JPH05338640A - 絞り加工された容器の基部輪郭形状およびその製造方法 - Google Patents

絞り加工された容器の基部輪郭形状およびその製造方法

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JPH05338640A
JPH05338640A JP31126891A JP31126891A JPH05338640A JP H05338640 A JPH05338640 A JP H05338640A JP 31126891 A JP31126891 A JP 31126891A JP 31126891 A JP31126891 A JP 31126891A JP H05338640 A JPH05338640 A JP H05338640A
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JP31126891A
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Andrew B Trageser
ビー.トラグサー アンドリュー
Gary L Myers
エル.マイヤーズ ゲイリー
Hans H Diekhoff
エィチ.ダイクホフ ハンス
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Aluminum Company of America
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/12Cans, casks, barrels, or drums
    • B65D1/14Cans, casks, barrels, or drums characterised by shape
    • B65D1/16Cans, casks, barrels, or drums characterised by shape of curved cross-section, e.g. cylindrical
    • B65D1/165Cylindrical cans
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S220/00Receptacles
    • Y10S220/906Beverage can, i.e. beer, soda

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内圧を有する液体の包装容器であって、減少
された出発金属の厚さで、座屈圧力および軸線方向荷重
に耐えるための容器の改良された基部の輪郭形状および
これを形成または再形成する方法を提供する。 【構成】 大体円筒形の側壁(12)を有する容器(1
0)の底部ドーム(18)が3つの次第に増加する曲率
半径、すなわち第1の曲率半径(rc−1)、第2の曲
率半径(rc−2)および第3の曲率半径(rc−3
を有し、これによって容器(10)の内方に向いて湾曲
している底部ドーム(18)が容器(10)の内容物の
内圧によって反転されるのに対する抵抗力を増大した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絞り加工された容器に関
し、さらに詳しくは、絞り加工された容器の基部に対す
る改良された輪郭形状およびこのような基部を形成また
は改良附形、すなわち再形成(reform)する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】薄肉の容器の本体を作るために、板金の
ブランクを絞り加工およびしごき加工する方法は公知で
ある。このような容器本体は、通常罐の端部にて二重継
ぎ合せ(double seam)をされて通常炭酸飲
料を保持する2部片の剛性容器を形成するようになされ
ている。
【0003】過去20年またはそれ以上の間金属製造業
者、罐製造業者および罐端部製造業者および炭酸飲料包
装業者は包装体、特に2部片のアルミニウム罐の重量を
軽減させることに絶えざる努力を行って来た。このよう
な重量軽減の努力は一般に3つの異なる分野に焦点合せ
されていた。すなわち(1)強度の大なる金属合金組成
の利用、(2)強度を改善するための金属加工、(3)
罐、特に罐端部および罐底部の強度を増すための構造ま
たは形状の改良に焦点合せされていた。
【0004】作られた包装体が破裂を生じないで約6.
3kg/cm(90 psi)を超過する罐の内圧に
耐え得るとして、容器本体が絞り加工される金属の出発
時の厚さが減少され得ることが見出されている。また、
得られた包装体は軸線方向の荷重、通常113.5kg
(250lb)またはそれ以上の程度の軸線方向の荷重
を受けた時、または落下衝撃試験を受けた時に圧潰して
はならないのである。
【0005】絞り加工された容器本体の基部の形状、構
造または輪郭形状は、座屈圧力抵抗、軸線方向荷重能力
および落下衝撃抵抗を包含する包装体の強度に影響を与
えるのである。従って、絞り加工された本体の一体的な
底壁の改良された輪郭形状およびこのような基部を形成
または再形成する改良された方法を開発するために著し
い努力が払われて来たのである。例えば、米国特許第
4,685,322号は絞り加工された碗状体の端壁に
環状ビードを形成して再絞りされる時の端壁の皺寄りを
阻止する方法を示している。また、米国特許第3,76
0,751号は底部の端壁の再形成作業を開示している
が、これにおいては上方にドーム状に湾曲した中央部分
が垂直壁および外方にテーパーした肩部によって罐の側
壁に連結されるようになっている。
【0006】絞り加工されしごき加工された罐本体の底
壁構造に指向される他の例示的な特許は米国特許第3,
905,507号、第3,942,673号、第4,1
47,271号、第4,151,927号、第4,22
2,494号、第4,515,284号、第4,64
6,930号、第4,685,582号および第4,7
68,672号を含んでいる。
【0007】絞り加工された容器本体の基部の輪郭形状
に関する技術分野における従来の種々の教示にも拘わら
ず、なお重量軽減を可能になすためのさらに進んだ改良
のための開発が続けられる必要性および要望があるので
ある。特に、素材すなわち出発金属の厚さがさらに減少
され得るようになす座屈圧力および軸線方向の荷重に耐
える包装体を形成するために基部輪郭形状の形成または
基部輪郭形状の再形成によって得られる改良された基部
の輪郭形状を開発する必要性があるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、罐本体が絞
り加工される金属の出発材料の厚さをさらに減少させる
のを可能にするのに充分な罐の強度を与える基部の輪郭
形状を提供することを企図している。
【0009】本発明の1つの目的は、望ましくは基部の
鼻部が再形成されて、その曲率半径が縮小されることに
よって改良された軸線方向の荷重能力および増大された
座屈圧能力を発揮できる絞り加工された容器の改良され
