JPH05255644A - 基体表面に活性化剤含有層を適用することにより活性化可能な接着剤と接合するように基体表面を調製する方法 - Google Patents

基体表面に活性化剤含有層を適用することにより活性化可能な接着剤と接合するように基体表面を調製する方法

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JPH05255644A
JPH05255644A JP3061202A JP6120291A JPH05255644A JP H05255644 A JPH05255644 A JP H05255644A JP 3061202 A JP3061202 A JP 3061202A JP 6120291 A JP6120291 A JP 6120291A JP H05255644 A JPH05255644 A JP H05255644A
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JP
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weight
sandblasting
substrate surface
activator
adhesive
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JP3061202A
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Inventor
Peter Koran
コーラン ペーター
Oswald Gasser
ガッサー オスヴァルト
Rainer Guggenberger
グッゲンベルガー ライナー
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Thera Patent GmbH and Co KG Gesellschaft fuer Industrielle Schutzrechte
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J5/00Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers
    • C09J5/02Adhesive processes in general; Adhesive processes not provided for elsewhere, e.g. relating to primers involving pretreatment of the surfaces to be joined

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 活性化可能な接着剤と接合するように、基体
表面を調製する方法を提供する。 【構成】 基体表面に、活性化剤を混合したサンドブラ
スト剤を用いたサンドブラストにより、層を形成するも
のであり、この層は、必要に応じてシラン化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基体表面をプラスチッ
ク材料と結合するように該基体表面を調整する方法であ
って、基体表面にサンドブラストで一つの層を適用する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば木材、ガラス、金属、セラミック
またはプラスチック材料からなる基体表面の間を、プラ
スチックを含む接着剤によって、またはプラスチック材
料による基体の被覆によって接合することは、最も異な
った気象条件のもとで耐久性がなければならない。基体
─プラスチック─結合の接着強度は、機械的または熱的
変形のような最も異なった荷重のもとで、理想的には、
常にプラスチックの内部強度(凝集強度)より強くなけ
ればならない。
【0003】EP−A−0326097から、基体表面
をプラスチック材料と接着するように調整する方法とし
て、基体表面をサンドブラスト法によって被覆する方法
が知られている。ここで使用されるサンドブラスト剤
は、該サンドブラスト剤の重量に対して、(A)0.0
1ないし90重量%の5μmより小さい粒径を持ち、基
体表面より高い硬度を有する、場合によりシラン化され
た材料、および/または(B)20ないし100重量%
の2ないし200μmの平均粒径を持つ、シラン化され
た珪素含有材料、および(C)残部としての、5μmよ
り大きい平均粒径を持つサンドブラスト剤からなるもの
