JPH05307436A - X−y方向入力装置 - Google Patents

X−y方向入力装置

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JPH05307436A
JPH05307436A JP4137936A JP13793692A JPH05307436A JP H05307436 A JPH05307436 A JP H05307436A JP 4137936 A JP4137936 A JP 4137936A JP 13793692 A JP13793692 A JP 13793692A JP H05307436 A JPH05307436 A JP H05307436A
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正博 相馬
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敏彦 中野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カ−ソル位置調整が容易なX−Y方向入力装
置を得る。 【構成】 X、及びY方向の各相信号XA,XB,Y
A,YBのパルス幅を測定する2組のタイマ62,63
と、摺動子43a〜43c,46a〜46cと擬似パル
ス用パタ−ン47d,e,48d,eとの接触時間を測
定する位置タイマ64と、上記接触状態時にカ−ソル移
動のための、その周期によりカ−ソル移動速度が変化す
るX、及びY方向擬似制御信号を生成し、ディスプレイ
装置に出力すると共に、この接触時間に応じて、上記
X、及びY方向の擬似制御信号の周期を段階的及び/又
は連続的に変更するCPU61とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX−Y方向入力装置に関
し、特に画面スクロ−ル、あるいはスクリ−ン上のカ−
ソルを任意方向に移動させるに適した、操作性の良好な
X−Y方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開平1−133637号
公報に示されるように、操作体の移動量に応じてディス
プレイ装置に表示されるカ−ソルを任意方向へ移動させ
るようにしたX−Y方向入力装置が提案されている。
【0003】図12はこの種の従来のX−Y方向入力装
置を示す平面図、図13は図12のX−Y方向入力装置
のA−A線に沿う断面図である。
【0004】従来のX−Y方向入力装置は、図12に示
すように、図示しない開口を有するケ−シング1と、こ
のケ−シング1に設けられ相対的に移動可能な操作体2
と、ケ−シング1内に設けられたX方向のパタ−ン3及
びY方向のパタ−ン4と、該X方向のパタ−ン3に摺接
する摺動子5を保持する第1の保持体6と、この保持体
6をX方向に案内する案内手段7と、上記Y方向のパタ
−ン4に摺接する摺動子8を保持する第2の保持体9
と、この保持体9をY方向の案内する第2の案内手段1
0とを備えている。上記操作体2は、図13に示すよう
に、ケ−シング1の開口より上方へ突出する軸12と、
この軸12に嵌入される座金13と、該軸12の上端に
設けられるつまみ14とからなっている。上記第1の保
持体6は上記軸12が挿通されるY方向の長孔6aを有
し、該保持体6上に上記第2の保持体9が積層される。
この第2の保持体9も、上記軸12が挿通されるX方向
の長孔9aを有する。
【0005】この従来のX−Y方向入力装置では、組立
する際に軸12を第1の保持体6の下方より長孔6a,
9aに挿通した後、座金13を嵌入して軸12の脱落防
止を図るとともに、該軸12の上端につまみ14を篏着
するようになっている。そして、該つまみ14を押圧操
作することによって第1の保持体6及び第2の保持体9
をそれぞれX方向、Y方向へ移動させ、該保持体6,9
にそれぞれ保持される摺動子5,8がパタ−ン3,4を
検出することにより、上記のつまみ14の移動量を検出
し、このつまみ14の移動量に応じて、ディスプレイ装
置に表示されるカ−ソルを任意位置まで移動させるよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
のX−Y方向入力装置では、つまみ14の移動量が有限
であるため、ディスプレイ装置に表示されるカ−ソルの
移動領域も比較的に小さなものに限定されるという問題
があった。一方、上記のカ−ソルの移動領域を大きく設
定しようとすると、つまみ14のわずかの移動でカ−ソ
ルが大きく移動してしまい、カ−ソル位置の微調整が困
難になり、操作性が悪くなるという問題があった。
【0007】本発明は、上記の従来技術の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は操作体の移動に応じてディ
スプレイ装置に表示されるカ−ソルを任意方向へ移動で
きるばかりか、操作体が移動端部まで移動した後におい
ても、カ−ソル移動を継続し、その際のカ−ソル位置調
整が容易なX−Y方向入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、X−Y方向に移動可能な操作体の移動に
応じてディスプレイ装置に表示されるカ−ソル等を任意
方向へ移動させるため、この操作体の移動に応じてX及
び/又はY方向の移動信号を上記ディスプレイ装置に出
力するようにしたX−Y方向入力装置において、上記操
作体がX−Y方向の所定位置に到達したことを検出する
手段と、この検出の後、上記操作体の上記所定位置での
停止時に、上記カ−ソル等をX及び/又はY方向に継続
して移動させるための、その周期により上記カ−ソル等
の移動速度が変化するX及び/又はY方向の擬似制御信
号を生成し、ディスプレイ装置に出力する手段とを備
え、この擬似制御信号を生成し出力する手段は、更に、
上記操作体の上記所定位置での停止時間に応じて、上記
ディスプレイ装置に出力する信号の周期を段階的及び/
又は連続的に短くなる方向に変更する手段とを備えた構
成にしてある。
【0009】また、本発明は、X−Y方向に移動可能な
操作体の移動に応じてディスプレイ装置に表示されるカ
−ソル等を任意方向へ移動させるため、この操作体の移
動に応じてX及び/又はY方向の移動信号を上記ディス
プレイ装置に出力するようにしたX−Y方向入力装置に
おいて、上記操作体がX−Y方向の所定位置に到達した
ことを検出する手段と、この検出の後、上記操作体の上