た基部輪郭形状を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、低温殺菌の罐に生じ
るような絞り加工された容器の基部の永久的な生長(p
ermanent growth)を減少させることで
ある。
【0011】本発明による基部の輪郭形状は、特に従来
技術の再形成された基部の輪郭形状よりもさらに優れた
改良された強度特性を発揮できる再形成された基部輪郭
形状を提供するように再形成されることを企図している
のである。
【0012】本発明の他の目的は、強度が大きいだけで
なく、また通常の殻体端部によるような積重ね能力を保
持できる基部輪郭形状を提供することである。
【0013】
【課題を解決する為の手段】上述の目的を達成するため
に、本発明は頂端閉鎖部によって二重継ぎ合せをされる
開放首部を形成するように一体的な基部から上方に伸長
する実質的に円筒形の側壁を有する絞り加工された容器
が提供されるのである。
【0014】本発明の上述およびその他の目的および利
点は以下の説明および添付図を参照してさらに完全に理
解され、認められることができる。
【0015】
【実施例】本発明は、望ましくは、比較的大なる内圧に
耐える絞り加工されたビールおよび炭酸飲料の容器に指
向されるのであるが、また食物用の罐およびその他の種
々の直径および高さの大体円筒形の形状を有する剛性的
な包装体にも応用できる。こゝで「絞り加工された」な
る用語は「絞り加工された」および「絞り加工され、し
ぼり加工された」という意味を含むように企図されてい
る。
【0016】こゝで、用語「上方」、「内方」、「外
方」、「下方」および同様の用語が使用される場合、そ
の意味は、特に別の意味になるように説明されない限
り、直立状態で基部から上方に立上っている金属罐を示
すために使用されている。
【0017】本発明の望ましい容器は、アルミニウム容
器であるが、鋼およびその他の材料も本発明に包含され
るものである。用語「アルミニウム」は、金属が多種類
の重合体ポリマーおよびアルミニウムの積層体を含んで
いるが、これに制限されない、被覆され、または被覆さ
れないアルミニウムおよびアルミニウム合金を包含する
ように企図されている。このような被覆は容器の形成
前、形成の間または形成後の容器の内側または外側に付
与される保護的および装飾的な被覆を包含するものであ
る。
【0018】特に図を参照し、図1は通常の絞り加工さ
れた容器10を示している。この容器10は一体的な基
部14から上方に伸長する全体的に円筒形の側壁12を
有する。この側壁は上方に伸長して開放首部16を形成
している。当業者には理解されるように、この開放首部
16は全体的に円形の頂端閉鎖部によって二重継ぎ合せ
をされるが、その1つの例が米国特許第4,578,0
07号に示され、説明されていて、その内容はこゝに参
考として組込まれている。
【0019】図1に示された容器10はさらに底部ドー
ム18を含んでいる。この底部ドーム18は底部内で容
器の内方に上方に向って伸長している。実質的に垂直
な、すなわち垂直から±4°以内の角度をなす内壁20
は容器10の鼻部22の内側部分を形成している。この
鼻部22は通常容器から外方に下方に向って伸長し、外
面24が容器10の基部の平面26を規定している。容
器10は基部の平面26を規定する面24上に着座して
いる。
【0020】鼻部22は内壁20および外壁28の間に
形成される半径状の(radiused)部分22を有
するこの半径を付された部分22は時によっては鼻部の
外側の1つの曲率半径および鼻部の内側の第2の僅かに
異なる曲率半径を有するようになされるのである。外壁
28は容器10の側壁12の基部30から凸形の下部本
体半径部32を経て凹形の輪郭形状の半径部34まで伸
長している。これらの凸形の肩部本体半径部32および
凹形の輪郭形状の半径部34の間に截頭円錐形部分36
があるのである。
【0021】図1に示されるような絞り加工された容器
10を形成するのに使用される典型的な材料はH19焼
戻しのアルミニウム合金3004である。このような材
料の出発時の厚さは通常0.295mm(0.0116
in)程度で、この工業界の分野全体を通じてこの厚
さを減少することに努力が払われているのである。しか
し、この厚さの減少だけでは罐の強度を弱くする可能性
があり、通常軸線方向の荷重能力、落下衝撃試験能力お
よび座屈の性能を減少させる。このような劣化される強
度特性を生じさせないで、重量の軽減を可能になすため
に、容器の基部の輪郭形状の構造が修正され得ることが
見出されたのである。
【0022】従来技術において、容器の基部の構造の改
善を行うために種々の企図がなされている。本発明は、
独特の改良された基部の輪郭形状およびこのような輪郭
形状を得る方法を提供するものである。特に、本発明
は、底部ドーム18の改善された構造を提供するのであ
る。図2に最もよく示されているように、底部ドーム1
8はこれの中心の方向に向って3つの次第に増加する曲
率半径を有する。第1の曲率半径rc−1は内壁20の
上方でドーム18の部分38に沿って設けられていて、
約1.143から約1.778mm(.045から.0
70 in)までの範囲内にあるのが望ましい。第2の
曲率半径rc−2はドームの第2の部分40に沿って設
けられて、約12.7から約17.78mm(.500
から.700 in)までの範囲内にあるのが望まし
い。第3の曲率半径rc−3はドームの第3の中央部分
42に沿って設けられて、約45.72から60.96
mm(1.800から2.400 in)までの範囲内
にあるのが望ましい。現在の340.2g(12オン
ス)のビールまたは飲料の容器に対して典型的な約5
2.83mm(2.080 in)よりも小さい基部の
直径dを有する絞り加工された容器に対する前述の次第
に増加する第1、第2および第3の曲率半径の部分に対
する望ましい寸法はそれぞれ1.27mm(.050
in)、15.24mm(.600 in)および5
3.34mm(2.100 in)である。当業者に
は、基部の直径dが変化する場合には、これらの次第に
増加する曲率半径の望ましい値もまた、増加または減少
する場合でも比例的に変化することが理解される所であ
る。
【0023】時には3つの混合された子午線的半径(t
hree blended meridional r
adii)と称される上述の3つの次第に増加する曲率
半径を設けることによって、底部ドーム18は落下衝撃
に対して内圧による望ましくないドームの反転作用に抵
抗できるように強化されるのである。また、このような
3つの次第に増加する曲率半径はドームの深さ、すなわ
ちドームの中心が容器の内部に侵入する量を最少限にな
すのである。望ましい実施例においては、このドームの
深さは10.03mm(0.395 in)で、その望
ましい広い特徴において、ドームの深さは10.41m
m(.410 in)以内に保持されるのである。
【0024】本発明はまた特に底部の輪郭形状の外壁2
8の構造に指向される。この外壁28は円筒形の側壁1
2の下部30から凸形の下部本体部分32を経て伸長し
ている。この凸形の部分は半径を付され、すなわち3.
