JPH05338965A - エレベータの芳香発生装置 - Google Patents
エレベータの芳香発生装置Info
- Publication number
- JPH05338965A JPH05338965A JP4152167A JP15216792A JPH05338965A JP H05338965 A JPH05338965 A JP H05338965A JP 4152167 A JP4152167 A JP 4152167A JP 15216792 A JP15216792 A JP 15216792A JP H05338965 A JPH05338965 A JP H05338965A
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- JP
- Japan
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- car
- elevator
- aroma
- load
- suction pump
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗りかご内を常に適度の芳香雰囲気に保持す
るエレベータの芳香発生装置を提供する。 【構成】 エレベータの乗りかご１に設けられ、芳香源
を収納する収納箱５ａから、吸引管５ｂを介して吸引ポ
ンプ５ｃにより芳香を吸引し、乗りかご１に設置された
送風機５ｄに芳香を供給し、送風機５ｄを介して乗りか
ご１内に芳香を放出するエレベータの芳香発生装置にお
いて、乗りかご１内の乗客負荷を検知する負荷検知スイ
ッチ４と、この負荷検知スイッチ４で検知された乗客負
荷に基づいて、吸引ポンプ５ｃの動作時間を制御する芳
香制御装置６とを設ける。 【効果】 乗りかご内は常に最適の芳香雰囲気に設定さ
れ、エレベータの乗客に快適な利用感を与えることが可
能になる。
るエレベータの芳香発生装置を提供する。 【構成】 エレベータの乗りかご１に設けられ、芳香源
を収納する収納箱５ａから、吸引管５ｂを介して吸引ポ
ンプ５ｃにより芳香を吸引し、乗りかご１に設置された
送風機５ｄに芳香を供給し、送風機５ｄを介して乗りか
ご１内に芳香を放出するエレベータの芳香発生装置にお
いて、乗りかご１内の乗客負荷を検知する負荷検知スイ
ッチ４と、この負荷検知スイッチ４で検知された乗客負
荷に基づいて、吸引ポンプ５ｃの動作時間を制御する芳
香制御装置６とを設ける。 【効果】 乗りかご内は常に最適の芳香雰囲気に設定さ
れ、エレベータの乗客に快適な利用感を与えることが可
能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの芳香発生装
置に係り、特に乗りかご内の乗客数に応じて芳香の放出
が制御されるエレベータの芳香発生装置に関する。
置に係り、特に乗りかご内の乗客数に応じて芳香の放出
が制御されるエレベータの芳香発生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベータの乗りかごは、走行時にはか
ご扉が閉ざされて密室状態となり、昇降路内の油臭、停
止階からの匂い或いは乗りかご内の他の乗客の化粧香な
どが、乗りかご内に混合してこもりがちであり、場合に
よってはこの混合した匂いが乗りかご内の乗客に不快感
を与えることがある。このために、従来から乗りかご内
を換気したり、乗りかご内に芳香を発生させることによ
り、乗りかご内にこもる匂いを減少させることが検討さ
れている。例えば実開昭６３−１２３５７１号公報に
は、各種の食料品売場が存在する階や多数の飲食店が共
有している階などの特定階に、乗りかごが停止しエレベ
ータ扉が開くと、乗りかご内の芳香発生装置から芳香が
乗りかご内に放出される芳香発生装置が提案されてい
る。この、提案に係る芳香発生装置によると、特定階か
らの匂いが乗りかご内に流入するのを防止することがで
きる。
ご扉が閉ざされて密室状態となり、昇降路内の油臭、停
止階からの匂い或いは乗りかご内の他の乗客の化粧香な
どが、乗りかご内に混合してこもりがちであり、場合に
よってはこの混合した匂いが乗りかご内の乗客に不快感
を与えることがある。このために、従来から乗りかご内