記所定位置での停止時に、上記カ−ソル等をX及び/ま
たはY方向に継続して移動させるためのX及び/又はY
方向の擬似制御信号を生成し、ディスプレイ装置に出力
する手段とを備え、この擬似制御信号を生成し出力する
手段は、上記操作体が上記所定位置に到達する直前に上
記ディスプレイ装置に出力しているX及び/又はY方向
の移動信号のいずれか一方の方向の信号が、所定時間の
間レベル変化がなかった場合には他方の方向にのみ、そ
の方向の所定周期の擬似制御信号を生成、出力し、上記
移動信号のX、及びY方向のいずれも上記レベル変化が
あった場合は、Y方向の移動信号の周期とX方向の移動
信号の周期との比率と、Y方向の擬似制御信号の周期と
X方向の擬似制御信号の周期との比率が略等しく、且つ
X又はY方向のいずれか一方が所定の周期であるX、及
びY方向の擬似制御信号を生成し、ディスプレイ装置に
出力することを備えた構成にしてある。
【0010】
【作用】本発明は、請求項1に記載のように構成したの
で、操作体をX−Y方向の所定位置まで移動させた時、
検出手段により上記操作体が所定位置に到達したことを
検出する。この検出の後、上記操作体が所定位置に停止
している間、擬似制御信号を生成し、出力する手段は、
継続してディスプレイ上のカ−ソル等を移動させるため
に、上記操作体が所定位置に停止している時間に応じて
その周期を段階的及び/又は連続的に短くなる方向に変
化させたX及び/又はY方向の擬似制御信号を生成し、
ディスプレイ装置に出力する。
【0011】これにより、操作体が所定位置に到達した
後も、ディスプレイ上のカ−ソルは上記X及び/又はY
方向の擬似制御信号の周期に応じ、段階的及び/又は連
続的に高速化して移動する。従って、カ−ソルは最初は
比較的ゆっくりした速度で移動するので、少しだけカ−
ソルを移動させる場合の微調整が行い易くなる。また、
カ−ソル移動が順次高速化するので、カ−ソルを大きく
移動させる場合においても迅速性を損なうことなく移動
できる。
【0012】また、本発明は、請求項2に記載のように
構成したので、操作体をX−Y方向の所定位置まで移動
させた時、検出手段により上記操作体が所定位置に到達
したことを検出する。この検出の後、上記操作体が所定
位置に停止している間、擬似制御信号を生成し、出力す
る手段は、継続してディスプレイ上のカ−ソルを移動さ
せるために、下記のようなX及び/又はY方向の擬似制
御信号を生成し、ディスプレイ装置に出力する。
【0013】1.上記操作体が上記所定位置に到達する
直前にディスプレイ装置に出力しているX及び/又はY
方向の移動信号のいずれか一方の方向(例えばY方向)
の信号が、所定時間の間レベル変化がなかった場合に
は、他方の方向(例えばX方向)にのみ、その方向の所
定周期の擬似制御信号を生成し、出力。
【0014】2.上記1において、X及びY方向の移動
信号のいずれも上記レベル変化があった場合は、X,Y
方向の移動信号の周期の比率と、X,Y方向の擬似制御
信号の周期の比率とが略等しく、且つX又はY方向のい
ずれか一方が所定の周期であるX、及びY方向の擬似制
御信号を生成し、出力。
【0015】これにより、ディスプレイ上のカ−ソル
は、上記操作体が所定位置に停止している間中、それま
でに移動していた方向を保ったままで、且つX方向又は
Y方向へは所定の速度で移動する。従って、操作体が所
定位置に到達した後もカ−ソルを継続して所望方向に移
動させることができ、且つカ−ソル位置調整も容易に行
うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明のX−Y方向入力装置の実施例
を図に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明のX−Y方向入力装置の一実
施例を示す分解斜視図、図2は図1のX−Y方向入力装
置に備えられる操作体の構成を説明する基板と目かくし
板を省略した要部断面図、図3は図1のX−Y方向入力
装置に備えられる弾性部材の動作を説明する要部平面
図、図4は図1のX−Y方向入力装置に備えられる基板
の裏面図、図5は図1のX−Y方向入力装置の一実施例
を示す回路図、図6〜図9は処理手順を示すフロ−チャ
−ト、図10は図5の回路図におけるX、及びY方向の
各相信号の波形を示す図、図11は摺動子の擬似パルス
用パタ−ンへの接触時間とカ−ソル移動速度との関係を
示す図である。
【0018】本実施例のX−Y方向入力装置は、図1に
示すように、略長方形の下板21と、この下板21上に
設けられる外枠22と、X方向即ち該下板21の短手方
向に移動可能な第1の保持体23と、Y方向即ち該下板
21の長手方向に移動可能な第2の保持体24と、下板
21上に形成された受け面25と、この受け面25を囲
う正方形状の内枠26と、この内枠26の一辺より短い
X方向の長辺、及び該長辺より更に短いY方向の短辺を
有する長方形状の開口27が形成され、外枠22に支持
される基板28と、該開口27に対向する長方形状の開
口29を有し、外枠22に装着される上板30と、相対
的移動可能に設けられる操作体31と、上記基板28及
び上板30間に介設され、開口29を遮蔽する目かくし
板32,33などからなっている。上述した下板21,
外枠22及び上板30によって、外殻を形成するケ−シ
ングが構成される。
【0019】上述した第1の保持体23は、Y方向に延
設され、長孔41を有する基部42と、この基部42の
両端に設けられ、それぞれ内枠26に摺接する端部42
a,42bとからなり、一方の端部42a上には、1組
の検出素子、例えば摺動子43a〜43cが取付けられ
ている。同様に、上述した第2の保持体24も、X方向
に延設され、長孔44を有する基部45と、この基部4
5の両端に設けられ、それぞれ内枠26に摺接する端部
45a,45bとからなり、一方の端部45a上には、
別の1組の検出素子、例えば摺動子46a〜46cが取
付けられている。尚、上記内枠26及び上記端部42
a,42bによって、第1の保持体23をX方向に案内
する第1の案内手段が構成され、上記内枠26及び上記
端部45a,45bによって、第2の保持体24をY方
向に案内する第2の案内手段が構成される。
【0020】上述した基板28の裏面側には、図4に示
すように、上記摺動子43a〜43cがそれぞれ摺接す
るXAパタ−ン47a,XBパタ−ン47b,及びコモ
ン用パタ−ン47cがX方向に延設され、上記摺動子4
