JPH05272254A - エレベータ式駐車装置のパレット移載装置 - Google Patents

エレベータ式駐車装置のパレット移載装置

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JPH05272254A
JPH05272254A JP6705192A JP6705192A JPH05272254A JP H05272254 A JPH05272254 A JP H05272254A JP 6705192 A JP6705192 A JP 6705192A JP 6705192 A JP6705192 A JP 6705192A JP H05272254 A JPH05272254 A JP H05272254A
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JP
Japan
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pallet
conveyor chain
parking
sprocket
elevator
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JP6705192A
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English (en)
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Shigeki Ochi
重貴 越智
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エレベータ式駐車装置の昇降台7と駐車棚との
間でのパレット12の移載にあたって、移載装置21の
駆動系統の簡素化を図る。 【構成】パレット12の移送手段としてチェーンコンベ
ヤ手段を採用し、そのチェーン23の近接するリンクプ
レートの各々にアーム32,32を支持して外周側へ突
出させ、この両アーム32,32の先端部にパレット1
2に係合する係合ピン24を支持し、係合ピン24がチ
ェーン23のスプロケット巻掛け部においてその外回り
を回転移動するようにして、係合ピン24の移動ストロ
ークをチェーン23自体のコンベヤ送りストロークより
も長くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ式駐車装置の
パレット移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ式駐車装置は、車両を載せる
パレットを支持して昇降する昇降台を備え、この昇降台
の昇降路の片側もしくは両側に、車両をパレットと共に
収容するための多数の駐車棚を上記昇降台の昇降路に沿
って層状(多段)に配設し、昇降台と各駐車棚とを接続
してこの両者間でパレットを移載するものとして、一般
に知られている。
【0003】そして、このようなエレベータ式駐車装置
のパレット移載装置として、昇降台にコンベヤチェーン
によるパレット移送手段を設けるとともに、このパレッ
ト移送手段自体を昇降台上でパレット移送方向に移動可
能に支持したものが知られている(特開平3−1940
72号公報参照)。すなわち、このものでは、コンベヤ
チェーンに係合ピンを取り付ける一方、パレットに下方
へ開口した係合凹部を設け、係合ピンがコンベヤチェー
ンのリターン側からキャリア側への周回移動することに
よって上記係合凹部に嵌入し、該キャリア側での走行に
よってパレットの移送を行ない、上記キャリア側終端部
でのリターン側へ周回移動することによって当該係合凹
部から離脱するようになされている。そして、このパレ
ット移送の際にパレット移送手段自体を昇降台上でパレ
ット移送方向に移動させるようにしている。
【0004】このように、パレット移送手段自体を昇降
台上で移動させるのは、該昇降台と駐車棚との間には昇
降台の昇降の際に互いに干渉しないように一定の隙間が
設けられているためである。すなわち、上記係合ピンを
チェーンの走行によって昇降台上で移動させるだけで
は、上記昇降台からパレットを駐車棚に完全に送ること
ができないとともに、駐車棚から昇降台にパレットを移
載するときでも、係合ピンを上記隙間の向こうの駐車棚
上のパレットに係合させることができないから、パレッ
ト移送手段自体を昇降台の上から駐車棚の上に橋渡すよ
うに移動させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如きパ
レット移載装置の場合、パレット移載のためにパレット
移送手段のコンベヤチェーンを駆動する必要があるとと
