JPH05248231A - 排気ガス浄化用触媒コンバータ - Google Patents

排気ガス浄化用触媒コンバータ

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Publication number
JPH05248231A
JPH05248231A JP4050408A JP5040892A JPH05248231A JP H05248231 A JPH05248231 A JP H05248231A JP 4050408 A JP4050408 A JP 4050408A JP 5040892 A JP5040892 A JP 5040892A JP H05248231 A JPH05248231 A JP H05248231A
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JP
Japan
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catalyst
exhaust gas
casing
catalytic converter
unit
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Withdrawn
Application number
JP4050408A
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English (en)
Inventor
Kazuo Koga
一雄 古賀
Yoshiro Danno
喜朗 団野
Tetsuya Tanida
哲也 谷田
Shuichi Ishida
秀一 石田
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 触媒を短時間にて効率良く活性化させること
が可能な排気ガス浄化用の触媒コンバータを提供する。 【構成】 反応通路22に沿った排気ガスの流れる方向
に対して交差する方向にそれぞれそれぞれ隙間を隔てて
相互に平行に配列する複数の触媒ユニット17と、これ
ら触媒ユニット17の配列方向及び排気ガスの流れる方
向に対して交差する方向の触媒ユニット17の一端側及
び他端側を一つ置きに電気的に接続するユニット接続手
段23と、絶縁保持層18を介して触媒ユニット17を
取り囲むケーシング14と、配列方向の両端側に位置す
る二つの触媒ユニット17にそれぞれ電気的に接続する
と共に絶縁保持層18及びケーシング14を貫通してケ
ーシング14の外側に導かれ且つ電源に接続する一対の
電極27とを具えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の冷態始動時
等の際に予め電気的に加熱して触媒の活性化を促進させ
るようにした排気ガス浄化用の触媒コンバータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガソリンや軽油等の化石燃料を使用する
内燃機関から排出される燃焼ガス(以下、これを排ガス
と呼称する)中には、炭化水素や窒素酸化物等の有害物
質が含まれていることが多く、この排ガスをそのまま大
気中に放出することは種々の点で問題がある。
【0003】このようなことから、炭化水素の燃焼によ
る浄化を促進させたり、窒素酸化物の還元を促進させる
ことにより、これらの有害物質を無害化する三元触媒を
用いた排気ガス浄化装置が開発され、実用に供されてい
ることは周知の通りである。つまり、この三元触媒が担
持された触媒コンバータを内燃機関の排ガス通路の途中
に組み込み、これら有害物質が触媒コンバータを通過す
る間に無害化された状態となり、大気中に放出されるよ
うにしている。
【0004】ところが、従来の触媒コンバータの三元触
媒は、その温度によって有害物質の酸化還元反応を促進
させる触媒能力に極端な相違があり、機関の冷態始動後
の未活性な状態では、炭化水素の浄化を充分促進させる
ことができなかった。
【0005】そこで、三元触媒が担持された触媒コンバ
ータ(以下、主触媒コンバータと呼称する)よりも上流
側の排気通路の途中に、酸化触媒が担持された副触媒コ
ンバータを組み込み、主触媒コンバータの三元触媒が未
