JPH05253272A

JPH05253272A - 温水源式スチームサウナユニット

Info

Publication number: JPH05253272A
Application number: JP5394192A
Authority: JP
Inventors: Kazuhisa Shimada; 和久島田
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1992-03-12
Filing date: 1992-03-12
Publication date: 1993-10-05
Anticipated expiration: 2016-09-25
Also published as: JP3211333B2

Abstract

(57)【要約】【目的】サウナ室に温風と涼風を必要に応じて選択的
に吐出可能として、サウナ入浴者に温度変化による刺激
を与えることのできるサウナユニットを提供すること。【構成】温水供給部より散水部に温水を供給し、同散
水部より熱交換部に温水を散布して蒸気を発生させ、同
蒸気をサウナ室内に吐出可能とした温水源式スチームサ
ウナユニットにおいて、冷水と温水を混合する混合部を
設け、散水温度を任意の温度に調整可能としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、散水部から散布される
散水の温度を変化させる散水温度可変部を備えた温水源
式スチームサウナユニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、温水源式スチームサウナユニット
の一形態として、温水供給部から供給される温水を散布
する散水部と、該散水部より散布される温水とサウナ室
内の空気を熱交換させる熱交換部を設けたものがある。

【０００３】そして、かかるサウナユニットでは、所定
温度、所定流量の温水を供給する給湯機等を温水供給部
として用いるとともに、温水供給部と散水部の間に開閉
弁を介設し、この開閉弁を開閉制御することによってサ
ウナ室内の温度を調節していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、他水栓と接
続した給湯機を温水供給部として用いた場合、他水栓の
使用によって供給温水が所定の流量に達しない能力不足
が生じると、室内の温度を上昇させるのに時間を要する
ことがあった。

【０００５】また、急速に室内温度が上昇することを好
む入浴者と、滑らかに室内温度が上昇することを好む入
浴者がいた場合、従来の方式では温度の上昇勾配が一定
であったため、一方の入浴者の好みにあわせて温度の上
昇勾配を設定すると、他方の入浴者にとっては不満が残
るものであった。

【０００６】さらに、サウナ室内の温度を一旦上昇させ
た後に降下させる場合、元の低温雰囲気に戻すのに時間
を要するという問題があったために、低温雰囲気からサ
ウナ入浴を開始しようとする後続の入浴者にとっては待
ち時間が長いという不満があった。

【０００７】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、温
水供給部から供給される温水を散布する散水部と、該散
水部より散布される散水とサウナ室内の空気を熱交換さ
せる熱交換部とを備えた温水源式スチームサウナユニッ
トにおいて、前記温水供給部と前記散水部の間に、温水
供給部から供給される温水の温度と異なる温度に散水の
温度を調整する散水温度可変部を介設したことを特徴と
する温水源式スチームサウナユニットを提供せんとする
ものである。

【０００８】また、本発明は次の構成にも特徴を有す
る。

【０００９】上記温水源式スチームサウナユニットに
おいて、前記温水供給部と前記散水部の間に、冷水供給
部から供給される冷水と温水供給部から供給される温水
を混合する混合部を介設するとともに、該混合部におけ
る冷水と温水の混合比を制御する混合制御部を設けたこ
と。

【００１０】サウナ室内の温度を検出する室温検出部
を設け、前記混合制御部は前記室温検出部の検出温度に
基づいて混合部を制御すること。

【００１１】サウナ室内を冷却するための信号を発す
る冷却信号発生部を設けるとともに、前記混合制御部は
前記冷却信号発生部からの信号に基づいて前記混合部を
制御して、サウナ室内を冷却すること。

【００１２】経時的に変化する信号を発する変動信号
発生部を設けるとともに、前記混合制御部は前記変動信
号発生部からの信号に基づいて前記混合部を制御して、
サウナ室内の温度を経時的に変化させること。

【００１３】

【作用】請求１記載の構成にすることにより、温水供給
部が能力不足を起こし、温水供給部から供給される温水
が所定流量に達しない場合においても、散水の温度を供
給される温水の温度より高めに調整すれば、室内の空気
に対する散水部から散布される温水の加熱能力が低下す
るのを防止できるため、サウナ室内の温度を充分上昇さ
せることができる。

