JPH0524634B2 - - Google Patents

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JPH0524634B2
JPH0524634B2 JP58243036A JP24303683A JPH0524634B2 JP H0524634 B2 JPH0524634 B2 JP H0524634B2 JP 58243036 A JP58243036 A JP 58243036A JP 24303683 A JP24303683 A JP 24303683A JP H0524634 B2 JPH0524634 B2 JP H0524634B2
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JP
Japan
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base
contact
explosion
piston
socket
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JP58243036A
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JPS59132581A (ja
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Jonuaru Pieeru
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Legrand SA
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Legrand SA
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Publication date
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Publication of JPS59132581A publication Critical patent/JPS59132581A/ja
Publication of JPH0524634B2 publication Critical patent/JPH0524634B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/527Flameproof cases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/14Resiliently-mounted rigid sockets

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的にはいわゆる安全コネクターに
関するものであり、特に、爆発性雰囲気で使用さ
れるコネクターに関するものである。
公知のように、コネクター、さらに一般的には
必要に応じて2本のケーブルを電気的に接続する
ためのコネクターはこれらケーブルの一方の導体
に電気的に各々接続される少なくとも2個の位相
端子用または中性端子用のソケツトをアース用ソ
ケツトの外に有する雌型部材すなわちベースと、
各々がケーブルの他方の導体に接続されたピンを
有し且つ所望の電気結合のために上記ソケツト中
に各々が係合される雄型部材すなわちプラグとを
有している。
爆発性雰囲気に於ては、安全確保の理由で、ピ
ンとソケツトとの接触は一般に防爆安全室とにわ
れる適当な閉空間内で行うことが必要で、そうす
ることによつて上記の接触並びに電流遮断時に火
花が生じた場合でも、それに基因する爆発を上記
の安全室に制限し、その外側に炎が伝播しないよ
うにしなければならない。
今日までのところ、上記安全室はベースの全て
のソケツト全体に共通になつている。
これまで提案された各種装置はプラグをベース
に機械的に固定するものであつた。
公知の第1の装置では、プラグとベースとの間
にバイオネツト式取付け具が設けられており、多
くの場合、これらの内部、例えば分割室の内部に
スイツチを設け、このスイツチをソケツトの上流
に配置し同期的に電圧が加わらないようにして、
ソケツトに電圧がかからない間にプラグを抜き、
逆にソケツトに電圧がかかつている時には挿入を
阻止させるようにしている。
250V用10A以下の定格電流用コネクターにし
か規則上認められてはいない他の変形例の場合に
は、上記のスイツチを用いる代りにベースのソケ
ツトに直接接近できないようにするマスクがプラ
グのピンに設けられている。
このプラグを係合させる時にはベースに対して
プラグを回転させることによつてベースに機械的
に締付けでき、第1の場合でスイツチを閉じ、第
2の場合でベースとプラグの接近を規制するマス
クを遠隔操作できるようになつている。
公知の第2の装置では、プラグとベースとの間
にベース上でのプラグの機械的締付けを制御する
カギが設けられており、このカギでベースから分
離された小室内のスイツチを作動すると同時にソ
ケツト上流での通電や遮断を行うようになつてい
る。
実際には、これら装置は製作がかなり複雑にな
り、機械的締付け装置と組合されるスイツチやマ
スクを必要とし、従つて大型となり、コストも高
くなる。
本発明の目的は一般的にはこれらの欠点を無く
して、スイツチやマスクを用いず且つ機械的締付
け装置を用いずにプラグの分離時にベースのソケ
ツトを自動的に電圧から解放することができる装
置を提供することにある。
より正確には、本発明による安全コネクター用
ベース、特にアース用ソケツトの外に少なくとも
2個の位相端子用または中性端子用ソケツトがコ
ネクターのプラグのピンと絶縁材料製の本体内で
