JPH05274017A - 部分的自動運転システム - Google Patents

部分的自動運転システム

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Publication number
JPH05274017A
JPH05274017A JP10157492A JP10157492A JPH05274017A JP H05274017 A JPH05274017 A JP H05274017A JP 10157492 A JP10157492 A JP 10157492A JP 10157492 A JP10157492 A JP 10157492A JP H05274017 A JPH05274017 A JP H05274017A
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JP
Japan
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screw
robot
pallet
switch
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP10157492A
Other languages
English (en)
Inventor
Maiko Nishida
麻衣子 西田
Kenji Saeki
健二 佐伯
Mayumi Yoshimura
真由美 吉村
Yoshihiro Matsui
芳裕 松井
Katsushi Kitaarashi
勝志 北嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク落下等のエラーの復帰の際に1回のス
イッチ操作で部分的に自動運転ができるようにする。 【構成】 ねじ締めハンド2が動作シーケンスのステッ
プ間でねじを落下させた場合には、真空スイッチ9が作
動し、自動機100は停止する。オペレータがスイッチ
23を操作すると、指令信号C3 がCPU11に送信さ
れる。CPU11は、指令信号C3 に応じてねじ再取出
しのための駆動信号D3 をロボット1に送信する。その
結果、ロボット1はねじパレット方向へ移動し、ねじ締
めハンド2は再びねじを吸着する。これにより、自動機
100は再起動可能状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一連のシーケンスに
従い組み立て作業を行う自動機に適用されるシステムで
ある。
【0002】
【従来の技術】自動機が自動運転中に例えば把持してい
たワークを落下させるという様なエラー発生により停止
した場合には、次の方式が動作シーケンス復帰方法とし
て実行されていた。即ち、オペレータは、手動操作盤を
介してマニュアルで順次各シリンダー軸とロボット本体
とを操作することにより、エラー状態を動作シーケンス
可能状態へと自動機を復帰させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方式
は、ロボット及び各軸のワーク等との干渉を考慮しつ
つ、通常動作のシーケンスに従ったマニュアル操作が必
要であること、オペレータは実質的に2種類の操作盤
を操作する必要があることにより、操作方法が複雑であ
り、オペレータの負担が大きいという問題点を有してい
た。
【0004】更に、信頼性試験を行う等のメンテナンス
作業のときにも、従来の方式は不便であるという問題点
を有していた。
【0005】この発明は係る問題点を解消すべくなされ
たものであり、その目的は、エラー発生時の復帰やメン
テナンスの際に有効な動作を部分的に自動運転できるシ
ステムを自動機に備えるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、(a)自動
機の作業続行不可能状態を検知する手段と、(b)検知
手段により作業続行不可能と判断された場合に第1指令
信号を入力するための手段と、(c)該当する軸又はロ
ボットを部分的にサイクル動作させるための第2指令信
号を第1指令信号に応じて当該軸又はロボットに発する
手段とを備えるようにしたものである。
【0007】
【作用】第2指令信号が第1指令信号に応じてロボット
や軸に送信されると、当該ロボットや軸は有効な部分的
動作のみを行う。
【0008】
【実施例】
(A) 自動機の構成 (i) 機械的構成 図2は、この発明の一実施例である自動機100の概観
図である。本自動機100は、ねじ締めを行う装置であ
って、ライン上の一装置である。
【0009】同図に示す様に、コンベア6が自動機10
0を貫く様に配置されており、パレット3は当該コンベ
ア6によってパレット位置決め5上に運ばれる。その
後、パレット3は、パレット位置決め5の+Z方向への
作動によりロボット原点まで上昇される。本図は、丁
度、パレット3がロボット原点にある状態を示したもの
である。
【0010】一方、ワークWに取付けるねじは、ねじパ
レット4の中に納められている。
【0011】ロボット1はX,Y,Z方向に移動可能で
あり、このロボット1にはねじ締めハンド2が取付けら
れている。ねじ締めハンド2は、後述するエアー吸入機
による吸入によってねじパレット4の中にあるねじを吸
着し、その吸着したねじによりワークWを締め付ける働
きをなす。尚、自動機100はシリンダ軸などの軸を多
数有しているが、図1中にはそれらの軸は複雑化を避け
るため明示されていない。
【0012】(ii) 電気的構成 図1は、自動機100の電気的構成を模式的に示すブロ
ック図である。同図に示す通り、ロボット1の動作は、
コンピュータ部10とロボットコントローラ30とによ
って制御される。但し、コンピュータ部10とロボット
コントローラ30とへのコマンド入力は、後述する入出
力インターフェイス(I/O)を通じて行われる。
【0013】コンピュータ部10は、CPU11を中心
として、メモリ12,入出力インターフェイス(I/
