JPH05311955A - ドアの部材間の接合構造 - Google Patents

ドアの部材間の接合構造

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JPH05311955A
JPH05311955A JP15993492A JP15993492A JPH05311955A JP H05311955 A JPH05311955 A JP H05311955A JP 15993492 A JP15993492 A JP 15993492A JP 15993492 A JP15993492 A JP 15993492A JP H05311955 A JPH05311955 A JP H05311955A
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Takeyuki Nakada
雄之 中田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアの各部材間に経時的に膨張収縮が生じた場
合外部から両部材を締め付けて両部材の間に生じた目隙
をなくすこと。 【構成】框、帯、束等の部材より構成される枠体の内部
に鏡板5が嵌込まれてなるドアにおいて、各部材同志の
当接部にはそれぞれの部材間に当接力を働かせることの
できる締付具6,7,8,9,10,11が、外部より
締付け可能に、少なくとも該両部材間に亙り埋入されて
いるドアの部材間の接合構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】框、帯、束等の部材より構成され
る枠体の内部に鏡板が嵌込まれてなるドアの各部材の接
合構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来よりドアは、框、
帯、束等よりなる枠体の内部に鏡板が嵌込まれてなると
いった構成により、通常複数部材が接合されることによ
って組み立てられているものであって、必要に応じてこ
の表面に塗装が行なわれたりすることにより任意化粧が
施され製品として得ることが一般に行なわれている。
【0003】しかしながら、こうしたドアを構成する各
部材間の接合では、表面への接着剤の滲出によるドア表
面の汚染を嫌い接着剤の使用を控えたり、実あるいはホ
ゾのみに頼った接合手段が用いられていた。
【0004】このため、各部材において周辺の湿度の変
化や気候の変動による膨張収縮に伴う寸法変化が生じた
場合、その部材間での接合力は各部材のこうした運動力
に抗することができず、この接合部分において、これら
部材間における当接を維持することができなくなり、そ
の結果目隙を発生させてしまうことになっていた。
【0005】また、これらドアの表面に塗装が施されて
いる場合においては、この部材間の寸法変化によって生
じる目隙に伴い、部材間上に形成されている塗膜は引き
裂かれることになり、この塗膜の破壊は結果として物品
の部材間の接合部部分の表面において塗膜のクラックと
して外観されてしまうことになっていた。
【0006】このように従来のドアにおける各部材間の
接合手段では、出来上がったドアの表面意匠を経時的に
著しく低下させてしまうといった問題点を有していた。
【0007】
【技術的手段】框、帯、束等の部材より構成される枠体
の内部に鏡板5が嵌込まれてなるドアにおいて、各部材
同志の当接部にはそれぞれの部材間に当接力を働かせる
ことのできる締付具が、外部より締付け可能に、少なく
とも該両部材間に亙り埋入されているドア。
【0008】
【実施例】以下本発明実施例を図面に従って説明する。
図1は左右縦框1a,1b、上下横框2u,2d、帯
3、上下束4u,4dからなる枠体の内側に鏡板5が嵌
込まれてなるドアの各部材が締付具6,7,8,9,1
0,11,12で構成される本発明接合構造により接合
される状態を示すものである。
【0009】以下接合構造の数例について説明する。図
2はドアの左縦框1a、下横框2dの接合部における図
1a−a 断面である。左縦框1aの側面より下横框2
dにわたっては貫通孔13が穿たれており、該貫通孔1
3の内周面にはナット14が埋入固定されており、該ナ
ット14の中に両端に相反する方向にネジ山S,S
が切られ、両端面にドライバー溝を有したボルト15が
螺入されている。
【0010】このとき、左縦框1aに開口した貫通孔口
よりドライバーDによって前記ボルト15を自在に締緩
することができる。
【0011】このようにしてドアを構成する部材間に膨
張収縮による経時的な寸法変化が生じても、そこに目隙
が発生しないように両材間に当接力を付与するように締
付けることができるので、目隙の発生、および塗膜のク
ラックを効果的に防止することができる。
【0012】この締付具としてはこのほか、図3に示す
ように、左縦框1aより下横框2d2d内に貫通孔hを
穿ち、奥側に位置する下横框2dの中にボルト16を固
定し、左縦框1a内において該ボルト16にナット17
を螺入し、このナット17の回転を行なうことによって
両部材1a,2d間の締付けを行なうこともできる。
【0013】また図4に示すように締付け円盤18,1
8を用い、ドア表面あるいは裏面側より締付けを行なう
ことができる。そして左縦框1a,下横框2dにそれぞ
れ表面あるいは裏面側から回転円盤18,18の収容孔
19を穿つ。一方左縦框1aと下横框2dとは接合パイ
プCで結合しておき、接合パイプCにはボルトvがネジ
込まれて、収容孔19にまで延びている。ボルトvは回
転円盤18に固定され、外部から回転円盤18を回せ
ば、ボルトvは接合パイプCに対して進退できる。この