3a,43bの移動端部に擬似パルス用パタ−ン47
d,47eがそれぞれ設けられる。同様に、上記摺動子
46a〜46cが摺接するYAパタ−ン48a,YBパ
タ−ン48b、及び他のコモン用パタ−ン48cがY方
向にそれぞれ延設され、上記摺動子46a,46bの移
動端部に擬似パルス用パタ−ン48d,48eがそれぞ
れ設けられている。
【0021】尚、上記コモン用パタ−ン47c、及び4
8cは基板28上で互いにア−スパタ−ン(図示せず)
に接続されると共に、これらパタ−ン47a〜47e及
び48a〜48eは図5に示すように、抵抗器によりプ
ルアップされ、リ−ドパタ−ンを介して上記基板28に
設けたワンチップマイコン60に接続されている。
【0022】上記操作体31は、図2に示すように、上
記受け面25上を摺動する正方形状の平板部51と、該
平板部51より突出して上記保持体23の長孔41及び
保持体24の長孔44に挿通され、一端が上板30の開
口29より露出する正四角柱状の突起部52とからな
り、弾性を有する合成樹脂から形成されている。上記平
板部51の各側端には、図1に示すように、平板部51
を移動端部より中間部側へ押し戻す弾性部材、例えば弾
性舌片53a〜53dが設けられており、該弾性舌片5
3a〜53dのそれぞれの先端は内枠26に当接可能で
ある。また平板部51の上面には、第1の保持体23を
はさむように配置され、該保持体23の両側面にそれぞ
れ摺接する2組の摺接部材、例えば摺接ピン55a〜5
5dと、第2の保持体24をはさむように配置され、該
保持体24の両側面にそれぞれ摺接する2組の摺接部
材、例えば摺接ピン54a〜54dとが設けられてい
る。
【0023】上述した目かくし板32は、図1に示すよ
うに、一辺が開口27の長辺よりも多少長い正方形状の
薄板材より形成され、中央部に操作体31の突起部52
が挿通される正方形の孔32aを備えている。上述した
別の目かくし板33は、上記目かくし板32の一辺より
多少長い短辺、及び該短辺より長い長辺を有する長方形
状の薄板材より形成され、中央部に操作体31の突起部
52が挿通される長孔33aを備えている。これらの目
かくし板32,33は基板28の上部に順次積み重ねら
れ、互いに独立して移動可能で、開口27を覆うように
なっている。
【0024】この実施例にあっては、ディスプレイ装置
に表示されるカ−ソルを任意位置へ移動させる際、突起
部52を手の指などでスライドさせるか、あるいは上下
反転して図示しないベ−ス上に突起部52を当接させて
外枠22を把持しながらスライドさせることにより、基
板28のX方向のパタ−ン47a〜47cに対して第1
の保持体23が相対的に移動し、Y方向のパタ−ン48
a〜48cに対して第2の保持体24が相対的に移動す
るようになっている。このとき、XAパタ−ン47a,
XBパタ−ン47b,コモン用パタ−ン47cに摺動子
43a〜43cがそれぞれ摺接して、図10に示すよう
な互いに90°の位相差を持ち、パルス幅の等しい、デ
ュ−ティ比が略50%のX方向のA相信号XA、B相信
号XBを出力し、これら信号に基づき、上記ワンチップ
マイコン60は、例えばA相、B相信号XA,XBの各
々と同一波形のX方向のA相、B相カ−ソル移動信号を
ディスプレイ装置へ出力する。同様に、YAパタ−ン4
8a,YBパタ−ン48b,コモン用パタ−ン48cに
も摺動子46a〜46cがそれぞれ摺接して、図10に
示すような互いに90°の位相差を持ち、パルス幅の等
しい、デュ−ティ比が略50%のY方向のA相信号Y
A、B相信号YBを出力し、これら信号に基づき、上記
ワンチップマイコン60は、例えばA相、B相信号Y
A,YBの各々と同一波形のY方向のA相、B相カ−ソ
ル移動信号をディスプレイ装置へ出力する。
【0025】そして、例えば操作体31を図3の(a)
に示す中央位置から、図3の(b)に示すように、弾性
舌片53dの先端が内枠26に当接するまで移動させて
後、更に、該操作体31をX方向の一方の移動端部まで
移動させた場合、図3の(c)に示すように、上記弾性
舌片53dは内枠26に弾接する。このとき、摺動子4
3aが擬似パルス用パタ−ン47dに摺接して、後述す
るような擬似パルス制御信号を出力する。従って、ディ
スプレイ装置に表示されるカ−ソルは引き続いて移動す
る。次いで、突起部52を手放すと、弾性舌片53dの
弾発力により操作体31は図3の(b)に示す位置まで
戻り、摺動子43aが擬似パルス用パタ−ン47dから
離隔して上述した擬似パルス制御信号の出力が停止す
る。尚、突起部52は、図3の(c)に示す位置に移動
した時においても、上板30の開口29の側面、及び基
板28の開口27の側面に当接しない位置関係に設けら
れており、突起部52に施した塗装が上記開口側面によ
って傷付けられることを防止している。また、平板部5
1に設ける弾性舌片53a〜53dの各々を例えば図3
の(d)に示すように、その両端が平板部51と接続さ
れた弾性舌片53′としても良い。
【0026】次に図5〜図11を用いて本実施例の回路
動作、及び処理手順について詳細に説明する。図5にお
いて、符号60で示すワンチップマイコンは図4に示す
基板28上に搭載されており、このワンチップマイコン
60には、このX−Y方向入力装置全体の動作制御を行
うと共に、メモリ65を有し、後述するX、及びY方向
の擬似パルス制御信号を生成し、ディスプレイ装置に出
力するCPU61、X、及びY方向の相信号のパルス幅
を測定するXタイマ62,Yタイマ63,摺動子43
a,43b,46a,46bと擬似パルス用パタ−ン4
7d,47e,48d,48eとの接触時間を測定する
位置タイマ64が内蔵されている。
【0027】前述したように、操作体31をX−Y方向
に移動させると、摺動子43aとXAパタ−ン47aと
が接触すると共に、摺動子46aとYAパタ−ン48a
とが接離し、図10に示すX方向、及びY方向のA相信
号XA、及びYAが生成される。また、摺動子43bと
XBパタ−ン47bとが接離すると共に、摺動子46b
とYBパタ−ン48bとが接離し、図10に示すX方
向、及びY方向のB相信号XB、及びYBが生成され
る。
【0028】CPU61は、Xタイマ62を動作させる
ことによりこれらX方向のA相、B相信号XA,XBの
うち、一方の信号レベルが変化してから他方の信号レベ
ルが変化するまでの時間、即ち1/2 パルス幅(以下、1/
2 Xパルス幅と略称する)を測定すると共に、これら相
信号のうちいずれが90°位相進み(又は遅れ)になっ
