JPH0529863A - 水晶振動子の製造方法 - Google Patents

水晶振動子の製造方法

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JPH0529863A
JPH0529863A JP18087291A JP18087291A JPH0529863A JP H0529863 A JPH0529863 A JP H0529863A JP 18087291 A JP18087291 A JP 18087291A JP 18087291 A JP18087291 A JP 18087291A JP H0529863 A JPH0529863 A JP H0529863A
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metal
adjustment
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JP18087291A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kanahoshi
章大 金星
Tetsuyoshi Ogura
哲義 小椋
Yutaka Taguchi
豊 田口
Kazuo Eda
和生 江田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水晶振動素子を真空に封止した後、周波数調整
用の金属膜の面積を大きくすることなく、調整できる周
波数の最小値は小さく、なおかつ周波数調整可能な範囲
は大きく取れ、より高精度の水晶振動子を効率よく得る
方法を提供することを目的とするものである。 【構成】水晶振動素子14は、セラミックケース15内
に、金属膜11a、11bを蒸着したガラス板12によ
って真空に封止されている。これら金属膜の一部をレー
ザー照射により水晶振動素子14に付着させ、共振周波
数を調整するが、レーザー照射一回当りに水晶振動素子
14に付着する金属の質量は、金属膜11aの部分の方
が金属膜11bの部分より大きい。水晶振動子の共振周
波数は、水晶振動素子14に付着した金属の質量によっ
て低下するので(質量付加効果)、周波数の粗調整に金
属膜11aを用い、微調整には11bを用いることによ
り、金属膜の面積を広げることなく、調整可能な周波数
範囲を広げ、なおかつ調整後の周波数の精度を向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水晶振動子の製造方法
に関し、特に水晶振動素子を真空に封止した後にレーザ
ーを用いて周波数調整を行う水晶振動子の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】水晶振動子は、その高い安定性により、
情報通信に欠かせない重要なデバイスとして用いられて
いる。近年衛星通信や携帯電話などの発達にともない、
水晶振動子もその高性能化が一つの大きな目標とされて
いる。また最近の水晶振動子は、表面実装技術の進歩に
伴ってチップ化が進み、小型化が重要な開発目標となっ
ている。さらに水晶振動子の周波数の調整方法は、信頼
性の向上のために真空封止した後に行うレーザートリミ
ング法が多く用いられている。
【0003】以下このレーザートリミングについて述べ
る。図5は従来のレーザートリミングを用いて周波数調
整を行うチップ形水晶振動子の断面図である。51は金
属膜、52はガラス蓋、53は一対の励起電極、54は
水晶振動素子、55はセラミックケース、56は支持
板、57は封止材である。
【0004】前記ガラス蓋52の内面には、前記金属膜
51が真空蒸着などを用いて形成されている。前記支持
板56に固定された前記水晶振動素子54は、前記ガラ
ス蓋52で樹脂などの前記封止材57を用いてセラミッ
クケース55内に真空に封止される。その後、適当な大
きさに絞ったレーザー光を前記金属膜51に照射し、レ
ーザー光が照射された部分の金属を飛散させ、前記水晶
振動素子54の前記励起電極53付近に付着させる。
【0005】一般に、水晶振動子の共振周波数は、水晶
振動素子54に付着している金属の重さによって低下す
る(質量付加効果)ので、調整前の共振周波数を希望の
周波数よりやや高めに設定しておけば、水晶振動子を真
空封止した後に周波数を調整することができる。
【0006】いま、周波数調整する前の水晶振動子の共
振周波数をf、希望の共振周波数をf0 、(f0 <f)
とし、一回のレーザー照射で飛散する金属量によって低
下する周波数の値をΔfとする。
【0007】まず、レーザー光で飛散することのできる
金属をすべて水晶振動素子に付着させたときの周波数変
化の値より、f−f0 が大きな場合には、調整が不可能
である。
【0008】共振周波数fが調整可能な範囲にある場合
には、f−f0 をΔfで割った回数だけレーザー照射す
れば、誤差が±Δf/2程度の微調整ができることにな
る。