【００１４】そして、供給される温水温度と異なる温度
に散水の温度を調整することができるため、供給される
温水の温度を変化させることなしに、室内温度の上昇勾
配を可変にすることができる。

【００１５】しかも、散水の温度を供給される温水温度
より充分低めに調整すれば、散水によってサウナ室内の
空気の熱を奪うことができるため、サウナ室内を冷却す
ることができる。

【００１６】請求項２記載の構成にすることにより、温
水と冷水の混合比を自動制御することによって、散水温
度を自動的に調整できる。

【００１７】請求項３記載の構成にすることにより、サ
ウナ室内の温度を予め設定しておけば、設定温度と検出
温度の偏差に基づいて温水と冷水の混合比を自動制御す
ることができる。

【００１８】請求項４記載の構成にすることにより、サ
ウナ室内を冷却するための信号が発せられると、温水の
供給を停止して冷水のみ散水部に供給することができる
ため、サウナ室内を急速に冷却することができる。

【００１９】請求項５記載の構成にすることにより、経
時的に変化する信号が発せられると、温水と冷水の混合
比が経時的に変化して、散水温度を経時的に変化させる
ことができるため、サウナ室内の温度を経時的に変化さ
せることができる。

【００２０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。

【００２１】図１に示すＡは、本発明に係る温水源式ス
チームサウナユニットであり、同ユニットＡは、サウナ
室としての浴室Ｒに温風発生装置Ｂを設けているもので
ある。

【００２２】浴室Ｒは、床壁を形成する洗い場１と、前
後左右側壁よりなる周壁２と、天井壁３とから壁部を形
成し、同浴室Ｒ内には浴槽４と、同浴槽４に張水するた
めのカラン５とを設けている。

【００２３】温風発生装置Ｂは、周壁２を形成する一側
側壁2aに装置本体10を嵌め込み状に取付け、同装置本体
10に他側側壁2bに取付けた給湯機11（温水供給部）を接
続し、これら装置本体10の各駆動部を一側側壁2aに取付
けたパネル部12を操作して、他側側壁2bに取付けた制御
部13により制御可能としている。

【００２４】装置本体10は、図１及び図２に示すよう
に、一側側壁2aの上下部にそれぞれ吐出部14と空気吸入
部15を上下方向に一定の間隔を開けて設け、これらを一
側側壁2aの背面側において連通流路16により連通し、同
連結流路16内に空気吸入部15より吸入した空気を吐出部
14より吐出するためのファン17と、温水と空気を熱交換
させる熱交換部18と、同熱交換部18に温水を散布する散
水部19と、同散水部19から散布される温水を受けて集水
する集水部20とを設け、同集水部20には中途部に加圧ポ
ンプＰを具備する温水供給配管27を介して伝熱部21を接
続して構成している。Ｗは集水した温水である。

【００２５】吐出部14は、一側側壁2aの上部に流出口14
a を開口し、同流出口14a を流出口カバー14b により被
覆している。14c は流出口カバー14b に開口した吐出口
である。

【００２６】空気吸入部15は、一側側壁2aの下部に空気
吸入口15a を開口し、同吸入口15aに網状の空気吸入口
カバー15b を張設している。

【００２７】連通流路16は、一側側壁2aの背面に取付け
た装置本体10内に形成しており、吐出口14a の近傍にフ
ァン17を配設している。

【００２８】散水部19は、連通流路16内においてファン
17の直下方に略水平横方向に伸延させて配設しており、
図３に示すように、周壁に散水孔19a を有する管状に形
成し、同散水部19の基端を前記給湯機11の出湯管11a に
接続して、同散水部19よりその直下方に配設した熱交換
部18に一定温度（例えば、７５℃）の温水を散布してい
る。

【００２９】しかも、出湯管11a の先端側の部分には冷
水供給部としての給水管11c の先端を散水温度可変部と
しての混合部30を介して接続し、同混合部30により散水
部19へ供給する温水と冷水の混合比を調整可能としてい
る。なお、出湯管11a の中途部より分岐形成した出湯分
岐管11b は、前記カラン５に接続している。