ているのか、即ち位相関係(以下、X位相と略称する)
を検出する。同様にY方向についてもCPU61はYタ
イマ63を動作させ、Y方向のA相、B相信号YA,Y
Bについての1/2 パルス幅(以下、1/2 Yパルス幅と略
称する)を測定すると共に、これら相信号の位相関係
(以下、Y位相と略称する)を検出する。
【0029】その後、CPU61は、上記1/2 Xパルス
幅、1/2 Yパルス幅、及びX,Y位相用いて、各々1/2
Xパルス幅、1/2 Yパルス幅の2倍のパルス幅を持ち、
X位相、Y位相と同一の位相関係を保った、デュ−ティ
比が略50%のX方向のA相、B相移動信号、及びY方
向のA相、B相移動信号を生成し、図5に示すように端
子66〜69を介してディスプレイ装置に送出する。こ
れにより、ディスプレイ上のカ−ソルは、操作体31の
移動量、及び移動方向に応じて移動する。尚、上記移動
信号のパルス幅は、上記1/2 X,Yパルス幅の必ずしも
2倍でなくても良い(例えば整数倍又は1/整数倍)が、
本実施例では、2倍であるとして説明していく。
【0030】操作体31がX−Y方向の一方の移動端部
に到達すると、摺動子43a,b,46a,bと擬似パ
ルス用パタ−ン47d,e,48d,eとのいずれかの
接触が生じ、その接触している擬似パルス用パタ−ンか
らCPU61に対し、接触が生じていることを示す信号
(本実施例ではロウレベルの信号)を供給する。CPU
61は、このロウレベル信号を検知した後は、後述する
処理手順を実行し、処理手順に従ったX、及びY方向の
A相、B相擬似パルス制御信号を生成し、図5に示すよ
うに端子66〜69を介してディスプレイ装置に出力す
る。これにより、操作体31がX−Y方向の移動端部に
到達した後もディスプレイ上のカ−ソルを任意方向に移
動させることができる。尚、上記位置タイマ64は、後
述するように、カ−ソルの移動速度を摺動子と擬似パル
ス用パタ−ンとの接触時間に応じて変更する際に用いる
タイマである。
【0031】次に、擬似パルス制御信号を作成する種々
の処理手順について説明する。図6は、カ−ソルの移動
速度を摺動子と擬似パルス用パタ−ンとの接触時間に応
じて段階的に高速化する場合の処理手順を示すものであ
る。
【0032】まず、手順S1としてCPU61はX方向
のA相、B相信号XA,XB、及びY方向のA相、B相
信号YA,YBを検出し、手順S2で、これらX,Y方
向の相信号を用いてX,Y方向のA相、B相移動信号を
生成し、ディスプレイ装置に出力する。次に、手順S3
としてCPU61は擬似パルス用パタ−ン47d,e、
及び48d,eのいずれかからのロウレベル信号出力が
あるか否かを検出し、この信号が出力されていない場合
(本実施例ではハイレベルである場合)には、手順S1
に戻る。
【0033】手順S3において、いずれかの擬似パルス
用パタ−ンからロウレベル信号が出力されている場合に
は、手順S4としてCPU61は、メモリ65から予め
初期設定しておいたX、及びY方向のパルス幅デ−タを
読出し、手順S5で位置タイマ64を所定時間にセット
した後起動をかけ、手順S6に移る。手順S6で、CP
U61は上記X、及びY方向のパルス幅デ−タを用い
て、各々パルス幅デ−タと同じパルス幅を持ち、デュ−
ティ比が50%である互いに90°の位相差(A,B相
どちらを位相進みにするかにより、カ−ソル移動方向が
決まる)を有したX、及びY方向のA相、B相擬似パル
ス制御信号を生成し、一周期分だけディスプレイ装置に
出力する。尚、この時、CPU61は図4に示すどの擬
似パルス用パタ−ンからロウレベル信号が出ているかが
検知できるので、後述する図9の処理で説明するよう
に、X,Y方向各々について、どちら向きにカ−ソル移
動すべきかを判断できる。
【0034】その後、CPU61は、手順S7として、
擬似パルス用パタ−ンからのロウレベル信号出力が継続
しているか否かを調べ、ロウレベル信号出力が継続して
いない場合には、手順S1に戻る。手順S7において、
ロウレベル信号出力が継続している場合には、手順S8
として位置タイマ64にセットした所定時間が経過した
か否かをチェックし、経過していなければ手順S6に戻
り、経過している場合は手順S9として上記パルス幅デ
−タを変更(短くする)し、手順S5に戻る。以後、手
順S5〜手順S9の処理を繰り返す。
【0035】これにより、摺動子と擬似パルス用パタ−
ンとの接触時間、即ち、操作体31を移動端部に押圧停
止させている時間に応じて、X、及びY方向のA相、B
相擬似パルス制御信号の周期が所定時間間隔で段階的に
短くなり、ディスプレイ上のカ−ソルの移動速度は図1
1(a)に示すように段階的に高速化する。
【0036】尚、上記の初期設定時のパルス幅デ−タは
比較的長くしておき、また位置タイマ64への最初の設
定時間も比較的長くするようにしておけば、カ−ソルが
最初はゆっくりした速度で移動し、且つその状態が比較
的長く続くので、カ−ソル位置を微調整するのに良好で
ある。また、上記カ−ソル移動速度と時間間隔は、カ−
ソル位置調整の操作性を考慮して、所望のものを選べば
良く、例えば上記時間間隔を順次短く(又は長く)ある
いはランダムに変化させることもできる。カ−ソル移動
速度についても、同様に所望の速度変化をさせることが
できる。
【0037】次に、図7を用いてカ−ソルの移動速度を
連続的に高速化する場合の処理手順について説明する。
尚、図7における手順S10〜手順S13は、上記図6
の手順S1〜手順S4と同じであるので、説明は省略す
る。手順S13を実行後、手順S14では、CPU61
は図6における手順S6と同様にしてX、及びY方向の
A相、B相擬似パルス制御信号を生成し、一周期分だけ
ディスプレイ装置に出力する。その後、CPU61は手
順S15として擬似パルス用パタ−ンからのロウレベル
信号出力が継続しているか否かをチェックし、ロウレベ
ル信号出力が継続していない場合には、手順S10に戻
り、継続している場合には手順S16として上記パルス
幅デ−タを変更(短くする)し、手順S14に戻る。以
後、手順S14〜手順S16の処理を繰り返す。
【0038】これにより、操作体31を移動端部に押圧
停止させている時間に応じて、X、及びY方向のA相、
B相擬似パルス制御信号の周期が連続的に短くなり、デ
ィスプレイ上のカ−ソルの移動速度は図11(b)に示
すように連続的に高速化する。尚、この場合において、
上記パルス幅デ−タを短くしてゆく割合を、最初は少し