係合するようになつている爆発性雰囲気用安全コ
ネクター用のベースにおいて、位相端子または中
性端子の数と少なくとも同じ数の防爆型安全室を
有し、この防爆型安全室中に位相端子または中性
端子用ソケツトが別々に配置されていることを特
徴としている。
個々のピン−ソケツトの組合せを個々別々に作
動させることもできる。
実際には、本発明では、上記ピン−ソケツト組
合せに対応する一つの防爆室型安全室の中に、こ
の安全室の底に支持された接点部材と、安全室内
を軸方向に可動な接点ピストンとを収容し、この
接点ピストンによつて安全室を2分割し、その前
方の開口部側にソケツトを設けている。
防爆型安全室に形成される上記接点部材はそれ
自体がピン(以下、これをプラグのピンと区別す
るためにベースピンとよぶ)であり、このベース
ピンはそれを支持している防爆型安全室の底から
軸方向に突出しており、接点ピストンの後方の上
記底側にはソケツトが設けられていて、このソケ
ツトを介してベースピンと係合するようになつて
いる。
変形例では、接点部材は接触片であり、この接
触片は防爆型安全室の底から軸方向に突出し、対
応する接触ピストンは伸縮自在ピストンすなわち
弾性離反手段によつて互いに軸方向に移動自在に
取付けられた少なくとも2個のピストン要素で構
成され、これらピストン要素は上記弾性離反手段
によつて軸方向反対方向に付勢されており、前方
にあるピストン要素には対応するソケツトを設
け、後方ピストン要素は単純な当接によつて前記
接触片と係合するようになつている。
いすれにせよ、防爆型安全室内の接点ピストン
のストロークは安全室の開口側の前進ストローク
終点において、接点部材との接触が全て切れるの
に十分な長さにする。
さらに、ベースに対してプラグを後退させる際
には、プラグのピンが接点ピストンを一緒に引き
出し、そのソケツトとともにピンが動き、ピンが
接点ピストンから外れる前に、その後退運動のみ
によつて接点部材に対する接点ピストンの係合が
外れるようになつている。
いいかえれば、本発明によるベースからのピン
の後退によつて2重の接続遮断すなわち対応する
防爆型安全室内にある接点ピストンと接点部材と
の間の遮断と、接点ピストンに対するプラグのソ
ケツトの遮断とを行うことができる。
従つて、必要な安全状態が極めて簡単に確保で
きる。
また同じ条件下でベース自体を単純化でき、寸
法も小型にできる。
さらに、バイオネツトやカギのような特殊装置
を用いずに、プラグのピンは通常の取付け法に従
つて作つた単純なピンにすることができ、材料の
政府規格により要求される互換性の点で優れてい
る。
本発明の特徴および利点は添付の概念的図面を
用いた以下の例示としての説明から明らかになる
であろう。
図示するように、本発明による安全コネクター
は通常通りの雌型部材すなわちベース10と、雄
型部材すなわちプラグ11とを有している。
図示した実施例では、ベース10がいわゆる
「安全強化ケース」といわれるケース12に支持
されており、このケース12を介して任意のもの
に取付けられている。
このケース12自体は周知のものであり、本発
明の一部を構成するものではないので、ここでは
詳細は省略する。
ここではベース10の取付けのためにシヤフト
(筒体)13が設けられているということ、ベー
ス10はこのシヤフト13の底14と適当な方法
で一体化されていて横方向に形成された肩部15
またはつば15′を介して上記の底14に当接し
ているということ、この底14には中心孔16が
形成されているということ、ベースとシヤフト1
3の側壁との間にはプラグ11のスカート部18
を挿入するための環状空間が設けられているとい
うこと、シヤフト13の底にはプラグ11のスカ
ート部18の先端が当接される密封パツキング1
9が配置されているということ、さらに、シヤフ
ト13の外側にはプラグ11が挿入されない場合
にケースを密封しておくためのカバー20が枢着
されているということのみを述べておけば十分で
あろう。
実際には、図示した実施例の場合、公知のよう
に、カバー20はバネ71によつてカバー20の
密閉位置方向に付勢されてシヤフト13の開口端
上に当接するようになつており、密封を確実にす
るために溝77中に密封パツキング79が環状に
保持されている。
また、図示した実施例では公知のように、シヤ
フト13の側壁の一部に位置決めピンを構成する
縦溝21が形成されており、これに対応してこの
縦溝と対を成すリブ22がプラグ11のスカート
部18の縁部から少なくとも一部の高さにわたつ
て形成されている。
プラグ11は第5A,5B,5C図にその一部
分しか示していないが、このプラグは本発明の一
部を構成するものではなく、また、当業者に周知
のものであるので、ここでは詳細には省略する。
ここでは、ケース12のシヤフト13の一部上
に当接するフランジ23がスカート18の外側か
ら横向きに突出しているということ、並びに、ス
カート18の内部には図では見えないその底部上
にアースピン25の外に少なくとも2個の位相ピ
ンまたは中性ピン26が取付けられているという
ことを述べておけば十分であろう。
実際には、図示した実施例では、図を簡単にす
るために2つのピン26を示してあり、この場
合、位相ピンとしてはこのコネクターは単相に関
するものと仮定してある。
公知のように、ベース10は絶縁材料製の本体
を構成しており、プラグ11のピンと組合される
アース端子用のソケツト28と少なくとも2個の
位相端子または中性端子用のソケツト29とが設
けられている。
前記と同様に、図では位相端子用のソケツトは
2個しか示していない。
本発明では位相端子または中性端子用のソケツ
ト29と少なくとも同じ数の防爆型安全室30が
設けられており、位相端子または中性端子用のソ
ケツト29は防爆型安全室30中に各々1個ずつ
配置されている。
