JPH05287538A - 窒化物被膜の形成方法 - Google Patents

窒化物被膜の形成方法

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JPH05287538A
JPH05287538A JP8858792A JP8858792A JPH05287538A JP H05287538 A JPH05287538 A JP H05287538A JP 8858792 A JP8858792 A JP 8858792A JP 8858792 A JP8858792 A JP 8858792A JP H05287538 A JPH05287538 A JP H05287538A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラズマCVD法による基材表面への均一厚さ
の窒化物被膜の形成を可能にした方法を提供しようとす
るものである。 【構成】プラズマCVD法により基材13上に窒化物被
膜を形成する方法において、予め前記基材13と同様な
形状および表面積を有する試験用基材を電極2上に設置
し、一定圧力下の原料ガス雰囲気中でプラズマを発生さ
せ、前記プラズマへの供給電圧と前記試験用基材に流れ
る電流値との関係から得られる変化点の電圧Vs を求
め、成膜に際してのプラズマへの供給電圧VをV≦1.
25Vs とし、他の条件を前記関係を求めた時と実質的
に同一にすること特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマCVD法によ
り窒化物被膜を形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の低温プラズマを用いた被膜の形成
方法、例えばイオンプレ―ティング法等の物理的気相成
長法(PVD法)では、化学的気相成長法(CVD法)
と比較して低温において窒化チタン被膜などの窒化物被
膜を形成することが可能である。しかしながら、PVD
法では立体形状基材に対する被膜の付き回り性が低いと
いう問題があった。特に、大型の複雑立体形状基材では
前記付き回り性の低下が顕著となるため、実質的にPV
D法を適用することは困難であった。
【0003】そこで、CVD法の良好な付き回り性とP
VD法の低温での被膜形成という両者の長所を兼ね備え
たプラズマCVD法が開発されつつある。このプラズマ
CVD法は、原料ガスの化学反応に必要な熱エネルギ―
の一部又は全部をプラズマによる電気エネルギ―で代替
することによって低温での被膜形成を可能としたもので
ある。かかるプラズマCVD法では、真空チャンバ内の
原料ガスをノズルを通して供給し、前記チャンバ内に配
置した立体形状基材に直流または高周波を印加してグロ
ー放電を起こさせてプラズマを発生させる。この時、前
記チャンバ内に供給された原料ガスはプラズマ中を通過
する際にイオン、ラジカル、原子、分子などの活性な励
起種となる。これらの励起種は、低温で反応が進行する
ため、前記立体形状基材上に低温で薄膜を形成すること
が可能となると考えられる。従って、プラズマCVD法
では立体基体上に付き回り性が良好な薄膜を低温で形成
することが可能となる。
【0004】ところで、従来、プラズマCVD法により
基材に均一な厚さの窒化チタン被膜などの窒化物被膜を
形成するには、多くの成膜パラメータを変化させて成膜
実験を行い、形成された被膜の特性を調査することによ
って最適な成膜条件を設定するという経験的な手法が採
用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記経
験的な手法は最適な成膜条件を見出すのに多くの時間、
費用、努力を必要とする。さらに、成膜する基材の形状
が変わればその都度実験を行わなければならないため、
容易に最適条件を見出だすことができない。したがっ
て、このようなことがプラズマCVD法の工業化への発
展の妨げてなっている。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、如何なる形状の基材に対しても最
適なプラズマへの供給電力を容易に見い出す方法を開発
することにより、プラズマCVD法による基材表面への
均一厚さの窒化物被膜の形成を可能にした方法を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラズマCV
D法により基材上に窒化物被膜を形成する方法におい
て、予め試験用基材を電極上に設置し、一定圧力下の原