ようにして左縦框1aと下横框2dとは締付けられる。
【0014】さらに、この締付具は以上のような接合部
分に部分的に設置されるのみでなく、同様な機構によっ
て図5に示すような左右縦框1a,1b間や、図1にみ
られるような上下横框2u,2d間に亙り設置すること
もできる。
【0015】この場合、この締付具を締付けることによ
ればその両端材が締付けられることによりその両端材間
に位置する部材全体を同時に締付けることができる。
【0016】以上に示した締付具による締付け手段は本
発明の一例に過ぎず、この他の手段を持ってしても所望
する締付け作用が得られ、上記した所期の効果が得られ
るものであれば、そこに使用される締付具、および為さ
れる締付け手段は何等限定されるものではない。
【0017】例えば、実施例で用いられているような棒
状鋼の類の他にも、ワイヤー、ピアノ線やその他の線状
鋼の類が用いられることがあってもよい。
【0018】さらに鋼材に限らずとも所期の作用効果を
得るに充分な緊締力を発現可能なものであればその材質
に関しても何等制限されるものではない。
【0019】また、こうした接合構造は框材と鏡板5の
間において用いられてもよいことは勿論である。
【0020】本発明による締付具の埋入による接合は、
従来のように実あるいはホゾのみによる部材間の接合に
際して用いられてもよいし、また、接着剤を介しての部
材間の接合において用いられてもよい。
【0021】ドアにはその表面に任意塗装が施されても
よい。このとき該ドアの表面に形成される塗膜には、こ
の締付具によりドアを構成する各部材間における目隙の
発生が防がれるため、該部分において生じていた従来の
ようなクラックは起こることがない。
【0022】こうして、ドア表面においては部材間の目
隙や塗膜のクラックを生じることがなく、当初の表面意
匠を低下させない美麗な表面性を有した優れたドアが得
られる。
【0023】
【発明の効果】框、帯、束等の部材より構成される枠体
の内部に鏡板5が嵌込まれてなるドアにおいて、各部材
同志の当接部にはそれぞれの部材間に当接力を働かせる
ことのできる締付具が、外部より締付け可能に、少なく
とも該両部材間に亙り埋入されているといった構成をと
ったため、
【0024】ドアを構成するこれら各部材に湿度の変化
や温度の変動に起源する膨張収縮による経時的な寸法変
化が生じても、その部材間の接合部分に目隙が発生しな
いように両部材間に当接力を付与するべく締付けを行な
うことができるので、目隙の発生、および該目隙によっ
て引き起こされることになっていた接合部分上に形成さ
れた塗膜のクラックを効果的に防止することができる。
【0025】このため、ドア表面においては部材間の目
隙や塗膜のクラックを生じることがなく、当初の表面意
匠を低下させない美麗な表面性を有した優れたドアが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ドアの正面図、
【図2】下框に貫通孔13内にナット14を固定しボル
ト15を螺入したときの断面図、 (図1 a−a
断面)
【図3】左縦框1a,下横框2dにボルト16を固定
し、ナット17でボルト16を回転する場合の断面図、
【図4】締付円盤18を用いドア表裏面より締付けを行
なう場合の断面図、
【図5】左右の縦框1a,1b間に締付具を貫通させた
場合の断面図、
【符号の説明】
1a,1b:左右縦框(図1)(図2)、 2u,2d:上下横框(図1)(図2)、 3:帯(図3)、 4u,4d:上下束(図4)、 5:鏡板(図1)、 6,7,8,9,10,11,12:締付具(図1)、 13:貫通孔(図1)(図2)、 14:ナット(図2)、 15:ボルト(図2)、 16:ボルト(図3)、 17,27:ナット(図3)、 18:円盤、 h:貫通孔(図3)、 S,S:ねじ山(図2)、 19:収容孔(図4)、 C:接合パイプ(図4)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 框、帯、束等の部材より構成される枠体
    の内部に鏡板5が嵌込まれてなるドアにおいて、 各部材同志の当接部にはそれぞれの部材間に当接力を働
    かせることのできる締付具6,7,8,9,10,11
    が、外部より締付け可能に、少なくとも該両部材間に亙
    り埋入されていることを特徴とするドアの部材間の接合
    構造。
JP4159934A 1992-05-11 1992-05-11 ドアの部材間の接合構造 Expired - Fee Related JP2741455B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011985U (ja) * 1983-07-01 1985-01-26 加茂建具協同組合 木製サツシ
JPS60170486U (ja) * 1984-04-20 1985-11-12 アイカ工業株式会社 ドア
JPH01119785U (ja) * 1988-02-10 1989-08-14

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011985U (ja) * 1983-07-01 1985-01-26 加茂建具協同組合 木製サツシ
JPS60170486U (ja) * 1984-04-20 1985-11-12 アイカ工業株式会社 ドア
JPH01119785U (ja) * 1988-02-10 1989-08-14

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