【００３０】集水部20は、空気吸入口15a よりも下方に
位置する装置本体10の下部に集水タンク20a を形成し
て、同集水タンク20a 内に散水部19より散布された温水
を一定量集水可能とし、同集水タンク20a 内には、サー
ミスタ等の温度検出機能を有する集水温度検出部24を取
付けて、同検出部24により集水した温水の温度を検出可
能とすると共に、フロート式水位検出センサ等の水位検
出機能を有する集水水位検出部25を取付けて、同検出部
25により集水した温水の水位を検出可能としている。26
はオーバーフロー管、28は排水管である。

【００３１】伝熱部21は、周壁２内と天井壁３内に放熱
管を蛇行状に配管して形成しており、同伝熱部21内に、
集水タンク20a 内の温水を温水供給配管27を通して加圧
ポンプＰにより供給して、同伝熱部21内の温水より放出
される熱により周壁２と天井壁３を加温すると共に保温
することができるようにしている。Ｍはポンプ駆動用モ
ータである。

【００３２】操作パネル部12は、浴槽４近傍の一側側壁
2aに取付けており、温風発生装置Ｂを運転させるための
運転スイッチ12a や温度設定スイッチ12b 、冷却信号発
生部としての冷却スイッチ12c 、冷温風吐出スイッチ12
d 等を具備している。

【００３３】また、一側側壁2aには、サウナ室Ｒ内の温
度を検出するための室温検出部31を取付けている。この
室温検出部31は、温風発生装置Ｂの連通流路16内の空気
吸入部15の近くに設けてもよい。

【００３４】制御部13は、図４に示すように、入力側に
操作パネル部12と室温検出部31と集水温度検出部24と集
水水位検出部25とを接続する一方、出力側に混合部30
と、給湯機11の出湯管11a と出湯分岐管11b との分岐部
に取付けた流路切替弁29と、ファン駆動用モータ35とポ
ンプ駆動用モータＭと散水部19と混合部30の間に介設し
た開閉弁22を接続している。

【００３５】さらに、制御部13には、図５に示すよう
に、温度設定スイッチ12b により設定された温度を目標
温度として設定する目標温度設定部13c と、目標温度設
定部13c で設定された目標温度と室温検出部31により検
出されたサウナ室内の温度の温度偏差がゼロになるよう
に混合部30を制御する混合制御部13a と、冷温風吐出ス
イッチ12d が投入されて冷却信号が発せられた場合、経
時的に変化する信号を目標温度設定部13c に対して出力
する変動信号発生部13b が備えられている。

【００３６】また、目標温度設定部13c は、変動信号発
生部13b から出力される信号に応じて、前記した目標温
度が経時的に変化するように設定するものであり、混合
制御部13a は、冷却スイッチ12c が投入された場合、前
記した温度偏差にかかわらず、温水に対する冷水の比率
を大きくして、散水温度が低下するように混合部30を制
御し、場合によっては温水の供給を停止して、冷水のみ
供給するものである。

【００３７】尚、本実施例では冷却信号発生部を手動の
冷却スイッチ12c としたが、冷却信号発生部を制御部13
内に設け、所定の条件の元で自動的に冷却信号を発する
ようにしてもよい。

【００３８】本発明に係る温水源式スチームサウナユニ
ットＡは、上記のように構成しているものであり、次に
かかるユニットＡの使用方法及び同ユニットＡにより生
起される作用効果を説明する。

【００３９】サウナ使用をする際には、まず浴室Ｒ内に
おいて、操作パネル部12の温度設定スイッチ12b を操作
して所望の温度を設定した後、運転スイッチ12a をＯＮ
させる。

【００４０】かかる運転スイッチ12a の操作により制御
部13を介して開閉弁22が開放して、混合部30より散水部
19に温水が供給され、散水部19より散布される温水が熱
交換部18で空気と熱交換し、さらに、ファン駆動用モー
タが駆動してファン17を回転させて、熱交換した空気を
吐出口14c より吐出させて、浴室Ｒ内を加湿・加温する
ことができる。

【００４１】そして、サウナ室Ｒの一側側壁2aに取付け
た室温検出部31によりサウナ室Ｒ内の温度を検出し、制
御部13を介して、サウナ室Ｒ内の温度を操作パネル部12
の温度設定スイッチ12b で設定した温度に制御すること
により、あらかじめ設定した適正な室内温度を常時保つ
ことができて、入浴者は快適なサウナ入浴を楽しむこと
ができる。

