JPH05278298A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH05278298A
JPH05278298A JP8004292A JP8004292A JPH05278298A JP H05278298 A JPH05278298 A JP H05278298A JP 8004292 A JP8004292 A JP 8004292A JP 8004292 A JP8004292 A JP 8004292A JP H05278298 A JPH05278298 A JP H05278298A
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JP
Japan
Prior art keywords
cam
printer
movable frame
platen
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP8004292A
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English (en)
Inventor
Tomomi Iijima
知実 飯島
Nobutaka Tokuhama
伸卓 徳濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP8004292A priority Critical patent/JPH05278298A/ja
Publication of JPH05278298A publication Critical patent/JPH05278298A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型化・コスト低減化を図りつつ種々の厚さの
用紙を円滑にセットできるようにする。 【構成】各可動フレーム(11L,11R)に、カム軸
(22)を介して連結されかつ該カム軸(22)の回動
に伴いプリンタ本体(1)側の係合部(25,25)と
係合して当該各可動フレーム(11L,11R)を同期
的にかつ同一角度量だけ開方向に回動可能なカム体(2
1L,21R)を設け、両カム体(21L,21R)を
カム軸(22)を介して回動駆動させるカム駆動装置
(31)を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタとして、用紙の紙厚に応
じてプラテンと印字ヘッドとの間の隙間(ヘッドギャッ
プ)を自動調整可能なものが知られている。
【0003】かかるプリンタの概略構成を図4に示す。
図において、1はプリンタ本体で、図中紙面と直交する
方向に対向配設された本体フレーム2L,2Rを有して
いる。プリンタ本体1には、プラテン4および第1回転
ローラ(例えばフィードローラ5)が用紙搬送路に沿っ
て配設されているとともに、印字ヘッド8等が可動フレ
ーム11L,11Rを介してプラテン4に対して接近・
離隔可能に設けられている。
【0004】ここで、可動フレーム11L,11Rは、
本体フレーム2L,2Rに支軸19を介して開方向(矢
印R方向)および閉方向(矢印Q方向)に回動可能に取
付けられている。この可動フレーム11L,11R間に
は、キャリア6がガイド部材(キャリアシャフト7等)
を介してプラテン4の長手方向(図4中紙面と直交する
方向)に移動可能に設けられている。このキャリア6に
は、印字ヘッド8がプラテン4と対向するように装着さ
れている。また、可動フレーム11L,11Rには、第
2回転ローラ(ピンチローラ15)が、プリンタ本体1
側の第1回転ローラ(フィードローラ5)と接離可能に
回転支持されている。なお、フィードローラ5は図示し
ない駆動モータ等によって矢印方向に回転される。
【0005】また、上記プリンタには、両可動フレーム
11L,11Rを自動開閉するための可動フレーム開閉
装置50が設けられている。可動フレーム開閉装置50
は、カム軸53に装着された所定個数(ここでは3個)
のカム体(偏心カム)51L,51R,52をスプリン
グ57L,57R,係合レバー54および係合軸56を
介して各可動フレーム11L,11Rと係合させて当該
フレーム11L,11Rを自動開閉させる構成とされて
いる。
【0006】より具体的には、カム軸53は、本体フレ
ーム2L,2R間に回転支持されている。カム軸53の
両端部には、カム体51L,51Rが装着されており、
その中央部にはカム体52が装着されている。このカム
軸53は、モータ62を含んでなるカム駆動装置61に
よって回動される。これにより、各カム体51L,51
R,52は同一方向に同一量だけ回動される。また、ス
プリング57L,57Rは、プリンタ本体1の各支持突
起部3aに支持されており、一端部はカム体51L,5
1Rに当接されかつ他端部は可動フレーム11L,11
Rの先端部に当接されている。
【0007】したがって、図4に示す状態では、スプリ
ング57L(57R)は、その一端部がカム体51L
(51R)によって押し上げられ他端部が可動フレーム
11L(11R)を第2回転ローラ(15)が第1回転
ローラ(5)と圧接するように付勢している。また、係
合レバー54は、カム体52と整合するプリンタ本体1
部分に支軸55を介して回転自在に設けられており、そ
の一端部はカム体52に当接されかつ他端部は係合軸5
6の中央部分に当接されている。
【0008】しかして、上記したプリンタにおいて、用
紙を用紙搬送路上にセットするには、カム駆動装置61
を用いてカム軸53を矢印方向に半回転させる。する
と、図5に示す如く、カム51L,51Rとスプリング
57L,57Rとの押圧関係が解除され、可動フレーム
11L,11Rが回動許容状態となる。また、係合レバ
ー54がカム体52によって図中時計回り方向に回動さ
れて係合軸56(したがって可動フレーム11L,11
R)を上方へ持ち上げる。これにより、ヘッドギャップ
Gが印字時よりも大幅に増大される(例えば、G=2m