であり、このようにして得た接着媒介層は、その後必要
に応じてシラン化される。また、類似の方法が、DE−
B−3802043によっても公知である。
【0004】これらの二つの方法は、実質的に基体への
接着剤の接着強度と接着の長期安定性を増加するが、例
えば嫌気性接着剤の使用には好ましくない。なぜなら、
それらの重合および接着は、空気を排除して、例えば金
属イオンのような触媒の作用によってだけ行われ、その
結果両方の方法で塗布された薄い無機層は嫌気性接着剤
の重合を完全に又は大きく禁止するからである。他の
「活性化可能な」接着剤、例えばいわゆるシアノアクリ
レート系の接着剤も、上記の方法では低い接着値しか与
えない。
【0005】これらの場合、他の非金属基体表面(例え
ばプラスチック材料)の場合と同様に、その生成物の重
合は、活性化剤の塗布によってのみ開始または促進され
うる。この活性化剤は、嫌気性の接着剤の場合、通常、
容易にイオンを放出する金属化合物を含んでいる。
(G.ハーベニヒト著「クレーベン」スプリンガー・フ
ェルラーク刊、1986年15ページ以降、特に18ペ
ージを参照されたい。)しかし、この方法で得られる接
着強度は不充分である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、活性
化可能で特に嫌気性の接着剤によって非金属表面に接着
剤の接合が可能なように基体表面を前処理することであ
る。同時に、この表面処理は、高温、大きい温度変化、
大気湿度および酸やアルカリ液のような侵食性の媒体な
どの特に困難な環境条件下で、接合の長期安定性を改善
すべきである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、サンドブラ
スト剤に活性化剤を加え、それによって活性化可能な接
着剤で明らかに向上した接着強度が得られるという方法
で達成される。必要ならば、そのあと塗布された活性化
剤を含む接着媒介層をシラン化して、それによって接合
の強度および長期安定性をさらに向上させることができ
る。本発明の一つの実施態様によれば、前処理された基
体表面に活性化可能な、好ましくは嫌気性の接着剤を塗
布する。
【0008】サンドブラスト剤としては、EP−A−0
326097によって公知のサンドブラスト剤が好まし
く使用される。活性化剤は、このサンドブラスト剤の三
つの成分(A)、(B)および(C)に添加される。
【0009】本発明の方法には、木材、金属、セラミッ
ク、ガラスまたはプラスチックの表面が使用でき、金属
およびプラスチックの表面の使用が好ましい。
【0010】本発明の方法は、任意の用途分野に使用で
きる。すなわち、例えばサンドブラスト剤にアミンまた
は他の塩基性物質を配合することによって本発明に従い
上記のシアノアクリレート系の接着剤を活性化できる。
しかし、本発明の方法は、嫌気性の接着剤の分野で使用
されるのが好ましい。
【0011】任意の量の活性化剤、例えばサンドブラス
ト剤の重量に対して0.001ないし25重量%の活性
化剤をブラスト剤に添加することができる。しかし、サ
ンドブラスト剤の重量に対して0.1ないし10重量
%、特に好ましくは1ないし10重量%の活性化剤を加
えるのが好ましい。
【0012】活性化剤として好ましいのは、金属の粉末
および/または一種以上の金属塩の粉末である。特に好
ましいのは、銅、銅塩、例えば硫酸銅またはプロセトニ
ン酸銅〔ビス─(1─フェニル─1,3─ペンタンジオ
ナト)Cu(II)〕、鉄および鉄塩、例えば硫酸鉄であ
る。活性化剤はまた、アミンおよび/またはアンモニウ
ム化合物および/または他の塩基性化合物であってもよ
い。
【0013】本発明の方法によって前処理された基体表
面は、すべての公知の嫌気性接着剤(例えば、G.ハー
ベニヒト著、「クレーベン」、スプリンガー・フェルラ
ーク刊、1986年、15ページ以降を参照された
い)、例えばジメタクリル酸テトラエチレングリコー
ル、ジアクリル酸テトラエチレングリコール、ジアクリ
ル酸ヘイサンジオールなどのようなジアクリル酸エステ
ルで処理することができる。多官能アクリル酸エステ
ル、例えばトリアクリル酸トリメチロールプロパンまた
はテトラアクリル酸ペンタエリスリトールも使用でき
る。一般に、単官能および多官能のアルコールのアクリ
ル酸およびメタクリル酸エステルがよく適する。接着性
を良くするために、メタクリル酸ヒドロキシエチルまた
はメタクリル酸ヒドロキシプロピルのような多官能アク
リル酸エステルおよびさらに少量の遊離のメタクリル酸
を材料に添加するのも有利である。材料は、触媒として
過酸化物、好ましくはヒドロペルオキシド、例えばクメ
