JPH05328069A - Ｌｅｄプリンタ及びｌｅｄプリンタにおけるｌｅｄアレイチップの駆動方法 - Google Patents
Ｌｅｄプリンタ及びｌｅｄプリンタにおけるｌｅｄアレイチップの駆動方法Info
- Publication number
- JPH05328069A JPH05328069A JP13222692A JP13222692A JPH05328069A JP H05328069 A JPH05328069 A JP H05328069A JP 13222692 A JP13222692 A JP 13222692A JP 13222692 A JP13222692 A JP 13222692A JP H05328069 A JPH05328069 A JP H05328069A
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- pulse
- array chip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面が主走査方向と直交する副走査方向に移
動する感光体と、主走査方向に配列されるＬＥＤアレイ
チップと、を備え、上記ＬＥＤアレイチップにおけるＬ
ＥＤの発光により感光体表面を感光させるＬＥＤプリン
タにおいて、複数のＬＥＤの光出力のばらつきによる印
字濃度のばらつきを防止することができるＬＥＤプリン
タ及びＬＥＤプリンタにおけるＬＥＤアレイチップの駆
動方法を提供する。 【構成】 光出力メモリ２２と補正パルス出力部２４と
基準パルス出力部２６とＡＮＤ回路部２７を備え、基準
パルス出力部２４からの基準パルスと、光出力メモリ２
２に記憶された各ＬＥＤ間の光出力比に応じて補正パル
ス出力部２４より出力される補正パルスの論理積をスイ
ッチングパルスとして出力することにより発光動作させ
る。
動する感光体と、主走査方向に配列されるＬＥＤアレイ
チップと、を備え、上記ＬＥＤアレイチップにおけるＬ
ＥＤの発光により感光体表面を感光させるＬＥＤプリン
タにおいて、複数のＬＥＤの光出力のばらつきによる印
字濃度のばらつきを防止することができるＬＥＤプリン
タ及びＬＥＤプリンタにおけるＬＥＤアレイチップの駆
動方法を提供する。 【構成】 光出力メモリ２２と補正パルス出力部２４と
基準パルス出力部２６とＡＮＤ回路部２７を備え、基準
パルス出力部２４からの基準パルスと、光出力メモリ２
２に記憶された各ＬＥＤ間の光出力比に応じて補正パル
ス出力部２４より出力される補正パルスの論理積をスイ
ッチングパルスとして出力することにより発光動作させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＦＡＸ、プリンタ等と
して用いられるＬＥＤプリンタと、そのＬＥＤプリンタ
に使用されるＬＥＤアレイチップの駆動方法に関する。
して用いられるＬＥＤプリンタと、そのＬＥＤプリンタ
に使用されるＬＥＤアレイチップの駆動方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ＬＥＤプリンタにおいては、
ＬＥＤアレイチップを画像形成パターンを形成する印字
データに従い発光させ、感光体表面を感光させる。この
感光体は、通常感光ドラムとして形成されており、所定
の周速度で回転する。
ＬＥＤアレイチップを画像形成パターンを形成する印字
データに従い発光させ、感光体表面を感光させる。この
感光体は、通常感光ドラムとして形成されており、所定
の周速度で回転する。
【０００３】上記ＬＥＤアレイチップは、感光ドラム表
面の移動方向と直交する方向に沿って配列されており、
この配置方向を主走査方向といい、感光体表面の移動方
向は副走査方向といわれる。ＬＥＤプリンタにより１ラ
インを印刷する場合、主走査方向に沿う画像形成パター
ンを示すデータをＬＥＤアレイチップに与えつつ、副走
査方向に感光体の表面を移動させて、１ラインの印刷を
行っていた。
面の移動方向と直交する方向に沿って配列されており、
この配置方向を主走査方向といい、感光体表面の移動方
向は副走査方向といわれる。ＬＥＤプリンタにより１ラ
