JPH05287805A - 柱脚金物及び柱脚 - Google Patents
柱脚金物及び柱脚Info
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- JPH05287805A JPH05287805A JP11801092A JP11801092A JPH05287805A JP H05287805 A JPH05287805 A JP H05287805A JP 11801092 A JP11801092 A JP 11801092A JP 11801092 A JP11801092 A JP 11801092A JP H05287805 A JPH05287805 A JP H05287805A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 57
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 57
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 31
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims description 17
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄骨柱の平断面形状の外周より側方に張り出す
底板部の張り出し量を減少し、あるいは皆無とした柱脚
金物及び該柱脚金物を用いた柱脚を提供する。 【構成】アンカーボルト６が貫通するボルト穴１ａを設
けた底板部１と、該底板部１上に一体に立設した胴部２
と、立設すべき鉄骨柱４の下端部と接合され前記胴部２
上に一体に且つ外周の少なくとも一部分を該胴部２より
も側方に張り出して形成した上板部３とを有することを
特徴とする。
底板部の張り出し量を減少し、あるいは皆無とした柱脚
金物及び該柱脚金物を用いた柱脚を提供する。 【構成】アンカーボルト６が貫通するボルト穴１ａを設
けた底板部１と、該底板部１上に一体に立設した胴部２
と、立設すべき鉄骨柱４の下端部と接合され前記胴部２
上に一体に且つ外周の少なくとも一部分を該胴部２より
も側方に張り出して形成した上板部３とを有することを
特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄骨造又は鉄骨鉄筋
コンクリート造建物の柱脚部に関する。
コンクリート造建物の柱脚部に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄骨造および鉄骨鉄筋コンクリート造に
用いられる鉄骨柱を基礎鉄筋コンクリート上に立設する
ために、先ず鉄骨柱に柱脚金物を固定し、柱脚金物が取
付けられた鉄骨柱を立設する技術が用いられつつある。
従来の柱脚金物は、例えば特公昭５１−４７９６３号公
報や特公平２−１４４９６号公報に開示されているよう
に、アンカーボルトが貫通する底板部のボルト穴の内側
に、鉄骨柱と溶接される突出部を単に立設して形成され
ていた。
用いられる鉄骨柱を基礎鉄筋コンクリート上に立設する
ために、先ず鉄骨柱に柱脚金物を固定し、柱脚金物が取
付けられた鉄骨柱を立設する技術が用いられつつある。
従来の柱脚金物は、例えば特公昭５１−４７９６３号公
報や特公平２−１４４９６号公報に開示されているよう
に、アンカーボルトが貫通する底板部のボルト穴の内側
に、鉄骨柱と溶接される突出部を単に立設して形成され
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の柱脚金物
は、底板部のボルト穴の内側に突出部を単に立設してい
るから、必然的に鉄骨柱の平断面形状の外側にアンカー
ボルトが配置され、したがって底板部は鉄骨柱の平断面
形状より各辺とも相当に側方に張り出すこととなる。底
板部の各辺がいずれも鉄骨柱の平断面形状よりも相当に
側方に張り出すと、第１に建物の外周部に配置される側
柱や隅柱の柱脚においては柱脚金物が外壁面の外側に張
り出すこととなり、コンクリートの型枠の施工が複雑と
なると同時に意匠上も好ましくないという問題点があ
る。第２に鉄骨鉄筋コンクリート造建物の柱脚のときに
は、鉄骨柱断面の外周に近接して鉄筋が柱の軸方向に配
置されるので、これらの鉄筋が柱脚金物と干渉し、柱脚
金物を用いた建物の設計を実現することができないとい
う問題点がある。したがって本発明は、鉄骨柱の平断面
形状の外周より側方に張り出す底板部の張り出し量を減
少し、あるいは皆無とした柱脚金物及び該柱脚金物を用
いた柱脚を提供することを目的とする。
は、底板部のボルト穴の内側に突出部を単に立設してい
るから、必然的に鉄骨柱の平断面形状の外側にアンカー
ボルトが配置され、したがって底板部は鉄骨柱の平断面
