JPH05254820A - 超音波エネルギーを使用したシリコーンゲルの製造法 - Google Patents

超音波エネルギーを使用したシリコーンゲルの製造法

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JPH05254820A
JPH05254820A JP4329755A JP32975592A JPH05254820A JP H05254820 A JPH05254820 A JP H05254820A JP 4329755 A JP4329755 A JP 4329755A JP 32975592 A JP32975592 A JP 32975592A JP H05254820 A JPH05254820 A JP H05254820A
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vinyl
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Judith Stein
ジュディス・ステイン
Larry Neil Lewis
ラリー・ネイル・ルイス
Chris A Sumpter
クリス・アレン・サンプター
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エラストマー、埋込用材料及び被覆用組成物
を包含するシリコーンゲルの製法。 【構成】 ビニルシリコーン、水素化珪素シロキサン及
び有効量の白金族金属触媒を含んでなる一液型及び二液
型硬化性シリコーン組成物の速やかな硬化を超音波エネ
ルギーの使用によって達成する方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビニルシリコーン、水素
化珪素シロキサン及び有効量の白金族金属触媒を含有し
てなる硬化性シリコーン混合物に超音波エネルギーを作
用させることによってエラストマー、埋込用材料及び被
覆用組成物を包含するシリコーンゲルの製造法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本発明がなされる以前においては、白金
触媒を用いるヒドロシリル化付加反応によって硬化し得
るオルガノポリシロキサン組成物は、Lewisらの米
国特許第5,015,691号明細書に示されているご
とく、一般に加熱によって硬化されている。しかしなが
ら、Boudjoukは米国特許第4,447,633
号明細書において、超音波エネルギーを使用することに
よってシラン型水素をもつシランを1−ヘキセン又はス
チレンのようなオレフィン性不飽和化合物に付加し得る
ことを認めた。担持された白金金属触媒を使用し得る。
Boudjoukが推奨する白金触媒は炭素粒子のよう
な担体上に担持された微細金属触媒のような高い表面積
をもつ白金金属触媒であった。Boudjoukの研究
結果を追試するために、たとえばKarstedtの米
国特許第3,775,452号明細書に示される白金錯
体のような有機溶剤中に可溶性の白金触媒のごとき非担
持型又は均質型白金触媒を用い、超音波エネルギーを使
用して脂肪族不飽和化合物の水素化珪素へのヒドロシリ
ル化を行なわせる試みは成功しなかった。
【0003】
【発明の概要】本発明はシリコーンゲル、たとえばエラ
ストマー状ポリジオルガノシロキサン、シリコーン埋込
用材料及び被覆用組成物の形成はビニル基含有ポリジオ
ルガノシロキサン液体のようなビニルシリコーン、水素
化珪素シロキサン及び以下に規定するごとき非担持又は
均質白金触媒の混合物に超音波エネルギーを作用させる
ことによって達成し得るとの知見に基づくものである。
【0004】したがって本発明は、ビニルシリコーン、
水素化珪素シロキサン及びビニルシリコーンと水素化珪
素シロキサンとの付加反応を達成するに有効量の白金族
金属触媒を含有してなるオルガノポリシロキサン混合物
に接触させながら超音波エネルギー供給源から超音波エ
ネルギーを発生させることからなる、超音波エネルギー
を使用して液状オルガノポリシロキサン混合物中に周囲
温度でヒドロシリル化反応を開始させる方法を提供する
ものである。
【0005】さらに本発明は、つぎの工程: (1)重量基準で、つぎの成分: (a)ビニルシリコーン100部;(b)水素化珪素シ
ロキサン約1ないし約40部;及び(c)成分(a)及
び(b)のヒドロシリル化反応用触媒として有効量の白