インを印刷する場合、主走査方向に沿う画像形成パター
ンを示すデータをＬＥＤアレイチップに与えつつ、副走
査方向に感光体の表面を移動させて、１ラインの印刷を
行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、主走査方向に
配列された各ＬＥＤアレイチップにおいては、各ＬＥＤ
に印加される電圧が等しくても、その特性において微妙
に光出力の格差、ばらつきがあり、この光出力の格差が
印字ラインの濃淡のばらつきとなって表れる。したがっ
て、この各ＬＥＤ間の光出力のばらつきの影響をなくす
ためには、厳密に規格を揃えたＬＥＤアレイチップを用
いる必要がある。
配列された各ＬＥＤアレイチップにおいては、各ＬＥＤ
に印加される電圧が等しくても、その特性において微妙
に光出力の格差、ばらつきがあり、この光出力の格差が
印字ラインの濃淡のばらつきとなって表れる。したがっ
て、この各ＬＥＤ間の光出力のばらつきの影響をなくす
ためには、厳密に規格を揃えたＬＥＤアレイチップを用
いる必要がある。
【０００５】そこで、本発明は、複数のＬＥＤの光出力
のばらつきによる印字濃度のばらつきを防止することが
できるＬＥＤプリンタ及びＬＥＤプリンタにおけるＬＥ
Ｄアレイチップの駆動方法を提供することを目的とする
ものである。
のばらつきによる印字濃度のばらつきを防止することが
できるＬＥＤプリンタ及びＬＥＤプリンタにおけるＬＥ
Ｄアレイチップの駆動方法を提供することを目的とする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るＬＥＤプリンタは、表面が主走
査方向と直交する副走査方向に移動する感光体と、主走
査方向に配列され、主走査方向に沿う画像形成パターン
を示すデータに基づき発光するＬＥＤアレイチップと、
を備え、上記ＬＥＤアレイチップにおける各ＬＥＤの発
光により前記画像形成パターンで感光体表面を感光させ
るＬＥＤプリンタにおいて、ＬＥＤアレイチップの副走
査方向寸法の距離の移動に感光体が要する時間の１／ｎ
を１周期とする基準パルスを出力する基準パルス出力部
と、上記基準パルス出力部からの基準パルスと各ＬＥＤ
間の光出力比に応じた補正データとに基づき発光パルス
を出力し、該発光パルスによりＬＥＤ間の光出力比を補
正する補正回路部とを有することを特徴とするものであ
る。
るために、本発明に係るＬＥＤプリンタは、表面が主走
査方向と直交する副走査方向に移動する感光体と、主走
査方向に配列され、主走査方向に沿う画像形成パターン
を示すデータに基づき発光するＬＥＤアレイチップと、
を備え、上記ＬＥＤアレイチップにおける各ＬＥＤの発
光により前記画像形成パターンで感光体表面を感光させ
るＬＥＤプリンタにおいて、ＬＥＤアレイチップの副走
査方向寸法の距離の移動に感光体が要する時間の１／ｎ
を１周期とする基準パルスを出力する基準パルス出力部
と、上記基準パルス出力部からの基準パルスと各ＬＥＤ
間の光出力比に応じた補正データとに基づき発光パルス
を出力し、該発光パルスによりＬＥＤ間の光出力比を補
正する補正回路部とを有することを特徴とするものであ
る。
【０００７】また、ＬＥＤプリンタにおけるＬＥＤアレ
イチップの駆動方法は、主走査方向に配列され、主走査
方向に沿う画像形成パターンを示すデータに基づき発光
し、主走査方向と直交する副走査方向に移動する感光体
表面を感光させるＬＥＤアレイチップにおける複数のＬ
ＥＤを、該ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法の距離
の移動に感光体が要する時間の１／ｎを１周期とする基
準パルスと、上記各ＬＥＤ間の光出力比に応じた補正デ
ータとに基づき発光動作させることを特徴とするもので
ある。
イチップの駆動方法は、主走査方向に配列され、主走査
方向に沿う画像形成パターンを示すデータに基づき発光
し、主走査方向と直交する副走査方向に移動する感光体
表面を感光させるＬＥＤアレイチップにおける複数のＬ
ＥＤを、該ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法の距離
の移動に感光体が要する時間の１／ｎを１周期とする基