形状より各辺とも相当に側方に張り出すこととなる。底
板部の各辺がいずれも鉄骨柱の平断面形状よりも相当に
側方に張り出すと、第１に建物の外周部に配置される側
柱や隅柱の柱脚においては柱脚金物が外壁面の外側に張
り出すこととなり、コンクリートの型枠の施工が複雑と
なると同時に意匠上も好ましくないという問題点があ
る。第２に鉄骨鉄筋コンクリート造建物の柱脚のときに
は、鉄骨柱断面の外周に近接して鉄筋が柱の軸方向に配
置されるので、これらの鉄筋が柱脚金物と干渉し、柱脚
金物を用いた建物の設計を実現することができないとい
う問題点がある。したがって本発明は、鉄骨柱の平断面
形状の外周より側方に張り出す底板部の張り出し量を減
少し、あるいは皆無とした柱脚金物及び該柱脚金物を用
いた柱脚を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンカーボル
トが貫通するボルト穴を設けた底板部と、該底板部上に
一体に立設した胴部と、立設すべき鉄骨柱の下端部と接
合され前記胴部上に一体に且つ外周の少なくとも一部分
を該胴部よりも側方に張り出して形成した上板部とを有
する柱脚金物によって、上記目的を達成したものであ
る。
トが貫通するボルト穴を設けた底板部と、該底板部上に
一体に立設した胴部と、立設すべき鉄骨柱の下端部と接
合され前記胴部上に一体に且つ外周の少なくとも一部分
を該胴部よりも側方に張り出して形成した上板部とを有
する柱脚金物によって、上記目的を達成したものであ
る。
【０００５】
【作用】上記柱脚金物によれば上記外周の少なくとも一
部分については、該一部分側に位置するアンカーボルト
を、上板部及び該上板部上に立設される鉄骨柱の中心側
に配置することができ、したがって当該一部分側につい
ては底板部もまた鉄骨柱の中心側に配置することができ
る。上板部の全周を胴部より側方に十分に張り出したと
きには、底板部のすべてを鉄骨柱の平断面内に納めるこ
とも可能となる。
部分については、該一部分側に位置するアンカーボルト
を、上板部及び該上板部上に立設される鉄骨柱の中心側
に配置することができ、したがって当該一部分側につい
ては底板部もまた鉄骨柱の中心側に配置することができ
る。上板部の全周を胴部より側方に十分に張り出したと
きには、底板部のすべてを鉄骨柱の平断面内に納めるこ
とも可能となる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。図
１及び図２は本発明の第１実施例の柱脚金物を示し、こ
の実施例の柱脚金物によって立設しようとする鉄骨柱４
は、鉄骨鉄筋コンクリート造に一般的に用いられるもの
であって、図１に示すごとくＩ型ビームのウエブ部にＴ
型ビームの下端を接合した形状をなしており、同図では
鉄骨鉄筋コンクリート造のうち鉄骨部分のみを示したも
のである。しかして本実施例の柱脚金物は底板部１と胴
部２と上板部３とからなり、底板部１は鉄骨柱４の平断
面を包含する矩形とほぼ同寸に形成されており、底板部
１の四隅には基礎コンクリート５内に定着したアンカー
ボルト６の上端が貫通する４個のボルト穴１ａが穿設さ
れている。胴部２は底板部１上より十字形に立設されて
いて、その断面係数は鉄骨柱の断面係数と同等以上に形
成されている。上板部３は平断面が底板部と同一となる
ように形成されており、すなわち鉄骨柱４の平断面を包
含する矩形とほぼ同寸となるように胴部２より側方に張
り出して形成されており、上板部３の上面は平面に形成
されていて該上面上に鉄骨柱４が溶接Ｗによって接合さ
れる。柱脚金物１の材質としては、鋳鋼又は鍛鋼を用い
ることができる。
１及び図２は本発明の第１実施例の柱脚金物を示し、こ
の実施例の柱脚金物によって立設しようとする鉄骨柱４
は、鉄骨鉄筋コンクリート造に一般的に用いられるもの
であって、図１に示すごとくＩ型ビームのウエブ部にＴ
型ビームの下端を接合した形状をなしており、同図では
鉄骨鉄筋コンクリート造のうち鉄骨部分のみを示したも
のである。しかして本実施例の柱脚金物は底板部１と胴
部２と上板部３とからなり、底板部１は鉄骨柱４の平断
面を包含する矩形とほぼ同寸に形成されており、底板部
１の四隅には基礎コンクリート５内に定着したアンカー
ボルト６の上端が貫通する４個のボルト穴１ａが穿設さ
れている。胴部２は底板部１上より十字形に立設されて
いて、その断面係数は鉄骨柱の断面係数と同等以上に形
成されている。上板部３は平断面が底板部と同一となる
ように形成されており、すなわち鉄骨柱４の平断面を包
含する矩形とほぼ同寸となるように胴部２より側方に張
り出して形成されており、上板部３の上面は平面に形成
されていて該上面上に鉄骨柱４が溶接Ｗによって接合さ
れる。柱脚金物１の材質としては、鋳鋼又は鍛鋼を用い
ることができる。
【０００７】本実施例は以上のように形成されており、