O)13,14,15から構成されている。
【0014】一方、操作盤20は、各種スイッチ21〜
23を備えている。それらの内容は次の通りである。
【0015】 スイッチ21…通常のシーケンスを実
行するための指令信号C1 を送信するためのスイッチ。
【0016】 スイッチ22…各軸40を駆動操作す
るための指令信号C2 をCPU11へ送信するためのス
イッチ。
【0017】 スイッチ23…各軸40やロボット1
をサイクル動作(部分的自動運転)させるための指令信
号C3 (第1指令信号に該当)をCPU11へ送信する
ためのスイッチ。
【0018】尚、ねじ締めハンド2の上端にはエアー吸
入機8が設置されている。更に真空スイッチ9がハンド
2の真空状態(吸入状態)を検知しており、検知結果S
D は、CPU11に送信される。
【0019】(B) 自動機の動作 自動機100の作業内容は予め定められており、プログ
ラムされている。プログラムの起動はスイッチ21によ
り行う。通常のシーケンスを、図3のフローチャートに
基づいて説明する。
【0020】 ステップS1 パレット待ち状態となる。即ち、パレット3がコンベア
6によりパレット位置決め5上にまで運ばれてきた時点
で、本自動機100の実質的な動作が開始する。
【0021】 ステップS2 パレット3は軸40(シリンダ)により上昇され、パレ
ット位置決めが完了する。
【0022】 ステップS3 ロボット1によるねじ取出しが行われる。即ち、予めプ
ログラムされたように、ロボット1はねじパレット4の
方向へ移動し、ねじ締めハンド2がねじパレット4上に
到達する。そして、エアー吸入機8の吸入により、ねじ
締めハンド2はねじパレット4中のねじを吸着する。
【0023】 ステップS4〜S7 ロポット1はねじ締めハンド2をねじ締め位置に移動
し、ねじ締めが行われる(ステップS6)。なおステッ
プS4〜S6の間でねじの落下が発生した場合は、エラ
ー出力される(ステップS5)。
【0024】ねじ締め終了後、パレット位置決めは解放
され、パレット3はコンベア6により次工程へと搬送さ
れる(ステップS7)。
【0025】(C) サイクル動作(部分的自動運転) ここでは、ねじ取出し後、ねじ締め位置への搬送中にね
じ落下が発生した場合の復帰動作について述べる。
【0026】仮にエラーが通常のシーケンスのステップ
内で発生した場合には、通常のエラー復帰動作(例え
ば、特願平3−245169号に開示された方法)によ
り、自動機100を中断したステップから復帰させるこ
とは可能である。しかし、ステップS6の必ずねじが把
持されている状態にあるべきものであるのに、無くなっ
てしまった場合は、上記方法により自動機100を再起
動することは不可能である。
【0027】そこで、本願発明は、通常のシーケンスと
は別に、ねじの再取出しだけを行う部分的自動運転(以
下、サイクルと称す。)をシステム内に付加したもので
ある。ステップS6で、ねじの落下により真空スイッチ
9が作動し、検出信号DS が(I/O)15を介してC
PU11に送信される。CPU11は、ロボット1及び
軸40の動作を停止させる。CPU11は、エラー発生
メッセージを操作盤20内の表示部(図示せず)へ送信
し、エラーが表示部に表示されることとなる。
【0028】オペレータがエラー表示を確認した後、ス
イッチ23を押すと、ねじ取出しサイクルが起動するこ
とになる。このねじ取出しサイクルは、既述した通り、
ねじパレット4よりねじを自動的に取出すものである。
本サイクルの詳細を、図4及び図5に示す。
【0029】 ステップT1 オペレータがスイッチ23をONにすると、CPU11
は、指令信号C3 に応じてサイクル動作のプログラムを
起動する。
【0030】 ステップT2〜T3a これらのステップは、CPU11がサイクル動作の駆動
信号を発する前の準備ステップ(確認ステップ)であ
る。即ち、CPU11はロボット1及び各軸40に干渉
があるか否かを判断し(ステップT2)、CPU11が
干渉有りと判断した場合には、オペレータがマニュアル
で干渉を解除する必要が生ずる(ステップT2a)。更
にCPU11は、ロボット原点か否かを判断し(ステッ
プT3)、ロボット原点でないと判断した場合には、ロ
ボット原点となる様にロボット1を動作させる(ステッ
プT3a)。
【0031】 ステップT4〜T5a CPU11は、ロボット1に対し駆動信号D3 (第2指
令信号に該当)を送信する。その結果、ロボット1はね
じパレット4の方向へ移動する(ステップT4)。ねじ
締めハンド2がねじパレット4上に到着したか否かは、
図示しない光センサの検知信号に基づきCPU11によ
り判断される(ステップT4a)。
【0032】到着後は吸引ON状態となり(ステップT
5)、ねじの吸着状態が良好か否かが真空スイッチ9の
検知信号DS に基づき判断される(ステップT5a)。
【0033】 ステップT6〜T6a 吸引が完了すると、再びCPU11よりロボット11に
対して駆動信号D3 が送信され、ねじ締めハンド2は再
びロボット原点へ移動する。これによりねじ取出しサイ
クルは終了し、再起動可能状態が実現されたこととな
る。
【0034】以上の説明より明らかな通り、本願発明
は、頻繁に使用すると考えられる部分的なエラー復帰動
作を予めプログラミング化し、自動機100内に組み込
むことによりシステム化したものである。そのため、ス
テップS5でエラーが発生した場合でも、1回のスイッ
チ操作により自動復帰が可能となる。
【0035】(D) 変形例 (D−1) 変形例1 前実施例では、ねじ締め作業におけるエラー復帰操作に
関するものであった。しかし、本願発明は、パレット上
のワークに別のワークを組立てる作業にも適用できるも
のである。その様なサイクルの一例を示したのが、図6
のフローチャートである。
【0036】本図は、ワーク取出しサイクルを示してい
る。即ち、同一パレット上にある別のワークが落下する
というエラーが発生した場合には、当該別のワークをパ