準パルスと、上記各ＬＥＤ間の光出力比に応じた補正デ
ータとに基づき発光動作させることを特徴とするもので
ある。
【０００８】
【作用】本発明のＬＥＤプリンタにおいては、基準パル
ス出力部が、ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法の距
離の移動に感光体が要する時間の１／ｎを１周期とする
基準パルスを出力する。補正回路部は、上記基準パルス
と各ＬＥＤ間の光出力比に応じた補正データとに基づい
て発光パルスを出力し、上記発光パルスによりＬＥＤ間
の光出力比を補正する。
ス出力部が、ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法の距
離の移動に感光体が要する時間の１／ｎを１周期とする
基準パルスを出力する。補正回路部は、上記基準パルス
と各ＬＥＤ間の光出力比に応じた補正データとに基づい
て発光パルスを出力し、上記発光パルスによりＬＥＤ間
の光出力比を補正する。
【０００９】ＬＥＤアレイチップの駆動方法においても
同様に、ＬＥＤアレイチップが有する複数のＬＥＤを、
ＬＥＤアレイの副走査方向寸法の距離の移動に感光体が
要する時間の１／ｎを１周期とする基準パルスと、上記
各ＬＥＤ間の光出力比に応じた補正データとに基づき発
光動作させる。
同様に、ＬＥＤアレイチップが有する複数のＬＥＤを、
ＬＥＤアレイの副走査方向寸法の距離の移動に感光体が
要する時間の１／ｎを１周期とする基準パルスと、上記
各ＬＥＤ間の光出力比に応じた補正データとに基づき発
光動作させる。
【００１０】よって、各ＬＥＤにおいて発光動作で得ら
れるエネルギーレベルを等しくすることができ、光出力
レベルのばらつきがあっても印字濃度のばらつきを抑え
ることができる。
れるエネルギーレベルを等しくすることができ、光出力
レベルのばらつきがあっても印字濃度のばらつきを抑え
ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
【００１２】図１には、本発明の一実施例に係るＬＥＤ
プリンタ、特にＬＥＤアレイチップの回路構成が示され
ている。この図に示される回路は、シフトレジスタ１
０、ラッチ１２、ＡＮＤ回路群１４及びＬＥＤアレイを
有する出力部１６を有し、シフトレジスタ１０は、１ラ
インの印字パターンを示すデータＤＩをシリアル入力
し、クロックＣＬＫに基づきこれをｎビットのパラレル
データに変換する。ラッチ１２はシフトレジスタ１０の
出力をラッチ信号ＬＡ（−）に応じてラッチし、ＡＮＤ
回路群１４に入力する。ＡＮＤ回路群１４は、ｎ個のＡ
ＮＤ回路から構成されており、その一方の入力はラッチ
１２からのデータであり、他方はストローブパルス信号
ＳＴＲである。ストローブ信号ＳＴＲは、ＡＮＤ回路１
８にイネーブル信号ＥＮＡＢＬＥが入力されている状態
でＡＮＤ回路群１４を構成するＡＮＤ回路に入力され
る。ＡＮＤ回路群１４を構成するＡＮＤ回路から出力さ
れる発光パルスは出力部１６に与えられ、出力部１６は
このデータに応じて発光し、感光体２０を感光させる。
なお、ＤＯはデータのシリアル出力である。
プリンタ、特にＬＥＤアレイチップの回路構成が示され
ている。この図に示される回路は、シフトレジスタ１
０、ラッチ１２、ＡＮＤ回路群１４及びＬＥＤアレイを
有する出力部１６を有し、シフトレジスタ１０は、１ラ
インの印字パターンを示すデータＤＩをシリアル入力
し、クロックＣＬＫに基づきこれをｎビットのパラレル
データに変換する。ラッチ１２はシフトレジスタ１０の
出力をラッチ信号ＬＡ（−）に応じてラッチし、ＡＮＤ
回路群１４に入力する。ＡＮＤ回路群１４は、ｎ個のＡ
ＮＤ回路から構成されており、その一方の入力はラッチ
１２からのデータであり、他方はストローブパルス信号
ＳＴＲである。ストローブ信号ＳＴＲは、ＡＮＤ回路１
８にイネーブル信号ＥＮＡＢＬＥが入力されている状態
でＡＮＤ回路群１４を構成するＡＮＤ回路に入力され
る。ＡＮＤ回路群１４を構成するＡＮＤ回路から出力さ
れる発光パルスは出力部１６に与えられ、出力部１６は
このデータに応じて発光し、感光体２０を感光させる。
