JPH0527031A - 高度測定装置 - Google Patents

高度測定装置

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JPH0527031A
JPH0527031A JP3202554A JP20255491A JPH0527031A JP H0527031 A JPH0527031 A JP H0527031A JP 3202554 A JP3202554 A JP 3202554A JP 20255491 A JP20255491 A JP 20255491A JP H0527031 A JPH0527031 A JP H0527031A
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JP
Japan
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altitude
output
signal
integrator
subtractor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3202554A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Haga
美行 芳賀
Hiroyuki Saito
宏之 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘリコプタに搭載されても騒音により影響さ
れず、また応答性に優れた高度測定装置を提供する。 【構成】 垂直加速度計1の出力101から地球重力1
02及び第1の帰還信号108を減算器3で減じ、減算
器3の出力103を積分器4で時間積分して垂直速度1
04を得る。垂直速度104から第2の帰還信号107
を減算器5で減じ、減算器5の出力105に積分器6で
時間積分を施し高度106を得る。高度106から超音
波高度測定装置10の出力110を減算器9で減じ、誤
差109を得る。帰還回路7において誤差109を利得
1 で増幅し第1の帰還信号108を生成し、帰還回路
8において誤差109を利得K2 で増幅して第2の帰還
信号107を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飛翔体に搭載され該飛
翔体の高度を測定する装置に関し、特に無人ヘリコプタ
等の如く大きな騒音を自ら発生し、遠隔操縦される飛翔
体に適した高度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無人ヘリコプタの利用においては、対地
高度(以下、単に高度という)を一定に保持して飛行さ
せることが多い。無人ヘリコプタには、高度を一定に保
つために、高度を連続的に測定する高度測定装置と、気
流等の影響を受けて高度が変化した場合には元の高度に
自動的に復帰させる飛行制御装置とが搭載されている。
【0003】図4は、従来から一般に知られている超音
波高度測定装置の構成を示すブロック図である。発振器
11は超音波周波数帯の連続波の電気信号111を生成
する。ゲート12は信号111をパルス的に短時間だけ
通過させてバースト信号112を生成する。増幅器13
は、バースト信号112の電力を増大したバースト信号
113を生成する。スピーカ14は、バースト信号11
3を超音波114に変換し、地表50に向けて放射す
る。マイク15は、地表50で反射された超音波114
を受け、電気信号に変換し、受信信号115を生成す
る。増幅器16は、受信信号115の電力を増幅した受
信信号116を生成する。時間計測回路17は、バース
ト信号112の入力から受信信号116の入力までの時
間Tを測り、その時間Tを表す時間信号117を出力す
る。距離演算回路18は、時間信号117で表わされる
時間Tに所定の係数kを乗じて高度Hを計算し、高度H
を表す高度信号118を出力する。その係数kは、超音
波が大気中を伝搬する速度の2分の1である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は、図4の超音波
高度測定装置を搭載する無人ヘリコプタによる高度測定
を示す概念図である。マイク15には、スピーカ14か
ら放射された超音波114の他に、メインブレード2
2、テールブレード23及び機体21から放射され地表
50で反射された超音波(図に破線で示す)も入射す
る。
【0005】このように、無人ヘリコプタに搭載される
と、超音波高度測定装置は雑音も受信してしまうから、
高度信号には雑音が混入する。この雑音はフィルタによ
り除くこともできる。しかし、無人ヘリコプタで高度保
持のために用いられる高度信号は機体21の高度の変動
を遅れなく表す必要があるから、無人ヘリコプタ用の高
度測定装置で得られる高度信号の雑音をフィルタで除く
ことはできない。フィルタは、実際に機体21の高度が
急激に変動して高度信号に現われる変動成分も雑音によ
り高度信号に現われる変動成分と同じく平滑してしまう
からである。