ずつ、途中から大きくするようにすれば、カ−ソルの移
動が最初は徐々に、途中で急速に高速化するので、カ−
ソルを少し動かす時の微調が行い易くなると共に、カ−
ソルを大きく移動させる場合の迅速化が図れる。
【0039】また、手順S16におけるX、Y方向のパ
ルス幅デ−タの短くする割合を工夫することにより、所
望の勾配でのカ−ソル移動の高速化が図れる。更に、図
7における手順S16の処理を削除し、手順S15から
手順S14に戻るようにすれば、X、及びY方向ともに
予め定めた速度、即ち所定速度(メモリ65へのX,Y
方向パルス幅デ−タの各々の初期設定値を種々選択する
ことにより所望方向への、所望速度でのカ−ソル移動を
選択できる)でのカ−ソル移動を行うことができる。こ
の時、X、又はY方向のいずれかのパルス幅デ−タをゼ
ロとすれば、カ−ソルをX方向、又はY方向にだけ所定
速度で移動させることができる。また、図6の処理手順
と図7の処理手順とを組合せることにより、例えば途中
までは段階的(又は連続的)に速度変化し、その後は連
続的(又は段階的)に速度変化するカ−ソル移動を行わ
せることができる。
【0040】次に、図8を用いて、操作体31が移動端
部に到達する直前のカ−ソル移動方向を保ったままで、
且つ、上記直前のカ−ソルがX、又はY方向のいずれか
にのみ移動していた時には、その方向に所定速度でカ−
ソル移動させ、X、及びY方向の両方向に移動していた
場合には、X又はY方向のいずれか(本実施例ではX方
向)の方向へは所定速度でカ−ソルを移動させる場合の
処理手順について説明する。尚、図8の処置手順では、
本発明に関係のある処理だけについて説明し、例えばX
−Y方向のA,B相移動信号の生成等、本発明に直接関
係しない処理の説明は省略している。
【0041】まず、手順S20として、CPU61は前
述したX、及びY方向のA相、B相信号XA,XB、及
びYA,YBを検出し、手順S21でXタイマ62によ
って前述した1/2 Xパルス幅を測定すると共に、前述し
たX位相を検出する。その後、手順S22としてCPU
61はYタイマ63によって前述した1/2 Yパルス幅を
測定すると共に、前述したY位相を検出した後、手順S
23にてX、及びY方向の擬似パルス用パタ−ン47
d,e、及び48d,eのいずれかからロウレベル信号
が出力されているか否かをチェックし、このロウレベル
信号が出力されていない場合には手順S20に戻り、出
力されている場合には手順S24に移る。
【0042】手順S24では、上記手順S21で測定し
た、操作体31が移動端部に到達する直前の1/2 Xパル
ス幅がゼロであるか、即ち操作体31がY方向にのみ動
かされたのかをチェックし、上記1/2 Xパルス幅がゼロ
の場合、即ち操作体31がY方向にのみ動かされた場合
には、手順S25に移り、ゼロでない場合には後述する
手順S28に移る。手順S25では、操作体31がX方
向へは動かされていないので、CPU61は、カ−ソル
をY方向にだけ所定速度で移動させるために、メモリ6
6に予め初期設定しておいたY所定パルス幅を読み出
し、手順S26では、このY所定パルス幅と上記手順S
22で検出したY位相とを用いて、Y所定パルス幅と等
しいパルス幅を持ち、且つY位相と同じ位相関係である
デュ−ティ比が50%のY方向のA相、B相擬似パルス
制御信号を一周期分だけ生成し、端子66〜69を介し
てディスプレイ装置に出力する。もちろん、この時には
X方向の擬似パルス制御信号(本実施例ではハイレベル
のパルス信号)を出力しない。
【0043】その後、手順S27で上記擬似パルス用パ
タ−ンからのロウレベル信号の出力が継続しているか否
かをチェックし、継続している場合には手順S26に戻
り、継続していない場合には最初の手順S20に戻る。
これにより、操作体が移動端部に到達する直前のカ−ソ
ルの移動方向、即ちこの場合にはY方向に、予め定めた
一定速度でカ−ソルが移動する。尚、手順S26に関
し、上記Y所定パルス幅を順次又は所望のタイミングで
変更するようにすれば、上記一定速度に代え所望の速度
変化をさせることができる。
【0044】上記手順S24において、1/2 Xパルス幅
がゼロでない場合には、CPU61は手順S28として
メモリ66から予め初期設定しておいたX所定パルス幅
を読み出し、手順S29では上記手順S22で検出した
1/2 Yパルス幅をX所定パルス幅/1/2 Xパスル幅倍す
る演算を行う(以下、この演算結果をyパルス幅と略称
する)。その後、CPU61は、手順S30としてX所
定パルス幅と等しいパルス幅を持ち、且つ上記手順S2
1で検出したX位相と同じ位相関係であるデュ−ティ比
が50%のX方向のA相、B相擬似パルス制御信号を一
周期分だけ生成すると共に、手順S31として上記yパ
ルス幅と等しいパルス幅を持ち、且つ上記手順S22で
検出したY位相と同じ位相関係であるデュ−ティ比が5
0%のY方向のA相、B相擬似パルス制御信号を一周期
分だけ生成し、これら擬似パルス制御信号をディスプレ
イ装置に出力する。次に、手順S32として、上記擬似
パルス用パタ−ンからのロウレベル信号の出力が継続し
ているか否かをチェックし、継続している場合には手順
S30に戻り、継続していない場合には最初の手順S2
0に戻る。これにより、カ−ソルはこれまでの移動方向
を保ったままで、且つX方向へは予め定めた一定速度
で、継続して移動する。
【0045】尚、上記手順S29のyパルス幅について
の補足説明をしておくと、カ−ソルの移動方向を保つた
めには、1/2 Xパルス幅/1/2 Yパルス幅=X定速パル
ス幅/yパルス幅の関係が成立しなければならない。従
って、yパルス幅=1/2 Yパルス幅×(X所定パルス幅
/1/2 Xパルス幅)となり手順S29の演算が必要とな
る。
【0046】また、1/2 Yパルス幅がゼロであった場
合、即ち、操作体31がX方向にだけ動かされていた場
合には、当然yパルス幅もゼロとなり、この時には、手
順S31においてY方向の擬似パルス制御信号が生成し
ないので、操作体31が移動端部に到達した後も、カ−
ソルはX方向にだけ予め定めた一定速度で動かされる。
尚、手順S30,S31に関し、上記X所定パルス幅を
順次、又は所望のタイミングで変更するようにすれば、
上記一定速度に代え、所望の速度変化をさせることがで
きる。
【0047】上記の処理手順により、操作体31が移動
端部に到達した後も、操作体31が移動端部に到達する
直前のカ−ソルの移動方向と同一方向に、且つ、上記直
