JPH05274611A - 磁気記録媒体に対応した記録信号制御装置 - Google Patents

磁気記録媒体に対応した記録信号制御装置

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JPH05274611A
JPH05274611A JP4068176A JP6817692A JPH05274611A JP H05274611 A JPH05274611 A JP H05274611A JP 4068176 A JP4068176 A JP 4068176A JP 6817692 A JP6817692 A JP 6817692A JP H05274611 A JPH05274611 A JP H05274611A
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Kenichi Kitazawa
健一 北澤
Yoshiaki Mimura
芳明 三村
Kenichi Hirata
健一 平田
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 どの様な磁気テープに対しても、磁気テープ
の持つ最良の特性でビデオ信号を記録できる記録信号制
御装置を提供する。 【構成】 複数の周波数を持つテスト信号を一度磁気テ
ープに記録し、巻き戻して再生し、複数のテスト信号の
再生レベルより磁気テープの記録再生特性を測定して、
そのデータをメモリに記憶すると共に、上記データによ
りテープシミュレータマイコンが記録ビデオ信号のディ
テール強調回路を制御すると同時に結果を画面に表示す
る。 【効果】 VTRの記録特性を、反転現象防止やS/N
確保のために最低ランクの特性の磁気テープに合わせて
設計する必要がなく、高性能磁気テープに対してはディ
テールを十分出した記録をしても反転現象が生ぜず、ま
た十分なS/Nを確保することが出来、またその結果を
知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生において記
録媒体に対応した記録信号制御を行う記録信号制御装置
に係り、特に磁気テープの性能により記録時のビデオ信
号の特性を制御する記録信号制御方式および表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用VTRにおいては、文献
「入門VTR(横川幸太郎著、東京電機大学出版局)」
第75頁から第78頁に記載されているように、記録ヘ
ッド巻線に流す記録電流を、最大再生電圧を得るために
好適な値に設定することを目的として記録電流調整をし
ている。最大再生電圧を得るための記録電流値すなわち
最適記録電流値を、以下ORC(Optimum Recording Cu
rrent の意)と略す。ところが、ORCの値は各々のV
TRにおける磁気テープおよびヘッドの特性ばらつきに
より変化する。また同一のVTRにおいても、記録媒体
となる磁気テープが異なればORCは異なった値を示
す。さらには、磁気テープ、ヘッドの温度依存性や経時
変化によるORCの変化も生じてくる。また磁気テープ
の性能によっては記録信号の周波数に対してもORCの
値は異なる。これに対して従来行われていた記録電流特
性の設定は、上記種々のばらつき要因を極力考慮した上
で、平均的なORC値を求め、量産VTRのセットに対
して一律に、上記平均的ORC値を適用するといった手
法が用いられていた。
【0003】また上記従来例の問題点を解決するため
に、図7に示すように特開平2−187902号公報に
示された記録電流制御装置がある。図において、24は
ORC検出のための信号記録を行う記録ヘッド、9は磁
気テープ、25および30は回転トランス、26は記録
増幅器、27は記録増幅器26のゲイン切換制御を行う
ゲイン切換制御部、28は入力される複数個の直流電位
を大小比較して、その結果をもとにゲイン切換制御部2
7にゲイン設定に関する指示を出す比較判断部、29は
磁気ヘッド24により磁気テープ9上に記録された信号
を再生する再生ヘッド、31は再生前置増幅器、32は
再生前置増幅器31の出力を平滑して直流電位を変換す
る検波回路である。
【0004】図2(a)は、異なる特性を持つAテープ
とBテープの再生ヘッド出力f特性の一例を示す特性図
である。
【0005】図2(b)は、上記再生ヘッド出力f特性
をもつテープにビデオ信号を記録再生したときの、Aテ
ープとBテープの再生ビデオf特性の一例を示す特性図
である。
【0006】次に動作について説明する。記録時、記録
増幅器26にて増幅された信号は回転トランス25を介
して磁気ヘッド24に印加され、磁気テープ9に記録さ