なお、ＤＯはデータのシリアル出力である。
【００１３】図２には、この実施例の駆動タイミングが
示されている。この図に示されるように、ＬＡ（−）は
１ＳＬＴ周期でオンし、ラッチ１２はこれに応じてシフ
トレジスタ１０の出力データをラッチする。シフトレジ
スタ１０の出力データは、前述したように、データＤＩ
をクロックＣＬＫに応じてシリアル／パラレル変換した
データである。ラッチ１２の出力は、イネーブル信号Ｅ
ＮＡＢＬＥがオンしており、かつストローブパルス信号
ＳＴＲがオンしている期間において出力部１６に供給さ
れる。つまり、ストローブ信号ＳＴＲは、この実施例に
おいては、ＬＥＤアレイチップの副走査方向の発光動作
をオン／オフさせるスイッチングパルスとして機能す
る。
示されている。この図に示されるように、ＬＡ（−）は
１ＳＬＴ周期でオンし、ラッチ１２はこれに応じてシフ
トレジスタ１０の出力データをラッチする。シフトレジ
スタ１０の出力データは、前述したように、データＤＩ
をクロックＣＬＫに応じてシリアル／パラレル変換した
データである。ラッチ１２の出力は、イネーブル信号Ｅ
ＮＡＢＬＥがオンしており、かつストローブパルス信号
ＳＴＲがオンしている期間において出力部１６に供給さ
れる。つまり、ストローブ信号ＳＴＲは、この実施例に
おいては、ＬＥＤアレイチップの副走査方向の発光動作
をオン／オフさせるスイッチングパルスとして機能す
る。
【００１４】本発明において特徴的なことは、図１に示
すように、光出力メモリ２２と補正パルス出力部２４と
基準パルス出力部２６とＡＮＤ回路部２７を有すること
である。
すように、光出力メモリ２２と補正パルス出力部２４と
基準パルス出力部２６とＡＮＤ回路部２７を有すること
である。
【００１５】上記光出力メモリ２２には、予め、主走査
方向に配列されたＬＥＤアレイチップが有する各ＬＥＤ
の光出力比を測定しておき、その光出力比の情報が記憶
されている。補正パルス出力部２４は、光出力メモリ２
２からの光出力比の情報に基づき、周期の異なる補正パ
ルスがＡＮＤ回路部２７の各ＡＮＤ回路に対し出力され
る。基準パルス出力部２６は、ＬＥＤアレイチップの副
走査方向寸法の距離の移動に感光体が要する時間の１／
ｎを１周期とする基準パルスをＡＮＤ回路部２７の各Ａ
ＮＤ回路に対し出力する。ＡＮＤ回路部２７における各
ＡＮＤ回路は、補正パルス出力部２４からの出力信号と
基準パルス出力部２６からの出力信号の論理積をストロ
ーブパルス信号として出力する。ここで、本実施例にお
いては、光出力メモリ２２と補正パルス出力部２４とＡ
ＮＤ回路部２７とが補正回路部を構成する。
方向に配列されたＬＥＤアレイチップが有する各ＬＥＤ
の光出力比を測定しておき、その光出力比の情報が記憶
されている。補正パルス出力部２４は、光出力メモリ２
２からの光出力比の情報に基づき、周期の異なる補正パ
ルスがＡＮＤ回路部２７の各ＡＮＤ回路に対し出力され
る。基準パルス出力部２６は、ＬＥＤアレイチップの副
走査方向寸法の距離の移動に感光体が要する時間の１／
ｎを１周期とする基準パルスをＡＮＤ回路部２７の各Ａ
ＮＤ回路に対し出力する。ＡＮＤ回路部２７における各
ＡＮＤ回路は、補正パルス出力部２４からの出力信号と
基準パルス出力部２６からの出力信号の論理積をストロ
ーブパルス信号として出力する。ここで、本実施例にお
いては、光出力メモリ２２と補正パルス出力部２４とＡ
ＮＤ回路部２７とが補正回路部を構成する。
【００１６】具体的な駆動制御は次のように行われる。
まず、主走査方向に配列されたＬＥＤアレイチップにお
ける各ＬＥＤの光出力比を測定する。この測定により得
られた光出力比の情報を光出力メモリ２２に記憶させて
おく。例えば、ある異なるＬＥＤ１６ａ，１６ｂの光出
力が１：２である場合、その情報が光出力メモリ２２に
記憶されている。
まず、主走査方向に配列されたＬＥＤアレイチップにお
ける各ＬＥＤの光出力比を測定する。この測定により得
られた光出力比の情報を光出力メモリ２２に記憶させて
おく。例えば、ある異なるＬＥＤ１６ａ，１６ｂの光出
力が１：２である場合、その情報が光出力メモリ２２に
記憶されている。
【００１７】ここで、基準パルス出力部２６から出力さ