を換気したり、乗りかご内に芳香を発生させることによ
り、乗りかご内にこもる匂いを減少させることが検討さ
れている。例えば実開昭６３−１２３５７１号公報に
は、各種の食料品売場が存在する階や多数の飲食店が共
有している階などの特定階に、乗りかごが停止しエレベ
ータ扉が開くと、乗りかご内の芳香発生装置から芳香が
乗りかご内に放出される芳香発生装置が提案されてい
る。この、提案に係る芳香発生装置によると、特定階か
らの匂いが乗りかご内に流入するのを防止することがで
きる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述の提案に係る芳香
発生装置は特定階からの匂いの乗りかご内への流入の防
止には効果があるが、走行中に乗りかご内にこもりがち
である走行路内の油臭や、乗りかご内の他の乗客の化粧
香などが混合した匂いに対しては効果的ではなく、また
乗りかご内の乗客数によって乗りかご内の匂い雰囲気が
異なることについても配慮されていない。
発生装置は特定階からの匂いの乗りかご内への流入の防
止には効果があるが、走行中に乗りかご内にこもりがち
である走行路内の油臭や、乗りかご内の他の乗客の化粧
香などが混合した匂いに対しては効果的ではなく、また
乗りかご内の乗客数によって乗りかご内の匂い雰囲気が
異なることについても配慮されていない。
【０００４】本発明は前述したようなエレベータ内の匂
い雰囲の現状に基づいてなされたものであり、その目的
は、乗りかご内を常に適度の芳香雰囲気に保持するエレ
ベータの芳香発生装置を提供することにある。
い雰囲の現状に基づいてなされたものであり、その目的
は、乗りかご内を常に適度の芳香雰囲気に保持するエレ
ベータの芳香発生装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的は、エレベータ
の乗りかごに設けられ、芳香源を収納する収納箱から、
吸引管を介して吸引ポンプにより芳香を吸引し、前記乗
りかごに設置された送風機に前記芳香を供給し、前記送
風機を介して前記乗りかご内に芳香を放出するエレベー
タの芳香発生装置において、前記乗りかご内の乗客負荷
を検知する乗客負荷検知手段と、この乗客負荷検知手段
で検知された乗客負荷に基づいて、前記吸引ポンプの動
作時間を制御する制御手段とを設けることにより達成さ
れる。
の乗りかごに設けられ、芳香源を収納する収納箱から、
吸引管を介して吸引ポンプにより芳香を吸引し、前記乗
りかごに設置された送風機に前記芳香を供給し、前記送
風機を介して前記乗りかご内に芳香を放出するエレベー
タの芳香発生装置において、前記乗りかご内の乗客負荷
を検知する乗客負荷検知手段と、この乗客負荷検知手段
で検知された乗客負荷に基づいて、前記吸引ポンプの動
作時間を制御する制御手段とを設けることにより達成さ
れる。
【０００６】
【作用】このような構成なので、乗客負荷検知手段が検
知する乗客負荷に基づいて、制御手段により、芳香源を
収納する収納箱から、吸引管を介して芳香を吸引する吸
引ポンプの動作時間が制御される。このために、乗りか
ご内の乗客負荷、即ち乗客数に応じた芳香が吸引ポンプ
により、収納箱から吸引されて送風機を介して乗りかご
内に放出され、乗りかご内は常に最適の芳香雰囲気に保
持される。
知する乗客負荷に基づいて、制御手段により、芳香源を
収納する収納箱から、吸引管を介して芳香を吸引する吸
引ポンプの動作時間が制御される。このために、乗りか
ご内の乗客負荷、即ち乗客数に応じた芳香が吸引ポンプ
により、収納箱から吸引されて送風機を介して乗りかご
内に放出され、乗りかご内は常に最適の芳香雰囲気に保
持される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１及び図２を参
照して説明する。ここで、図１は実施例の構成を示す断
面部分を含むブロック図、図２は実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
照して説明する。ここで、図１は実施例の構成を示す断
面部分を含むブロック図、図２は実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【０００８】同図に示すように、乗りかご１の天井部に
