JPH0525706Y2 - - Google Patents

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JPH0525706Y2
JPH0525706Y2 JP1990015577U JP1557790U JPH0525706Y2 JP H0525706 Y2 JPH0525706 Y2 JP H0525706Y2 JP 1990015577 U JP1990015577 U JP 1990015577U JP 1557790 U JP1557790 U JP 1557790U JP H0525706 Y2 JPH0525706 Y2 JP H0525706Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は化学実験に用いるドラフトチヤンバに
関する。
(従来の技術) 化学実験に用いるドラフトチヤンバは、ドラフ
トチヤンバ本体の内部で科学実験をを行い、化学
実験により発生したガスをドラフトチヤンバを設
置した実験室内に漏出させずに強制的にドラフト
チヤンバ本体から実験室の外部に排出するもので
ある。このため、ドラフトチヤンバ本体の内部に
化学実験を行うために作業台およびこの作業台の
上方に位置する作業用空間部を設け、また作業者
がドラフトチヤンバ本体の外部から化学実験に伴
う作業を行うためにドラフトチヤンバ本体の前面
部を作業用空間部に面して開放し、この開放部に
昇降自在に扉を設けている。すなわち、実験の準
備や後始末を行う場合には、扉を上昇させてドラ
フトチヤンバ本体の開放部を開放し、作業者がド
ラフトチヤンバ本体外部から開放部を介してドラ
フトチヤンバ本体内部の作業台で作業を行い、実
験を行う場合には、扉を下降して開放部を閉じ
て、実験により発生したガスがドラフトチヤンバ
本体の外部へ漏出しないようにしている。
従来、このドラフトチヤンバ本体の開放部に設
ける扉およびこの扉を駆動する装置として次に述
べる形式の装置がある。すなわち、扉には一体形
(一枚型)のものが用いられ、駆動装置としては
重錘と滑車を組み合わせた装置が用いられてい
る。
この従来の装置を第6図および第7図を参照し
て説明する。
図中1はドラフトチヤンバ本体、2はドラフト
チヤンバ本体1の内部に設けられた作業台、3は
ドラフトチヤンバ本体1の内部に設けた作業用空
間部、4はドラフトチヤンバ本体1の前面部に設
けられた開放部、5はドラフトチヤンバ本体1の
開放部4に垂直に設けられた一枚の硝子板からな
る扉、6,6はドラフトチヤンバ本体1の開放部
4の両側部に垂直に設けられ扉5の両側部を昇降
自在に支持する一対のレール、7,7はドラフト
チヤンバ本体1の開放部4の両側部において一対
のレール6,6の外側に垂直に設けられた一対の
重錘昇降路、8,8はこの一対の重錘昇降路7,
7に昇降自在に設けられた一対の重錘、9,9は
一対の重錘昇降路8,8の上方に設けられた一対
の滑車、10,10はこの一対の各滑車9,9に
巻掛けられた一対のワイヤである。一対のワイヤ
10,10の各一端は扉5の両側部に連結され、
各他端は重錘昇降路7,7内の重錘8,8に連結
されている。各重錘8,8は扉5の重量の半分の
重量を有している。従つて、扉5と重錘8,8は
重量バランスをもつてワイヤ10,10に吊り下
げ支持される。
そして、扉5がレール6,6に沿つて上昇、下
降するとワイヤ10,10の走行により重錘8,
8が重錘昇降路7,7に沿つて下降、上昇するの
で、扉5は重錘8,8との間で重量バランスをと
りながら軽快に昇降できる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このように滑車および重錘を組
み合わせた扉駆動装置においては次に述べる問題
がある。
重錘8,8を昇降自在に設けるために、ドラフ
トチヤンバ本体1の開放部4の両側部に夫々重錘
昇降路7,7を設けている。このため、ドラフト
チヤンバ本体1の横方向の寸法は開放部4の横方
向の寸法に加えて一対の重錘昇降路7,7の寸法
を余分に加えなければならず、従つてドラフトチ
