JPH0530815A - らつきよう等の細長い球根の植付機 - Google Patents

らつきよう等の細長い球根の植付機

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JPH0530815A
JPH0530815A JP21591191A JP21591191A JPH0530815A JP H0530815 A JPH0530815 A JP H0530815A JP 21591191 A JP21591191 A JP 21591191A JP 21591191 A JP21591191 A JP 21591191A JP H0530815 A JPH0530815 A JP H0530815A
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flat
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来困難視されていたらっきょう等の細長い球
根を機械的に植付けることを可能にして、植付能率を一
挙に高めると同時に、農作業者を苦痛な植付作業から開
放することである。 【構成】主搬送ベルト装置C1 と副搬送ベルト装置C2
との下方搬送部20において、各平ベルト17,17’
を重ね合わせて複数のガイドロ−ラ10に密着させる。
機枠13’の下端部に回動棹22を支承して、その下端
部に下プ−リ16’を取付け、引張スプリング23によ
り一対の下プ−リ16,16’を互いに弾接させる。一
対の平ベルト17,17’により挟まれて下方搬送部2
0の下端まで搬送されてきた球根Aは、一対の下プ−リ
16,16’の間から繰り出されて、根を下にした起立
姿勢で植付け溝に植付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、らっきょう等の細長い
球根類を上下方向を特定した起立姿勢で植付けるための
植付機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばらっきょうの植付けは、球根に根
が付いたままでこの根を下側にし、芽の出る部分を上側
にして、1粒または2粒を手作業により植付けていた。
このように、根を下にして球根を植付けないと、収穫量
が少なくなる。このらっきょうの植付時期は、真夏の最
も暑い時期であって、しかも条間、及び植付間隔がそれ
ぞれ約24cm, 6cmといずれも小さいので、大量の球根
を植付けなければならない。このようにして、真夏の炎
天下において大量の球根を人手により植付ける作業は、
忍耐を要する重労働であった。これが原因で、らっきょ
うの栽培は余り普及せず、その栽培量は、需要量よりも
少ないと言われている。
【0003】らっきょうの植付作業を機械化できない最
大の原因は、その球根が細長い紡錘状をしていて、しか
もその根を下にした起立姿勢で植付けなければならず、
機械装置から球根を排出落下させる場合に、球根の起立
姿勢を維持できないためであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来困難視
されていたらっきょう等の細長い球根を機械的に植付け
ることを可能にして、植付能率を一挙に高めると同時
に、農作業者を苦痛な労働から開放することを課題とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る植付機は、
機枠に支承された少なくとも3個のプ−リに平ベルトが
垂直面内で走行可能なように掛装された主搬送ベルト装
置と、ほぼ同一の構成の副搬送ベルト装置とから成り、
前記各搬送ベルト装置における上方から下方に向かって
走行する部分の各平ベルトは、密着機構を介して互いに
密着されて下方搬送部を形成しており、各搬送ベルト装
置の最下端の各下プ−リは、弾接機構を介して接離可能
に弾接した状態で、機体に取付けられた溝切り板の内部
に臨んでいると共に、この下プ−リの半径は、植付ける
球根の平均長よりも小さく設定されていて、前記平ベル