81mm(.150 in)程度の曲率半径になされる
のが望ましい。この凸形の下部本体部分32は截頭円錐
形部分36に一体的に連結されている。截頭円錐形部分
36の断面は、以下において時々下部本体角度θと称さ
れるような容器10の基部の平面26に対して少なくと
も30゜の角度θをなすように配置される。望ましい実
施例においては、この下部本体角度は30゜から60゜
まで、さらに望ましくは35゜から45゜までになされ
るが、40゜の下部本体角度が特に望ましいことが見出
されている。
【0025】截頭円錐形部分36は凸形の下部本体半径
部32および凹形の輪郭形状の半径部34の間に位置す
る。輪郭形状の半径部34は鼻部22の上方に配置され
ていて、望ましい実施例においては、約2.845mm
(.112 in)の曲率半径になされている。本発明
の重要な特徴は、30゜よりも大きい下部本体角度にて
下部本体半径部32および輪郭形状の半径部34の間に
截頭円錐形部分36を設けたことである。このような構
造は軸線方向の荷重強度および軸線方向の衝撃抵抗が向
上されるのを保証する。
【0026】望ましい実施例においては、上述され、図
2に示されたような基部輪郭形状部が再形成されるので
ある。この再形成作業は基部14の鼻部22の曲率半径
を縮小させて図3に示されるような再形成構造または輪
郭形状を形成するのである。
【0027】このような基部輪郭形状部の再形成作業は
通常容器の首部16をチャック内に配置することを含ん
でいる。図5に示されるように、工具50が基部14の
内壁20に接触させられる。この内側工具50は実質的
に垂直な外壁52を有し、この外壁が内壁20に組合っ
て、これにより再形成の間に実質的に垂直な配置および
内壁20の直径を保持するのである。首部の頂部から鼻
部22の底部までの測定された容器の高さが出発材料金
属の厚さの約1倍程度のように再形成の間に僅かに変化
され得ることが認められるのである。
【0028】工具50によって上述のように内壁20を
保持し、工具50およびこれに取付けられている容器を
回転している間に、基部14の外壁28はロール成形工
具54を外壁28の外面に接触させるようにして再附形
されるのである。これとは異なり、静止している容器の
廻りをロール形成形具54が回転されるようになすこと
ができ、または次第に狭窄させるダイ(progres
sive necking die)が鼻部22の曲率
半径を縮小させるために使用されることができる。望ま
しい実施例においては、ロール成形工具が鼻部22の外
側に当接されて曲率半径を縮小させるようになしている
間に、ロール成形工具54の丸められた角隅部56が凹
形の輪郭形状の曲率半径部34を縮小するようになすの
である。この作業は容器10を回転させ、またはロール
成形工具54を鼻部22の円周の廻りに5回のような多
回数だけ動かして、次第に基部の輪郭形状を再附形する
ようになし得るのである。
【0029】本発明の方法によれば下部本体角度θが再
形成作業の後でも少なくとも30゜に保たれることが重
要である。当業者には、凸形の下部本体半径部32およ
び凹形の輪郭形状の半径部34の間の基部の部分が再形
成作業の結果として真の截頭円錐形構造から外れ得るこ
とが理解されるところである。それでもなお、下部本体
角度θは、下部本体半径部32および輪郭形状の半径部
34の間の一連の点をプロットして下部本体角度θを計
算するコンピューター補助設計プログラムによるように
して計算されることができるのである。
【0030】通常の本体製造装置は成形装置によって容
器10の鼻部22の曲率半径を縮小することができない
から、上述の再形成作業が適当であることが見出されて
いる。本発明による次第に増加する曲率半径は本体製造
装置のドーム加工ステーション(dome stati
on)に設けられることができ、また30゜またはそれ
以上の下部本体角度における最初の截頭円錐形部分36
が本体製造装置に設けられることができるが、補助再形
成作業が必要になるのである。通常この補助再形成作業
は、時にはスタンド半径(stand radius)
と称される鼻部22の曲率半径を本体製造装置にて得ら
れる曲率半径以下に減少させるのである。0゜のような
小さいスタンド半径が図4に示されているような再形成
作業によって得られるのである。
【0031】最初の截頭円錐形部分36は再形成作業の
後で少なくとも30゜の下部本体角度を保つように保持
される。再形成の際に下部本体角度θが減少する傾向が
ある。本発明によれば、下部本体角度θは再形成の後で
も30゜またはそれ以上に保持されなければならない。
再形成され、または再形成されなくても、この截頭円錐
形部分36の構造は罐の底部を特に軸線方向に強化する
のである。望ましい実施例においては、下部本体角度が
40゜になされるが、この角度は従来技術の若干の容器
の基部輪郭形状に見られる13−20゜の下部本体角度
よりも遥かに険しいものである。
【0032】図2に示されている輪郭形状から図3に示
されている輪郭形状になるように本発明の容器の基部1
4を再形成する際に、基部直径dが減少し得ることが認
められている。この減少は鼻部22の曲率半径の縮小の
直接の結果である。望ましい再形成作業においては、鼻
部22は縮小されるが、それでも鼻部22を形成する外
壁28は206(60.325mm(2+6/16 i
n))直径の殻体端部(end shell)を有する
罐に合致し、これらの罐上に積重ねられるのである。再
形成の量は使用される殻体端部、すなわち蓋に積重ねら
れ、またこれらのものに合致するのを保証するように選
択的に制御されることができる。例えば63゜の積重ね
角度を有する204(57.15mm(2+4/16i
n))の直径の基部が再形成されて206(60.32
5mm(2+6/16in))直径の蓋に積重ねられる
ことができるのである。一般に、本発明の絞り加工され
た容器の基部の直径は、特に通常の340.2g(12
オンス)の包装体に関係する場合、約52.83mm
(2.080 in)よりも小さくなされるのである。
【0033】再度図を参照し、図6は望まれた再形成作
業後の本発明の容器の基部の断面の金属合金のマイクロ
組織を示す図である。この図は製造された、鼻部22が
0.38mm(.015 in)の縮小された曲率半径
まで再形成された厚さ部分内の均一性を示している。
【0034】本発明の基部の輪郭形状を試験して評価す
るために、一連のアルミニウム容器、すなわちH19焼
戻しの3004アルミニウム合金の容器が3つの厚さ、
すなわち厚さ0.295mm(.0116 in)、
0.284mm(.0112in)および0.269m
m(.0106 in)に作られた。事後ベーキングさ
れた状態(post bake condition)
の典型的な3004−H19材料であるこのような材料
の引張りおよび降伏強度は次の通りである。
【0035】
【表1】
【0036】本体製造装置において得られた底部輪郭形
状は図2に示されたものであった。特に、底部ドーム内
の3つの次第に増加する曲率半径はrc−1に対して
1.27mm(.050 in)、rc−2に対して1
5.24mm(.600 in)、またrc−3に対し
て53.34mm(2.100 in)であった。鼻部
22の曲率半径はこれの内側で1.016mm(.04
0 in)で、外側で1,27mm(.050 inで
あった。截頭円錐形部分36は3.81mm(.150
in)の凸形の下部本体半径および2.845m
m(.112 in)の凹形の輪郭形状部半径の罐に設
けられた。下部本体角度は40゜であった。
【0037】上述のように予め形成された基部が280
0罐/分の定格速度能力を有するCMBエンジニアリン
グによって販売されているモデル210ベースプロフィ
ルリフォーマー(Model 210 Base Pr
ofile Reformer)にて再形成された。こ
のリフォーマーはスタンド半径を約0.381mm(.