れる。このときゲイン切換制御部27からの指示により
複数種類の異なる記録電流値にて記録が行われる。再生
時には磁気テープ9に書き込まれた信号が磁気ヘッド2
9で検知され、回転トランス30を介して前置増幅器3
1に入力され、増幅された出力信号が検波回路32に入
力される。検波回路32にて平滑された信号は比較判断
部28に入力される。比較判断部28においては、入力
される複数種類の信号電位を大小比較して、ORCを捜
し出す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のVTRでは、ど
の様な磁気テープに対しても、反転現象(ヤブレ)防止
やS/N確保が出来るよう、最低ランクの磁気テープに
合わせて設計されている。このため、高性能磁気テープ
を用いた場合、本来もっとディテールを出した記録をし
てもS/Nが確保できるのに、S/Nがよいだけの映像
になっている。
【0008】また図7に示す記録電流制御装置は上記の
ように構成されているので、種々の磁気テープのORC
においては正確に把握することができる反面、単一の周
波数でのみORCを測定しているために、磁気テープの
周波数特性については補正がされておらず、図2(a)
に示されるとおり記録再生されるビデオ信号のFM変調
波のサイドバンド記録再生レベルは種々の磁気テープの
性能において変化を生じ、図2(b)に示される再生ビ
デオf特性のように再生ビデオ信号の画質にばらつきを
生じる等の課題があった。
【0009】さらに、測定中や測定結果がどうなったか
という情報が表示されないので、使用する磁気テープ
が、使用目的に合致した物であるかどうかということ
が、実際に記録再生するまで分からないという課題があ
った。
【0010】本発明は、上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、種々の磁気テープに信号を記
録再生する際の周波数特性についてテスト記録を行い、
磁気テープの性能のばらつきによる記録再生ビデオ信号
の画質のばらつきを生じない磁気記録媒体に対応した記
録信号制御装置を得ることを目的としている。
【0011】また、測定中であることや、測定結果がど
うなったかという情報を表示し、使用する磁気テープ
が、使用目的に合致した物であるかどうかということ
が、実際に記録再生前に分かる磁気記録媒体に対応した
記録信号制御装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の発明に係わる磁気記録媒体に対応し
た記録信号制御装置は、周波数の異なった複数のテスト
信号を磁気テープに予め決められたORCで記録し、上
記テスト信号の記録された部分を再生し、この時に複数
のテスト信号のレベルを検出し、上記検出レベルを記憶
すると同時に、テスト記録を行った磁気テープの周波数
特性をマイコンにより処理して、磁気テープの性能を表
示すると共に、磁気テープの特性のばらつきによる記録
再生ビデオ信号の画質にばらつきを生じないように上記
処理結果によりマイコンが記録ビデオ信号の波形応答特
性を制御することを特徴としている。
【0013】また、第2の発明の係わる磁気記録媒体に
対応した記録信号制御装置は、周波数の異なった複数の
テスト信号のうち第1のテスト信号にクロマ信号のサブ
キャリヤ信号を使用し、第2のテスト信号に上記第1の
テスト信号を2逓倍した信号を使用し、上記第1と第2
の周波数のテスト信号を加算して周波数の異なった複数
のテスト信号を作成することを特徴としている。
【0014】また、第3の発明に係わる磁気記録媒体に
対応した記録信号制御装置は、ハイバンド磁気記録再生
装置に対して、周波数の異なった複数のテスト信号のう
ち第1のテスト信号にマイコンのクロック信号を使用
し、第2のテスト信号に上記第1のテスト信号を2逓倍
した信号を使用し、上記第1と第2の周波数のテスト信
号を加算して周波数の異なった複数のテスト信号を作成
することを特徴としている。
【0015】また、第4の発明に係わる磁気記録媒体に
対応した記録信号制御装置は、周波数の異なった複数の
テスト信号のうち第1のテスト信号にマイコンのクロッ
ク信号を使用し、第2のテスト信号に上記第1のテスト
信号を1/2分周した信号を使用し、上記第1と第2の
周波数のテスト信号を加算して周波数の異なった複数の
テスト信号を作成することを特徴としている。また、第
5の発明に係わる磁気記録媒体に対応した記録信号制御
装置は、周波数の異なった複数のテスト信号のうち第1
のテスト信号にクロマ信号のサブキャリヤ信号を使用
し、第2のテスト信号に第1のテスト信号を2逓倍又1
/2分周した信号を使用し、第1及び第2の周波数のテ
スト信号を加算して周波数の異なった複数のテスト信号