ヤンバ本体1の横方向の寸法が大型化する。
また、扉5と重錘8を吊り下げているワイヤ1
0が経年変化などの理由により切断して交換する
場合には、重錘8を重錘昇降路7から取り出して
新しいワイヤと連結する必要があるが、重錘8を
重錘昇降路7から取り出す作業はなかなか面倒で
ある。すなわち、重錘昇降路7は金属板を組み合
せて形成しているが、重錘8を挿脱するために一
部の壁を開放し、開放部に蓋板7aをボルトを用
いて着脱可能に取り付けている。このため、重錘
を取り出す場合にはボルトを緩めて蓋板7aを外
して開放部を開放し、また重錘7aを再び挿入し
た後に蓋板7aをボルトで固定するので作業が面
倒である。
さらに、重錘昇降路7の内部を重錘8が円滑に
昇降するように設けることはなかなか大変であ
り、重錘昇降路7の内部で重錘8が円滑に昇降し
ない時には、ワイヤ10の移動がぎこちなくな
り、扉5の左右側が平行な状態で円滑に昇降でき
にくい場合が生じ、実験作業の能率向上を妨げる
ことがある。
本考案は前記事情に基づいてなされたもので、
ドラフトチヤンバ本体を大型化することなく、取
扱いが簡単で、しかも扉を安定して昇降できる扉
駆動装置を備えたドラフトチヤンバを提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本考案のドラフトチ
ヤンバは、前面部を開放したドラフトチヤンバ本
体と、このドラフトチヤンバ本体の前面部に昇降
候自在に設けられた扉と、前記ドラフトチヤンバ
本体において前記昇降扉の両側に垂直方向に沿つ
て昇降自在に設けられ前記扉に連結された一対の
ラツクと、この一対のラツクに噛合する一対の歯
車と、モータおよびこのモータの回転を前記一対
の歯車に伝達する回転伝達機構と、前記扉に設け
られた第一のスイツチおよび第二のスイツチと、
前記扉に上下方向に変位可能に設けられ下向きの
変位により前記第一のスイツチを動作させる第一
のスイツチ操作体および前記扉に上下方向に変位
可能に設けられ上向きの変位により前記第二のス
イツチを動作させる第二のスイツチ操作体とを具
備し、前記第一のスイツチおよび第二のスイツチ
は前記モータの電源回路に組込まれ、前記第一の
スイツチはその動作により前記扉を下降させる回
転方向をもつて前記モータを回転駆動する信号を
出力するものであり、前記第二のスイツチはその
動作により前記扉を上昇させる回転方向をもつて
前記モータを回転駆動する信号を出力するもので
あることを特徴とするものである。
(作用) 扉に連結した一対のラツクおよびこのラツクに
噛合する一対の歯車の組み合せで、扉を強制的に
安定して昇降させるので、扉を昇降するために滑
車および重錘を用いる必要がなく、重錘昇降路を
ドラフトチヤンバ本体に設ける必要がなく、ドラ
フトチヤンバ本体の小型化を図ることができると
ともに、重錘を取り扱う必要がない。ラツクと歯
車からなる機構は小型で構成が簡素であり、特別
な収容部を設けて収容する必要がなく、ドラフト
チヤンバ本体の空間部のスペースの一部を利用し
て設けることができ、部品の取扱いも簡素であ
る。
また、扉に設けられた第一のスイツチおよび第
二のスイツチと、扉に上下方向に変位可能に設け
られ下向きの変位により第一のスイツチを動作さ
せる第一のスイツチ操作体および扉に上下方向に
変位可能に設けられ上向きの変位により第二のス
イツチを動作させる第二のスイツチ操作体とを具
備し、第一のスイツチ操作体を下向きに変位して
第一のスイツチを動作させることにより、モータ
が駆動して扉を下降し、扉に設けた第二のスイツ
チ操作体を上向きに変位して第一のスイツチを動
作させることにより、モータが駆動して扉を自動
的に上昇させることができる。
この構成によれば、作業者が扉の昇降を操作す
るスイツチおよびスイツチ操作体が操作の対象で
ある扉に設けられており、操作用部品と操作対象
物とが同じ場所に設けられている。また、作業者
が操作を行う時にスイツチ操作体が変位する方向
と、この操作により扉が昇降する方向とが一致し
ており、操作を行う時における作業者の動作の向
きと操作対象物の動きの方向とが一致している。
