JPH05299861A - 基板収納シェルフのエアーシール構造 - Google Patents

基板収納シェルフのエアーシール構造

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JPH05299861A
JPH05299861A JP10090592A JP10090592A JPH05299861A JP H05299861 A JPH05299861 A JP H05299861A JP 10090592 A JP10090592 A JP 10090592A JP 10090592 A JP10090592 A JP 10090592A JP H05299861 A JPH05299861 A JP H05299861A
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JP
Japan
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shutter
substrate
shelf
air
board
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10090592A
Other languages
English (en)
Inventor
Eichiro Okumura
英知朗 奥村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基板収納シェルフのエアーシール構造に関し、
基板の脱抜時におけるシェルフ内の冷却風漏れを防止す
ることを目的とする。 【構成】エアーカバー2によってそれぞれ覆われた複数
枚の基板1に対応してシェルフ4に形成される複数の通
風口41に、基板1の挿抜に連動して開閉するシャッタ
ー5を設け、基板1の脱抜時にはシャッター5を閉じ冷
却風の漏れを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の電子
機器において、プリント基板を収納するシェルフ内に送
風される冷却風の漏れを防止する基板収納シェルフのエ
アーシール構造に関するものである。
【0002】近年、コンピュータ等の電子機器において
は、基板の保守や増設時においても運転を停止させずに
連続運転して、稼働効率を高めることが要求されている
が、基板をシェルフから抜き取った際には、シェルフ内
に送風される冷却風が、抜き取られた基板の挿入開口部
から外方へ漏れ、他の通電状態にある基板へ十分な冷却
風が送風できず、機器が過熱してしまう。このため、基
板の脱抜時にも冷却能力の低下しない基板収納シェルフ
のエアーシール構造が求められている。
【0003】
【従来の技術】従来、基板収納シェルフのエアーシール
構造は、図6に示すように、複数の基板10、10、・
・を収納するシェルフ40において、対向する上下2側
面410、410に通風口420を開口して通風路(図
示せず)と連通させるとともに、他の一側面を密閉状の
バックパネル430とし、そのバックパネル430に対
向する側を基板挿入部440としている。
【0004】そして、基板10はエアーカバー20によ
って覆われ、エアーカバー20の両側面には通気口21
0を開口しており、シェルフ40内へ挿入した状態にお
いて、隣接するエアーカバー20の前面パネル220が
互いに密接し、挿入部440を塞いで、シェルフ40内
に送風される冷却風が漏れないようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、保守や増設のために基板10をシェルフ40
から抜き取る場合、基板10の抜き取られた部分の挿入
部440が開口状態となって、ここから冷却風がシェル
フ40の外方へ漏れる。
【0006】そのため、連続運転状態で基板の保守や増
設を行う必要のあるフォールト・トレラント等において
は、シェルフ40内の冷却効率の低下によって、運転中
の基板10が過熱するという問題があった。
【0007】従って、本発明は、保守や増設等のため基
板を一部抜き取っても、運転中のプリント基板の冷却効
率を低下させることのない、プリント基板収納シェルフ
のエアーシール構造の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エアーカバ
ー2によってそれぞれ覆われた基板1をシェルフ4に収
納し、前記シェルフ4には冷却風を送付する通風口41
を前記基板1に対応して複数箇所開口するとともに、前
記通風口41には、前記基板1の挿抜に連動して開閉可
能なシャッター5を設けてなることを特徴とする基板収
納シェルフのエアーシール構造、によって達成される。
【0009】上記シャッター5は、連動して回動する複
数枚のシャッター羽根51より形成されるとともに、基
板1のエアーカバー2に突設された操作ピン21に係合
して、前記基板1の挿入時に前記シャッター羽根51を
開放する操作レバー52を設けることが効果的である。
【0010】また、上記シャッター5は、送風口41内
で伸縮可能な伸縮シャッター板6より形成されるととも
に、前記伸縮シャッター板6には、基板1のエアカバー
2の挿入先端部22に当接する操作突部61をシェルフ
4の内側方へ突設することによっても達成できる。
【0011】
【作用】すなわち、本発明においては、シェルフ4には
基板1の挿入部に対応した複数の通風口41にそれぞれ
設けたシャッター5によって、基板1の挿入状態では、
シャッター5を開放し、基板1のエアーカバー2内に冷
却風の送風を行い、基板1の脱抜状態では、シャッター
5を閉じることによって、シェルフ4の基板挿入部の開
口から冷却風が外方へ漏れることを防止できる。
【0012】従って、基板の保守等にの際に、一部の基
板を抜き取っても冷却風がそこから漏れず、シェルフ内
の冷却効率が低下せず、連続状態での運転ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明による基板収納シェル
フのエアーシール構造の概要を示す斜視図であり、コン
ピュータ等電子機器の筐体の一部に形成されるシェルフ
4、およびエアーカバー2によって覆われた基板1が示
されている。
【0014】シェルフ4は、エアーカバー2に覆われた
基板1を、複数枚並列して通電状態で収容するもので、
基板1はシェルフ4前面の挿入開口部42から、シェル
フ4の上下側サイドパネル43、43に形成された取り