もに、当該パレット移送手段自体もその移動のために駆
動する必要があり、駆動手段が2系統になって、構造が
複雑になるとともに、コスト高になる不具合がある。
【0006】これに対して、上記コンベヤチェーンのリ
ンクプレートにアームを固定してチェーン外周側へ突出
させ、該アームの先端に係合ピンを支持することが考え
られる。しかし、かかる手段ではアームの突出長さだけ
パレットの移送ストロークを長くすることができるもの
の、振動・騒音が大きくなる憾みがある。すなわち、上
記アームがコンベヤチェーンのリターン側からキャリア
側へ周回移動し、係合ピンがパレットの係合凹部に係合
したときに、その反作用としてコンベヤチェーンの上記
リンクプレートにその走行方向の先端部を支点として大
きなトルクが作用し、該リンクプレートがガタついて振
動・騒音を発する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題に対し、上記係合ピンを1本のアームで支持するので
なく、互いに異なるリンクプレートに支持した2本のア
ームで支持することにより、その解決を図るものであ
る。
【0008】すなわち、上記課題を解決する手段は、車
両を載せるパレットを支持して昇降する昇降台と、この
昇降台の昇降路に沿って層状に配設され各々車両をパレ
ットと共に収容する複数の駐車棚とを備え、上記昇降台
と各駐車棚とを接続してこの両者間でパレットを移載す
るようにしたエレベータ式駐車装置のパレット移載装置
であって、上記昇降台におけるパレット移送方向の両端
部に設けられた一対のスプロケットと、上記両スプロケ
ットに巻掛けられ、上記パレットを上記昇降台と駐車棚
との間で移送するためのコンベヤチェーンと、上記コン
ベヤチェーンの近接する2つのリンクプレートに各々の
基端が上記スプロケットの軸と平行な軸によって枢支さ
れ先端部がコンベヤチェーンの外周側に突出した一対の
アームと、上記両アームの先端部同士を連結し上記スプ
ロケットの軸と平行に設けられた係合ピンと、上記パレ
ットにおけるパレット移送方向の端部に設けられ上記係
合ピンがコンベヤチェーンのリターン側からキャリア側
への周回移動によって嵌入し上記キャリア側からリター
ン側への周回移動によって離脱する係合凹部とを備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】この場合、さらに、上記両リンクプレート
の各々に上記スプロケットと平行な軸で支持された案内
ローラと、上記コンベヤチェーンのスプロケット巻掛け
部における軌道に沿ってその側方に設けられ上記リンク
プレートが当該スプロケットに噛合した状態で移動する
よう上記案内ローラを案内するガイドとを設けること
は、上記課題を解決するより好適な手段となる。
【0010】
【作用】上記各解決手段の場合、パレットの係合凹部に
係合する係合ピンは、コンベヤチェーンよりその外周側
に突出した2本のアームの先端に支持されているから、
コンベヤチェーンの外回りを周回することになり、該ア
ームの突出長さに対応してパレットの移送ストロークが
長くなる。また、上記係合ピンがパレットの係合凹部に
係合した際に、上記2本のアームを介してコンベヤチェ
ーンに負荷が作用するが、この負荷は2本のアームによ
って相異なる2つのリンクプレートにより受けられるた
め、各リンクプレートに大きなトルクが作用することは
なく、振動・騒音を低減する上で有利になる。
【0011】また、上記リンクプレートの各々に案内ロ
ーラを設ける一方、上記コンベヤチェーンのスプロケッ
ト巻掛け部における軌道に沿ってガイドを設けて、上記
案内ローラをガイドによって案内するようにしたものに
おいては、案内ローラとガイドとの係合によってスプロ
ケットからのリンクプレートの浮き上がりが抑えられ、
当該リンクプレートのスプロケット巻掛け部での走行が
安定なものになる。
【0012】
【発明の効果】従って、本発明によれば、コンベヤチェ
ーンの近接する2つのリンクプレートに各々の基端がス
プロケット軸と平行な軸によって枢支されてコンベヤチ
ェーンの外周側に突出した一対のアームを設け、この両
アームの先端部同士をスプロケット軸と平行な係合ピン
によって連結する一方、パレットに上記係合ピンが周回
移動によって係脱可能な係合凹部を設けたから、振動・
騒音の増大を招くことなく、パレットの移送ストローク
を長くして、昇降台と駐車棚との間でパレットを円滑に
移載することができるようになる。
【0013】また、案内ローラとガイドとを設けたもの
によれば、スプロケットからのリンクプレートの浮き上
がりが抑えられ、上記振動・騒音の低減を図る上で有利
になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 <全体構成について>図1において、1は駐車塔2の地
上部に開口した入出庫口であり、この駐車塔2にエレベ
ータ式駐車装置3が設けられている。この駐車装置3
は、車両用昇降台7が設けられた昇降路8の両側に車両
を収容する多数の駐車棚9をこの昇降路8に沿って層状
に配設してなる駐車部10を備え、この駐車部10の下
方が車両の入出庫を行なうための入出庫部11になって
いる。上記入出庫口1はこの入出庫部11に開口してい
る。上記各駐車棚9は、車両を車輪付きの矩形状パレッ
ト12に載せた状態で収容するものである。
【0015】また、入出庫部11のピット19には車両
の向きを変えるための旋回装置20が配設されている。
【0016】<昇降台について>昇降台7は、図2に示
すように、中央部に上記旋回装置20の旋回台が昇降す
る貫通孔7aを備えた矩形状のものであり、その4隅に
連結したワイヤロープ13にて吊り下げられて駐車部1
0の最上段の駐車棚9から入出庫部11に至る間を各駐
車棚9との間に若干の隙間を存して昇降できるようにな
っている。すなわち、ワイヤロープ13は昇降路8の上
端の案内プーリ14と駆動モータで旋回駆動される駆動
プーリ15とに懸回され、一端側が上記昇降台7に、他
端側がバランスウエイト16に連結されていて、このワ
イヤロープ13の走行により、昇降台7を所定の駐車棚
9との接続位置に移動せしめるようになっている。ま
た、昇降台7にはレール7b,7bが設けられていて、
パレット12を移動自在に支持するようになっている。
【0017】なお、上記駐車棚9は、その図示は省略す
るが、昇降台7と同様の2本のレールを備えてなるもの
である。
【0018】<パレット移載装置について>図2に示す
ように、上記昇降台7に、この昇降台7と昇降路両側の
駐車棚9,9との間でパレット12を移載するパレット
移載装置21が設けられている。パレット移載装置21
は、昇降台7の両端部に配置された2本の移送手段22
により構成されている。移送手段22は、昇降台7のパ
レット移送方向の両端部のスプロケット(図2には表れ
ていない)に巻掛けられたエンドレスのコンベヤチェー
ン23と、該コンベヤチェーン23にアームを介して支
持された係合ピン24と、コンベヤチェーン23の後述
するリンクプレートの走行を案内するガイド25とを備
えている。
【0019】また、図2において、26は上記両移送手
段22,22の駆動スプロケットを互いに同期して回転
するよう連結する駆動軸であり、該駆動軸26はチェー
ン伝動手段27を介して駆動モータ28により回転駆動
される。
【0020】パレット移載装置21の細部構造は図3乃
至図5に示されている。 −スプロケット及びコンベヤチェーン− 上記スプロケットについては、図3に省略図法で示され
ており、符号29のものがそれである。このスプロケッ
ト29の回転軸30はパレット移送方向に直交する水平
に配置されている。コンベヤチェーン23は、多数のロ
ーラリンクとピンリンクとを交互に繋ぎ合わせたローラ
チェーンによって構成されている。
【0021】−係合ピン− 係合ピン24は、図3乃至図5に示すように、パレット
移送方向に直交する水平に配置されたローラピンであっ
て、上記コンベヤチェーン23の両側に2本ずつ計4本
設けられたアーム32の先端部に支持されている。片側
2本のアーム32,32は、図4に示すように、ローラ
リンクを挾んで相隣る2つのピンリンクのリンクプレー
ト23a,23aに取付ブロック31,31を介して支
持されている。すなわち、図5に示すように、1つのピ
ンリンクの両側のリンクプレート23a,23aの各々
の外面にこの両リンクプレート23a,23aに跨がる
取付ブロック31が固定されている。取付ブロック31
には、コンベヤチェーン23を挾んで相対する2本のア
ーム32,32の基端が案内ローラ33,33と共にパ
レット搬送方向に直交する水平な支軸34によって回動
自在に支持されている。このアーム32は略L字状をな
し、先端がコンベヤチェーン23の外周側に突出してい
る。
【0022】そして、図3及び図4に示すように、相隣
るピンリンクの片側のリンクプレート23a,23aに
取付ブロック31,31を介して支持されたアーム3
2,32は、その先端部同士が重ねられ、また、反対側
のアーム32,32の先端部同士も同様に重ねられてい
て、上記係合ピン24は、上記両側のアーム先端部間に
これらを連結するように渡され、且つこの両側のアーム
先端部に回転自在に支持されている。
【0023】−案内ローラ及びそのガイド− 案内ローラ33は、上述の如く各取付ブロック31に支
軸34によって支持されていて、ガイド25に案内され