活性な状態の場合に、この副触媒コンバータを電気的に
加熱して酸化触媒を活性化させ、炭化水素の浄化を促進
させるようにした排気ガス浄化装置が開発されるに至っ
ている。
【0006】このような副触媒コンバータを組み込んだ
排気ガス浄化装置の概念を表す図10に示すように、三
元触媒を担持する触媒コンバータ1よりも上流側の排気
通路2の途中には、酸化触媒を担持した副触媒コンバー
タ3が設けられ、この副触媒コンバータ3には図示しな
いイグニッションキースイッチの操作に連動する触媒用
スイッチ4を介して電源5が接続している。つまり、機
関6の冷態始動時には触媒用スイッチ4が入って電源5
からの電流が副触媒コンバータ3に流れ、この副触媒コ
ンバータ3の酸化触媒が活性化温度まで加熱された後、
機関6が実際に始動して排気通路2内を流れる排気ガス
中に含まれる炭化水素の浄化を行い、主触媒コンバータ
1の三元触媒が活性化温度に達した時点で、触媒用スイ
ッチ4が切れて副触媒コンバータ3に対する通電を中止
するようにしている。
【0007】このため、電源5により電気的に加熱され
る副触媒コンバータ3の酸化触媒を担持する担体として
は、鉄−クロム−アルミニウム系の耐熱合金等の金属系
のものが主に採用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】酸化触媒と三元触媒と
を用いた図10に示す排気ガス浄化装置においては、機
関6の冷態始動時に酸化触媒が担持された副触媒コンバ
ータ3を加熱する必要があり、従来では酸化触媒を担持
する担体の電気抵抗による発熱を利用した加熱形式を採
用している。
【0009】そこで、副触媒コンバータ3の酸化触媒を
短時間の内に活性化させる方法として、この酸化触媒を
担持する担体の電気抵抗値を下げるか、或いは副触媒コ
ンバータ3に対する供給電圧を上げる方法の他、副触媒
コンバータ3に対する供給電圧を上げると共に酸化触媒
を担持する担体の電気抵抗値を増大させる方法等が考え
られる。
【0010】しかし、酸化触媒を担持する担体の電気抵
抗値を下げたり、或いは副触媒コンバータ3に対する供
給電圧を上げる方法の場合、副触媒コンバータ3に非常
に大きな電流が流れてしまうため、容量の著しく大きな
電源5を使用する必要が生ずる。
【0011】これに対し、副触媒コンバータ3に対する
供給電圧を上げると共に酸化触媒を担持する担体の電気
抵抗値を増大させる方法の場合、電源5の容量を余り変
えずに効率良く酸化触媒を短時間の内に活性化させるこ
とが可能となるが、担体を構成する従来の鉄−クロム−
アルミニウム系の耐熱合金等は、電気抵抗値が余り高く
ないため、絶対的な発熱量が少なく、必然的に容量の非
常に大きな電源5を使うか、或いは何らかの工夫をして
担体の構造自体に特徴を持たせ、電流が流れる方向に沿
った担体の長さ(以下、これを担体の電流通路長と呼称
する)を長くする必要があり、これに伴って副触媒コン
バータ3が大型化してしまう虞がある。
【0012】なお、担体として電気抵抗値が高い金属材
料を使用することも考えられるが、材料コストや加工性
等の点で現在の担体材料に代わるべきものはなく、現在
の担体材料をそのまま使わざるを得ない。
【0013】
【発明の目的】本発明は、電源の容量を増大させたり従
来の担体材料を代えることなく、酸化触媒を短時間にて
効率良く活性化させることが可能な排気ガス浄化用のコ
ンパクトな触媒コンバータを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による排気ガス浄
化用触媒コンバータは、反応通路に沿った排気ガスの流
れる方向に対して交差する方向にそれぞれ隙間を隔てて
相互に平行に配列する複数の触媒ユニットと、これら触
媒ユニットの配列方向及び前記排気ガスの流れる方向に
対して交差する方向の当該触媒ユニットの一端側及び他
端側を前記配列方向に沿って一つ置きに電気的に接続す
るユニット接続手段と、絶縁保持層を介して前記複数の
触媒ユニットを取り囲むケーシングと、前記配列方向の
両端側に位置する二つの触媒ユニットにそれぞれ電気的
に接続すると共に前記絶縁保持層及び前記ケーシングを
貫通して前記ケーシングの外側に導かれ且つ電源に接続
する一対の電極とを具え、前記触媒ユニットは内燃機関
からの排気ガスを導く多数の前記反応通路が相互に平行