料ガス雰囲気中でプラズマを発生させ、前記プラズマへ
の供給電圧と前記試験用基材に流れる電流値との関係か
ら得られる変化点の電圧Vs を求め、成膜に際してのプ
ラズマへの供給電圧VをV≦1.25Vs とし、他の条
件を前記関係を求めた時と実質的に同一にすることを特
徴とする窒化物被膜の形成方法である。前記試験用基材
は、実際の成膜時に使用される基材と同様な形状および
表面積を有するものを用いることが望ましい。
【0008】本発明に係わる窒化物被膜の形成方法にお
いて、最適なプラズマへの供給電圧値VはV≦1.25
s であり、好ましくは0.9Vs ≦V≦Vs の範囲に
することが望ましい。ここで、供給電圧値Vを0.9V
s 未満にすると反応に必要な活性な窒素源の供給量が低
下し、またハロゲン金属ガスと水素ガスの励起、分解、
イオン化なども抑制されるため、優れた特性を有する窒
化物被膜を形成することが困難になる。例えば、窒化物
被膜中の窒素原子比が化学量論組成より低くなり、色調
が悪化したり、被膜の基材に対する密着性や硬度も低下
する。一方、供給電圧値VがVs を超えると、反応に必
要なプラズマ密度が過剰になり、前駆体形成状態が急激
に悪化し、均一気相反応の発生による微粉末形成が起こ
る。その結果、前記微粉末が被膜に付着して被膜の耐食
性が非常に劣化する等の被膜特性を著しく低下させ、さ
らに被膜の均一性も非常に低下する恐れがある。
【0009】本発明に係わる窒化物被膜の形成方法は、
前記関係から得られる電圧範囲(V≦1.25Vs )に
おいて電流密度を制御し、他の条件を前記関係を求めた
時と実質的に同一にして成膜を行うことを許容する。
【0010】
【作用】本発明者らは、以下に説明する知見により平面
基材から大型立体基材まで厚さ分布が均一な良好な特性
を有する窒化物被膜形成できる方法を発明した。
【0011】すなわち、本発明者らは窒化物被膜形成機
構の研究および成膜特性の各種パラメータ依存性の研究
の結果、プラズマ空間、特に基材表面近傍のシース部に
おいて原料ガスが分解してイオン化される反応を経て成
膜種となる反応過程で、前記基材に流れる電流密度が前
記反応に重要な役割を果たすことが明らかになった。こ
れをTiN被膜形成反応を例にして説明する。
【0012】図1は、H2 −N2 系、H2 −N2 −Ti
Cl4 系の混合ガスを用いたプラズマのV−I特性を示
す。所定流量のH2 ガスおよびN2 ガス、またはH2
ス、N2 ガスおよびTiCl4 ガスをプラズマCVD反
応槽に供給し、一定圧力とした後、プラズマへの印加電
力を徐々に増加させ、基材に流れる電流値の印加電圧依
存性を測定する。この際、前記基材表面積および形状、
反応層内の圧力等の他の条件は実際の成膜時と同様にす
る。前記測定を行うと、H2 −N2 系ガスではプラズマ
への印加電圧の増加に伴って前記基材に流れる電流値は
線形的に上昇する。一方、H2 −N2 −TiCl4 系ガ
スではプラズマへの印加電圧を増加させると基材に流れ
る電流値はほぼ直線的に徐々に増加し、ある電圧を越え
ると電流値の増加の割合が急激に増す。このため、電流
特性に連続性を欠いた変化点が現われ、前記変化点の電
圧Vs が以下に述べる理由によりその成膜条件における
最適な供給電力値になる。
【0013】原料ガスは、プラズマ中に供給されると、
特にプラズマシース部において容易に分解されてイオ
ン、ラジカル、原子、分子などの活性なプラズマ種に変
化する。H2 −N2 系ガスの場合には、プラズマ中でN
2 分子がイオン化されてN2 + イオンになり、H2 分子
は励起されるか解離してH原子になり、その両者の一部
はイオン−ラジカル反応によりNHラジカルを合成する
ことが知られている。これらのプラズマ種は、供給する
印加電圧の増加に伴い連続的に増加する。
【0014】一方、H2 −N2 −TiCl4 系ガスの場
合には発光分光分析を用いたプラズマ診断による研究の
結果、TiN被膜形成プロセスにおいてTi+ イオンと
NHラジカルが重要な役割を有するプラズマ種であるこ
とが推定された。さらに、前記プラズマ種が直接または
間接的に反応してTiN前駆体を形成し、それが基材表
面で反応してTiN被膜が形成されることを見出した。
前記変化点の電圧Vs以下の印加電圧では、前記前駆体
の形成によってNHラジカルが消費され、イオン−ラジ
カル反応の平衡がNHラジカルの合成反応側へと移行す
る。これにより、N2 + イオンが減少し、結果としてプ
ラズマのイオン密度が低下し、電流値の増加割合を抑制
する。逆に、前記変化点の電圧Vs 以上の印加電圧で
は、前記前駆体合成に必要以上のNHラジカルが形成さ