実際には、図示した実施例の場合、防爆型安全
室30の数は位相端子または中性端子用のソケツ
ト29の数と同じに作られており、アース端子用
のソケツト28には別の防爆型安全室が設けられ
ていない。
すなわち、このアース端子用のソケツト28は
一般に上記のような防爆型安全室に作る必要はな
い。
しかし、本発明ではアース用のソケツト28を
位相端子または中性端子用のソケツト29と同じ
構成にしてはならないということはないというこ
とは理解できよう。
ベース10の内側すなわち後部に於て、各防爆
型安全室30は第1〜7図に示す特殊実施例およ
び同じく第9図で示す実施例においては絶縁材料
製のブシユ68で密封されており、このブシユ6
3は防爆型安全室30の底32を形成している。
防爆安全室30内の上記ブシユ63の軸線方向
嵌合長さLはリークラインに対応して決まり、こ
の長さはそれを作つている材料側での要求を満足
させるだけの長さにする。
第1〜7図および第9図に示す実施例では、上
記のようにして作られたブシユ63全体が一体と
なつてキヤツプ64により外側から被われてお
り、このキヤツプ64は共通のものであり且つ前
記の位相端子または中性端子用のソケツト29と
同じ数のソケツト66をその外側に有し、これら
のソケツトの中には各々接点部材67が収容され
ている。
各々のソケツト66に対応する接点部材67に
は図示していない任意の導電体との接続用の金具
68が組合されていて、ネジ69を締付けること
によつて上記導電体を接点部材67に固定できる
ようになつている。
ベース10の外側すなわち前方には各防爆型安
全室30に対してこの防爆型安全室中に横向きに
突出したカラー34が形成されており、このつば
34の開口部35が防爆型安全室の外部への開口
を構成している。
この開口部35の直径Dはプラグ11のピン2
6の直径に対応しているということは理解できよ
う。
また、リークラインを規定するこのカラー34
の軸方向長さL′は材料の規格に合せて前記の軸方
向長さLと少なくとも同じに、例えば同一にする
ということも理解できよう。
安全室30が防爆型安全室を構成するのは上記
のような構造にするからである。
上記の構成を有する防爆型安全室30内には、
本発明の場合、防爆型安全室30の底32上に接
点部材が配置され、またこの防爆型安全室中で軸
方向に可動な接点ピストン40が配置されてい
る。この接点ピストン40は防爆型安全室を2つ
の部分に分割し、その前方すなわち防爆型安全室
30の開口部35側に位相端子または中性端子用
のソケツト29が設けられている。
第1〜8図に示す特殊実施例では、防爆型安全
室30の底32上に設けられた接点部材はピン3
7(以下、便宜上ベースピンと呼ぶ)になつてい
る。
実際には、このベースピン37は金属であり、
それが取付けられている防爆型安全室30の底3
2上に軸方向に突出し、対応するブシユ63を貫
通している。このブシユの軸方向貫通孔43の軸
方向長さL″は前記と同様な理由で前記の軸方向
長さLと少なくとも同一であるのが好ましく、ベ
ースピン37はこの貫通孔43によつて対応する
接点部材67と一体化されている。
同様に、対応するベースピン37と共同作動す
るように、第1〜8図に示す実施例では防爆型安
全室30の底32側すなわち後方側において、防
爆型安全室30中を摺動する接点ピストン40に
ソケツト47すなわち後方ソケツトが設けられて
おり、この後方ソケツトを介して接点ピストンは
ベースピン37と結合する。
実際には、接点ピストン40は金属製であり、
従つて、第1〜8図に示した実施例ではこの接点
ピストンが収容されている防爆型安全室30と摺
動自在に係合している中間共通弁座48の両側に
各々逆向きに配置されている位相端子用または中
間端子用ソケツト29(これは防爆型安全室の開
口部35の方向を向いている)と、その底32の
方向を向いているソケツト47とを有している。
また、この実施例では、各接点ピストン40の
少なくとも1個のソケツト29,47はその底か
ら一定距離にある中間部に対応するプラグピンま
たはベースピンとの係合を規制するための横方向
肩部70を有しており、好ましくは図示するよう
に両方のソケツトに肩部70が形成されている。
実際には、公知のように、各ソケツト27,4
7にはピン26,37がそれと係合した際に一定
の半径方向弾性を与え且つそれを弾性的に保持す
るための周方向分割スリツト50が形成されてい
る。
上記のような保持を行うために、各ソケツト2
9,47は対応するピン26,37に対して半径
方向に予備応力を加えたものであるのが好まし
い。
例えば、公知のように、上記の予備応力は各ソ
ケツト29,47の外側を取り囲むバネを構成す
る割れ止めリング51の作用で与えることができ
る。
実際には、図示した実施例では、ソケツト2
9,47はほぼ同一軸方向長さと同一構造とを有
している。
また、実際には、防爆型安全室30内での接点
ピストン40のストロークは、第3図に示すよう
に防爆型安全室30の開口部35側への前進スト
ロークの終りに於いて、対応する接点部材を構成
するベースピン37との接触が完全に外れるのに
十分な長さになつている。
すなわち、引き抜かれた後の空気中での距離に
対応するベースピンからの距離D′は構成材料の
規格を満足するのに十分な値だけ離すのが好まし
い。
また、図示するように、第1〜8図の実施例で
は接点ピストンの前進ストロークの終りにおいて
その位置を固定するための解放自在なスナツプフ
アスナ手段を接点ピストンに組込むのが好まし
い。
図示した実施例では、上記の解放自在なラチエ
ツト手段が接点ピストンの中間弁座48の中央区
域に於てその外周に形成された環状溝54中に収
容された弾性リング53、例えばスリツトによつ
て開かれた弾性リング53と、この弾性リング5
3と係合するように対応する防爆型安全室30の