に形成された導電性の担体と、前記反応通路内の前記担
体表面に固定された触媒とを有することを特徴とするも
のである。
【0015】この場合、反応通路に沿った排気ガスの流
れる方向に対して交差する方向にそれぞれ隙間を隔てて
相互に平行に配列する複数の触媒ユニットからなる触媒
ユニット群を排気ガスの流れる方向に沿って複数配列
し、隣接する一方の触媒ユニット群の一方の電極と他方
の触媒ユニット群の一方の電極とを直列に接続すること
も有効である。
【0016】
【作用】電源から電極を介して触媒コンバータに電流を
流すと、この電流は触媒ユニットの配列方向に沿った一
端側の触媒ユニットと他端側の触媒ユニットとの間をユ
ニット接続手段を介してジグザグ状に流れ、この時の触
媒ユニットを構成する担体の電気抵抗により、触媒ユニ
ットが発熱する。
【0017】又、複数の触媒ユニットからなる触媒ユニ
ット群を複数配列することにより、担体の電気通路長が
触媒ユニット群の数だけ倍増することとなる。
【0018】
【実施例】本発明による排気ガス浄化用触媒コンバータ
を図10に示す従来の排気ガス浄化装置に応用した一実
施例の外観を表す図1及びそのII−II矢視断面構造を表
す図2及びその電極部分の拡大断面構造を表す図3に示
すように、車体の一部を構成するフロアパネル11の中
央部に形成されたフロアトンネル12内に収納される副
触媒コンバータ13は、最終的にシーム溶接される左右
二分割構造のケーシング14を有し、このケーシング1
4の両端部には、図10に示す機関6の燃焼室7に連通
する排気マニホールド8の出口側に連結される接続フラ
ンジ15と、図10に示すように途中に三元触媒が担持
される主触媒コンバータ1を介装した排気管9の入口側
に連結される接続フランジ16とが形成されている。
【0019】SUS410等で形成されるケーシング1
4内には、車体の幅方向(図2中、左右方向)に沿って
一定間隔で配列する多数の触媒ユニット17からなる触
媒ユニット群Uと、この触媒ユニット群Uとケーシング
14との間に介装されるサポータ18と、配列方向に沿
って隣接する触媒ユニット17の間に介装されるシート
状のスペーサ19とが収納されている。
【0020】図示しないコルゲータ等を用いて製造され
る触媒ユニット17は、それぞれ複数枚の平板部材20
と波板部材21とを交互に積層して多数の反応通路22
を形成したものであり、担体を構成するこれら平板部材
20や波板部材21は40〜50μmの厚さの鉄−クロ
ム−アルミニウム系等の耐熱合金にて形成され、これら
の当接部分はニッケル−クロム系のろう材を介して一体
的に接合される。又、担体となるこれら平板部材20及
び波板部材21の表面には、図示しない白金やパラジウ
ム等の酸化触媒が担持され、機関6の燃焼室7から排出
される排気ガス中の有害な炭化水素等の未燃成分の酸化
反応が、反応通路22内を通過する間に酸化触媒により
促進されて無害化されるのである。
【0021】本実施例では、触媒ユニット17をコルゲ
ータ等により連続的な帯状に製造し、一定長さ毎にジグ
ザグ状に折り返すことにより、触媒ユニット17を多段
化した触媒ユニット群Uとしており、この折り返し部2
3が本発明のユニット接続手段を構成している。つま
り、この折り返し部23の製造手順を表す図4〜図6に
示すように、帯状をなす触媒ユニット17の折り返し部
23を一対のダイス24とパンチ25とにより押しつぶ
し(図4参照)、塑性変形したこの折り返し部23のダ
イス24側に心金26を沿わせ(図5参照)、この心金
26を境に触媒ユニット17の先端側を心金26に沿っ
て180度曲げた後(図6参照)、心金26を抜き外す
ことにより折り返し部23を形成している。
【0022】なお、心金26を触媒ユニット17の折り
返し部23に対してそのまま一体的に接合するようにし
ても良く、複数の矩形状に形成した複数の触媒ユニット
17の端部を金属製の板材を介して接合し、この板材を
ユニット接続手段として機能させることも当然可能であ
る。
【0023】本発明の絶縁保持層である前記サポータ1
8は、米国スリーエム社製のインタラム・マット等の如
き断熱性と電気絶縁性とを兼ね具えた無機質系の緩衝材
であり、触媒ユニット群Uをケーシング14内に安定し
て保持するものである。
