JPH052592Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052592Y2 JPH052592Y2 JP976788U JP976788U JPH052592Y2 JP H052592 Y2 JPH052592 Y2 JP H052592Y2 JP 976788 U JP976788 U JP 976788U JP 976788 U JP976788 U JP 976788U JP H052592 Y2 JPH052592 Y2 JP H052592Y2
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- tube
- tuyere
- oxygen gas
- gap
- inner tube
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この考案は炉底に設け溶融金属浴中に粉状含炭
物質、酸素ガス及び冷却ガスを供給する３重管羽
口に関するものである。
物質、酸素ガス及び冷却ガスを供給する３重管羽
口に関するものである。
［従来の技術］
例えば、スクラツプ、冷銑の如き冷鉄源を溶解
炉に装入し、酸素ガスを上吹きすると共に粉状含
炭物質、酸素ガス及び保護用冷却ガスを底吹きす
ることにより、冷鉄源を効率良く溶解して良質の
溶銑を得る方法は既に公知である。
炉に装入し、酸素ガスを上吹きすると共に粉状含
炭物質、酸素ガス及び保護用冷却ガスを底吹きす
ることにより、冷鉄源を効率良く溶解して良質の
溶銑を得る方法は既に公知である。
このさいの底吹きには第３図に示す如き３重管
羽口が用いられている。即ち、周面に少数のリブ
７を有する内管１の外周に、周面に多数の溝６を
形成した中間管２を有し、更に中間管２の外周に
外管３を有するものであり、而して内管１から
N2の如きキヤリヤーガスによつて粉状含炭物質
が供給され、リブ７によつて安定的に形成された
間隙５から酸素ガスが供給され、更に溝６と外管
３によつて形成された間隙６からLPGの如き保
護用冷却ガスが供給される。
羽口が用いられている。即ち、周面に少数のリブ
７を有する内管１の外周に、周面に多数の溝６を
形成した中間管２を有し、更に中間管２の外周に
外管３を有するものであり、而して内管１から
N2の如きキヤリヤーガスによつて粉状含炭物質
が供給され、リブ７によつて安定的に形成された
間隙５から酸素ガスが供給され、更に溝６と外管
３によつて形成された間隙６からLPGの如き保
護用冷却ガスが供給される。
この装置においては、酸素ガス供給の外側にお
いて冷却ガスを供給することにより、冷却ガスの
吸熱作用で羽口先端部の溶損を軽減し、羽口の寿
命を延長する効果を有するものであるが、反面、
羽口上端周囲に過冷却によりマツシユルームと呼
ばれる溶融鉄の固着物を生成することが知られて
いる。
いて冷却ガスを供給することにより、冷却ガスの
吸熱作用で羽口先端部の溶損を軽減し、羽口の寿
命を延長する効果を有するものであるが、反面、
羽口上端周囲に過冷却によりマツシユルームと呼
ばれる溶融鉄の固着物を生成することが知られて
いる。
［考案が解決しようとする課題］
ところが、上記のマツシユルームは羽口上端の
周囲において均一に生成するものではなく、第３
図に示した羽口においては、リブ７により複数の
酸素ガス供給の隔室が形成されているため、或る
隔室上へマツシユルームが大きく生成した場合に
は圧損が大きくなつてその隔室からの酸素ガス流
量が減少する。その結果、マツシユルームは益々
大きく成長して遂には羽口上端面全面をマツシユ
ルームで覆つてしまい、短時間で羽口からの吹込
みが不能となるものである。
周囲において均一に生成するものではなく、第３
図に示した羽口においては、リブ７により複数の
酸素ガス供給の隔室が形成されているため、或る
隔室上へマツシユルームが大きく生成した場合に
は圧損が大きくなつてその隔室からの酸素ガス流
量が減少する。その結果、マツシユルームは益々
大きく成長して遂には羽口上端面全面をマツシユ
ルームで覆つてしまい、短時間で羽口からの吹込
みが不能となるものである。
この考案は上記の問題点を解決し、長時間安定
して羽口からの吹込みが可能な炉底３重管羽口を
提供するものである。
して羽口からの吹込みが可能な炉底３重管羽口を
提供するものである。
［課題を解決するための手段］
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨と
するところは、 外周面にリブを有する内管の外周に中間管を有
し更に中間管の外周に外管を有し、内管からキヤ
リヤーガスによつて粉状含炭物質を、リブによつ
て形成された内管と中間管の間隙から酸素ガス
を、中間管と外管との間隙から冷却ガスを供給す
る炉底３重管羽口において、上記リブによつて形
成された酸素ガス供給間隙のリブ後端部にオリフ
イスリングを設けてなる、炉底３重管羽口であ
る。
するところは、 外周面にリブを有する内管の外周に中間管を有
し更に中間管の外周に外管を有し、内管からキヤ
リヤーガスによつて粉状含炭物質を、リブによつ
て形成された内管と中間管の間隙から酸素ガス
を、中間管と外管との間隙から冷却ガスを供給す
る炉底３重管羽口において、上記リブによつて形
成された酸素ガス供給間隙のリブ後端部にオリフ
イスリングを設けてなる、炉底３重管羽口であ
る。
［作用］
この考案ではオリフイスリングによる圧損によ
り、各酸素ガス供給間隙の圧力損失を高めてやる
ことで、羽口上端部のマツシユルームの不均一な
形成に因る各酸素ガス供給間隙出口部の圧力損失
差の比率を小さくし、かつ各酸素ガス供給間隙を
通過する酸素流量の変動を小さくし、マツシユル
ームの成長速度を遅くするものである。