【0009】例えば、希望する共振周波数f0 が12.000
MHzである場合について考える。周波数調整前の共振
周波数fを12.000MHzよりわずかに高く作った水晶振
動素子に対し、飛散させる金属膜が1000Åの厚さの銀で
ある時、直径が 100μm、強度が5WのYAGレーザー
を一回照射し、前記銀の金属膜の一部を飛散させて前記
水晶振動素子に付着させることにより、前記水晶振動素
子の共振周波数の値は403Hz低下する。前記金属膜の
面積が2mm×6mmで、レーザーで飛散することので
きる回数が 300回であれば、121.06kHzの周波数を低
下させることができるので、調整前の共振周波数fが1
2.000MHzから12.121MHzの範囲にあれば、12.000
MHzに調整することができる。このような水晶振動子
は、共振周波数12.000MHzに対して ±202Hz程度の
誤差で調整できることになり、およそ±16.8ppmの精
度が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、Δfを十分小さな値にすると、周波数調整可能
な範囲が小さくなり、前段階の共振周波数の絞りこみが
たいへん困難となり、反対に、周波数調整可能な範囲を
大きくしようとすると、Δfを十分小さな値にすること
ができなくなる等、多くの問題があった。
【0011】また、従来の方法では、チップの小型化が
進むにつれて金属膜51の面積も小さくせざるを得ず、
調整可能な周波数の範囲が小さくなってしまう。またこ
れを解決しようとして、一回のレーザー照射で飛散する
金属量を多くすると、Δfが大きくなることになり、最
終的に得られる共振周波数と希望の共振周波数f0 との
間の誤差が大きくなってしまう。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するもので
あり、水晶振動素子を真空に封止した後、周波数調整用
の金属膜の面積を大きくすることなく、調整できる周波
数の最小値Δfは小さく、なおかつ周波数調整可能な範
囲は大きく取れ、より高精度の水晶振動子を効率よく得
るための簡単な製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の水晶振動子の製造方法は、水晶振動素子を封
止する容器内面に金属を付着させ、前記容器を用いて水
晶振動素子を真空に封止した後に、外部からレーザー光
を用いて前記容器内面の金属を飛散させ、前記水晶振動
素子に付着させることにより、周波数調整を行う水晶振
動子において、前記レーザー光照射一回当りに前記水晶
振動素子に付着する前記金属の質量が前記容器内面の場
所によって異ならせる方法とするものである。
【0014】
【作用】前記のような方法を導入すれば、一回のレーザ
ーで飛散させたときの金属の質量が小さい場合の周波数
変化は、一回のレーザーで飛散させたときの金属の質量
が大きい場合に比べて小さいので、周波数調整用の金属
膜の面積を変えなくとも、一回のレーザーで飛散させた
ときの金属の質量が小さい部分を周波数調整の微調整に
用い、大きい部分を粗調整に用いることにより、調整で
きる周波数の最小値は小さくでき、なおかつ周波数調整
可能な範囲は大きく取れる。
【0015】また、周波数調整用の金属膜の面積を変え
ずに周波数調整可能な範囲が広がるということは、周波
数調整可能な範囲はそのままで金属膜の面積を小さくす
ることができることと同意である。
【0016】
【実施例1】以下本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。
【0017】図1において、11a、11bはそれぞれ
金属膜、12はガラス板、13は一対の励起電極、14
は水晶振動素子、15はセラミックケース、16は支持
板、17は封止材である。
【0018】本実施例の場合、前記ガラス板12の上面
は5mm×11mm、前記水晶振動素子14の大きさは2mm
×8mm、前記ガラス板12を含んだ前記セラミックケー
ス15の高さは3mmである。また前記金属膜11aの材
質は金(密度 19.26g/cm3)、金属膜11bは銀(密度 1
0.49g/cm3)を用いており、面積は金の金属膜11aが2
mm×4mmで、銀の金属膜11bが2mm×2mmとし、また
厚さはどちらも1000Åとした。
【0019】この場合、密度は銀に比べて金の方が大き
いので、周波数の粗調整には金の金属膜11aを用い、
微調整には銀の金属膜11bを用いた。前記水晶振動素
子14には、共振周波数が12.000MHz用の水晶を用い
ている。
【0020】また本実施例の場合、前記金属膜11a,
11bの飛散に用いるレーザーとしてYAGレーザーを
用い、前記金属膜11a,11bを照射する面積は直径
100μmの円形で、その強度はおよそ5Wとした。
【0021】本実施例の12.000MHz用の水晶振動子を
調整する場合での、レーザー照射一回当りの共振周波数
の変化は、前記金の金属膜11aを照射した場合、743.