トの走行速度と機体の進行速度との比を、前記一対の下
プ−リの間から球根がほぼ垂直となって繰り出されて植
付けられる臨界値以上に設定して各搬送ベルト装置を駆
動するように構成したことを特徴としている。
【0006】
【発明の作用】主搬送ベルト装置の上部にほぼ水平に形
成された球根載置部において、根部が平ベルトの走行方
向を向くようにして多数の球根を一定間隔をおいて連続
して載置すると、この球根は下方搬送部において二枚の
平ベルトにより挟まれて、各搬送ベルト装置の下端の一
対の下プ−リの部分まで搬送される。この一対の下プ−
リは、弾接機構を介して接離可能に弾接した状態で、機
体に取付けられた溝切り板の内部に臨んでいると共に、
この下プ−リの半径は、植付ける球根の平均長よりも小
さく設定されているので、一対の下プ−リで挟まれてい
る球根は、この一対の下プ−リの間から根部を下にして
形成直後の溝の底部に向かって繰り出され、球根の上部
が一対の下プ−リで挟まれている状態において、その根
部は植付け溝の底部に達して両側からこぼれ落ちる土に
よって軽く覆われ、球根が完全に落下した後には更に多
くの土によって覆われて、根を下にした起立姿勢で植付
け溝の底部に植付けられる。ここで、平ベルトの走行速
度と機体の進行速度との比が、前記一対の下プ−リの間
から球根がほぼ垂直となって繰り出されて植付けられる
臨界値以上となるようにして、各搬送ベルト装置が駆動
されているので、一対の下プ−リの部分から球根が繰り
出されて落下する場合に、この球根が前方に引きずられ
て傾斜して植付けられたり、倒れたりすることもない。
【0007】
【実施例】図1ないし図4に、本発明に係るらっきょう
植付機が示されている。図1は、この植付機の側面図で
あり、図2は、同じく概略平面図であり、図3は、図2
の植付機ユニットU1,2 の部分の拡大図であり、図4
は、同じく概略背面図である。植付機の機体1はトラク
タに牽引されるもので、その前部にはツ−ルバ−2が横
方向(機体1の進行方向と直交する方向)に水平に支持
され、このツ−ルバ−2に定規車取付棹3が固定位置を
調整可能にして取付けられ、この定規車取付棹3に定規
車4が取付けられている。機体1の後部には、一対の軸
受5を介して駆動軸6が横方向に支持されていて、この
駆動軸6の一端部に駆動輪7が取付けられている。ま
た、機体1の前部には、トラクタ(図示せず)に連結す
るための連結部8が設けられ、この連結部8にトラクタ
のロワ−リンク9とアッパ−リンク11とが連結され
る。
【0008】機体1の後部には、同一構成の2台の植付
機ユニットU1,2 が横方向に装着されて、2条を同時
に植付けできるようになっている。この2台の植付機ユ
ニットU1,2 は、機体1の横方向に沿って所定の間隔
をおき、しかも機体1の横方向の中心(一対の定規車4
の中央部)に対して一方側にずれて装着されている。こ
のようにして2台の植付機ユニットU1,2 を横方向の
中心に対してずらせて装着してあるのは、機体1の往路
と復路において、トラクタの前輪(図示せず)及び後輪
12、並びに機体1の定規車4及び駆動輪7とが同一部
分を走行するようにして、トラクタによる圃場の踏み付
け部分を少なくするためである。
【0009】次に、図4を参照にして、植付機ユニット
1 について詳細に説明する。この植付機ユニットU1
は、主搬送ベルト装置C1 と副搬送ベルト装置C2 とで
構成される。主搬送ベルト装置C1 は、機体1に固着さ
れた機枠13の上端部に外プ−リ14と内プ−リ15と
が取付けられ、機枠13の下端部に下プ−リ16が取付
けられ、この3つのプ−リ14,15,16の間に平ベ
ルト17が垂直面内において走行可能に掛装され、内プ
−リ15と下プ−リ16との間において平ベルト17が
下方に走行する構成である。外プ−リ14と内プ−リ1
5とは、ほぼ同じ高さに設けられて、その径も同一であ
るが、下プ−リ16の径は、他の2つのプ−リ14,1
5の径よりも遙かに小さくなっている。下プ−リ16の
半径は、植付けるらっきょうの球根Aの平均長よりも小
さくしてある。副搬送ベルト装置C2 は、上記主搬送ベ