内壁上に形成された環状の対応溝55とで構成さ
れている。
接点ピストン40の溝54の各側面と接点ピス
トンの中間弁座48の対応自由表面との間の軸方
向距離lは前記の軸方向距離Lの少なくとも半分
であるのが好ましい。
第3図からわかるように、上記のスナツプフア
スナ手段を設けることによつて、接点ピストン4
0はその前進ストロークの終りの位置において対
応する防爆型安全室30の開口部35を構成する
カラー34に当接することはなく、このカラー3
4の内面39からわずかの距離の所で止まる。
第1〜7図および第9図に示す実施例では、各
接点ピストン40にはそれを前進ストロークの終
点位置方向すなわち接点ピストンを可動に収容し
ている防爆型安全室30の開口部35の方向に常
時付勢している弾性戻し手段が設けられている。
実際には、図示した実施例では上記弾性戻し手
段がコイルバネ型の金属バネ60で構成され、こ
のバネ60はそれと組合された接点ピストン40
に絶縁材料製のスペーサー61を介して力を加え
ている。
図示した実施例では、上記スペーサー61がス
リーブを形成しており、このスリーブは接点ピス
トン40の中間弁座48上に支持された状態で接
点ピストンの後方ソケツト47の囲りに環状にの
びており、実際には図示するように後方ソケツト
47の自由端を越えてのびている。
また、ベースピン37の囲りに環状にのびてい
るバネ60は対応する防爆型安全室30の底32
を形成するブシユ63上に当接している。
さらに、図示した実施例では、前記のカバー2
0の外に掛け金具73がベース10のケース12
に枢着されており、この掛け金具73は切欠き7
5を介してカバー20を閉位置に維持し且つバネ
76によつてそれ自体が対応する位置の方向へ付
勢されている。
本発明では掛け金具73の前記の切欠き75よ
り前方に第2の切欠き80が形成されており、こ
の切欠き80を介して以下で説明するようにプラ
グ11を挿入する際に少なくとも一時的にプラグ
を中間位置に保持するようになつている。
実際には、図示したように、第2の切欠き80
は掛け金具73の延長部82に形成され、その先
には係合用傾斜面83が設けられている。
図示した実施例では、カバー20と掛け金具7
3の軸線はシヤフト13に対して互いに直径方向
両端に配置されており、掛け金具73の切欠き7
5と係合するために、カバー20には外周から外
側へ半径方向に突出したピン85が形成されてい
る。
同様に、掛け金具73の切欠き80と係合する
ようにプラグ11のスカート18にはそれをベー
ス10のシヤフト13の開口部に当接するために
通常は設けられているフランジ23から半径方向
に突出したピン87が形成されている。
スタンバイ位置ではカバー20は閉じられ、接
点ピストン40は前進ストロークの最終位置にあ
り、接点ピストン40に支持された弾性リング5
3のラチエツト機構は第1,3,5A図に示すよ
うに対応する防爆型安全室30の溝55の中に収
容されている。
従つて、接点ピストンに電圧はかからず、それ
に対応する電圧のかかつているベースピン37に
は接近できないようになつている。
プラグ11の挿入すなわち係合は2段階に行わ
れる。
第1段階では、先ず掛け金具73を少し引いて
カバー20を開け、プラグ11をシヤフト13に
直角に配置し(第5A図)、掛け金具73の係合
用傾斜面83と先ずスカート部18が係合し(第
5A図)、次いでそのフランジ23が係合するこ
とによつて掛け金具73を一時的に離した後に、
スカート部18をシヤフト13中に係合し、ピン
26を接点ピストン40の位相端子または中性端
子用ソケツト29中に挿入して(第5B図)ソケ
ツトの横方向肩部70に当接させ、そのアースピ
ン25をアース用ソケツト28中に挿入する。
接点ピストンに取付けた弾性リング53による
前進ストロークの終点位置でのスナツプフアスナ
作用と、バネ60の付勢力とによつて、プラグ1
1のピン26の挿入時に摩擦により引き入れる力
が加わつても、接点ピストン40はその前進スト
ロークの終点位置に一時的に止まつている。
すなわち、接点ピストン40の前方ソケツト2
9がその半径方向予備応力のためにプラグピン2
6と係合するのに逆う力は接点ピストンが支持し
た弾性リング53によつて構成されるスナツプフ
アスナ手段を外すのに必要な軸方向の力とバネ6
0の作用に打勝つのに必要な軸方向の力との和よ
り小さい構造となつている。すなわち、挿入時に
先ず弾性的に変形するのは前方ソケツト29であ
る。
従つて、プラグ11のピン26と本発明の接点
ピストン40との結合は接点ピストンに電圧のか
かつていない時に行われる。
第2段階では、プラグ11がベース10のシヤ
フト18中に係合された後に、接点ピストン40
の対応肩部70上に当接しているピン26によつ
てベースピン37の方向に接点ピストンを引き入
れ、弾性リング53を弾性変形させて防爆型安全
室30の内壁と接触するまでその形状を縮小さ
せ、接点ピストン40を押してその後方ソケツト
47とプラグピン26とを係合させる(第5C
図)。
それと同時にこの接点ピストン40と組合され
たバネ60は圧縮される。
こうして接点ピストン40はプラグ11のピン
26およびベースピン37と接続されて、ピン2
6とピン37との電気的接触が達成される。
通常行なわれるように、プラグ11はその側面
に形成された突起90とカバー20の突起91と
が係合されて係合位置にロツクされる。
プラグ11の抜き取りすなわち後退時も2段階
で行われる。
第1段階では、プラグ11に引き抜き力を加え
る。この引き抜き動作はスカート18のフランジ
23の突起87が第5B図に示すように掛け金具
73の切欠き80と当接することによつて規制さ
れる。
しかし、プラグ11のピン26による引き出し
力とバネ60による軸方向戻し力とによつて、接
点ピストン40はプラグ11の後退運動方向にプ