を作成することを特徴としている。
【0016】
【作用】従って、本発明の磁気記録媒体に対応した記録
信号制御装置によれば、種々の磁気テープにおける記録
再生の周波数特性をテストし、記憶しておくことができ
るのでマイコンが記録ビデオ信号の波形応答特性を制御
することができる。
【0017】また、周波数の異なった複数のテスト信号
のうち第1のテスト信号と、第2のテスト信号に上記第
1のテスト信号を2逓倍または1/2分周した信号を使
用し、上記第1と第2の周波数のテスト信号に加算して
周波数の異なった複数のテスト信号を作成している。
【0018】さらに、表示装置により、測定した記録媒
体である磁気テープの特性を表示することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1 以下、本発明の好適な実施例を図に基ずいて説明する。
図1は、本発明の磁気記録媒体に対応した記録信号制御
装置を示すブロック図であり、1は入来した記録ビデオ
信号のディテール強調回路、2は記録のプリエンファシ
ス、3はFM変調器、4はふたつの異なった周波数f1
とf2のスペクトルを持つf1,f2テスト信号発生
器、5はテスト記録時と通常記録時とを切り換えるスイ
ッチ回路、6は記録イコライザ回路、7は記録電流を流
すための記録アンプ、8は記録再生のための回転磁気ヘ
ッド、9は記録媒体の磁気テープ、10はインデックス
信号やコントロール信号を磁気テープ9のコントロール
トラックに記録再生するためのコントロールヘッド、1
1はコントロールヘッド10に信号を送受するCTLパ
ルス記録再生回路、12はVTRの動作を制御するシス
テムコントロールマイコンである。
【0020】13は磁気ヘッド8から読み出された再生
信号を増幅する再生アンプ、14は再生イコライザ回
路、15はFM復調器等の再生信号処理回路、16は画
面処理回路、17は磁気テープ9より再生された周波数
f1のテスト信号のf1レベル検出回路、18は同じく
f2レベル検出回路、20はf1レベル検出回路17と
f2レベル検出回路18のレベル検出結果を記憶するメ
モリ、19はf1レベル検出回路17とf2レベル検出
回路18のレベル検出結果をデータとしてメモリ20に
記憶させると共に、動作状態と測定結果を画面表示回路
16に送ると同時に上記レベル検出結果によりディテー
ル強調回路1を制御するテープシミュレータマイコンで
ある。
【0021】図4(a)は、Aテープにf1,f2テス
ト信号を記録再生したときのテスト信号f1,f2のス
ペクトルの再生ヘッド出力のレベルの一例を示す特性図
である。図4(b)は、Bテープにf1,f2テスト信
号を記録再生したときのテスト信号f1,f2のスペク
トルの再生ヘッド出力のレベルの一例を示す特性図であ
る。
【0022】図5は、本発明の動作時における、画面表
示の一例を示す図であり、図5(a)はテープシミュレ
ータ開始画面、図5(b)はテープシミュレータ中画
面、図5(c)はBテープのテープシミュレータ終了画
面、図5(d)Aテープのテープシミュレータ終了画面
である。
【0023】次に動作について説明する。VTR本体の
全面パネルにチューニング釦が設けられており、ユーザ
が記録する前つまりVTRにカセットテープを装着した
後にこのチューニング釦を操作し、上記カセットテープ
の最適記録状態を検出するために、テープシミュレータ
マイコン19によりメモリ20内のプログラムに従い図
6に示すフローチャートに従った動作が行われる。
【0024】上記動作に於いて、ステップS1ではテス
ト記録時にスイッチ回路5は端子(b)側(テスト端子
側)に接続されてFM変調器3からの信号が遮断され、
これに代わってテスト用信号がf1,f2テスト信号発
生器4から記録イコライザ回路6に供給され、ステップ
S2ではテープシミュレータマイコン19より画面表示
回路16にテープシミュレータ開始画面図5(a)のデ
ータが送られ画面表示され、ステップS3では記録アン
プ7を介して回転磁気ヘッド8に供給され磁気テープ9
に記録される。
【0025】ここで、テープシミュレータマイコン19
の動作タイミングに応じて、システムコントロールマイ
コン12に制御されたCTLパルス記録再生回路11か
らコントロールヘッド10により磁気テープ9に所定タ
イミングでインデックス信号が記録される。
【0026】また、ステップS4では測定中を示す画面
表示として、テープシミュレータ中画面図5(b)が出
力される。一方、ステップS5ではテープ性能の測定に
必要な時間だけ記録された磁気テープ9は、上記インデ
ックス信号部まで巻き戻され、再生される。
【0027】ステップS6では、再生されたテスト信号
は再生アンプ13で増幅され、再生イコライザ回路14