れ、反応は平衡に戻る。したがって、イオン密度は増加
し、急激に電流値が増加する。
【0015】このようなことが、前述した図1のプラズ
マのV−I特性に示す結果になり、最適な前駆体を形成
するプラズマ状態を得ることが最適なTiN被膜を形成
し得る成膜条件であることが推定された。最適な前駆体
形成状態とは、特に基材表面近傍のプラズマ空間に存在
するTi+ イオンと各々存在するプラズマ種のそれぞれ
の形成量、つまりイオン密度が最適化される状態であ
り、その最適値が本発明によって求めなれた前記Vs
の電圧であり、その電流値(基材に流れる電流密度)で
ある。
【0016】また、最適な前駆体形成状態は成膜パラメ
ータを変化させると、プラズマ種のイオン密度が変化
し、結果として成膜特性を大きく変化させる。したがっ
て、前述したように予めV−I特性を調査し、前記Vs
点を求めることによって、如可なる成膜条件においても
容易に最適なプラズマへの供給電力値を設定することが
でき、ひいては窒化物被膜形成の制御性、再現性を向上
でき、応用性も大きく拡大させることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2を参照して詳細
に説明する。
【0018】図2は、本実施例で使用した直流プラズマ
CVD装置を示す概略図である。図中の1は、真空チャ
ンバである。この真空チャンバ1内の下部には、回転機
構を有する直流電極2が設置されている。前記直流電極
2には、直流電源3が接続されている。前記真空チャン
バ1の下部付近には、排気管4が設けられている。前記
排気管4には、前記真空チャンバ1側から圧力調節バル
ブ5、真空ポンプ6が順次連結されている。
【0019】前記真空チャンバ1の外壁には、前記直流
電極2上に設置される大型立体形状基材を均一に加熱す
るための加熱ヒータ7が設けられている。前記真空チャ
ンバ1の側壁には、例えば4本のガス供給ノズル8が設
けられ、前記ガス供給ノズル8から供給された原料ガス
は前記直流電極2上に設置される大型立体形状基材全体
に吹き付けられるようになっている。前記各ガス供給ノ
ズル8の他端は、前記真空チャンバ1の側壁を貫通して
外部に延出され、ガス導入管9に連結されている。前記
ガス導入管9には、4本のガス分岐管10が接続されて
いる。前記各ガス分岐管には、それぞれマスフローコン
トローラ11がそれぞれ介装されている。前記各マスフ
ローコントローラ11には、水素(H2 )ガス、四塩化
チタン(TiCl4 )ガス、窒素(N2 )ガス、アンモ
ニア(NH3 の供給ラインがそれぞれ接続されている。
前記真空チャンバ1の側壁には、石英ガラス製の窓12
が配置されている。 実施例 前述した直流プラズマCVD装置を用いて薄膜形成方法
を説明する。
【0020】まず、真空チャンバ1内の直流電極2上に
総表面積11200cm2 を有する400×400×6
00mmの大型立体形状基材13を設置した。つづい
て、真空ポンプ6を作動して排気管4を通して前記真空
チャンバ1内のガスを排気した。ひきつづき、マスフロ
ーコントローラ11で流量調整された2000sccm
のH2 ガスをガス供給ノズル8から前記チャンバ1内に
供給した状態で外部ヒータ7により前記基材13を50
0℃まで昇温した。昇温後、直流電極2にDC電源3か
ら−300V〜−3000Vまで徐々に直流電圧を印加
し、前記チャンバ1内にプラズマを発生させて前記チャ
ンバ1内面、前記電極2表面を30分間清浄化した。
【0021】次いで、印加電圧を−300Vに降下さ
せ、マスフローコントローラ11で流量調整された50
0sccmのN2 ガスおよび800sccmのH2 ガス
からなる混合ガスを、各ガス供給ノズル8を通して前記
チャンバ1内に供給し、前記チャンバ1内の圧力を圧力
調節バルブ5により0.43Torrに設定し、30分
間保持した。つづいて、マスフローコントローラ11で
流量調整された150sccmのTiCl4 ガスをガス
供給ノズル8を通して前記チャンバ1内に供給し、−3
00〜−50Vの範囲内で印加電圧を増加させた。
【0022】以上の予備実験の結果から図1に示すV−
I特性を得た。図1から得られたVs 点となるDC電圧
を−1500V(1.6A)とした。そして、−150
0VのDC電圧が前記DC電源3から前記電極2に供給
されるようにプラズマへの供給電力を制御し、マスフロ
ーコントローラ11で流量調整された150sccmの
TiCl4 ガスをガス供給ノズル8を通して前記チャン
バ1内に供給し、その他の条件を前記予備実験の際と同