レットから再度取り出すという部分的動作が、1回のス
イッチ操作により実行される。
【0037】更に、ワークを組立て位置からパレット内
に戻す動作中にエラーが発生した場合にも、本願発明を
適用することができる。
【0038】尚、上記実施例等は、第2指令信号をロボ
ットへ送信することにより部分的自動運転を行う場合に
該当していたが、これに限るものではなく、第2指令信
号をシステム中の各軸に送信することにより部分的自動
運転を行う場合にも本願発明を適用できることは明らか
である。
【0039】(D−2) 変形例2 本願発明は、エラー発生時の復帰システムとして用いら
れるばかりではなく、図7に示す様な作業終了後の部分
的操作にも適用可能である。
【0040】図7はねじ戻しサイクルと称せられるもの
であり、その内容は次の通りである。即ち、前述のシー
ケンス(ステップS1〜S7)終了後、ねじ締めハンド
2が依然ねじを保持したままの状態である場合には、次
の新たなパレットに対する作業ができないケースが生じ
る。この様なケースも又、(エラーではないが)作業続
行不可能状態であると言える。そこで、当該ねじをねじ
パレット4内に戻す部分的動作が必要となる。この様な
場合にも本願発明を適用すれば、スイッチ23の1回の
操作により、シーケンスを初期状態へ移すことができる
こととなる。
【0041】(D−3) 変形例3 自動機の調整段階においても部分的な自動運転を繰り返
し実行することにより、その作業の信頼性試験を行うこ
とも可能である。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、エラー発生時の復帰
動作やメンテナンス等の場合に有効な動作のみを部分的
に自動運転することができ、操作者の負担を軽減できる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】システムの機械的構成を示す概念図である。
【図3】シーケンスを示すフローチャートである。
【図4】ねじ取出しサイクルを示すフローチャートであ
る。
【図5】ねじ取出しサイクルを示すフローチャートであ
る。
【図6】変形例を示すフローチャートである。
【図7】変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ロボット 2 ねじ締めハンド 3 パレット W ワーク 40 軸 11 CPU 20 操作盤 23 スイッチ C3 指令信号 D3 駆動信号 9 真空スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 松井 芳裕 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 北嵐 勝志 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の軸とロボットとを備え、且つ所定
    のシーケンスに従って動作する自動機に適用される部分
    的自動運転システムであって、 (a) 前記自動機の作業続行不可能状態を検知する手
    段と、 (b) 前記検知手段により作業続行不可能と判断され
    た場合に第1指令信号を入力するための手段と、 (c) 該当する前記軸又はロボットを部分的にサイク
    ル動作させるための第2指令信号を前記第1指令信号に
    応じて当該軸又はロボットに発する手段とを備えた部分
    的自動運転システム。
JP10157492A 1992-03-26 1992-03-26 部分的自動運転システム Pending JPH05274017A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10157492A JPH05274017A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 部分的自動運転システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10157492A JPH05274017A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 部分的自動運転システム

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JPH05274017A true JPH05274017A (ja) 1993-10-22

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ID=14304173

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JP10157492A Pending JPH05274017A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 部分的自動運転システム

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JP (1) JPH05274017A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000668A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Yaskawa Electric Corp 自動組立システム及び機械製品の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000668A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Yaskawa Electric Corp 自動組立システム及び機械製品の製造方法

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