JPH0528406Y2 - - Google Patents

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JPH0528406Y2
JPH0528406Y2 JP16313188U JP16313188U JPH0528406Y2 JP H0528406 Y2 JPH0528406 Y2 JP H0528406Y2 JP 16313188 U JP16313188 U JP 16313188U JP 16313188 U JP16313188 U JP 16313188U JP H0528406 Y2 JPH0528406 Y2 JP H0528406Y2
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JP
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room temperature
temperature sensor
space
heating device
electric heating
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、室温センサーを備えた電気採暖具
に関する。
[従来の技術] 従来、室温センサーを取り付けた電気機器には
タイムスイツチに室温センサーを取り付けたもの
(実開昭56−24033号公報)や、電気採暖具の温度
コントローラー部に室温センサーを取り付けたも
の(実開昭58−2994号公報)などがあり、各製品
に応じた室温センサーの取付構造がこれまでに数
多く提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のいずれの室温感知手段
も、室温センサーの感知部を主回路のプリント回
路基板からリード線で引き回しており、リード線
の同志の接触対策として絶縁チユーブが必要であ
り、絶縁チユーブの切断及びリード線に絶縁チユ
ーブを挿入する加工に時間がかかる。
また、コントローラー組み立て時に室温センサ
ーのリード線を温度コントローラーの上下部ケー
スで挟み込んで断線するという不良が発生しやす
い。
さらに、電気採暖具に直付けされた温度コント
ローラー部内に室温センサーを設けたもので独立
した部屋に室温センサーを設けたものにおいて
は、温度コントローラー部の内部の温度が電気採
暖具の熱によつて上昇した場合、その室温センサ
ーでは上昇温度の変化をとらえられず電気部品の
温度上昇を防止することができず、電気部品の熱
的破壊を起こし火災等の危険を生じる。このた
め、温度コントローラー部には耐熱性の電気部品
が必要とされていた。
それ故に、本考案の課題は、リード線の挟み込
みを防止し、作業性及び安全性を向上した電気採
暖具を提供することにある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案によれば電気採暖具本体の一部に取り付
けた温度コントローラー部の内部に室温センサー
を設けた電気採暖具において、上記温度コントロ
ーラー部はプリント回路基板と該プリント回路基
板に搭載した上記室温センサーとを有し、上記温
度コントローラー部の内部には、上記室温センサ
ー及び上記プリント回路基板を含む第2の空間部
と、外気に通じる透孔を形成した第1の空間部と
を設け、上記第1及び第2の空間部の間を仕切る
仕切板に透孔を形成し、該透孔の近傍の上記第2
の空間部側に上記室温センサーを設けたことを特
徴とする電気採暖具が得られる。
[実施例] 以下、本考案の電気採暖具の一実施例を第1図
及び第2図にもとずいて説明する。1は、電気カ
ーペツトのような電気ヒータ及び温度センサーを
含む電気採暖具本体であり、2は温度コントロー
ラー部で、電気採暖具本体1の一部に直付けされ
ている。そしてこの温度コントローラー部2の内
部には、温度調節等の電気部品がプリント回路基
板3に搭載されている。プリント回路基板3の端
部には、室温センサー7がプリント回路基板3に
対して略垂直に取り付けられている。さらにその
室温センサー7の近傍には温度コントローラー部
2のケース2aの一部で作つた独立した第1の空
間部4を設けている。その第1の空間部4には温
度コントローラー部2の外部に貫通する透孔5が
形成されている。
この温度コントローラー部2の内部には第1の
空間部4とともに第2の空間部8が設けられてい
る。すなわち、第1の空間部4と第2の空間部8
は、仕切板9によつて区分けされている。この仕
切板9は第1の空間部4を形成する際に温度コン
トローラー部2のケース2aと一体な材料によつ
て作られる。
仕切板9には、透孔10が形成されている。第
2の空間部8にはプリント回路基板3や室温セン
