JPH0531434Y2 - - Google Patents

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JPH0531434Y2
JPH0531434Y2 JP8058087U JP8058087U JPH0531434Y2 JP H0531434 Y2 JPH0531434 Y2 JP H0531434Y2 JP 8058087 U JP8058087 U JP 8058087U JP 8058087 U JP8058087 U JP 8058087U JP H0531434 Y2 JPH0531434 Y2 JP H0531434Y2
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JP
Japan
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reinforcing plate
core
radiator
fixed
brazing
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、横幅を比較的狭くすることができる
湾曲型の二輪車用ラジエータに関する。
〔従来技術〕
複数の平板状のコアを接続して台形状等に形成
することによりコアの横幅を狭くし且つ、放熱性
を向上させた二輪車用ラジエータが提案されてい
る。これは側部が邪魔にならず二輪車のフレーム
に最適な状態で搭載することができることを目的
としたものである。
〔解決しようとする問題点〕
ところがこのようなラジエータは、フラツトな
複数のコアを接続することにより製造していたた
め、その製作が面倒で量産性に欠ける欠点があつ
た。そのためレース用等の特殊用途にしか使われ
なかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は以上の問題点を取り除いた量産
性ある二輪車用ラジエータ製造のための補強プレ
ートを提供することを目的とし、その構成は次の
とおりである。
即ち、互いに平行に配設された複数の偏平チユ
ーブ1,1間にコルゲートフイン2を接触して該
接触部がろう付け固定されたコア3を有し、夫々
の偏平チユーブ1の両端を左右に離間した一対の
タンク4,4に連通し、該連通部を液密にろう付
け固定する。そして、コア3の上下両端面に夫々
補強プレート5をろう付け固定し、そのろう付け
固定後に、コア3と共に補強プレート5をその幅
方向に湾曲させる。ここで、この補強プレート5
には、予め少なくとも長手方向中央部にそれぞれ
の稜線が幅方向に傾斜して多数の波形8が曲折形
成されている。そしてこの波形8は前記中央部の
中心に対して対称位置にあるそれぞれの波の前記
稜線同志がハの字状に形成されてなることを特徴
とする。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明
する。
第1図は本考案の補強プレートを有する二輪車
用ラジエータの斜視略図であり、第2図はその組
立説明図、第3図はその使用状態を示す平面図、
第4図は本補強プレートの要部縦断面図である。
この二輪車用ラジエータはいわゆるコルゲート
フイン型のものであつて、複数のアルミニウム製
偏平チユーブ1を互いに平行に位置させると共
に、それらの間にアルミニウム製のコルゲートフ
イン2を配設する。そして各偏平チユーブ1の両
端部をそれぞれタンク4のチユーブプレートに挿
通固定する。そしてコア3の上下両端面に補強プ
レート5を位置させる。この補強プレート5はそ
れぞれ金属板からなり、全長がコア3よりわずか
に長く形成されると共に、その中央部に多数の波
形8がその中心点に対して左右対称に斜め方向に
形成されている。そしてそれにより対称位置の波
の稜線が互いにハの字状になると共に、そのハの
字状の末広がり方向が第1図に示す如く、湾曲し
ようとする凸部側に位置される。このようにして
なる補強プレート5をコア3の上下両端面に接触
させると共に、補強プレート5の両端部をタンク
4にそれぞれ接触させる。なお、補強プレート5
及び偏平チユーブ1外表面には予めろう付け用の
クラツド材が被着されてなる。このようにして組
立られた熱交換器を高温の炉内に挿入し、ろう材
を溶融させてそれぞれの接触部を一体的にろう付
け固定する。このとき補強プレート5には波形8
が斜めに形成されているため、その波の谷部外面
が上下両端に位置されるコルゲートフイン2の稜
線と交差するように接触し、該交差部がろう付け
されることになる。このようにして一直線状に形
成されたラジエータに外力を加えて第1図の如く
湾曲させる。このとき補強プレート5はその表面
に多数の波形8がハの字状に形成されているか
ら、湾曲の突出側の波形8はそのピツチが広がる
と共に、それと逆側の波形8はそのピツチが縮ま
るように形成される。このようにしてなるラジエ
ータは第3図に示す如く配置される。即ち、前輪
6とエンジン9との間に位置され、湾曲の凹側が
前輪方向に向けられる。すると二輪車の走行に伴
う空気流7を効果的にコア3に流通させ、熱交換
器を促進させるものとなる。
〔考案の効果〕
本考案の二輪車用ラジエータの補強プレートは
以上のような構成からなり、次の効果を有する。
本考案は、予め補強プレート5の少なくとも長
手方向中央部に、稜線が互いにハの字状に形成さ
れてなる波形8を曲折形成したから、コア3を幅
方向に湾曲したとき、その補強プレート5自体を
円滑に湾曲させ、そのプレート5によりコア3を
確実に補強し得る効果がある。しかも製造容易で
コンパクトなラジエータを安価に提供できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の補強プレートを有する二輪車
用ラジエータの斜視略図であり、第2図はその組
立説明図、第3図はその使用状態を示す平面図、
第4図は本補強プレートの要部縦断面図である。 1……偏平チユーブ、2……コルゲートフイ
ン、3……コア、4……タンク、5……補強プレ
ート、6……前輪、7……空気流、8……波形、
9……エンジン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに平行に配設された複数の偏平チユーブ
    1,1間に夫々コルゲートフイン2を接触して該
    接触部がろう付け固定されたコア3と、左右に離
    間し夫々の前記チユーブ1の両端が液密にろう付
    け固定された一対のタンク4,4と、を具備し、
    前記コア3の上下両端面に夫々ろう付け固定され
    た後に、前記コア3と共にその幅方向に湾曲され
    る二輪車用ラジエータの補強プレート5におい
    て、予め該プレート5の少なくとも長手方向中央
    部に、夫々の稜線が幅方向に傾斜した多数の波形
    8を曲折形成すると共に、該波形8は前記中央部
    の中心に対して対称位置にある夫々の波の前記稜
    線同志がハの字状に形成されてなることを特徴と
    する二輪車用ラジエータの補強プレート。
JP8058087U 1987-05-26 1987-05-26 Expired - Lifetime JPH0531434Y2 (ja)

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JPS63190787U JPS63190787U (ja) 1988-12-08
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Families Citing this family (3)

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KR20080071768A (ko) * 2007-01-31 2008-08-05 삼성전자주식회사 공기조화기
JP5107603B2 (ja) * 2007-04-26 2012-12-26 株式会社ティラド 熱交換器
KR101385199B1 (ko) * 2007-08-20 2014-04-14 한라비스테온공조 주식회사 열교환기

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JPS63190787U (ja) 1988-12-08

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