m)とともに、各回転ローラ(5,15)が離隔され
る。この状態で、用紙Pを、プラテン4および印字ヘッ
ド8間ならびに各回転ローラ(5,15)間を通過させ
て所定位置に載置する。
【0009】次に、カム駆動装置61を用いて、カム軸
53を図5に示す位置より矢印方向に半回転させると、
カム体52と係合レバー54との協働により係合軸56
が初期位置に復帰されるとともに、カム体51L,51
Rとスプリング57L,57Rとの協働により各可動フ
レーム11L,11Rが第2回転ローラ(15)が用紙
Pを介して第1回転ローラ(5)と圧接するように下方
に付勢される。
【0010】これにより、印字ヘッド8は、ヘッドギャ
ップGが用紙Pの紙厚に応じた最適値となるような位置
に自動位置決めされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したプ
リンタにおいては、カム体52を所定量回動することに
より係合軸56の中央部分を係合レバー54で持ち上げ
て可動フレーム11L,11Rを開放させる構成である
ので、荷重アンバランス等により両可動フレーム11
L,11Rが片寄って持ち上がり、プラテン4の任意の
長手方向位置におけるヘッドギャップGがバラついて用
紙Pの厚さよりも狭い箇所が生じることがある。かかる
事態が生じると、用紙Pをプラテン4および印字ヘッド
8間に円滑に挿入できない。
【0012】また、現今のプリンタは、利用分野を拡大
するために小型化・コスト低減化が要請されており、そ
の一環として部品点数を減少させつつ可動フレーム11
L,11Rを自動開閉できる技術の開発が求められてい
る。
【0013】本発明の目的は、上記事情に鑑み、小型化
・コスト低減を図りつつ種々の厚さの用紙を円滑にセッ
トすることができるプリンタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、プラテンおよび第1回転ローラが設けられたプリン
タ本体と、このプリンタ本体に相互に所定距離だけ離れ
かつ支軸を中心として開方向および閉方向に回動可能に
取付けられた一対の可動フレームと、両可動フレーム間
にガイド部材を介して前記プラテンの長手方向に移動可
能に設けられたキャリアと、このキャリアに前記プラテ
ンと対向するように装着された印字ヘッドと、前記可動
フレームに回転支持され当該可動フレームの閉方向およ
び開方向の回動に応じて前記第1回転ローラと接触・離
隔する第2回転ローラとを備えたプリンタにおいて、前
記各可動フレームに、カム軸を介して連結されかつ該カ
ム軸の回動に伴い前記プリンタ本体側の係合部と係合し
て当該各可動フレームを同期的にかつ同一角度量だけ開
方向に回動可能なカム体を設け、両カム体をカム軸を介
して回動駆動させるカム駆動装置を設けたことを特徴と
する。
【0015】
【作用】上記構成による本発明では、カム駆動装置を用
いてカム軸を所定角度量だけ回動させると、両カム体は
プリンタ本体の係合部と係合しつつ回動し、各可動フレ
ームを同期的に同一角度量だけ開方向に回動させる。し
たがって、両可動フレームを片寄らずに持ち上げること
ができ、プラテンの任意の長手方向位置におけるヘッド
ギャップが均一となる。この際、第1および第2回転ロ
ーラは離隔される。したがって、用紙をプラテンおよび
印字ヘッド間ならびに第1および第2回転ローラ間を通
過させて所定位置に載置することができる。次に、カム
駆動装置を用いて、カム軸を所定角度量だけ回動させる
と、両カム体と係合部との協働により両可動フレームが
閉鎖され第2回転ローラが用紙を介して第1回転ローラ
と圧接する。これにより、印字ヘッドが用紙の紙厚に応
じた最適値となるような位置に自動位置決めされ用紙セ
ットは完了する。
【0016】このように、各可動フレームにカム体を設
け、当該カム体とプリンタ本体側の係合部との協働によ
り両可動フレームを開放するので、カム体と可動フレー
ムとの間に係合レバーや係合軸等が設けられた従来プリ
ンタに比べて部品数が減少される。これにより、小型化
・コスト低減を図ることができる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照しながら説明
する。本実施例に係るプリンタは、図1〜図3に示す如
く、プリンタ本体1(本体フレーム2L,2R),プラ
テン4,第1回転ローラ(フィードローラ5),キャリ
ア6,キャリアシャフト7,印字ヘッド8,可動フレー
ム11L,11R,第2回転ローラ(ピンチローラ1
5)および本プリンタの特徴部である可動フレーム開閉
装置20を含み構成されている。なお、図4に示した構
成要素と同一のものについては同一の符号を付し、その
説明を省略もしくは簡略化する。
【0018】ここで、可動フレーム開閉装置20は、一
対のカム体21L,21Rおよびカム駆動装置31を含
み構成されている。ここで、カム体21L,21Rは、
各可動フレーム11L,11Rに設けられている。そし
て、カム体21L,21Rは、カム軸22を介して連結
されかつ該カム軸22の回動に伴いプリンタ本体1側の
係合部(本実施例では係合突起25,25)と係合して
各可動フレーム11L,11Rを同期的にかつ同一角度
量だけ開方向(R方向)に回動可能に構成されている。
本実施例では、カム体21L,21Rは、所定の偏心量
を有する偏心カムとされている。
【0019】また、カム駆動装置31は、両カム体21
L,21Rをカム軸22を介して回転駆動させる手段で
ある。本実施例においては、カム駆動装置31は、可動
フレーム11Rに設けられており、駆動モータ32,歯
車列33およびベルト伝導機構(プーリ34,35,ベ
ルト36)より構成されている。
【0020】なお、図1および図2において、29はバ
ネで、各可動フレーム11L,11Rをピンチローラ1
5がフィードローラ5と圧接するように付勢する手段で
ある。
【0021】次に作用について説明する。カム駆動装置
31を用いてカム軸22を図1中時計回り方向に半回転