ンヒドロペルオキシドを含む。
【0014】好ましいサンドブラスト剤の成分(A)、
(B)および(C)ならびにその好ましい実施態様は、
EP−A−0326097およびDE−B−38020
43により公知である。
【0015】成分(A)としては、5μm未満の粒径を
持ち、基体表面より高い硬度を有する、場合によりシラ
ン化された材料を、サンドブラスト剤の重量に対して
0.01ないし90重量%、好ましくは特に1μm未満
の粒径の材料を0.1ないし30重量%使用する。粒径
0.1μm未満の材料(A)が特に好ましく、ここに又
今後「粒径」というのは、一次粒径を指す。
【0016】基体および成分(A)の硬度は、モース、
ブリネル、クヌープまたはビッカースの方法で測定で
き、この場合、基体および成分(A)の硬度試験にはそ
れぞれ同じ方法を使用すべきである。極めて細かい材料
(1μm未満)の硬度試験にはもっと粗い形の同じ材料
を使用する。基体より高い硬度を持つ成分(A)の本発
明による使用によって、成分(A)なしのサンドブラス
トに比べて、少なくとも30%、好ましくは50%高い
接着強度が得られる。
【0017】或る好ましい実施態様においては、成分
(A)として使用される材料はシラン化される。
【0018】珪素含有材料を成分(A)として使用する
のが好ましく、特に0.01ないし50重量%の必要に
応じてシラン化された珪素含有材料を使用するのが好ま
しい。
【0019】特に成分(A)として好ましいのは、石
英、石英ガラス、少なくとも10重量%の珪素を含む珪
酸塩ガラス、炭化珪素、窒化珪素および/または焼成珪
酸、酸化アルミニウム、二酸化チタンおよび/または二
酸化ジルコニウムならびに第3族および第4族ならびに
第4b亜族の酸化物、窒化物および/または炭化物であ
る。これらの物質は、例えば10μmの平均粒径を有し
てもよいが、必要に応じてシラン化された5μm未満の
材料を少なくとも0.01重量%含まねばならない。特
に好ましいのは、0.001ないし0.05μmの平均
粒径を持つ焼成珪酸である。
【0020】成分(A)は、反応条件下で不活性でなけ
ればならない。好ましい成分(A)は、また1000℃
を超える衝撃温度で不活性である。
【0021】成分(B)としては、平均粒径2ないし2
00μmのシラン化された珪素含有材料の20ないし1
00重量%が使用され、好ましい平均粒径5ないし10
0μmを持つものを50ないし100重量%程度使用す
るのが好ましい。シラン化された珪素含有材料として
は、例えば石英、石英ガラス、少なくとも10重量%の
珪素を含む珪酸塩ガラス、窒化珪素、炭化珪素または少
なくとも10重量%の珪素を含むセミック材料が使用で
きる。特に好ましいのは、石英ガラス、珪酸塩ガラスな
らびに無定型窒化珪素である。珪酸塩ガラスおよび珪素
含有セミック材料を使用する場合は、30重量%を超え
る珪素含有量の材料が好ましい。
【0022】本発明により(C)として使用される平均
粒径5μm以上のサンドブラスト剤は、例えば酸化アル
ミニウム(コランダム)である。平均粒径は、5ないし
500μm、特に20ないし250μmであるのが好ま
しい。しかし、石英、石英ガラス、珪酸塩、珪酸塩ガラ
ス、窒化珪素、炭化珪素または或る珪素含有量のセラミ
ック材料も有利に使用できる。
【0023】同一の組成で異なった粒径を持つ材料を、
成分(A)および/または(B)および(C)として好
ましく使用できる。
【0024】サンドブラスト剤の成分がシラン化されて
いる場合は、それはサンドブラスト剤の成分の重量に対
して好ましくは0.1ないし20重量%、特に好ましく
は1ないし5重量%のシランを含む。シラン化は、例え
ば充填剤技術で使用されるようなそれ自体公知の方法で
行う。すべての通常使用されるシランが本発明に使用さ
れるサンドブラスト剤の成分の製造に適しており、特に
適当なものはビニルトリメトキシシラン、γ─グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ─メタクロイルオ
キシプロピルトリメトキシシランおよびテトラメチルジ
ビニルシラザンである。これらの化合物は、好ましくは
アルコール溶液または酸性水溶液─例えば─酢酸酸性溶
液の形で使用される。
【0025】サンドブラスト剤の成分のシラン化の場合
も、本発明によって処理された表面のシラン化の場合
も、プラスチック材料、例えば接着剤のモノマー中に存
在するのと同じ官能基を持ったシランをそれぞれ使用す
るのが特に有利なことがわかった。すなわち、エポキシ
樹脂で金属を接合するのには、例えばエポキシ末端基を