28Hz,前記銀の金属膜11bを照射した場合、403.53
Hzであった。また前記金属膜11a、11bは、それ
ぞれ200回、100回のレーザー照射が可能であるので、調
整前の共振周波数が12.189MHzにまで調整可能の範囲
が広がる。
【0022】本実施例の場合、周波数調整用の金属膜の
面積は従来と同じであり、しかも、前記銀の金属膜11
bを用いて周波数調整を行った場合には、従来の周波数
調整と同じ誤差で調整ができることになる。
【0023】
【実施例2】以下本発明の第2の実施例について、図面
を用いて説明する。
【0024】図2において、21a、21b、21cは
それぞれ金属膜、22はガラス板、23は一対の励起電
極、24は水晶振動素子、25はセラミックケース、2
6は支持板、27は封止材である。 本実施例の場合
も、前記ガラス板22の上面は5mm×11mm、前記水晶
振動素子24の大きさは2mm×8mm、前記ガラス板22
を含んだ前記セラミックケース25の高さは3mmであ
る。また、前記金属膜21aの材質は金、金属膜21b
には銀、金属膜21cにはアルミニウム(密度 2.7g/cm
3)を用いており、面積は金の金属膜21aが2mm×3m
m、銀の金属膜21bが2mm×2mm、アルミニウムの金
属膜21cが2mm×1mmとし、また厚さはどれも1000Å
とした。
【0025】この場合、密度は金が最も大きく、アルミ
ニウムが最も小さいので、周波数の粗調整には金の金属
膜21aを用い、微調整にはアルミニウムの金属膜21
cを用いた。前記水晶振動素子24には、共振周波数が
12.000MHz用の水晶を用いている。
【0026】また本実施例の場合も、前記金属膜21
a,21b,21cの飛散に用いるレーザーとしてYA
Gレーザーを用い、前記金属膜21a,21b,21c
を照射する面積は直径 100μmの円形で、その強度はお
よそ5Wとした。
【0027】本実施例の12.000MHz用の水晶振動子を
調整する場合、レーザー照射一回当りの共振周波数の変
化は、前記金の金属膜21aを照射した場合、743.28H
z、銀の金属膜21bの場合、403.53Hz、アルミニウ
ムの金属膜21cの場合には103.57Hzであった。ま
た、前記金属膜21a、21b、21cは、それぞれ15
0回、100回、50回のレーザー照射が可能であるので、調
整前の共振周波数が12.157MHzまで調整可能であり、
従来より広範囲となっている。そのうえ、前記金属膜2
1cを用いて周波数調整を行った場合には、±51.768H
zまでの極微調整を行うことができ、12.000MHzに対
して±4.32ppmという極めて高精度な調整が行なえ
た。
【0028】
【実施例3】以下本発明の第3の実施例について、図面
を用いて説明する。
【0029】図3において、31a、31bはそれぞれ
金属膜、32はガラス板、33は一対の励起電極、34
は水晶振動素子、35はセラミックケース、36は支持
板、37は封止材である。
【0030】本実施例の場合、前記ガラス板32の上面
は5mm×11mm、前記水晶振動素子34の大きさは2mm
×8mm、前記ガラス板32を含んだ前記セラミックケー
ス35の高さは3mmである。また、前記金属膜31a、
31bの材質は銀を用いており、面積は金属膜31aが