すなわち底板部１は鉄骨柱４の平断面を包含する矩形と
ほぼ同寸に形成されているから、鉄骨鉄筋コンクリート
造建物の柱脚に使用することができると同時に、建物の
側柱や隅柱の柱脚に使用しても柱脚金物が外壁面の外側
に張り出すことがなく、コンクリートの型枠の施工も容
易となり意匠上も好ましくなる。また本実施例では胴部
２が中実になっているので、鉄骨柱４の外径寸法よりも
小さい部分があるといえども鉄骨柱４と同程度の強度及
び剛性を確保でき、地震時等に鉄骨柱４の脚部に発生す
る曲げモーメント等を基礎コンクリート５に伝えること
ができる。更に本実施例では上板部３の上面は平面に形
成されているから、本実施例のごとくＩ型ビームのウエ
ブ部にＴ型ビームの下端を接合した形状の鉄骨柱４のほ
か、２個のＩ型ビームを十字形に組み合わせた形状の鉄
骨柱やＨ型鋼などの鉄骨柱にも、同一種類の柱脚金物に
よって対応することができる。
すなわち底板部１は鉄骨柱４の平断面を包含する矩形と
ほぼ同寸に形成されているから、鉄骨鉄筋コンクリート
造建物の柱脚に使用することができると同時に、建物の
側柱や隅柱の柱脚に使用しても柱脚金物が外壁面の外側
に張り出すことがなく、コンクリートの型枠の施工も容
易となり意匠上も好ましくなる。また本実施例では胴部
２が中実になっているので、鉄骨柱４の外径寸法よりも
小さい部分があるといえども鉄骨柱４と同程度の強度及
び剛性を確保でき、地震時等に鉄骨柱４の脚部に発生す
る曲げモーメント等を基礎コンクリート５に伝えること
ができる。更に本実施例では上板部３の上面は平面に形
成されているから、本実施例のごとくＩ型ビームのウエ
ブ部にＴ型ビームの下端を接合した形状の鉄骨柱４のほ
か、２個のＩ型ビームを十字形に組み合わせた形状の鉄
骨柱やＨ型鋼などの鉄骨柱にも、同一種類の柱脚金物に
よって対応することができる。
【０００８】次に図３及び図４は第２実施例を示し、こ
の柱脚金物は鉄骨造の建物の柱脚として用いるものであ
り、鉄骨柱４はボックス型の閉鎖断面をした柱であり、
柱脚金物の上板部３はボックス型鉄骨柱４の平断面を包
含する矩形とほぼ同寸にとなるように胴部２より側方に
張り出して形成されている。この実施例の胴部２も第１
実施例のときと同様に中実になっているので、鉄骨柱４
と同性能の胴部２が得られる。またアンカーボルト６は
従来の柱脚よりも柱の中心側に配置されているから、従
来と同材質のアンカーボルトでは柱脚の強度が低下す
る。したがって地震時等に柱脚部に発生する曲げモーメ
ント等が大きい場合には、従来一般に使用されているＳ
Ｓ４００よりも高い降伏点を有する高張力アンカーボル
トを採用することが好ましい。
の柱脚金物は鉄骨造の建物の柱脚として用いるものであ
り、鉄骨柱４はボックス型の閉鎖断面をした柱であり、
柱脚金物の上板部３はボックス型鉄骨柱４の平断面を包
含する矩形とほぼ同寸にとなるように胴部２より側方に
張り出して形成されている。この実施例の胴部２も第１
実施例のときと同様に中実になっているので、鉄骨柱４
と同性能の胴部２が得られる。またアンカーボルト６は
従来の柱脚よりも柱の中心側に配置されているから、従
来と同材質のアンカーボルトでは柱脚の強度が低下す
る。したがって地震時等に柱脚部に発生する曲げモーメ
ント等が大きい場合には、従来一般に使用されているＳ
Ｓ４００よりも高い降伏点を有する高張力アンカーボル
トを採用することが好ましい。
【０００９】次に図５及び図６は第３実施例を示し、こ
の柱脚金物では胴部２に中空部２ａを設けたものであ
り、地震時等に柱脚部に発生する曲げモーメント等が小
さい場合には、この実施例のように胴部２に中空部２ａ
を設けても柱脚金物としての性能を損なわないこともあ
り、これによって柱脚金物の重量とコストとの低減を図
ることができる。なお本実施例では胴部の中空部２ａは
上方に開放しているが下方に開放することもできるし、
上下に開放することもできる。次に図７及び図８は第４
実施例を示し、この柱脚金物では上板部３に鉄骨柱４と
溶接Ｗするための開先３ａと裏当部３ｂとを設けたもの
であり、これによって鉄骨柱４側の開先や裏当金の設置
が不要となり、鉄骨加工工場での加工工数の低減と工期
の短縮とを図ることができる。次に図９及び図１０は第
５実施例を示し、この柱脚金物では上板部３に鉄骨柱４
とボルト接合するための突出部３ｃを設けたものであ
り、すなわち突出部３ｃは鉄骨柱４の下部側面と対向す
るように突出し、突出部３ｃに高張力ボルト７を固定す
るためのボルトねじ穴３ｄが設けてある。なおこの実施
例では鉄骨柱４とボルト接合するから、柱脚金物を鋳
鋼、鍛鋼のみならず球状黒鉛鋳鉄でも製造することがで
きる。
の柱脚金物では胴部２に中空部２ａを設けたものであ
り、地震時等に柱脚部に発生する曲げモーメント等が小
さい場合には、この実施例のように胴部２に中空部２ａ
を設けても柱脚金物としての性能を損なわないこともあ