従つて、作業者が扉を昇降させる操作を無理なく
自然の流れで行え操作性が大変優れている。
(実施例) 以下、本考案のドラフトチヤンバの一実施例に
ついて第1図ないし第5図を参照して説明する。
図中21はドラフトチヤンバ本体で、その内部
には作業台22およびこの作業台22の上方に位
置する作業用空間部23が設けられている。この
作業台22にはガス栓、水道蛇口(図示せず)な
どの化学実験に必要な設備が搭載され、さらにド
ラフトチヤンバ本体1の上部には化学実験により
発生したガスを排出する排気フアン(図示せず)
および排気ダクト24が設けてある。ドラフトチ
ヤンバ本体21の前面部に作業用空間部23に面
して開放部26が設けられ、この開放部26には
垂直に配置した該開放部26と同じ大きさの硝子
板からなる扉28が配置されている。この扉28
の下側縁部には金属製の取手25が設けられてい
る。開放部26の両側縁部にはこの開放部26の
高さ寄り大きな長さのレール27,27が垂直方
向に沿つて設けてあり、このレール27,27に
は開放部26に垂直に配置した扉28の両側縁部
を昇降自在に支持している。
この扉28を昇降する駆動装置について説明す
る。
ドラフトチヤンバ本体21の開放部26には、
扉28の前方において扉28の両側縁部に位置し
て扉28と同じ長さのラツク29,29が垂直に
設けてあり、この一対のラツク29,29は扉2
8に固定されている。ドラフトチヤンバ本体21
には開放部26の上方に位置して横方向に水平に
歯車軸30が配置され、軸受31,31に回転自
在に支承されている。この歯車軸30には扉28
に取り付けた一対のラツク29,29に噛合する
一対の歯車32,32が取り付けられている。こ
れにより歯車軸30が回転して歯車32,32が
回転すると、ラツク29,29が上昇または下降
する。ドラフトチヤンバ本体21の上部には前外
側において駆動用のモータ33が設けてあり、こ
のモータ33の回転軸に取り付けたプーリ34と
歯車軸30に取り付けたプーリ35との間にベル
ト36が巻き掛けしてある。これにより、モータ
33が回転駆動すると、その回転はプーリ34、
ベルト36およびプーリ35を介して歯車軸30
に伝達され、さらに歯車軸30とともに一対の歯
車32,32が回転される。
扉28の下側縁部に設けた取手25の中央部の
上面と下面に夫々マイクロスイツチ37,38が
設けてあり、また取手25には上面に設けたマイ
クロスイツチ37の作動子を押圧操作する上下揺
動するレバー39と下面に設けたマイクロスイツ
チ37の作動子を押圧操作する上下揺動可能なレ
バー40を設けてある。これらマイクロスイツチ
37,38はモータ33の電源回路に組み込まれ
ており、上面に設けたマイクロスイツチ37は扉
28を下降させる回転向きを持つてモータ33を
回転駆動させるものであり、下面に設けたマイク
ロスイツチ38は扉28を上昇させる回転向きを
持つてモータ33を回転駆動させるものである。
ドラフトチヤンバ本体21の開放部26の一方の
側縁部の上側にはマイクロスイツチ41が設けら
れ、ドラフトチヤンバ本体21の開放部26の一
方の側縁部の下端にはマイクロスイチ42が設け
られている。また、扉28の一方の側縁部の下端
部には、扉28が最も高い位置に上昇した時にマ
イクロスイツチ41の作動子を動作し、扉28が
最も低い位置に下降した時にマイクロスイツチ4
2の作動子を操作するピン43が設けられてい
る。これらマイクロスイツチ41,42はモータ
33の駆動回路に組み込まれており、マイクロス
イツチ41は扉28が最も高い位置に上昇した時
にモータ33の駆動を停止するものであり、マイ
クロスイツチ42は扉28が最も低い位置に下降
した時にモータ33の駆動を停止するものであ
る。
このように構成したドラフトチヤンバにおい
て、扉28を昇降する動作について説明する。
扉28を上昇させる動作について説明する。作
業者は手で扉28の取手25に設けたレバー40
を下側から押上げ、取手25に設けたマイクロス
イツチ38の作動子を押圧操作してマイクロスイ
ツチ38を動作させる。その後操作者はレバー4
0から手を離す。マイクロスイツチ38の動作に
