JPH05322436A - 断熱扉 - Google Patents

断熱扉

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JPH05322436A
JPH05322436A JP13322292A JP13322292A JPH05322436A JP H05322436 A JPH05322436 A JP H05322436A JP 13322292 A JP13322292 A JP 13322292A JP 13322292 A JP13322292 A JP 13322292A JP H05322436 A JPH05322436 A JP H05322436A
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JP
Japan
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door
outer plate
heat insulating
glass
plate
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Pending
Application number
JP13322292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Aoki
孝 青木
Koji Yamamoto
宏治 山本
Takuya Matsumoto
卓也 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/18—Aesthetic features

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  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は冷蔵庫等の断熱扉に関するもので、
扉表面の光沢性を向上し扉の強度アップを図り、さらに
表面の凹凸や波打ち防止と安価な構造を提供することに
ある。 【構成】 ガラス１１ａと着色層１１ｂとから成る外板
１０と、扉枠１２と、庫内板１４および発泡断熱材１５
で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫等の断熱扉に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、冷蔵庫等の家庭用電気製品は高級
化が進み、特にその表面となる扉は高光沢化の傾向がい
ちじるしい。例えば特開昭６１−１１６２６７号公報に
記載されている扉面材に関するものがあった。
【０００３】この内容を図面を参照しながら説明する
と、図１１において、１は冷蔵庫の外箱、２，３は扉で
ある。扉２，３の表面には鉄板上にパール顔料またはメ
タリック顔料入りクリヤー塗料を全面にスクリーン印刷
し、焼付処理している。
【０００４】また実公昭５４−１７５５５号公報に記載
されている扉構造を図面を参照しながら説明すると、図
１２〜図１４において、４は扉本体で、５は上下面およ
び両側面を形成する一体の扉枠である。６は扉枠５の前
面に取付た扉外板であり、８は扉枠５と扉外板６に発泡
された硬質ポリウレタンフォーム等の発泡断熱材であ
る。また９は扉枠５の裏面側に設置され、発泡断熱材８
と一体発泡させて発泡断熱材８の接着力により保持され
た補強板である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、扉２，３の表面は鉄板素材の微妙な凹凸に
より、鉄板上に印刷しても光沢度は上昇するが表面の凹
凸を完全に消すことはできないという問題が生じてい
た。そのため印刷層の厚みアップすることが考えられた
が、表面の凹凸を完全に消すためには印刷層の厚みを１
〜２mmにする必要があり、製作費が高価になり、また冷
蔵庫等の扉に使用した場合、庫内側は低温に保持され、
庫外側は比較的高温に保持されるので、その温度差によ
り生じる扉２，３のそりが発生したり、印刷層の割れと
いう課題があった。
【０００６】さらに、上記扉の温度差によるそりを防止
するため、図１４に示すごとく補強板９を取付た場合、
コスト高になるとともに、補強板９と扉外板６間の発泡
断熱材８による収縮により扉外板６の表面の波打ちとい