を経て、図4(a)または図4(b)に示されたf1,
f2の周波数スペクトルを持つ信号が取り出され、テス
ト信号f1のレベルがf1レベル検出回路17で検出さ
れ、同時にテスト信号f2のレベルがf2レベル検出回
路18で検出され、ステップS7ではそれぞれの検出レ
ベルの情報がテープシミュレータマイコン19を経てメ
モリ20に記憶され、ステップS8では上記メモリ20
に記憶されたデータによりテープシミュレータマイコン
19がディテール強調回路1を制御して記録ビデオ信号
のディテールの強調量を最適値に設定する。
【0028】上記設定が終了すると、ステップS9では
スイッチ回路5が通常記録側(a)に戻され、ステップ
S10では上記インデックス信号部まで巻き戻されテス
ト記録は終了し、ステップS11では上記テープシミュ
レータの結果がテープシミュレータマイコン19より画
面表示回路16に送られ、AテープまたはBテープのテ
ープシミュレータ終了画面図5(d)または図5(c)
が出力される。
【0029】上記設定以降の記録時においては、入来し
た記録ビデオ信号は強調量が最適値に設定されたディテ
ール強調回路1にてディテールが強調され、記録のプリ
エンファシス2がかけられた後、FM変調器3によりF
M変調波とされ、記録イコライザ回路6に供給され、記
録アンプ7を介して回転磁気ヘッド8に供給され磁気テ
ープ9に記録される。
【0030】また、再生時に磁気テープ9から回転磁気
ヘッド8により取り出された再生信号は、再生アンプ1
3で増幅され、再生イコライザ回路14を経て、FM復
調器等をもつ再生信号処理回路15にて再生信号処理さ
れ、画面表示回路16を経て再生ビデオ信号として取り
出される。
【0031】実施例2 図3(a)は、第2の発明に係わる磁気記録媒体に対応
した記録信号制御装置におけるf1,f2テスト信号を
作成する手段を示すブロック図であり、図において、f
1はVTR内に既存の信号であるクロマ信号のサブキャ
リヤ周波数の信号であり、21はf1を2逓倍してf2
のテスト信号を作成する2逓倍回路、22は上記f1と
f2の信号よりf1,f2テスト信号を作成するための
加算回路である。
【0032】さらに、第2の発明におけるf1,f2テ
スト信号の発生回路について、図3(a)の一実施例を
示すブロック図の動作に付いて説明する。図において、
f1はVTR内に既存の信号であるクロマ信号のサブキ
ャリヤ周波数の信号であり、2逓倍回路21はf1を2
逓倍してf2のテスト信号を作成し、加算回路22は上
記f1とf2の信号よりf1,f2テスト信号を作成す
る。
【0033】実施例3 第3の発明に係わる磁気記録媒体に対応したハイバンド
(SVHS)対応の記録信号制御装置におけるf1,f
2テスト信号を作成する手段を示す。図3(a)におい
て、f1はVTR内に既存の信号であるマイコンのクロ
ック周波数の信号であり、21はf1を2逓倍してf2
のテスト信号を作成する2逓倍回路、22は上記f1と
f2の信号よりf1,f2テスト信号を作成するための
加算回路である。
【0034】さらに、第3の発明におけるf1,f2テ
スト信号の発生回路について、図3(a)の一実施例を
示すブロック図の動作に付いて説明する。図において、
f1はVTR内に既存の信号であるマイコンのクロック
周波数、例えば4MHzの信号であり、2逓倍回路21
はf1を2逓倍してf2の8MHzテスト信号を作成
し、加算回路22は上記f1とf2の信号よりf1,f
2テスト信号を作成する。
【0035】実施例4 第4の発明に係わる磁気記録媒体に対応したLOWバン
ド(VHS)対応の記録信号制御装置におけるf1,f
2テスト信号を作成する手段を示す。図3(b)におい
て、f1はVTR内に既存の信号であるマイコンのクロ
ック周波数の信号であり、23はf1を1/2分周して
f2のテスト信号を作成する1/2分周回路、22は上
記f1とf2の信号よりf1,f2テスト信号を作成す
るための加算回路である。
【0036】さらに、第4の発明におけるf1,f2テ
スト信号の発生回路について、図3(b)の一実施例を
示すブロック図の動作に付いて説明する。図において、
f1はVTR内に既存の信号であるマイコンのクロック
周波数、例えば4MHzの信号であり、1/2分周回路
23はf1を1/2分周してf2の2MHzテスト信号
を作成し、加算回路22は上記f1とf2の信号よりf
1,f2テスト信号を作成する。
【0037】実施例5 また、上記実施例3および4では、f1にマイコンのク
ロック(4MHz等)の信号を使用したが、クロマ信号
のサブキャリヤ周波数の信号を利用をしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による磁気