持ったシランを使用するのが有利である。
【0026】さらに本発明を説明するために下記の実施
例を示すが、これにはモデル実験により本発明の方法が
驚くほど高い接着強度を与えることを示している。
【0027】
【実施例】
実施例1─ポリプロピレンの嫌気性接合─ 本方法の効果を、ポリプロピレンの接合で示す。60m
m×25mm×6mmの寸法のポリプロピレン製の試験
片を接合した。オーバーラップ長さ12mm、スペーサ
ーで規定した規定接合スリット0.2mmの一面剪断オ
ーバーラップ引張剪断試験片を製作した(接着剤DEL
O ML 187、ジメタクリル酸エステル系接着
剤)。 前処理方法は下記から成る: a)110μの純コランダムによるサンドブラスト。 b)次いで、嫌気性接着剤用の市販の活性化剤(DEL
O社の活性化剤No.2−銅系の活性化剤)の適用。 c)1%の銅粉の添加を伴った純コランダムに基づくD
E−B−3802043の実施例18に記載されたサン
ドブラスト剤によるサンドブラスト(約0.04μmの
平均粒径のシラン化されていない焼成珪酸1重量%、約
110μmの平均粒径のAl2 3 99重量%および銅
粉1重量%)。 d)c)に記載したブラスト剤によるサンドブラスト及
び続いてのアクリル官能性接着媒介剤(γ─メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン)の適用。
【0028】
【表1】
【0029】サンドブラストしただけのプラスチック材
料の場合は、接着強度は出ない。これはこの場合金属イ
オンの触媒作用が無いからである。b)及びその後の硫
酸銅溶液を含む活性化剤の塗布のように、このサンドブ
ラスト法で表面をケバ立てることによって、低い接着強
度が得られる。接着剤は重合して固化するが、測定結果
が示すように、低い接着強度しか持たない。
【0030】サンドブラスト剤に1%の銅粉を添加する
ことによって、金属を表面に強固に取り付け、かなり高
い接着強度を得ることができる。これは、適当なアクリ
ル官能性接着媒介剤(シラン)を使用することによって
d)でさらに強化される。
【0031】実施例2─嫌気性接合されたポリプロピレ
ン試験片に関する老化試験─ 実施例1と同様にして試験片を調製した。しかし、接着
剤DELO−ML118(ジメタクリル酸エステル系接
着剤)を使用した。接合の老化安定性を試験した。接合
は、40℃の塩噴霧と70℃の熱蒸留水中で、それぞれ
1及び2ヵ月間老化させた。下記の表は、得られた引張
─剪断─強度を示す。前処理の方法の説明は、実施例1
のとおりである。
【0032】
【表2】
【0033】本出願に記載された方法によって前処理さ
れた接合部d)だけが、老化試験のあともなお高い強度
を示した。この値は、接着剤の後架橋によってさらに増
加する。
【0034】実施例3─アルミニウムの嫌気性接着─ 引張─剪断─試験のために、60mm×25mm×1.6
mmの寸法の試験片を、オーバーラップ長さ12mm、
規定接合スリット0.2mmの一面剪断オーバーラップ引
張剪断試験片に接合した。接合は、アルミニウム合金A
lMgSi0.5の上で行った。
【0035】
【表3】
【0036】前処理の方法は、実施例1によって特徴づ
けられる。この場合も表面の純粋なケバ立てだけで接着
強度は低くなり、これは24時間後も接着剤が完全に硬
化しないことによる。これは、活性化剤の塗布(前処理
b)によって改善できる。接着層の完全な硬化が認めら
れる。しかし、前処理c)のさらに良い結果が示すよう
な接着接合はまだ完全に利用されていない。接着媒介剤
の塗布によって、前処理d)によりさらに改善が得られ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明では、活性化可能な接着剤、特に
嫌気性の接着剤にも、非常に安定して接合しうるよう
に、非金属表面を改良できる。本発明を適用して、非金
属表面を嫌気性の接着剤で接合した場合、高温又は侵食
性媒体など過酷な環境条件に曝しても、良好な接合性を
長期間安定に保つことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター コーラン ドイツ連邦共和国、デー‐8120 ヴァイル ハイム、タシローリング 7 (72)発明者 オスヴァルト ガッサー ドイツ連邦共和国、デー‐8031 ゼーフェ ルト、ヘーエンシュトラーセ 10 (72)発明者 ライナー グッゲンベルガー ドイツ連邦共和国、デー‐8036 ヘルシン グ、ジーグル‐シュトラーセ 10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体表面に、サンドブラスト剤でサンド
