JPH05290953A - 電気加熱装置 - Google Patents
電気加熱装置Info
- Publication number
- JPH05290953A JPH05290953A JP9046392A JP9046392A JPH05290953A JP H05290953 A JPH05290953 A JP H05290953A JP 9046392 A JP9046392 A JP 9046392A JP 9046392 A JP9046392 A JP 9046392A JP H05290953 A JPH05290953 A JP H05290953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axial direction
- coil
- heating body
- heating element
- electric heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源より供給される電気エネルギーを熱エネ
ルギーに交換する柱状の発熱体を備えた電気加熱装置で
あって、発熱体の軸方向に対し一様の、あるいは所定の
温度分布を得ることを目的とする。 【構成】 コイル径を軸方向に連続的に変化させたコイ
ル形状の発熱体１を備えた構成により、発熱体１の軸方
向に対する発熱分布を連続的に変化させることができ、
発熱体１の軸方向に対し一様の、あるいは所定の温度分
布の電気加熱装置を容易に得ることができる。
ルギーに交換する柱状の発熱体を備えた電気加熱装置で
あって、発熱体の軸方向に対し一様の、あるいは所定の
温度分布を得ることを目的とする。 【構成】 コイル径を軸方向に連続的に変化させたコイ
ル形状の発熱体１を備えた構成により、発熱体１の軸方
向に対する発熱分布を連続的に変化させることができ、
発熱体１の軸方向に対し一様の、あるいは所定の温度分
布の電気加熱装置を容易に得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一様あるいは所定の温
度分布が得られる電気加熱装置に関する。
度分布が得られる電気加熱装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、種々の加熱手段として電気エネル
ギーを熱エネルギーに変換するコイル形状の発熱体を備
えた電気加熱装置がよく用いられている。
ギーを熱エネルギーに変換するコイル形状の発熱体を備
えた電気加熱装置がよく用いられている。
【０００３】以下に従来のコイル形状の発熱体を備えた
電気加熱装置について説明する。図４に示すように、コ
イル径が同一で、発熱体の軸方向に均等に巻回されたコ
イル形状の発熱体４を真空状態または不活性ガス雰囲気
にした密封容器２に密封し、密封容器２外に出された発
熱体４の端子３で電源（図示されていない）と接続され
る構成である。
電気加熱装置について説明する。図４に示すように、コ
イル径が同一で、発熱体の軸方向に均等に巻回されたコ
イル形状の発熱体４を真空状態または不活性ガス雰囲気
にした密封容器２に密封し、密封容器２外に出された発
熱体４の端子３で電源（図示されていない）と接続され
る構成である。
【０００４】以上のように構成された電気加熱装置の通
電時の軸方向の発熱量分布は図５に示すように、発熱体
４の軸方向に対して一様の分布となる。このときの温度
分布は図６に示すように、発熱体４の両端部は熱伝導に
より両サイドに熱エネルギーが逃げるので、両端部の温
度が低くなり、発熱体４の軸方向に対して一様の温度分
布を得ることができないという課題があった。
電時の軸方向の発熱量分布は図５に示すように、発熱体
４の軸方向に対して一様の分布となる。このときの温度
分布は図６に示すように、発熱体４の両端部は熱伝導に
より両サイドに熱エネルギーが逃げるので、両端部の温
度が低くなり、発熱体４の軸方向に対して一様の温度分
布を得ることができないという課題があった。
【０００５】この課題を解決する手段として、図７に示
すように、コイル径は同一で軸方向にコイルの巻回密度
を変化させた発熱体５を備えた電気加熱装置もあるが、
このときの発熱量分布は図８に示すように、発熱体５の
軸方向に対して線形、つまり連続的な発熱変化を得にく
く、そのときの温度分布は図９で示すように一様の分布
にはならない。また、発熱体の形状が複雑となり、コス
ト高となる。
すように、コイル径は同一で軸方向にコイルの巻回密度
を変化させた発熱体５を備えた電気加熱装置もあるが、
このときの発熱量分布は図８に示すように、発熱体５の
軸方向に対して線形、つまり連続的な発熱変化を得にく
く、そのときの温度分布は図９で示すように一様の分布
にはならない。また、発熱体の形状が複雑となり、コス
ト高となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の構
成では、発熱体４，５の軸方向に対して一様な温度分布
が得られないという問題点を有していた。
成では、発熱体４，５の軸方向に対して一様な温度分布
が得られないという問題点を有していた。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、発熱体の軸方向に対し一様の、または所定の温度分
布が得られる電気加熱装置を提供することを目的とす
る。
で、発熱体の軸方向に対し一様の、または所定の温度分
布が得られる電気加熱装置を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電気加熱装置は、コイル径を軸方向に連続的
に変化させたコイル形状の発熱体を備えた構成としたも
のである。
に本発明の電気加熱装置は、コイル径を軸方向に連続的
に変化させたコイル形状の発熱体を備えた構成としたも
のである。
【０００９】
【作用】この構成において、発熱体の軸方向に対する発
熱量を連続的に変化させることとなる。
熱量を連続的に変化させることとなる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。本発明の一実施例を示す図１では
