JPH0533892U - 水のミネラル化用具 - Google Patents

水のミネラル化用具

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JPH0533892U
JPH0533892U JP7626991U JP7626991U JPH0533892U JP H0533892 U JPH0533892 U JP H0533892U JP 7626991 U JP7626991 U JP 7626991U JP 7626991 U JP7626991 U JP 7626991U JP H0533892 U JPH0533892 U JP H0533892U
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JP
Japan
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water
hollow container
mineralization
tool
container
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Application number
JP7626991U
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Inventor
正一郎 安藤
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正一郎 安藤
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 浴槽、水槽、デカンタ、ポット等の一定量の
溜め水や汲み水を格別な撹拌作業等を要せずミネラル化
するとともに、その商品のローコスト化及び需要者の趣
味感を満足させる。 [構成] 複数個の通水孔を設けた中空容器にフローテ
ィング手段を備えるとともに、内部にセラミック小塊物
を適当量収用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水のミネラル化用具、特に浴槽や観賞魚用水槽等の溜め水やデカン タ、ポット等の汲み置き水等水道管を通過し、一定量をまとめて使用する水のミ ネラル化用具に関する。
【0002】
【考案の背景】
一般的に、上水道から供給される水には殺菌を目的として塩素その他の薬品 、化学品が混入されており、独特の異臭や味のまずさ等の原因となっている。そ の塩素(カルキ)等を除去するため、近時では蛇口に濾過装置を付けることが行 なわれたり、また、コップ等の一杯分の水についてはハンディなスティックタイ プや不織布パック等のミネラル化用具が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した蛇口取り付け式では浄化不要の際にも常に使われ、 また装置としても比較的大がかりなものとなって経済的な負担が大きくなってし まう。また、ハンディなものはコップ一杯分、即ち、コップに水を注いでから使 用するもので、その度毎の作業の煩わしさがあり、浴槽や水槽あるいはデカンタ 、ポット等の一定量の水に対しミネラル化を行なうことは面倒でかつ困難なもの となっていた。
【0004】
【考案の目的】
そこで、本考案は上記した現状に着目してなされたもので、一定量の溜め水 、あるいは汲み水を効率よくミネラル化し、しかもその作業や商品は需要者の趣 味的感覚も十分に満足させ、かつ、ローコストで供給することができる水のミネ ラル化用具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために、本考案に係る水のミネラル化用具は複数個の通 水孔を穿設した中空容器を有し、その中空容器内にセラミック小塊物を収容する とともに、前記中空容器のフローティング手段を備えていることを特徴としてい る。
【0006】
【作用】
上記した構造としたことにより、この水のミネラル化用具を溜め水あるいは 汲み水に入れると、通水孔を通って水が内部のセラミック小塊物と接触し、マグ ネシウムやカルシウム等の成分を水中へ溶出することとなり、しかもフローティ ング手段によって用具は常に水上を漂っていることとなって回収も容易である。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の実施の一例を図面を参照して説明する。図1は本考案を実施 した水のミネラル化用具の断面図、図2は同じく斜視図である。
【0008】 これらの図にあって1は球形状をしたプラスチック製の中空容器である。こ の中空容器1は中央部分で螺合され密着されるようになっており、その表面には 複数個の通水孔2・2…が穿設されている。
【0009】 前記した中空容器1内には適当量のセラミック小塊物3、3…が収容されて おり、このセラミック小塊物3の大きさは通水孔2よりも大きめのサイズとされ ており、通水孔2より外部へこぼれてしまうことがないように図られている。
【0010】 また、セラミック小塊物3・3…にはマグネシウムやカルシウムの成分が含 有されているものであるが、他に加温、即ち湯に対しての使用で遠赤外線を放出 したりするものやコーラルサンド、滅菌用に銀粒を混入してもよく、それらのサ イズが通水孔2より小さくなる場合にはセラミック小塊物3・3…群を細かいメ ッシュのネットや不織布等の袋に入れたうえで中空容器1内へ収用してもよい。
【0011】 さらに、本実施例にあっては中空容器1内に球状をしたフロート4がセラミ ック小塊物3・3…と共に収用されている。そのため、この中空容器1を水A内 へ放り込んだ状態で水は通水孔2・2…から中空容器1内へ流入し、セラミック 小塊物3・3…と接触して、マグネシウムやカルシウム成分を溶出させていくこ ととなるが、いくら水が中空容器1内へ流入しても、フロート4によって中空容 器1自体は水A上に漂うこととなり、沈んでしまうことがないものとされている 。
【0012】 また、本実施例はフローティング手段として中空容器1内に球状のフロート 4を収用することとしたが、中空容器1の一部を二重構造とし、そこにエアを入 れたり、あるいは真空状態とした形状でもよく、さらに、中空容器1自体の形状 も単なる球形に限らず、種々の物体を模したものとすることもでき、表面に好み に応じた模様やキャッチフレーズ等を付して一層の付加価値をつけることもでき る。
【0013】 本実施例に係る水のミネラル化用具は上記のように構成されている。そのた め、例えば浴槽に本製品を浮かべることで格別な作業を要せず浴槽内の水(湯) をミネラル化でき、同時に、子供達にとっては浴槽内での玩具としても用いられ る。また、中空容器1が二分されるためにセラミック小塊物3・3…の交換も容 易となっている。
【0014】
【考案の効果】
上述したように、本考案に係る水のミネラル化用具によれば、浴槽、水槽、 デカンタ、ポット等の一定量の溜め水や汲み水を格別な手間を要せず自然にミネ ラル化することができ、かつ、需要者の趣味感も満足させることができる。さら に、その構成が簡易で大量生産に適し、ローコストで供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した水のミネラル化用具の断面図
である。
【図2】本考案を実施した水のミネラル化用具の斜視図
である。
【符号の説明】
1 中空容器 2 通水孔 3 セラミック小塊物 4 フロート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 水のミネラル化用具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の通水孔を穿設した中空容器を有
    し、その中空容器内にセラミック小塊物を収容するとと
    もに、前記中空容器のフローティング手段を備えている
    ことを特徴とする水のミネラル化用具。
  2. 【請求項2】 前記フローティング手段は中空容器内に
    入れられた球状フロートとしたことを特徴とする請求項
    1に記載の水のミネラル化用具。
JP7626991U 1991-08-28 1991-08-28 水のミネラル化用具 Pending JPH0533892U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04256490A (ja) * 1990-12-26 1992-09-11 Hiroyoshi Machii 浄水器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04256490A (ja) * 1990-12-26 1992-09-11 Hiroyoshi Machii 浄水器

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