よりモータ33が扉28が上昇する回転向きに回
転駆動する。モータ33の回転は歯車軸30に伝
達され、歯車軸30の回転により一対の歯車3
2,32が扉28を上昇させる回転向きで回転さ
れる。各歯車32,32のの回転によりこれらに
噛合するラツク29,29が上昇移動する。ラツ
ク29,29に連結された扉28は、ラツク2
9,29の上昇移動とともにドラフトチヤンバ本
体21の開放部26に面した位置からドラフトチ
ヤンバ本体21の上部に上昇して開放部26を開
放する。扉28が最も高い位置まで上昇した時点
で、扉28に設けたピン43がドラフトチヤンバ
本体1の開放部26の上側に設けたマイクロスイ
ツチ41の作動子を操作すると、マイクロスイツ
チ41の動作によりモータ33の駆動が停止して
扉28の上昇が停止する。このようにして扉28
は自動的に上昇移動する。
扉28を下降させる動作について説明する。作
業者が手で扉28の取手25に設けたレバー39
を上側から押下げて取手25に設けたマイクロス
イツチ37の作動子を押圧操作してマイクロスイ
ツチ37を動作させる。その後、操作者はレバー
29から手を離す。マイクロスイツチ37の動作
によりモータ33が扉28が下降する回転向きに
回転駆動する。モータ33の回転は歯車軸30に
伝達され、歯車軸30の回転により一対の歯車3
2,32が扉28を下降させる回転向きで回転さ
れる。各歯車32,32の回転によりこれらに噛
合するラツク29,29が下降移動する。ラツク
29,29に連結された扉28は、ラツク29,
29の下降移動とともにドラフトチヤンバ本体2
1の開放部26に面した位置からドラフトチヤン
バ本体21の下部に下降して開放部26を閉じ
る。扉28が最も低い位置まで下降した時点で、
扉28に設けたピン43がドラフトチヤンバ本体
21の開放部26の下端部に設けたマイクロスイ
ツチ42の作動子を操作すると、マイクロスイツ
チ42の動作によりモータ33の駆動が停止して
扉28の下降が停止する。このようにして扉28
が自動的に下降する。
しかして、この実施例のドラフトチヤンバにお
いて、扉28を昇降させる駆動装置は、一対のラ
ツク29,29、一対の歯車32,32、モータ
33および回転伝達部を備えただけの部品点数が
少ない簡素な構成であり、狭いスペースを利用し
て設けることができる。従つて、この扉駆動装置
はドラフトチヤンバ本体1の前面部の開放部26
において扉28の前側(外側)に位置して狭いス
ペースで設けることができる。また、従来の重錘
および滑車を組み合わせた扉駆動装置において重
錘を昇降案内する昇降通路を設ける構成のよう
に、特別に金属板を組み合わせた通路を開放部2
6の両側部に設ける必要がなくラツク29,29
および歯車32,32を露出した状態で設けるこ
とができる。従つて、扉駆動装置をドラフトチヤ
ンバ本体1に設ける上でドラフトチヤンバ本体1
を横方向の寸法を拡大する必要がない。
扉駆動装置は扉28の前側すなわち外側に設け
ており、作業者がドラフトチヤンバ本体21の外
側から開放部26においてラツク29,29およ
び歯車32,32に直接触れることができるた
め、ラツクおよび歯車機構のなどの保守、点検の
などの取扱い作業を容易に行うことができる。
扉駆動装置では一対のラツク29,29および
歯車32,32が扉28の両方の側縁部を同時に
且つ強制的に上昇、下降させるために、扉28は
左右両側縁部にのガタ付きがなく安定して軽快に
移動する。特にラツクおよび歯車機構を採用した
ことにより、扉28を確実且つ軽快に昇降移動さ
せることができる。
なお、扉28に設けるモータ起動・停止用のス
イツチは前述した実施例に限定されるものではな
く、種々変形して実施することができる。例えば
扉28に取手25を上下方向に揺動可能に設け、
取手25を上向きに揺動することにより、扉28
を上昇させる回転向きでモータ33を回転させる
マイクロスイツチを動作させ、取手25を下向き
に揺動することにより、扉28を下降させる回転
向きでモータ33を回転させるマイクロスイツチ
を動作させる形式とすることも可能であり、この