記録媒体に対応した記録信号制御装置は、磁気テープの
性能の違いによる記録再生ビデオ信号の画質にばらつき
を生じないようにマイコンが記録ビデオ信号の波形応答
特性を制御することを特徴としているので、性能の悪い
磁気テープにおいても反転現象(ヤブレ)が防止でき、
S/Nが確保できる。また高性能な磁気テープに対して
も、もっとディテールを出して記録しても反転現象(ヤ
ブレ)に対して裕度が有り、S/Nの良い映像が得られ
るという効果がある。
【0039】また、リハーサル記録再生動作中であるこ
とが、画面表示されるので動作状態を知ることができる
と同時に、テープシミュレートした結果が画面に表示さ
れるので、シミュレートしたテープが使用目的に合致し
た物であるかどうかということが、実際に記録する前に
わかるという効果がある。
【0040】さらに、SVHSの時とVHSの時により
テスト周波数を換えることにより、より目的の合ったテ
ープシミュレートができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気記録媒体に対応し
た記録信号制御装置を示すブロック図である。
【図2】磁気テープにおける再生ヘッド出力f特性の違
いを示す特性図と再生ビデオf特性の違いを示す特性図
である。
【図3】第2〜第5の発明の一実施例である複数のテス
ト信号を作成する装置のブロック図である。
【図4】磁気テープにおける複数のテスト信号スペクト
ルの再生ヘッド出力のレベルを示す図である。
【図5】本発明の一実施例である磁気記録媒体に対応し
た記録信号制御装置における動作時における画面表示を
示す図である。
【図6】本発明の一実施例である磁気記録媒体に対応し
た記録信号制御装置における動作を示すフローチャート
である。
【図7】従来の記録電流制御装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ディテール強調回路 4 f1,f2テスト信号発生器 5 スイッチ回路 8 回転磁気ヘッド 9 磁気テープ 10 コントロールヘッド 11 CTLパルス記録再生回路 12 システムコントロールマイコン 16 画面表示回路 17 f1レベル検出回路 18 f2レベル検出回路 19 テープシミュレータマイコン 20 メモリ 21 2逓倍回路 22 加算回路 23 1/2分周回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体にビデオ信号を記録し、こ
    れを再生する磁気記録再生装置において、周波数の異な
    る複数のテスト信号を発生する手段と、上記複数のテス
    ト信号を記録媒体である磁気テープのビデオトラックに
    記録するビデオ系記録手段と、一定時間記録後、自動的
    に記録部分まで巻き戻し再生する手段と、上記磁気テー
    プから上記複数のテスト信号を再生して上記それぞれの
    周波数のテスト信号のレベルを検出する検出手段と、上
    記検出したテスト信号のレベルを記憶して置くメモリ
    と、上記メモリのデータにより上記磁気テープの特性を
    判断する判断手段と、上記磁気テープの特性により記録
    時のビデオ信号のディテールの強調量を制御する手段
    と、上記特性を測定する間に測定中であることの表示を
    する手段と、上記測定した結果を表示する手段とを備え
    たことを特徴とする磁気記録媒体に対応した記録信号制
    御装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体にビデオ信号を記録し、こ
    れを再生する磁気記録再生装置において、第1の周波数
    のテスト信号にクロマ信号のサブキャリヤ周波数の信号
    を使用する手段と、第2の周波数のテスト信号として上
    記クロマ信号のサブキャリヤ周波数の信号を2逓倍する
    手段と、上記第1と第2の周波数のテスト信号を加算し
    周波数の異なる複数のテスト信号を作成する手段と、上
    記複数のテスト信号を記録媒体である磁気テープのビデ
    オトラックに記録するビデオ系記録手段と、一定時間記
    録後、自動的に記録部分まで巻き戻し再生する手段と、
    上記磁気テープから上記複数のテスト信号を再生して上
    記それぞれの周波数のテスト信号のレベルを検出する検
    出手段と、上記検出したテスト信号のレベルを記録して
    置くメモリと、上記メモリのデータにより上記磁気テー
    プの特性を判断する判断手段と、上記磁気テープの特性
    により記録時のビデオ信号のディテールの強調量を制御
    する手段と、上記特性を測定する間に測定中であること