【0006】以上に述べたように、超音波高度測定装置
には、高度を瞬時に測定できる、即ち応答性に優れてい
るという長所があるが、他方雑音の影響を受け易いとい
う欠点がある。そこで、本発明の目的は、応答性に優
れ、しかも雑音の影響を受け難い高度測定装置の提供に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が提供する手段は、飛翔体に搭載され、該飛
翔体の高度を測定する装置であって、前記飛翔体の垂直
方向加速度を測定する加速度計と、地球重力を記憶する
手段と、前記記憶手段に記載されている前記地球重力お
よび第1の帰還信号を前記加速度計の出力から減ずる第
1の減算器と、この第1の減算器の出力を時間に関して
積分する第1の積分器と、この第1の積分器の出力から
第2の帰還信号を減ずる第2の減算器と、この第2の減
算器の出力を時間に関して積分して高度信号を生成する
第2の積分器と、超音波高度測定装置から出力される高
度信号を前記第2の積分器から出力される高度信号から
減ずることにより両高度信号の差の信号を生成する第3
の減算器と、該差信号に1以下の利得を与えて前記第1
の帰還信号を生成する第1の帰還回路と、前記差信号に
1以下の利得を与えて前記第2の帰還信号を生成する第
2の帰還回路とを備えてなり、前記第2の積分器で生成
される高度信号で測定高度を表わすことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、垂直方向加速度を第1の積分器お
よび第2の積分器で順に時間積分することにより、垂直
方向加速度に2重の時間積分を施して得た高度と超音波
高度測定装置から得られる高度との差を生成し、この差
を垂直加速度および第1の積分器の出力に負帰還させて
いる。加速度計で測定される垂直方向加速度には地球重
力による加速度が常に含まれるから、記憶手段で地球重
力を予め記憶しておき、加速度計の出力から地球重力を
第1の減算器で減算している。第1の積分器は、その第
1の減算器の出力に時間積分を施すことにより垂直方向
の速度を求める。第2の積分器は、その速度を第2の減
算器を介して受け、時間に関して積分することにより、
垂直方向の距離、即ち高度を生成する。第2の積分器か
ら高度の情報を得るために垂直方向加速度に2重の時間
積分を施す過程ではその加速度に含まれる誤差も積分さ
れるから、垂直方向加速度を単に2重積分するだけでは
時間の経過とともに誤差成分が累積され、積分値は次第
に増大し発散する。
【0009】積分値の発散を避けるために本発明では超
音波高度測定装置で得られる高度も併せて利用してい
る。超音波高度測定装置から出力される高度信号には雑
音も含まれるが、その雑音の時間幅は狭く、雑音のない
時間位置では実際の高度を正しく現わしている。そこ
で、第2の積分器の出力から超音波高度測定装置の出力
を減ずることにより、平均的には第2の積分器の出力に
おける誤差成分が得られる。第1及び第2の帰還回路
で、その誤差成分に1以下の利得を与え、第1及び第2
の減算器にそれぞれ帰還することにより、誤差成分が除
かれ、第2の積分器の出力には正しい高度が得られる。
超音波高度測定装置の出力に含まれる雑音成分は2重積
分の過程で平滑され、第2の積分器の出力である測定高
度には現われない。
【0010】
【実施例】次に実施例を挙げ本発明を一層詳しく説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。この実施例は、無人ヘリコプタに搭載され、垂直
加速度計1、地球重力記憶手段2、減算器3、積分器
4、減算器5、積分器6、帰還回路7,8、減算器9か
ら構成され、減算器9には超音波高度測定装置10から
高度110が供給される。この高度110は図4におけ
る高度118に相当する。符号2〜9で示す要素は、個
別の電子回路でそれぞれ構成してもよいし、一般的なマ
イクロコンピュータで構成してもよい。
【0011】垂直加速度計1は、搭載されている無人ヘ
リコプタの垂直方向の加速度を測定し、垂直加速度10
1として出力する。垂直加速度計1は地球重力による加
速度も測定してしまうから、垂直加速度101にはオフ
セットとして、地球重力が常に含まれている。
【0012】地球重力記憶手段2はその地球重力を予め
記憶している。減算器3は、垂直加速度101から、地
球重力記憶手段2から読み出した地球重力102及び第
1の帰還信号107を減じ、補正加速度103を生成す
る。積分器4は、補正加速度103を時間に関し積分
し、垂直速度104を生成する。減算器5は、垂直速度
104から第2の帰還信号108を減じ、補正垂直速度
105を生成する。積分器6は、補正垂直速度105を
時間に関し積分し、高度106を生成する。
【0013】減算器9は高度106から高度110を減
じ、誤差109を生成する。帰還回路7は、誤差109
を利得K1 で増幅し、第1の帰還信号107を生成す
る。帰還回路8は、誤差109を利得K2 で増幅し、第
2の帰還信号108を生成する。利得K1 及びK2 は1
以下の値であり、この実施例ではK1 =0.1,K2
