乃至表示
される。従つて、上記双方の信号は一致しないの
で電磁弁Aの作動不良による異常が発見できる。
なお、第3図では2ポート型電磁弁Aを用いた
自動撒水制御システムを示しているが、この他、
第4図に示すようなパイロツト電磁弁Bを用いた
自動撒水制御システムも構成することが可能であ
る。
即ち、第4図において、Bは3ポート型パイロ
ツト電磁弁で、25は水圧作動弁、26は水圧制
御枝配水管で、その他の符号は第3図に示す場合
と同じである。
この3ポート型パイロツト電磁弁Bを用いた自
動撒水制御システムについて説明すると、配水源
に接続されている配水管3と、該配水管3よりも
細径の一次側の水圧制御枝配水管26aには、常
時一定の水圧がかかつており、制御装置23によ
りスプリンクラー24の撒水を指示する信号を発
すると、パイロツト電磁弁Bが閉となり、排水管
26cより排水して二次側の水圧制御枝配水管2
6bの水圧が低下する。すると、水圧作動弁25
が開となり、配水管3の水が水圧作動弁25を通
過してスプリンクラー24に達し撒水される。こ
のとき、送水側室6内の水圧の低下をパイロツト
電磁弁Bの圧力センサ20が検知し、パイロツト
電磁弁Bから水圧作動弁25に通水を停止してい
ることが制御装置23に記録乃至表示される。ま
た、制御装置23によりスプリンクラー24の撒
水をストツプする信号を発すると、パイロツト電
磁弁Bが開となり、水圧制御枝配水管26bにも
水圧がかかる。すると、水圧作動弁25が閉とな
り、配水管3の水が水圧作動弁25で停止され、
スプリンクラー24からの撒水もストツプするこ
とになる。このとき、電磁弁Bの送水側室内の水
圧の上昇していることを圧力センサ20が検知
し、パイロツト電磁弁Bから水圧作動弁25に通
水していることが制御装置23に記録乃至表示さ
れる。
また上記例において、パイロツト電磁弁Bと水
圧作動弁25との関係は、通常パイロツト電磁弁
Bが開のときは水圧作動弁25は閉となり、逆に
パイロツト電磁弁Bが閉のときは水圧作動弁25
は開となるが、パイロツト電磁弁Bが開のときは
水圧作動弁25は開となり、逆にパイロツト電磁
弁Bが閉のときは水圧作動弁25は閉となる場合
もある。
(考案の効果) 本考案によれば、上記の通りの構成とされてい
るので、電磁弁の弁の開閉機構が作動不良となつ
た場合、電磁弁の送水側室に設けられた水圧セン
サからの検知信号を制御装置が記録乃至表示する
ので、電磁弁に送信される弁の開閉指令の電気的
信号と、一次側配水管から二次側配水管に通水、
停止の信号とが略一致するかどうかを確認刷るこ
とでき、電磁弁の作動不良等の異常を発見するこ
とができるから、薬液、液体肥料等の水溶液や水
を撒水するための自動撒水制御システムにおいて
は保守、点検が逸早くでき、撒水量、撒水時間等
の撒水管理の信頼性が向上する。また、圧力セン
サに接続されるリード線は電磁弁の電磁機構に接
続されるリード線と共に、電磁弁を通水、停止す
る制御装置に配線すればよく、特別に工事を必要
とすることがなく配線工事は簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いる電磁弁の縦断面図、第
2図は同上の一部切欠右側面図、第3図乃至第4
図は本考案の自動撒水制御システムを示す概略説
明図、第5図は従来の自動撒水制御システムを示
す概略説明図である。 符号の説明、1……弁本体、2……隔壁、3,
26a……一次側配水管、4……給水側室、5,
26b……二次側配水管、6……送水側室、9…
…弁、12……電磁機構、13……電磁コイル、
19……リード線、2例……圧力センサ、21…
…検出素子、22……リード線、A,B……電磁
弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次側配水管に連通し所定水圧を有する給水側
    室と、二次側配水管に連通する送水側室とを有
    し、送水側室に圧力センサが設けられている電磁
    弁を用いた自動撒水制御システムであつて、前記
    圧力センサより確認される液体の通過又は停止の
    検知信号を記録乃至表示する制御装置を備えたこ
    とを特徴とする自動撒水制御システム。
JP1987175986U 1987-11-18 1987-11-18 Expired - Lifetime JPH0535263Y2 (ja)

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