【0024】又、隣接する触媒ユニット17の間にそれ
ぞれ挾まれる前記スペーサ19は、触媒ユニット17を
一定間隔に保持すると共に隣接する触媒ユニット17が
折り返し部23を介することなく電気的に短絡するのを
防止するものであり、電気絶縁性を有するセラミック系
の触媒担体として用いられるコーデュライト等にて形成
される。本実施例におけるスペーサ19は、触媒ユニッ
ト17の高さ方向全域に亙って隣接する触媒ユニット1
7の間に介装されているが、触媒ユニット17の上下両
端部にのみ介装し、残った隙間部分を反応通路として機
能させることも可能である。
【0025】サポータ18及びケーシング14を貫通し
てケーシング14の下端部の左右両側から突出する一対
の電極27の基端には、反応通路22と平行に延びる電
極連結棒28の中央部が一体的に接合されており、この
電極連結棒28の長手方向に沿って当該電極連結棒28
に形成された連結溝29には、ケーシング14の左右両
側に位置する触媒ユニット17の下端部にそれぞれプレ
ス加工により形成した連結部30が差し込まれ、図示し
ないろう材を介して電極連結棒28に一体的に接合され
ている。
【0026】電極27が貫通し且つケーシング14に係
止する中空ボルト31には、座金32を介してロックナ
ット33がねじ込まれ、これら電極27及び中空ボルト
31及びロックナット33は溶接部34にて相互にシー
ル溶接され、ケーシング14の内部を確実に封止してい
る。これら電極27,電極連結棒28,中空ボルト31,
座金32,ロックナット33等は耐熱性の良好なニッケ
ル等で形成されており、中空ボルト31が貫通するケー
シング14の電極通し穴35の周囲には、人造マイカや
セラミックス等にて形成された一対のシール座金36及
び絶縁環37が介装されている。つまり、ケーシング1
4の内側及び外側を電気絶縁性を有するシール座金36
及び絶縁環37を介して中空ボルト31とロックナット
33とで挾み込むことにより、電極27がケーシング1
4に対して固定された状態となっている。
【0027】なお、電極27の先端部には、この電極2
7にねじ込まれる一対のつば付きナット38により図1
0に示す電源5に接続する端子39が固定されており、
ケーシング14の下流側には触媒ユニット17の温度を
検出する熱電対等を利用した温度センサ40が設けられ
ている。
【0028】従って、イグニッションキーをオンにした
状態で温度センサ40からの検出信号が例えば300℃
未満である、即ち副触媒コンバータ13の酸化触媒が活
性化していないと図示しない電子制御ユニットが判断し
た場合、電源5からの電流が端子39を介して電極27
に供給され、車体の幅方向一端側の触媒ユニット17か
ら他端側の触媒ユニット17へジグザグ状に電流が流
れ、これら触媒ユニット17が発熱して酸化触媒を活性
化させる。そして、温度センサ40からの検出信号が例
えば300℃以上である、即ち副触媒コンバータ13の
酸化触媒が既に活性化していると前記電子制御ユニット
が判断した場合、機関6を始動して排気ガス中の未燃成
分をこの副触媒コンバータ13にて燃やし、次いで主触
媒コンバータ1の三元触媒が活性化した時点で、副触媒
コンバータ13に対する通電を停止し、主として主触媒
コンバータ1により排気ガスの浄化を行うようにする。
【0029】前記主触媒コンバータ1の三元触媒の活性
化は、主触媒コンバータ1に温度センサを組み込んで判
断するか、或いは活性化までの時間を予め予測して副触
媒コンバータ13に対する通電時間をタイマにより制御
すると良い。
【0030】この場合、副触媒コンバータ13の担体の
電流通路長を非常に長くすることができるため、副触媒
コンバータ13に対する供給電圧を上げることにより、
電源5の容量を変えずとも絶対的な発熱量を増大させる
ことができ、短時間のうちに酸化触媒を活性化させるこ
とが可能となる。
【0031】なお、本実施例では触媒ユニット17を車
体の幅方向に沿って配列したが、車体の上下方向に沿っ
て配列したものを排気ガスの流れ方向に沿って更に直列
に接続することも可能である。
【0032】このような本発明による排気ガス浄化用触
媒コンバータの他の一実施例における触媒ユニットの部
分の分解状態を表す図7に示すように、先の実施例で説
明した触媒ユニット群U1に対して90度回転した状態