ラグ11と一緒に移動する。
すなわち、上記バネ60の持つ軸方向戻し力は
本発明によつて各接点ピストン40に取付けた弾
性リング58が防爆型安全室30の内壁上を移動
する際の軸方向摩擦力より大きくなるような構造
にするのが好ましい。
ソケツト29,47を締め付けている割れ止め
リング51によつて接点ピストンのソケツト2
9,47に加わる半径方向予備応力は両方のソケ
ツト29,47の各々に対して同一にするのが好
ましく、従つて割れ止めリング51を同一にする
のが好ましい。
実際には、掛け金具73の切欠き80と係合す
るプラグ11の中間位置において接点ピストン4
0自体が前進ストロークの終点位置に来ており、
それに支持された弾性リング53が再び防爆型安
全室30の溝55と係合して当初の展開形状に戻
るようにする。
プラグの抜き出しの第1段階を表わす上記のプ
ラグ11の中間位置では、接点ピストン40がベ
ースピン37から離れており、接点ピストン40
に電圧はかかつていない。同じくプラグ11のピ
ン26にも電圧はかかつていない。
必要に応じてプラグ11をベース10からの電
気的接続を切つた状態でプラグ11をベース10
に取付けたままにしておくことも可能であり、そ
うすることによつてプラグ11の不使用時に常に
問題となる点を極めて簡単な方法で解決して良好
な保守状態にしておくことができる。この点は特
に一時的不使用の場合にいえる。
第2段階では、必要に応じて、掛け金具73を
解放してプラグ11をさらに引き抜くことができ
る。
それによつてピン26が接点ピストン40から
離れる。接点ピストン40は既に来ているその前
進ストロークの終点位置に残つている。
しかし、本発明では接点ピストン40に既に電
圧がかかつていない時に上記の遮断を行うことが
できる。
当然ながら、カバー20はそのバネ71の力で
再び閉じ、その突起ピン85が掛け金具73の切
欠き75と係合してカバー20は閉位置に保持さ
れる。
いずれにせよ、プラグ11を完全に抜き取る場
合には、本発明の掛け金具73によつてこの抜き
出し操作は2段階に分割され、プラグ11がその
係合位置から中間位置まで来ると前記のようにし
て既に前記は遮断されており、次いで完全に引き
抜かれるようになつている。
このように抜き出しを2段階に分割することに
よつて、特にこのコンセントが極めて自己誘導性
である場合に極めて迅速に引き抜いたとしても遮
断によつて必然的に生じる火花が外部に万一出て
危険な状態になるという事態を防止することがで
きる。
全ての場合に、接点コンタクトと組合された戻
しバネ60とその前進ストロークの終了点を固定
する弾性リング53とによつて、接点ピストン4
0はプラグ11が存在しない限り常に電圧のかか
つていない状態にとどまつている。
従つてプラグピン26と接点コンタクト40と
の係合はベースピン37と接触することなく電圧
のかからない時に確実に行われる。
また、プラグ11をベース10に係合する際
に、万一この係合が通常の状態に達する前にプラ
グ11を早く抜いたとしても誤動作は全く不可能
である。
すなわち、この場合には接点ピストンが必然的
に係合しているプラグピン26によつて接点ピス
トン40が前進ストロークの終点位置まで引き出
され、その途中の位置に停留することはなく、ベ
ースピン37と接触して電圧がかかる危険はな
い。
また、第1〜7図と第9図の実施例に示すよう
に、接点ピストン40の各ソケツト29,47に
設けられた内側肩部70によつてピン26,37
との係合ストロークを最少にすることができ、ソ
ケツトに良好な弾性を与えるのに必要な任意の長
さにソケツト29,47をすることができる。
第6,7図に示すように、所望の安全規格に合
わないプラグ11が挿入されるのを防ぐために、
位置決め装置を設けることもできる。
この場合にはアースソケツト28のつば34か
ら放射状に突出したリブ92を出し、それに対応
した溝をプラグ11のアースピン25に設ける。
第8図に示す変形例では、接点ピストン40を
前進ストロークの終点方向に付勢するバネは用い
られていない。
しかし、各構成要素の特徴を適当に選択するこ
とによつて、各ピン26,37に対して接点ピス
トン40の前方ソケツト29の半径方向予備応力
を後方ソケツトの半径方向予備応力よりも大きく
することができる。
同様に、半径方向予備応力の作用で接点ピスト
ン40の前方ソケツト29によりプラグピン26
を締付けることにより生じる軸方向の力が後方ソ
ケツト47の半径方向予備応力の作用によりその
ソケツト47を介してベースピン37を締付ける
ことによつて生じる軸方向の力と、接点ピストン
40に取付けた弾性リング53が防爆型安全室3
0の内壁上を移動する際の摩擦により生じる軸方
向の力との和よりも大きくなるようにされる。
従つて、プラグ11がこのベース10と係合し
ている時にそのプラグ11を抜き出す際には、先
ず前記の場合と同様に第1段階でピン26により
ベース10に収容された接点ピストン40を引き
出し、次いで第2段階で接点ピストン40からピ
ン26を外す。
図示した実施例では、各接点ピストン40は防
爆型安全室30の開口部35を形成するカラー3
4の内面39と当接している。
しかし、前記実施例と同様に、それより少し前
方にすることもでき、前進ストロークの終点位置
が弾性リング53が防爆型安全室30の溝55と
係合した時に規定されるようにすることができる
ということは理解できよう。
逆に、プラグ11をベース10に挿入する場合
には、先ず第1段階において、前記実施例と同様
にプラグ11のピン26を接点ピストン40の前
方ソケツト29中に挿入する。この時接点ピスト
ン40は動かない。
すなわち、この場合、半径方向予備応力によつ
てプラグピン26との係合に逆う接点ピストン4
0の前方ソケツト29の軸方向の力はこの接点ピ
ストン40と組合されたラチエツト手段を解放す