った問題が発生していた。また、扉２，３開閉時に鋭利
な物が当たり、扉表面が傷付くといった課題があった。
【０００７】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、冷蔵庫等の扉表面の微妙な凹凸や波打ちを防止する
とともに安価で光沢度の高い扉表面を有する断熱扉の構
造を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の断熱扉は、ガラス裏面に着色層を形成された
外板と、この外板の全周に固定された扉枠と、前記外板
と所定の間隔を保ち前記扉枠に取付られた扉内板と、こ
の扉内板と前記外板と前記扉枠間に発泡充填された発泡
断熱材とで構成したものである。
【０００９】また外板に形成された着色層の裏面に接着
層を有するテープもしくは樹脂シートを貼付固定して構
成したものである。
【００１０】また外板裏面に金属製の補強部材を設置
し、さらにこの補強部材に接着層を形成し外板裏面に貼
付固定して構成したものである。
【００１１】
【作用】上記構成により、ガラスの光沢性による扉表面
の外観向上が図れるとともに、ガラスの硬質度アップに
より表面の凹凸防止や扉体強度を向上させることがで
き、さらに実使用時において扉表面に鋭利な物が当たる
事による傷付も防止できる。
【００１２】さらに、外板裏面にテープもしくは樹脂シ
ートを貼付ることにより、発泡断熱材が直接ガラスに密
着するのを防ぎ、発泡断熱材の熱収縮によるガラスへの
局部的にかかる応力を緩和することによりガラスの割れ
に対する安全性を確保している。
【００１３】また、外板裏面に補強部材を設置すること
により、さらに庫内側と庫外との温度差による扉のそり
を防止することができる。また外板に発泡断熱材もしく
は接着層を密着させているため、外板に外力や衝撃が加
わっても割れる心配がなく、たとえ割れても飛散するこ
とはない。
【００１４】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【００１５】図１〜図４は、本発明の一実施例における
冷蔵庫等の断熱扉構造を示すものである。
【００１６】１０は断熱扉であり、１１は外板である。
１１ａは外板１１を形成するガラスであり、１１ｂはガ
ラス１１ａの裏面にフローコータ等により着色され、そ
の後焼付されたアクリルウレタン系の塗料の着色層であ
る。また外板１１の外周には面取り部１１ｃが形成され
ている。
【００１７】１２は外板１１の外周に固定された扉枠で
あり、１２ａは外板１１を挿入嵌合する外板挿入溝であ
り、１３は外板１１が扉枠１２の外板挿入溝１２ａに挿
入された後、外板１１と扉枠１２とを固定する外板固定
用テープである。１４は樹脂で真空成型により形成され
外板１１と所定の間隔を保ち扉枠１２に全周を保持され
れた扉内板である。１５はこの扉内板１４と扉枠１２そ
して外板１１間に発泡充填された発泡断熱材である。
【００１８】以上の構成により外板１１をガラス１１ａ
で構成しているため、ガラス１１ａの光沢性や平面度に
より断熱扉１０表面の外観向上が図れるとともに、ガラ
ス１１ａの硬質度により扉体強度アップが図れ、また発
泡断熱材１５の熱収縮による外板１１の表面の凹凸や波
打ちを防止することができる。またガラス１１ａ表面に
着色層１１ｂを形成しているため、着色層１１ｂにより
外板１１表面の意匠効果を出すことができるとともにガ
ラス１１ａにより外板１１表面に鋭利な物が当たっても
傷付を防止できる。また、外板１１に形成された面取り
部１１ｃにより、組立時の安全性と外板１１に扉枠１２
の外板挿入溝１２ａへの挿入作業性向上が図れる。
【００１９】さらに外板１１に発泡断熱材１５を密着さ
せているため、外板１１に外力や衝撃が加わっても割れ
る心配はなく、たとえ割れてもガラス１１ａが飛散する
ことはない。
【００２０】次に図５〜図１０において、発泡断熱材１
５の発泡時の熱影響や庫内と庫外との温度差により発泡
断熱材の収縮により生ずる断熱扉１０のそりを防止する
ための実施例を説明する。
【００２１】図５及び図６において、１６は接着層１６
ａを有するテープであり、外板１１の着色層１１ｂの裏
面に貼付られている。このテープ１６により外板１１と
発泡断熱材１５との密着強度を低減することができるた
め発泡断熱材１５の発泡時の熱収縮や庫内と庫外との温
度差による発泡断熱材１５の収縮が生じても外板１１は