は芳香放出器５が設けてあり、この芳香放出器５には芳
香源を収容する収納箱５ａ、収納箱５ａに吸引管５ｂで
接続される吸引ポンプ５ｃ及び送風機５ｄが設けてあ
り、吸引ポンプ５ｃが作動すると、収納箱５ａから吸引
管５ｂを介して芳香が送風機５ｄに供給され、送風機５
ｄによって乗りかご１内に芳香が放出されるようにして
ある。また、乗りかご１の底部には防振ゴムの側枠３を
介して下枠２が設けてあり、この下枠２にはスイッチ４
ａ〜４ｃからなる負荷検出スイッチ４が、乗客負荷検知
手段として取り付けてあり、この負荷検出スイッチ４に
は、制御手段である芳香制御装置６の入力端子が接続し
てあり、芳香制御装置６の出力端子は芳香放出器５に接
続してある。前記芳香制御装置６は、かご負荷検出装置
６ａ、駆動時限判定装置６ｂ及び制御装置６ｃよりな
り、前記負荷検出スイッチ４がかご負荷検出装置６ａに
接続してあり、かご負荷検出装置６ａが駆動時限判定装
置６ｂを介して制御装置６ｃに接続してあり、制御装置
６ｃが芳香放出器５に接続してある。
は芳香放出器５が設けてあり、この芳香放出器５には芳
香源を収容する収納箱５ａ、収納箱５ａに吸引管５ｂで
接続される吸引ポンプ５ｃ及び送風機５ｄが設けてあ
り、吸引ポンプ５ｃが作動すると、収納箱５ａから吸引
管５ｂを介して芳香が送風機５ｄに供給され、送風機５
ｄによって乗りかご１内に芳香が放出されるようにして
ある。また、乗りかご１の底部には防振ゴムの側枠３を
介して下枠２が設けてあり、この下枠２にはスイッチ４
ａ〜４ｃからなる負荷検出スイッチ４が、乗客負荷検知
手段として取り付けてあり、この負荷検出スイッチ４に
は、制御手段である芳香制御装置６の入力端子が接続し
てあり、芳香制御装置６の出力端子は芳香放出器５に接
続してある。前記芳香制御装置６は、かご負荷検出装置
６ａ、駆動時限判定装置６ｂ及び制御装置６ｃよりな
り、前記負荷検出スイッチ４がかご負荷検出装置６ａに
接続してあり、かご負荷検出装置６ａが駆動時限判定装
置６ｂを介して制御装置６ｃに接続してあり、制御装置
６ｃが芳香放出器５に接続してある。
【０００９】ここで、負荷検出スイッチ４は、乗りかご
１内の乗客の負荷状態を、乗客負荷により側枠３が撓ん
でＯＮとなるスイッチ４ａ〜４ｃの個数により、４段階
の負荷状態で検出し、かご負荷検出装置６ａは、この負
荷状態を積載荷重率で検出する機能を有している。即
ち、乗りかご１内の乗客の荷量による側枠３の撓みが僅
かで、スイッチ４ａ〜４ｃが何れもＯＦＦの状態を保持
している場合は、かご負荷検出装置６ａは、乗りかご１
の最大積載荷重を１００％として積載荷重率は３０％未
満であると検出する。また、かご負荷検出装置６ａは、
負荷検出スイッチ４ａのみがＯＮとなる場合は、積載荷
重率は３０％以上５０％未満と、負荷検出スイッチ４
ａ，４ｂがＯＮの場合は、積載負荷率は５０％以上９０
％未満と、負荷検出スイッチ４ａ，４ｂ，４ｃが何れも
ＯＮの場合は、９０％以上の積載負荷率であるとそれぞ
れ検出する。また、駆動時限判定装置６ｂは、４段階の
積載負荷率にそれぞれ１０秒、１５秒、２０秒及び３０
秒の吸引ポンプ５ｃの駆動時限を設定する機能を有し、
制御装置６ｃは、設定された駆動時限で吸引ポンプ５ｃ
の動作を制御する機能を有している。
１内の乗客の負荷状態を、乗客負荷により側枠３が撓ん
でＯＮとなるスイッチ４ａ〜４ｃの個数により、４段階
の負荷状態で検出し、かご負荷検出装置６ａは、この負
荷状態を積載荷重率で検出する機能を有している。即
ち、乗りかご１内の乗客の荷量による側枠３の撓みが僅
かで、スイッチ４ａ〜４ｃが何れもＯＦＦの状態を保持
している場合は、かご負荷検出装置６ａは、乗りかご１
の最大積載荷重を１００％として積載荷重率は３０％未
満であると検出する。また、かご負荷検出装置６ａは、
負荷検出スイッチ４ａのみがＯＮとなる場合は、積載荷
重率は３０％以上５０％未満と、負荷検出スイッチ４
ａ，４ｂがＯＮの場合は、積載負荷率は５０％以上９０
％未満と、負荷検出スイッチ４ａ，４ｂ，４ｃが何れも
ＯＮの場合は、９０％以上の積載負荷率であるとそれぞ
れ検出する。また、駆動時限判定装置６ｂは、４段階の