ルト装置C1 とほぼ同一構成であって、機枠13’に取
付けられた外プ−リ14’と内プ−リ15’と下プ−リ
16' と間に平ベルト17’が垂直面内において走行可
能に掛装され、内プ−リ15’と下プ−リ16' との間
において平ベルト17’が下方に走行する構成になって
いる。副搬送ベルト装置C2 においては、外プ−リ1
4’よりも高くて、しかも主搬送ベルト装置C1 の内プ
−リ15の直上の部分に内プ−リ15’が配置されてい
る。主搬送ベルト装置C1 の機枠13には、複数個のガ
イドロ−ラ10が上下方向に所定の間隔をおいて設けら
れて、各搬送ベルト装置C1,2 の平ベルト17,1
7’がこのガイドロ−ラ10に沿って互いに密着して走
行するようになっている。二枚の平ベルト17,17’
が密着して下方に向かって走行する部分が下方搬送部2
0を形成している。各搬送ベルト装置C1,2 の下プ−
リ16,16’は弾接機構によって接離可能に弾接して
いて、機体1の下部に取付金具18を介して取付けられ
た溝切り板19の内部に入り込んでいる。図5に示され
るように、副搬送ベルト装置C2 の機枠13’の下端部
には、ピン21を介して回動棹22が取付けられ、この
回動棹22と主搬送ベルト装置C1の機枠13とが引張
スプリング23で連結されて、前記弾接機構を構成して
いる。主搬送ベルト装置C1 の外プ−リ14と内プ−リ
15との間が、球根載置部24となっていて、機体1に
おける各植付機ユニットU1,2 の球根載置部24の前
方に作業者Mが腰掛けてらっきょうの投入作業を行うた
めの腰掛25が設けられ、この腰掛25と植付機ユニッ
トU1,2 との間に足載板26が設けられている。図1
に示されるように、作業者Mが腰掛25に腰掛けて機体
1の後方を向いた状態において、この作業者Mの前方部
分に箱台27が傾斜して設けられ、この箱台27にらっ
きょうの球根を多数入れた球根箱28が載せられる。
【0010】次に、各植付機ユニットU1,2 の主搬送
ベルト装置C1 と副搬送ベルト装置C2 とを駆動させる
ための駆動力伝達機構について簡単に説明する。前記駆
動軸6における駆動輪7が取付けられている端部と反対
の端部は、カップリング29を介してベベルギアボック
ス31の入力軸32に連結されている。ベベルギアボッ
クス31の出力軸33は前記入力軸32と直交してい
て、この出力軸33に取付けられた鎖歯車34と、植付
機ユニットU1 の主搬送ベルト装置C1 の内プ−リ15
を支持している支持軸35に取付けられた鎖歯車36と
の間に鎖37が掛装され、鎖37の走行により植付機ユ
ニットU1 の主搬送ベルト装置C1 が駆動される。この
支持軸35に取付けられた別の鎖歯車38と、第1の中
間軸39に取付けられた鎖歯車41との間に鎖42が掛
装され、この鎖42の上方走行部は、植付機ユニットU
1 の副搬送ベルト装置C2 の外プ−リ14’を支持して
いる支持軸43に取付けられた鎖歯車44に掛装され、
鎖42の走行によって、植付機ユニットU1 の副搬送ベ
ルト装置C2 が駆動される。また、植付機ユニットU2
の主搬送ベルト装置C1 の内プ−リ15を支持している
支持軸45に鎖歯車46が取付けられ、この鎖歯車46
と、前記第1の中間軸39に取付けられた別の鎖歯車4
7との間に鎖48が掛装され、この鎖48の走行によっ
て、植付機ユニットU2 の主搬送ベルト装置C1 が駆動
される。前記支持軸45に取付けられた別の鎖歯車50
と、第2の中間軸49に取付けられた鎖歯車51との間
に鎖52が掛装され、この鎖52の上方走行部は、植付
機ユニットU2 の副搬送ベルト装置C2 の外プ−リ1
4’を支持している支持軸53に取付けられた鎖歯車5
4に掛装され、鎖52の走行によって、植付機ユニット
2 の副搬送ベルト装置C2 が駆動されるようになって
いる。このため、いずれの植付機ユニットU1,2 にお
いても平ベルト17,17’は、互いに逆方向に走行
し、しかも両平ベルト17,17’が密着して走行する
部分においては下方に向かって走行するようになる。ま
