JPH05318624A - カートンブランクの抜型作成方法 - Google Patents

カートンブランクの抜型作成方法

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JPH05318624A
JPH05318624A JP4124905A JP12490592A JPH05318624A JP H05318624 A JPH05318624 A JP H05318624A JP 4124905 A JP4124905 A JP 4124905A JP 12490592 A JP12490592 A JP 12490592A JP H05318624 A JPH05318624 A JP H05318624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
rubber material
die
cutting
carton blank
Prior art date
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Pending
Application number
JP4124905A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuji Saito
藤 和 司 斉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP4124905A priority Critical patent/JPH05318624A/ja
Publication of JPH05318624A publication Critical patent/JPH05318624A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抜型本体上の切刃外方と切刃内方に沿ってゴ
ム材を迅速かつ自動的に設けること。 【構成】 予め定められたカートンブランク10の外形
情報に基づいて切刃形状11を求めるとともに、切刃形
状11の情報に基づいて切刃外方線12および切内方線
13を各々求める。次に、切刃外方線12および切刃内
方線13に沿って、ノズル37から流動状ゴム材15を
抜型本体21上に塗布する。その後流動状ゴム材15を
硬化させて、抜型20を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカートブランクの抜型作
成方法に係り、とりわけ切刃周囲にゴム材を配置した抜
型の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷済刷本を打抜いて、例えば紙
容器のカートンブランクを製造する方法が知られてい
る。印刷済刷本を打抜く際、カートンブランクの外形に
対応した切刃を有する抜型が用いられる。
【0003】このような抜型は、抜型本体に切刃を埋め
込んだものであり、切刃の周囲に断面矩形状のゴム材を
配置して打抜作業終了時に刷本と切刃が密着しないよう
になっている。すなわち、抜型により多数の刷本を打抜
くため、打抜作業終了時に切刃と刷本とが密着しないこ
とが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで抜型は一般に
次のように作成されている。まず抜型本体にカートンブ
ランクの外形に対応する切刃を設け、抜型本体の切刃の
両側に、必要長さに切断された棒状ゴム材を接着剤によ
り接着している。
【0005】棒状ゴム材を接着する作業は、通常人手に
よって行なわれているため長時間を要する。例えば一つ
の抜型に対して、5時間程度かかっている。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、短時間でかつ自動的にゴム材を切刃両側に
設けることができるカートンブランクの抜型作成方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定められ
たカートンブランクの外形情報に基づいて切刃形状を定
め、この切刃形状情報に基づいて切刃外方に沿う切刃外
方線と切刃内方に沿う切刃内方線を求め、予め切刃が設
けられた抜型本体上に、前記切刃外方線および前記切刃
内方線に基づいて流動状ゴム材を塗布し、その後、前記
流動状ゴム材を比較的硬化させることからなるカートン
ブランクの抜型作成方法、および予め定められたカート
ンブランクの外形情報に基づいて切刃形状を定め、この
切刃形状情報に基づいて切刃外方および内方に沿う棒状
ゴム材の設計配置位置とその設計長さを求め、予め切刃
が設けられた抜型本体上に、前記設計長さに基づいて所
定長さに切断された棒状ゴム材を前記設計配置位置に接
着剤を介して順次配置し、その後接着剤を硬化させるこ
とからなるカートンブンラクの抜型作成方法である。
【0008】
【作用】本発明によれば、抜型本体上の切刃の外方およ
び内方に沿ってゴム材を自動的に形成することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は、本発明によるカートンブ
ランクの抜型作成方法の第1の実施例を示す図である。
【0010】まず抜型について、図3により、簡単に説
明する。図3において、紙容器カートンブランクは次の
ようにして製造される。すなわち、支持板2上に受型3
が載置され、受型3上に印刷済刷本1が配設される。そ
して印刷済刷本1上に抜型20が設けられ、抜型20と
受型3との間で刷本1が打抜かれ、罫線(折曲線)10
aを有するカートブランク10(図1参照)が製造され
る。
【0011】抜型20は、抜型本体21の下方に突設さ
れた抜刃22と、押罫23とを有している。このうち抜
刃22はカートンブランク10の外形に対応する形状を
有し、刷本1を打抜くようになっており、また押罫23
によって罫線10aが形成される。また、抜型本体21
の下面のうち抜刃22の外方および内方にはゴム材24
が設けられ、このゴム材24により打抜終了時に切刃2
2と刷本1とが引離され打抜作業の迅速性が図られてい
る。
【0012】次に図2により抜型を作成するための装置
を説明する。
【0013】図2に示すように抜型20を載置するテー
ブル30が設けられ、テーブル30には抜型20上を水
平方向に移動するノズル保持体33が配置されている。