積載負荷率にそれぞれ１０秒、１５秒、２０秒及び３０
秒の吸引ポンプ５ｃの駆動時限を設定する機能を有し、
制御装置６ｃは、設定された駆動時限で吸引ポンプ５ｃ
の動作を制御する機能を有している。
【００１０】次に、図２のフローチャートを参照して実
施例の動作を説明する。
施例の動作を説明する。
【００１１】プロセスＰ０１において、かご負荷検出装
置６ａにより負荷検出スイッチ４がＯＮ動作したかどう
かが判定され、スイッチ４ａ〜４ｃが何れもＯＦＦを保
っていて、積載荷重率が３０％未満であると、プロセス
Ｐ０６に進んで駆動時限判定装置６ｂによって吸引ポン
プ５ｃの駆動時限が１０秒／分に設定される。そして、
プロセスＰ０７で設定された駆動時限で吸引ポンプ５ｃ
が駆動され、吸引管５ｂを介して収納箱５ａから芳香が
毎分１０秒の割合で吸引されて送風機５ｄに供給され、
送風機５ｄによって芳香を含んだ風が乗りかご１内に放
出される。この状態でプロセスＰ０８において、乗りか
ご１の走行方向が反転したかどうかの判定が行われ、乗
りかご１の走行方向が反転するとプロセスＰ０１に戻
る。
置６ａにより負荷検出スイッチ４がＯＮ動作したかどう
かが判定され、スイッチ４ａ〜４ｃが何れもＯＦＦを保
っていて、積載荷重率が３０％未満であると、プロセス
Ｐ０６に進んで駆動時限判定装置６ｂによって吸引ポン
プ５ｃの駆動時限が１０秒／分に設定される。そして、
プロセスＰ０７で設定された駆動時限で吸引ポンプ５ｃ
が駆動され、吸引管５ｂを介して収納箱５ａから芳香が
毎分１０秒の割合で吸引されて送風機５ｄに供給され、
送風機５ｄによって芳香を含んだ風が乗りかご１内に放
出される。この状態でプロセスＰ０８において、乗りか
ご１の走行方向が反転したかどうかの判定が行われ、乗
りかご１の走行方向が反転するとプロセスＰ０１に戻
る。
【００１２】プロセスＰ０１の判定がＹＥＳであると、
プロセスＰ０２において積載荷重率がどの段階にあるか
が判定され、積載荷重率が９０％以上であるとプロセス
Ｐ０３に進んで、駆動時限判定装置６ｂによって吸引ポ
ンプ５ｃの駆動時限が３０秒／分に設定され、積載荷重
率が５０％以上９０％未満であるとプロセスＰ０４に進
んで、駆動時限判定装置６ｂによって吸引ポンプ５ｃの
駆動時限が２０秒／分に設定され、積載荷重率が３０％
以上５０％未満であるとプロセスＰ０５に進んで、駆動
時限判定装置６ｂによって吸引ポンプ５ｃの駆動時限が
１５秒／分に設定される。そして、プロセスＰ０７に進
んでそれぞれに設定された駆動時限によって、吸引ポン
プ５ｃが駆動されすでに延べた場合と同一の動作が行わ
れる。
プロセスＰ０２において積載荷重率がどの段階にあるか
が判定され、積載荷重率が９０％以上であるとプロセス
Ｐ０３に進んで、駆動時限判定装置６ｂによって吸引ポ
ンプ５ｃの駆動時限が３０秒／分に設定され、積載荷重
率が５０％以上９０％未満であるとプロセスＰ０４に進
んで、駆動時限判定装置６ｂによって吸引ポンプ５ｃの
駆動時限が２０秒／分に設定され、積載荷重率が３０％
以上５０％未満であるとプロセスＰ０５に進んで、駆動
時限判定装置６ｂによって吸引ポンプ５ｃの駆動時限が
１５秒／分に設定される。そして、プロセスＰ０７に進
んでそれぞれに設定された駆動時限によって、吸引ポン
プ５ｃが駆動されすでに延べた場合と同一の動作が行わ
れる。
【００１３】このようにして、実施例によると乗りかご
１内の乗客の負荷量を負荷検出スイッチ４により検出
し、かご負荷検出装置６ａにより検出された積載荷重率
に基づいて、芳香制御装置６が芳香放出器５を制御する
ので、常に乗りかご１内に乗客数に対応した適量の芳香
が放出され、乗りかご１内を最適の芳香雰囲気に設定す
ることができる。
１内の乗客の負荷量を負荷検出スイッチ４により検出
し、かご負荷検出装置６ａにより検出された積載荷重率
に基づいて、芳香制御装置６が芳香放出器５を制御する
ので、常に乗りかご１内に乗客数に対応した適量の芳香
が放出され、乗りかご１内を最適の芳香雰囲気に設定す
ることができる。
【００１４】この実施例では、乗りかご１の走行方向の
反転によって現在の積載荷重率による吸引ポンプ５ｃの
駆動時限をリセットしてプロセスＰ０１に戻るようにし
ているが、途中階で乗り込む利用客が多いビルは、エレ
