JPH05241789A - 算術論理演算ユニット - Google Patents

算術論理演算ユニット

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Publication number
JPH05241789A
JPH05241789A JP4041196A JP4119692A JPH05241789A JP H05241789 A JPH05241789 A JP H05241789A JP 4041196 A JP4041196 A JP 4041196A JP 4119692 A JP4119692 A JP 4119692A JP H05241789 A JPH05241789 A JP H05241789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
alu
latch clock
bit side
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP4041196A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Hakoda
俊幸 箱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4041196A priority Critical patent/JPH05241789A/ja
Publication of JPH05241789A publication Critical patent/JPH05241789A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各ビット毎にデータ入力用のラッチ回路を備
え、加算あるいは乗算等のキャリーアップ信号が発生す
る演算機能を有する算術論理演算ユニットにおいて、多
ビット化した場合でも、消費電流の増加等を伴うことな
く高速な演算処理を可能にする。 【構成】 ALUへのデータ入力用ラッチ回路に供給す
るラッチクロックφLを下位ビット側と上位ビット側と
で負荷的に分離する。すなわち、下位ビット0〜mにつ
いては、第1のバッファ回路Buff.1でドライブ
し、上位ビットm+1〜nについては、第2のバッファ
回路Buff.2でドライブするようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は算術論理演算ユニットに
関し、特にキャリーアップ信号の発生する演算処理速度
の高速化に関する。
【0002】
【従来の技術】算術論理演算ユニット(ALU)は、C
PUが命令を実行するうえで必要とする各種の論理演算
を行う部分であり、マイクロコンピュ−タあるいはデジ
タルシグナルプロセッサ−等に内蔵化される。このAL
Uで実行される演算には、一般に加算、乗算、減算、論
理積、論理和、比較等の論理演算が含まれる。
【0003】図2は、従来例に係るALU及びその周辺
を示す回路ブロック図である。図に示されるように、A
LUはビット0からビットnまでの複数個のALU機能
ブロックを、下位ビットのキャリーアップ信号を次の上
位ビットに入力する形で、並列に接続して構成される。
そして、バスラインBUS0〜nのデータをある一定の
タイミングでALUに入力するために、ALUのビット
毎にデータ入力用のラッチ回路Lat.0〜Lat.nが
設けられている。そして、ラッチ回路の開閉を制御する
ためのラッチクロックφLが各ラッチ回路に共通に供給
されている。
【0004】この種のALUにおいて、演算速度を向上
するためにはラッチクロックφLの立ち上がりを高速化
し、バスラインBUS0〜nのデータを迅速にALUに
入力する必要がある。しかし、近年開発されたデジタル
シグナルプロセッサ−においては、ALUのビット数
が、例えば32ビットと多ビット化されており、クロッ
ク信号ラインの負荷が従来のALUに比べて非常に大き
いために、ラッチクロックφLの立ち上がり速度が遅く
なっている。これに対して、クロック信号ラインをドラ
イブするバッファ回路Buff.の出力インピーダンス
を低くすることが考えられるが、消費電流の増加やチッ
プサイズの増大等の弊害があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の如
く、従来例の回路構成にあってはALUを多ビット化し
た場合に、ラッチクロックφLの立ち上がりを高速化
し、演算速度を向上するのが困難であるという課題に鑑
みてなされたものであり、特に加算、乗算等のキャリー
アップ信号が生じる演算モードに着目して、ALUの演
算速度の向上を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、各ビット毎に
デ−タ入力用のラッチ回路Lat.0〜Lat.nを備え
たALUにおいて、該ラッチ回路に供給されるラッチク
ロックφL を下位ビット側と上位ビット側とで負荷的に
分離したことを主たる特徴としている。すなわち、下位
ビット0〜mのラッチ回路Lat.0〜Lat.mに供給
するラッチクロックφL については、第1のバッファ回
路Buff.1によってドライブし、上位ビットm+1
〜nのラッチ回路Lat.m+1〜Lat.nに供給する
ラッチクロックφLについては、第2のバッファ回路B
uff.2でドライブするようにしたものである。
【0007】
【作用】ALUの加算、乗算等のキャリーアップ信号が
生じる演算モードにおいては、下位ビットの演算結果を
受けて、より上位ビットへキャリ−アップ信号が伝達さ
れて上位ビットの演算処理がなされる。したがって、下
位ビット側のデータを早く確定することにより、ALU
全体の演算速度を上げることができる。上述の手段によ
れば、ラッチ回路に供給されるラッチクロックφL を下
位ビット側と上位ビット側とで分離しているので、下位
ビット0〜mにおいては、ラッチクロックφL が高速に
立ち上がり、演算速度を向上できる。
【0008】しかも、例えば32ビット幅のALUであ
れば、下位ビットの4ビット(m=4)程度のラッチク
ロックφLを高速化すれば十分であるので、バッファ回
路としても小さいもので足りる。したがって、本発明の
適用によって消費電流の増加やチップサイズの増大を招
くことがないものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本考案の実施例に係る算術論理演算ユニ
ットを示す回路ブロック図である。同図に示されるよう
に、ALUはビット0からビットnまでの複数個のAL
U機能ブロックを、下位ビットのキャリーアップ信号を
次の上位ビットに入力する形で、並列に接続して構成さ
れる。そして、バスラインBUS0〜nのデータをある
一定のタイミングでALUに入力するために、ALUの
ビット毎にデータ入力用のラッチ回路Lat.0〜La
t.nが設けられている。
【0010】ALUは、CPUの発する命令に従って、
加算、乗算、減算、論理積、論理和あるいは比較等の演
算モードに選択的に入り、バスラインBUS0〜nから
ラッチ回路Lat.0〜Lat.nを介して取り込んだデ
ータを演算処理する。本発明は、ラッチ回路の開閉を制
御するためのラッチクロックφLの供給方式に特徴を有
するものである。すなわち、従来例にあっては、ラッチ
クロックφLは一つのバッファ回路Buff.によって
ドライブされ、各ラッチ回路に共通に供給されていたの
に対して、本発明においては、第1,第2のバッファB
uff.1,Buff.2を備えることによって、下位ビ
ット0〜mと上位ビットm+1〜nのラッチクロックφ
Lを負荷的に分離することにより、下位ビット0〜mの
負荷を軽減させた点を特徴としている。
【0011】これにより、例えば32ビット幅のALU
に適用した場合、下位ビットの4ビット程度のラッチク
ロックφLの立ち上がりを高速化し、キャリ−の伝搬を
含むビット0〜4の演算速度を上げることによって、A
LU全体の演算速度を向上できるのである。また、バッ
ファ回路Buff.1 およびBuff.2は例えばイン
バータ回路二個を縦列に接続することによって構成する
ことができるが、下位ビット0〜4のラッチクロックφ
Lをドライブする第1のバッファ回路Buff.1につい
ては小さいもので足りる。また、第2のバッファ回路B
uff.2についても従来のバッファと同程度の大きさ
でよい。したがって、本発明の適用によって消費電流の
増加やチップサイズの増大を招くおそれはないものであ
る。
【0012】なお、上述の説明においては上位ビット側
と下位ビット側とにラッチクロックφLを二分割したも
のを示したが、ALUのビット幅によっては、三分割以
上に分割することによって、さらに演算速度を向上でき
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の算術演算
論理ユニットによれば、各ビット毎にデ−タ入力用のラ
ッチ回路Lat.0〜Lat.nを備えたALUにおい
て、該ラッチ回路に供給されるラッチクロックφL を下
位ビット側と上位ビット側とで分離することによって、
下位ビット0〜mのラッチ回路Lat.0〜Lat.mに
供給するラッチクロックφL の立ち上がりを高速化して
いるので、ALUの加算、乗算等のキャリーアップ信号
が生じる演算モードにおける演算速度が向上する効果を
有する。
【0014】さらに、本発明によれば下位ビットの数ビ
ットについて分離すれば十分な効果を得ることができる
ので、バッファ回路Buff.1は小さいもので足り、
消費電流の増加やチップサイズの増大を招くことがない
という利点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る算術演算論理ユニットを
示す回路ブロック図である。
【図2】従来例に係る算術演算論理ユニットを示す回路
ブロック図である。
【符号の説明】
BUS0〜n :バスライン Lat.0〜n :ラッチ回路 φP :ラッチクロック Buff.1 :第1のバッファ回路 Buff.2 :第2のバッファ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ビット毎にデ−タ入力用のラッチ回路
    を備え、加算あるいは乗算等のキャリーアップ信号が発
    生する演算機能を有する算術論理演算ユニットにおい
    て、該ラッチ回路に供給されるラッチクロックを下位ビ
    ット側と上位ビット側とで負荷的に分離する手段を備え
    ることにより、該下位ビット側の負荷を軽減し、下位ビ
    ット側のラッチクロックの立ち上がりを高速化したこと
    を特徴とする算術論理演算ユニット。
  2. 【請求項2】 前記ラッチクロックを下位ビット側と上
    位ビット側とで負荷的に分離する手段がインバータ回路
    からなることを特徴とする請求項1記載の算術論理演算
    ユニット。
JP4041196A 1992-02-27 1992-02-27 算術論理演算ユニット Pending JPH05241789A (ja)

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JP4041196A JPH05241789A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 算術論理演算ユニット

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JPH05241789A true JPH05241789A (ja) 1993-09-21

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387744A (ja) * 1986-09-30 1988-04-19 Nec Corp 半導体集積回路
JPH0210998A (ja) * 1988-06-28 1990-01-16 Fujitsu Ltd エラスティックメモリ機能を付加した広帯域用回路
JPH02240712A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Toshiba Corp プロセッサのクロック信号供給回路
JPH0340027A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル同期演算回路

Patent Citations (4)

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