局部的な応力を受けることがないので外板１１が割れる
といった心配もなくなる。
【００２２】また図７及び図８の実施例では、接着層１
７ａを有する樹脂シート１７を外板１１の着色層１１ｂ
の裏面に貼付ている。このため外板１１と発泡断熱材１
５との密着強度を低減することは勿論、樹脂シート１７
の厚みによりテープ等と比べて貼付作業性が向上するも
のである。
【００２３】さらに図９，１０の実施例では金属製補強
部材１８を外板１１の着色層１１ｂの裏面に取付ること
により発泡断熱材１５の収縮による断熱扉１０のそりを
防止し外板１１にかかる応力を低減するとともに、金属
製補強部材１８に接着層１８ａを形成することにより外
板１１と発泡断熱材１５の密着強度を低減することで外
板１１の局部応力の発生を防止しガラス１１ａの長期使
用における耐久性を向上したものである。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明の断熱扉は、ガラス
裏面に着色層を形成された外板と、この外板の全周に固
定された扉枠と、前記外板と所定の間隔を保ち前記扉枠
に取付られた庫内板と、この庫内板と前記外板と前記扉
枠間に発泡充填された発泡断熱材とで構成したものであ
るから、ガラスの光沢性や平面度により扉表面の外観向
上が図れるとともに、ガラスの硬質度アップにより表面
の凹凸防止や扉体強度を向上させることができ、さらに
実使用時において扉表面に鋭利な物が当たる事による傷
付も防止できる。
【００２５】さらに、外板裏面にテープもしくは樹脂シ
ートを貼付ることにより、発泡断熱材が直接ガラスに密
着するのを防ぎ、発泡断熱材の熱収縮によるガラスへの
局部的にかかる応力を緩和することによりガラスの割れ
に対する安全性を確保している。
【００２６】また、外板裏面に補強部材を設置すること
により、さらに庫内側と庫外との温度差による扉のそり
を防止することができる。また外板に発泡断熱材もしく
は接着層を密着させているため、外板に外力や衝撃が加
わっても割れる心配はなく、たとえ割れても飛散するこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における断熱扉を示す図２の
Ｂ−Ｂ線の平面断面図
【図２】同実施例の断熱扉の斜視図
【図３】同実施例の外板の斜視図
【図４】同実施例の外板の拡大断面図
【図５】本発明の他の実施例における断熱扉の平面断面
図
【図６】同実施例におけるテープの要部断面斜視図
【図７】本発明の他の実施例における断熱扉の平面断面
図
【図８】同実施例における樹脂シートの要部断面斜視図
【図９】本発明の他の実施例における断熱扉の平面断面
図
【図１０】同実施例における金属製補強部材の要部断面
斜視図
【図１１】従来の断熱扉を装着した冷蔵庫の斜視図
【図１２】従来の断熱扉の斜視図
【図１３】従来の組立斜視図
【図１４】図１３のＡ−Ａ線の平面断面図
【符号の説明】
１０ 断熱扉 １１ 外板 １１ａ ガラス １１ｂ 着色層 １２ 扉枠 １３ 庫内板 １５ 発泡断熱材 １６ テープ １７ 樹脂シート １８ 金属製補強部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ガラス裏面に形成された着色層を有する
    外板と、この外板の全周に固定された扉枠と、前記外板
    と所定の間隔を保ち前記扉枠に取付られた扉内板と、こ
    の扉内板と前記外板と前記扉枠間に発泡充填された発泡
    断熱材とからなる断熱扉。
  2. 【請求項２】 外板に形成された着色層裏面に貼付られ
    た接着層を有するテープとからなる請求項１記載の断熱
    扉。
  3. 【請求項３】 外板に形成された着色層裏面に貼付られ
    た接着層を有する樹脂シートからなる請求項１記載の断
    熱扉。
  4. 【請求項４】 外板裏面に設置された金属製補強部材と
    からなる請求項１記載の断熱扉。
  5. 【請求項５】 外板に形成された着色層裏面に貼付られ
    た接着層を有する金属製補強部材とからなる請求項４記
    載の断熱扉。
JP13322292A 1992-05-26 1992-05-26 断熱扉 Pending JPH05322436A (ja)

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