れる基準パルスの周期をＬＥＤアレイチップの副走査方
向寸法の距離の移動に感光体が要する時間の１／２とす
る。補正パルス出力部２４は、光出力メモリ２２に記憶
されている情報に基づいて補正パルスを出力するが、Ｌ
ＥＤ１６ａと１６ｂの光出力比が１：２である場合に
は、図３に示すような補正パルスをそれぞれ出力する。
すなわち、基準パルスと補正パルスはＡＮＤ回路部２７
の各ＡＮＤ回路によりストローブパルス信号としてＡＮ
Ｄ出力するので、ＬＥＤ１６ａの場合は、基準パルスが
そのままストローブパルス信号としてＡＮＤ回路２７ａ
より出力される。
れる基準パルスの周期をＬＥＤアレイチップの副走査方
向寸法の距離の移動に感光体が要する時間の１／２とす
る。補正パルス出力部２４は、光出力メモリ２２に記憶
されている情報に基づいて補正パルスを出力するが、Ｌ
ＥＤ１６ａと１６ｂの光出力比が１：２である場合に
は、図３に示すような補正パルスをそれぞれ出力する。
すなわち、基準パルスと補正パルスはＡＮＤ回路部２７
の各ＡＮＤ回路によりストローブパルス信号としてＡＮ
Ｄ出力するので、ＬＥＤ１６ａの場合は、基準パルスが
そのままストローブパルス信号としてＡＮＤ回路２７ａ
より出力される。
【００１８】ここで、ストローブパルス信号ＳＴＲ（ス
イッチングパルス）がオンしている期間においてのみ出
力部１６からの発光出力が得られるから、感光体２０表
面の副走査方向に沿ったエネルギー分布は、スイッチン
グパルスがオンしている期間に発生するエネルギーの合
計として得られる。例えば、ＬＥＤアレイチップが感光
体２０表面の副走査方向に沿ってＰ１の相対位置にある
時点でスイッチングパルスがオンしたとすると、スイッ
チングパルスがオフする時点までの発光動作により得ら
れるエネルギーは図３（ニ）にｘ１で表されるようなレ
ベルとなる。同様に、ＬＥＤアレイチップが相対位置Ｐ
２に至った時点に開始されるスイッチングパルスのオン
期間によるエネルギーレベルはｘ２と示されるようにな
る。従って、１ラインを印字する期間に得られるエネル
ギーは、スイッチングパルスのオン時に発生する発光エ
ネルギーの分布はｘ１，ｘ２，…ｘｎを合計することに
より得られ、図３（ホ）に示すようになる。
イッチングパルス）がオンしている期間においてのみ出
力部１６からの発光出力が得られるから、感光体２０表
面の副走査方向に沿ったエネルギー分布は、スイッチン
グパルスがオンしている期間に発生するエネルギーの合
計として得られる。例えば、ＬＥＤアレイチップが感光
体２０表面の副走査方向に沿ってＰ１の相対位置にある
時点でスイッチングパルスがオンしたとすると、スイッ
チングパルスがオフする時点までの発光動作により得ら
れるエネルギーは図３（ニ）にｘ１で表されるようなレ
ベルとなる。同様に、ＬＥＤアレイチップが相対位置Ｐ
２に至った時点に開始されるスイッチングパルスのオン
期間によるエネルギーレベルはｘ２と示されるようにな
る。従って、１ラインを印字する期間に得られるエネル
ギーは、スイッチングパルスのオン時に発生する発光エ
ネルギーの分布はｘ１，ｘ２，…ｘｎを合計することに
より得られ、図３（ホ）に示すようになる。
【００１９】一方、ＬＥＤ１６ｂの場合には、図３に示
すように、基準パルスの２倍の周期の補正パルスが補正
パルス出力部２４よりＡＮＤ回路２７ｂに入力され、基
準パルスとの論理積により、ＬＥＤ１６ａの場合のスト
ローブパルス信号の２倍の周期のパルス信号がＡＮＤ回
路２７ｂより出力される。よって、光出力のレベルは図
３（ニ）の右側に示すようになり、エネルギー分布は結
果としてＬＥＤ１６ａの場合と同一になる。
すように、基準パルスの２倍の周期の補正パルスが補正
パルス出力部２４よりＡＮＤ回路２７ｂに入力され、基
準パルスとの論理積により、ＬＥＤ１６ａの場合のスト
ローブパルス信号の２倍の周期のパルス信号がＡＮＤ回
路２７ｂより出力される。よって、光出力のレベルは図
３（ニ）の右側に示すようになり、エネルギー分布は結
果としてＬＥＤ１６ａの場合と同一になる。
【００２０】従来では、補正パルスによる補正を行わな
いですべてのＬＥＤについて同じ周期のストローブパル
ス信号で駆動したので、上記の例のような光出力比が２