金族金属触媒;を含有してなり、25℃で約100ない
し約1,000,000センチポイズの粘度をもち、し
かも25℃で少なくとも2時間の間粘度の実質的な増加
に耐え得る液体混合物を形成し;そして (2)工程(1)の混合物を超音波エネルギー発生器と
接触させ、その間該発生器により工程(1)の混合物と
の接触点において5×10-5ないし100ワット/cm2
/秒の出力で約10ないし約50kHz の周波数を工程
(1)の混合物の粘度がほゞ少なくとも2倍に増加する
まで発生する;工程を含んでなる方法を提供するもので
ある。
【0006】
【発明の詳細な開示】本発明の方法において使用し得る
ビニルシリコーンは好ましくは約100ないし200,
000センチポイズの粘度を有し得るビニルオルガノポ
リシロキサン、すなわち“ビニルシロキサン”である。
好ましいビニルシロキサンは次式:
【0007】
【化1】
【0008】(式中、C2 3 はビニル基であり、そし
てRはオレフィン性不飽和分を含まないC(1-13)一価有
機基から選んだ基であり、そしてtは25℃で約100
ないし200,000センチポイズの粘度をもつビニル
シロキサンを与えるに足る値をもつ正の整数である)の
範囲内のものを包含する。基Rは好ましくは1−8個の
炭素原子をもつアルキル基、たとえばメチル、エチル、
プロピル基;単環アリール基、たとえばフェニル、メチ
ルフェニル、エチルフェニル基;シクロアルキル基、た
とえばシクロヘプチル基;及びハロアルキル基、たとえ
ば3,3,3−トリフルオルプロピル基から選ばれる。
好ましくは、ビニルシロキサンは式: C2 3 (CH3 2 SiO0.5 の末端単位を有し、該末端単位は化学的に結合されてい
るシロキシ単位の合計モル数に基づいて約0.05ない
し約3.5モル%の範囲、好ましくは約0.14ないし
約2モル%の範囲で変動し得る。
【0009】式(1)のビニルシロキサンは一般に適切
なシクロテトラシロキサンと適切なビニル末端低分子量
ポリシロキサン連鎖停止剤とを平衡化させることによっ
て製造される。しかしながら、ビニルシロキサンの主鎖
中にビニルオルガノシロキシ単位を存在させることを望
む場合には、平衡化反応混合物中に予定量の環式ビニル
オルガノシロキサンを使用し得る。平衡化反応用の好ま
しい連鎖停止剤は低分子量ビニル末端オルガノポリシロ
キサン、たとえば対応するジシロキサン、トリシロキサ
ン、テトラシロキサン、である。これらの低分子量ビニ
ル末端ポリシロキサン重合体は対応するクロルシラン、
特にビニルジオルガノクロルシランをジオルガノジクロ
ルシランとともに加水分解して所望の連鎖停止剤を形成
することによって製造される。この連鎖停止剤を触媒の
存在下にオクタメチルシクロテトラシロキサンと平衡化
させることによって25℃で100ないし200,00
0センチポイズの範囲の粘度をもつ所望のビニルシロキ
サンを製造することができる。使用される触媒は好まし
くは温和な酸触媒、たとえばトルエンスルホン酸又は米
国、ニュージャージー州、エジソン在エンゲルハード・
コーポレーション製の硫酸活性化クレーである“フィル
トロール(Filtrol)”のような酸処理クレーで
ある。平衡化反応が約85%の完結度まで進行した時点
で酸触媒を塩基で中和することができ、あるいは酸活性
化クレーを使用して線状重合体を形成する場合には該触
媒を単に濾過することができる。過剰の環式化合物はス
トリッピングにより除去して線状重合体が低揮発分含量
をもちかつ比較的純粋なものとすることが好ましい。ま
た触媒としてたとえば水酸化カリウム又は水酸化ナトリ
ウムのようなアルカリ金属水酸化物を使用することもで
きる。
【0010】本発明に関して使用する用語“ビニルシリ
コーン”又は“ビニルシロキサン”はまたこゝに参考文
献として引用するF.J.Modicの米国特許第4,
418,157号明細書に示される三次元構造の重合体
を0−75部含有するシリコーン混合物も包含し得る。
たとえば、第一の樹脂はR3 SiO0.5 単位及びSiO
2 単位のような二種類の官能性単位を約0.25:1な
いし約0.8:1の範囲の比率で有する樹脂状共重合体
の形であることができそして第二の樹脂は(R)3 Si
0.5 単位、(R1 2 SiO単位及びSiO2 単位を
含んでなる共重合体のような三種類の官能性単位を有し
得るものであり、その単官能性R3 SiO0.5 単位対四
官能性SiO2 単位の比は約0.25:1ないし約1.