付けレール44に沿って差し込まれ、バックパネル45
に設けられたコネクタ(図示せず)に接続される。
【0015】そして、シェルフ4のサイドパネル43、
43には、複数枚の基板1のエアーカバー2に対応する
位置に、それぞれ通風口41が開口されており、電子機
器筐体に設けられる冷却ファン(図示せず)の冷却風を
シェルフ4内に通風するようになっており、基板1のエ
アーカバー2の上下側面は通風口41に対応するように
開口部23、23で形成されている。
【0016】さらに、通風口41には、開閉可能なシャ
ッター5が設けられており、基板1をシェルフ4から脱
抜した状態では、シャッター5が閉じるように基板1の
挿脱とシャッター5の開閉が連動するようになってい
る。
【0017】すなわち、図2および図3に示すように、
シャッター5は回動により開閉可能な複数枚のシャッタ
ー羽根51を通風口41内の開口全面に配置してなり、
シャッター羽根51の先端をそれぞれ連接棒53に連接
して、全てのシャッター羽根51の開閉を同時に行うこ
とができるようになっている。
【0018】そして、シャッター5の端部には、U字状
の操作レバー52がシェルフ4内方へ突設されており、
その根元側がシャッター羽根51の先端に連結され、操
作レバー52の起伏によって、シャッター羽根51が回
動してシャッター5が開閉されるようになっている。
【0019】さらに、基板1のエアーカバー2の側面に
おいて、バックパネル45側に挿入される隅部には、操
作ピン21が突設されており、シェルフ4に基板1が挿
入された状態では、シャッター5の操作レバー52に操
作ピン21が係合されるようになっている。
【0020】すなわち、基板1をシェルフ4内に挿入し
た状態においては、図3(a)に示すように、基板1の
エアーカバー2に設けられた操作ピン21がシャッター
5の操作レバー52に係合されて、この操作レバー52
を起立状態に保持することにより、シャッター5を開放
し、通気口41からの通風を可能にする。
【0021】そして、基板1の脱抜時においては、図3
(b)に示すように、操作レバー52先端のU字状開口
から操作ピン21がスライドして脱離することにより、
操作レバー52を倒伏させ、シャッター5を閉塞し、通
気口41からの通風を遮断するようになっている。
【0022】図4および図5は本発明の他の実施例を示
すものであり、本実施例においては、シャッター5が蛇
腹状に形成された伸縮シャッター板6によって形成され
ているものである。
【0023】伸縮シャッター板6は、伸張状態において
は、図5に示すように通気口42の全面を塞ぐ大きさで
形成されており、蛇腹状に伸縮可能であり、一端をバッ
クパネル45側に固定され、他端を自由端とするととも
にシェルフ4の内方へ自由端の一部を突設させて操作突
部61を形成している。
【0024】すなわち、本実施例において、基板1の挿
入状態においては、図4に示すように、エアーカバー2
の挿入先端部22に伸縮シャッター板6の操作突部61
が当接し、伸縮シャッター板6はバックパネル45側に
押圧され伸縮状態となって、通気口42を開放して、エ
アーカバー2内への通風を可能にする。
【0025】そして、基板1の脱抜状態においては、図
5に示すように、エアーカバー2の挿入先端部22の後
退に伴って、伸縮シャッター板6はそれ自身の弾性力に
よって伸張状態に復元し、通気口42を塞ぐ。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、基板挿脱に連動して開閉するシャッターを通気口に
設けることにより、基板の脱抜された基板挿入部位では
通気口のシャッターを閉じて、通風を遮断するため、基
板脱抜部分からの冷却風の漏れを防いで、他の運転中の
基板挿入部への送風力が低下するのを防止し、通電状態
での基板の保守や増設を安定した状態で行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の基板挿入部分を示す断面図である。
【図3】図2の要部を示す図で、(a)は基板挿入状態
を示す説明図、(b)は基板脱抜状態を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の第二実施例を示す断面図である。
【図5】図4の基板脱抜状態を示す断面図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 エアーカバー 21 操作ピン 22 挿入先端部 4 シェルフ 41 通風口 5 シャッター 51 シャッター羽根 52 操作レバー 6 伸縮シャッター板 61 操作突部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアーカバー(2) によって、それぞれ覆わ
    れた複数の基板(1)をシェルフ(4) に収納し、前記シェ
    ルフ(4) には、冷却風を送風する通風口(41)を前記基板
    (1) に対応して複数箇所開口するとともに、前記通風口
    (41)には、前記基板(1) の挿抜に連動して開閉可能なシ
    ャッター(5) を設けてなることを特徴とする基板収納シ
    ェルフのエアーシール構造。
  2. 【請求項2】シャッター(5) が、連動して回動する複数
    枚のシャッター羽根(51)よりなるとともに、前記シャッ
    ター羽根(51)には、基板(1) のエアーカバー(2) に突設
    された操作ピン(21)に係合して、前記基板(1) の挿入時
    にシャッター羽根(51)を開放する操作レバー(52)を設け
    てなることを特徴とする、請求項1記載の基板収納シェ
    ルフのエアーシール構造。
  3. 【請求項3】シャッター(5) が、送風口(41)内で伸縮可
    能な伸縮シャッター板(6) よりなるとともに、前記伸縮
    シャッター板(6) には、基板(1) のエアカバー(2) の挿
    入先端部(22)に当接係合する操作突部(61)をシェルフ
    (4) の内側方へ突設してなることを特徴とする請求項1
    記載の基板収納シェルフのエアーシール構造。
JP10090592A 1992-04-21 1992-04-21 基板収納シェルフのエアーシール構造 Withdrawn JPH05299861A (ja)

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Effective date: 19990706