015 in)に縮小させた。再形成の後で、底部ドー
ムにおける3つの次第に増加する曲率半径が保持された
のと同様に、30゜の下部本体角度θが保持された。
【0038】以下の性能特性値が再形成作業の直後に測
定された。 1.ドームの反転圧力、 2.線対称の圧潰荷重、すなわち底部破壊だけを生じさ
せる荷重、 3.罐の生長、すなわち圧力の増減による罐の鼻部の歪
み、 10個のサンプルに対する結果はそれぞれ次の通りであ
った。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】観察された最大の罐の生長は6.3kg/
cm(90 psi)にて0.559mm(.022
in)であったが、これは全く許容可能のものであっ
た。
【0042】上述を要約すると、これらの結果は増大さ
れた罐の強度を示している。ドームの反転圧力値は総て
6.3kg/cm(90 psi)の望ましい最大値
を超過していて、線対称の圧潰荷重値も113.5kg
(lb)の最少値を超過し、最大の罐の生長は6.3k
g/cm(90 psi)にて0.559mm(.0
22 in)であった。さらに、これらの結果における
変化状態は低かったのである。これらの有利な結果は、
底部の輪郭形状の構造、特に底部ドームに対する3つの
増加する曲率半径および凸形の下部本体半径および凹形
の輪郭形状ぶ半径の罐の30゜を超過する下部本体角度
θに対して貢献するものと信じられる。またこれらの有
利な結果は0.244mm(.0096 in)程度の
出発材料厚さによって得られるものと信じられる。
【0043】本発明の望ましい実施例および最良の実施
態様が上述にて説明されたが、本発明の精神の範囲内で
本発明の詳細事項の種々の修正が考えられることが認め
られるところである。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているか
ら、内圧を有する液体を包装するための、減少された出
発金属材料の厚さで、しかも座屈圧力および軸線方向荷
重に耐えるための容器の改良された基部の輪郭形状およ
びこれを形成または再形成するための優れた方法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絞り加工された容器の断面図。
【図2】望まれる再形成作業の前の本発明の容器の基部
の断面図。
【図3】望まれた再形成作業の後の本発明の容器の基部
の断面図。
【図4】本発明の容器の基部の変形形態の構造の断面
図。
【図5】本発明の容器の基部の輪郭形状を再形成するの
に使用され得る例示的な工具の断面図。
【図6】望まれた再形成作業の後の本発明の容器の基部
の金属合金のマイクロ組織を示す図。
【符号の説明】
10 容器 12 円筒形の側壁 14 容器の基部 16 開放首部 18 底部ドーム 20 内壁 22 鼻部 24 外面 26 基部14の平面 28 外壁 30 側壁12の基部 32 凸形の下部本体半径部 34 凹形の輪郭形状の半径部 36 截頭円錐形部分 50 工具 52 工具50の外壁 54 ロール成形工具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 絞り加工された容器の基部輪郭形状お
よびその製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絞り加工された容器に関
し、さらに詳しくは、絞り加工された容器の基部に対す
る改良された輪郭形状およびこのような基部を形成また
は改良附形、即ち再形成(reform)する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】薄肉の容器の本体を作るために、板金の
ブランクを絞り加工およびしごき加工する方法は公知で
ある。このような容器本体は、通常罐の端部にて二重継
ぎ合せ(double seam)されて通常炭酸飲料
を保持する2部片の剛性容器を形成するようになされて
いる。
【0003】過去20年またはそれ以上の間金属製造業
者、罐製造業者および罐端部製造業者および炭酸飲料包
装業者は包装体、特に2部片のアルミニウム罐の重量を
軽減させることに絶えざる努力を行って来た。このよう
な重量軽減の努力は一般に3つの異なる分野に焦点合せ
されていた。すなわち(1)強度の大なる金属合金組成
の利用、(2)強度を改善するための金属加工、(3)
罐、特に罐端部および罐底部の強度を増すための構造ま
たは形状の改良に焦点合せされていた。
【0004】作られた包装体が破裂を生じない約6.3
kg/cm(90psi)を超過する罐の内圧に耐え
得るとして、容器本体が絞り加工される金属の出発時の
厚さが減少され得ることが見出されている。また、得ら
れた包装体は軸線方向の荷重、通常113.5kg(2
50lb)またはそれ以上の程度の軸線方向の荷重を受
けた時、または落下衝撃試験を受けた時に圧潰してはな
らないのである。
【0005】絞り加工された容器本体の基部の形状、構
造または輪郭形状は、座屈圧力抵抗、軸線方向荷重能力
および落下衝撃抵抗を包含する包装体の強度に影響を与
えるのである。従って、絞り加工された本体の一体的な
底壁の改良された輪郭形状およびこのような基部を形成
または再形成する改良された方法を開発するために著し
い努力が払われて来たのである。例えば、米国特許第
4,685,322号は絞り加工された碗状体の端壁に
環状ビードを形成して再絞りされる時の端壁の皺寄りを
阻止する方法を示している。また、米国特許第3,76
0,751号は底部の端壁の再形成作業を開示ている
が、これにおいては上方にドーム状に湾曲した中央部分
が垂直壁および外方にテーパーした肩部によって罐の側
壁に連結されるようになっている。
【0006】絞り加工されしごき加工された罐本体の底
壁構造に指向される他の例示的な特許は米国特許第3,
905,507号、第3,942,673号、第4,1
47,271号、第4,151,927号、第4,22
2,494号、第4,515,284号、第4,64
6,930号、第4,685,582号および第4,7
68,672号を含んでいる。
【0007】絞り加工された容器本体の基部の輪郭形状
に関する技術分野における従来の種々の教示にも拘わら
ず、なお重量軽減を可能になすためのさらに進んだ改良
のための開発が続けられる必要性および要望があるので
ある。特に、素材すなわち出発金属の厚さがさらに減少
され得るようになす座屈圧力および軸線方向の荷重に耐
える包装体を形成するために基部輪郭形状の形成または
基部輪郭形状の再形成によって得られる改良された基部
の輪郭形状を開発する必要性があるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、罐本体が絞
り加工される金属の出発材料の厚さをさらに減少させる
のを可能にするのに充分な罐の強度を与える基部の輪郭
形状を提供することを企図している。
【0009】本発明の1つの目的は、望ましくは基部の
鼻部が再形成されて、その曲率半径が縮小されることに
よって改良された軸線方向の荷重能力および増大された
座屈圧能力を発揮できる絞り加工された容器の改良され
