JPH0534786Y2 - - Google Patents

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JPH0534786Y2
JPH0534786Y2 JP26889U JP26889U JPH0534786Y2 JP H0534786 Y2 JPH0534786 Y2 JP H0534786Y2 JP 26889 U JP26889 U JP 26889U JP 26889 U JP26889 U JP 26889U JP H0534786 Y2 JPH0534786 Y2 JP H0534786Y2
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JP
Japan
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nozzle
paint
air
spout
ultrasonic oscillator
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JP26889U
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JPH0291661U (ja
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、塗料をノズル内に供給してその先端
の噴出口から噴出し、その噴出口の回りから空気
を噴出して霧化するようにしたエアスプレイガン
において、超音波を利用して塗料の霧化を促進す
る装置に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 エアスプレイガンは、ノズルの噴出口から噴出
した塗料をその回りから噴出した圧縮空気で霧化
して放出するようになつているが、圧縮空気のみ
では塗料の微粒化に限界があり、このため、超音
波の振動を利用して微粒化を促進することが考え
られ、従来、ノズルそのものを振動させることが
試みられたが、期待された成果は得られず、新た
な装置の出現が望まれていた。
問題点を解決するための手段 本考案は、このような事情を背景として案出さ
れたものであつて、塗料をノズル内に供給してそ
の先端の噴出口から噴出し、その噴出口の回りか
ら空気を噴出して霧化するようにしたエアスプレ
イガンの、ノズルの内周面を、噴出口を頂点とす
る円錐形に形成するとともに、そのノズルの後面
に、噴出口の付近を球心とする球形凹面からなる
発振面を前面に形成した超音波発振器を装着した
構成とした。
考案の作用及び効果 本考案は上記構成になり、内周面が噴出口を頂
点とする円錐形をなすノズル内に塗料が供給さ
れ、また、超音波発振器の球形凹面からなる発振
面の球心が、円錐の頂点である噴出口の付近にあ
ることにより、ノズル内に供給された塗料自体が
超音波ホーンとして機能し、超音波発振器の発振
面から発せられた振動が、その超音波ホーンを媒
体として、先端の噴出口において最大に増幅され
て伝達され、塗料が振動しつつ噴出口から噴出し
て、噴出口の回りから噴出する空気流と衝突する
ことによつて霧化されるのであつて、塗料を振動
させつつ噴出して空気流と衝突させるようにした
から、非常に細かい粒子に霧化して放出すること
ができる効果がある。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明する。
本実施例を適用したエアスプレイガンは、ガン
本体1内に収容したノズル2内に、ガン本体1の
外周面に形成した塗料供給口3から低圧の塗料を
供給して、ノズル2の先端の塗料噴出口5から噴
出すると同時に、霧化用空気をガン本体1の外周
面の霧化用空気供給口7から、ガン本体1の内周
面とノズル2の外周面の間に形成した空気供給路
8に送つて、ガン本体1の前面にハブナツト9で
取り付けた霧化用ヘツド10の、塗料供給口5の
回りに形成した空気噴出口11から噴出すること
によつて、噴出塗料を霧化し、また、パターン調
整用空気を、パターン調整用空気供給口13か
ら、ガン本体1内、ガン本体1とハブナツト9の
間、及び、霧化用ヘツド10の外周部にわたつて
形成した空気供給路14に送つて、上記の霧化用
の空気噴出口11の回りに形成した空気噴出口1
5から噴出することによつて、噴出塗料のパター
ン径を調整するようになつているとともに、ノズ
ル2内の余剰の塗料が、塗料供給口3の隣りに形
成した塗料排出口4から塗料タンクに戻されて循
環されるようになつている。
そして本実施例では、上記したノズル2の内周
面2aが、先端の塗料噴出口5を頂点とする円錐
形に形成されているとともに、このノズル2の後
端部に連成した取付筒部17内に、上記の塗料噴
出口5を中心とした球形の一部をなす凹面からな
る発振面20を前面中間部に形成した超音波発振
器19が嵌挿され、その外周を止めねじ21で押
え、また、ガン本体1の後端部外周に螺着したキ
ヤツプ22で後端面を押えることによつて取り付
けられている。
本実施例はこのような構造になり、ノズル2内
に塗料が循環供給されて、ノズル2の円錐形の内
周面2aと、超音波発振器19の発振面20で囲
まれた空間内に常に塗料が充填された状態にあ
り、また、超音波発振器19の発振面20の球心
が、円錐の頂点である塗料噴出口5の位置にある
ことから、ノズル2内の塗料自体が超音波ホーン
としての機能を果たし、超音波発振器19の発振
面20から発せられた振動が、その超音波ホーン
を媒体として、先端の塗料噴出口5において最大
に増幅されて伝達され、塗料が振動しつつ塗料噴
出口5から噴出して、霧化用の空気噴出口11か
ら噴出した空気流と衝突することによつて、非常
に細かい粒子に霧化されて放出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図である。 2……ノズル、2a……(ノズル2の)内周
面、5……塗料噴出口、19……超音波発振器、
20……発振面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗料をノズル内に供給してその先端の噴出口か
    ら噴出し、該噴出口の回りから空気を噴出して霧
    化するようにしたエアスプレイガンの、前記ノズ
    ルの内周面を、前記噴出口を頂点とする円錐形に
    形成するとともに、該ノズルの後面に、前記噴出
    口の付近を球心とする球形凹面からなる発振面を
    前面に形成した超音波発振器を装着したことを特
    徴とするエアスプレイガンにおける超音波霧化装
    置。
JP26889U 1989-01-05 1989-01-05 Expired - Lifetime JPH0534786Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0291661U JPH0291661U (ja) 1990-07-20
JPH0534786Y2 true JPH0534786Y2 (ja) 1993-09-02

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