前のカ−ソルがY方向にのみ移動していた時には、Y方
向に所定速度でカ−ソルを移動させ、それ以外の場合に
は、X方向へは所定速度でカ−ソル移動が行われるの
で、極めて操作性の良いX−Y方向入力装置が実現でき
る。
【0048】尚、上記図8の実施例では、操作体31が
移動端部に到達する直前のカ−ソル移動がX、及びY方
向の両方向に行われていた場合に、カ−ソルの移動方向
を保ちつつ、カ−ソルをX方向には所定速度で移動させ
るようにしたが、これをカ−ソルの移動方向を保ちつ
つ、カ−ソルをY方向には所定速度で移動させるように
することもできる。即ち、図8の手順S24において1/
2 Yパルス幅がゼロか否かを判断するようにして、それ
以降の処理について、X(又はY)所定パルス幅をY
(又はX)所定パルス幅に、Y(又はX)位相をX(又
はY)位相に、Y(又はX)方向をX(又はY)方向
に、1/2 Y(又はX)パルス幅を1/2 X(又はY)パル
ス幅に、yパルス幅をxパルス幅に各々読み代えて処理
すれば良い。
【0049】また、上記において、カ−ソルを図8の手
順で示したようにX方向に所定速度で移動させるのが良
いか、それともY方向に所定速度で移動させるのが良い
のかは、次のように決めるのが好ましい。
【0050】1.操作体31が移動端部に到達する直前
のX,Y方向の移動信号において、X方向の移動信号の
パルス幅(又は周期)がY方向の移動信号のパルス幅
(又は周期)より短い場合、即ちカ−ソルがY方向に比
べてX方向に速く移動している場合には、X方向に所定
速度で移動させる。
【0051】2.X,Y方向の移動信号のパルス幅(又
は周期)の長さ関係が上記1と逆の関係になる場合に
は、Y方向に所定速度で移動させる。
【0052】こうすることにより、例えばX,Y方向の
擬似制御信号の周期を固定周期とした場合においても、
カ−ソルの移動方向が変わることによる、その方向への
カ−ソル移動速度の変化を小さくすることができ、カ−
ソル位置調整が更に行い易くくなる。
【0053】更に、図8の実施例では、カ−ソルの移動
方向が異なれば、その方向へのカ−ソル移動速度も異な
るが、これを、カ−ソル移動方向にかかわらず、その移
動方向に常に同じ速度でカ−ソル移動させるには、次の
式を満足するX、及びY方向の擬似制御信号(デュ−テ
ィ比を50%とした場合)を生成、出力すれば良い。
【0054】
【数1】
【0055】ここで、 Ax:操作体31が移動端部に到達する直前のX方向移
動信号のパルス幅(タイマによる計測時間に置き代え
る) Ay:上記状態におけるY方向移動信号のパルス幅(A
xと同様に、計測時間に置き代える) Tx:X方向擬似制御信号のパルス幅(同様に、計測時
間に置き代える) Ty:Y方向擬似制御信号のパルス幅(同様に計測時間
に置き代える) V :カ−ソルの移動速度(同様に、計測時間に置き代
える)
【0056】次に、図9を用いて、操作体31が移動端
部に到達した時に、図4に示す擬似パルス用パタ−ン4
7d,e,48d,eのいずれか一箇所だけからロウレ
ベル信号が出力されていた場合には、どの擬似パルス用
パタ−ンからロウレベル信号が出力されているかによ
り、X、又はY方向にのみカ−ソルを移動させ、2箇所
の擬似パルス用パタ−ンから同時にロウレベル信号出力
があった場合には、X、及びY方向にカ−ソルを移動さ
せる場合の処理手順の一実施例について説明する。
【0057】まず、手順S40として、CPU61はX
方向のA相、B相信号XA,XB、及びY方向のA相、
B相信号YA,YBを検出し、手順S41で、これら
X,Y方向の相信号を用いてX,Y方向のA相B相移動
信号を生成し、ディスプレイ装置に出力する。次に、C
PU61は、手順S42において、いずれかの擬似パル
ス用パタ−ンからロウレベル信号が出力されているか否
かをチェックし、出力されていない場合は手順S40に
戻り、出力されている場合には、手順S43において、
上記ロウレベル信号の出力が一箇所だけからか否かをチ
ェックする。
【0058】手順S43において、上記ロウレベル信号
の出力が2箇所から、即ち、図4においては擬似パルス
用パタ−ン47e、及び48dのいずれからもロウレベ
ル信号が出力されている場合には、CPU61は操作体
31が図4における左上方向に移動したことを判断し、
左上方向にカ−ソルを継続して移動させるために、手順
S44においてX、及びY方向のA相、B相擬似パルス
制御信号のいずれの相信号を90°位相進み(又は遅
れ)にすべきかを判断(以下、A相、B相のいずれを9
0°位相進み(又は遅れ)にすべきか判断することを、
位相判断と略称する)した上で、所定のパルス幅を持
つ、X、及びY方向のA相、B相擬似パルス制御信号を
一周期分生成し、ディスプレイ装置に出力する。この
時、X方向とY方向との上記パルス幅の比率を変えるこ
とにより、カ−ソルを所望の方向に移動させることがで
きる。例えば、X方向とY方向とのパルス幅を同一にす
れば45°の角度でカ−ソル移動を行う。
【0059】次に、手順S45として、CPU61は擬
似パルス用パタ−ン47e、及び48dの両方からのロ
ウレベル信号出力が継続しているか否かをチェックし、
継続している場合には、手順S44に戻り、継続してい
ない場合は、手順S46で擬似パルス用パタ−ンの一箇
所だけからロウレベル信号が出力されているか否かをチ
ェックし、出力されている場合には後述する手順S47
に移り、出力されていない場合には、手順S40に戻
る。
【0060】手順S43において、上記ロウレベル信号
の出力が一箇所だけからの場合は、手順S47として、
CPU61は擬似パルス用パタ−ン47dからの出力か
否かをチェックし、このパタ−ン47dからの出力であ
った場合には、手順S48として、図4における擬似パ
ルス用パタ−ン47eから47dに向かう方向(以下、
この方向をX(+) 方向、これと逆の方向をX(-) 方向と
略称する)にだけカ−ソルを移動させるために、X方向
の上記位相判断を行った上で、所定のパルス幅を持つ、
X方向のA相、B相擬似パルス制御信号を一周期分生成
し、ディスプレイ装置に出力する。この時、Y方向には
擬似パルス制御信号が出力されていないので、カ−ソル
は、上記X(+) 方向にだけ移動する。また、上記パルス
幅を変えることにより所望速度でのカ−ソル移動を行う
ことができる。次に、CPU61は手順S49として、
擬似パルス用パタ−ン47dからのロウレベル信号出力
が継続しているか否かをチェックし、継続している場合