るのに必要な軸方向の力より小さくなつている。
従つて、前記実施例と同様に、前方ソケツト2
9が先ず最初に変形する。
第2段階では、ソケツト11のピン26が図示
した実施例の場合には接点ピストン40の前方ソ
ケツト29の底に到達し、このプラグ11とベー
ス10との係合が行われた後に、この接点ピスト
ン40に組合された解放自在なスナツプフアスナ
手段を解放するのに必要な軸方向の力が打ち勝つ
て、接点ピストン40がプラグ11によつて押し
込まれる。
この押込みで、接点ピストン40はその後方ソ
ケツト47がベースピン37と係合する。
また、この実施例では、接点ピストン40の後
方ストロークの終点位置はそれが可動に収容され
ている防爆型安全室30の底32によつて規定さ
れている。
実際には、この実施例では、ブシユ63がその
キヤツプ64と一体になつており、このキヤツプ
64にベースピン37の延長部42を挿入するの
に必要な孔43が直接形成されており、該ピン3
7は防爆型安全室30の一部に嵌合される環状当
接部33で取り囲まれている。この延長部42は
導体の導体芯に締付けられるように中空になつて
いる。
第9図に示す実施例では、接点部材は防爆型安
全室30の各底32に設けられたピン97であ
り、このピン97は前記実施例と同様に上記底3
2から突出しており、防爆型安全室30中に可動
に収容された本発明による接点ピストン40は伸
縮自在ピストンすなわち互いに軸方向に可動な少
なくとも2個のピストン要素98,99で構成さ
れるピストンである。
実際には、この実施例では、2個のピストン要
素98,99が設けられ、バネ100による弾性
離反手段によつて互いに軸方向反対方向に付勢さ
れている。
防爆型安全室30の開口部35側の前方側に配
置されたピストン要素98は位相端子または中性
端子用ソケツト29を有し、このソケツト29は
前記実施例と同様にスリツト50と割れ止めリン
グ51とを有している。また後方の開口部35と
反対側に配置されたピストン要素99は単なる当
接によつてピン97と係合するようになつてい
る。
図示した実施例では、ピストン要素98の後方
に孔102が形成され、この孔102の中にピス
トン要素99が係合しており、その開口部には横
方向の張出し部103が形成されている。
ピストン要素99はそれ自体に孔104が形成
されており、この孔104を介してこのピストン
要素99はピストン要素98の孔102と係合し
ており、その側壁はスリツト105によつて周方
向に分割されており、その外側には軸線と反対方
向に突出した横方向張出し部106が形成され、
この張出し部106がピストン要素98の張出し
部103と当接するようになつている。
バネ100は2つの孔102,104が区画す
る空間中に配置され、その各々の底に支持されて
いる。
ピストン要素99にはその外側にピン97と係
合するための接点片108が支持され、また、こ
れと係合するための接点片109がピン97に支
持されている。
これら接点片108,109は導電性の高い金
属または合金で作るのが好ましい。
図示した実施例では、ピン97は前記実施例の
ピン37と長さの点以外はよく似ている。
しかし、変形例としては、接点片109が防爆
型安全室30の底32から十分突出するまでの一
定長さにすることしかできない。
その他の点では第9図に示す実施例は第1〜5
図に示したものと同じ型式で、特に、各々のブシ
ユ63、バネ60、スペーサー61は同じであ
る。
この実施例における接点ピストン40とピン9
7との間で生じる単純な当接接触によつて、電流
および/または電圧が高い時に両部材間で起る固
着(かみ合い)を無くすことができ、これは組立
体の遮断能力にとつて好ましいものである。
本発明は以上説明し且つ図示した実施例のみに
限定されるものではなく種々の変形例および/ま
たは各要素の組合せをも含むものであることは理
解できよう。
特に、2つのソケツトを有する接点ピストンに
対して異る半径方向予備応力を与えるようにする
場合には、ベースピンの直径をプラグピンの直径
よりわずかに小さくすることができる。
この装置は対称性接点ピストンを用いることが
でき、それによつて製作と取付けを容易に行うこ
とができる。
また、ベースの位相端子または中性端子用ソケ
ツトを有する筒体が収容されているシヤフトをベ
ースのケースと別体に一つの部材に形成し、この
部材を例えばネジでケースに取付け、筒体から半
径方向に突出した突起を有するフランジを締付け
るようにすることもでき、そうすることによつて
所望の使用電圧の関数として軸線の囲りで筒体に
所定角度位置を与えて、他の固定手段を用いずに
軸方向を保持することもできる。
また、本発明の用途分野は単相配線の場合に2
位相ソケツトを用いるもののみに限定されるもの
ではない。
本発明は3相配線にも使用でき、その場合には
3つの位相ソケツトが設け、それと一緒に中性端
子用ソケツトをアース用ソケツトの他に設けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の−線による本発明の安全
コネクター用ベースの断面図。第2図は第1図の
−線による上記ベースの部分側面図。第3図
は第1図のの部分を拡大した詳細図。第4図は
第3図のの部分を拡大した詳細図。第5A,5
B,5C図は第1図と類似の拡大率が異る部分図
で、本発明の安全コネクター用ベースを使用する
際の各段階を示している。第6図は第7図の−
線による安全コネクター用ベースの他の実施例
の断面部分図で、倍率は異つている。第7図は第
6図の−線による横断面図。第8,9図は第
3図と類似した詳細図で、各々本発明の安全コネ
クター用ベースの他の実施例を示している。 10……ベース、11……プラグ、12……ケ
ース、13……シヤフト、14……底、15……
肩部、18……スカート部、19……パツキン、