た基部輪郭形状を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、低温殺菌の罐に生じ
るような絞り加工された容器の基部の永久的な生長(P
ermanent growth)を減少させることで
ある。
【0011】本発明による基部の輪郭形状は、特に従来
技術の再形成された基部の輪郭形状よりもさらに優れた
改良された強度特性を発揮できる再形成された基部輪郭
形状を提供するように再形成されることを企図している
のである。
【0012】本発明の他の目的は、強度が大きいだけで
なく、また通常の殻体端部によるような積重ね能力を保
持できる基部輪郭形状を提供することである。
【0013】
【課題を解決する為の手段】上述の目的を達成するため
に、本発明は頂端閉鎖部によって二重継ぎ合せをされる
開放首部を形成するように一体的な基部から上方に伸長
する実質的に円筒形の側壁を有する絞り加工された容器
が提供されるのである。
【0014】本発明の上述およびその他の目的および利
点は以下の説明および添付図を参照してさらに完全に理
解され、認められることができる。
【0015】
【実施例】本発明は、望ましくは、比較的大なる内圧に
耐える絞り加工されたビールおよび炭酸飲料の容器に指
向されるのであるが、また食物用の罐およびその他の種
々の直径および高さの大体円筒形の形状を有する剛性的
な包装体にも応用できる。ここで「絞り加工された」な
る用語は「絞り加工された」および「絞り加工され、し
ぼり加工された」という意味を含むように企図されてい
る。
【0016】ここで、用語「上方」、「内方」、「外
方」、「下方」および同様の用語が使用される場合、そ
の意味は、特に別の意味になるように説明されない限
り、直立状態で基部から上方に立上がっている金属罐を
示すために使用されている。
【0017】本発明の望ましい容器は、アルミニウム容
器であるが、鋼およびその他の材料も本発明に包含され
るものである。用語「アルミニウム」は、金属が多種類
の重合体(ポリマー)およびアルミニウムの積層体を含
んでいるが、これに制限されない、被覆され、または被
覆されないアルミニウムおよびアルミニウム合金を包含
するように企図されている。このような被覆は容器の形
成前、形成の間または形成後の容器の内側または外側に
付与される保護的および装飾的な被覆を包含するもので
ある。
【0018】特に図を参照し、図1は通常の絞り加工さ
れた容器10を示している。この容器10は一体的な基
部14から上方に伸長する全体的に円筒形の側壁12を
有する。この側壁は上方に伸長して開放首部16を形成
している。当業者には理解されるように、この開放首部
16は全体的に円形の頂端閉鎖部によって二重継ぎ合せ
をされるが、その1つの例が米国特許第4,578,0
07号に示され、説明されていて、その内容はここに参
考として組込まれている。
【0019】図1に示された容器10はさらに底部ドー
ム18を含んでいる。この底部ドーム18は底部内で容
器の内方に上方に向って伸長している。実質的に垂直
な、すなわち垂直から±4°以内の角度をなす内壁20
は容器10の鼻部22の内側部分を形成している。この
鼻部22は通常容器から外方に下方に向って伸長し、外
面24が容器10の基部の平面26を規定している。容
器10は基部の平面26を規定する面24上に着座して
いる。
【0020】鼻部22は内壁20および外壁28の間に
形成される半径状の(radiused)部分22を有
するこの半径を付された部分22は時によっては鼻部の
外側の1つの曲率半径および鼻部の内側の第2の僅かに
異なる曲率半径を有するようになされるのである。外壁
18は容器10の側壁12の基部30から凸形の下部本
体半径部32を経て凹形の輪郭形状の半径部34まで伸
長している。これらの凸形の肩部本体半径部32および
凹形の輪郭形状の半径部34の間に截頭円錐形部分36
があるのである。
【0021】図1に示されるような絞り加工された容器
10を形成するのに使用される典型的な材料はH19焼
戻しのアルミニウム合金3004である。このような材
料の出発時の厚さは通常0.295mm(0.0116
in)程度で、この工業界の分野全体を通じてこの厚さ
を減少することに努力が払われているのである。しか
し、この厚さの減少だけでは罐の強度を弱くする可能性
があり、通常軸線方向の荷重能力、落下衝撃試験能力お
よび座屈の性能を減少させる。このような劣化される強
度特性を生じさせないで、重量の軽減を可能になすため
に、容器の基部の輪郭形状の構造が修正され得ることが
見出されたのである。
【0022】従来技術において、容器の基部の構造の改
善を行うために種々の企図がなされている。本発明は、
独特の改良された基部の輪郭形状およびこのような輪郭
形状を得る方法を提供するものである。特に、本発明
は、底部ドーム18の改善された構造を提供するのであ
る。図2に最もよく示されているように、底部ドーム1
8はこれの中心の方向に向って3つの次第に増加する曲
率半径を有する。第1の曲率半径rc−1は内壁20の
上方でドーム18の部分38に沿って設けられていて、
約1.143から約1.778mm(.045から.0
70in)までの範囲内にあるのが望ましい。第2曲率
半径rc−2はドームの第2の部分40に沿って設けら
れて、約12.7から約17.78mm(.500か
ら.700in)までの範囲内にあるのが望ましい。第
3の曲率半径rc−3はドームの第3の中央部分42に
沿って設けられて、約45.72から60.96mm
(1.800から2.400in)までの範囲内にある
のが望ましい。現在の340.2g(12オンス)のビ
ールまたは飲料の容器に対して典型的な約52.83m
m(2.080in)よりも小さい基部の直径dを有す
る絞り加工された容器に対する前述の次第に増加する第
1、第2および第3の曲率半径の部分に対する望ましい
寸法はそれぞれ1.27mm(.050in)、15.
24mm(.600in)および53.34mm(2.
100in)である。当業者には、基部の直径dが変化
する場合には、これらの次第に増加する曲率半径の望ま
しい値もまた、増加または減少する場合でも比例的に変
化することが理解される所である。
【0023】時には3つの混合された子午線的半径(t
hree blended meridional r
adii)と称される上述の3つの次第に増加する曲率
半径を設けることによって、底部ドーム18は落下衝撃
に対して内圧による望ましくないドームの反転作用に抵
抗できるように強化されるのである。また、このような
3つの次第に増加する曲率半径はドームの深さ、すなわ
ちドームの中心が容器の内部に侵入する量を最少限にな
すのである。望ましい実施例においては、このドームの
深さは10.03mm(0.395in)で、その望ま
しい広い特徴において、ドームの深さは10.41mm
(.410in)以内に保持されるのである。
【0024】本発明はまた特に底部の輪郭形状の外壁2
8の構造に指向される。この外壁28は円筒形の側壁1
2の下部30から凸形の下部本体部分32を経て伸長し
ている。この凸形の部分は半径を付され、すなわち3.