2mm×4mmで、金属膜31bが2mm×2mmとし、また厚
さは金属膜31aが2000Å、金属膜31bが1000Åとし
た。
【0031】この場合、一回のレーザー照射で飛散する
金属の質量は金属膜31aの方が大きいので、周波数の
粗調整には金属膜31aを用い、微調整には金属膜31
bを用いた。前記水晶振動素子34には、共振周波数が
12MHz用の水晶を用いている。
【0032】また本実施例の場合、前記金属膜31a,
31bの飛散に用いるレーザーとしてYAGレーザーを
用い、前記金属膜31a,31bを照射する面積は直径
100μmの円形で、その強度はおよそ5Wとした。
【0033】本実施例の12.000MHz用の水晶振動子を
調整する場合、レーザー照射一回当りの共振周波数の変
化は、前記金属膜31aを照射した場合、810.18Hz,
前記金属膜31bを照射した場合、403.53Hzであっ
た。また、前記金属膜31a、31bは、それぞれ200
回、100回のレーザー照射が可能であるので、調整前の
共振周波数が12.202MHzにまで調整可能の範囲が広が
る。なおかつ、周波数調整用の金属膜の面積は従来のも
のと同じであり、しかも、前記金属膜31bを用いて周
波数調整を行った場合には、従来の周波数調整と同じ誤
差で調整ができることになる。
【0034】
【実施例4】以下本発明の第4の実施例について、図面
を用いて説明する。
【0035】図2において、41a、41b、41cは
それぞれ金属膜、42はガラス板、43は一対の励起電
極、44は水晶振動素子、45はセラミックケース、4
6は支持板、47は封止材である。
【0036】本実施例の場合、前記ガラス板42の上面
は5mm×11mm、前記水晶振動素子44の大きさは2mm
×8mm、前記ガラス板42を含んだ前記セラミックケー
ス45の高さは3mmである。また、前記金属膜41a、
41b、及び41cの材質は銀を用い、面積は前記金属
膜41aが2mm×3mm、41bが2mm×2mm、41cが
2mm×1mmとし、また厚さは前記金属膜41aが2000
Å、41bが1500Å、41cが500Åとした。
【0037】この場合一回のレーザー照射で飛散する金
属の質量は前記金属膜41aが最も大きく、前記金属膜
41cが最も小さいので、周波数の粗調整には前記金属
膜41aを用い、微調整には前記金属膜41cを用い
た。前記水晶振動素子44には、共振周波数が12MH
z用の水晶を用いている。
【0038】また本実施例の場合も、前記金属膜41
a,41b,41cの飛散に用いるレーザーとしてYA
Gレーザーを用い、前記金属膜41a,41b,41c
を照射する面積は直径 100μmの円形で、その強度はお
よそ5Wとした。
【0039】本実施例の12.000MHz用の水晶振動子を
調整する場合、レーザーを一回照射することによる共振
周波数の変化は、前記金属膜41aを照射した場合、81
0.18Hz、前記金属膜41bを照射した場合、606.46H
z、前記金属膜41cの場合には201.39Hzであった。
また、前記金属膜41a、41b、41cは、それぞれ
150回、100回、50回のレーザー照射が可能であるので、
調整前の共振周波数が12.192MHzまで調整可能であ
り、従来より広範囲となっている。そのうえ、前記金属
膜41cを用いて周波数調整を行った場合には、±100.