た、ベベルギアボックス31の出力軸33には、鎖歯車
34と歯数の異なる別の鎖歯車が取付けられていて、変
速できるようになっている。なお、上記した駆動力伝達
機構において、各植付機ユニットU1,2 の各搬送ベル
ト装置C1,2 を構成している各平ベルト17,17’
の走行速度が等しくなるように、各鎖歯車、及び各プ−
リの径を定めている。
【0011】上記したらっきょうの植付機を使用してそ
の球根を機械的に植付けるには、二人の作業者Mが機体
1に乗り込んで、腰掛25に腰を掛けて機体1の後方を
向いた姿勢で球根Aの投入作業を行う。トラクタにより
植付機が牽引されると、駆動輪7が回転し、この回転に
より生じた駆動力が上記伝達機構を介して植付機ユニッ
トU1,2 の各搬送ベルト装置C1,2 に伝達されて、
平ベルト17,17’が周回走行する。ここで、平ベル
ト17,17’の走行速度V1 と植付機の走行速度V2
との比が、一対の下プ−リ16,16’の間から球根A
がほぼ垂直となって繰り出されて植付けられる臨界値以
上となるように、両速度V1,2 を定めている。
【0012】各作業者Mがそれぞれの植付機ユニットU
1,2 の主搬送ベルト装置C1 に設けられた球根載置部
24において、多数の球根Aをその根部が搬送方向を向
くようにして一定間隔をおいて連続して載置して投入す
ると(平ベルト17,17’に一定間隔をおいて目印を
付けておくと、この目印を基準にして球根Aを一定間隔
で投入できる)、この球根Aは下方搬送部20の上端部
まで平ベルト17により搬送されて、この部分において
二枚の平ベルト17,17’の間に挟まれて、下方搬送
部20の下端の一対の下プ−リ16,16’の部分まで
前記投入時の姿勢を維持したまま搬送される。下方搬送
部20の下端部分においては、前記弾接機構により下プ
−リ16に対して他方の下プ−リ16’が接離可能に弾
接していて、球根Aが一対の下プ−リ16,16’の部
分に達すると、引張スプリング23の復元力に抗して下
プ−リ16’が他方の下プ−リ16に対して離されて、
球根Aを挟み込む。そして、図5及び図6に示されるよ
うに、一対の下プ−リ16,16’で挟まれている球根
Aは、この一対の下プ−リ16,16’の間から根部を
下にして、溝切り板19により形成された直後の植付け
溝55の底部に向かって繰り出され、球根Aの上端部が
一対の下プ−リ16,16’で挟まれている状態におい
て、その根部は植付け溝55の底部に達して、両側から
こぼれ落ちる土56によって軽く覆われ、球根Aが完全
に落下した後には更に多くの土56によって覆われて、
根を下にした起立姿勢で植付け溝55の底部に一定の間
隔で植付けられる。平ベルト17,17’の走行速度V
1 と植付機の走行速度V2 との比を上記したように設定
してあるので、一対の下プ−リ16,16’の部分から
球根Aが繰り出されて落下する場合に、球根Aの上端部
が前方に引きずられて傾斜したり、倒れたりすることは
ない。例えば、平ベルト17,17’の走行速度V1
植付機の走行速度V2 に対して小さい場合には、一対の
下プ−リ16,16’の部分から繰り出された球根Aが
引きずられてしまう。
【0013】また、球根Aを2粒並列させて平ベルト1
7に載置することにより、2粒の球根Aを同一位置に植
付けることもできる。更に、上記実施例では、二枚の平
ベルト17,17’を密着させて下方に走行させるため
の密着機構を、上下方向に沿って配置された複数個のガ
イドロ−ラ10で構成したが、図7に示されるように、
所定の厚みを有する軟質ゴム製の平ベルト57を使用し
て、板バネ58の先端部に装着したロ−ラ59により二
枚の平ベルト57の外側を板バネ58の復元力を用いて
押付けて密着させるようにした密着機構を使用すること
もできる。軟質ゴム製の平ベルト57を使用すると、こ
の平ベルト57が弾性変形するために、球根の損傷が少
なくなる利点がある。
【0014】また、本発明に係る植付機によれば、らっ
きょうの球根の他に、ニンニクの球根、里芋などを上下
方向を特定した起立姿勢で植付けることもできる。里芋
のように大きな芋を植付ける場合には、平ベルト17,
