JPH05315498A - 電子部品外部リードの成形方法及び成形装置 - Google Patents

電子部品外部リードの成形方法及び成形装置

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JPH05315498A
JPH05315498A JP11603292A JP11603292A JPH05315498A JP H05315498 A JPH05315498 A JP H05315498A JP 11603292 A JP11603292 A JP 11603292A JP 11603292 A JP11603292 A JP 11603292A JP H05315498 A JPH05315498 A JP H05315498A
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JP
Japan
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molding
lead
die
electronic component
external lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP11603292A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hamada
治 浜田
Toshifumi Kimura
敏文 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 IC等の電子部品の外部リードを高精度に曲
げ成形するための電子部品外部リードの成形方法及び成
形装置を得る。 【構成】 電子部品(IC基体)1の外部リード2の基
端部2aを支持する支持部6bと外部リードを曲げ成形
する成形面6cとを有するダイ6と、このダイ6の支持
部6bと対向して外部リード2の基端部2aを保持する
リード押え4と、ダイ6の成形面6cに対向して設けら
れた、成形面にテーパ部7bを有する弾性体ポンチ7及
びこの弾性体ポンチ7を押圧するための押圧具8とで構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、IC等の電子部品の
外部リードを曲げ成形する電子部品外部リードの成形方
法及び成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば公開実用平成2−5235
4号公報に示されたIC外部リード曲げ成形装置の部分
断面図である。図において、1は半導体チップを内部に
樹脂封止したIC基体、2は上記IC基体1の両側面に
それぞれ形成れた外部リードで、水平な基端部2a、こ
の基端部2aから垂下した垂下部2b及びこの垂下部2
bから伸びた先端部2cを有している。3はダイ、3a
はこのダイ3の中央部に形成された凹部で、上記IC基
体1が挿着されている。3bは上記凹部3aに連続して
形成された一対の支持部で、上記外部リードの基端部2
aを支持している。3cは上記一対の支持部3bにそれ
ぞれ連続して形成された略L字状の成形面で、その折曲
部に窪み3dを有している。4は上記ダイ3に対向して
設けられ、上記外部リード2の基端部2aを押圧保持す
るリード押えで、その中央部に凹部4aを有している。
5は上記リード押え4の外側に設けられたポンチで、上
記ダイ3の成形面3cに対向した成形面5aを有してい
る。
【0003】上記のように構成された従来のIC外部リ
ード曲げ成形装置の成形手順は、まず、リード押え4と
ポンチ5とを型開きして、IC基体1をダイ3の凹部3
aに挿着する。次に、リード押え4を降下させ外部リー
ド2の基端部2aをダイ3の支持部3bに押圧保持す
る。そして、ポンチ5をダイ3の成形面3cに押圧し
て、外部リード2の垂下部2b及び先端部2cを曲げ成
形する。
【0004】ここで、上記従来装置によれば、外部リー
ド2の先端部2cを曲げる時、絞られた外部リード2の
変形部を逃す窪み3dを設けたことにより、ダイ3の成
形面3cに倣って成形されるので、スプリングバックの
影響を受けることがなくなり、曲げ精度が向上するとい
うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の外部リード曲げ成形装置では、外部リード
2の先端部2cの曲げ精度は向上するが、垂下部2bに
は、圧縮力が付加されない構成となっているため、外部
リード全体の精度確保が困難である。その結果、外部リ
ード2の先端部2cが同一平面に揃わなく、例えば、I
Cをプリント配線基板に実装したとき、プリント配線基
板の配線パッドと外部リード2の先端部2dとの間に隙
間を生じ、ハンダ付け信頼性が低下するという問題点が
あった。
【0006】そこで、外部リードの垂下部2bに圧縮力
を付加するための一つの方策として、所定形状の曲げ曲
面を有する鋼体からなるポンチ及びダイを用いる方法も
考えられるが、外部リード2の板厚のばらつきにによっ
て曲げ角度に差を生じるなどの問題点があった。
【0007】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、外部リードの板厚のばらつきに関係
なく、外部リード全体の曲げ精度を確保できる電子部品
外部リードの成形方法及び成形装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子部品
外部リードの成形方法においては、外部リードの基端部
をダイとリード押えとで押圧保持した状態で、弾性体ポ
ンチにより上記外部リードのリード押えより露出した部
分をダイの成形面に押圧して曲げ成形するものである。
【0009】また、この発明に係る電子部品外部リード
の成形装置においては、外部リードの基端部を支持する
支持部と成形面とを有するダイと、上記外部リードの基
端部を上記支持部に対向して押圧保持するリード押え
と、上記外部リードを成形面に対して押圧する弾性体ポ
ンチとを備えたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、外部リードの基端部をダ
イとリード押えとで押圧保持し、上記外部リードのリー
ド押えより露出した部分を、弾性体ポンチを用いてダイ
の成形面に押圧して成形するので、全ての外部リードに
均一に圧縮力が付加され、所望の形状に正確に成形する
ことができる。
【0011】
【実施例】実施例1.図1及び2は、この発明の一実施
例による電子部品としてのIC外部リードの成形装置の