【００４２】また、後続の入浴者がサウナ室Ｒに入室す
る際には、入浴者の好みに応じて、操作パネル部12の冷
却スイッチ12c を操作することにより、制御部13を介し
て混合部30により一旦散水部19より冷水を散布して、吐
出口14c よりサウナ室Ｒ内に涼風を吐出させることによ
り、瞬時にサウナ室Ｒ内を低温雰囲気にすることがで
き、入浴者は暑苦しい雰囲気を感じることなく入室し
て、新鮮な気持ちでサウナ入浴を楽しむことができる。

【００４３】さらには、操作パネル部12の冷温風吐出ス
イッチ12d を操作すると、制御部１３に設けた変動信号
発生部１３ｂにより、経時的に混合部30の混合比を変
化させることにより、温風と涼風とを経時的に交互に送
って、入浴者に温度変化による刺激を与えることができ
る。

【００４４】また、サウナ室Ｒ内には浴槽４を配設して
いるために、入浴者はサウナ入浴と風呂入浴の両方を択
一的に、又は同時に楽しむことができ、この場合にもサ
ウナ入浴した後に風呂入浴する際に、前記したようにサ
ウナ室Ｒ内に一旦涼風を吐出させて瞬時に暑苦しい雰囲
気を除去して、サウナ室Ｒ内を低温雰囲気にすることが
できて、入浴者は快適な風呂入浴を楽しむことができ
る。

【００４５】温風発生装置Ｂは、周壁２の外側面に取付
けているために、サウナ室Ｒ内の入浴者の自由空間を広
く確保することができ、しかも、サウナユニットＡの組
立て施工を簡便に行なうことができる。

【００４６】図６は、他の実施例としての混合部30を示
しており、同混合部30として電動式の三方切替弁を使用
して、同三方切替弁を切替操作することにより、散水部
19への湯水と冷水の供給を切換可能としている。

【００４７】図７は、もう一つの他の実施例としての混
合部30を示しており、同混合部30として、出湯管11a と
給水管11c にそれぞれ電動式の開閉弁30a,30b を取付け
て、両開閉弁30a,30b をそれぞれ開閉動作させることに
より、散水部19への湯水と冷水の供給を切換可能として
いる。

【００４８】以上、散水温度可変部として混合部30を用
いた実施例を述べてきたが、散水温度可変部として補助
加熱部36を用いた実施例を図８に示す。

【００４９】図８に示す補助加熱部36は、温水供給部と
しての給湯機11と散水部19の間に介設され、給湯機11か
ら供給される温水の温度より高い温度に散水温度を上昇
させるものであり、図８に示す制御部13には、目標温度
設定部13c で設定された目標温度と室温検出部31で検出
された温度の温度偏差がゼロになるまで補助加熱部36に
よって散水温度を上昇させる加熱制御部13d が備えられ
ている。

【００５０】また、加熱制御部13d は、前記した温度偏
差が所定値以上のまま所定時間経過した場合、給湯機11
が所定流量の温水を供給できなくなる能力不足が生じた
と判断して、補助加熱部36を作動開始させ、散水温度を
上昇させることによって給湯機11の能力不足を補うもの
である。

【００５１】このような補助加熱部３、加熱制御部13d
を備えることによって、例えば散水部19からの温水散布
中にカラン５による浴槽４へのお湯張りを開始し、給湯
機11から散水部19へ供給される温水の流量不足による室
内の空気に対する加熱能力低下が生じたとしても、散水
部19から散布される散水の室内の空気に対する加熱能力
低下は生じないため、入浴者は常に所望の室内温度での
入浴を楽しむことができる。

【００５２】尚、図８に示す制御構成と、図５に示す制
御構成は同一の温水源式スチームサウナユニットで用い
てもよい。

【００５３】

【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果がえ
られる。

【００５４】温水供給部が能力不足を起こし、温水供
給部から供給される温水が所定流量に達しない場合にお
いても、散水の温度を供給される温水温度より高めに調
整すれば、室内の空気に対する散水部から散布される温
水の加熱能力が低下するのを防止できるため、入浴者は
常に所望温度での入浴を楽しむことができる。