81mm(.150in)程度の曲率半径になされるの
が望ましい。この凸形の下部本体部分32は截頭円錐形
部分36に一体的に連結されている。截頭円錐形部分3
6の断面は、以下において時々下部本体角度θと称され
るような容器10の基部の平面26に対して少なくとも
30°の角度θをなすように配置される。望ましい実施
例においては、この下部本体角度は30°から60°ま
で、さらに望ましくは35°から45°までになされる
が、40°の下部本体角度が特に望ましいことが見出さ
れている。
【0025】截頭円錐形部分36は凸形の下部本体半径
部32および凹形の輪郭形状の半径部34の間に位置す
る。輪郭形状の半径部34は鼻部22の上方に配置され
ていて、望ましい実施例においては、約2.845mm
(.112in)の曲率半径になされている。本発明の
重要な特徴は、30°よりも大きい下部本体角度にて下
部本体半径部32および輪郭形状の半径部34の間に截
頭円維形部分36を設けたことである。このような構造
は軸線方向の荷重強度および軸線方向の衝撃抵抗が向上
されのを保証する。
【0026】望ましい実施例においては、上述され、図
2に示されたような基部輪郭形状部が再形成されるので
ある。この再形成作業は基部14の鼻部22の曲率半径
を縮小させて図3に示されるような再形成構造または輪
郭形状を形成するのである。
【0027】このような基部輪郭形状部の再形成作業は
通常容器の首部16をチャック内に配置することを含ん
である。図5に示されるように、工具50が基部14の
内壁20に接触させられる。この内側工具50は実質的
に垂直な外壁52を有し、この外壁が内壁20に組合っ
て、これにより再形成の間に実質的に垂直な配置および
内壁20の直径を保持するのである。首部の頂部から鼻
部22の底部までの測定された容器の高さが出発材料金
属の厚さの約1倍程度のように再形成の間に僅かに変化
され得ることが認められるのである。
【0028】工具50によって上述のように内壁20を
保持し、工具50およびこれに取り付けられている容器
を回転している間に、基部14の外壁28はロール成形
工具54を外壁28の外面に接触させるようにして再附
形されるのである。これとは異なり、静止している容器
の廻りをロール成形工具54が回転されるようになすこ
とができ、または次第に狭窄させるダイ(progre
ssive necking die)が鼻部22の曲
率半径を縮小させるために使用されることができる。望
ましい実施例においては、ロール成形工具が鼻部22の
外側に当接されて曲率半径を縮小させるようになしてい
る間に、ロール成形工具54の丸められた角隅部56が
凹形の輪郭形状の曲率半径部34を縮小するようになす
のである。この作業は容器10を回転させ、またはロー
ル成形工具54を鼻部22の円周の廻りに5回のような
多回数だけ動かして、次第に基部の輪郭形状を再附形す
るようになし得るのである。
【0029】本発明の方法によれば下部本体角度θが再
形成作業の後でも少なくとも30°に保たれることが重
要である。当業者には、凸形の下部本体半径部32およ
び凹形の輪郭形状の半径部34の間の基部の部分が再形
成作業の結果として真の截頭円錐形構造から外れ得るこ
とが理解されるところである。それでもなお、下部本体
角度θは、下部本体半径部32および輪郭形状の半径部
34の間の一連の点をプロットして下部本体角度θを計
算するコンピュータ補助設計プログラムによるようにし
て計算されることができるのである。
【0030】通常の本体製造装置は成形装置によって容
器10の鼻部22の曲率半径を縮小することができない
から、上述の再形成作業が適当であるこが見出されてい
る。本発明による次第に増加する曲率半径は本体製造装
置のドーム加工ステーション(dome statio
n)に設けられることができ、また30。またはそれ以
上の下部本体角度における最初の截頭円錐形部分36が
本体製造装置に設けられることができるが、補助再形成
作業が必要になるのである。通常この補助再形成作業
は、時にはスタンド半径(stand radius)
と称される鼻部22の曲率半径を本体製造装置にて得ら
れる曲率半径以下に減少させるのである。0°のような
小さいスタンド半径が図4に示されているような再形成
作業によって得られるのである。
【0031】最初の截頭円錐形部分36は再形成作業の
後で少なくとも30°の下部本体角度を保つように保持
される。再形成の際に下部本体角度θが減少する傾向が
ある。本発明によれば、下部本体角度θは再形成の後で
も30°またはそれ以上に保持されなければならない。
再形成され、または再形成されなくても、この截頭円錐
形部分36の構造は罐の底部を特に軸線方向に強化する
のである。望ましい実施例においては、下部本体角度が
40°になされるが、この角度は従来技術の若干の容器
の基部輪郭形状に見られる13−20°の下部本体角度
よりも遙に険わいものである。
【0032】図2に示されている輪郭形状から図3に示
されている輪郭形状になるように本発明の容器の基部1
4を再形成する際に、基部直径dが減少し得ることが認
められている。この減少は鼻部22の曲率半径の縮小の
直接の結果である。望ましい再形成作業においては、鼻
部22は縮小されるが、それでも鼻部22を形成する外
壁28は206(60.325mm(2+6/16i
n))直径の殻体端部(end shell)を有する
罐に合致し、これらの罐上に積重ねられるのである。再
形成の量は使用される殻体端部、すなわち蓋に積重ねら
れ、またこれらのものに合致するのを保証するように選
択的に制御されることができる。例えば63°の積重ね
角度を有する204(57.15mm(2+4/16i
n))の直径の基部が再形成されて206(60.32
5mm(2+6/16in))直径の蓋に積重ねられる
ことができるのである。一般に、本発明の絞り加工され
た容器の基部の直径は、特に通常の340.2g(12
オンス)の包装体に関係する場合、約52.83mm
(2.080in)よりも小さくなされるのである。
【0033】再度図を参照し、図6は望まれた再形成作
業後の本発明の容器の基部の断面の金属合金のマイクロ
組織を示す図である。この図は製造された、鼻部22が
0.38mm(.015in)の縮小された曲率半径ま
で再形成された厚さ部分内の均一性を示している。
【0034】本発明の基部の輪郭形状を試験して評価す
るために、一連のアルミニウム容器、すなわちH19焼
戻しの3004アルミニウム合金の容器が3つの厚さ、
すなわち厚さ0.295mm(.0116in)、0.
284mm(.0112in)および0.269m
m(.0106in)に作られた。事後ベーキングされ
た状態(post bake condition)の
典型的な3004−H19材料であるこのような材料の
引張りおよび降伏強度はつぎの通りである。
【0035】
【表1】
【0036】本体製造装置において得られた底部輪郭形
状は図2の示されたものであった。特に、底部ドーム内
の3つの次第に増加する曲率半径はrc−1に対して
1.27mm(.050in)、rc−2に対して1
5.24mm(.600in)、またrc−3に対して
53.34mm(2.100in)であった。鼻部22
の曲率半径はこれの内側で1.016mm(.040i
n)で、外側で1.27mm(.050in)であっ
た。截頭円錐形部分36は3.81mm(.150i
n)の凸形の下部本体半径および2.845mm(.1
12in)の凹形の輪郭形状部半径の罐に設けられた。
下部本体角度は40゜であった。
【0037】上述のように予め形成された基部が280
0罐/分の定格速度能力を有するCMBエンジニアリン
グによって販売されているモデル210ベースプロフィ
ルリフォーマー(Model 210 Base Pr
ofile Reformer)にて再形成された。こ
のリフォーマーはスタンド半径を約0.381mm(.