場合には取手25ひとつで第一のスイツチ操作体
と第二のスイツチ操作体とを共用する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案のドラフトチヤンバ
によれば、扉を昇降させるために、一対のラツ
ク・歯車機構およびこのラツク・歯車機構を回転
させるモータを備えた簡素な構成の扉駆動装置を
採用しているので、扉駆動装置を滑車および重錘
を組み合わせた従来の扉駆動装置に比較して、ド
ラフトチヤンバ本体を大型化する必要がないとと
もに、取扱いが容易で有り、さらにラツク・歯車
機構を利用して扉を安定して昇降させることがで
きる。
また、扉に設けられた第一のスイツチおよび第
二のスイツチと、扉に上下方向に変位可能に設け
られ下向きの変位により第一のスイツチを動作さ
せる第一のスイツチ操作体および扉に上下方向に
変位可能に設けられ上向きの変位により第二のス
イツチを動作させる第二のスイツチ操作体とを具
備し、第一のスイツチ操作体を下向きに変位して
第一のスイツチを動作させることにより、モータ
が駆動して扉を下降し、扉に設けた第二のスイツ
チ操作体を上向きに変位して第一のスイツチを動
作させることにより、モータが駆動して扉を自動
的に上昇させることができる。
この構成によれば、作業者が扉の昇降を操作す
るスイツチおよびスイツチ操作体が操作の対象で
ある扉に設けられており、操作用部品と操作対象
物とが同じ場所に設けられている。また、作業者
が操作を行う時にスイツチ操作体が変位する方向
と、この操作により扉が昇降する方向とが一致し
ており、操作を行う時における作業者の動作の向
きと操作対象物の動きの方向とが一致している。
従つて、作業者が扉を昇降させる操作を無理なく
自然の流れで行え操作性が大変優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示
し、第1図は扉駆動装置を示す図、第2図はドラ
フトチヤンバの正面図、第3図はドラフトチヤン
バの一部を切欠して示す平面図、第4図はドラフ
トチヤンバの一部を切欠して示す側面図、第5図
は扉に設けた操作用スイツチを示す図、第6図お
よび第7図は従来例を示し、第6図はドラフトチ
ヤンバの一部を切欠して示す正面図、第7図はド
ラフトチヤンバの一部を切欠して示す平面図であ
る。 21……ドラフトチヤンバ本体、26……開放
部、28……扉、29……ラツク、30……歯車
軸、32……歯車、33……モータ、34,35
……鎖、36……無端鎖帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面部を開放したドラフトチヤンバ本体と、こ
    のドラフトチヤンバ本体の前面開放部に昇降自在
    に設けられた扉と、前記ドラフトチヤンバ本体に
    おいて前記扉の両側に垂直方向に沿つて昇降自在
    に設けられ前記扉に連結された一対のラツクと、
    前記ドラフトチヤンバ本体に設けられ前記一対の
    ラツクに噛合する一対の歯車と、モータおよびこ
    のモータの回転を前記一対の歯車に伝達する回転
    伝達機構と、前記扉に設けられた第一のスイツチ
    および第二のスイツチと、前記扉に上下方向に変
    位可能に設けられ下向きの変位により前記第一の
    スイツチを動作させる第一のスイツチ操作体およ
    び前記扉に上下方向に変位可能に設けられ上向き
    の変位により前記第二のスイツチを動作させる第
    二のスイツチ操作体とを具備し、前記第一のスイ
    ツチおよび第二のスイツチは前記モータの電源回
    路に組込まれ、前記第一のスイツチはその動作に
    より前記扉を下降させる回転方向をもつて前記モ
    ータを回転駆動する信号を出力するものであり、
    前記第二のスイツチはその動作により前記扉を上
    昇させる回転方向をもつて前記モータを回転駆動
    する信号を出力するものであることを特徴とする
    ドラフトチヤンバ。
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