【００５５】供給される温水温度と異なる温度に散水
の温度を調整することによって、室内温度の上昇勾配を
可変にすることができるため、急速に室内温度が上昇す
ることを好む入浴者と、滑らかに室内温度が上昇するこ
とを好む入浴者の何れの要求も満たすことができる。

【００５６】複数の入浴者が入れ替わりに入浴する場合
の後続の入浴者にとっては、散水の温度を供給される温
水温度より十分低めに調整すれば、散水によってサウナ
室内の空気を冷却することができるため、待ち時間を短
縮して低温雰囲気からのサウナ入浴を楽しむことができ
る。

【００５７】サウナ室内の温度を予め設定しておけ
ば、設定温度と検出温度の偏差に基づいて、温水と冷水
の混合比を自動制御することができるため、入浴者は常
に所望の室内温度での入浴を楽しむことができる。

【００５８】サウナ室内を冷却するための信号が発せ
られると、温水の供給を停止して冷水のみ散水部に供給
することによりサウナ室内を急速に冷却することができ
るため、後続の入浴者の待ち時間は短くてすむ。

【００５９】経時的に変化する信号を発することによ
り、サウナ室内の温度を経時的に変化させることができ
るため、入浴者は温風と涼風の温度変化にによる刺激を
楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る温水源式スチームサウナユニット
の斜視説明図。

【図２】同要部の断面側面説明図。

【図３】散水温度可変部として混合部を用いた場合の説
明図。

【図４】制御ブロック図。

【図５】具体的な制御ブロック図。

【図６】他の実施例としての混合部の説明図。

【図７】もう一つの他の実施例としての混合部の説明
図。

【図８】散水温度可変部として補助加熱部を用いた場合
の説明図。

【符号の説明】

Ａ温水源式スチームサウナユニットＢ温風発生装置Ｒ浴室１洗い場２周壁３天井壁４浴槽 10 装置本体 11 給湯機（温水供給部） 11c 給水管（冷水供給部） 12c 冷却スイッチ（冷却信号発生部） 13a 混合制御部 13b 変動信号発生部 14 吐出部 15 空気吸入部 16 連通流路 17 ファン 18 熱交換部 19 散水部 20 集水部 21 伝熱部 30 混合部（散水温度可変部） 31 室温検出部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】温水供給部から供給される温水を散布す
る散水部と、該散水部より散布される散水とサウナ室内
の空気を熱交換させる熱交換部とを備えた温水源式スチ
ームサウナユニットにおいて、前記温水供給部と前記散
水部の間に、温水供給部から供給される温水の温度と異
なる温度に散水の温度を調整する散水温度可変部を介設
したことを特徴とする温水源式スチームサウナユニッ
ト。
【請求項２】温水供給部から供給される温水を散布す
る散水部と、該散水部より散布される散水とサウナ室内
の空気を熱交換させる熱交換部とを備えた温水源式スチ
ームサウナユニットにおいて、前記温水供給部と前記散
水部の間に、冷水供給部から供給される冷水と温水供給
部から供給される温水を混合する混合部を介設するとと
もに、該混合部における冷水と温水の混合比を制御する
混合制御部を設けたことを特徴とする温水源式スチーム
サウナユニット。
【請求項３】サウナ室内の温度を検出する室温検出部
を設け、前記混合制御部は前記室温検出部の検出温度に
基づいて混合部を制御することを特徴とする請求項２記
載の温水源式スチームサウナユニット。
【請求項４】サウナ室内を冷却するための信号を発す
る冷却信号発生部を設けるとともに、前記混合制御部は
前記冷却信号発生部からの信号に基づいて前記混合部を
制御して、サウナ室内を冷却することを特徴とする請求
項２記載の温水源式スチームサウナユニット。
【請求項５】経時的に変化する信号を発する変動信号
発生部を設けるとともに、前記混合制御部は前記変動信
号発生部からの信号に基づいて前記混合部を制御して、
サウナ室内の温度を経時的に変化させることを特徴とす
る請求項２記載の温水源式スチームサウナユニット。