には手順S48に戻り、継続していない場合には手順S
40に戻る。
【0061】手順S47において、擬似パルス用パタ−
ン47dからのロウレベル信号出力でなかった場合に
は、CPU61は手順S50として、擬似パルス用パタ
−ン47eからの出力であるか否かをチェックし、この
パタ−ン47eからの出力である場合には、手順S51
として、X(-) 方向にだけカ−ソルを移動させるため
に、X方向の上記位相判断を行った上で、X方向のA
相、B相擬似パルス制御信号を一周期分生成し、ディス
プレイ装置に出力する。これにより、カ−ソルは上記X
(-) 方向にだけ移動する。次に、CPU61は、手順S
52として、擬似パルス用パタ−47eからのロウレベ
ル信号出力が継続しているか否かをチェックし、継続し
ている場合には手順S51に戻り、継続していない場合
には、手順S40に戻る。
【0062】手順S50において、擬似パルス用パタ−
ン47eからのロウレベル信号出力でなかった場合に
は、CPU61は手順S53として、擬似パルス用パタ
−ン48dからの出力であるか否かをチェックし、この
パタ−ン48dからの出力である場合には、手順S54
で、図4における擬似パルス用パタ−ン48eから48
dに向かう方向(以下この方向をY(+) 方向、これと逆
の方向をY(-) 方向と略称する)にだけカ−ソルを移動
させるために、Y方向の上記位相判断を行った上で、Y
方向のA相、B相擬似パルス制御信号を生成し、ディス
プレイ装置に出力する。これにより、カ−ソルは上記Y
(+) 方向にだけ移動する。次に、CPU61は、手順S
55として、擬似パルス用パタ−ン48dからのロウレ
ベル信号出力が継続しているか否かをチェックし、継続
している場合には手順S54に戻り、継続していない場
合には、手順S40に戻る。
【0063】手順S53において、擬似パルス用パタ−
ン48dからのロウレベル信号出力でなかった場合は、
残る擬似パルス用パタ−ン48eからの信号出力である
と判断できるので、CPU61は手順S56として、上
記Y(-) 方向にだけカ−ソルを移動させるために、Y方
向の上記位相判断を行った上で、Y方向のA相、B相擬
似パルス制御信号を生成し、ディスプレイ装置に出力す
る。これにより、カ−ソルは上記Y(-) 方向にだけ移動
する。次に、CPU61は手順S57として、擬似パル
ス用パタ−ン48eからのロウレベル信号出力が継続し
ているか否かをチェックし、継続している場合には手順
S56に戻り、継続していない場合には、手順S40に
戻る。
【0064】上記図9の処理により、図1に示す操作体
31をX,Y方向の両移動端まで移動させた時に、2箇
所の擬似パルス用パタ−ンから同時にロウレベル信号が
出力されるので、カ−ソルはX,Y両方向に移動し、操
作体31がX又はY方向のいずれかの移動端部にのみ到
達した時には、いずれかの擬似パルス用パタ−ン一箇所
だけからロウレベル信号が出力されるので、カ−ソルは
X又はY方向にだけ移動する。尚、図4においては、開
口27の4隅のカド部の内一つのカド部近辺にだけ2個
の擬似パルス用パタ−ン47e,及び48dを設けるよ
うにしているが、これを開口27の他の3個のカド部近
辺にも上記擬似パルス用パタ−ン47e,48dに相当
する2個の擬似パルス用パタ−ンを設けるようにすれ
ば、操作体31を開口27のどのカド部にまで移動させ
ても、カ−ソルをX、及びY方向に移動(即ち、斜め移
動)させることができる。
【0065】尚、本実施例では、図6及び図7の処理に
おいて、カ−ソルを段階的、又は連続的に速く移動させ
る場合について説明したが、これをX,Y方向のパルス
幅デ−タを変更する際に、このパルス幅デ−タを長くす
る方向に変更することにより、カ−ソルを段階的、又は
連続的に遅く移動させるようにすることもできる。ま
た、図8の処理において、X所定パルス幅、及びY所定
パルス幅に代えて、1/2Xパルス幅、及び1/2 Yパルス
幅を用いることにより、操作体31が移動端部に到達す
る直前のカ−ソルの移動速度と方向とを保ったままでの
カ−ソル移動を行わせることができる。更に、図8の処
理において、X所定パルス幅、及びY所定パルス幅に代
えて、1/2 Xパルス幅、及び1/2 Yパルス幅をいずれも
等しく所望倍数(又は1/所望倍数)したものを用いれ
ば、操作体31が移動端部に到達する直前のカ−ソルの
移動方向を保ちつつ、移動速度を上記到達直前の移動速
度の1/所望倍数(又は所望倍数)としたカ−ソル移動
が実現できる。
【0066】また、本実施例では、図4に示すように、
基板28上に擬似パルス用パタ−ン47d,e、及び4
8d,eを設け、これらパタ−ンに摺動子43a,b,
46a,bのいずれかが接触した時にX,Y方向の擬似
パルス制御信号を出力するようにしているが、これに代
えて、操作体31を例えば所定速度以上の高速で動かし
た場合に上記擬似パルス制御信号を生成させ、その後操
作体31が停止状態から上記所定速度よりも遅い速度で
動かされた時に上記擬似パルス制御信号の生成を停止す
ると共に、通常の動作(X、及びY方向のA,B相信号
のスキャン)を行うようにしても良い。この時、操作体
31が上記停止状態から次に動かされるまでの時間が、
本実施例で説明した擬似パルス用パタ−ンと摺動子との
接触時間に相当する。
【0067】更に、本実施例では、上記通常動作時に操
作体31の移動距離に比例した量だけ、且つ操作体31
の移動速度に比例した速度でカ−ソルを移動させるよう
にしているが、これを例えば操作体31が所定距離を移
動するまではカ−ソルの移動速度を比較的遅い一定速度
(従って、本実施例に比べてカ−ソル移動量も少なくな
る)とし、これを上記距離と速度とを所望に変化させて
何段階か設けるようにしても良い。もちろん、上記に代
え、操作体31の移動距離に応じてカ−ソル移動を連続
的に高速化させても良い。尚、操作体31の移動距離は
X、及びY方向のA相、B相信号のパルス数をカウント
すれば、検知することができる。これにより、上記通常
動作時におけるカ−ソル移動の微調整が容易となる。
【0068】また、本実施例では、摺動子と擬似パルス
用パタ−ンとが接触状態から離隔し、操作体31を移動
端部から中央位置方向に戻す時にも、カ−ソルは操作体
31の移動距離、及び移動速度に比例した移動を行う
が、これを上記状態の場合には、操作体31が上記方向
に所定距離だけ移動するまではカ−ソルの移動速度を遅
く(例えば固定の一定速度)しても良い。これにより、