5:1でありそして二官能性(R1 2 SiO単位対四
官能性SiO2 単位の比は0:1ないし約0.5:1で
ある。上記官能単位を表わす式中、Rはさきに定義した
とおりでありそしてR1 は前記定義したR基及びビニル
及びアリル基のようなアルケニル基からなる群から選ん
だ基である。好ましい一実施態様においては、単官能性
単位及び四官能性単位から構成される第一の樹脂のR基
はメチル基であり、したがって第一の樹脂は(CH3
3 SiO0.5 単位及びSiO2 単位を有する。第二の樹
脂についてはRはメチル基そしてR1 はメチル基及び/
又はビニル基であることが好ましく、したがってつぎの
樹脂が提供される。 (CH3 3 SiO0.5 ,SiO2 ,(CH3 2 SiO (a) (CH3 3 SiO0.5 ,SiO2 ,(CH3 )(CH2 =CH)SiO(b) (CH3 3 SiO0.5 ,SiO2 ,(CH2 =CH)2 SiO (c) 及び上記樹脂の種々の混合物。
【0011】三次元構造の樹脂の好ましい実施態様にお
いては、単官能性基は式: を有しそして二官能性基は式: を有する。
【0012】勿論、これらの好ましい基はその他の所望
の性質の取得に関してより大きい融通性をもつように各
珪素原子に結合されている必要はない。一般に、第一の
シリコーン樹脂においては、R3 SiO0.5 単位対Si
2 単位の比は約0.25ないし約1.5:1の範囲、
好ましくは約0.5ないし約1.0:1の範囲である。
第二のシリコーン樹脂の場合には、R3 SiO0.5 単位
対SiO2 単位の比は約0.25ないし約1.5:1、
好ましくは約0.5ないし約1.0:1の範囲でありそ
して(R1 2 SiO単位対SiO2 単位の比は0ない
し約0.5:1、好ましくは0ないし約0.25:1の
範囲である。一般に、オルガノポリシロキサン基剤の重
量に基づいて約10ないし約75重量部の三次元構造の
樹脂が存在し得る。
【0013】上記した樹脂は当該技術において既知であ
り、たとえばDaudtらの米国特許第2,676,1
82号明細書、Sauerの米国特許第2,398,6
72号明細書、Dexterの米国特許第2,736,
721号明細書及びGoodwin,Jr.の米国特許
第2,857,356号明細書に記載されるごとき種々
の方法のいずれによっても製造し得る。
【0014】本発明の水素化珪素シロキサンの範囲内に
は、式:
【0015】
【化2】
【0016】(式中、R2 はオレフィン性不飽和分を含
まないC(1-13)一価炭化水素基でありそしてnは25℃
で1−500センチポイズの粘度をもちかつ該水素化珪
素シロキサン液体中の化学的に結合されているシロキシ
単位の全モル数に基づいて約3ないし9モル%の連鎖停
止ジオルガノハイドライドシロキシ単位をもつ“カップ
ラー”を与えるに足る値をもつ整数である)をもつ“カ
ップラー”である。
【0017】式(2)の水素化シリコーンカップラーに
加えて、本発明の硬化性オルガノポリシロキサン組成物
に使用される水素化珪素シロキサンは、SiO2 単位と
化学的に結合されたつぎの化学結合単位: (式中、R3 +H対Siの比は1.0ないし2.7の範
囲である)から本質的になる水素化珪素樹脂も包含し得
る。水素化珪素樹脂はまたSiO2 単位及び(R 5 2
SiO単位と化学的に結合された式: (式中、R4 +R5 +H対Siの比は1.2ないし2.