20……カバー、23……フランジ、25……ア
ースピン、26……プラグピン、28……アース
用ソケツト、29……位相端子用ソケツト、30
……防爆型安全室、40……接点ピストン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 爆発性雰囲気の中で使用するのに適した安全
    コネクター用ベースであつて、該安全コネクター
    用ベースは、プラグ11のピン26と協働するた
    めの、少なくとも2つの位相端子又は中性端子用
    ソケツト29と、該位相端子又は中性端子用ソケ
    ツトと少なくとも同数の別々の防爆型安全室30
    と、を有し、前記各防爆型安全室30は、その底
    32に接点部材37,97を有し、前記位相端子
    又は中性端子用ソケツト29は、前記防爆型安全
    室30内にそれぞれ1つずつ配置されており、前
    記各防爆型安全室30は更に、防爆型安全室を後
    部と前部に分割する接点ピストン40を有し、前
    記接点ピストンの両側には防爆型安全室の前部お
    よび後部にそれぞれ接点又はソケツト29,47
    が設けられており、関連した位相端子又は中性端
    子用ソケツト29は防爆型安全室の前部に配置さ
    れており、前記各防爆型安全室30は更に、ベー
    スの前方端にプラグ11の関連したピン26と同
    じ直径の開口部35を有するカラー34を有し、
    該カラー34はプラグ11のピン26と協働し
    て、プラグ11がベースに少なくとも部分的に係
    合したときに前記開口部35を閉じるようになつ
    ており、防爆型安全室30の前部の接点又はソケ
    ツト29は関連したプラグ11のピン26と電気
    的に係合可能であり、防爆型安全室30の後部の
    接点又はソケツト47は関連した接点部材37,
    97と電気的に係合可能であることを特徴とする
    安全コネクター用ベース。 2 ブツシユ63が前記コネクター用ベース10
    の後方端の前記接点部材のまわりに設けられ、前
    記ブツシユ及び前記カラー34はリークラインを
    構成するのに十分な軸線方向長さのものである、
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    安全コネクター用ベース。 3 接点ピストン40が可動状態で収容されてい
    る防爆型安全室30内における接点ピストン40
    のストロークが、防爆型安全室の開口部35側の
    前進ストロークの終点に接点ピストンが来た時に
    接点ピストンがそれと組合される接点部材37,
    97から完全に離れることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載の安全コネクター用ベース。 4 前記接点部材37,97が防爆型安全室30
    の底32から軸方向に突出した(以下でベースピ
    ンと呼ばれる)ピン37であり、接点ピストン4
    0の後方の前記底32側には他のソケツト47が
    設けられており、このソケツト47を介して接点
    ピストンが前記ベースピン37と係合するように
    なつていることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項又は第3項に記載の安全コネクター用ベース。 5 接点部材37,97が防爆型安全室30の底
    32から軸方向に突出したピン97であり、接点
    ピストン40が伸縮自在ピストンすなわち弾性離
    反手段100に対して互いに軸方向に可動に取付
    けられた少なくとも2つのピストン要素98,9
    9で構成されたピストンであり、前記弾性離反手
    段100がこれら2つのピストン要素を互いに軸
    方向反対側に付勢しており、前記ピストン要素の
    うちで前方にある方98には位相端子または中性
    端子用ソケツト29があり、後方にある方99は
    単なる当接によつて前記ピストン97と係合する
    ようになつていることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項又は第4項に記載の安全コネクター用ベ
    ース。 6 各防爆型安全室30中において、接点ピスト
    ン40に対してそれを常に前方へ付勢する弾性戻
    し手段60によつて力が加えられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項又は第5項に記載
    の安全コネクター用ベース。 7 接点ピストン40と組合された弾性戻し手段
    60がコイルバネ型の金属バネで構成されてお
    り、この金属バネが防爆型安全室30の底32に
    当接され且つ絶縁材料製のスペーサー61を介し
    て接点ピストン40に力を加えていることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の安全コネクタ
    ー用ベース。 8 接点ピストン40と弾性戻し手段60を構成
    するバネとの間に介在する前記スペーサー61が
    スリーブを形成し、このスリーブが接点ピストン
    の中間弁座48上に支持され且つ後方ソケツト4
    7の囲りに環状に延びていることを特徴とする特
    許請求の範囲第4項又は第7項に記載の安全コネ
    クター用ベース。 9 前記スリーブが接点ピストン40の後方ソケ
    ツト47を越えて延びていることを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載の安全コネクター用ベー