015in)に縮小させた。再形成の後で、底部ドーム
における3つの次第に増加する曲率半径が保持されたの
と同様に、30°の下部本体角度θが保持された。
【0038】以下の性能特性値が再形成作業の直後に測
定された。 1.ドームの反転圧力、 2.線対称の圧潰荷重、すなわち底部破壊だけを生じさ
せる荷重、 3.罐の生長、すなわち圧力の増減による罐の鼻部の歪
み、 10個のサンプルに対する結果はそれぞれ次の通りであ
った。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】観察された最大の罐の生長は6.3kg/
cm(90psi)にて0.559mm(.022i
n)であったが、これは全く許容可能のものであった。
【0042】上述を要約すると、これらの結果は増大さ
れた罐の強度を示している。ドームの反転圧力値は総て
6.3kg/cm(90psi)の望ましい最大値を
超過していて、線対称の圧潰荷重値も113.5kg
(1b)の最少値を超過し、最大の罐の生長は6.3k
g/cm(90psi)にて0.559mm(.02
2in)であった。さらに、これらの結果における変化
状態は低かったのである。これらの有利な結果は、底部
の輪郭形状の構造、特に底部ドームに対する3つの増加
する曲率半径および凸形の下部本体半径および凹形の輪
郭形状部半径の罐の30゜を超過する下部本体角度θに
対して貢献するものと信じられる。またこれらの有利な
結果は0.244mm(.0096in)程度の出発材
料厚さによって得られるものと信じられる。
【0043】本発明の望ましい実施例および最良の実施
態様が上述にて説明されたが、本発明の精神の範囲内で
本発明の詳細事項の種々の修正が考えられることが認め
られるところである。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているか
ら、内圧を有する液体を包装するための、減少された出
発金属材料の厚さで、しかも座屈圧力および軸線方向荷
重に耐えるための容器の改良された基部の輪郭形状およ
びこれを形成または再形成するための優れた方法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絞り加工された容器の断面図。
【図2】望まれる再形成作業の前の本発明の容器の基部
の断面図。
【図3】望まれた再形成作業の後の本発明の容器の基部
の断面図。
【図4】本発明の容器の基部の変形形態の構造の断面
図。
【図5】本発明の容器の基部の輪郭形状を再形成するの
に使用され得る例示的な工具の断面図。
【図6】望まれた再形成作業の後の本発明の容器の基部
の金属合金のマイクロ組織を示す図。
【符号の説明】 10 容器 12 円筒形の側壁 14 容器の基部 16 開放首部 18 底部ドーム 20 内壁 22 鼻部 24 外面 26 基部14の平面 28 外壁 30 側壁12の基部 32 凸形の下部本体半径部 34 凹形の輪郭形状の半径部 36 截頭円錐形部分 50 工具 52 工具50の外壁 54 ロール成形工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス エィチ.ダイクホフ アメリカ合衆国ペンシルバニア州エイボン モアー,アール.ディー.2 ボックス 194ビー

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大体円形の頂端閉鎖部によって二重継ぎ
    合わせをされる開放首部を形成された、一体的な基部か
    ら上方に伸長する大体円筒形の側壁を有する絞り加工さ
    れた容器において、その改良が、 前記基部が、 約0.295mm(.0116 in)よりも薄い厚さ
    と、 下方に突出する大体U形の、外面が前記容器の基部の平
    面を形成していて、実質的に垂直に配置された内壁およ
    び外壁の間に或る半径によって形成されている円周方向
    の鼻部と、 前記外壁が前記円筒形の側壁の下部から凸形の下部本体
    半径部を経て前記鼻部の上方に配置される凹形の輪郭形
    状の半径部まで伸長し、截頭円錐形部分が前記凸形の下
    部本体半径部および前記凹形の輪郭形状の半径部の間に
    あって、この截頭円錐形部分が前記容器の基部の平面に
    対して少なくとも30゜の下部本体角度を形成し、また
    前記凹形の輪郭形状の半径部および前記鼻部の凹形の外
    側の半径部の間の外壁部分を形成し、前記外壁部分が前
    記容器の基部の平面に対して約60゜から約90゜まで
    の角度を形成するようになされていることゝ、 前記内壁から内部に侵入するように内方に指向され、そ
    の中心の方向に向って少なくとも3つの次第に増加する
    曲率半径を有する底部ドームと、有する基部の形状に再
    形成されている、絞り加工された容器。
  2. 【請求項2】 前記絞り加工された容器が、アルミニウ
    ム、アルミニウム合金および重合体・アルミニウム積層
    体より成る群から選ばれた材料によって作られている請
    求項1に記載された容器。
  3. 【請求項3】 前記ドームの中心の方向の次第に増加す
    る曲率半径が前記内壁に隣接する第1の部分にて1.1
    43から1.778mm(0.045から0.070m
    m(0.045から0.070 in)までで、前記第
    1の部分から内方の上方の第2の部分にて12.7から
    17.78mm(.500から.700 in)まで
    で、前記ドームの第3の中央部分にて45.72から6
    0.96mm(1.800から2.400 in)まで
    である請求項1に記載された容器。
  4. 【請求項4】 前記鼻部の半径の中心にて測定された容
    器の基部の直径が約52.832mm(2.080 i
    n)以下である請求項1に記載された容器。
  5. 【請求項5】 約30゜から60゜までの下部本体角度
    が前記容器の前記外壁の截頭円錐形部分および前記基部
    の平面の間に形成されている請求項1に記載された容
    器。
  6. 【請求項6】 約35゜から45゜までの下部本体角度
    が前記容器の前記外壁の截頭円錐形部分および前記基部
    の平面の間に形成されている請求項1に記載された容
    器。
  7. 【請求項7】 前記容器の基部の平面から測定された前
    記ドームの深さが約10.414mm(0.410 i
    n)よりも小さくなされている請求項1に記載された容
    器。
  8. 【請求項8】 大体円形の頂端閉鎖部によって二重継ぎ
    合せをされる開放首部を形成する一体的な基部から上方
    に伸長する大体円筒形の側壁部を有する絞り加工された
    容器において、前記基部が、 約0.244から約0.295mm(.0096から.