    の表示をする手段と、上記測定した結果を表示する手段
    とを備えたことを特徴とする磁気記録媒体に対応した記
    録信号制御装置。
  3. 【請求項3】 磁気記録媒体にビデオ信号を記録し、こ
    れを再生するハイバンド対応の磁気記録再生装置におい
    て、使用する磁気テープがSVHS用の場合に、第1の
    周波数のテスト信号にマイコンのクロック周波数の信号
    を使用する手段と、第2の周波数のテスト信号として上
    記マイコンのクロック周波数の信号を2逓倍する手段
    と、上記第1と第2の周波数のテスト信号を加算し周波
    数の異なる複数のテスト信号を作成する手段と、上記複
    数のテスト信号を記録媒体である磁気テープのビデオト
    ラックに記録するビデオ系記録手段と、一定時間記録
    後、自動的に記録部分まで巻き戻し再生する手段と、上
    記磁気テープから上記複数のテスト信号を再生して上記
    それぞれの周波数のテスト信号のレベルを検出する検出
    手段と、上記検出したテスト信号のレベルを記憶して置
    くメモリと、上記メモリのデータにより上記磁気テープ
    の特性を判断する判断手段と、上記磁気テープの特性に
    より記録時のビデオ信号のディテールの強調量を制御す
    る手段と、上記特性を測定する間に測定中であることの
    表示をする手段と、上記測定した結果を表示する手段と
    を備えたことを特徴とする磁気記録媒体に対応した記録
    信号制御装置。
  4. 【請求項4】 磁気記録媒体にビデオ信号を記録し、こ
    れを再生するローバンド対応の磁気記録再生装置におい
    て、第1の周波数のテスト信号にマイコンのクロック周
    波数の信号を使用する手段と、第2の周波数のテスト信
    号として上記マイコンのクロック周波数の信号を1/2
    分周する手段と、上記第1と第2の周波数のテスト信号
    を加算し周波数の異なる複数のテスト信号を作成する手
    段と、上記複数のテスト信号を記録媒体である磁気テー
    プのビデオトラックに記録するビデオ系記録手段と、一
    定時間記録後、自動的に記録部分まで巻き戻し再生する
    手段と、上記磁気テープから上記複数のテスト信号を再
    生して上記それぞれの周波数のテスト信号のレベルを検
    出する検出手段と、上記検出したテスト信号のレベルを
    記憶して置くメモリと、上記メモリのデータにより上記
    磁気テープの特性を判断する判断手段と、上記磁気テー
    プの特性により記録時のビデオ信号のディテールの強調
    量を制御する手段と、上記特性を測定する間に測定中で
    あることの表示をする手段と、上記測定した結果を表示
    する手段とを備えたことを特徴とする磁気記録媒体に対
    応した記録信号制御装置。
  5. 【請求項5】 磁気記録媒体にビデオ信号を記録し、こ
    れを再生するハイバンド又はローバンド対応の磁気記録
    再生装置において、第1の周波数のテスト信号にクロマ
    信号のサブキャリヤ周波数の信号を使用する手段と、第
    2の周波数のテスト信号として上記クロマ信号のサブキ
    ャリヤ周波数の信号を2逓倍又は1/2分周する手段
    と、上記第1と第2の周波数のテスト信号を加算し周波
    数の異なる複数のテスト信号を作成する手段と、上記複
    数のテスト信号を記録媒体である磁気テープのビデオト
    ラックに記録するビデオ系記録手段と、一定時間記録
    後、自動的に記録部分まで巻き戻し再生する手段と、上
    記磁気テープから上記複数のテスト信号を再生して上記
    それぞれの周波数のテスト信号のレベルを検出する検出
    手段と、上記検出したテスト信号のレベルを記憶して置
    くメモリと、上記メモリのデータにより上記磁気テープ
    の特性を判断する判断手段と、上記磁気テープの特性に
    より記録時のビデオ信号のディテールの強調量を制御す
    る手段と、上記特性を測定する間に測定中であることの
    表示をする手段と、上記測定した結果を表示する手段と
    を備えたことを特徴とする磁気記録媒体に対応した記録
    信号制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160106A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Maspro Denkoh Corp レベルチェッカーおよびプログラム

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