従来例と同一部品に同一符号を用いて説明は省略する。
照しながら説明する。本発明の一実施例を示す図１では
従来例と同一部品に同一符号を用いて説明は省略する。
【００１１】図１に示すように、本実施例の特徴とする
ところは、前述従来の構成に発熱体４または５にかえて
コイル径を軸方向に連続的に変化させたコイル形状の発
熱体１としたことにある。
ところは、前述従来の構成に発熱体４または５にかえて
コイル径を軸方向に連続的に変化させたコイル形状の発
熱体１としたことにある。
【００１２】以上のように構成された発熱装置の通電時
の軸方向の発熱量分布は図２に示すように、発熱体１の
軸方向に対して連続的に変化し、両端部が大きく、中央
部が小さい発熱量の分布となる。
の軸方向の発熱量分布は図２に示すように、発熱体１の
軸方向に対して連続的に変化し、両端部が大きく、中央
部が小さい発熱量の分布となる。
【００１３】このときの温度分布は図３に示すように、
発熱体１の両端部は熱伝導により両サイドに熱エネルギ
ーが逃げるが、発熱体１の両端部の発熱量を大きくして
いるので、発熱体１の軸方向に対して一様の温度分布を
得ることができる。
発熱体１の両端部は熱伝導により両サイドに熱エネルギ
ーが逃げるが、発熱体１の両端部の発熱量を大きくして
いるので、発熱体１の軸方向に対して一様の温度分布を
得ることができる。
【００１４】発熱体１のコイルの形状はマルチホーミン
グなどにより、容易に、高精度に製造できるので、品質
管理上やコスト上でも有利である。
グなどにより、容易に、高精度に製造できるので、品質
管理上やコスト上でも有利である。
【００１５】また、発熱体１の所定の部分のコイル径を
変化させることにより、軸方向に所定の温度分布を有す
る電気加熱装置を容易に得ることができる。
変化させることにより、軸方向に所定の温度分布を有す
る電気加熱装置を容易に得ることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に、コイル径を軸方向に連続的に変化させたコイル形状
の発熱体を備えた構成により、発熱体の軸方向に対し一
様の、または所定の温度分布が得られる優れた電気加熱
装置を実現できるものである。
に、コイル径を軸方向に連続的に変化させたコイル形状
の発熱体を備えた構成により、発熱体の軸方向に対し一
様の、または所定の温度分布が得られる優れた電気加熱
装置を実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例の電気加熱装置の発熱体の概
略斜視図
略斜視図
【図２】同電気加熱装置の発熱体の軸方向の発熱量の分
布図
布図
【図３】同電気加熱装置の発熱体の軸方向の温度分布図
【図４】従来の電気加熱装置の発熱体の概略斜視図
【図５】同電気加熱装置の発熱体の軸方向の発熱量の分
布図
布図
【図６】同電気加熱装置の発熱体の軸方向の温度分布図
【図７】従来の他の電気加熱装置の発熱体の概略斜視図
【図８】同電気加熱装置の発熱体の軸方向の発熱量の分
布図
布図
【図９】同電気加熱装置の発熱体の軸方向の温度分布図
１ 発熱体 ２ 密封容器 ３ 端子
Claims (1)
- 【請求項１】 電源と、前記電源により供給される電気
エネルギーを熱エネルギーに変換する柱状の発熱体を備
えた電気加熱装置であって、前記発熱体はコイル径を軸
方向に連続的に変化させたコイル形状として構成された
電気加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046392A JPH05290953A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 電気加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046392A JPH05290953A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 電気加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05290953A true JPH05290953A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13999304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9046392A Pending JPH05290953A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 電気加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05290953A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6963050B2 (en) * | 2002-12-18 | 2005-11-08 | Joseph Voegle Ag | Paver and heating element |
| JP2014146815A (ja) * | 2008-07-16 | 2014-08-14 | Tera Semicon Corp | バッチ式熱処理装置及び該装置に適用されるヒータ |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP9046392A patent/JPH05290953A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6963050B2 (en) * | 2002-12-18 | 2005-11-08 | Joseph Voegle Ag | Paver and heating element |
| JP2014146815A (ja) * | 2008-07-16 | 2014-08-14 | Tera Semicon Corp | バッチ式熱処理装置及び該装置に適用されるヒータ |
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