    0116 in)までの厚さと、 下方に伸長する大体U形の、外面が前記容器の基部の平
    面を規定し、実質的に垂直に配置される内壁および外壁
    の間に約1.27mm(.050 in)の曲率半径に
    よって形成されている円周方向の鼻部と、 前記外壁が前記円筒形の側壁の下部から約3.556か
    ら4.064mm(.140から.160 in)まで
    の凹形の下部本体半径部を経て前記鼻部の上方に配置さ
    れる約2.54から5.08mm(.100から.20
    0 in)までの前記容器の輪郭形状の半径部まで伸長
    し、截頭円錐形部分が前記下部本体半径部および前記輪
    郭形状半径部の間に形成されるようになされていて、前
    記截頭円錐形部分が前記容器の基部の平面に対して30
    ゜から40゜までの下部本体角度を形成し、また外壁部
    分が前記凹形の輪郭形状の半径部および鼻部の凹形の外
    側半径部の間にあり、前記外壁部分が前記容器の基部の
    平面に対して約60゜から約90゜までの角度に配置さ
    れていることゝ、 前記内壁から内部に侵入するように内方に指向され、前
    記内壁に隣接する第1の部分にて1.143から1.7
    78mm(.045から.070 in)まで、第2の
    内方の部分にて12.70から17.78mm(.50
    0から.700in)まで、第3の中心部分にて45.
    72から60.96mm(1.80から2.40 i
    n)までその中心の方向に向う3つの次第に増加する曲
    率半径をそれぞれ有している底部ドームと、を有する絞
    り加工された容器。
  9. 【請求項9】 一体的な基部から上方に伸長して頂端閉
    鎖部によって二重継ぎ合せをされる開放首部を形成する
    実質的に円筒形の側壁を有する絞りおよびしごき加工さ
    れた容器を再形成するに際し、前記基部が、 約0.295mm(.0116 in)よりも薄い厚さ
    と、 下方に伸長する大体U形の円周の、外面が前記容器の基
    部の平面を規定するようになされて、実質的に垂直に配
    置される内壁および外壁の間に或る半径によって境界さ
    れている鼻部と、 前記外壁が前記円筒形の側壁の下方部分から凸形の下部
    本体半径部を経て前記鼻部の上方に配置される凹形の輪
    郭形状半径部まで伸長していて、截頭円錐形部分が前記
    凸形の下部本体半径部および前記鼻部の凹形の外側半径
    部の間にあり、前記截頭円錐形部分が前記容器の基部の
    平面に対して少なくとも30゜の下部本体角度を形成し
    ていることゝ、 前記内壁から内部に侵入するように内方に指向され、そ
    の中心の方向に向って少なくとも3つの次第に増加する
    曲率半径を有するようになされている底部ドームと、を
    有するようになされた前記容器を再形成する方法におい
    て、 前記鼻部を境界する内壁の実質的に垂直な配置および直
    径を保持させ、 前記内壁を保持する間に、前記鼻部の曲率半径を縮小さ
    せて前記外壁を再附形させ、容器の側壁の基部に凸形の
    下部本体半径部および前記鼻部の上方に配置される凹形
    の輪郭形状半径部を有する外壁を形成し、 30゜よりも大きい下部本体角度を保持して、前記輪郭
    形状半径部および前記鼻部の間の外壁部分を前記容器の
    基部に対して約60゜から約90゜までの角度に配置さ
    せ、 中心の方向に向って少なくとも3つの次第に増加する曲
    率半径を有するように前記内壁から内部に侵入する内方
    に指向された底部ドームを保持する、諸工程を含んでい
    る容器を再形成する方法。
  10. 【請求項10】 前記ドームの中心の方向の前記底部ド
    ームに形成された次第に増加する曲率半径が、前記内壁
    の上方の第1の部分で1.143から1.778m
    m(.045から.070 in)まで、前記第1の部
    分から内方で上方にある第2の部分で12.70から1
    7.78mm(.500から.700 in)まで、ま
    た前記ドームの第3の中心部分で45.72から60.
    96mm(1.800から2.400 in)までにな
    されている請求項9に記載された方法。
  11. 【請求項11】 前記容器が前記鼻部上の半径の中心に
    て測定されて約52.83mm(2.080 in)よ
    りも小さい基部直径に再形成されるようになす請求項9
    に記載された方法。
  12. 【請求項12】 前記容器が約30゜から60゜までの
    下部本体角度を有するように再形成される請求項9に記
    載された方法。
  13. 【請求項13】 前記容器が約35゜から45゜までの
    下部本体角度を有するように再形成される請求項9に記
    載された方法。
  14. 【請求項14】 前記容器が約10.41mm(0.4
    10 in)よりも小さい前記容器の基部の平面から測
    定した前記ドームの深さを有するように再形成されるよ
    うになす請求項9に記載された方法。
  15. 【請求項15】 前記容器が形成され、また再形成され
    るアルミニウム金属の出発時の厚さが0.244から
    0.295mm(.0096から.0116 in)ま
    でになされている請求項9に記載された方法。
  16. 【請求項16】 頂端閉鎖部によって二重継ぎ合せをさ
    れる開放首部を形成する一体的な基部から上方に伸長す
    る大体円筒形の側壁を有する絞り加工された容器におい
    て、前記基部が、 下方に伸長する大体U形の、外面が前記容器の基部の平
    面を境界し、実質的に垂直に配置される内壁および外壁
    の間で或る半径によって境界されるようになされている
    円周方向鼻部と、 前記外壁が前記円筒形の側壁の下方部分から凸形の下部
    本体半径部を経て前記鼻部の上方に配置される凹形の輪
    郭形状の半径部まで伸長し、截頭円錐形部分が前記凸形
    の下部本体半径部および前記鼻部の凹形の外側半径部の
    間にあり、前記截頭円錐形部分が前記容器の基部の平面
    に対して少なくとも30゜の下部本体角度を形成するよ
    うになされていることゝ、 前記内壁から内部に侵入するように内方に指向され、そ
    の中心の方向に向って少なくとも3つの次第に増加する
    曲率半径を有するようになされている底部ドームと、を
    有するようになされていて、さらに、 前記鼻部を境界する前記内壁の実質的に垂直な配置およ
    び直径を保持させ、 前記内壁を保持している間に、前記鼻部の曲率半径を縮
    小させて容器の側壁部の基部にて凸形の下部本体半径部
    を、また前記鼻部の上方に配置される凹形の輪郭形状部
    半径部を有する外壁を形成するように前記外壁を再附形
    し、 30゜よりも大きい下部本体角度を保持させ、 前記ドームの中心の方向に向って少なくとも3つの次第
    に増加する曲率半径を有するように前記内壁から内部に
    侵入する内方に指向される底部ドームを保持させる、諸
    工程によって増大された強度を有する絞り加工された容
    器を形成するように再形成された絞り加工された容器。
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