て移動するようになっている。すなわち、ガイド25
は、上記コンベヤチェーン23の両側の各々に設けられ
ていて、昇降台7に支持されており、コンベヤチェーン
23のキャリア部及びその両端に連なるスプロケット巻
掛け部の軌道に沿って上記案内ローラ33の移動を案内
するガイド溝25a,25bを備えている。
【0024】キャリア部のガイド溝25aは、上下に溝
間隔をおいて平行に配置された上ガイド部材25cと下
ガイド部材25dとによって形成されている。一方、巻
掛け部のガイド溝25bは、スプロケット29の軸回り
に設けられた環状の内ガイド部材25eと、上記上ガイ
ド部材25cの端部に連結され溝間隔をおいて上記内ガ
イド部材25eを包囲する半円弧状の外ガイド部材25
fとによって形成されている。
【0025】−パレットの係合凹部− 上記パレット12には、図3に示すように上記係合ピン
24が嵌入し係合する係合凹部35が、パレット移送方
向の両端部に2箇所ずつ計4箇所に且つパレットの旋回
中心に関し点対称に配置形成されている。すなわち、係
合凹部35は、上記係合ピン24がコンベヤチェーン2
3のリターン側からキャリア側への周回移動によって嵌
入し上記キャリア側からリターン側への周回移動によっ
て離脱するよう下方を向いた開口を有する逆U字状のも
のであって、パレット12の左右両端部に設けられてい
る。
【0026】また、上記係合凹部35の開口部は、パレ
ット外側の開口縁部は略垂直に形成されているものの、
パレット中央側の開口縁部35aは開口径が下方へ行く
にしたがって漸次拡大するように、曲面テーパに形成さ
れている。これは、係合凹部35への係合ピン24の嵌
入を円滑に行なわしめるためである。
【0027】なお、駆動モータ28は、上記コンベヤチ
ェーン23を正逆に走行せしめる可逆モータであり、係
合ピン24の移動の終端近辺ではスプロケット29の回
転速度が漸次低下するよう駆動制御される。また、図5
において、符号36,37はブッシュ、38〜40はス
ペーサ、41はガイド支持板である。
【0028】<パレット移載装置の作動> −駐車棚から昇降台へのパレットの移載− 図6に矢符Aで示すように、コンベヤチェーン23を反
時計回りに回転走行させると、係合ピン24は、コンベ
ヤチェーン23の一方の巻掛け部において右側の駐車棚
9(図6においては図示省略)のパレット12の係合凹
部35に嵌入係合していく(図3参照)。この嵌入係合
時、コンベヤチェーン23にはその反力が作用するが、
この反力は、アーム32,32を介して2つのリンクプ
レート23a,23aによって受けられ、しかも、ガイ
ド25と案内ローラ33との係合があるため、各リンク
プレート23aの浮き上がりは少なく、振動・騒音は小
さい。
【0029】そして、上記パレット12は、係合ピン2
4を介してコンベヤチェーン23の走行による牽引力を
受け、駐車棚9から昇降台7に移送される。上記係合ピ
ン24がキャリア側と他方の巻掛け部との境界付近に至
った時点で、コンベアチェーン24の走行を停止し、当
該パレット12を昇降台7の上に保持することになる
(図7参照)。
【0030】昇降路8の左側の駐車棚9のパレット12
を昇降台7に移載する場合には、上記コンベヤチェーン
23を時計回りに回転走行させればよい。
【0031】上述の如く、係合ピン24を昇降台7から
側方に離れた駐車棚9のパレット12の係合凹部35に
係合せしめることができるのは、係合ピン24がアーム
32の突出長さだけコンベヤチェーン23の巻掛け部の
外回りを回転移動するためであり、よって、移送手段2
2自体を昇降台7から駐車棚9の方へ移動させる必要が
ないことがわかる。
【0032】−昇降台から駐車棚へのパレットの移載− この場合は、上記駐車棚9から昇降台7へのパレット1
2の移載の逆の態様で作動することになる。すなわち、
図7に示すようにパレット12を昇降台7の上に保持し
た初期状態から、上記コンベヤチェーン23を時計回り
に回転走行させると、図6に示す状態となるものであ
る。従って、この場合も、係合ピン24がコンベヤチェ
ーン23の巻掛け部の外回りを回転移動するため、移送
手段22自体を昇降台7から駐車棚9へ移動させること
なく、パレット12を昇降台7から側方に離れた駐車棚
9の上に確実に送り込むことができることがわかる。
【0033】<他の実施例>図8にはパレット12の係
合凹部45に関する他の例が示されている。すなわち、
先の実施例の係合凹部35では、パレット外側の開口縁
部を垂直にしたが、これは、旋回装置20によってパレ
ット12を昇降せしめた際における係合ピン24の係合
凹部35からの離脱及び再嵌入を考慮したためである。
【0034】これに対して、上述の旋回装置を必要とし