すなわちノズル保持体33はx方向ガイド31に沿って
摺動し、x方向ガイド31はy方向ガイド32に沿って
摺動するようになっている。また、ノズル保持体33の
下端にはノズル37が取付けられており、ノズル37は
ゴム供給機34に供給管35を介して接続されている。
またゴム供給機34とノズル保持体33は、各々制御装
置36に接続されている。
【0014】次に、図1および図2により抜型作成方法
について説明する。まず制御装置36において、予め定
められたカートンブランク10の外形情報(図1
(a))に基づいて、切刃形状11を求める(図1
(b))。図1(a)において、カートンブランク10
には、罫線(折曲線)10aが形成されている。
【0015】次に制御装置36において、切刃形状11
の情報に基づいて切刃外方に沿う切刃外方線12と、切
刃内方に沿う切刃内方線13を各々求める(図1
(c))。
【0016】なお、テーブル30上には、予め切刃22
と押罫23が設けられた抜型本体21が載置されてお
り、次に制御装置36からの信号に基づいて、ノズル保
持体33がテーブル30上を移動する。そしてノズル3
7から流動状ゴム材15が噴出され、制御装置36で求
めた切刃外方線12と切刃内方線13に沿って流動状ゴ
ム材15が抜型本体21上に塗布される(図1
(d))。
【0017】その後、流動状ゴム材15が比較的硬化
し、切刃22の外方および内方に沿って外方ゴム材24
aおよび内方ゴム材24bが形成され、このようにして
抜型20が得られる(図1(e))。
【0018】本実施例によれば、自動的にゴム材を切刃
の両側に設けることができるので、抜型の作成時間を短
時間に押えることができる。
【0019】次に本発明の第2の実施例を図4により説
明する。
【0020】図4において、制御装置46により次の計
算が行なわれる。すなわち、予め定められたカートンブ
ランク10(図1参照)の外形情報に基づいて切刃形状
11を求める(図4(a))。次に図4(a)に示すよ
うに、切刃形状11の情報に基づいて、切刃外方および
切刃内方に沿って棒状ゴム材40(図4(b))の設計
配置位置45とその設計長さを求める。すなわち切刃形
状の直線部分が長い場合は、棒状ゴム材40の設計長さ
を大きく取って設計配置位置の数を減らす。他方、切刃
形状の直線部分が短い場合は、棒状ゴム40の設計長さ
を小さく取って設計配置位置の数を増加させ、棒状ゴム
材40の形状を切刃形状に近づけるようにする。
【0021】次に制御装置46で求めた棒状ゴム材40
の設計長さに基づいて、棒状ゴム材40を図示しない切
断装置により所定長さに切断する(図4(b))。その
後、所定長さに切断された棒状ゴム材40に、吸着体4
2が接近して吸着する(図4(c))。次に吸着体42
によって棒状ゴム材40が移送される(図4(d))。
【0022】吸着体42は制御装置46からの信号に基
づき、予め切刃22と押罫23が設けられた抜型本体2
1上に棒状ゴム材40を移送し、制御装置46で求めた
設計配置位置に棒状ゴム材40を配置する。この場合、
抜型本体21上には切刃22の外方および内方に沿って
接着剤が塗布されており、この接着剤により棒状ゴム材
40は抜型本体21上に接着される。このようにして切
刃22の外方および内方に沿って棒状ゴム材40が接着
されて抜型20が得られる。
【0023】なお、抜型本体21上に接着剤を塗布した
例を示したが、これに限らず棒状ゴム材40側に塗布し
てもよい。
【0024】また、ゴム材24a,24b,40は切刃
22に沿ってすき間なく配置してもよいが、すき間をあ
けて配置してもよい。すき間をあけて配置する場合は、
ノズル37から流動状ゴム材を断続的に流し込むことが
できる。
【0025】ゴム材24a,24b,40の高さについ
ては、切刃のものよりわずかに高くすることが好まし
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抜型本体上の切刃の外方および内方に沿ってゴム材を自
動的に形成することができる。このため従来のように人
手によりゴム材を設ける必要がなくなり、抜型作成にか
かる時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカートンブランクの抜型作成方法
の第1の実施例を示す図。
【図2】本発明の第1の実施例を実施するための装置を
示す概略図。
【図3】抜型を示す側面図。
【図4】本発明によるカートンブランクの抜型作成方法
の第2の実施例を示す図。
【符号の説明】
10 カートンブランク 11 切刃形状情報 12 切刃外方線 13 切刃内方線 15 流動状ゴム 20 抜型 21 抜型本体 22 切刃 23 押罫 24a 外方ゴム材 24b 内方ゴム材 40 棒状ゴム材 42 吸着体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められたカートンブランクの外形情
    報に基づいて切刃形状を定め、この切刃形状情報に基づ
    いて切刃外方に沿う切刃外方線と切刃内方に沿う切刃内
    方線を求め、予め切刃が設けられた抜型本体上に、前記
    切刃外方線および前記切刃内方線に基づいて流動状ゴム
    材を塗布し、その後、前記流動状ゴム材を比較的硬化さ
    せることからなるカートンブランクの抜型作成方法。
  2. 【請求項2】予め定められたカートンブランクの外形情
    報に基づいて切刃形状を定め、この切刃形状情報に基づ
    いて切刃外方および内方に沿う棒状ゴム材の設計配置位
    置とその設計長さを求め、予め切刃が設けられた抜型本
    体上に、前記設計長さに基づいて所定長さに切断された
    棒状ゴム材を前記設計配置位置に接着剤を介して順次配
    置し、その後接着剤を硬化させることからなるカートン
    ブンラクの抜型作成方法。
JP4124905A 1992-05-18 1992-05-18 カートンブランクの抜型作成方法 Pending JPH05318624A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100599068B1 (ko) * 2003-10-13 2006-07-12 봅스트 쏘시에떼 아노님 블랭크 다이 컷팅 기계

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