17’は密着させる必要はなく、二枚の平ベルトにより
芋が挟まれるように、この二枚の平ベルトを寄り合わせ
れば足り、これにより平ベルトを走行させるための駆動
力が小さくなる。このように、本発明においては、下方
搬送部における平ベルトの密着機構は、必ずしも二枚の
平ベルトを密着させる場合の他に、二枚の平ベルトを互
いに寄り合わせる場合も含まれる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る植付機によれば、らっきょ
う等の球根を根を下にした起立姿勢で機械的に植付ける
ことができるので、従来の手作業に比較してその植付能
率が一挙に高められると同時に、手作業による苦痛な植
付作業から農作業者を開放できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る植付機の概略側面図である。
【図2】同様の概略平面図である。
【図3】図2の植付機ユニットU1,2 の部分の拡大図
である。
【図4】本発明に係る植付機の概略拡大背面図である。
【図5】植付機ユニットU1(U2)の下端部の拡大背面図
である。
【図6】同様の拡大側面図である。
【図7】板バネ58を使用した平ベルト57の密着機構
の部分の平面断面図である。
【符号の説明】
A:らっきょうの球根 C1 :主搬送ベルト装置 C2 :副搬送ベルト装置 U1,2 :植付機ユニット V1 :平ベルトの走行速度 V2 :植付機の走行速度 10:ガイドロ−ラ(密着機構) 13,13' :機枠 14,14' :外プ−リ 15,15' :内プ−リ 16,16' :下プ−リ 17,17' :平ベルト 19:溝切り板 20:下方搬送部 22:回動棹(弾接機構) 23:引張スプリング(弾接機構) 24:球根載置部 55:植付け溝 58:板バネ(密着機構)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 らっきょう等の細長い球根を上下方向を
    特定した起立姿勢で植付けるための植付機であって、機
    枠に支承された少なくとも3個のプ−リに平ベルトが垂
    直面内で走行可能なように掛装された主搬送ベルト装置
    と、ほぼ同一の構成の副搬送ベルト装置とから成り、前
    記各搬送ベルト装置における上方から下方に向かって走
    行する部分の各平ベルトは、密着機構を介して互いに密
    着されて下方搬送部を形成しており、各搬送ベルト装置
    の最下端の各下プ−リは、弾接機構を介して接離可能に
    弾接した状態で、機体に取付けられた溝切り板の内部に
    臨んでいると共に、この下プ−リの半径は、植付ける球
    根の平均長よりも小さく設定されていて、前記平ベルト
    の走行速度と機体の進行速度との比を、前記一対の下プ
    −リの間から球根がほぼ垂直となって繰り出されて植付
    けられる臨界値以上に設定して各搬送ベルト装置を駆動
    して、主搬送ベルト装置の上部に形成された球根載置部
    において、当該部分を走行する平ベルトの上に球根をそ
    の根部が走行方向を向くようにして載せ、前記下方搬送
    部において二枚の平ベルトにより球根を挟んで下プ−リ
    の部分まで搬送して、当該部分において溝切り板により
    形成された直後の植付け溝内に根を下にした姿勢を維持
    して球根を落下させて植付ける構成にしたことを特徴と
    するらっきょう等の細長い球根の植付機。
  2. 【請求項2】 前記弾接機構は、一方の搬送ベルト装置
    の機枠の下端部に回動可能に装着されて、その下端に下
    プ−リが取付けられる回動棹と、この回動棹を他方の搬
    送ベルト装置の側に付勢するための引張スプリングとで
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載のらっ
    きょう等の細長い球根の植付機。
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