ない駐車装置の場合には、図8に示すように、パレット
12の係合凹部45の開口縁部45a,45bを共に下
方へ行くに従ってパレット中央側に傾斜したテーパに形
成することができ、このようにすると、コンベヤチェー
ン23の走行に伴う係合ピン24の係脱を円滑なものに
する上で有利になる。
【0035】なお、上記実施例では、パレット12に車
輪を設けて昇降台7及び駐車棚9に車輪のためのレール
を設けるようにしたが、昇降台7及び駐車棚9にフリー
ローラを設けてパレット12を移動自在に支持するよう
にしてもよい。
【0036】また、上記実施例では、スプロケット29
の軸を水平にしたが、当該軸を垂直にしてもよい。この
ようにすると、パレット移載装置の上下高さを低くする
上で有利になる。この場合、パレットの係合凹部は側方
に開口したものにすることになる。
【0037】また、一対のアームを支持する近接したリ
ンクプレートとしては、ローラリンクプレートとピンリ
ンクプレートとの組み合わせでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータ式駐車装置の全体構成図
【図2】昇降台及び駐車棚を示す一部省略した平面図
【図3】パレット移載装置の要部を示す側面図
【図4】取付ブロックを省略してコンベヤチェーンとア
ームとの関係を示す側面図
【図5】コンベヤチェーンに対する係合ピン及び案内ロ
ーラの取付構造、並びにガイドを示す一部断面にした正
面図
【図6】パレット移載装置の係合ピンを駐車棚(図示省
略)のパレットに係合せしめる状態を示す側面図
【図7】昇降台上のパレットとパレット移載装置とを示
す側面図
【図8】パレットの係合凹部に関する他の例を図3と同
様の態様で示す図
【符号の説明】
3 駐車装置 7 昇降台 8 昇降路 9 駐車棚 12 パレット 21 パレット移載装置 22 移送手段 23 コンベヤチェーン 23a リンクプレート 24 係合ピン 25 ガイド 29 スプロケット 32 アーム 33 案内ローラ 34 支軸 35,45 係合凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を載せるパレットを支持して昇降する
    昇降台と、この昇降台の昇降路に沿って層状に配設され
    各々車両をパレットと共に収容する複数の駐車棚とを備
    え、上記昇降台と各駐車棚とを接続してこの両者間でパ
    レットを移載するようにしたエレベータ式駐車装置のパ
    レット移載装置であって、 上記昇降台におけるパレット移送方向の両端部に設けら
    れた一対のスプロケットと、 上記両スプロケットに巻掛けられ、上記パレットを上記
    昇降台と駐車棚との間で移送するためのコンベヤチェー
    ンと、 上記コンベヤチェーンの近接する2つのリンクプレート
    に各々の基端が上記スプロケットの軸と平行な軸によっ
    て枢支され先端部がコンベヤチェーンの外周側に突出し
    た一対のアームと、 上記両アームの先端部同士を連結し上記スプロケットの
    軸と平行に設けられた係合ピンと、 上記パレットにおけるパレット移送方向の端部に設けら
    れ上記係合ピンがコンベヤチェーンのリターン側からキ
    ャリア側への周回移動によって嵌入し上記キャリア側か
    らリターン側への周回移動によって離脱する係合凹部と
    を備えていることを特徴とするエレベータ式駐車装置の
    パレット移載装置。
  2. 【請求項2】上記両リンクプレートの各々に上記スプロ
    ケットと平行な軸で支持された案内ローラと、 上記コンベヤチェーンのスプロケット巻掛け部における
    軌道に沿ってその側方に設けられ、上記リンクプレート
    が当該スプロケットに噛合した状態で移動するよう上記
    案内ローラを案内するガイドとを備えている請求項1に
    記載のエレベータ式駐車装置のパレット移載装置。
JP6705192A 1992-03-25 1992-03-25 エレベータ式駐車装置のパレット移載装置 Withdrawn JPH05272254A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107461063A (zh) * 2017-08-23 2017-12-12 合肥巍华智能停车设备有限公司 升降横移式停车设备的提升传动机构
CN109057445A (zh) * 2018-08-16 2018-12-21 青岛华通石川岛停车装备有限责任公司 一种立体停车场滚轮式载车板存储装置及立体停车场

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