り、各酸素ガス供給間隙の圧力損失を高めてやる
ことで、羽口上端部のマツシユルームの不均一な
形成に因る各酸素ガス供給間隙出口部の圧力損失
差の比率を小さくし、かつ各酸素ガス供給間隙を
通過する酸素流量の変動を小さくし、マツシユル
ームの成長速度を遅くするものである。
［実施例］
以下この考案の実施例を第１図及び第２図によ
り説明する。第１図は全体の縦断面図、第２図は
第１図のＡ−Ａ線矢視拡大図である。尚、図中、
第３図と同一符号は第３図と同一の部品を示して
いる。
り説明する。第１図は全体の縦断面図、第２図は
第１図のＡ−Ａ線矢視拡大図である。尚、図中、
第３図と同一符号は第３図と同一の部品を示して
いる。
内管１内４の粉状含炭物質（N2キヤリヤーガ
スによる）の供給は、供給源９から接続管１０を
介して行われ、内管１と中間管２の間隙５への酸
素ガスの供給は、供給源１１から接続管１２を介
して行われ、中間管２と外管３との間に形成され
た間隙６への冷却ガスの供給は、供給源１３を通
し、供給室１４を介して効果的に行なわれるもの
である。
スによる）の供給は、供給源９から接続管１０を
介して行われ、内管１と中間管２の間隙５への酸
素ガスの供給は、供給源１１から接続管１２を介
して行われ、中間管２と外管３との間に形成され
た間隙６への冷却ガスの供給は、供給源１３を通
し、供給室１４を介して効果的に行なわれるもの
である。
図中８は、この考案のオリフイスリングで、第
１図に示す如く酸素ガス供給間隙５内においてリ
ブの後端部（間隙５への酸素ガスの入口）に設け
るものである。そして、このオリフイスリング８
の設置により第２図に示した如く酸素ガス供給間
隙５の一部を塞いで圧損作用を行わせるものであ
る。
１図に示す如く酸素ガス供給間隙５内においてリ
ブの後端部（間隙５への酸素ガスの入口）に設け
るものである。そして、このオリフイスリング８
の設置により第２図に示した如く酸素ガス供給間
隙５の一部を塞いで圧損作用を行わせるものであ
る。
而してこのオリフイスリング８による圧損によ
り、各酸素ガス供給間隙５の圧力損失を高めてや
ることで、羽口上端部のマツシユルームの不均一
な形成に因る各酸素ガス供給間隙出口部の圧力損
失差の比率を小さくし、各酸素ガス供給間隙を通
過する酸素流量の変動を小さくし、形成されたマ
ツシユルームの成長速度を遅くすることにより、
ノズル閉塞を防止して、長期に安定して羽口から
の吹込みを可能とする。
り、各酸素ガス供給間隙５の圧力損失を高めてや
ることで、羽口上端部のマツシユルームの不均一
な形成に因る各酸素ガス供給間隙出口部の圧力損
失差の比率を小さくし、各酸素ガス供給間隙を通
過する酸素流量の変動を小さくし、形成されたマ
ツシユルームの成長速度を遅くすることにより、
ノズル閉塞を防止して、長期に安定して羽口から
の吹込みを可能とする。
［考案の効果］
この考案によれば、長時間安定して３重管羽口
から底吹きが実施できるものである。
から底吹きが実施できるものである。
第１図、第２図は、この考案の一実施例を示し
たもので、第１図は全体の縦断面図、第２図は第
１図のＡ−Ａ線矢視拡大図である。第３図は従来
の３重管羽口の説明図である。 １……内管、２……中間管、３……外管、４…
…粉状含炭物質供給孔、５……酸素ガス供給間
隙、６……冷却ガス供給間隙、７……リブ、８…
…オリフイスリング。
たもので、第１図は全体の縦断面図、第２図は第
１図のＡ−Ａ線矢視拡大図である。第３図は従来
の３重管羽口の説明図である。 １……内管、２……中間管、３……外管、４…
…粉状含炭物質供給孔、５……酸素ガス供給間
隙、６……冷却ガス供給間隙、７……リブ、８…
…オリフイスリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外周面にリブを有する内管の外周に中間管を有
し更に中間管の外周に外管を有し、内管からキヤ
リヤーガスによつて粉状含炭物質を、リブによつ
て形成された内管と中間管の間隙から酸素ガス
を、中間管と外管との間隙から冷却ガスを供給す
る炉底３重管羽口において、 上記リブによつて形成された酸素ガス供給間隙
のリブ後端部にオリフイスリングを設けてなる、
炉底３重管羽口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP976788U JPH052592Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP976788U JPH052592Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01114657U JPH01114657U (ja) | 1989-08-02 |
| JPH052592Y2 true JPH052592Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=31216801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP976788U Expired - Lifetime JPH052592Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052592Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP976788U patent/JPH052592Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01114657U (ja) | 1989-08-02 |
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