成形前後の状態を示す部分断面図である。なお、図1
(a)は成形前、図1(b)は曲げ成形後、図2は切断
成形後の状態を示す。図において、1、2、4は、図3
に示す従来例と同様のものであり、その説明を省略す
る。6は略断面U字状をしたダイ、6aはこのダイ6の
中央部に形成された凹部、6bは上記凹部6aに連続し
て形成された一対の支持部、6cは上記一対の支持部6
bにそれぞれ連続して形成された略L字状の成形面、6
dは上記ダイ6の両側に突出したガイド部で、上記一対
の成形面6cにそれぞれ連続して形成されている。7は
上記リード押え4と上記ガイド部6dとの間に設けら
れ、上記ダイの成形面6cに対して移動可能な弾性体ポ
ンチで、材質としては、例えばウレタンゴムなどが用い
られる。7aは上記弾性体ポンチ7に上記ダイの成形面
6cと対向して設けられた成形面で、途中から外方に広
がるテーパ部7bを有している。8は上記弾性体ポンチ
7の上面に装着された押圧具で、上記弾性体ポンチ7と
一体になって移動する。9は上記ダイの成形面6cの所
定位置に設けられた切断ポンチで、上記弾性体ポンチの
成形面7aに対して、押圧移動可能に構成されている。
【0012】次に、その成形手順について説明する。な
お、図1(a)に示すようにICを上記装置に挿着する
までの手順は従来例と同様であり、その説明を省略す
る。上述のようにICが挿着された状態で、加圧機構A
(図示せず)によって矢印Aの方向へ押圧具8が押圧さ
れると、この押圧具8の押圧によって弾性体ポンチ7が
降下し、まず、外部リードの垂下部2bを成形する。さ
らに、押圧具8を押圧すると、垂下部2bを成形した弾
性体ポンチは、ダイの成形面6cに沿って圧縮変形し、
次に、先端部2cを成形する。そして、最終的には図1
(b)に示すように、外部リード2の成形部分が弾性体
ポンチの圧縮変形によって静圧的にダイの成形面6cに
押圧され成形される。なお、弾性体ポンチ7にテーパ部
7bを設けたのは、垂下部2b近辺の曲げ成形部に強い
圧縮力を付加するためである。
【0013】次に、外部リードの先端部2cが所定の長
さに切断する場合、例えば図2に示すようにダイの成形
面6cの所定位置に設けられた切断ポンチ9を用いて行
なうことでができる。即ち、上記図1(b)に示すよう
に成形された状態で、加圧機構B(図示せず)によっ
て、矢印B方向へ切断ポンチ9を押圧し外部リードを切
断する。このようにして外部リード2を切断した後は、
加圧機構B及び加圧機構Aを元の位置に戻した後、リー
ド押え4及び弾性体ポンチ7を型開きして、製品として
のICを取り出し、外部リード成形の1ストロークが終
了する。
【0014】このように外部リードの曲げ成形におい
て、弾性体ポンチ7を用いたことにより、全ての外部リ
ード2に均一に静圧的に圧縮力が付加されるので、外部
リード2の板厚のばらつきによる押圧不足の部分が生じ
ることなく、スプリングバックの少ない曲げ精度の高い
外部リードが得られる。また、弾性体ポンチによって成
形されるので擦り傷の少ない外部リードが得られる。
【0015】なお、上記実施例では、電子部品としてI
Cを用いて説明したが、他の電子部品のリードについて
も利用できることはいうまでもない。また、弾性体ポン
チとしてウレタンゴムを用いて説明したが、これに何ら
限定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、弾性
体ポンチにより、対向するダイの成形面に外部リードを
押圧し曲げ成形したことにより、全ての外部リードに均
一に圧縮力が付加され、曲げ精度の高い電子部品外部リ
ードが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】この発明の一実施例による外部リードの切断状
態を示す部分断面図である。
【図3】従来の外部リード成形装置の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電子部品(IC基体) 2 外部リード 2a 基端部 4 リード押え 6 ダイ 6b 支持部 6c 成形面 7 弾性体ポンチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の側面より水平方向に突出する
    複数の外部リードの基端部を、上記外部リードを曲げ形
    成する成形面を有するダイとリード押えとの間に保持し
    た状態で、弾性体ポンチにより上記外部リードの上記リ
    ード押えより露出した部分を押圧して成形するようにし
    たことを特徴とする電子部品外部リードの成形方法。
  2. 【請求項2】 電子部品の側面より水平方向に突出する
    複数の外部リードの基端部を支持する支持部と、この支
    持部に連続して形成された成形面とを有するダイと、上
    記支持部に対向して設けられ、上記外部リードの基端部
    を押圧保持する移動可能なリード押えと、上記ダイの成
    形面に対向して設けられ、上記外部リードを成形面に対
    して押圧する移動可能な弾性体ポンチとを備えたことを
    特徴とする電子部品外部リードの成形装置。
JP11603292A 1992-05-08 1992-05-08 電子部品外部リードの成形方法及び成形装置 Pending JPH05315498A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1027189C2 (nl) * 2004-10-06 2006-04-10 Fico Bv Mal, inrichting en werkwijze voor het vervormen van elektronische componenten.
KR100832739B1 (ko) * 2007-09-10 2008-05-27 (주)케이엔씨 에이비에스 센서 소자의 리드 벤딩 및 커팅 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1027189C2 (nl) * 2004-10-06 2006-04-10 Fico Bv Mal, inrichting en werkwijze voor het vervormen van elektronische componenten.
KR100832739B1 (ko) * 2007-09-10 2008-05-27 (주)케이엔씨 에이비에스 센서 소자의 리드 벤딩 및 커팅 장치

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