    ブラストすることによって、一つの層を形成し、次い
    で、必要に応じて、このようにして得た接着媒介層をシ
    ラン化するものであって、上記サンドブラスト剤に、活
    性化可能な接着剤の硬化を触媒し及び/又は促進する活
    性化剤を混合することを特徴とする、基体表面をプラス
    チック材料と接合するように調製する方法。
  2. 【請求項2】 サンドブラスト剤が、サンドブラスト剤
    の重量に対して、(A)粒径5μm未満で、基体表面よ
    り高い硬度を有する、必要に応じてシラン化された材料
    0.01ないし90重量%、および/または(B)平均
    粒径2ないし200μmのシラン化された珪素含有材料
    20ないし100重量%を含み、(C)残部が平均粒径
    5μm以上のサンドブラスト剤からなることを特徴とす
    る請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 サンドブラスト剤の重量に対して、0.
    001ないし25重量%、好ましくは0.1ないし10
    重量%、特に好ましくは1ないし10重量%の活性化剤
    を混合することを特徴とする請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】 活性化剤が、金属粉および/または一種
    以上の金属塩の粉末であることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項の方法。
  5. 【請求項5】 活性化剤が、アミンおよび/またはアン
    モニウム化合物および/または他の塩基性化合物である
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項の方
    法。
  6. 【請求項6】 サンドブラストのあと、基体表面に活性
    化可能な接着剤、好ましくは嫌気性の接着剤を塗布する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項の方
    法。
  7. 【請求項7】 活性化可能な接着剤、好ましくは嫌気性
    の接着剤による接着のための基体表面の前処理への請求
    項1によるサンドブラスト剤の使用。
  8. 【請求項8】 サンドブラスト剤の重量に対して、
    (A)0.01ないし90重量%の粒径5μm未満で、
    基体表面より高い硬度を有する、必要に応じてシラン化
    された材料、および/または(B)20ないし100重
    量%の平均粒径2ないし200μmのシラン化された珪
    素含有材料、および(C)残部としての、平均粒径5μ
    m以上のサンドブラスト剤を含むサンドブラスト剤と、
    サンドブラスト剤の重量に対して、0.001ないし2
    5重量%、好ましくは0.1ないし10重量%、特に好
    ましくは1ないし10重量%の活性化剤を含むことを特
    徴とするサンドブラスト用材料。
JP3061202A 1990-03-01 1991-02-28 基体表面に活性化剤含有層を適用することにより活性化可能な接着剤と接合するように基体表面を調製する方法 Pending JPH05255644A (ja)

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DE4006442A DE4006442A1 (de) 1990-03-01 1990-03-01 Verfahren zur vorbereitung einer substratoberflaeche fuer die verklebung mit aktivierbaren klebstoffen durch aufbringen einer einen aktivator enthaltenden schicht auf die substratoberflaeche
DE4006442.5 1990-03-01

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US (1) US5185184A (ja)
EP (1) EP0444701B1 (ja)
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DE (2) DE4006442A1 (ja)
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