7の範囲である)の単位を有し得る。上式中、R3 ,R
4 及びR5 はオレフィン性不飽和分を含まないR 2 基か
ら選んだC(1-13)一価炭化水素基である。
【0018】水素化珪素シロキサンは対応する水素化ク
ロルシランを有機炭化水素溶剤の存在下で加水分解する
ことによって製造し得る。単官能性単位及び四官能性単
位のみをもつ樹脂の製造については、水素化ジオルガノ
クロルシランをテトラクロルシランとともに加水分解し
得る。単官能性シロキシ単位、二官能性シロキシ単位及
び四官能性シロキシ単位をもつ樹脂は水素化ジオルガノ
クロルシラン、テトラクロルシラン及びジオルガノジク
ロルシランを特定の比率で用いて加水分解することによ
って製造し得る。別の水素化珪素樹脂はこゝに参考文献
として引用するJeramの米国特許第4,040,1
01号明細書に示されている。
【0019】水素化珪素シロキサンはまた式:
【0020】
【化3】
【0021】(式中、R6 は前記R2 基から選んだオレ
フィン性不飽和分を含まないC(1-13)一価炭化水素基で
あり、そしてp及びqは25℃で1ないし1,000セ
ンチポイズの粘度をもつ重合体を与えかつ該ポリシロキ
サンが0.04ないし1.4重量%の水素含量をもつに
足る値をもつ整数である)をもつ水素含有線状ポリシロ
キサンをも包含する。
【0022】式(3)の水素化珪素シロキサンはR6
換基を含む適切な水素化環式ポリシロキサンR6 置換基
を含む適切な環式ポリシロキサンとを低分子量線状トリ
オルガノシロキシ末端連鎖停止剤の存在下に平衡化させ
ることによって製造し得る。前記式(2)及び(3)に
おいて及び前記した化学結合単位において、R2
3 ,R4 ,R5 及びR6 は同一でも異なってもよいか
つ1−8個の炭素原子をもつアルキル基、たとえばメチ
ル、エチル、プロピル基等;シクロアルキル基、たとえ
ばシクロヘキシル、シクロヘプチル基等;アリール基、
たとえばフェニル、トリル、キシリル基等;及びハロア
ルキル基、たとえば3,3,3−トリフルオルプロピル
基、から選んだ基であり得る。
【0023】式(2)の水素化珪素カップラーは加水分
解法又は酸触媒の存在における平衡化法によって製造し
得る。平衡化法においては、適切なシクロテトラシロキ
サン類をジ水素化テトラオルガノジシロキサンのような
低分子量水素末端連鎖停止剤を用いて平衡化させる。酸
触媒を使用する平衡化反応はビニル基含有基剤重合体の
製造について説明した方法とほとんど同じである。加水
分解法においては、適切な水素化ジオルガノクロルシラ
ンを適切な量のジオルガノジクロルシランとともに加水
分解して前記式(2)の所望の重合体を形成させる。得
られる水素化シロキサンはストリッピングによって望ま
しくない環式体から分離し得る。
【0024】本発明の一液型熱硬化性組成物中に使用し
得る白金族金属触媒はロジウム、ルテニウム、パラジウ
ム、オスミウム、イリジウム及び白金から選んだ金属に
基づくものを包含する。特に好ましい白金族金属触媒は
周知の白金及びロジウム触媒、たとえばAshbyの米
国特許第3,159,601号及び同第3,159,6
62号明細書に記載される白金炭化水素錯体、Lamo
reauxの米国特許第3,220,970号明細書に
記載される白金アルコラート触媒、Karstedtの
米国特許第3,814,730号明細書に記載される白
金錯体、Modicの米国特許第3,516,946号
明細書に記載される塩化白金−オレフィン錯体及びEc
kbergの米国特許第4,262,107号明細書に
記載されるロジウム錯体(これらの特許明細書の記載を
こゝに参考資料として組入れる)である。
【0025】本発明の白金族金属触媒の有効量は硬化性
オルガノポリシロキサン組成物の重量に基づいて5ppm
ないし200ppm 、好ましくは10ppm ないし100pp
m の白金族金属を与えるに足る量である。硬化性オルガ
ノポリシロキサン混合物の保存寿命を延長するために使
用し得る抑制剤の例はジメチルマレエート、ジアリルマ
レエート、ジエチルアゾジカルボキシレート、ジイソプ
ロピルアゾジカルボキシレート、2,2′−ビピリジ
ン、4−メチルブチン−1−オール、4−フェニル−
1,2,4−トリアゾリン−3,5−ジオン及び2−ブ
タノンペルオキシドである。これらの抑制剤は該硬化性
オルガノポリシロキサン混合物100重量部当り0.0
01ないし0.5重量部の割合で使用し得る。
【0026】本発明の方法の実施においては、ビニルシ
リコーン液体及び水素化珪素シロキサン液体の付加硬化
性オルガノポリシロキサン混合物をそれに有効量の白金
触媒を含ませて製造することができる。別法として、L
ewisらの米国特許第5,015,691号及び同第
5,025,073号明細書又は1991年11月29
日付米国特許出願第800,311号明細書に記載され