69Hzまでの極微調整が行なえ、12.000MHzに対して
±8.39ppmという極めて高精度な調整が行なえた。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は、従来均一であ
った金属膜を2種類以上の金属で構成する、あるいは厚
さを場所のよって変えるという極めて簡便な方法で、従
来と同じ金属膜の面積で、調整できる周波数の最小値を
小さくすることができ、なおかつ周波数調整可能な範囲
が大きく取れ、またチップの小型化に対して周波数調整
用の金属膜の面積が小さくなっても、調整可能な範囲を
狭めることなく従来通りあるいはそれ以上の精度で周波
数調整ができるような方法とすることができる。
【0041】なお、共振周波数fを持つ水晶振動子に、
密度d(g/cm3)の金属を付着させた場合、低下する周波
数は近似的に次式で表わせることが知られている。
【0042】Δf=Af(1−αd)1/2 ここにΔfは低下する周波数、Aはレーザー光によって
飛散される金属膜の面積、厚さによって決まる定数で、
この場合はおよそ4×10-3である。fは共振周波数
(この場合12.000MHz)、αは共振周波数などによっ
て変化する値で、この場合はおよそ0.7×10-3であ
る。
【0043】従って、本発明の第一、第二の実施例では
金属膜の材料として、金、銀、アルミニウムを用いてい
るが、水晶を封止した後にレーザー光で水晶に蒸着させ
ることのできるものであれば本質的に何を用いてもよ
く、金属膜の面積、必要な共振周波数の精度、調整可能
範囲などを考慮して、前記の近似式により、周波数調整
の粗調整に密度の大きなものを用い、微調整に密度の小
さなものを用いて、同様の効果が得られることは明らか
である。
【0044】また、本発明の第三、第四の実施例では金
属膜の材料として銀を用いているが、水晶を封止した後
にレーザー光で水晶に蒸着させることのできるものであ
れば本質的に何を用いても同様の効果が得られることは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の水晶振動子の断面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例の水晶振動子の断面図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施例の水晶振動子の断面図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施例の水晶振動子の断面図で
ある。
【図5】従来の水晶振動子の断面図である。
【符号の説明】
11a、11b 金属膜 12 ガラス板 13 励起電極 14 水晶振動素子 15 セラミックケース 21a、21b、21c 金属膜 22 ガラス板 23 励起電極 24 水晶振動素子 25 セラミックケース 31a、31b 金属膜 32 ガラス板 33 励起電極 34 水晶振動素子 35 セラミックケース 41a、41b、41c 金属膜 42 ガラス板 43 励起電極 44 水晶振動素子 45 セラミックケース 51 金属膜 52 ガラス板 53 励起電極 54 水晶振動素子 55 セラミックケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江田 和生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水晶振動素子を封止する容器内面に金属を
    付着させ、前記容器を用いて水晶振動素子を真空に封止
    した後に、外部からレーザー光を用いて前記容器内面の
    金属を飛散させ前記水晶振動素子に付着させることによ
    り、周波数調整を行う水晶振動子において、前記レーザ
    ー光照射一回当りに前記水晶振動素子に付着する前記金
    属の質量が前記容器内面の場所によって異ならせる水晶
    振動子の製造方法。
  2. 【請求項2】水晶振動素子を封止する容器内面に、密度
    の異なる2種類以上の金属をそれぞれ場所を変えて付着
    させた請求項1記載の水晶振動子の製造方法。
  3. 【請求項3】水晶振動素子を封止する容器内面に、金属
    を場所によって厚さを変えて付着させた請求項1記載の
    水晶振動子の製造方法。
JP18087291A 1991-07-22 1991-07-22 水晶振動子の製造方法 Pending JPH0529863A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011043357A1 (ja) * 2009-10-07 2011-04-14 シチズンファインテックミヨタ株式会社 レーザーの照射方法、及びそれを用いた圧電振動子の周波数調整方法、並びにそれを用いて周波数調整された圧電デバイス
JP2012191389A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Citizen Finetech Miyota Co Ltd 薄膜付き基板、薄膜の加工方法、圧電デバイス、及び圧電振動子の周波数調整方法
JP2012231233A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Citizen Finetech Miyota Co Ltd 薄膜の加工方法、圧電振動子の周波数調整方法、及び電子デバイス

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