り、これによって柱脚金物の重量とコストとの低減を図
ることができる。なお本実施例では胴部の中空部２ａは
上方に開放しているが下方に開放することもできるし、
上下に開放することもできる。次に図７及び図８は第４
実施例を示し、この柱脚金物では上板部３に鉄骨柱４と
溶接Ｗするための開先３ａと裏当部３ｂとを設けたもの
であり、これによって鉄骨柱４側の開先や裏当金の設置
が不要となり、鉄骨加工工場での加工工数の低減と工期
の短縮とを図ることができる。次に図９及び図１０は第
５実施例を示し、この柱脚金物では上板部３に鉄骨柱４
とボルト接合するための突出部３ｃを設けたものであ
り、すなわち突出部３ｃは鉄骨柱４の下部側面と対向す
るように突出し、突出部３ｃに高張力ボルト７を固定す
るためのボルトねじ穴３ｄが設けてある。なおこの実施
例では鉄骨柱４とボルト接合するから、柱脚金物を鋳
鋼、鍛鋼のみならず球状黒鉛鋳鉄でも製造することがで
きる。
【００１０】次に図１１〜図１３は第６実施例を示し、
この柱脚金物は第１実施例の柱脚金物を、Ｈ形の断面を
有する鉄骨柱４に適応したものである。次に図１４及び
図１５は第７実施例を示し、この柱脚金物では上板部３
をその一辺（図では左辺）側に偏芯させたものであり、
主として側柱の柱脚に採用される。次に図１６及び図１
７は第８実施例を示し、この柱脚金物では上板部３をそ
の一隅（図では左手前側隅）に偏芯させたものであり、
主として隅柱の柱脚に採用される。
この柱脚金物は第１実施例の柱脚金物を、Ｈ形の断面を
有する鉄骨柱４に適応したものである。次に図１４及び
図１５は第７実施例を示し、この柱脚金物では上板部３
をその一辺（図では左辺）側に偏芯させたものであり、
主として側柱の柱脚に採用される。次に図１６及び図１
７は第８実施例を示し、この柱脚金物では上板部３をそ
の一隅（図では左手前側隅）に偏芯させたものであり、
主として隅柱の柱脚に採用される。
【００１１】次に図１８〜図２３は鉄骨鉄筋コンクリー
ト造建物の柱脚に適用した例を示し、図１８及び図１９
に示す第９実施例は建屋の内部に配置される中柱に、図
２０及び図２１に示す第１０実施例は建屋の側壁に配置
される側柱に、図２２及び図２３に示す第１１実施例は
建屋のコーナーに配置される隅柱にそれぞれ採用するに
適した柱脚金物を示す。各図より明らかなように柱８の
主筋９ａとフープ筋９ｂとに干渉することなく、柱脚金
物上に鉄骨柱４を立設できることがわかる。
ト造建物の柱脚に適用した例を示し、図１８及び図１９
に示す第９実施例は建屋の内部に配置される中柱に、図
２０及び図２１に示す第１０実施例は建屋の側壁に配置
される側柱に、図２２及び図２３に示す第１１実施例は
建屋のコーナーに配置される隅柱にそれぞれ採用するに
適した柱脚金物を示す。各図より明らかなように柱８の
主筋９ａとフープ筋９ｂとに干渉することなく、柱脚金
物上に鉄骨柱４を立設できることがわかる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によって、鉄骨柱の平断面形状の
外周より側方に張り出す底板部の張り出し量が減少し、
あるいは皆無となった柱脚金物が得られ、したがって建
物の側柱や隅柱の柱脚に使用してもコンクリートの型枠
の施工が容易となり意匠上も好ましく、また鉄骨鉄筋コ
ンクリート造建物の柱脚にも使用することができる柱脚
金物及び該柱脚金物を用いた柱脚が得られた。
外周より側方に張り出す底板部の張り出し量が減少し、
あるいは皆無となった柱脚金物が得られ、したがって建
物の側柱や隅柱の柱脚に使用してもコンクリートの型枠
の施工が容易となり意匠上も好ましく、また鉄骨鉄筋コ
ンクリート造建物の柱脚にも使用することができる柱脚
金物及び該柱脚金物を用いた柱脚が得られた。
【図１】本発明の第１実施例の平面図
【図２】同部分断面正面図
【図３】第２実施例の平面図
【図４】同正面図
【図５】第３実施例の平面図
【図６】同正面図
【図７】第４実施例の平面図
【図８】同部分断面正面図
【図９】第５実施例の平面図
【図１０】同部分断面正面図
【図１１】第６実施例の平面図
【図１２】図１３中Ａ−Ａ線断面図
【図１３】第６実施例の正面図
【図１４】第７実施例の平面図
【図１５】同正面図
【図１６】第８実施例の平面図
【図１７】同正面図
【図１８】第９実施例の平面図
【図１９】同正面図
【図２０】第１０実施例の平面図
【図２１】同正面図
【図２２】第１１実施例の平面図
【図２３】同正面図
１…底板部 １ａ…ボルト穴 ２
…胴部 ２ａ…中空部 ３…上板部 ３
ａ…開先 ３ｂ…裏当部 ３ｃ…突出部 ３
ｄ…ボルトねじ穴 ４…鉄骨柱 ５…基礎コンクリート ６
…アンカーボルト ７…高張力ボルト ８…柱 ９
ａ…主筋 ９ｂ…フープ筋
…胴部 ２ａ…中空部 ３…上板部 ３
ａ…開先 ３ｂ…裏当部 ３ｃ…突出部 ３