ベータドアの開閉ごとに負荷検出スイッチ４のＯＮ状態
を検出して、吸引ポンプ５ｃの駆動時限をその時の積載
荷重率に合わせて設定することも可能であるる。また、
一定時間経過ごとに負荷検出スイッチ４のＯＮ状態を検
出して、吸引ポンプ５ｃの駆動時限をその時の積載荷重
率に合わせて設定してもよい。同様に、吸引ポンプ５ｃ
の駆動時限も前述の１０秒〜３０秒に限らず、ビルの使
用状態や、周囲の特定臭の発生条件などに対応して最適
な駆動時限を選択することが望ましい。さらに、乗客負
荷検知手段を作動トランスにより構成して、乗りかご１
内の乗客負荷を連続的に検出して、よりきめ細かく吸引
ポンプ５ｃの駆動時限を設定するようにしてもよい。そ
して、芳香の濃度や送風機５ｄの送出風量を調整可能な
構成にしてもよい。
反転によって現在の積載荷重率による吸引ポンプ５ｃの
駆動時限をリセットしてプロセスＰ０１に戻るようにし
ているが、途中階で乗り込む利用客が多いビルは、エレ
ベータドアの開閉ごとに負荷検出スイッチ４のＯＮ状態
を検出して、吸引ポンプ５ｃの駆動時限をその時の積載
荷重率に合わせて設定することも可能であるる。また、
一定時間経過ごとに負荷検出スイッチ４のＯＮ状態を検
出して、吸引ポンプ５ｃの駆動時限をその時の積載荷重
率に合わせて設定してもよい。同様に、吸引ポンプ５ｃ
の駆動時限も前述の１０秒〜３０秒に限らず、ビルの使
用状態や、周囲の特定臭の発生条件などに対応して最適
な駆動時限を選択することが望ましい。さらに、乗客負
荷検知手段を作動トランスにより構成して、乗りかご１
内の乗客負荷を連続的に検出して、よりきめ細かく吸引
ポンプ５ｃの駆動時限を設定するようにしてもよい。そ
して、芳香の濃度や送風機５ｄの送出風量を調整可能な
構成にしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明では、乗客負荷検知手段が検知し
た乗りかご内の乗客負荷に基づいて、制御手段が吸引ポ
ンプの動作時間を制御し、吸引ポンプが収納箱から吸引
した芳香が、送風機を介して乗りかご内に放出されるの
で、乗りかご内は常に最適の芳香雰囲気に設定され、エ
レベータの乗客に快適な利用感を与えることが可能にな
る。
た乗りかご内の乗客負荷に基づいて、制御手段が吸引ポ
ンプの動作時間を制御し、吸引ポンプが収納箱から吸引
した芳香が、送風機を介して乗りかご内に放出されるの
で、乗りかご内は常に最適の芳香雰囲気に設定され、エ
レベータの乗客に快適な利用感を与えることが可能にな
る。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す断面部分を含む
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
である。
１ 乗りかご ２ 下枠 ３ 側枠 ４ 負荷検出スイッチ ５ 芳香放出器 ５ａ 収納箱 ５ｂ 吸引管 ５ｃ 吸引ポンプ ５ｄ 送風機 ６ 芳香制御装置 ６ａ かご負荷検出装置 ６ｂ 駆動時限判定装置 ６ｃ 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐保田 典之 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 浜田 敬紀 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベータの乗りかごに設けられ、芳香
源を収納する収納箱から、吸引管を介して吸引ポンプに
より芳香を吸収し、前記乗りかごに設置された送風機に
前記芳香を供給し、前記送風機を介して前記乗りかご内
に芳香を放出するエレベータの芳香発生装置において、
前記乗りかご内の乗客負荷を検知する乗客負荷検知手段
と、この乗客負荷検知手段で検知された乗客負荷に基づ
いて、前記吸引ポンプの動作時間を制御する制御手段と