0.5とした。
【0014】図2は、超音波高度測定装置10を除き、
利得K1 及びK2 を共に0とし、搭載無人ヘリコプタを
離陸させ、ある時間一定高度を保持させた後に着陸させ
たときに図1の装置の各部で得られる入出力を示す図で
ある。積分器4の入力としては、垂直加速度計1の出力
101から地球重力102を減じた補正加速度がそのま
ま加えられる。この補正加速度には出力101における
誤差が含まれている。積分器4の出力は、誤差を含んだ
補正加速度に時間積分を施して得た速度である。積分器
6の出力には、誤差を含んだままの補正加速度に2重に
時間積分を施した結果としての高度が得られるが、その
高度は時間とともに増大し発散する。
【0015】図3は、図1の実施例における各部の入出
力を示す図であり、図2と全く同様に搭載無人ヘリコプ
タを離陸させある時間一定高度を保持させた後に着陸さ
せたときの値を示している。超音波高度測定装置10か
ら供給される高度110には雑音が相当に含まれてい
る。これら雑音の時間幅は狭い。積分器4の出力104
は、減算器3において第1の帰還信号107及び地球重
力102を垂直加速度101から減じた値を積分して得
られる垂直速度である。垂直速度は、離陸してから短い
時間では正の値であり、一定高度を保持している間は0
であり、着陸する前の短い時間では負の値である。積分
器6の出力である高度106は、無人ヘリコプタが離陸
してから短い時間に一定高度に達し、その後その高度を
しばらく保持した後に、短い時間に高度を下げ着陸した
ことを示している。
【0016】図3に示されているように、図1の実施例
では、超音波高度測定装置10の出力の高度110に相
当な雑音が含まれていても、積分器6から得られる高度
106は雑音を含まず、しかも高度110と同様に実際
の高度変化に直ちに追随している。したがって、図1の
実施例は、無人ヘリコプタに搭載されたとき、メインブ
レード22等による騒音にもかかわらず、雑音を含まず
応答性に優れた高度106を出力する。この実施例を搭
載した無人ヘリコプタは、高度106を飛行制御装置に
供給し、高度106に応じて飛行高度を制御することに
より、気流の変化があっても高度を直ちに元に復帰でき
る。
【0017】
【発明の効果】以上に実施例を挙げて詳しく説明したよ
うに、本発明によれば、応答性に優れ、しかも雑音の影
響を受け難い高度測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】超音波高度測定装置10を除き、利得K1 及び
2 を共に0としたときに、図1の装置の各部で得られ
る入出力の例を示す図。
【図3】図1の実施例における各部の入出力の例を示す
図。
【図4】超音波高度測定装置の構成を示す図。
【図5】図4の超音波高度測定装置を搭載する無人ヘリ
コプタによる高度測定を示す概念図。
【符号の説明】
1 垂直加速度計 2 地球重力記憶手段 3,5,9 減算器 4,6 積分器 7,8 帰還回路 10 超音波高度測定装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 飛翔体に搭載され、該飛翔体の高度を測
    定する装置において、 前記飛翔体の垂直方向加速度を測定する加速度計と、地
    球重力を記憶する手段と、前記記憶手段に記載されてい
    る前記地球重力および第1の帰還信号を前記加速度計の
    出力から減ずる第1の減算器と、この第1の減算器の出
    力を時間に関して積分する第1の積分器と、この第1の
    積分器の出力から第2の帰還信号を減ずる第2の減算器
    と、この第2の減算器の出力を時間に関して積分して高
    度信号を生成する第2の積分器と、超音波高度測定装置
    から出力される高度信号を前記第2の積分器から出力さ
    れる高度信号から減ずることにより両高度信号の差の信
    号を生成する第3の減算器と、該差信号に1以下の利得
    を与えて前記第1の帰還信号を生成する第1の帰還回路
    と、前記差信号に1以下の利得を与えて前記第2の帰還
    信号を生成する第2の帰還回路とを備えてなり、 前記第2の積分器で生成される高度信号で測定高度を表
    わすことを特徴とする高度測定装置。
JP3202554A 1991-07-17 1991-07-17 高度測定装置 Pending JPH0527031A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2339021A (en) * 1998-06-30 2000-01-12 Subacoustech Limited Distance measuring systems and aircraft altimeters
KR20010035471A (ko) * 2001-02-17 2001-05-07 최용택 고정핏치 반전로터식 소형헬리콥터의 고도 자동유지로보트 장치
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960730