の触媒ユニット群U2を用意し、これら一方の触媒ユニ
ット群U1の一端側の触媒ユニット17と、他方の触媒
ユニット群U2の一端側の触媒ユニット17とを前述し
た電極連結棒28とほぼ同一構成の長尺のユニット接続
棒41にて直列に連結すると共に、一方の触媒ユニット
群U1の他端側の触媒ユニット17と、他方の触媒ユニ
ット群U2の他端側の触媒ユニット17とを電極27が
突設された電極連結棒28にてそれぞれ連結する。
【0033】この場合、一方の触媒ユニット群U1と他
方の触媒ユニット群U2との間に隙間を形成することに
より、担体の電流通路長が先の実施例の二倍となり、触
媒コンバータに対する供給電圧を更に上げることによ
り、電源5の容量を増大させることなく、この触媒コン
バータの絶対的な発熱量をより一層増大させることがで
きる。
【0034】なお、図7に示した実施例では一本のユニ
ット接続棒41にて二つの触媒ユニット群U1,U2を接
続したが、本発明による排気ガス浄化用触媒コンバータ
の更に別な一実施例の外観を表す図8及びその触媒ユニ
ットの部分を分解した状態の外観を表す図9に示すよう
に、各触媒ユニット群U1,U2にそれぞれケーシング1
4から外部に突出する端子42が一体的に設けられたユ
ニット接続棒43を固定し、ケーシング14の外側でこ
れら端子42を接続金具44にて電気的に接続するよう
にしても良い。又、図7〜図9中の符号で図1〜図6に
示した実施例と同一機能の部材には、これと同一の符号
を記してある。
【0035】
【発明の効果】本発明の排気ガス浄化用触媒コンバータ
によると、平板状をなす触媒ユニットを積層状態で配列
したことにより、触媒コンバータの大型化を避けること
ができる。
【0036】又、これら触媒ユニットの両端部を一つ置
きにユニット接続手段により連結し、電気がジグザグ状
に流れるようにしたので、担体の電流通路長が長くなっ
て絶対的な発熱量が増大する結果、触媒コンバータに対
する供給電圧を上げることにより、電源の容量を増大さ
せなくても短時間のうちに触媒を活性化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による排気ガス浄化用触媒コンバータを
図8に示す従来の排気ガス浄化装置に応用した一実施例
の概略構造を表す概念図である。
【図2】そのII−II矢視断面図である。
【図3】その電極の部分を抽出した拡大断面図である。
【図4】図5及び図6と共に本実施例における触媒ユニ
ットの折り返し部の製造手順の一例を表す工程図であ
る。
【図5】図4及び図6と共に本実施例における触媒ユニ
ットの折り返し部の製造手順の一例を表す工程図であ
る。
【図6】図4及び図5と共に本実施例における触媒ユニ
ットの折り返し部の製造手順の一例を表す工程図であ
る。
【図7】本発明による排気ガス浄化用触媒コンバータを
構成する触媒ユニットの他の一実施例の分解状態を表す
斜視図である。
【図8】本発明による排気ガス浄化用触媒コンバータの
更に別な一実施例の外観を表す斜視図である。
【図9】その触媒ユニットの部分の分解状態を表す斜視
図である。
【図10】本発明の対象となった排気ガス浄化装置の一
例を表す概念図である。
【符号の説明】
11はフロアパネル、12はフロアトンネル、13は副
触媒コンバータ、14はケーシング、15は接続フラン
ジ、16も接続フランジ、17は触媒ユニット、18は
サポータ、19はスペーサ、20は平板部材、21は波
板部材、22は反応通路、23は折り返し部、24はダ
イス、25はパンチ、26は心金、27は電極、28は
電極連結棒、29は連結溝、30は連結部、31は中空
ボルト、32は座金、33はロックナット、34は溶接
部、35は電極通し穴、36はシール座金、37は絶縁
環、38はつば付きナット、39は端子、40は温度セ
ンサ、41はユニット接続棒、42は端子、43はユニ
ット接続棒、44は接続金具、Uは触媒ユニット群、U
1,U2も触媒ユニット群である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/28 311 S M (72)発明者 谷田 哲也 京都府京都市右京区太秦巽町1番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社京都事業 所内 (72)発明者 石田 秀一 京都府京都市右京区太秦巽町1番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社京都事業 所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応通路に沿った排気ガスの流れる方向