ｄ…ボルトねじ穴 ４…鉄骨柱 ５…基礎コンクリート ６
…アンカーボルト ７…高張力ボルト ８…柱 ９
ａ…主筋 ９ｂ…フープ筋
フロントページの続き (72)発明者 久鍋 英史 福岡県北九州市若松区北浜一丁目９番１号 日立金属株式会社若松工場内 (72)発明者 伊藤 倫夫 福岡県北九州市若松区北浜一丁目９番１号 日立金属株式会社若松工場内 (72)発明者 富田 昭夫 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 佐藤 邦昭 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 中村 嘉宏 東京都港区元赤坂一丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内
Claims (7)
- 【請求項１】アンカーボルトが貫通するボルト穴を設け
た底板部と、該底板部上に一体に立設した胴部と、立設
すべき鉄骨柱の下端部と接合され前記胴部上に一体に且
つ外周の少なくとも一部分を該胴部よりも側方に張り出
して形成した上板部とを有する柱脚金物。 - 【請求項２】前記胴部が中実である請求項１記載の柱脚
金物。 - 【請求項３】前記胴部が中空である請求項１記載の柱脚
金物。 - 【請求項４】前記上板部に、鉄骨柱と溶接接合するため
の開先と裏当部とのいずれか又は双方を設けた請求項
１、２又は３記載の柱脚金物。 - 【請求項５】前記上板部に、鉄骨柱の下部側面とボルト
接合するための突出部を設けた請求項１、２又は３記載
の柱脚金物。 - 【請求項６】鋳鋼、鍛鋼、又は球状黒鉛鋳鉄によって形
成した請求項１〜５のいずれか１項記載の柱脚金物。 - 【請求項７】請求項１〜６のいずれか１項記載の柱脚金
物と、ＳＳ４００よりも降伏点の高い高張力アンカーボ
ルトとを有する柱脚。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11801092A JPH05287805A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 柱脚金物及び柱脚 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11801092A JPH05287805A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 柱脚金物及び柱脚 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05287805A true JPH05287805A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14725827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11801092A Pending JPH05287805A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 柱脚金物及び柱脚 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05287805A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013049970A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Okabe Co Ltd | 鉄骨造露出型柱脚構造 |
| JP2020002610A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 旭化成建材株式会社 | 露出型柱脚構造及び建物 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP11801092A patent/JPH05287805A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013049970A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Okabe Co Ltd | 鉄骨造露出型柱脚構造 |
| JP2020002610A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 旭化成建材株式会社 | 露出型柱脚構造及び建物 |
| JP2023040299A (ja) * | 2018-06-28 | 2023-03-22 | 旭化成建材株式会社 | 露出型柱脚構造及び建物 |
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