倍の場合には、エネルギー分布も２倍になってしまい、
印字のばらつきが出るという問題があったが、本実施例
によれば該問題点を解決できる。
いですべてのＬＥＤについて同じ周期のストローブパル
ス信号で駆動したので、上記の例のような光出力比が２
倍の場合には、エネルギー分布も２倍になってしまい、
印字のばらつきが出るという問題があったが、本実施例
によれば該問題点を解決できる。
【００２１】なお、上記実施例においては、説明を容易
にするため光出力の差が１：２の場合について説明した
が、現実には各ＬＥＤにおける光出力の差は１／１００
程度のオーダーであるので、基準パルスの周期を上記実
施例の場合よりも短くして制御することになる。
にするため光出力の差が１：２の場合について説明した
が、現実には各ＬＥＤにおける光出力の差は１／１００
程度のオーダーであるので、基準パルスの周期を上記実
施例の場合よりも短くして制御することになる。
【００２２】また、本実施例では、ＬＥＤアレイチップ
の副走査方向寸法Ｈが主走査方向寸法Ｗの５０％以下に
設定されているので、図４（ａ）に示す従来例のように
ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法Ｈが主走査方向寸
法よりも大きく設定された構成では図４（ａ）に示され
るように凸形のエネルギー分布しか得られなかったのに
対し、図４（ｂ）に示されるように平坦で均一なエネル
ギー分布となり、印字濃度のばらつき抑えることができ
る。
の副走査方向寸法Ｈが主走査方向寸法Ｗの５０％以下に
設定されているので、図４（ａ）に示す従来例のように
ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法Ｈが主走査方向寸
法よりも大きく設定された構成では図４（ａ）に示され
るように凸形のエネルギー分布しか得られなかったのに
対し、図４（ｂ）に示されるように平坦で均一なエネル
ギー分布となり、印字濃度のばらつき抑えることができ
る。
【００２３】なお、本実施例は、基準パルス出力部２６
と補正パルス回路２４をＡＮＤ回路部２７に接続した場
合について説明したが、上記実施例には限られず、基準
パルス出力部２６からの基準パルスと各ＬＥＤ間の光出
力比に応じた補正データにより発光パルスを出力するも
のであればよい。
と補正パルス回路２４をＡＮＤ回路部２７に接続した場
合について説明したが、上記実施例には限られず、基準
パルス出力部２６からの基準パルスと各ＬＥＤ間の光出
力比に応じた補正データにより発光パルスを出力するも
のであればよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づくＬ
ＥＤプリンタ及びＬＥＤプリンタにおけるＬＥＤアレイ
チップの駆動方法によれば、各ＬＥＤにおいて発光動作
で得られるエネルギーレベルを等しくすることができ、
各ＬＥＤアレイチップの主走査方向に配列された複数の
ＬＥＤの光出力のばらつきによる印字濃度のばらつきを
防止することができる。
ＥＤプリンタ及びＬＥＤプリンタにおけるＬＥＤアレイ
チップの駆動方法によれば、各ＬＥＤにおいて発光動作
で得られるエネルギーレベルを等しくすることができ、
各ＬＥＤアレイチップの主走査方向に配列された複数の
ＬＥＤの光出力のばらつきによる印字濃度のばらつきを
防止することができる。
【図１】本発明の一実施例に係るＬＥＤプリンタ、特に
そのＬＥＤアレイチップの駆動回路を示すブロック図で
ある。
そのＬＥＤアレイチップの駆動回路を示すブロック図で
ある。
【図２】実施例における駆動タイミングを示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図３】実施例において光出力が１：２の場合の作用を
説明する説明図である。
説明する説明図である。
【図４】従来におけるエネルギー分布と本実施例におけ
るエネルギー分布を比較して示す図であり、図４（ａ）
は従来において得られる副走査方向に沿ったエネルギー
分布を、図４（ｂ）は本実施例において得られる副走査
方向に沿ったエネルギー分布を、それぞれ示す図であ
る。