    ス。 10 接点ピストン40に取付けられた位相端子
    または中性端子用ソケツト29の底から一定距離
    の所にプラグ11の対応するピン26との係合を
    制限するための横方向肩部70がその内側に形成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項乃至第9項のいずれか1項に記載の安全コネク
    ター用ベース。 11 接点ピストン40に取付けられた後方ソケ
    ツト47の内側にその底から一定距離の所にプラ
    グ11の対応ピン26との係合を制限するための
    横方向肩部70が形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の安全コネクター
    用ベース。 12 接点ピストン40の前進ストロークの終了
    時の位置39を固定するための解放自在なスナツ
    プフアスナ手段が接点ピストン40と組合されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至
    第11項のいずれか1項に記載の安全コネクター
    用ベース。 13 前記解放自在なスナツプフアスナ手段が接
    点ピストン40の中間区域においてその外周に形
    成された環状溝54内に係止された弾性リング5
    3と、この弾性リング53と係合するように防爆
    型安全室30の内壁に対応状態で形成された環状
    溝55とで構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第12項記載の安全コネクター用ベー
    ス。 14 接点ピストンのソケツト29,47に例え
    ばバネを形成する割れ止めリング51の作用によ
    つて対応するピンに対して半径方向の予備応力が
    弾性的に与えられており、前方ソケツト29の半
    径方向予備応力が後方ソケツト47の半径方向予
    備応力より大きいことを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載の安全コネクター用ベース。 15 半径方向予備応力作用による接点ピストン
    40の前方ソケツト29によるプラグピン26の
    固定による軸方向の力が、半径方向予備応力の作
    用による接点ピストン40の後方ソケツト47に
    よるベースピン37の固定による軸方向の力と、
    接点ピストン40に取付けた弾性リング53が防
    爆型安全室30の内壁上を摺動する際の摩擦によ
    る軸方向の力との和よりも大きいことを特徴とす
    る特許請求の範囲第13項又は第14項に記載の
    安全コネクター用ベース。 16 接点ピストン40の前方ソケツト29の半
    径方向予備応力によりブラグピン26の係合に対
    抗する軸方向の力が接点ピストン40と組合され
    た解放自在なスナツプフアスナ手段を解放するの
    に必要な軸方向の力より小さいことを特徴とする
    特記請求の範囲第12項又は第14項記載の安全
    コネクター用ベース。 17 接点ピストン40の前方ソケツト29の半
    径方向予備応力によつてプラグピン26との係合
    に対向する軸方向の力が、接点ピストン40と組
    合されたスナツプフアスナ手段を解放するのに必
    要な軸方向の力と、接点ピストン40と組合され
    た弾性戻し手段60の力に打ち勝つのに必要な軸
    方向の力との和より小さいことを特徴とする特許
    請求の範囲第6項、第12項、第14項のいずれ
    か1項に記載の安全コネクター用ベース。 18 接点ピストン40と組合された弾性戻し手
    段60の与える軸方向戻し力が接点ピストンに支
    持された弾性リング53が対応する防爆型安全室
    30の内壁上を摺動する際の摩擦による軸方向の
    力より大きいことを特徴とする特許請求の範囲第
    6項、第12項のいずれか1項に記載の安全コネ
    クターベース。 19 接点ピストン40の前方および後方のソケ
    ツト29,47の半径方向締付け用予備応力がこ
    れら両ソケツトに対して同じであることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の安全コネクター
    用ベース。 20 ケースに対してそれを閉じるためのカバー
    20と、このカバー20を閉位置に維持する切欠
    き75を有する掛け金具73とが枢着されてお
    り、この掛け金具73に前記切欠きよりも前方に
    第2の切欠き80が形成されており、この第2の
    切欠きによつてプラグ11の抜き出し時にプラグ
    を少なくとも1時的に中間位置に保持するように
    なつていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第19項のいずれか1項に記載の安全コネ
    クター用ベース。 21 掛け金具73の第2の切欠き80の先に係
    合用傾斜面83が形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第20項記載の安全コネクター
    用ベース。 22 「安全強化」ケース12に取付けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    21項に記載の安全コネクター用ベース。
JP58243036A 1982-12-21 1983-12-21 爆発性雰井気の中で使用するのに適した安全コネクタ用ベース Granted JPS59132581A (ja)

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