様にしてSKH51基材の表面にTiN被膜を形成し
た。
【0023】図3は、前記条件でのTiNの成膜速度と
膜厚分布の印加電圧依存性を示したもので、実線は膜厚
速度を、点線は膜厚分布をそれぞれ示す。なお、図3中
の膜厚分布指数(Di)は下記式から求めた。 Di=[(平均膜厚から最大変位値−平均膜厚値)の絶
対値]/平均膜厚×100(%)
【0024】前記条件(DC電圧;−1500V)での
プラズマへの供給電力により成膜されたTiN被膜は、
TiN被膜特有の金色(G)を呈しており、均一な膜厚
分布を有することがわかった。また、前記TiN被膜の
マイクロビッカース硬度は、2000Hv以上、また被
膜のN/Ti原子比は1に近似した値で優れた特性を有
することがわかった。 比較例
【0025】最適電圧−1500Vを中心に、DC電圧
を−750V〜−2750Vまでの間で−250V単位
で変化させた時のTiNの成膜速度と膜厚分布の印加電
圧依存性を前述した図3に示す。
【0026】図3から明らかなように最適電圧(−15
00V)以下の条件で形成された被膜は、白金色(W
G)を呈し、膜厚分布の悪化および成膜速度が低下す
る。また、硬度が低く、TiN結晶の他にTi2 N結晶
が含まれていることがX線回折により検出された。
【0027】一方、最適電圧(−1500V)以上の条
件で形成された被膜は薄い赤茶色(RG)を呈し、成膜
速度が速いものの、膜厚分布が著しく大きくなる。すな
わち、印加電圧の増加に伴って成膜条件領域はWG→G
→RGになる。成膜速度は、直線的に増加し、前記RG
領域で最大値を示す。Di値は、前記G領域において最
も小さくなる。
【0028】以上の実施例および比較例の結果から、図
1のV−I特性から得られた変化点の電圧Vs において
均一厚さで硬度等の良好な特性を有するTiN被膜を形
成することができる。従来、プラズマへの供給電力の最
適値は印加電圧を低電圧から高電圧にかけて細かく実験
を行い、それら各々の条件での被膜特性を測定すること
によって求めていた。したがって、最適供給電圧を決定
するには多くの時間と労力が必要であった。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によればプラ
ズマCVD法により金属窒化物被膜を形成する際、被膜
形成に最適なプラズマへの供給電力値を容易に見出すこ
とができ、均一厚さで硬度、色調などの特性が優れた窒
化物被膜を再現性よく形成できる等顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において測定された基材に流れ
る電流値と印加電圧との関係を示す特性図。
【図2】本発明の実施例で使用した直流プラズマCVD
装置を示す概略図。
【図3】成膜速度および膜厚分布指数(Di)の直流電
圧依存性を示す特性図。
【符号の説明】
1…真空チャンバ、2…直流電極、4…排気管、8…ガ
ス供給ノズル、13…基材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大津 英彦 東京都港区西新橋1丁目7番2号 株式会 社ライムズ内 (72)発明者 小林 邦明 東京都港区西新橋1丁目7番2号 株式会 社ライムズ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマCVD法により基材上に窒化物
    被膜を形成する方法において、予め試験用基材を電極上
    に設置し、一定圧力下の原料ガス雰囲気中でプラズマを
    発生させ、前記プラズマへの供給電圧と前記試験用基材
    に流れる電流値との関係から得られる変化点の電圧Vs
    を求め、成膜に際してのプラズマへの供給電圧VをV≦
    1.25Vs とし、他の条件を前記関係を求めた時と実
    質的に同一にすることを特徴とする窒化物被膜の形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記関係から得られる電圧範囲(V≦
    1.25Vs )において電流密度を制御し、他の条件を
    前記関係を求めた時と実質的に同一にして成膜を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の窒化物被膜の形成方法。
JP8858792A 1992-04-09 1992-04-09 窒化物被膜の形成方法 Expired - Lifetime JPH086182B2 (ja)

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