るエネルギー分布を比較して示す図であり、図４（ａ）
は従来において得られる副走査方向に沿ったエネルギー
分布を、図４（ｂ）は本実施例において得られる副走査
方向に沿ったエネルギー分布を、それぞれ示す図であ
る。
１０ シフトレジスタ １２ ラッチ １４ ＡＮＤ回路群 １６ 出力部 １６ａ，１６ｂ ＬＥＤ １８ ＡＮＤ回路 ２０ 感光体 ２２ 光出力メモリ ２４ 補正パルス出力部 ２６ 基準パルス出力部 ２７ ＡＮＤ回路部 ＣＬＫ クロック ＤＩ データ ＬＡ（−） ラッチ信号 ＥＮＡＢＬＥ イネーブル信号 ＳＴＲ ストローブ信号（スイッチングパルス）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/036 Ａ 9070−5Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 表面が主走査方向と直交する副走査方向
に移動する感光体と、主走査方向に配列され、主走査方
向に沿う画像形成パターンを示すデータに基づき発光す
るＬＥＤアレイチップと、を備え、上記ＬＥＤアレイチ
ップにおける各ＬＥＤの発光により前記画像形成パター
ンで感光体表面を感光させるＬＥＤプリンタにおいて、 ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法の距離の移動に感
光体が要する時間の１／ｎを１周期とする基準パルスを
出力する基準パルス出力部と、 上記基準パルス出力部からの基準パルスと各ＬＥＤ間の
光出力比に応じた補正データとに基づき発光パルスを出
力し、該発光パルスによりＬＥＤ間の光出力比を補正す
る補正回路部とを有することを特徴とするＬＥＤプリン
タ。 - 【請求項２】 主走査方向に配列され、主走査方向に沿
う画像形成パターンを示すデータに基づき発光し、主走
査方向と直交する副走査方向に移動する感光体表面を感
光させるＬＥＤアレイチップにおける複数のＬＥＤを、
該ＬＥＤアレイチップの副走査方向寸法の距離の移動に
感光体が要する時間の１／ｎを１周期とする基準パルス
と、上記各ＬＥＤ間の光出力比に応じた補正データとに
基づき発光動作させることを特徴とするＬＥＤプリンタ
におけるＬＥＤアレイチップの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13222692A JPH05328069A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | Ｌｅｄプリンタ及びｌｅｄプリンタにおけるｌｅｄアレイチップの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13222692A JPH05328069A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | Ｌｅｄプリンタ及びｌｅｄプリンタにおけるｌｅｄアレイチップの駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05328069A true JPH05328069A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15076334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13222692A Pending JPH05328069A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | Ｌｅｄプリンタ及びｌｅｄプリンタにおけるｌｅｄアレイチップの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05328069A (ja) |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP13222692A patent/JPH05328069A/ja active Pending
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