るごとく潜伏性白金触媒を使用しない場合には、ビニル
シリコーン液体及び水素化珪素シロキサン液体の混合物
及び有効量の白金族金属触媒を形成することによって二
液型付加硬化性オルガノポリシロキサン組成物を製造す
ることができる。
【0027】本発明の超音波エネルギー硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物中にはビニルシロキサン100重
量部当り5ないし100重量部の充填剤を配合すること
ができる。充填剤はヒュームドシリカ、沈降シリカ及び
それらの混合物から選択し得る。ビニルシロキサン10
0重量部当り50重量部未満の充填剤を使用することが
好ましい。ヒュームドシリカ及び沈降シリカのような補
強用充填剤の代りに増量用充填剤を使用することもでき
る。別の補強用充填剤及び種々の増量用充填剤の例は二
酸化チタン、リトポン、酸化亜鉛、珪酸ジルコニウム、
シリカエーロゲル、酸化鉄、珪藻土、炭酸カルシウム、
シラザン処理シリカ、ガラス繊維、酸化マグネシウム、
酸化クロム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、α
−石英、焼成クレー、炭素、グラファイト、コルク、
綿、合成繊維等を包含する。
【0028】液体射出成形用の用途については、粘度を
25℃で500,000センチポイズ以下に、より好ま
しくは25℃で200,000センチポイズ以下に限定
するのが望ましいことが認められた。本発明の超音波エ
ネルギー硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化は
5×10-5ないし100ワット/cm2 /秒において10
kHz ないし50kHz のエネルギー準位で、好ましくは
0.1ないし50ワット/cm2 /秒において20ないし
30kHz のエネルギー準位で達成し得る。
【0029】
【実施例の記載】つぎに本発明を当業者によりよく実施
せしめ得るように、本発明を実施例によって説明する
が、これらの実施例は単に例証の目的で示すものであっ
て何等本発明を限定するものではない。実施例中、すべ
ての部は重量部を表わす。実施例1 25℃で280センチポイズの粘度をもつビニル末端ポ
リジメチルシロキサン液体50部、10μmの平均粒度
をもつα−石英49部及びカーボンブラック1部から成
る混合物48gを、Karstedtの米国特許第3,
775,452号明細書に示される白金触媒29.1μ
l(6.41×10-6モルのPt)をCH2 Cl2 1ml
中の2,2′−ビピリジン(BIPY)0.015g
(9.62×10-5モル)の溶液に添加することによっ
て製造された潜伏性白金触媒と組合せて用いて一液型付
加硬化性混合物を製造した。このシリコーン−白金触媒
反応混合物を室温で4時間攪拌した。すなわち、この混
合物は均質になるまで攪拌した。この混合物に、25℃
で150センチポイズの粘度をもちかつ0.8%の水素
を含む水素化珪素シロキサン架橋剤2gを添加した。こ
の組成物を約2分間混合して810センチポイズの粘度
をもちかつ白金25ppm を含む均質なシリコーン付加硬
化性組成物を得た。
【0030】この付加硬化性組成物の一部分31gを、
チタン製ホーン(4.9cm2 の表面積をもつ)を備えた
ブランソン(Branson)184V超音波発生装置
に105秒間暴露させ、その間該装置を1.6ワット/
cm2 /秒で20kHz の暴露を与えるように100%出力
(850ワット)で作動して硬化を達成させた。上記と
同一の組成物31gを150℃に設定されたオーブン中
で上記と実質的に同等の硬化を達成させるには25分を
要することが認められた。実施例2 4,000センチポイズの粘度をもつポリジメチルシロ
キサン液体及びトリメチルシロキシ単位、メチルビニル
シロキシ単位及びテトラシロキシ単位からなる樹脂を
3:1の重量比で含んでなる末端ビニルジメチルシロキ
シ基をもつ二種類のポリジメチルシロキサン類のビニル
ポリジメチルシロキサン配合物100部を用いて一液型
付加硬化性オルガノポリシロキサン組成物を製造した。
すなわち、上記配合物に白金25ppm を潜伏性触媒とし
て、すなわちLewisらの米国特許第5,025,0
73号明細書に示されるごとき1,5−シクロオクタジ
エン−二塩化白金の1:1錯体とβ−シクロデキストリ
ンの包接化合物として混合し、得られる混合物にジメチ
ル水素シロキシ単位及びテトラシロキシ単位から本質的
になりかつ0.95重量%の水素含量をもつ水素化珪素
シロキサン架橋剤4.5部を添加した。得られる一液型
オルガノポリシロキサン組成物の試料20gは実施例1
の方法に従って3分間で硬化することが認められた。こ
の硬化の達成には約1ワット/cm2 /秒の暴露が必要で