を有することを特徴とするエレベータの芳香発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4152167A JP2930804B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | エレベータの芳香発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4152167A JP2930804B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | エレベータの芳香発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338965A true JPH05338965A (ja) | 1993-12-21 |
| JP2930804B2 JP2930804B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15534499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4152167A Expired - Lifetime JP2930804B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | エレベータの芳香発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2930804B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014012589A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Hitachi Ltd | エレベータ |
| WO2014090652A1 (de) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | Inventio Ag | Ventilator einer aufzugsanlage |
| WO2014181008A1 (es) * | 2013-05-09 | 2014-11-13 | Jose Carlos Calderon Garcia | Dispositivo oculto e inteligente destinado para mejorar el ambiente o aire existente en el interior de las cabinas de ascensores, montacoches o montacargas, purificandolo, desodorizandolo e higienizandolo |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP4152167A patent/JP2930804B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014012589A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Hitachi Ltd | エレベータ |
| WO2014090652A1 (de) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | Inventio Ag | Ventilator einer aufzugsanlage |
| WO2014181008A1 (es) * | 2013-05-09 | 2014-11-13 | Jose Carlos Calderon Garcia | Dispositivo oculto e inteligente destinado para mejorar el ambiente o aire existente en el interior de las cabinas de ascensores, montacoches o montacargas, purificandolo, desodorizandolo e higienizandolo |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2930804B2 (ja) | 1999-08-09 |
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