擬似パルス制御信号によりカ−ソルを移動させ過ぎ、カ
−ソルを逆方向に戻すときの位置調整が容易となる。
【0069】更に本実施例では、擬似パルス制御信号を
一周期分づつ出力するようにしているが、これを操作体
31が移動端部に到達した時に、複数周期分を出力し、
カ−ソルを所定位置に高速でジャンプさせるようにして
も良い。このジャンプは1回だけでも良いし、複数回行
っても良い。複数回行う場合には、ジャンプする毎に擬
似パルス用パタ−ンからロウレベル信号の出力が継続し
ているか否かをチェックし、継続している場合に次のジ
ャンプを行うようにすれば良い。
【0070】また、本実施例では、操作体31が移動端
部に到達したことを弾性舌片53a〜53dによる手の
感触で感知するようになっているが、これを例えば音、
光、振動等により操作者に上記状態になっていることを
知らせる手段を設けても良い。
【0071】更に、本実施例では保持体23,24に保
持される検出素子として接触式の摺動子43a〜43
c,46a〜46cをそれぞれ備えたが、これを磁気
式、光学式などの非接触式の検出素子を設けるようにし
ても良い。
【0072】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、操
作体の移動に応じてディスプレイ装置に表示されるカ−
ソルを任意方向へ移動できるばかりか、操作体が移動端
部に到達した後においても、カ−ソル移動を継続し、そ
の際のカ−ソル位置調整が容易なX−Y方向入力装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX−Y方向入力装置の一実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】図1のX−Y方向入力装置に備えられる操作体
の構成を説明する要部断面図である。
【図3】図1のX−Y方向入力装置に備えられる弾性部
材の動作を説明する要部平面図である。
【図4】図1のX−Y方向入力装置に備えられる基板の
裏面図である。
【図5】図1のX−Y方向入力装置の一実施例を示す回
路図である。
【図6】処理手順の一実施例を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】処理手順の一実施例を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】処理手順の一実施例を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図9】処理手順の一実施例を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図10】図5の回路図におけるX、及びY方向の各相
信号の波形を示す図である。
【図11】摺動子の擬似パルス用パタ−ンへの接触時間
とカ−ソル移動速度との関係を示す図である。
【図12】従来のX−Y方向入力装置を示す平面図であ
る。
【図13】図12のX−Y方向入力装置のA−A線に沿
う断面図である。
【符号の説明】
21 下板 22 外枠 23 第1の保持体 24 第2の保持体 25 受け面 26 内枠 28 基板 29 開口 30 上板 31 操作体 43a 〜43c,46a 〜46c 摺動子(検出素子) 47a 〜47e,48a 〜48e パタ−ン 51 平板部 52 突起部 53a 〜53d,52a'〜53d' 弾性下片(弾性部材) 54a 〜54d,55a 〜55d 摺接ピン(摺接部材) 60 ワンチップマイコン 61 CPU 62 Xタイマ 63 Yタイマ 64 位置タイマ 65 メモリ 66〜69 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X−Y方向に移動可能な操作体の移動に
    応じてディスプレイ装置に表示されるカ−ソル等を任意
    方向へ移動させるため、この操作体の移動に応じてX及
    び/又はY方向の移動信号を上記ディスプレイ装置に出
    力するようにしたX−Y方向入力装置において、上記操
    作体がX−Y方向の所定位置に到達したことを検出する
    手段と、この検出の後、上記操作体の上記所定位置での
    停止時に、上記カ−ソル等をX及び/又はY方向に継続
    して移動させるための、その周期により上記カ−ソル等
    の移動速度が変化するX及び/又はY方向の擬似制御信
    号を生成し、ディスプレイ装置に出力する手段とを備
    え、この擬似制御信号を生成し出力する手段は、更に、
    上記操作体の上記所定位置での停止時間に応じて、上記
    ディスプレイ装置に出力する信号の周期を段階的及び/
    又は連続的に短くなる方向に変更する手段とを備えたこ
    とを特徴とするX−Y方向入力装置。
  2. 【請求項2】 X−Y方向に移動可能な操作体の移動に
    応じてディスプレイ装置に表示されるカ−ソル等を任意
    方向へ移動させるため、この操作体の移動に応じてX及
    び/又はY方向の移動信号を上記ディスプレイ装置に出
    力するようにしたX−Y方向入力装置において、上記操
    作体がX−Y方向の所定位置に到達したことを検出する
    手段と、この検出の後、上記操作体の上記所定位置での
    停止時に、上記カ−ソル等をX及び/またはY方向に継
    続して移動させるためのX及び/又はY方向の擬似制御
    信号を生成し、ディスプレイ装置に出力する手段とを備
    え、この擬似制御信号を生成し出力する手段は、上記操
    作体が上記所定位置に到達する直前に上記ディスプレイ
    装置に出力しているX及び/又はY方向の移動信号のい
    ずれか一方の方向の信号が、所定時間の間レベル変化が
    なかった場合には他方の方向にのみ、その方向の所定周
    期の擬似制御信号を生成、出力し、上記移動信号のX、
    及びY方向のいずれも上記レベル変化があった場合は、
    Y方向の移動信号の周期とX方向の移動信号の周期との
    比率と、Y方向の擬似制御信号の周期とX方向の擬似制
    御信号の周期との比率が略等しく、且つX又はY方向の
    いずれか一方が所定の周期であるX、及びY方向の擬似
    制御信号を生成し、ディスプレイ装置に出力することを
    特徴とするX−Y方向入力装置。
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