させると、両カム体21L,21Rはプリンタ本体1の
係合突起25,25と係合しつつ回動し各可動フレーム
11L,11Rを同期的に同一角度量だけ開方向(R方
向)に回動させる。したがって、両可動フレーム11
L,11Rを片寄らずに持ち上げることができ、プラテ
ン4の任意の長手方向位置におけるヘッドギャップGが
均一となる。この際、フィードローラ5およびピンチロ
ーラ15は離隔される。
【0022】したがって、用紙をプラテン4および印字
ヘッド8間ならびに各ローラ5,15間を通過させて所
定位置に載置することができる。次に、その状態でカム
駆動装置31を用いて、カム軸22を図1中時計回り方
向に半回転させると、両カム体21L,21Rと係合突
起25,25との協働により両可動フレー11L,11
Rが閉鎖されピンチローラ15が用紙を介してフィード
ローラ5と圧接する。
【0023】これにより、印字ヘッド8が用紙の紙厚に
応じた最適値となるような位置に自動位置決めされ用紙
セットが完了する。
【0024】しかして、この実施例によれば、各可動フ
レーム11L,11Rに、カム軸22を介して連結され
かつ該カム軸22の回動に伴いプリンタ本体1側の係合
突起25,25と係合して当該可動フレーム11L,1
1Rを同期的にかつ同一角度量だけ開方向に回動可能な
カム体21L,21Rを設け、両カム体21L,21R
をカム軸22を介して回動駆動させるカム駆動装置31
を設けた構成としたので、カム体21L,21Rと係合
突起25,25との協働により両可動フレーム11L,
11Rを片寄ることなく開放することができ、種々の厚
さの用紙を円滑にセットすることができる。また、カム
体(52)と可動フレーム(11L,11R)との間に
係合レバー(54)や係合軸(56)等が設けられた従
来プリンタに比べて部品数が減少されるので、小型化・
コスト低減を図ることができる。
【0025】また、カム体21L,21Rを偏心カムよ
り形成したので、製作が比較的容易でコスト高とならな
い。したがって、より一層のコスト低減を図ることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、各可動フレームに、カ
ム軸を介して連結されかつ該カム軸の回動に伴いプリン
タ本体側の係合突起と係合して当該各可動フレームを同
期的にかつ同一角度量だけ開方向に回動可能なカム体を
設け、両カム体をカム軸を介して回動駆動させるカム駆
動装置を設けた構成としたので、カム体と係合突起との
協働により両可動フレームを片寄ることなく開放するこ
とができ、種々の厚さの用紙を円滑にセットすることが
できる。また、カム体と可動フレームとの間に係合レバ
ーや係合軸等が設けられた従来プリンタに比べて部品数
が減少されるので、小型化・コスト低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を説明するための図で
ある。
【図2】一実施例のカム体と係合突起との位置関係を示
す図である。
【図3】一実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図4】従来のプリンタの概略構成を示す図である。
【図5】従来のプリンタの可動フレームを開放した様子
を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 4 プラテン 5 フィードローラ(第1回転ローラ) 6 キャリア 7 キャリアシャフト(ガイド部材) 8 印字ヘッド 11L,11R 可動フレーム 15 ピンチローラ 21L,21R カム体 22 カム軸 31 カム駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンおよび第1回転ローラが設けら
    れたプリンタ本体と、このプリンタ本体に相互に所定距
    離だけ離れかつ支軸を中心として開方向および閉方向に
    回動可能に取付けられた一対の可動フレームと、両可動
    フレーム間にガイド部材を介して前記プラテンの長手方
    向に移動可能に設けられたキャリアと、このキャリアに
    前記プラテンと対向するように装着された印字ヘッド
    と、前記可動フレームに回転支持され当該可動フレーム
    の閉方向および開方向の回動に応じて前記第1回転ロー
    ラと接触・離隔する第2回転ローラとを備えたプリンタ
    において、 前記各可動フレームに、カム軸を介して連結されかつ該
    カム軸の回動に伴い前記プリンタ本体側の係合部と係合
    して当該各可動フレームを同期的にかつ同一角度量だけ
    開方向に回動可能なカム体を設け、両カム体をカム軸を
    介して回動駆動させるカム駆動装置を設けたことを特徴
    とするプリンタ。
JP8004292A 1992-04-01 1992-04-01 プリンタ Pending JPH05278298A (ja)

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JP8004292A JPH05278298A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 プリンタ

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JP8004292A JPH05278298A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 プリンタ

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JP8004292A Pending JPH05278298A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 プリンタ

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