    に対して交差する方向にそれぞれ隙間を隔てて相互に平
    行に配列する複数の触媒ユニットと、これら触媒ユニッ
    トの配列方向及び前記排気ガスの流れる方向に対して交
    差する方向の当該触媒ユニットの一端側及び他端側を前
    記配列方向に沿って一つ置きに電気的に接続するユニッ
    ト接続手段と、絶縁保持層を介して前記複数の触媒ユニ
    ットを取り囲むケーシングと、前記配列方向の両端側に
    位置する二つの触媒ユニットにそれぞれ電気的に接続す
    ると共に前記絶縁保持層及び前記ケーシングを貫通して
    前記ケーシングの外側に導かれ且つ電源に接続する一対
    の電極とを具え、前記触媒ユニットは内燃機関からの排
    気ガスを導く多数の前記反応通路が相互に平行に形成さ
    れた導電性の担体と、前記反応通路内の前記担体表面に
    固定された触媒とを有することを特徴とする排気ガス浄
    化用触媒コンバータ。
  2. 【請求項2】 反応通路に沿った排気ガスの流れる方向
    に対して交差する方向にそれぞれ隙間を隔てて相互に平
    行に配列する複数の触媒ユニットからなる触媒ユニット
    群を排気ガスの流れる方向に沿って複数配列し、隣接す
    る一方の触媒ユニット群の一方の電極と他方の触媒ユニ
    ット群の一方の電極とを直列に接続したことを特徴とす
    る請求項1に記載した排気ガス浄化用触媒コンバータ。
JP4050408A 1992-03-09 1992-03-09 排気ガス浄化用触媒コンバータ Withdrawn JPH05248231A (ja)

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JP4050408A JPH05248231A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 排気ガス浄化用触媒コンバータ
KR1019930003419A KR960007970B1 (ko) 1992-03-09 1993-03-08 배기가스정화용 촉매변환기 제조방법
EP93103771A EP0560290B1 (en) 1992-03-09 1993-03-09 Method of fabricating an exhaust gas purifying catalytic converter
DE69304746T DE69304746T2 (de) 1992-03-09 1993-03-09 Verfahren zur Herstellung eines katalytischen Konverters zur Abgasreinigung

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JP (1) JPH05248231A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5800789A (en) * 1995-04-18 1998-09-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrically heated catalyst achieving smaller power consumption

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US5800789A (en) * 1995-04-18 1998-09-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrically heated catalyst achieving smaller power consumption

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