サー7が備えられている。室温センサー7は仕切
板9の透孔10の近傍に設けられている。
この温度コントローラー部2の表面には2つの
スライドノブ11,12が取り付けられている。
一方のスライドノブ11は電気採暖具本体1の電
源の開閉や通電面積を変更するために操作される
ものである。
他方のスライドノブ12は電気採暖具本体1の
温度を設定するために操作されるものである。し
たがつて、これらのスライドノブ11,12の端
部は温度コントローラー部2の内部の電気部品で
あるスイツチ、ボリユウムなどに接続されてい
る。
今、温度コントローラー部2にはスライドノブ
11によつて電源がONになると、電気採暖具本
体1が発熱する。この際、第1の空間部4には、
透孔5を通して外気の流通がある。この外気は、
第1の空間部4から仕切板9の透孔10を通し
て、室温センサー7の方向に流れる。すなわち、
室温センサー7は外気を感知する。
このようにして、外気温度を室温センサー7が
感知することによつて、室温に応じた電気採暖具
本体1の温度制御が可能である。第3図及び第4
図は電気採暖具の他の実施例を示している。この
実施例において、第1図及び第2と同じ部分には
同じ符号を付して説明を省略する。
この温度コントローラー部2の内部には、中央
部分に筺形状の仕切板9によつて第1の空間部4
が形成されている。
即ち、第1の空間部4に対応するケース2a面
には外気に通じる透孔5が形成されている。第1
の空間部4を除く、温度コントローラー部2の内
部である第2の空間部8には、室温センサー7に
通じる仕切板9に透孔10が形成されている。
以上の実施例にて説明したように、室温センサ
ー7がプリント回路基板3に搭載されているの
で、第2の空間部8の内部で室温の感知が可能で
ある。
また、第2の空間部8には、外気が届くので電
気部品の温度が上がるため、電気採暖具の熱の影
響を受けにくく、電気部品の温度上昇を防止でき
る。さらに、ゴミ、水、針などが第2の空間部8
にまで入り込むことがない。
[考案の効果] 本考案は上述するように独立した空間部の近傍
に室温センサーを設けたもので上下部ケースの嵌
合部でリード線を押さえ込んでリード線が断線す
るということが発生しなくなり、品質が向上す
る。また、リード線を隙間に通過させて空間部に
組入れることが不要でありリード線間の短絡防止
の絶縁チユーブが不用となりコストダウンにつな
がる。
また、電子部品まで外気の冷気が届くので電子
部品の温度を下げることができ、温度コントロー
ラー部内の電気部品の温度上昇を室温センサーに
より感知できるため、耐熱性の電気部品を必要と
せず電気部品の熱的影響による火災などの危険を
防止できる。
針、クギなども第2の空間部まで届かず安全性
も確保できる。また、電気的には室温センサーが
2種類の孔を通過する外気に間接的ではあるが触
れるため、従来同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の電気採暖具の実施
例を示し、第1図は電気採暖具(電気カーペツ
ト)の温度コントローラー部分の斜視一部断面
図、第2図は第1図の温度コントローラー部分の
断面図、第3図は、電気採暖具(電気カーペツ
ト)の他の実施例を示す温度コントローラー部分
の斜視一部断面図、第4図は第3図の温度コント
ローラー部分の断面図である。 1……電気採暖具本体、2……温度コントロー
ラー、3……プリント回路基板、4……空間部、
5……透孔、7……温度センサー、10……透
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気採暖具本体の一部に取り付けた温度コント
    ローラー部の内部に室温センサーを設けた電気採
    暖具において、上記温度コントローラー部はプリ
    ント回路基板と該プリント回路基板に搭載した上
    記室温センサーとを含み、上記温度コントローラ
    ー部の内部には、上記室温センサー及び上記プリ
    ント回路基板を含む第2の空間部と、外気に通じ
    る透孔を形成した第1の空間部とを設け、上記第
    1及び第2の空間部の間を仕切る仕切板に透孔を
    形成し、該透孔の近傍の上記第2の空間部側に上
    記室温センサーを設けたことを特徴とする電気採
    暖具。
JP16313188U 1988-12-16 1988-12-16 Expired - Lifetime JPH0528406Y2 (ja)

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JPH0285909U JPH0285909U (ja) 1990-07-06
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