あったことが判明した。実施例3 二液型付加硬化性オルガノポリシロキサン組成物を、実
施例2のビニルポリジメチルシロキサン配合物とKar
stedtの米国特許第3,725,452号明細書に
記載されるごとき白金錯体の形の白金25ppm とを混合
することによって製造した。さらに得られる混合物に実
施例2の水素化珪素シロキサン架橋剤を添加して、ビニ
ルポリジメチルシロキサン配合物約75部、水素化珪素
シロキサン架橋剤4.5部及び白金25ppm を含んでな
る二液型付加硬化性オルガノポリシロキサン組成物を得
た。得られる付加硬化性組成物は周囲条件下で2時間に
わたり安定であった。しかしながら、該組成物を実施例
1の方法に従って超音波に暴露すると、該組成物は30
秒以内にゲル化した。
【0031】上記した実施例は本発明の方法の実施に使
用し得るきわめて多数の変数のうちの二、三の例のみに
ついて説明するものであるが、本発明はこれらの実施例
に先立つ記載に示されるごとき一液型又は二液型の両者
を包含する著しく広範囲の付加硬化性オルガノポリシロ
キサン組成物の使用を意図するものであることは勿論で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリス・アレン・サンプター アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スコテ ィア、キール・ドライブ、22番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニルシリコーン、水素化珪素シロキサ
    ン及び前記ビニルシリコーンと水素化珪素シロキサンと
    の付加反応を達成するに有効量の白金族金属触媒を含有
    してなるオルガノポリシロキサン混合物に触媒させなが
    ら超音波エネルギー供給源から超音波エネルギーを発生
    することからなる、超音波エネルギーを使用して液状オ
    ルガノポリシロキサン混合物中に周囲温度においてヒド
    ロシリル化反応を開始させる方法。
  2. 【請求項2】 つぎの工程: (1)重量基準で、つぎの成分: (a)ビニルシリコーン100部、(b)水素化珪素シ
    ロキサン約1ないし約40部、及び(c)成分(a)及
    び(b)のヒドロシリル化反応用触媒として有効量の白
    金族金属触媒、を含有してなり、25℃で約100ない
    し約1,000,000センチポイズの粘度をもち、し
    かも25℃で少なくとも2時間の間粘度の実質的な増加
    に耐え得る液体混合物を形成し;そして (2)工程(1)の混合物を超音波エネルギー発生器と
    接触させ、その間該発生器により工程(1)の混合物と
    の接触点で5×10-5ないし100ワット/cm2/秒の
    出力で約10ないし約50kHz の周波数を工程(1)の
    混合物の粘度がほゞ少なくとも2倍に増加するまで、発
    生する;工程を含んでなる方法。
  3. 【請求項3】 ビニルシリコーンがビニル末端ポリジメ
    チルシロキサン液体である請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 水素化珪素シロキサンが水素化珪素ポリ
    ジメチルシロキサン液体である請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 液状オルガノポリシロキサン混合物が一
    液型付加硬化性混合物の形である請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 液状オルガノポリシロキサン混合物が二
    液型付加硬化性混合物である請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 潜伏性白金触媒を使用する請求項1記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 白金触媒抑制剤を使用する請求項1記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 液状オルガノポリシロキサン混合物が被
    覆用組成物である請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 白金族金属触媒がβ−シクロデキスト
    リン及び白金錯体の包接化合物である請求項1記載の方
    法。
JP4329755A 1991-12-13 1992-12-10 超音波エネルギーを使用したシリコーンゲルの製造法 Withdrawn JPH05254820A (ja)

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